鉄腕バーディー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

この項目には、一部のコンピュータや一部の閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。
鉄腕バーディー
ジャンル SF少年漫画青年漫画
漫画: 鉄腕バーディー 【旧版】
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー増刊号
レーベル 少年サンデーブックス
発表期間 1期:1985年1月号 - 7月号
2期:1987年12月号 - 1988年2月号
巻数 全1巻
話数 全10話
漫画: 鉄腕バーディー 千年の鼓動
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 『週刊少年サンデー増刊号』1986年2月号
その他 『ARCHIVE』に収録。
漫画: 鉄腕バーディー 幻の潮騒
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 『週刊少年サンデー増刊号』1986年9月号
その他 『ARCHIVE』に収録。
漫画: 鉄腕バーディー オールグリーン
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 『週刊少年サンデー増刊号』1987年2月号
その他 『ARCHIVE』に収録。
漫画: 鉄腕バーディー 〜迷宮の王〜
THE KING IN THE LABYRINTH
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー超1996年7月号
その他 『ARCHIVE』に収録。
OVA
原作 ゆうきまさみ
監督 川尻善昭
キャラクターデザイン 高橋久美子
アニメーション制作 マッドハウス
発表期間 VHS:1996年7月25日 - 1997年2月25日
DVD:2001年6月25日
話数 4巻・4話
漫画: ブラック・マジックKNIGHT
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 月刊サンデーGX
2001年1月号・2月号
その他 『ARCHIVE』に収録。
漫画: 鉄腕バーディー【YS版】
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 週刊ヤングサンデー (YS)→
ビッグコミックスピリッツ (BS)
レーベル ヤングサンデーコミックス
発表号 YS:2003年4・5合併号 - 2008年35号
BS:2008年41号 - 43号
発表期間 YS: 2002年 - 2008年7月31日
BS:2008年9月6日 - 9月22日[要出典]
巻数 全20巻
話数 全218話
その他 『 - EVOLUTION』に改題して継続。
漫画: 鉄腕バーディーEVOLUTION
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
レーベル ビッグスピリッツコミックス
発表号 2008年46号 - 連載中[注 1]
発表期間 2008年10月11日[要出典] - 連載中[注 1]
巻数 既刊2巻[注 1]
その他 【YS版】の続編。
テレビアニメ: 鉄腕バーディー DECODE
  • 鉄腕バーディー DECODE
    • 鉄腕バーディーDECODE あの日の小夜香へ(ノベライズ
  • 鉄腕バーディー DECODE:02
テンプレート使用方法 ノート
画像:Logo serie manga.png
ウィキポータル
漫画作品日本
漫画家日本
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
漫画雑誌

鉄腕バーディー』(てつわんバーディー、BIRDY THE MIGHTY)はゆうきまさみによるSF漫画作品。及びこれを原作としたOVAドラマCDテレビアニメ等のメディアミックス作品。

テレビアニメの詳細については鉄腕バーディー DECODEを参照。

目次

[編集] 概要

ゆうきまさみが『鉄腕バーディー』のタイトルで発表した作品には2つの連載作品と4つの読切作品があり、この他に『ブラック・マジックKNIGHT』というスピンオフ作品がある。オリジナルとなるのは1985年(昭和60年)より1987年(昭和62年)の間に『週刊少年サンデー増刊号』(小学館)に連載されていた未完の作品(以下・旧版)で、読切はこの『旧版』の番外編として描かれた作品である。そしてこれらの作品を元に2003年(平成15年)より『週刊ヤングサンデー』(小学館)で連載が開始されたセルフリメイク作品(以下・リメイク版)があり、この『リメイク版』は掲載誌を『ビッグコミックスピリッツ』に移し、その後『鉄腕バーディーEVOLUTION』(以下・『EVOLUTION』)に改題した上で連載を継続している[注 1]

単行本は『旧版』が少年サンデーブックスより全1巻、『リメイク版』がヤングサンデーコミックスとビッグスピリッツコミックスより計22巻発売されている[注 1]。また、設定資料やアニメの情報をまとめた『鉄腕バーディー ARCHIVE』(以下・『ARCHIVE』)が2008年に発売されており、こちらにはそれまで単行本未収録となっていた読切がスピンオフ作品を含め収録されている。メディアミックスも行なわれており、1996年(平成8年)にはOVA化(後述)・ドラマCD化(後述)されている。ま2008年(平成20年)には『鉄腕バーディー DECODE』(以下・『DECODE』)のタイトルでオリジナルストーリーでのテレビアニメ化がされている。

指名手配犯を追って地球にやって来た連邦警察のアルタ人女性警察官・バーディーと、彼女の失敗により致命傷を負い、体の修復を待つ間の措置としてバーディーの体に意識を移された地球人の少年・千川つとむの2人を主人公とした「二心同体」のSF漫画作品。

1980年代の前半、「怪力美少女もの」にはまっていたゆうきがその中から発想した作品の一つで、同時期には『アッセンブル・インサート』の発想も得ている。女の子を主人公にした作品を描いたきっかけとしては、少年漫画の中で男の子にとって都合の良い"添え物"のように描かれている女の子にも主役だって張れるという事を見せたかった旨をゆうきが述べている[1]。タイトルの「鉄腕」は『鉄腕アトム』に主人公の1人つとむをあわせた「鉄腕ツトム」という駄洒落から始まっており、さらにどのような漫画であるかが分かりやすという事でつけられた[2]

[編集] 旧版

週刊少年サンデー (WS) 』(小学館)系列では『♡LY BLOOD』に続く2作目の連載作品として、『週刊少年サンデー増刊号 (WS増刊)』誌上において、1985年(昭和60年)1月号から連載を開始(第一部)。しかし、『WS』本誌での『究極超人あ〜る』の連載開始により、同年7月号までで連載が中断される。『あ〜る』連載中にも番外編の読切を不定期に発表し続け、同作の連載終了後には『WS増刊』において1987年(昭和62年)12月号より連載が再開された(第二部)。しかし『WS』本誌での『機動警察パトレイバー』の連載開始のため翌1988年(昭和63年)2月号までで再度連載が中断され未完のままとなっていた。

長らく単行本化はされずにいたが、1992年(平成4年)には『サンデー大増刊』として総集編が発行され、本編全話および発表済の番外編3編が収録されていた。その後、1996年(平成8年)のOVA化の際に番外編を除いた全10話を収録した単行本が少年サンデーブックスレーベルより発行されている。

連載版はつとむの高校受験前から物語が始まり、高校1年時の2学期直前までの半年強の時間が描かれている。

[編集] 番外編

『旧版』第一部と第二部の間の『あ〜る』連載中に3編、OVA化の際に記念として『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』連載中に1編の番外編が発表されている。上記『旧版』の単行本にこれらの番外編は収録されず、2008年(平成20年)のテレビアニメ化の際に発売された『ARCHIVE』で単行本初収録となった。

ゆうきにとって『バーディー』が未完となっている事は懸案事項であったため、OVA化記念以外の3本はゆうきの「描かせてくれ」という願いから執筆されている[3]

千年の鼓動
『WS増刊』1986年2月号に掲載。平安時代の鬼伝説にアルタ人を絡めた作品。この作品によって「千年前になぜアルタ人が地球に来ていたのか」という問題が生まれ、これに対する答えが後の『新版』の構想の柱となっている[4]
幻の潮騒
『WS増刊』1986年9月号に掲載。ホラー的な要素を題材とし、SF要素の少ない作品[5]
オールグリーン
『WS増刊』1987年2月号に掲載。 バーディーの幼少時代を描き、『リメイク版』第12章『人形の記憶』の原型となった作品[6]
〜迷宮の王〜 THE KING IN THE LABYRINTH
OVA化記念として『週刊少年サンデー超1996年7月号に掲載。前作『オールグリーン』に引き続き、バーディーの過去を描いている。バーディーのライバルとして『リメイク版』にも登場するネーチュラーの初登場作品で、『リメイク版』の中において本編の事件内の行動について言及されている[7]。『DECODE』第5話『Another World』はこの話の後日譚と言う設定で描かれている[8]

[編集] リメイク版

未完のままとなっていた旧版『鉄腕バーディー』をセルフリメイクした作品。旧版と同じ『鉄腕バーディー』のタイトルの元、『週刊ヤングサンデー (YS) 』誌上において連載されていたが(以下YS版)、同誌の休刊に伴い『ビッグコミックスピリッツ (BS) 』に移籍し、『鉄腕バーディーEVOLUTION』と改題の上で連載を継続している[注 1]

『旧版』の続編としての連載再開ではなくリメイク版として最初から描き直された理由としては、「月刊の続きを週刊でやるとリズムが変わる事」「時代背景が変わった事」が理由として挙げられている[9]。「機動警察パトレイバー」の連載時には時代の変化もあり『バーディー』はもう描けないとゆうきは考えていたが、「じゃじゃ馬グルーミン★UP! 」の連載中にOVA化記念として描かれた読切「迷宮の王」に手応えを感じた事が後へと繋がって行った[10]。リメイクとして新たに書き直す件については、『リメイク版』連載開始以前にも「連載当時と考え方が変化したので、再開するなら新たに書き起こす」旨の発言をゆうきはしており[11]、『ゆうきまさみのはてしない物語』においても、OVAを受けて「これはもう、もう一度書き直す」という決意を示す文面が欄外に記されていた。そして直接的には『パンゲアの娘 KUNIE』の打ち切りによって仕事の無くなっていたゆうきに、『ヤングサンデー』に移動していた「じゃじゃ馬」時の担当が『バーディー』を名指しで連載を持ちかけた事がきっかけとなっている[10]

『旧版』の設定・エピソードの多くを引き継いでいるが、作中背景の描写は基本的に発行年代における「現代」になっており、『旧版』連載時には普及前で登場していなかった携帯電話が、『リメイク版』では作中の標準的な小道具として、更には主人公バーディー / 千川つとむの基本装備として描写される。更にはインターネットが利用され、つとむの協力でバーディーの捜査でも情報収集手段として使われた話も描かれている。

[編集] YS版

長らく主な活動の場として来た『週刊少年サンデー』を離れ、『YS』誌上において2003年4・5合併号より連載を開始。2008年(平成20年)35号での同誌の休刊に伴い、『ビッグコミックスピリッツ (BS) 』に移籍して同年41号から43号まで連載し、一旦区切りをつけた。ただし物語としては完結しておらず、『EVOLUTION』に続いている。単行本はヤングサンデーコミックスより全20巻が発行されている。

つとむが高校受験を終えた時期から始まり、高校1年生の冬までのおよそ1年ほどが描かれている。

[編集] 鉄腕バーディー EVOLUTION

鉄腕バーディー EVOLUTIONは、『BS』2008年46号から4週掲載2週休載のペースで連載されている[注 1]の『YS版』の続編。単行本はスビッグスピリッツコミックスより2巻まで発行されている[注 1]

舞台を『YS版』終了時のおよそ2年後[注 2][12]に移しており、つとむが高校を卒業して大学浪人として予備校に通っている。

[編集] こんなバーディーはいやか?

『リメイク版』のコミックスの巻末に収録されているオマケ漫画。元ネタはゆうきまさみのウェブページ『ゆうきまさみのにげちゃだめかな?』に掲載されたスケッチであり[13]、『もしも漫画のキャラクターを俳優として扱ったらどうなるか? 』という思考実験に基づいている。このオマケ漫画では私生活ではものすごく地味なバーディーや監督であるゆうきまさみ達が特撮『鉄腕バーディー』の撮影スタジオを舞台にして本編の文字通りの舞台裏を描いている。ただし毎回この設定に基づいて描かれるわけではなく、単純なギャグ色の濃いオマケ漫画として描かれる場合もある。

DECODE』の限定版DVDには本作と同じように作中のキャラクターとゆうきが掛け合う、ゆうき描き下ろしの1ページ漫画『鉄腕バーディーえんこーど』が付随している。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] あらすじ

連邦捜査官バーディー・シフォンは、テロリストであるクリステラ・レビを追って地球まで赴くが、捜査の途上で事件現場に紛れ込んだ地球人、千川つとむに誤って致命傷を与えてしまう。瀕死のつとむの体と精神を救う窮余の一策として、彼女は自らの体につとむの記憶と心を宿して姿を変え、“二心同体”の状態となる。しかし、レビ一党により栽培されていた酔魂草を見てしまったつとむは、テロリスト達からつけ狙われることになる。

何故彼らは、本来地球外の植物である酔魂草の培養を行っているのか?何故、地球を潜伏先に選んだのか?その最終的な目的はいったい何なのか?捜査が進むにつれ、事態は宇宙規模の政治・軍事的大事件へと発展しかねない様相を呈し始めた。

[編集] 登場人物

本項では『リメイク版』『EVOLUTION』の描写を基本としている。

[編集] 主人公

「二心同体」の言葉が象徴する通り、本作の主人公の二人は一つの体を共有している。正確にはバーディーの肉体につとむの人格および記憶を移植する形で二心同体を実現しており、事情を知る他の連邦捜査員からはしばしば「地球人を飼っている」という表現を使われている。

この移植の影響により、バーディーは自然寿命の半分を失っており、ただでさえ大喰らいである彼女の“燃費”が更に悪くなった。一方つとむは、眼鏡なしでは日常生活に支障を生じるほどの近視が治っていたり、虫歯の治療痕やお尻の傷跡など、遺伝情報にない後天的な身体的特徴がなくなっているなどの変化が生じた。

肉体を共有しているため、バーディーの負傷はつとむの負傷にもなる。逆の場合の描写は見られないが、恐らく同様。また、外見はつとむのままで、バーディーの意志で自由に動かす事もできる。その際には瞳孔がイクシオラ・アルテクスの特徴である「猫のような縦長の瞳孔」になり、瞳の色も変化する。ただし、つとむの姿でバーディーの運動能力を発揮するには限界がある。感覚などは、視覚はバーディーと完全共有し、聴覚は共有しているが可聴能力に差があり(1巻)、バーディーの意志で声や味覚(15巻、恐らく嗅覚も)は切り替えられる様子。痛覚は、バーディーからつとむへの伝達はされないらしいが、つとむからバーディーへの伝達については一応痛みがあるらしい?(→OVA版第2話参照)。

人格・記憶については互いに独立しており、片方だけが知っている知識については基本的に発話によるコミュニケーションを介してでしか伝達されない。表に出ていない方の人格から、表に出ている方の人格への意思の伝達は思考によって行われるが、その逆は口頭で行われる。思考による意思伝達は一応双方向で可能だが、人格融合の恐れがあるため、推奨されていない。そのため、妙な独り言を喋っている、と周囲からおかしな目で見られることがあり、バーディーと他の宇宙人との会話をつとむが理解できない場面がしばしばある。

『EVOLUTION』の冒頭では、二人の人格の融合を防ぐため、バーディーの精神活動を2年ほど停止していたことが語られている。

バーディー・シフォン・アルティラ
本作の主人公。「狂戦士(バーサーカー)殺し」の二つ名を持つ連邦捜査官。階級は巡査。直情径行型のお姐さん。名は「シフォンで生まれたアルタ人のバーディー」の意で(このため、本来は「アルティラ」は付かない)、遺伝子操作などの形で人工的に生み出された強靭な肉体を持つ。調整アルタ人(イクシオラ・アルテクス)で、姿は地球人に酷似するが、地球人をはるかに上回る身体能力を持つ。反面、頭の回転は人並みで、どちらかというと行動が警戒心に優先してしまいがちで、思慮が足りないこともしばしば。
アルタ人というだけで自身と同年代の子供達や、その保護者らに嫌悪されたために一般の学校には短い期間しか在籍できず、同じアルタ人の大人らには警察組織の一員として恵まれているという理由から悪意を向けられ、そのせいで孤独な幼年期を過ごし、更にはレビのテロが原因で育ての親の一人を失ってしまうという悲哀な過去を持つ。
育ての親であるメギウス警部の配慮により、高いエリート教育を施されている。これは、社会的地位が低いアルタ人としてのハンデを少しでも軽減することと、アルタ人全体の社会的地位向上の担い手にさせることが目的(いずれも本人には知らされていない様子)。このため、法律や過去の歴史(事件)など捜査官としての知識は優秀だが、元々頭を使うことが苦手な性格から数学や物理などには弱い面もある。
捜査官としてレビを追って地球に来たが、ギーガーを逮捕しようとして、その場に居合わせたつとむに誤って致命傷を与えてしまう。幸い脳は損傷していなかったため、生命活動が完全に停止する前につとむの記憶や遺伝情報を採取し、エコノス=クィルでの修復が終わるまでの間バーディー自身の肉体をもって補完するため、つとむと二心同体となった。
地球の「お風呂」がお気に入りである。その他、地球の料理(つとむの母の手料理が?)も好みの様子である。
基本的にアルタ人特有の強靭な肉体を武器とする格闘戦を得意とし、銃器や武器などを使わない。彼女の腕力はアルタ人の中でも強力な部類にあるらしく同じイクシオラであるカシューが彼女を「怪力娘」と呼んだことがある。
イクシオラの特性として、物理的攻撃にめっぽう強い「生体防壁」と呼ばれる防御力を持ち、生身でアサルトライフルの弾を弾くほど(ただし相当痛いらしい)。ただし地球上ではほぼ無敵の生体防壁も、疲労や空腹で効果が衰えることが、作中幼少期に受けた試験の際に言及されている。また同族と接触している部分は生体防壁が無効になり、刀などの一般的な武器が通用するようになる。
ほとんど宇宙人らしい特殊な能力を持たない[注 3]が、生体防壁を利用した衝撃波「クラッシュ」を持っており、手に集中させて放つと地球人の体をぶち破るほどの威力を見せる。また一時的に自らの体を重くする「アンカー」という技を持っており、敵の突進に耐えたり、水中での急転換など応用の幅が広い。
また連邦の捜査官の標準装備としてナチュラムという寄生粘菌を利用した生体皮膜・スーツを持っており、戦闘時に使用する。バーディーはテュートが死亡した際に彼のパーツから現在のつとむの携帯電話を作り出しており、スーツはこの携帯電話が変形したものである。その為、スーツの機能(捕縄など)を使用する際に「テュート」と呼びかけている。一度意識を失って解剖されそうになった時の言及から察すると着用時は彼女の体と一体化しているようだ。
千川 つとむ(せんかわ つとむ)
本作のもう一人の主人公。私立久遠高校に通う高校一年生で、廃墟マニア。廃墟となった山奥のホテルに羽沢や正久保と探検に行った際に、バーディーに追われていたギーガーの身代りにされ致命傷を負う。連邦の技術によって破損した肉体を修復する間、意識だけがバーディーに移植され、容姿を切り替えつつ二心同体となって二重生活を送ることになった。戸成中学校出身。近所に住んでいる早宮とは幼稚園以来の腐れ縁で、高校でも同じクラス。
優柔不断で嫌なことは後回しにするタイプだが、バーディーとの奇妙な「同居」生活を続けるうちに、徐々に変化しつつある。
また、マイペースで男女関係に疎いバーディーとの二心同体生活には彼女以上に頭を悩まされている。
『EVOLUTION』では高校を卒業し一浪、予備校生になっており、室戸の事務所でアルバイトをしている。

[編集] 連邦

[編集] 連邦政府

ティルル・ギゼー
連邦の主席執政官。鳥型宇宙人。穏健派のリーダーだが、政治的立場は安定していない。外交畑の出身で、アクラバルでのテロ当時は外務次官だった。軍組織の介入を嫌って、期限の引き伸ばし工作をおこなう。

[編集] 連邦警察

テュート
バーディーの相棒。ロボットの一種で「マーカー」と呼ばれ、捜査官の情報収集や通信などの支援を行う「装備」の一部らしい。クラゲのような姿をしており礼儀正しい。臥龍苑の事件で致命的な損傷を受け、その後の瀕死となったつとむの生命維持装置として活躍するも機能停止する。同事件で破損したつとむの携帯電話に部品を組み込んで再構成された。転位することによってバーディーの生体皮膜となる。元々はメギウスが使用していたようである。
ルー・メギウス
バーディーの直接の上司にして、育ての親の一人。連邦警察刑事部特捜課課長で階級は警部。冷静沈着なルベラント人(昆虫型宇宙人)で、スケルツォ曰く「清廉の人」。社会正義の実施が信条らしく、不正義・差別に義憤を爆発させることもあり、バーディーの親代わりを引き受けたのもこうした性格からである。政権内部での勢力地図の変化に疑念を抱き、レビ一党への捜査がただの対テロリスト作戦ではないことに気付きつつある。15巻の(恐らく地球の)9月1日付けで警視補に昇任、星務次官室監察部長に着任し、連邦警察特捜部長の任を解かれる。いらつくと人間でいう『歯ぎしり』をする癖があり、その音で周囲は迷惑する。また、妻がいることが確認されている。好物はコガネトビイカのゲソの炙り。脱皮は現在19回目。
スケルツォ・ガ=デール
メギウスの友人で良き相談相手。いかにも古強者(ふるつわもの)といった印象の強面バルボックス人(恐竜型宇宙人)。性格もいかにも豪傑タイプで、良く言えば豪放磊落、悪く言えば大雑把でいい加減な人。しかし面倒見が良く、また交渉ごとの押しの強さでも定評がある。連邦警察官の勲章として顔面の人工筋骨を剥き出しにしている。シフォンにある連邦捜査官の養成学校で教官職に就いており、バーディーも教え子の一人だが、幼年期から遊びを通して訓練するなど、存外教育者向きな性分である。メギウス同様、バーディーの育ての親の一人で、彼女の身元引受人(連邦の制度により、調整アルタ人には他種族の身元引受人が必要らしい)である。赴任地の関係で留守がちなため、オリオテーラにおけるバーディーの保証人代理をメギウスに依頼する。
カペラ・ティティス
治安警察出身のイクス系アルタ人女性捜査官。無慈悲にして驕慢、目的のためには手段を選ばない性格。外見は少女だが、実年齢はバーディーより上。前任地は独立運動の盛んな惑星フォゾンで、反乱軍を相手に治安警察の一員として活動しており、政権内部の急進派との繋がりが推測される。仲間は作らず敵は早めに潰すタイプだが、それ以外の方法を知らないらしく、強引かつ残忍な捜査手法が目立つ。軽くあしらえる相手には容赦がないが、ゴメスたちと接触した際には対になった鳥形のマーカー2体(デュガス・ボー、デュガス・エー)を失って自身は重度の火傷を負い大敗するなど、より強い相手に当たったときの脆さも見え隠れしている。
カシュー・ゲーゼ
カペラとともに派遣されて来たイクス系アルタ人の男性捜査官。ゲーゼという惑星の出身。クールで知謀に長けるが、存外軽い言動も見られ、どうにも掴み所がない飄々とした存在。目的の達成を最重要視する点ではカペラと気が合うが、余り強硬な手段で敵を作るよりは、適度に接して利用するタイプ。三人の中では、一番地道に捜査に勤しみ、北米地域で隠れ住む同盟系宇宙人と接触するなどして情報収集を行っている。治安警察との繋がりは不明。切れ味の鋭い極細のワイヤらしきものを武器にする。リューズというマーカーを連れている。
原作ではネーチュラーとは旧知の仲(恋人関係?)で、バーディーの扱い方・接し方に関しては基本的に同じ考えを持っている。
キデル・フォルテ
増援として地球に派遣されて来た、リクルス人の連邦捜査官。地球のネズミに酷似した姿をしている。種族としての特質故かバーディー曰く「陽気でせっかちな性格」。地球に派遣された連邦捜査官の中では、最も温厚かつ良識人だが、群体生物の宿命か、雑念が多く注意力散漫で、それゆえの細かなミスも多い。柱や食料をかじり散らす癖もある。ただし警察官としての職務には熱心で、かなり危険な潜入捜査に率先して動く。階級は巡査部長。同じくリクルス人であるピエド・ルンカとタルトという「2名」の部下がおり、マーカーとしてピシュメース、アトロモス、テリリュートの3体を連れており、彼らも地球で活動している。
応援に派遣されるも乗ってきた宇宙船はあまり上等ではなかったらしく、故障して墜落し地球の海に沈没浸水して、持ち込んだ食料などが水浸しになるなど散々な目にあっており、修復中の乗ってきた宇宙船やバーディーの宇宙船、更には千川家の屋根裏などを行き来している。地球のお菓子(クッキーなど)が特に最近のお気に入り。
ウィージ・ガッハウ
メギウス警部の秘書を務めるウルグ人(犬型宇宙人)の女性。連邦における一般的な美的感覚によれば、かなりの美女であるらしい。バーディーとは友人的な付き合いがあるらしく、通信では事務上の連絡をこえたやり取りもしており、表情も豊か。後述のクレド・ガッハウの姉。
ギャロ・ペンダリオ
メギウスの後任の連邦警察特捜部部長で、ヤギ型(?)宇宙人。元司法省内務局総務部次長で、警察勤務が一度も無く、特捜創設以来異例の人事。司法局長の腰巾着で、この異例の人事は司法局長による特捜部掌握の一端と思われる。
ギューイ
鳥型宇宙人。連邦警察の課長で、ペンダリオが部長となった際にバーディーの直属の上司となった。バーディがペンダリオと直接対話することを許可しないなど、バーディに対して非協力的な態度をとる。

[編集] 奥の院・神祇庁

ネーチュラー・ゲーゼ
神祇官。イクス系アルタ人としては破格の待遇で扱われており、かなりのエリート。知的ではあるが人付き合いを好まず、誰とも距離を置いている。「神話時代 - 帝国時代のブラックボックス」を解く呪文を正確に発音できる人材がアルタ人とエネマ人に限られるため、一部の神祇官はアルタ人である必要があるらしいが、それ以上に能力的に優れるためか、相応の待遇を受けている。カシューとは同郷で、旧知の間柄(恋人関係?)。怜悧な判断力と業務遂行能力を持つが、やや高慢さが目立つ。幼少時のバーディーを知っているほか、同時期のメギウスとも面識がある。辺境観測船オプラ・ガルテに同乗し、地球に降下している。
神祇官の中でも「特殺官」と呼ばれる役職で、その場の判断で必要なら被疑者の殺害も認められるものであるらしく、また予め指定された対象者をその場で殺害する処刑人でもあるらしい。過去、政治的理由から当人には罪は無いが連邦にとって存在自体がまずい無抵抗の人物を殺害したこともある(『迷宮の王』)。
無邪気さが抜けないバーディーに対しては屈折した感情を持っているらしく、原作でも『DECODE』でも「嫌いだ」と言いながら、バーディーの危機に際して助けを入れている。
レー・シグナ
「奥の院」第七席審神者。様々な種で構成される連邦人の中でもかなりの巨体で、異様な姿をしている。神祇官からは「猊下」と呼ばれており、相当の高位にある人物と察せられる。神祇官としてバーディーを育てる案を温めていた。レビの起こしたテロにより死亡。

[編集] 軍関係者

キルツ・ケルツ
メギウス警部と同じ種族で、クリステラ・レビが科学省総監であった当時の、連邦軍軍務局長。エタナ系アルタ人に酔魂草の成分を投与して、超兵士を造り出すための人体実験を、当時極秘で行っていた。連邦においても人体実験は重罪だが、発覚後も罪には問われていない(既に時効か?)。カペラとの間に繋がりがあるが、背後関係は不明。

[編集] 辺境観測船オプラ・ガルテの乗員
船長
ウルグ人の男性。軍籍にあり、事故により地球に墜落した強行偵察機回収について強硬論を唱え、穏健派の外務省渉務官と対立する。後にニエトの船内破壊活動により殉職。
ニエト・ウォシュガム
ヌビア人の女性兵士。地球に降下したクレドの捕獲任務に就き、行掛けの駄賃でつとむらを宇宙船に拉致する。前線経験があり、オプラ・ガルテの水兵たちの中では任務遂行能力が高いが、性格はきわめて利己的かつ残忍で、捕獲したクレドに拷問を加え、乗船内で破壊活動を行う。その結果、オプラ・ガルテは完全に破壊され、ほとんどの乗員が犠牲となった。

[編集] 外務省職員

渉務官
鳥型宇宙人の男性で、クレドの上司。オプラ・ガルテに搭乗した外務省の職員中最上位の地位にある。クレドの地球降下を非公式に承認した。偵察機回収については穏健な方針を採ろうとしたため、軍人である船長と対立する。
クレド・ガッハウ
幼年学校でバーディーのクラスメイトであった、ウルグ人の少年。ウィージの弟。社会全体の風潮による影響でアルタ人に対し偏見を持ち、初対面からバーディーを苛めたが、自分の責任でバーディーが学校に行けなくなってしまったのかと気にかけていた。ヴァイオリン死亡の原因となったテロ事件でバーディーに助けられて以来、化け物(アルタ人)ではなく「友達(ないしは命の恩人)」として彼女に好意を持つようになる。現在は社会人として連邦外務省の三等書記官をしており、それなりの出世の道を歩んでいる。地球に接近中のオプラ・ガルテに同乗しており、バーディーに会いたいあまり独断で接触を図り、トラブルのタネとなる。

[編集] その他

ヴァイオリン
女性型の人形。型式名はラウナI型で、希少な部類に入るらしい。ヴァイオリンは「第三世代」にあたり、連邦時代に入ってから製作された「比較的新しい」ものらしい。バーディーの育ての親の一人で、オリオテーラにおける幼年期の養育係。短時間であれば軍事用ロボットのバーサーカーとすら互角以上に渡り合うほどの性能を持つ。また、戦闘用人形を複数体使役できる機能があるらしく、本来の用途は戦闘指揮と思われる。性格は真面目だが、その真面目さが仇となってバーディーがヘソを曲げると気に病むなど、苦労性な性分だった。レビの起こしたテロが原因で「死亡」し、そのことがバーディーのトラウマとなっている。
キンゼル・ハウアー
ヌビア人のテロリスト。外伝『迷宮の王』と『DECODE』第5話『Another World』に登場し、『YS版』第132話や第133話でも名前だけは言及される。本作品ではほとんど全てのキャラでOVA・CDドラマ版とTVアニメ版とでは演じた声優が異なっているが、このキンゼルは同じ声優(大塚芳忠)が演じている。
オッセンテッカ
バーディーが連邦警察の研修生だった頃に勉強を習った家庭教師でヤギ形宇宙人。あだ名は「ヒゲメガネ」。幼年学校に通えなくなったバーディーのためにメギウスが頭を下げて頼んだ。メギウスが知る限り最高の家庭教師らしく、彼に厳しく叩き込まれたおかげでバーディーは歴史に詳しくなった。元は中等学校の先生でスケルツォを教えたことがあり、その時の厳しい教育のせいでスケルツォはこの先生のことが苦手。

[編集] 地球人

[編集] 千川家

千川 孝司(せんかわ たかし)
つとむの父。常識人の会社員で、自宅ではつとむ共々生活力が無い凡庸な性格をしており、大学生の娘の生活が近年派手になっているとか、思春期な息子の回りで不審火など怪事件が頻発しているのが目下の悩みらしい。
『DECODE』では第一話冒頭で妻と共に転勤した。『EVOLUTION』でも、妻と共に転勤したことがつとむの口から語られている。
千川 はづみ(せんかわ はづみ)
つとむの姉で大学生。強気で遊びたいさかりの今時の娘。弟に対して態度は大きいが、その実で細やかな気配りを見せるなど、案外弟思い・家族思いの性格である。「事件」については何も知らないが、本人の意志とは関わりのないところで「事件」に巻き込まれ、酔魂草の成分を投与されてしまう。
『EVOLUTION』では大学を卒業して東京の会社(アグニ・エレテック)に就職し、転勤した両親に代わってつとむの保護者となっている。
『旧版』での名前は「はずみ」で、発音は変わらないものの表記が変わっている。

[編集] 久遠高校関係者

早宮 夏美(はやみや なつみ)
つとむの幼なじみで、快活・世話好きな女子高校生歯医者の娘。つとむとは同じ高校に通っておりクラスも一緒。バーディーの体を持ってしまったつとむのお陰で、バチルスに喰われかけたり、米国の工作員に拉致されたりと、ロクな目にあってない。そういった特殊な状況に置かれ続けたため、なにやら常識では測れない事態が進行中だというのは認識していた。つとむの正体に違和感を持ったことも。後に、須藤とともに二心同体の事情を教えられる。
『EVOLUTION』では大学生となっている。
須藤 良太(すどう りょうた)
千明の幼なじみで、つとむのクラスメイト。口は悪いが正義感が強く、ひたむきな純粋さを持っている。早宮曰く「かわいい性格」らしい。実家は個人経営の肉屋。兄が浄火学館に入信・活動していることを気に病んでいる。口より先に手が出る性分。つとむとバーディーが二心同体であることを知る事となる。
『EVOLUTION』では一浪し、つとむと同じ予備校に通っている。
千明 和義(ちぎら かずよし)
つとむのクラスメイト。柔和な風貌で穏やかな性格の好青年だが、実はエタナ系アルタ人の血を色濃く引く「チギラ」一族の末裔。特異体質(おそらくはアルタ人の体質)の持ち主で、過去に大病を患ってからレビ一党により酔魂草を投与され続けている。身体に異変が起こっており、人間としてのアイデンティティに不安を抱える。バーディーに一目惚れ。治療不能とされた彼の大病が浄火学館絡みで治癒したことにより両親が浄火学館にのめり込み、遂には全財産を寄進するに至ってしまった。現在、ゲオルグ・ゴメスの家庭と同居している。
原作では比較的重要なポジションを占めるキャラクターだが、『DECODE』では単なる温和で凡庸な脇役キャラになり、「事件に巻き込まれ」て「人間としてのアイデンティティに悩む」という立場などは後述の中杉小夜香に割り振られている。
千明 初枝[14](ちぎら はつえ)
千明和義の祖母。教団にのめり込む両親に代わり和義と暮らしていた。酔魂草事件には気付いては居ないが自身の家系がアルタ人の末裔という自覚はあるらしく、後にアルタ人ネットワークを介して疎開。
羽沢 昌之(はざわ まさゆき)
つとむの中学以来の友人。体型が太め。高校も同じだが、クラスは別。ただし廃墟愛好仲間であるつとむにちょっかいを出すためにつとむらのクラスにしばしば出没している。
正久保 りょうた[注 4]。(まさくぼ)
つとむの中学以来の友人。眼鏡をかけている。高校も同じだが、クラスは別。羽沢と連れ立って、休み時間などにつとむのクラスに入り浸っている。
北村 可奈絵(きたむら かなえ)
つとむらのクラスメイト。早宮と仲が良くつとむらのグループと行動を共にすることが多いが、事態にはほとんど絡んでいない。
中杉 小夜香(なかすぎ さやか)
『EVOLUTION』より登場。つとむ達が2年生になったときのクラスメイトでロボット開発を手がけているナカスギ工業の社長令嬢。ふとしたきっかけでつとむに助けられたことにより、つとむに対して手作り弁当を持参する等、つとむに対して恋愛感情を持つ。2年の途中に転校してしまったが、高校の同窓会でつとむと再会する。つとむへの恋愛感情はいまでも変わっていないようである。大学生になった現在は介護用ロボットの人工知能の研究をするべく勉強している。別名「お弁当の君」。
元々は『DECODE』のオリジナルキャラクター。

[編集] 報道関係者

室戸 圭介(むろと けいすけ)
久遠高校報道研究会のOBで、フリージャーナリスト、ノンフィクション作家。宇宙人や超能力などの超常現象を専門に扱っている。バーディーの存在を嗅ぎつけ、周辺を取材しはじめる。5年前に酔魂草に関わった少年と知り合い、それが取材の一つのきっかけになっている。一時、離婚した元妻(カコちゃん)の所に退避するなど、多少常識はずれな所がある。元々は良質な記事を書くルポライターではあったようだが、何処で何があったか、すっかり世間を斜に見るようなひねくれた性分になってしまい、作中現在ではやらせ記事なども書いているらしい。
真田 かをり(さなだ かをり)
久遠高校報道研究会のOGで、TVキャスター出身の硬派のジャーナリスト。早宮の憧れの人物である。話には出ていたが、本人の登場は『EVOLUTION』より。
久利生(くりゅう)
テレビディレクター。カメラマンの「テッちゃん」やオーパーツ研究家の野際とともに阿留多荘に伝わる「鬼」の伝説について取材しに来た。「鬼」のような変な遺物や遺跡に詳しい。
野際 不二哉(のぎわ ふじや)
久利生たちによる阿留多荘の「鬼」に対する取材に同行した、東昭工大に所属する学者。オーパーツ研究に際しての視点は現実的であり、ニセ物はきっちり見分け、ニセ物で無い場合でも当時の人が作る方法が何かあったのではないかと模索する事を旨としている。

[編集] 警察関係者

吉良(きら)
警視庁秋川署の老刑事。階級は巡査部長。臥龍苑廃墟の倒壊事件を担当。稲城とコンビを組んでいた。地道な捜査と事態を先入観抜きに観察する目を信条としているらしく、目の前で「人形」(半自律ロボット)が暴れた際に、事態を正確に描写した報告書を提出したらしく、その後のビースト(酔魂草中毒者)事件などでも顔を出している。
稲城 武彦(いなぎ たけひこ)
警視庁秋川署の刑事。階級は巡査長。吉良と共につとむに聞き込みをしていたが、戸成町の公園で「人形」によるつとむ襲撃の現場に遭遇し全身を殴打され、それが元で死亡。
菅原(すがわら)
警視庁練馬北署の刑事。階級は不明。「獅子舞みたいな顔」をした永瀬の同僚(先輩、あるいは上司)。ビースト事件では専従捜査班に配属されそれなりの立場であるらしく、ちょくちょく登場している。強面だが、パフェが好物。千川つとむが一連の怪事件周辺にたびたび顔を見せていることから、なんらかの関連性を疑っている。
永瀬 悟郎(ながせ ごろう)
警視庁練馬北署の刑事。階級は巡査長。中学校以来の先輩であった稲城がつとむによって殺されたと思いこみ、執拗に追い回す。後にバチルスに身体を乗っ取られ死亡。死後、バチルスが永瀬の姿で久遠高校に侵入し教師や生徒に発砲するなどしたため、犯罪者として扱われてしまっている。

[編集] 酔魂草関係者

氷川 省吾(ひかわ しょうご)
レビの下で酔魂草を培養する野心家の男性。「氷川ケミストリィ」という製薬会社を経営し、政界にも顔が利く。リーを過酷に道具扱いする、冷酷な性格。特異体質の千明に興味を抱く。外見は30歳前後で、氷川ケミストリィの創業者「氷川精一郎」の孫となっているが、その正体は「氷川精一郎」本人で90年程も生きている戦前の亡霊。酔魂草に由来する特殊な薬を使うことで若返った上に自らの研究成果と融合させ、超人的な力を得る。未だに、軍国主義時代の野望を追い続けている。後にバーディーと一騎打ちを演じて、日本刀の業物一本でバーディーに大怪我を負わせ追い詰めるが、生命の危機で暴走したバーディーに殺される。
元々は『旧作』OVAのオリジナルキャラクター。
リー・シャンファ
在日中国人女性。悲惨な環境で育ち、天涯孤独の身であったが、氷川に拾われ部下として活動する。千明に次ぐスピリッツ(酔魂草)の適合者として、人間としての意識を保ったまま、自分の意思で自在に獣化することができる。自らを道具としか見ない氷川に対し、上官に対する以上の愛憎を抱く。エタナ系アルタ人の血を引き、千明に対して本能的に反応し、嫉妬と憎悪が入り混じった感情で執着する。
ナガマツ
元浮浪者でリーの部下、その実は氷川によるリーの監視役。普段は氷川やリーに従順でおとなしい。一度は酔魂草によるビースト化で我を失い浮浪者狩りをしていた少年らを誤って殺害してしまうも、リーのグループでも最も常識的で、気弱な万年サラリーマン風の風体をし、力を過信して暴走気味な仲間とは一線を画している。吃音症を持つが、酔魂草の影響なのか元々からなのかは不明。『EVOLUTION』では、阿久津の部下として運転手をしている。
氷川の兵隊たち
リーと同様、人間としての意識を保ったまま自分の意志で自在に獣化できる者たち。固有名は不明だが、デカブツ、ノッポ、坊主と呼びあう。自分の能力を過信する傾向があり、殺人すら平然とやってのける危険な存在。リーと行動を共にし、ゴメスが保護する千明を奪取しようとする。
御堂 剛三(みどう ごうぞう)
齢百歳に達する、政財界の元黒幕。老衰で死にかけていたが、レビの造った薬により健康を取り戻し、政界に対する権力も回復した。戦前の旧満州で氷川精一郎の上司であった。精一郎の「孫」を自称する氷川省吾とも個人的な繋がりを持つが、氷川省吾が氷川精一郎本人であることは知らなかった。最終的に調合された酔魂草に由来する若返り薬の副作用で、極度の好色かつ3人の若い女性を一度に相手にできるほどの絶倫となり、ビースト化。御堂邸内にて発生した火災により死亡。
重信(しげのぶ)
日本政府の高級官僚(参事官)。表向きの所属は防衛庁戦史編纂部日比谷分室。その実は、非合法な研究や実験を行う部署のようである。御堂剛三らと共に、日本を再び軍事大国にするべく計画を進めるが、常識人でもあり無用な混乱は避ける慎重派。情報の少なさと状況証拠からバーディーに対して危機感を抱き、防衛庁の特殊部隊を動かす。また、氷川の酔魂草計画にも関わりを持つものの、暴走がちな彼等の行動に対しては不安を抱いている。
御堂の後ろ盾で選挙に出馬しようとしていたが、御堂の死亡とともに失脚、『EVOLUTION』ではホームレスとなっている。
阿久津 敏郎(あくつ としろう)
「浄火学館」系列医院の医師で、酔魂草の投薬実験を担当。客観的な判断力の持ち主で、学究肌らしい風貌。薬の研究を通じて氷川との関係も濃いが、彼の本性を察知して不審を抱く。氷川のほうは、彼の才能を優秀な部下として評価し、自分の研究を学術的に引き継ぐことができる無二の存在だと考えているのか、余り締め付けるような管理はしていない様子も見られる。投薬を通じてリーをサポートするうちに、リーにのめり込んでしまう。
『EVOLUTION』では、氷川ケミストリィからアグニ・ケミカルに引き継がれた酔魂草(強化兵)計画のリーダーを務めている。
椿(つばき)
『EVOLUTION』から登場。防衛省の参事官で失脚した重信の後任。何かにつけ、「前任者とは違う」ことを強調する。「地球外からの脅威」に備えるため、強化兵計画推進のリーダーとして、レビ一党やアグニ・ケミカルと係わっている。

[編集] 浄火学館関係者

火之宮 水晶(ひのみや すいしょう)
「浄火学館」を主宰している「教母」。地球において「クリステラ・レビ」として活動している女性で、容姿もクリステラ・レビに酷似しているが、男性であったはずのクリステラ・レビとの関係は不明。
火之宮 永遠(ひのみや とわ)
水晶の息子で、「浄火学館」の「教祖」(ただし本人いわく「教祖は祖父」)。少年ながら教団幹部として信徒とは一線を画しており、立ち居振る舞いも大人びているが、本心では打ち解けた友人がいないことを寂しがっている。「バチルスに餌食にされかねない」とのゴメスの発言から、ただの地球人ではないことが伺える。
槇枝(まきえだ)
「浄火学館」系列医院の副理事長。神経質な性格。「浄火学館」の信徒。レビなど教団上位には頭が上がらず、運営を預かった病院の経営者として盲従している。
『EVOLUTION』ではアグニ・ケミカルに勤務。
根来(ねごろ)
「浄火学館」系列医院の医師で、千明和義の主治医。ゴメスとも個人的な繋がりを持つ。元々は個人経営の小児科病院の医師で、幼い千明和義が患った難病の治療に苦慮していたところ、氷川の紹介で火之宮水晶と出会い治療薬を提供されたことで浄火学館と関係するようになった。人柄もよく、酔魂草計画に携わったとはいえ、その過去を恥じつつ人助けが医者の本分だと認識している様子。
安斎(あんざい)
「浄火学館」の事務長。レビの秘書的存在。落ち着きのある初老の男性。無手の武術(袴を着用しており、柔術合気道と思われる)に秀で、力と速さで勝る千明を軽くいなす実力の持ち主。
須藤(すどう)
須藤良太の兄(下の名前は不明)。大学時代に入信し、現在では家を出て「浄火学館」で奉仕活動中。奉仕活動の現場で他の信者に指示を与えている場面が多い。
瀬戸川 麻紀(せとがわ まき)
「浄火学館」の在家信者で、須藤(兄)とも顔見知り。「瀬戸際麻紀」というあだ名がある。元グラビアアイドルで、現在は遺跡や幽霊屋敷などを扱うテレビ番組「世界迷宮紀行」にレポーターとして出演しているタレント。その仕事の中で何か特別なものが見つかった場合「浄火学館」に知らせている。ネットワークの存在も知っている。室戸と一度一緒にテレビの仕事をした事がある。

[編集] 米国関係者

アンカーマン
米国情報組織の高官。帝国残党とのコネクションを持つが、現在起こっている事態を正確に把握しきれないでいる。日本国内で独自の活動を行うものの、被害が出るばかりで今のところ成果は上がっていない。鼻が高く落ち着いた風貌を持つ、冷徹果断なエリート。
ロドニー・ヒューズ
帝国残党の技術力で、体の一部を機械に取り換えている米国の工作員。階級は伍長。仲間内からは「ヘッケル」と呼ばれている。「Lady on the roof(屋上の淑女)」の暗号名を持つバーディーと接触を試みるため派遣された。6、7人のユニットで行動していたが、荒っぽい手法が祟りバーディーと衝突。その際、カペラに仲間を殆ど殺される。自身は逃げ延びるが、ゴメスにより捕獲されてしまい「浄火学館」で虜囚の身となる。

[編集] アルタ人難民ネットワーク関係者

イルマ
表向きは骨董販売と占いの「イルマの店」を経営する老婆。難民ネットワークを介し千明家とは旧知である。またゴメスとも関係している。バーディーともアルタ人仲間ということで交流があるが、情報に対してはきっちり対価を請求するなどしている。
県(あがた)
老学者。ネットワークから一度は離脱しているが、県の父の代まで有田家と往来があった。その縁で阿留多荘に伝わる「鬼」のミイラの検分を依頼される。瀬戸川麻紀から二・三度インタビューを受けた事がある。同作者の漫画『究極超人あ〜る』に登場する毒島と同じく、モデルは天本英世であると思われる。

[編集] 阿留多荘関係者

有田 平太郎(ありた へいたろう)
真城(さなぎ)町一の温泉宿「阿留多荘」の現主人。1000年続く有田本家の現当主だが、婿養子のため、地元の伝統を代々受け継ぐ保守的な親戚衆に対しては、立場が弱い。
有田 紅葉(ありた もみじ)
平太郎の娘で惟光の姉。地元でも評判の美人で、バーディーにそっくり。
有田 惟光(ありた これみつ)
平太郎の息子で紅葉の弟。早宮と北村が顔を赤らめるほどの美青年。旅館の地下から発見された「鬼」の遺品を、客寄せに利用しようと考える。
有田 都支子(ありた ときこ)
平太郎の妻で、紅葉と惟光の母親。有田本家30代目継承者。物語の3年前に病死しているが、阿留多荘旧館の地下に眠る宇宙船内で、仮想人格として登場する。
「やまと屋」の主人
親戚衆のリーダー的存在である老人。先祖代々の方針に従い、「鬼」を使った客寄せに反対している。
忠明(ただあき)
地元の警察官で、親戚衆の一人。親戚衆にとって不都合な事件を握りつぶす役目を担っているらしい。温泉の異常を確認しようとした際に、「鬼」と遭遇して殺害された。
有田 惟家(ありた これいえ)/コレイユ・ノア=アルタ
アルタ王家先行継承者で、有田家の祖。千年前に帝国の迫害を逃れ、地球に漂着したアルタ人難民。阿留多荘旧館の地下に眠る宇宙船内で仮想人格として登場し、王家再興に執念を燃やす。

[編集] レビ一党

クリステラ・レビ
エタナ系アルタ人の科学者でテロリスト。千明をアルタ人の王に仕立てあげ、連邦からの独立を目論むが、その真意は不明。かつては連邦政府の高官として若年にて破格の出世をし、政権にも参画したエリートだった。現在は、浄火学館という新興宗教団体を隠れ蓑に、地球の日本に潜伏中。日本政府の重信とも関係があり、酔魂草計画(『EVOLUTION』では「強化兵計画」と改称されている)にも深く関わる。連邦には男性として登録されており寿命が尽きる程の高齢のはずだが、地球では若い女性としての姿が確認されており、現在の性別・肉体年齢は不詳。
ゲオルグ・ゴメス
冷静沈着かつ理性的な、レビの右腕的存在。白人系の風貌でサングラスとヒゲがトレードマーク。レビ以外に事件の全貌を把握していると思われる、数少ない人物。しかし酔魂草計画には、少なくとも全面的には賛同していないようである。バーディーを軽くあしらう程の戦闘能力を持つ、おそらくはイクス系アルタ人。
表向きは、新宿駅近辺に事務所を構えるG&G商会という小さな輸入貿易会社の社長であり、社員たちは社長の裏の顔を知らない一般人である。逗子市在住。家族は妻の麻梨絵(まりえ)と一人娘の讃良(さら)。妻には頭が上がらないなど、自分の家庭を大切にしている。家族はゴメスの裏の顔を知らず(旧版ではバチルスにより、バーディーと似た事情で家庭を持ったことが示唆されている)、絶大な信頼を寄せており、良き夫・良き父親であることが伺える。行く当てが無くなってしまった千明を自分の家庭に居候させた。
ギーガー
酔魂草を密輸していた違法貿易商。擬態能力を持ち地球に潜伏していたが、バーディーにより追いつめられ捕獲された直後、口封じのためゴメスにより殺される。
バチルス
不定形の知的(?)生命体で、他の生物に寄生してその生物の形質や記憶、経験を乗っ取ることができるが、長続きしない。「バチルス」という名も仮のものらしく、そう呼ばれるのを嫌っているが、本人(?)ですら、自らの来歴を憶えていない。強靱なバーディーの身体を乗っ取ろうと執念を燃やし、永瀬に寄生して久遠高校を襲うが、ゴメスの命を受けたサラマンデルに焼殺される。
サラマンデル、グノメ、シルフィア、オンディーヌ
ゴメス配下の自律型の人形(ヒューマノイド型ロボット)。本人たち曰くレビを守る「1枚の盾」。サラマンデル、グノメは男性型、シルフィア、オンディーヌは女性型である。サラマンデルはプラズマ兵器による炎、シルフィアは風、オンディーヌはウォータージェットなどの水、グノメは同時に複数の人形を操る能力を持つ。
それぞれ、四大元素を司る精霊、サラマンダー(火)、ノーム(土)、シルフ(風)、ウンディーネ(水)から命名されたものと推測される。
性格的には概ね全員が礼儀正しいものの行動に人間臭さがなく、命令があれば容赦が無い冷徹さを持つ。お互いに同じ培養器を共有し兄弟・姉妹という認識があるらしい。オンディーヌが「末っ子」である。

[編集] 作品中の地名

アクラバル
エタナ星系アクラバル。百年戦争エタナ星系攻略の際に同盟との共同前哨戦基地として展開。その統治機構解体をめぐるクリステラ・レビのテロによって、ピンホールエンジンを破壊され、基地ごと消失、220万人が死亡した。
アルタ
アルタ人の本星であり、帝国末期までアルタ王家の君臨していた場所。クリステラ・レビが連邦からの独立を求めているが……?
エコノス=クィル
医療技術が進んでいるらしく、破損したつとむの肉体を修復している。
エル・カザン(エルカザン)
惑星アルタの衛星で、アルタ人の聖地らしい。巨大な眼のようなものを持つ人工の月が周回している。神祇庁によって神祇官以外の立入りが禁止されている。かつては地球に似た自然を持つ星であったようだが、現在は生物が完全に死滅し、星全体が墓場のような状況である。クリステラ・レビがゲートを開門することを求めている場所。かつて、バーディーとネーチュラーが任務のため赴いたことがある。
オリオテーラ
連邦の首都。連邦警察の本部もここに存在している。
オルタス・ケー
バチルスが脱出してきた場所。詳細は未だ不明。
カエオン
メギウス警部が出張していった場所。首都からの日帰りは不可能な遠隔地。
ゲーゼ
連邦の学術研究惑星。ネーチュラーやカシューの生まれた場所。
シフォン
連邦の学術研究惑星。バーディーの生まれた場所。
ティティス
連邦の学術研究惑星。カペラの生まれた場所。
フォゾン
連邦を構成する惑星の一つで、独立運動が過激化し反乱軍との戦闘が続いている。カペラの治安警察時代の赴任地。ここの大気内に生息するコガネトビイカは美味。
ヴォルタ4
ヴォルタ星域の(名前からおそらく)第四惑星。酔魂草の原産地。現在は同盟の統治下。

[編集] 登場する組織

連邦(宇宙連邦)
バーディーの属する国家組織。「帝国」が滅んだ後、帝国支配下にあった国々が各々の独立を確認しあったうえで、15星系中の7つの星系が改めて連邦を結成し、連邦結成に参加しなかった残りの8星系から同盟と非同盟諸国が分かれた。様々な人種が混在しており、その政治体制も長い歴史の中で複雑化、「」とされる人種や伝説や神話が実在の遺構を伴うなどする一方、民意を代表する執政官もいるなどしている。政治体制は近年、同盟側との勢力争いにおいて強行派がイニシアティブをとりつつあり、不穏な雰囲気が漂う。一応は政教分離だが、民衆の市制の上に上位人種の意向が優先される傾向も見られる。旧帝国時代では主構成要素であったアルタ人への差別意識が強く、人権配慮の援助は行っているようではあるが、差別是正措置のような積極的な援助は殆ど見られない[注 5]。市民権はいくつかの階層(一層 - 三層、無層)に分かれており、社会で上げた実績あるいは試験により昇進するシステムと思われる。アルタ人は、三層または無層からのスタートであり、連邦社会の中では誕生時から大きなハンデを負わされている。社会的には資本主義で経済・商業活動が活発なこともうかがわれ、街には様々な広告もみられる。
余談だが、バーディーが「地球の料理は美味しい」、キデル・フォルテ(か部下のリクルス人)がお菓子を食べながら「美味しいからもっと用意して」などと発言しており、地球(日本)の食事は連邦の基準でも美味らしい。
同盟(アリュークによる恒星間神聖同盟)
連邦と緩やかな敵対関係にある国家組織。一応は外交ルートも存続しているが、しばしば末端では牽制や衝突が発生している。『DECODE』では、連邦との[中立地帯での紛争事も語られている。組織名称から政教一致とも取れるが、どのような組織かは、今のところ殆ど物語中では明らかにされていない。名誉や面目を重視、特攻自爆も辞さない工作員を擁するなどという描写が見られる。酔魂草の原産地(ヴォルタ4)が領域内にあることもあって、その研究が進んでいる。この酔魂草を巡ってレビ一党と繋がりを持つ。
非同盟諸国
連邦を結成しなかった8星系のうち、同盟にも参加しなかった諸国。物語中ではほんの少し言及があるのみ。
帝国残党
かつて宇宙を支配した古エネマ人の「帝国」の残党。後世では「大アルタ帝国」、旧アルタ王家では「エネマの偽帝国」と呼ばれている。「暴虐王」エタニアが、他星系のアルタ人王国を侵略したことで成立したものらしい。地球時間にして約600年前に滅亡し、その後に連邦と同盟が成立した。後のイクス系アルタ人を生み出した母体でもあるが、主に労働力として酷使したようだ。ただ、帝国の「皇帝」はアルタ人だったらしく、アルタ人の系譜の複雑さも、この帝国の時代にさかのぼる様子。米国との間に交渉チャンネルを持つものの、その目的は謎ながら、連邦を敵視しており侵略者であると米国に伝えているようだ。
アルタ人難民ネットワーク
帝国に迫害されたアルタ人難民が築いている連絡網。地球人とアルタ人は身体的特徴が酷似していたため、多くの難民が地球に訪れた。先着したアルタ人達はネットワークを築き到来する亡命者を数百年に渡って支援してきたが、現代ではアルタ人と地球人の混血によりアルタ人としてのアイデンティティを持たない子孫が増えたことに加え、二つの世界大戦冷戦で分断されたことにより、その機能が低下してきているという。また、元々アルタ王族やその近縁者たちとそれ以外の難民たちの折り合いは悪かったらしい。連邦・帝国・同盟のどの勢力とも一線を画する組織で、そのいずれにも関与せず、地球に生活するアルタ人に対してのみ、相互援助の斡旋を行っている。
レビ一党
連邦に深刻なテロを行い、多数の死傷者を出した組織。アルタ人と深い繋がりを有する。現在、宗教団体(浄火学館)を隠れ蓑に地球に潜伏しつつ、酔魂草を栽培中。目的はアルタ人の独立と思われるものの、教祖のレビとアルタ人幹部との間には、思惑の違いも垣間見られ、末端同士が衝突しあうなど統制が取れていない様子。レビの右腕であるゴメスもまた、忠実な僕とは言い難く、自身の思惑で独立した行動を見せている。
日本の公安
続発する謎の事件から地球外生命体の到来を察知し、自衛隊を出動させるなど過剰な反応を示す。氷川と通じて、レビ一党とのチャンネルも持っているが、レビ一党自身が地球外生命体であることには気づいていない。ただしレビ一党から提供されたオーバーテクノロジーと思われる装備も僅かながらに保有している。米国とは外交チャンネル経由で同情報組織との連携も行っている。
米国情報組織
日本よりも先んじて地球外生命体(帝国残党)との接触を図るも、帝国からのみ情報を取得しているためその内容に偏りが出ており、事態を把握しきれていない。日本政府と地球外生命体との接触を感じ取り、警戒している。帝国からの技術供与も受けているが、連邦の技術に劣るものなのか、力負けしている。
氷川グループ
レビから資金提供を受けつつ、酔魂草の栽培に目途を付けるが、それを氷川の個人的野望に利用しようとする意図が有る。太平洋戦争以前から、超兵士を創り出す計画を継続していた。政府機関とも繋がりを持つが、双方で利用しあっているだけで、腹の探り合いをしている。
廃墟研
つとむや早宮の通う学校にあるクラブ。廃墟を探検することが主要な活動らしい。つとむは廃墟探検好きだが、クラブには不参加。余り積極的には活動しておらず、名義だけという幽霊部員も少なくない。他校生徒との連携による合同廃墟訪問も企画・実行しており、その活動内容とは裏腹に羽沢らによれば他校の女子生徒らとも交流があるらしい。
報道研
早宮が通うクラブ。その名の通り、部員が記者となって記事を書くことが主要な活動。OBから本職のジャーナリストを多数輩出している。頻繁に会合を開いては、部員の取材活動の成果を発表しあっている。

[編集] 異星人種

アルタ人(アルテクス)
地球人とほぼ同形の異星人。外見だけではなく、地球人と交配可能なDNAを持つ。かつては連邦や同盟の区域を含む大帝国の王族として支配者階級にあったが、帝国崩壊後は下層階級として差別・迫害を受け、連邦の他人種からは凶暴で野蛮と蔑視されている。そのため、多数のアルタ人が難民として地球に漂着しており、独自のネットワークを築いている。
イクス系アルタ人(イクシオラ・アルテクス)
外見は地球人とほぼ同一だが、地球人と比較すると非常に強靭な肉体を持つ。帝国時代に遺伝子改造を受けたアルタ人種の末裔であり、「調整アルタ人」と表記されることもある。発情期があるらしい。
エタナ系アルタ人(エタニオラ・アルテクス)
外見だけでなく、体質も地球人と瓜二つの異星人。
リクルス人
外見のみならず、習性も地球のネズミにそっくりな異星人。多数の個体が一つの人格を共有する群体生物で、群れ全体が「一人のリクルス人の身体」であり、それゆえ身体を伸ばしたり、分けたりして行動することも可能。強力な繁殖力を持つ代わりに個々の個体は数周期で寿命を終えるなど、他の知的生命体よりライフサイクルが短い。愛らしい外見はどこの星でも大好評だと自称し、彼ら自身もそれを利用している。
リクルス人のアイデアは元々『ブラック・マジックKNIGHT』を書いていた頃に作者であるゆうきまさみが思いついたもの。群体生物のアイデアは後から付け足された。[15]
ケール人
地球に来ている同盟の工作員。自爆する為に血液に爆薬を仕込んでいる。方言か連邦と同盟の言語体系の差異かどうかは不明だが、言葉が古めかしい言い回しとなっている。
古エネマ人
帝国の主要人種。アルタ人が使役用として作った人工生命体らしいが、帝国時代にはその実権を握り、アルタ人の皇帝を陰で操っていた。有田惟家曰く「唾棄すべきキメラども」。本編中でアンカーマンに指示・助言を与える人物が登場しているが、光学擬装マントを被っているため外見等の詳細は不明。
ヴォルタ人
名前のみ登場。酔魂草の原産地「ヴォルタ4」の原住民で、酔魂草抽出物に対して耐性を持ち、「酔っ払うだけ」だという。
ガルベラント人
名前のみ登場。詳細は不明。
ウルグ人
プロポーションは地球人に似ているが犬のような特徴を持つ異星人。肉食人種らしい。
ヌビア人
犬のような特徴を持つが、耳が大きく直立しており、体毛が黒く獰猛な印象がある。テロリストであるキンゼル・ハウアーの影響からか作中で「野蛮人」と罵られている場面があり、連邦内でのイメージは良くないようだ。

[編集] 用語

チギラ
千明和義や千明初枝など、千明家のこと。エタナ系アルタ人の血を色濃く引く一族。かなり古くから地球に根付いていたらしく、アルタ人ネットワークの中でもそれなりの立場を占めていたようだが、既に家としてはネットワークからは離脱してしまっており、アルタ人としてのアイデンティティは喪失しかけている。和義の両親は浄火学館の信者となり、所有していた「尾久月」という土地を浄火学館に寄進してしまっている。その後、寄進した土地はダム湖になっている。
酔魂草
アリュークによる恒星間神聖同盟領ヴォルタ4原産の植物。一部の人種にとって極度に依存性の高い麻薬の抽出が可能な植物。地球外植物。とげのないサボテン(とげのかわりにつぼみのようなものがある。)のような植物で、繊細な花をつけることからかつては連邦内で観賞用としても一頃流通していたらしいが、麻薬成分が理由で流通禁止となったらしい。麻薬成分を抽出・生成したものはスピリットと呼ばれ、健康回復から身体機能増進・若返りなど様々な機能を持つらしいが、そのための成分調整が微妙で、量産化のネックとなっている。ヴォルタ人は強壮剤としても使用する。
浄火学館
凶悪テロリストのクリステラ・レビが地球における隠れ蓑としている新興宗教団体。本作の刊行元である「小学館」のもじりとなっている。神道に近い価値観があるらしく、富士山麓に大規模な施設を持つ。また社会福祉に積極的でボランティア作業に人員を割くなど、周囲社会への浸透策を図っているが、その一方で政界・財界とも深いパイプを維持している様子も伺われる。
真僕会病院
浄火学館関連の医療法人であり、千明和義の体を利用したスピリッツ精製に使用された。JR昭島駅近くにある。政界とのパイプを繋ぐため、政治家が不祥事を起こした際の「体調不良により入院」などの逃げ込み先ともなっていた。後に酔魂草関連でバーディーが介入したため、放棄された。
人形
機械骨格と生体部品よりなる人造人間、あるいはロボット。独自に判断行動する自律型と、命令が必要な半自律型などの種類があるようである。『DECODE』ではマリオネットと呼ばれており、地球で(宇宙製)オリジナルの解析結果を基にした開発生産の道が模索されているらしいが、その開発途上で地球製マリオネット暴走に伴い事故も発生しているようだ。
獣人(ビースト)
酔魂草抽出物「スピリッツ」を投与され、獣人化した地球人の中毒者。その多くは精神的に退行し、人格を失う。氷川の計画で街に放たれ、人を襲った。これにより重信らが自衛隊を投入する足掛かりを得たが、最初のうちは完全武装の隊員を多数投入しても捕獲ないし射殺にてこずるほどだった。強靭な肉体と敏捷性を持ち、後の氷川の改良により、洗脳された強化兵士としての個体も登場したが、知能が低く状況判断の悪さから救出対象を殺害してしまうなど欠陥も見られた。初期の投与で偶然ながら知能退行を起こさずに獣人化したのがリーのグループだが、こちらも過剰な身体能力を過信する傾向が強かった。
コデイン修道会
神祇官であるネーチュラーからは「異端」と表現されている。アクラバルで起きたレビによるテロ事件よりもさらに十周期ほど昔、武装蜂起したが、最終的にイクシオラを投入した警察軍に鎮圧された。警察軍にはメギウスも参加しており、12周期当時のバーディーに課せられた「黒い繭」の試験もこの時の状況が再現されていた。また、ヴァイオリンが死亡したテロ事件にも、コデイン修道会の生き残りが関与している。

[編集] 他作品との関連

究極超人あ〜る
『あ〜る』第2話「類は友になる」では溶けている鳥坂に対してさんごが、 「鉄腕バーディーに出てくる不定形生物バチルスみたい」という台詞を述べている[16]。また、番外編「幻の潮騒」と『あ〜る』の「海だぜっ」の巻では、スイカ割りでRが投げてしまった粉砕バットをバーディーが投げ返すシーンがリンクしている[17][18][5]
じゃじゃ馬グルーミン★UP!
『バーディー』がOVA化された1996年(平成8年)、『じゃじゃ馬』98話「未来予想図」の中において、バーディーとゴメスの戦いがテレビに映し出されている[19]
土曜ワイド殺人事件
『土ワイ』の田子二毛作刑事がモブキャラクターとして『YS版』に登場[20]
いいことしましょ
ゆうきの短編「いいことしましょ[注 6]」の宗田かがりが、『YS版』作中においてアダルト動画内に登場[21][22]

[編集] OVA

監督は川尻善昭、制作はマッドハウス。ゆうきの友人である出渕裕がスーパーバイザーとして参加している。1996年(平成8年)7月から1997年(平成9年)2月にかけてバンダイビジュアルより全4巻で発売。2001年(平成13年)には1本にまとめたDVDが発売されている。また1996年から1997年にかけてこのOVAを元としたフィルムコミックが、少年サンデーコミックスビジュアルセレクションより全2巻で発売されており、OVAの主題歌とミニドラマ(コメディ)を収録した「BIRDY THE INTRODUCTION」(ビクターエンタテインメント VICL-15053)もリリースされている。

若手を育てるためにと漫画を原作としたアニメ作成を行なうというマッドハウスの企画において、監督を務める事となった川尻がいくつかの候補の中からバーディーを選択し作成が決定される。未完の原作をOVAでは4話で完結させるため、出渕に参加してもらう事となった。番外編「オールグリーン」以降、およそ10年描かれていなかった『バーディー』であるが、このOVAの作成をきっかけとして番外編「迷宮の王」が執筆され、未刊であった『旧版』の単行本が発行される事となった[23]

『YS版』酔魂草編の原型となった作品で、『YS版』に登場する氷川は元々、このOVAのオリジナルキャラクターとして生まれている[23]

[編集] サブタイトル

  1. 2Hearts in 1Body(1996年7月25日発売)
  2. Double Trouble(9月25日)
  3. Triangle Trial(12月18日)
  4. Final Force(1997年2月25日)

[編集] 登場キャラ・声の出演

[編集] スタッフ

  • 監督:川尻善昭
  • 絵コンテ:川尻善昭(第1、3巻)、浅香守生(第2巻)、林秀夫(第4巻)
  • 演出:浅香守生(第2巻)、川尻善昭(第3巻)、林秀夫(第4巻)
  • 演出助手:うえだしげる(第1巻)、星川孝文(第2巻)、三笠修(第3巻)、小寺勝之(第4巻)
  • 脚本:小中千昭(第1 - 3巻)、川尻善昭(第3巻)、
  • キャラクターデザイン:高橋久美子
  • クリーチャーデザイン:出渕裕
  • メカニックデザイン:佐山善則
  • 作画監督:高橋久美子(第1、3巻)、桜井邦彦(第2巻)、浜崎博嗣(第4巻)
  • 美術監督:青木勝志(第1、4巻)、上原伸一(第2巻)、猪田薫(第3巻)
  • 撮影監督:山口仁
  • 音響監督:三間雅文
  • 色指定:山本智子
  • 音楽:大谷幸
  • 音楽プロデューサー:佐々木史朗、石川吉元
  • 主題歌:
    • 「future shock」(第1 - 3巻)
      • 作詞:谷亜ヒロコ
      • 作曲:川野美紀
      • 編曲:林有三
      • 歌:Cherry
    • 「サヨナラから始めよう」(第4巻)
  • スーパーバイザー:出渕裕
  • CGワークス:佐山善則
  • 製作:渡辺繁、浅見勇
  • プロデューサー:杉田敦、池口和彦、植田文郎、丸山正雄、吉本聡
  • アニメーション制作:マッドハウス

[編集] ドラマCD

OVA版4作と同時期に「ゆうきまさみ文化学院」のCD版として4作のドラマCDがリリースされ、そのうちの2作目を除いたものが『鉄腕バーディー』を原作としたものになっている(2作目は「♡LY BLOOD」)。

ゆうきまさみ文化学院 鉄腕バーディー CD CINEMA 1「誕生編オールグリーン」 VICL-8196
同名の番外編読切のCDドラマ。
ゆうきまさみ文化学院 鉄腕バーディー CD CINEMA 2「迷宮の王」 VICL-8198
ネーチュラーが登場する番外編の読み切りのドラマ版
ゆうきまさみ文化学院 鉄腕バーディー CD CINEMA SPECIAL 「三大博士地球最大の決戦」 VICL-8199
ゆうきまさみキャラ総登場のセルフ・パロディ版。メインはあくまで『鉄腕バーディー』なのだが、『究極超人あ〜る』、『機動警察パトレイバー』(泉野明のみ)、「アッセンブル・インサート」のメインキャラクターが登場し、ほとんど三大博士と鳥坂センパイ(とR・田中一郎)に持って行かれていると言っても過言ではない。

[編集] 登場キャラ・声の出演

原則としてOVAと同じ配役のため上記の『OVAの登場キャラ・声の出演』を参照。以下、OVAには登場せず、ドラマCDにのみ登場する人物の配役。

[編集] テレビアニメ

詳細は「鉄腕バーディー DECODE」を参照

鉄腕バーディー DECODE』のタイトルで、2008年7月より放送。原作をベースとはしているものの完全なオリジナルストーリーとなっている[24]。原作とは異なるオリジナルストーリーとした事については、漫画に忠実にしようとすると漫画を一番わかっているゆうきの不満が出やすそうな事と、進行中のものに無理矢理最終回を作ると物語が破綻する事が理由として挙げられている[25]

2009年1月からは第2期『鉄腕バーディー DECODE:02』が放送され、同年2月には第1期のノベライズ『鉄腕バーディーDECODE あの日の小夜香へ』がガガガ文庫より発売されている。

[編集] ブラック・マジックKNIGHT

月刊サンデーGX2001年(平成13年)1月号及び2月号に掲載された『鉄腕バーディー』からのスピンオフ作品。『鉄腕バーディー ARCHIVE』に収録されている。

近辺で行方不明者が続出している、全寮制の高校を舞台とした作品。

出渕裕との雑談の中で昔から出て来ていた「スケルツォとメギウスが地球にやってくる話」を作品としたもので、バーディーは登場しないながら前述の2名が作中に登場している。スピンオフ作品であり、『旧版』・『リメイク版』両本編と直接的な繋がりはないが、『YS版』の中において本編の事件がニュースとして放映されている[26][27]

[編集] 書誌情報

特記のない限り発行は小学館、著者はゆうきまさみ。旧版の単行本は第1巻として発行されたが、その後リメイクが始まり、2巻以降の続巻は出てない。本編はこの1巻に全編収録されており、未収録となっていた読切については後に『ARCHIVE』に収録された。

[編集] 参考文献

  • ゆうきまさみ「BIRDY THE INTERVIEW」『鉄腕バーディー ARCHIVE』85 - 94頁
  • 「ゆうきまさみクロニクル」『CONTINUE Vol.43』太田出版、2009年1月1日第1刷発行、ISBN 9784778311575、8 - 37頁
    • ゆうきまさみ・中島伸介「ゆうきまさみ1万字ロングインタビュー」10 - 21頁
    • 中島伸介「ゆうきまさみを語る3つのキーワード 3 SF」30 - 33頁

[編集] 脚注

『鉄腕バーディー』〈ヤングサンデーコミックス〉については『○巻』、『鉄腕バーディーEVOLUTION』〈ビッグスピリッツコミックス〉については『E○巻』の形で記述。

[編集] 注釈

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e f g h i 2009年7月5日現在。
  2. ^ 連載開始時より3年後。
  3. ^ 作中でも『YS版』2巻で「武器は己の体のみだ」という旨の発言をしている。
  4. ^ 漢字は不明。『3巻』53頁に「ryota masak」の表記がある。
  5. ^ 市民の間では、「アルタ人が2人いれば、悪だくみをしている」と言われるほどである。
  6. ^ 1985年の短編。『アッセンブル・インサート』(みのり書房、1989年9月25日第1刷発行、ISBN 4-89602-041-3)及び『ゆうきまさみ初期作品集 early days』1巻(角川書店、2008年08月05日初版発行、ISBN 978-4-04-854239-5)に収録。

[編集] 出典

  1. ^ 「BIRDY THE INTERVIEW」『ARCHIVE』85 - 86頁。
  2. ^ ゆうきまさみ; 手塚眞他 (開催日:2009-04-18). "1、日本のアニメの未来 開催レポートPDF". 手塚治虫アカデミー2009|フェスティバル|東京文化発信プロジェクト. 東京都江戸東京博物館. 2009-07-05 閲覧。
  3. ^ 「BIRDY THE INTERVIEW」『ARCHIVE』88頁。
  4. ^ ゆうきまさみ「『千年の鼓動』解説」『ARCHIVE』129頁。
  5. ^ a b ゆうきまさみ「『幻の潮騒』解説」『ARCHIVE』163頁。
  6. ^ ゆうきまさみ「『オールグリーン』解説」『ARCHIVE』191頁。
  7. ^ ゆうきまさみ「『〜迷宮の王〜 THE KING IN THE LABYRINTH』解説」『ARCHIVE』227頁。
  8. ^ 出渕裕「第5話スペシャルコメンタリー」『鉄腕バーディー DECODE DVD3巻 完全生産限定版 特典ディスク TETSUWAN BIRDY"DECODER"3』アニプレックス、2008年11月26日発売。
  9. ^ 「BIRDY THE INTERVIEW」『ARCHIVE』92 - 93頁。
  10. ^ a b ゆうきまさみ・中島伸介「ゆうきまさみクロニクル」『CONTINUE Vol.43』19 - 20頁。
  11. ^週刊少年サンデーオープン大増刊』1992年春。
  12. ^ 『EVOLUTION』第1巻1頁。
  13. ^ ゆうきまさみ (2001-06-21). "鉄腕バーディーの作り方". ゆうきまさみのにげちゃだめかな?. 2009-02-01 閲覧。
  14. ^ 「第154話 月下の騎士 #12」『15巻』6頁。
  15. ^ ゆうきまさみ (2001-07-13). "我が名はレギオン". ゆうきまさみのにげちゃだめかな?. 2009-02-01 閲覧。
  16. ^ 「類は友になる」『究極超人あ〜る』1巻、小学館〈少年サンデーコミックス〉1986年2月15日初版第1刷発行、ISBN 4-09-121411-8、40頁。
  17. ^ 「海だぜっ」『究極超人あ〜る』6巻、小学館〈少年サンデーコミックス〉1987年1月15日初版第1刷発行、ISBN 4-09-121416-9、16頁。
  18. ^ 「幻の潮騒」『ARCHIVE』143頁。
  19. ^ 「STEP98 未来予想図」『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』10巻、小学館〈少年サンデーコミックス〉1997年4月15日初版第1刷発行、ISBN 4-09-123530-1、60 - 61頁。
  20. ^ 『7巻』127頁。
  21. ^ 「第203話 春の祭典 #6」『19巻』100 - 101頁。
  22. ^ 「らくがきまんが」『19巻』204 - 205頁。
  23. ^ a b 「BIRDY THE INTERVIEW」『ARCHIVE』89 - 91頁。
  24. ^ 「BIRDY THE ANIMATION」『ARCHIVE』33頁。
  25. ^ 「BIRDY THE INTERVIEW」『ARCHIVE』94頁。
  26. ^ 「第185話 千年の鼓動 #15」『17巻』173頁。
  27. ^ 「BIRDY THE INTERVIEW」『ARCHIVE』91頁。
  28. ^ "『鉄腕バーディー1』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  29. ^ "『鉄腕バーディー1』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  30. ^ "『鉄腕バーディー2』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  31. ^ "『鉄腕バーディー1』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  32. ^ "『鉄腕バーディー2』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  33. ^ "『鉄腕バーディー3』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  34. ^ "『鉄腕バーディー4』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  35. ^ "『鉄腕バーディー5』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  36. ^ "『鉄腕バーディー6』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  37. ^ "『鉄腕バーディー7』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  38. ^ "『鉄腕バーディー8』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  39. ^ "『鉄腕バーディー9』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  40. ^ "『鉄腕バーディー10』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  41. ^ "『鉄腕バーディー11』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  42. ^ "『鉄腕バーディー12』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  43. ^ "『鉄腕バーディー13』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  44. ^ "『鉄腕バーディー14』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  45. ^ "『鉄腕バーディー15』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  46. ^ "『鉄腕バーディー16』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  47. ^ "『鉄腕バーディー17』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  48. ^ "『鉄腕バーディー18』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  49. ^ "『鉄腕バーディー19』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  50. ^ "『鉄腕バーディー20』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  51. ^ "『鉄腕バーディーEVOLUTION1』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  52. ^ "『鉄腕バーディーEVOLUTION2』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  53. ^ "『鉄腕バーディー ARCHIVE』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。
  54. ^ "『鉄腕バーディーDECODE―あの日の小夜香へ―』". 小学館:コミック. 小学館 (不明). 2009-07-05 閲覧。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク