大塚明夫

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おおつか あきお
大塚 明夫
プロフィール
出生地 Flag of Japan.svg 日本東京都
血液型 B型
生年月日 1959年11月24日
現年齢 49歳
所属 マウスプロモーション
活動
活動時期 1988年 -
デビュー作 キーク・キャラダイン
(『機甲猟兵メロウリンク』)
声優テンプレート|カテゴリ

大塚 明夫(おおつか あきお、1959年11月24日 - )は、日本の男性俳優声優ナレーターである。マウスプロモーション(旧・江崎プロダクション)所属。東京都出身。身長182cm、体重71kg。血液型はB型。星座はいて座。父は同じく俳優・声優である大塚周夫。元妻は声優の沢海陽子

目次

[編集] 特色

渋い声質の持ち主である。『日曜洋画劇場』のナレーションを務めており、落ち着いた話し方をするが、大きく弾けた話し方をすることもあり、高い演技力を持つ。ナレーションから映画の吹き替えをはじめとして、アニメコンピュータゲームでの出演作品も多数。デビューは父・周夫から勧められた作品であり、周夫も出演していた『装甲騎兵ボトムズ』の外伝OVA機甲猟兵メロウリンク』の情報将校キーク・キャラダイン。

アニメではクールな二枚目や威厳ある悪役を演じることが多い。また正義感のある人物や屈強な男性、軽薄な人物や陽気でコミカルな役、『楽しいムーミン一家』のムーミンパパのような温和な役柄など、シリアスからギャグまでをカバーする。

吹き替えにおいても数多くの洋画作品で担当。スティーヴン・セガールアントニオ・バンデラスニコラス・ケイジを持ち役としていることで知られる。近年、特にセガールの吹き替えは大塚がほぼ専属で担当しており、『水曜シアター9』放送開始予告での映画映像の使い回しでも彼が担当した。また偶然かどうかは不明だが、『アンパンマン』では『マスク・オブ・ゾロ』『レジェンド・オブ・ゾロ』でバンデラスが演じた、怪傑ゾロをモチーフとしたキャラクター・ナガネギマンを演じており、歌唱も披露している。

映像作品ではシリアスな二枚目のキャラクターを担当することが多い大塚だが、舞台作品では情けない中年男性や麻薬中毒の狂人、ヤクザなどを好演している。

2006年3月25日東京国際アニメフェア2006で開催された第5回東京アニメアワードで、声優賞(『ブラック・ジャック』)を受賞した。

[編集] 人物像

週刊アスキー』「進藤晶子のえ、それってどういうこと?」での、進藤晶子との対談にて、「いい声優は、いい役者でもあるはずです」と語っている。

「『特技は空手』とプロフィールにあるが、やっていたのは若い頃だけ」と『稲村優奈と川瀬晶子のAAAで行こう!!』で語った。

大型自動車牽引自動車普通自動二輪車運転免許を取得している。

[編集] 関連人物

[編集] 父との関係

デビュー前、父・周夫とうまくいっていなかった大塚は「誰が役者になんかなるか!」と息巻いて、大学中退後、トレーラーの運転手に就職していた。しかしその頃、好きになった女性の恋人が役者で、「男の人は夢があるほうが素敵」と言われ交際を断られたという過去がある。大塚は「だったら、俺だって役者ぐらいなってやるよ」と発奮し、現在に至っている。

頑固者の父との関係はなかなか難しいものがあったと回想している。しかし、父同様に役者の道に進み、そして声を中心とする声優業が中心となったことで、次第にしっくりいくようになったと語る。「弟は役者ではないので、『未だに親父と何を話していいか分からない』とよく言っている」とのことである。以前は周夫との共演は「あ、親父がクレジットに出てる。やだなあ」と照れていたが、最近はお互い元気な内に何か芝居を創りたいと語っている。周夫が「(財産もないし)何も遺してやれなくてごめんなぁ」と言ったところ、「俳優として一番大切なものを遺してもらった」と言われる。周夫がそれは何かと問うと「血だ」と返され、それに感動したと、周夫は後年インタビューなどで度々口にしていた。そういった言動から分かる通り、芝居に関しては非常に熱い情熱とこだわりを持っている。昨今の声優志望者に対しては「最近の若い人たちは、ただアニメの声真似がしたいだけだ」と苦言を呈したこともあった。

幼少時代は、父親がゲゲゲの鬼太郎ねずみ男の声をやっていたことから、「小ねずみ男」「ねずみ小僧」などとあだ名され、いびられた事があり、このことを友達に明かしたことを後悔したという。また、赤ん坊の頃、父親が台本を読むのに「うるさい」との理由で、押し入れに閉じ込められたことがあったとも語っている。この際「(役者として)そうするのも無理は無い」とし、「役者になっていなかったら(父親の)その心境も理解できなかっただろう」という趣旨のコメントした。

レッド・サン』では、三船敏郎の吹き替えを担当し、チャールズ・ブロンソンの吹き替えを担当した周夫と初の共演を果たし、『メタルギアソリッド4』では、ソリッド・スネークとビックボスという親子役を親子で演じている。また『バビル2世』のヨミのようにシリーズこそ違うが、1つの役を親子二代で演じた例もある。

[編集] 元妻との関係

同事務所所属の声優・沢海陽子2005年2月11日に結婚。2008年2月に離婚(2009年2月21日放送のラジオ大阪『岩田光央・鈴村健一 スウィートイグニッション』にて本人が離婚について明言)。2008年5月16日放送の金曜ロードショー『レジェンド・オブ・ゾロ』では、大塚が主人公のアントニオ・バンデラス、そして妻の沢海陽子がキャサリン・ゼタ=ジョーンズの吹き替えを担当。夫婦であった2人が映画の中で夫婦役を演じた。

沢海とは離婚後も何度か共演している。『ファイナルファンタジーXII』ではかつて只ならぬ仲であった役を演じ、『木曜洋画劇場』で放映された『ブレイド2』の吹き替えでは主人公を大塚が、ヒロインを沢海が演じた。前者では主人公の仲間の父親役、後者では主人公の父親ともいえる相棒役が父・大塚周夫、という一家そろったキャストとなっていた。三人の共演は他にもNHK-BS2『名探偵モンク3』第13話のゲスト出演がある。『コヨーテ ラグタイムショー』では大塚演じる主人公ミスターを宿敵とする殺し屋集団のボス『マルチアーノ』を沢海が演じた。また『ケロロ軍曹』のガルル中尉は現在の声を大塚が、幼少の頃の声を沢海が演じている。

[編集] 交友等

声優の矢尾一樹は高校の同級生であり、俳優の宇梶剛士は小学校・中学校の後輩にあたる。ミステリー作家の二階堂黎人は中学の同級生である。

マウスプロモーション元代表取締役の江崎加子男の妻が亡くなり、江崎が精神的にも参っていた時、他のプロダクションが大塚を引き抜こうとする動きがあった。しかし、大塚は「自分は一生、江崎プロから動きません」と頑として断ったという。この話を後に知った江崎はいたく感動したという。

[編集] 出演作品との関わり

ふしぎの海のナディア
『ふしぎの海のナディア』のネモ船長は、当初は冷静なキャラクターにする予定だったが、明夫の体育会系な雰囲気に影響を受け、勢いでいくタイプに変わっていった。ちなみに、ネモ船長が再登場時に髪を伸ばして結んでいるのは、当時の明夫が長髪で髪を結んでいて、それがかっこ良かったので「大塚さんみたいにしよう」ということになったと言われる。
ブラック・ジャック
『ブラック・ジャック』シリーズのブラック・ジャックを演じているが、これはOVA時代にさる俳優が予定されていたが、スケジュールの都合で大塚が抜擢されたという逸話があり、そのまま声優が変更されることはなく、OVA、映画、TVスペシャル、レギュラーアニメすべてのシリーズでブラック・ジャックをこなしている。レギュラーアニメでは父・周夫が日本医師会会長(OVA版でも患者の一人、クロスワードで共演している)、当時の妻・沢海陽子がブラック・ジャックに想いを寄せる女性、更に高校時代の同級生・矢尾一樹もブラック・ジャックの友人として出演するなどしているが、これは意図的に彼の関係者がキャスティングされているとのこと。SS版『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』のサントラCDでのコメントにて、代表作に『ブラックジャック』を挙げる際、「ピノコやりたかったな」などと冗談をほのめかしていた。
名探偵コナン
『名探偵コナン』では、横溝参悟・横溝重悟という双子の警部役担当している。この二人は性格が正反対であり(名探偵コナンの登場人物を参照)、時々二人が同時に登場するのだが、それぞれを演じ分けている。
今日からマ王!
『今日からマ王!』最終話後に監督の西村純二から作品裏話として、フォンヴォルテール卿グウェンダルの青年時の声をだめで元々と願い出たところ、一応のアフレコを希望。そのまま、声を担当することになった。しかし、17歳前後の役に苦闘し、「声優人生最大のピンチ」と言っていたと監督に楽しげに逸話を披露している(この逸話は作品の関連書籍にも記述されており、先にこの話が出たのは関連書籍の方である)。
メタルギアソリッドシリーズ
ゲームの『メタルギアソリッド』シリーズでは、主人公ソリッド・スネークの声優をずっと務めているため、かなり思い入れがあるとTGS2006で語っている。同じくTGS2006で小島秀夫監督が大塚との対談時に「スネークの動作には大塚さんの癖、タバコを吸う所などを観察して取り入れている」と語っている。スネーク役に抜擢された理由は、小島監督が『機動戦士ガンダム0083』のアナベル・ガトー役を観たことが決め手と、『HIDECHAN! ラジオ』第11回にて語っている。
同番組同回にてその他にもう1つの理由として、メタルギアシリーズの隠れたテーマである「父を超える」に、親子で同じ職種である大塚父子がぴったり当てはまったから、ということも明かされた。そのようなこともあってか、同シリーズ最新作にあたる『メタルギアソリッド4』は、ソリッド・スネークの父親にあたるビッグ・ボスが再登場するので、「ビッグボスの声を周夫さんにやってもらいたい」と小島監督は大塚との対談時に語り、実現することとなった。また、今作ではモーションキャプチャーにも挑戦する。
過去、タクシーに乗り運転手に目的地を告げたところ、運転手が大塚の声を聞き「スネーク!?」と驚いたという。
元々は「ゲームをする大人」に対して良い印象を持っていなかったが、本作に出会ったことがきっかけで、自身もゲーム好きになったそうである。その後、とある日の深夜に庭に止めていたバイクを盗まれそうになるも、たまたま寝ずにテレビゲーム(『バイオハザード』)をやっていたために物音に気付き、泥棒を追い払うことができたという。

[編集] 出演作品

太字は、主役・メインキャラクター。

[編集] テレビアニメ

[編集] OVA

[編集] 劇場版アニメ

[編集] Webアニメ

[編集] ゲーム

オンラインゲーム

[編集] 吹き替え

俳優名
  • デヴィッド・ジェイソン出演作
    • フロスト警部(ジャック・フロスト警部)
      • 孤独な復習〜「フロスト気質」より〜
      • 狙われた天使〜「フロスト気質」より〜
      • 死の淵からの生還(ニューシーズン1)
      • 野生の犠牲者(ニューシーズン2)
      • 報道の真実(ニューシーズン3)
  • ドルフ・ラングレン出演作
    • シューター 女スパイ 標的の罠(マイケル・デイン)
    • スナイパー/狙撃(ワックスマン)
    • ダーク・エンジェル(ケイン)
    • パニッシャー(フランク・キャッスル)
    • ブラック・ソルジャー(ウォーチャイルド)※DVD版
    • ブラックジャック(ジャック・デヴリン)※DVD版
    • ユニバーサル・ソルジャー(スコット)※DVD版
映画
ドラマ
アニメ
ナレーション
人形劇

[編集] 特撮

[編集] 実写(顔出し)

[編集] ラジオ

ラジオドラマ

[編集] CD

朗読CD

[編集] CMナレーション

[編集] DVDナレーション

  • 映像が語る20世紀(全21巻)
  • エビの向こうにアジアが見える
  • 大日本帝国海軍史(全4巻)

[編集] 舞台

  • 劇団AUN 主催
    • 『楊貴妃』(1997年)
    • 『リア王』(2000年)
    • 『リア王』(ケント伯爵、2001年)       
    • 『リチャード三世』(ヘースティングス卿、オクスフォード卿、2002年)
    • 『マクベス』(バンクオー、2008年)
    • 『アントニーとクレオパトラ』(セクストゥス・ポンペイウス役、2009年)
  • 劇団ヘロヘロQカムパニー 主催
    • 『SYU-RA~煉~生キルカ死ヌカ』(2006年)
    • 『燃えてサムライ ~FINAL BURST~』(声のみ)(2007年)
  • マウスプロモーション 主催
    • 『誘拐』(2003年)
    • 『新版・相続法概説』(2004年)
    • 『桜の田』(2005年)
    • 『桜の花にだまされて』(2006年)
    • 『銀と赤のきおく』(2008年)
  • 石橋直人 主催 『鏡と涙と伊右衛門と~新四谷怪談』(2007年)
  • 沢竜二 主催 『大暴れ!沢竜二一座』(2007年)

[編集] テレビ

  • こどもにんぎょう劇場 海底二万里(ネモ船長)
  • 世界一受けたい授業エリック・ウアネスボイスオーバー、2008年1月26日)
  • 世界・ふしぎ発見!(ナレーション、2007年11月3日)
  • 夏の体のお悩み解決!名医が答えるレストラン(ナレーション、2009年7月25日)
  • 日曜洋画劇場(オープニングナレーター、CMのナレーション)
  • 第47回日本レコード大賞(総合ナレーション、2005年12月31日)
  • どうぶつ奇想天外!(ナレーション、2007年12月16日(スペシャル)、2008年2月10日、2009年1月25日以降(不祥事で降板した小島一慶の代理としてレギュラー担当))
  • 飛び出せ!科学くん地球大探検SP(ナレーション、2009年3月30日)
  • 飛び出せ!科学くん(ナレーション、2009年4月6日~)
  • 番組たまご/謎缶(なぞかん)、推理ドラマパズル:謎缶刑事カーン(2007年11月24日)
  • 「80年代演劇大全集 小さな劇場の大きな冒険 舞台「きらめく星座」-昭和オデオン堂物語-」(1997年11月11日)
  • 「海の脅威(4回シリーズ)」(ナレーター)1990年9月
  • 「オーストラリアのトラック野郎たち」(ナレーター)(2000年9月12日)
  • 「孔子傳 中国の大思想家孔子 時は2500年前・動乱の春秋時代」(ナレーター)(1995年11月3日)
  • 「ジャズ・コレクション(4回シリーズ)」(ナレーター)(1998年1月)
  • 「人類初の宇宙飛行士はだれ?」(ナレーター)(2000年3月3日)
  • 「新世紀演劇パレード 鰹群 -ぐるーぷえいと公演-」(2001年5月19日)
  • タイタニック・極限の人間ドラマ」(ナレーター)(2001年2月9日)
  • 「ドキュメンタリー 収容所の長い日々 日系人と結婚した白人女性」(ナレーター)(1991年5月3日)
  • 「北京映画学院夢物語 ~美少女たちのサバイバルレース~」(ナレーター)(2001年9月19日)

[編集] その他

イベント
  • 「ETERNAL VALENTINE in HOTEL MAUSU」(ラジオイベント:2005年1月30日、新橋ヤクルトホール)
  • 大塚明夫 写真集 出版記念展覧会(2008年6月17日~29日、ホワイトキュ-ブKYOTO)
    • 大塚明夫 写真集 出版記念握手会:東京会場(2008年6月22日、富士見ヶ丘 スタジオドラゴンカフェ)
    • 大塚明夫 写真集 出版記念握手会:京都会場(2008年6月29日、ホワイトキュ-ブKYOTO)
  • (財)かすがい市民文化財団主催コンサート「日本のアニメとゲーム 夢のシンフォニー」(2007年3月25日:春日井市民会館)(司会)
  • 黒田崇矢&大塚明夫 のKnock Out Voice!!公開収録イベント
    • 黒田崇矢&大塚明夫 のKnock Out Voice!! 公開収録&握手会(2007年2月10日、富士見ヶ丘 スタジオドラゴンカフェ)
    • 黒田崇矢&大塚明夫 のKnock Out Voice!! ~伯爵様バースデー~(2007年4月22日、富士見ヶ丘 スタジオドラゴンカフェ)
    • 黒田崇矢&大塚明夫 のKnock Out Voice LIVE!! ~オヤジたちの夏~(2007年8月17日、尚美学園バリオホール)
    • 黒田崇矢&大塚明夫 のKnock Out VOICE !! 打上げライブ(2007年12月1日、イベントホールWinpa)
  • 「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 初日舞台挨拶&トークショー」(2008年7月12日、新宿ミラノ2)
  • 「新撰組インターネット(SIR)・ラジオ THE☆祭」(ラジオイベント:2002年8月23日、新宿文化センター)
  • 「スーパードリームフェスティバル(SDF)大塚明夫トークショウ」(2000年4月29、青山アミーホール)
  • 「第18回 スーパーフェスティバル・AMON CARNIVALトークショー」(2000年6月11日、東京ビッグサイト)
  • 「スタートレック40周年非公式トークライブ」(新宿ロストワン、2006年12月9日)
  • 東京国際アニメフェア2009連動企画「声優フェスタ春~声の大響宴~」(2009年3月20日、渋谷C.C. Lemonホール)
  • 「マ王降誕祭-嗚呼、栄光の一般参賀の儀-」(DVD発売記念:2004年7月31日、銀座ヤマハホール)
  • 「READING FOR THE TIES 2009 ~声で繋GO!手を繋GO!!笑顔で繋GO!!! GO!GO!!GO!!!~」(2009年6月21日、JCBホール)
書籍
  • 大塚明夫1st写真集「あの頃」(2008年6月10日、B5判ワイド192ページ、カメラマン:ハービー・山口
  • 手塚治虫Oマガジン 著名人セレクション 大塚明夫編(「人間牧場」、ブラック・ジャック「シャチの詩」他)
  • 文庫書籍「BLACK JACK Treasure Book」(2008年7月10日、インタビュー掲載)
  • THE 声優マガジン VOICHA!(ボイチャ!)Vol.7(特別付録DVD映像特典、声優フェスタ春~声の大響宴~)
プラネタリウム
グッズ

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク