ゆるキャラ
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ゆるキャラとは、「ゆるいマスコットキャラクター」を略したもので、国や地方公共団体、その他の公共機関等が、イベント、各種キャンペーン、村おこし、名産品の紹介などのような地域全般の情報PR、当該団体のコーポレートアイデンティティなどに使用するマスコットキャラクターのことでありそういったかわいらしいイラスト一般をさすこともある。
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[編集] 概要
ゆるキャラという名称は『みうらじゅん』によるもの。
2002年(平成14年)11月23日に後楽園ゆうえんちスカイシアターで、『第1回みうらじゅんのゆるキャラショー』が開催された。
2008年(平成20年)10月25日-26日に滋賀県彦根市で、『ゆるキャラまつり』が開催された[1]。
鳥取県鳥取市の鳥取砂丘にて、ゆるキャラ達の運動会『ゆるキャラカップ』が年に1回開催されている。[2]
2008年の新語・流行語大賞にノミネートされた60語のひとつに数えられている。
[編集] 商標としてのゆるキャラ
2004年11月26日に商標登録された。 登録番号 第4821202号
権利者は扶桑社とみうらじゅん氏
[編集] ゆるキャラの特徴
民間企業が商戦などに用いるイメージキャラクターとゆるキャラとの相違点として、およそ以下のような特徴を挙げることができる。
[編集] クオリティのばらつき
専門のデザイナーやイラストレーターなどに委託して作製する場合もあるが、住民参加型行政の実現のため特定の行政目的(献血など)の普及啓発や地域主催のイベント(国民体育大会など)の認知向上などの手段としてキャラクターそのものを一般公募し、その中から選定するといったケースも多い。その際、応募する側あるいは選定する側において美的なセンスがやや不足している場合、いまひとつ垢抜けないものになりがちである(公募の場合は特に、結果として上がってきた「民意」を無下に拒むことはできない)。こうしたことから、団体間のキャラクターのクォリティにはかなりのばらつきがある。
また、マスコットキャラクターを着ぐるみなどで立体化したときの再現度にも優劣あり、もとのイラストでの等身が全く無視されて普通の人間の等身になったり、横から見ると全く立体感がなかったりといった、造形アレンジ技術の欠如がゆるキャラ感を強くしている場合もある。
[編集] キャラクターに対する団体の思い入れの強さ
一般にキャラクターの所属団体が特定の目的を持ってキャラクターを選定・作製・使用するケースがほとんどであり、それだけにキャンペーン等にかける当該団体の思い入れがより強く反映されやすい環境にあるといえる。このため、当事者の思いは十分くみとれるものの意匠を凝らしすぎた結果、見た者が一瞬思わず絶句してしまうようなものや「正直これはちょっとローカル色が濃すぎるのではないか」と思われるようなものもたまに現れたりする。
[編集] 存在基盤の脆弱さ
所属団体の組織力の強さやPRへの力の入れ具合、財政力などによって存在が左右されるのもゆるキャラの大きな特徴の一つといえる。このため、作ってはみたもののほとんど認知されることもなくひっそりと消えてしまうような泡沫キャラクターも多い。また、行政改革が盛んな今日では自治体の合併や団体組織の統廃合に伴い、それまで当該部署のマスコットとして使用しそこそこ認知もされていたキャラクターがあえなく消えてしまうといったようなケースも生じる。さらに、政治的な背景を持って誕生したようなゆるキャラにとっては首長の交代などもその存続にとって大きな脅威となりうる。このように、ゆるキャラはさまざまな面において脆弱な存在基盤の上に存在しているといった特徴を一般に持っている。しかしその一方で、警視庁の「ピーポくん」のように誕生後20年近く(ピーポくんの誕生は1987年4月)経った現在、全国レベルにまで知名度が向上し携帯ストラップやタオルなどの関連グッズが大人気になるといったようなキャラクターもある。
[編集] 特徴的なネーミング
まず何よりもキャラクター自体に親しみを持ってもらおうという配慮が働くためか、一般に「~ちゃん」「~くん」「~りん」のように「ん」で終わるものや「~ぴー」のように、長音で終わるといった名前をもつものが多い。また、ゆるキャラの中には家族を持っているものもいるが、家族の命名のしかたについてもメインキャラクターを想起させるような音プラス続柄といったように一定の傾向が認められる(一例として、台湾観光協会のキャラクターである茶さんとその家族参照)。
[編集] 行政体質の温存
キャラクターの下に商標登録日や登録番号などの情報がこと細かに記載されているものであるとかホームページでキャラクターを表示させると、そこにキャラクター選定の趣旨、使用取扱要綱、使用承認申請書や使用計画書の雛形などが添付されてきたりするものがあるなど[3]、かわいさだけに徹しきれずどこか行政本来の体質を引きずっているようなキャラクターも結構ある。
[編集] ゆるキャラ(R)さみっと協会
2008年10月に滋賀県彦根市で開催された『ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2008~』の実行委員が『ゆるキャラ』が商標登録されている事を知り、みうらじゅん事務所と『ゆるキャラ』の使用許諾のやりとりをする中で、地域活性化イベント及び関連事業については無償で使用して良いと許可を貰った。その話し合いの中で全国の地域活性化イベントでの『ゆるキャラ』の使用状況の把握と『ゆるキャラ』という文字にライセンシーマークをつけてもらう活動を依頼された。 そこで、2009年に『ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2008~』の実行委員を含む地域キャラクター管理をしている有志が集まり、みうらじゅん氏を特別顧問として迎え『ゆるキャラ(R)さみっと協会』を設立した。 ゆるキャラ(R)さみっと協会では、『ゆるキャラ(R)』の使用許諾とキャラクターイベントやセミナーの開催、キャラクターの育成や相談、キャラクターイベント開催の協力、全国のキャラクターのネットワーク化と交流のアシストなどを行ないながら、地域キャラクターを使ったまち興しを応援している。
[編集] 主なゆるキャラ
- うにまる(北海道 北海道奥尻町のマスコットキャラクター、激しいリアクションと雨が苦手)
- えべチュン(北海道 北海道江別市に突然現れた飛べない鳥。今のところ、市では非公認)
- スギッチ(秋田県 元・秋田わか杉国体、現・秋田県のマスコットキャラクター)
- 森っち(秋田県水と緑のマスコットキャラクター)
- むすび丸(仙台・宮城デスティネーションキャンペーンのマスコットキャラクター)
- ニャンまげ(栃木県日光江戸村のマスコット)
- ポッポくん(埼玉県警察のマスコット)
- なみすけ(東京都杉並区の公式キャラクター)
- ひこにゃん(滋賀県彦根市 「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクター)
- はばタン(兵庫県 元・のじぎく兵庫国体の、現・兵庫県広報課県政PRマスコットキャラクター)
- たわわちゃん(京都府 京都タワーのマスコットキャラクター)
- せんとくん(奈良県 平城遷都1300年記念事業の公式マスコットキャラクター)
- まんとくん(奈良県 平城遷都1300年祭の民間マスコットキャラクター)
- なーむくん(奈良県 平城遷都1300年祭の民間マスコットキャラクター)
- 蓮花ちゃん(奈良県葛城市の公式マスコットキャラクター)
- トリピー(鳥取県のマスコットキャラクター 第一回ゆるキャラ大賞)
- りゅうちゃん(沖縄県 琉球新報社のマスコットキャラクター)
- たねまる(神奈川県横浜市の横浜開港150周年のマスコットキャラクター)
- 牛若にゃん丸、静姫、源ぽん太(神奈川県鎌倉市のかまくら3R推進キャラクター。)
- とっとちゃん(佐賀県鳥栖市の鳥栖市政50周年記念マスコットキャラクター)
- ハッチー(名古屋市交通局のマスコットキャラクター)
- けんけんず(新潟県上越市の大河ドラマ「天地人博」マスコットキャラクター)
- コシロちゃん(愛媛県えひめこどもの城のマスコットキャラクター)
- カボたん(大分県のマスコットキャラクター)
- ぷっぴ~(石川県夢みどりいしかわ2001のマスコットキャラクター)
- フォレストくん(『フォレストページ』に突然現れた謎のキャラクター)
- シロモチくん(三重県津市のマスコットキャラクター)
- やなな(岐阜県岐阜市柳ケ瀬商店街の非公式キャラクター)
- ぐんまちゃん(群馬県のマスコットキャラクター)
- みみちゃん (大阪府堺市南区のマスコットキャラクター)
- シブジイ (東京都渋谷区の商店街連合会のマスコットキャラクター)
[編集] CD
- ゆるキャラ音頭/橋幸夫(2009年3月18日、ビクターエンターテインメント)
- 作詞:みうらじゅん 作曲:サワサキヨシヒロ
[編集] 関連文献
- 『ゆるキャラ大図鑑』みうらじゅん著、扶桑社、2004年、ISBN 4594046665
[編集] テレビ
[編集] 関連項目
- マスコットキャラクター一覧
- TVチャンピオン2 - 2008年9月11日に放送された「ゆるキャラ王選手権」にて、本州四国連絡高速道路のキャラクター「わたる」が優勝した。
- ローカルヒーロー
- 神奈川県のゆるキャラ一覧


