炎の蜃気楼

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炎の蜃気楼
ジャンル ボーイズラブ小説
サイキック・アクション
小説
著者 桑原水菜
イラスト 東城和実(1-12巻)
浜田翔子(13-40巻)
出版社 集英社
レーベル コバルト文庫
発売日 1990年11月2日 - 2004年4月27日
巻数 既刊40巻
漫画
原作・原案など 桑原水菜
作画 浜田翔子
出版社 白泉社
掲載誌 セリエミステリー
レーベル 白泉社レディースコミックス
発表号 1994年10月号 - 1997年6月号
発表期間 1996年3月1日 - 1997年10月1日
巻数 単行本:既刊4巻
文庫本:既刊3巻
アニメ
原作 桑原水菜
監督 工藤進
シリーズ構成 ときたひろこ
キャラクターデザイン 竹田逸子
音楽 亀山耕一郎
アニメーション制作 マッドハウス
製作 ANIPLEX
放送局 キッズステーション
放送期間 2002年1月7日 - 4月8日
話数 全13話
OVA:炎の蜃気楼 〜みなぎわの反逆者〜
監督 室井ふみえ
キャラクターデザイン 室井ふみえ
アニメーション制作 マッドハウス
製作 ANIPLEX
発表期間 2004年7月28日 - 11月26日
話数 全3巻
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト ライトノベルアニメ漫画
ポータル 文学アニメ漫画

炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による日本小説挿絵東城和実(1-12巻)、浜田翔子(13-40巻)が担当している。本編は全40巻。コバルト文庫刊。

概要[編集]

現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)の闊歩する闇戦国。彼らを調伏して冥界へ送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた者たちが主な登場人物。彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。

ポピュラー、ノンポピュラーを問わず、実在した歴史人物たちをモデルに彼らの心の裡の悩み・葛藤・喜びなどを巧みな心理描写で書き出している。その今までにない卓越したストーリー性と予想を超える展開で、若い女性たちを中心に熱狂的な支持を得た。主人公は仰木高耶(おうぎ たかや、上杉景虎)。副主人公は橘義明(たちばな よしあき、直江信綱)。

舞台が日本中の歴史的な寺社、遺跡などであるため、ファンが舞台となった神社などを巡る「ミラージュ紀行(ミラージュ・ツアー[1])」という旅行でも知られる[2]。例えば、毎年5月に開催される米沢の上杉祭りにくる若い女性にかなりの率でミラージュファンがいると言われる。歴女ブームの先駆けとなった作品。ライトノベルやまんが作品の舞台めぐり、いわゆる「聖地巡礼」のはしりとも言える。

桑原水菜の作品テーマは、太宰治の「駆け込み訴え」のキリストユダ、「アマデウス」のモーツァルトサリエリのような関係性であり、それは新シリーズ「赤の神紋」へと受けつがれている。

関連作品は1994年から1997年に白泉社「セリエミステリー」(廃刊)で浜田翔子画で漫画化、過去の物語を綴った番外編、ドラマCDやイメージアルバム(音楽CD)の発売、アニメ化されるなど多岐にわたる。

1994年から2003年まで、FM山口のアニラジ「ウキウキ放送局V」内で約9年間に渡り、当作品を30字以内で語る「炎の蜃気楼 30字シアターFX」というコーナーが存在し、このコーナーのみを編集したカセットテープがファンの間で出回っていた(桑原にも送られている)。V時期の公開録音初ゲストには速水奨を迎えたり、「セリエミステリー」95年10月号の読者コーナーでも紹介されて桑原と浜田がコメントを付けている。TVアニメ化の際にはプロデューサーが番組コーナーにゲスト出演し、アニメ公式サイトにもリンクが貼られていた。

作品をモチーフにしたワインを中心としたシリーズ「契」は、1996年より発売。現在はワインのみならずスウィーツ、ビール、ケーキ等も販売されている。主人公の仰木高耶の誕生日を記念した「高耶バースデー便」、同じく副主人公の直江信綱の誕生日を記念した「直江バースデー便」なども存在する。しかしながら2006年度でワインの製造販売を中止するという旨が、製造元の小島酒店より出された。

2007年には米沢に「炎の蜃気楼記念館(仮称)」の設立も予定されていたが、延期の運びとなった。

その他にも高橋ゆう徳川綾子藤崎こう藤井咲耶徳丸佳貴杜山まこ陵くみこ、といった同人作家を多数BL業界に輩出していることでも有名である。

また、同コバルト作家である藤原眞莉金蓮花、漫画家の黒乃奈々絵が作品のファンであることを告白している。

ストーリー[編集]

現代にくり広げられる「闇戦国」を舞台に、主人公たちが活躍するサイキック・アクション。

城北高校2年生の仰木高耶。《闇戦国》の事件に巻き込まれた親友・成田譲を助けた謎の男・直江信綱から、自分が400年前の歴史上の人物・上杉景虎だと告げられる。 景虎は戦国武将上杉謙信の命により、400年間、生きた人間の肉体を奪う〈換生〉を繰り返し、怨霊調伏の使命を遂行して生き続けてきた上杉夜叉衆のリーダー・直江信綱の主君にあたるのだが、ある事件がきっかけで記憶を封印している状態だという。とまどい、疑念を抱く高耶。しかし譲の安全が第一だと直江に協力する。

その後、夜叉衆のメンバーである柿崎晴家(現名・門脇綾子)と安田長秀(現名・千秋修平)も姿を現し、冥界上杉軍の夜叉衆としての活動が本格化する。 高耶も〈力(りょく)〉を徐々に取り戻し、調伏も施行できるようになる。同時に封印した景虎の記憶も回復していくが、それにともない30年前の直江との確執も兆しを見せはじめる。

景虎に対する強い抵抗心を持ち、素直に彼を愛せない直江。直江の自分への固執は高耶が直江を受け入れていないゆえだと思い、直江の愛を受け入れられない高耶。お互いが必要とし合っているはずなのに、歪みは次第に大きくなっていく。

特に直江は魂核の疲労から、〈力〉が使用不可能になるまで追い詰められていく。〈力〉の失効=〈換生〉が不可能となり、=「直江信綱」としての人生の終わりを意味する。直江がもし死ねば彼を永遠に失うかもしれない事態に高耶は焦りを募らせるが、高耶を庇って直江が凶弾に倒れる。

登場人物[編集]

仰木高耶(おうぎ たかや)
声 - 関俊彦光岡湧太郎(まほろばの龍神)
本作の主人公長野県松本市在住の城北高校二年生。16歳。7月23日生まれ。
無口で目つきがきつくぶっきらぼうな少年。責任感がありまっすぐな性格で、意志が強くシャイで繊細な心の持ち主。
中学時代に父が事業に失敗し離婚。酒乱の父から妹の美弥を庇い、外ではグレて「深志の仰木」と恐れられた荒んだ生活を送った。人一倍警戒心が強くかなりの人間不信だが、気を許した相手には無邪気で無防備な姿を見せる。
家庭的な倹約家で得意料理は肉じゃが。趣味はバイク。父性愛に飢え、甘えられる手を無意識に求めている。年上の男性に弱い(綾子談)。美弥をとても大切にしている。
実は上杉景虎の怨霊が現代に換生した姿。景虎は義父である上杉謙信の魂から上杉夜叉衆総大将の使命を授かり、400年に渡って宿体を変えながら怨霊調伏を続けていた。しかし30年前のある事件を契機にして記憶を封印し母・佐和子の胎内に胎児換生する。400年前から換生という行為に対し強い罪悪感を抱えていた。
どれだけ突き放そうとしても離れずに全身全霊で守ってくれる直江を慕い始めるが、記憶のない高耶は自分が景虎の身代わりでしかないというジレンマに苦しむ。景虎としての記憶が蘇るに伴い無邪気さは影をひそめ、冷徹さと強烈なカリスマ性を発揮。そして直江との確執が表面化する。
前述の人間不信の根幹は生前御館の乱で裏切られ自害に追い込まれたこと、人質にされる以前に北条の家臣や小姓数名から強姦されたことによるもの。
実は直江が自分に向ける執着や思慕が支配者に向ける下剋上願望に過ぎないと思っていた景虎は前世の頃、直江を加害者として縛り付けることで彼を繋ぎ止めようとしていた。力を失い追い詰められた直江を前に、高耶はついに彼への執着を露わにするのだが……
直江信綱(なおえ のぶつな)
声 - 速水奨松橋登(まほろばの龍神)、辻谷耕史(最愛のあなたへ)
事実上のもう一人の主人公。現名は橘義明。28歳。高耶(景虎)の後見人で夜叉衆の参謀。5月3日生まれ。他人を強制的に換生させる能力を持つ。寺の三男坊で末っ子。兄の不動産会社を手伝う傍らで実家の僧侶も兼業。
常に黒スーツを着用。冷静沈着・物腰穏やかだがその実はプライドが高く激情家。目的の為なら手段を選ばない。パーラメントのタバコをふかし、愛車はダークグリーンのウィンダムエゴイストの香りを身にまとう。
生前は上杉景勝派で景虎を滅ぼした側だが、死後謙信の命令で景虎に付き従っている。執念にも似た景虎への深い愛情を自覚する一方、景虎の能力に対する劣等感や嫉妬心と憎悪に苛まれ葛藤する。生前の殺した者と殺された者という関係から勝者と敗者の関係に執着。冷ややかな言葉で服従させられ続けた景虎を屈服させたいと願う。
30年前の事件を引き起こした張本人。包容力のある大人の男性として振る舞いながら高耶を守り支えるが、記憶が戻り己の本性を知った高耶から拒絶される時が来ることに怯える。しかし景虎の力を欲し記憶を取り戻そうとする高耶を前に、抑圧し続けていた感情が爆発。纏っていた保護者の仮面をかなぐり捨てる。
現代(本編)でこそ手慣れた遊び人のイメージが強いが、初生の頃は意外にも禁欲的で愛想のない堅物だった。実直だが無味乾燥な男で、妻・お船には「木偶人形」と罵られた過去がある。
千秋修平(ちあき しゅうへい)
声 - 松本保典
安田長秀の換生者で遊び人風の青年。自称「霊界のブラピ」。マイペースで飄々とした掴み所の無い性格だが、義理堅く世話焼きな性分。4月1日生まれ。
フェミニストで女性に優しい。ただし綾子は例外らしい。一度懐に入れた人間に対してはどこまでも面倒見が良い。一歩引いたスタンスを保ちつつ、高耶と直江の為に奔走する。
実際は高耶よりも二つ年上だが得意の暗示能力を使い、年齢を誤魔化して高耶のクラスメイトに成りすましている。
直江同様生前は景勝派の人間。醜男だった初生の頃の容姿がコンプレックスで、宿体選びには強いこだわりを持つ。
門脇綾子(かどわき あやこ)
声 - 玉川紗己子
柿崎晴家の換生者。ウェーブした栗色の長い髪をなびかせるスレンダー美女。ゴージャスな外見に反して情に厚く快活な姉御肌。21歳現役女子大生。12月9日生まれ。
高い霊査能力を持つ。協調性は夜叉衆随一。生前から景虎を崇拝しておりずっと景虎の味方だった。高耶にとっては頼りになるよき姉のような存在。かなりの酒飲み。
元々は男性だったが、現在は女性として生きている。200年前お蔦という女性として活動していた頃、医者の青年・曽根慎太郎と知り合い恋仲になるが死に別れる。慎太郎の遺した「生まれ変わって会いに行く」という約束を信じ、再会する日を待ち続けている。
高坂弾正(こうさか だんじょう)
声 - 堀内賢雄小杉十郎太(最愛のあなたへ)
現名は新井公彦で大学生。ルージュを引いたように赤い唇をした、女と見まごう美青年。武田信玄の愛妾。1月18日生まれ。
事情通。神出鬼没でやたらと嫌味っぽく、愉快犯的な人物で人をイライラさせる。直江をおちょくるのが特にお気に入り。
成田譲(なりた ゆずる)
声 - 松野太紀
高耶の中学時代からの親友で理解者。穏やかな性格の優等生タイプ。10月19日生まれ。
強力な霊能力を持つことから霊に狙われやすく、立て続けに怪現象に巻き込まれる。おかしな現象に巻き込まれている高耶を心配していたが……
北条氏康(ほうじょう うじやす)
景虎の実父。龍に化身している。
北条氏政(ほうじょう うじまさ)
声 - 納谷六朗
氏康の子で景虎の実兄。
北条氏照(ほうじょう うじてる)
声 - 田中秀幸
景虎の実兄で氏政の弟。上杉に人質に取られて行った景虎を非常に気にかけていた。景虎を溺愛する。
風魔小太郎
声 - 宮本充
北条家に仕える忍び。感情を解さず、機械人間と評される。
直江の死を受け入れられない高耶の望むまま、直江に扮する内に高耶を愛するようになってしまう。
色部勝長(いろべ かつなが)
夜叉衆最年長で最古参メンバー。第一部時点の宿体は幼児だったが、第二部から成人男性に換生して合流する。
「邂逅編」では景虎派と景勝派に分かれて殺し合った末に換生し、対面したばかりの殺伐とした夜叉衆を仲裁する苦労人として描かれる。怨霊大将となり越後を荒らしていた景虎を調伏し、謙信の魂に導かれ現世に舞い戻った彼を夜叉衆に迎え入れた。謙信の病没前に討死している為お家騒動とは関わりが無く、一同の潤滑剤となっていた。
森野沙織(もりの さおり)
声 - 矢島晶子
高耶の同級生。ハキハキと明るく活発な性格。譲に好意を寄せているのはクラスで周知の事実だが、当の譲は何故か気づいていない。6月16日生まれ。
武田由比子(たけだ ゆいこ)
声 - 折笠愛
武田信玄(たけだ しんげん)
織田信長(おだ のぶなが)
声 - 置鮎龍太郎
夜叉衆最大の宿敵。闇戦国を利用して世界征服を企む。ロックバンド「SEEVA」のリーダー・斯波英士に換生。景虎を「美獣」と呼ぶ。
波多山智(はたやま さとし)
声 - 関智一
譲の部活の後輩。その正体は織田信長の小姓で愛人・森蘭丸の換生者。
仰木美弥(おうぎ みや)
声 - 三浦智子(TVアニメ)、丹下桜(鷲よ、 誰がために飛ぶ)
高耶の妹で中学生。兄思いで甘えん坊。高耶は何があっても絶対に美弥を危険に晒したくないと考えている。
荒木村重(あらき むらしげ)
声 - 郷田ほづみ
怨将。ハザマ製菓の社長・狭間繁治が所持する荒木一族の怨霊が封印された遺髪曼陀羅を狙う。綾子の恋人・慎太郎に瓜二つ。
北里美奈子(きたざと みなこ)
仰木高耶になる前の景虎(加瀬賢三)の婚約者だった女性。30年前の事件の発端となった人物。

作中用語[編集]

上杉夜叉衆(うえすぎやしゃしゅう)
軍神となった上杉謙信の使命を受けた上杉家ゆかりの霊達が、この世に仇なす怨霊を退治するべく換生して現世に舞い戻り活動する集団。上杉景虎を総大将に、直江信綱・安田長秀・柿崎晴家・色部勝長の五名で構成される。
調伏(ちょうぶく)
上杉夜叉衆が上杉謙信より授けられた力。毘沙門天真言を唱え、霊魂を強制的にあの世へと送り返すことができる。
換生(かんしょう)
怨霊が生きている人間の体から魂を追い出して、その体を自分の物にしてしまう行為。夜叉衆のメンバーは安田長秀を除いて胎内換生を是としている。
闇戦国(やみせんごく)
憑依や換生でこの世に蘇った戦国武将の怨霊達が、現代において天下を賭けて争うこと。
破魂波(はこんは)
思念波(しねんは)
力のある者同士ができるいわゆるテレパシー
霊波同調(れいはどうちょう)
霊が波長の合った人間を憑依せずとも操り動かす行為。
外縛(げばく)
憑依霊(ひょういれい)
六道界(ろくどうかい)
裂命星(れつみょうせい)
裏四国(うらしこく)
冥界上杉軍(めいかいうえすぎぐん)

シリーズ一覧[編集]

原作(既刊40巻)[編集]

第一部
  • 第1巻:炎の蜃気楼/初版1990年11月10日
  • 第2巻:緋(あか)の残影
  • 第3巻:硝子(ガラス)の子守歌
  • 第4巻:琥珀の流星群
  • 第5巻:まほろばの龍神
  • 断章:最愛のあなたへ
  • 第6-8巻:覇者の魔鏡(前・中・後編)
  • 第9巻:みなぎわの反逆者
  • 第10-12巻:わだつみの楊貴妃(前・中・後編)
第二部
  • 第13・14巻:黄泉への風穴(ふうけつ)(前・後編)
  • 第15-19巻:火輪の王国(前・中・後編/烈風編/裂濤編)
  • 第20巻:十字架を抱いて眠れ
第三部
  • 第21巻:裂命の星
  • 第22巻:魁(さきがけ)の蠱(むし)
  • 断章:砂漠殉教
  • 第23-28巻:怨讐の門(青海編/赤空編/白雷編/黒陽編/黄壌編/破壊編)
第四部(最終部)
  • 第29巻:無間浄土
  • 第30-36巻:燿変黙示録I〜VII
  • 第37巻:革命の鐘は鳴る
  • 第38巻:阿修羅の前髪
  • 第39巻:神鳴りの戦場(いくさば)
  • 第40巻:千億の夜をこえて

番外編[編集]

  • 「Exaudi nos アウディ・ノス」
  • 「群青」
  • 「真紅の旗をひるがえせ」
  • 「炎の蜃気楼メモリアル」
  • 「赤い鯨とびいどろ童子」
  • 「『炎の蜃気楼』紀行」(トラベルエッセイ・コレクション)
  • 「炎の蜃気楼を巡る ミラージュ・フォト紀行―東日本編―」(文庫本外)
  • 「炎の蜃気楼を巡る ミラージュ・フォト紀行―西日本編―」(文庫本外)

漫画[編集]

  • 「炎の蜃気楼」1〜3
    • 第1・2巻「炎の蜃気楼」
    • 第3巻「CLAWLESS HAWK(爪のない鷹)」「凍てついた翼」「炎の蜃気楼・スペシャルショート」「オウギチャンネル!」(『炎の蜃気楼』まんがエッセイ)

イラスト集[編集]

  • 「東城和実POSTCARD COLLECTION」
  • 「『炎の蜃気楼イラスト集』-愛する者へ―」
  • 「『炎の蜃気楼イラスト集』「BLOODY MOON―癒えることなき傷口のように―」」

ドラマCD[編集]

  • 「まほろばの龍神」
  • 「最愛のあなたへ」
  • 「この夜に、翼を」
  • 「鷲よ、誰がために飛ぶ」

イメージアルバム[編集]

  • 「炎の蜃気楼 ―MIRAGE OF BLAZE―」
  • 「炎の蜃気楼 off vocal version」(上記アルバムのオフヴォーカル盤)
  • 「わだつみの楊貴妃―炎の蜃気楼II―」
  • 「火輪の王国―炎の蜃気楼III―」
  • 「執愛(ヴォーカル・コレクション)―炎の蜃気楼IV―」
  • 「炎の蜃気楼 off vocal collection」(イメージアルバムの全歌唱曲のオフヴォーカル盤。CD2枚組)
  • 「炎の蜃気楼 オリジナルサウンド・トラック」
  • 「炎の蜃気楼 SPECIAL CD COLLECTION」(イメージアルバム全4枚を集めたコンプリートアルバム)
  • 「みなぎわの反逆者 オリジナルサウンド・トラック」

ラジオドラマ[編集]

1998年10月ニッポン放送で放送された。

アニメーション[編集]

2002年1月7日から4月8日までキッズステーションで放送。全13話。

2004年に『炎の蜃気楼 〜みなぎわの反逆者〜』のタイトルでOVAが発売。全3巻。

スタッフ[編集]

特記のないものはTVアニメ・OVA共通。

  • 原作 - 桑原水菜集英社「コバルト文庫」刊)
  • 監督 - 工藤進(TVアニメ)、室井ふみえ(OVA)
  • 監修 - 平田敏夫(TVアニメ)
  • エグゼクティブプロデューサー - 白川隆三(TVアニメ)
  • 企画 - 佐野総一郎(TVアニメ)
  • シリーズ構成 - ときたひろこ(TVアニメ)
  • キャラクターデザイン - 竹田逸子(TVアニメ)、室井ふみえ(OVA)
  • 総作画監督 - 内田順久、竹田逸子(TVアニメ)
  • メカニックデザイン - やまだたかひろ(TVアニメ)
  • 美術監督 - 松宮正純(TVアニメ)、金子英俊(OVA)
  • 美術設定 - 青木智由紀(TVアニメ)
  • 色彩設計 - 谷本千絵(TVアニメ)、三笠修(OVA)
  • 撮影監督 - 柳沢宏明(TVアニメ)、白井久男(OVA)
  • 編集 - 瀬山武司(TVアニメ)、寺内聡(OVA)
  • 音楽 - 亀山耕一郎
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • プロデューサー - 増島由美子
  • アニメーションプロデューサー - 白井勝也(TVアニメ)
  • アニメーション制作協力 - スタジオマトリックス(TVアニメ)
  • アニメーション制作 - マッドハウス
  • 製作 - ANIPLEX

主題歌[編集]

オープニングテーマ
「Blaze 2002」(TVアニメ)
作詞 - TRACY ROSE / 作曲 - SAM PROJECT / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - KATHY SHOWER
「A Vision Of Flames」(OVA)
作詞 - Suzi Kim / 作曲 - 中村望 / 編曲 - 梅堀淳 / 歌 - 山根麻以
エンディングテーマ
「Tears Of Indigo」(OVA)
作詞 - 山根麻以&Suzi Kim / 作曲 - 山根麻以 / 編曲 - 江口貴勅 / 歌 - 山根麻以

各話リスト[編集]

  • TVアニメ
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 炎渦の邂逅 ときたひろこ 工藤進 木村寛 松下純子
2 闇からの換生 ふでやすかずゆき 平田敏夫 奥村吉昭 奥村吉昭
李炫姃
3 無明の覚醒 中村亮介 原博 工藤進 村上勉
4 連鎖の予感 江夏由結 平田敏夫 木村寛 つばたよしあき
5 終わりなき葛藤 ときたひろこ 駒井一也 小泉謙三
6 緋色の刻印 筆安一幸 西村純二 平池芳正 梅原隆弘
秦野好昭
7 怨嗟の記憶 ときたひろこ 木村寛 松下純子
8 迷執の果て 中村亮介 中野新道 奥村吉昭
9 果てしなき虚空 江夏由結 うえだひでひと 大山のぼる 増谷三郎
野田六助
10 哀しい背信 ときたひろこ ひいろゆきな 木村寛 桑名郁朗
11 永遠の業火 江夏由結 渕上真 工藤進
はしもとなおと
秦野好紹
金東俊
DR DIGITAL
12 修羅の選択 中村亮介 小泉謙三
中野新道
工藤進
はしもとなおと
中野新道
川井祐太
泰野好昭
やまだたかひろ(メカ)
13 遥かなる残照 ときたひろこ 平田敏夫 工藤進
木村寛
石井久美
松下純子
やまだたかひろ(メカ)
  • OVA
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出
(演出助手)
作画監督 発売日
第1章 悲願 筆安一幸 室井ふみえ 阿覧角嗣 室井ふみえ 2004年7月28日
第2章 タイガース・アイ 阿覧角嗣 田中洋之
(吉野智美)
平尾隆之
山本善哉 2004年9月29日
第3章 みなぎわの風 阿部恒 室井ふみえ
田中洋之
(吉野智美)
阿覧角嗣
山本善哉
室井ふみえ
2004年11月26日

『真皓き残響』シリーズ(『炎の蜃気楼』邂逅編)[編集]

『炎の蜃気楼』シリーズの主人公たちの出発点ともいえる、400年前の邂逅からを書く。シリーズの、いわゆる「過去編」。

以下続刊
「夜叉誕生」(上・下)
「妖刀乱舞」(上・下)
「外道丸様」(上・下)
「十三神将」
「琵琶島姫」
「氷雪問答」
「奇命羅変」
「十六夜鏡」
「仕返換生」
「神隠地帯」
「蘭陵魔王」
「生死流転」

『炎の蜃気楼』幕末編[編集]

  • 『獅子喰らう』コバルト文庫、く5-92、炎の蜃気楼 幕末編、2009年4月

『炎の蜃気楼』シリーズの幕末編。換生を繰り返した主人公たちの、それぞれの幕末。

邂逅編とは違い、怨霊調伏の使命が形骸化し、生き続けることに疲労と疑問を感じる彼らが中心。幕末という、理想や希望・夢など、自分たちに忘れかけたものを抱えて「生きる」人々と時代。それらと出会い、夜叉衆がどう感じ、生きたのかを書く。

『炎の蜃気楼』シリーズでの、景虎と直江の関係、また後半の「生きる」とは?などに繋がっていく布石とも取れる。

『炎の蜃気楼』昭和編[編集]

邂逅編完結に伴い、新たな物語の幕が開くことになった。舞台は、昭和三十年代の日本で、その世に換生した夜叉衆たちはその経済高度成長期の中、どのような姿でその時代と共に奮闘していたのかを書かれている。本編と深い関わりがあった美奈子は主人公の「前生」にも登場する。それに、昭和編は2014年秋、舞台化も決定した。

「夜啼鳥ブルース」(2014/01/10)
「揚羽蝶ブルース」(2014/04/10)
「瑠璃燕ブルース」(2014/07/01)
「霧氷街ブルース」(2014/12/26)

脚注[編集]

  1. ^ 岡本健「アニメ聖地巡礼の誕生と展開」『メディアコンテンツとツーリズム:鷲宮町の経験から考える文化創造型交流の可能性北海道大学観光学高等研究センター文化資源マネジメント研究チーム、39頁。(2009年3月25日)
  2. ^ 今井信治「アニメ「聖地巡礼」実践者の行動に見る伝統的巡礼と観光活動の架橋可能性―埼玉県鷲宮神社奉納絵馬分析を中心に―」『メディアコンテンツとツーリズム:鷲宮町の経験から考える文化創造型交流の可能性』北海道大学観光学高等研究センター文化資源マネジメント研究チーム、101頁。(2009年3月25日)

外部リンク[編集]