ウルトラマン

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ウルトラシリーズ > ウルトラマン
ウルトラマン
放送時間 日曜 19:00 - 19:30(30分)
放送期間 1966年7月17日 - 1967年4月9日(39回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 円谷プロダクションTBS
監督 円谷一 ほか
脚本 金城哲夫 ほか
出演者 小林昭二
黒部進
石井伊吉
二瓶正也
桜井浩子 ほか
音声 モノラル放送
オープニング 「ウルトラマンの歌」

特記事項:
カラー放送(但し、当時、カラー放送を実施していない一部のネット局は白黒放送)
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ウルトラマン』は、円谷プロダクション制作し、1966年昭和41年)7月17日から1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で毎週日曜日19:00-19:30に全39話が放送された日本特撮テレビ番組(カラー)、および、その劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前である。

また、『ウルトラマン』に続いて放送された一連の番組、および、その劇中の巨大変身ヒーローも「ウルトラマン」と総称される場合がある。種族としてのウルトラマンについては別項を参照。

後続作品のヒーローと区別するために本作のウルトラマンを「初代ウルトラマン」「初代」「マン」と呼ぶ場合がある[1]

なお、本作は漫画や劇場用映画、小説テレビゲームなどのメディアでも展開されているが、本項では最初に制作されたTV作品を中心に記述。

概要[編集]

映像上の題名は「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」。

ウルトラQ』の続編[注 1]で、怪獣宇宙人によって起こされる災害や超常現象の解決に当たる科学特捜隊と、それに協力するM78星雲光の国の宇宙警備隊員ウルトラマンの活躍を描く。

本放送時の平均視聴率は36.8%、最高視聴率は42.8%(1967年3月26日放送の第37話。ビデオリサーチ調べ、関東地区)[2]を記録した人気番組だった。放送終了後もその人気が衰えることはなく、最初に行われた再放送でも平均視聴率が18%台を記録した。

初放映から47年経った2014年現在でも世代に関係なく認知度が高く、『決定! これが日本のベスト100』(テレビ朝日系列)の2002年9月8日放送分「あなたが選んだヒーローベスト100」の第2位にランクインしている。固有名詞としての「ウルトラマン」は、『広辞苑』の見出しにも記載されている(2008年刊の第6版)。また、第39話(最終回)でウルトラマンがゼットンに倒されたシーンは、放映当時の子供達に衝撃を与え、大仁田厚前田日明は「大人になったらゼットンを倒してウルトラマンの仇をとろう」と、格闘技を始めたきっかけになったと語っている[3]

商業的にも成功し、本作やそのキャラクターに関連する商品は、玩具だけでなく、生活用品などあらゆる分野で発売されている。

商業的側面から本作で特に特筆すべき点は、日本のテレビ番組で初めて商品化権の入札制度を導入したことである[注 2]。本作以前はTV局の担当者とコネがある業者が商品化権を取得していたが、本作以降は金のあるものから優先的に商品化権取得の機会が与えられるようになった。もっとも、実際のところは『ウルトラQ』を商品化したマルサン商店などの業者が優遇されており、本格的に入札制度が機能するのは次回作『キャプテンウルトラ』からである。

2012年8月より、円谷プロ×WOWOWウルトラ三大プロジェクトの一環として、初のHDリマスターによるハイビジョン版が放映された。

物語の骨子[編集]

物語は、科学特捜隊のハヤタ隊員が小型ビートルに搭乗して青い球体と赤い球体を追跡するところから始まる。

竜ヶ森湖上空で小型ビートルは赤い球体と衝突して墜落し、ハヤタも命を落とす。赤い球体の正体はM78星雲の宇宙人だった。彼は、宇宙の墓場に護送中に逃亡した宇宙怪獣ベムラー(青い球体の正体)を追跡し、地球までやってきたのだった。そして、自分の不注意によってハヤタを死なせたことに責任を感じた宇宙人は、ハヤタに自分の命を分け与えて一心同体となり、地球の平和を守るために戦うことを決意する。

以後、ハヤタは科学特捜隊が危機に直面するとベーターカプセル[注 3]を掲げてウルトラマンに変身し、怪獣や宇宙人と戦う。

時代設定[編集]

当時の公式資料と『週刊少年マガジン』1966年31号(8月7日号)のウルトラマンのグラビアページの時代設定は「1975年ごろ」という記載がある。スタッフの認識は近未来という程度で明確な合意はなく、第23話でジャミラの墓標に没年が1993年と記されていたり[注 4]、第39話で“1930年代から40年以上”との台詞があるなど一定していない。

唯一の前後編である第26・27話は、劇中で子供達が怪獣の存在を否定したり、子供のごっこ遊びの中でウルトラマンの変身方法が知られていたりと、現実世界寄りの演出がされている。また、第35話では延長工事途中の首都高速道路や日本で唯一の超高層ビル[4]など、放送当時の東京の景観がそのままミニチュアセットで再現されている。

以上の通り、本作では厳密な時代設定の統一は行われておらず、放送当時のリアルタイムと未来が混在している。

誕生過程[編集]

本作の企画が始動したのは、1965年8月頃のことだった。当時、第2クールを制作中の『ウルトラQ』が日曜夜7時枠で翌年1月からスタートとほぼ決定したことも追い風となり、TBSの栫井巍(かこい たかし)プロデューサーと円谷特技プロ企画文芸部室長・金城哲夫が中心となって様々なアイデアが出されていった。TBSはかなり早い段階で、四つの条件を円谷特技プロに提示している。

  1. カラーで制作する(『ウルトラQ』が米国三大ネットワークと放送契約を締結できなかったのは、白黒作品であったため、と当時は考えられていた)
  2. 怪事件を専門に扱う、架空の公的機関を登場させる(放送評論家を招いた『ウルトラQ』の試写会では「民間人が毎回怪獣に遭遇するのは不自然」という意見がかなり多かった)
  3. 怪獣と互角に戦える、正義のモンスターを主人公にする(『ウルトラQ』の2クールでは「ゴロー対スペースモンスター」や「パゴス対ギョオ」といった怪獣対決モノが検討されていた)
  4. 『ウルトラQ』のレギュラー俳優を1人残す[注 5]

会議の中では「主人公が怪獣では具合が悪い」という意見が圧倒的に多く、監修者の円谷英二から「スーパーマンのようなヒーローを出してみてはどうか」と提案がなされた[5]。またこの時期、円谷が特技監督を担当した東宝特撮映画で、人間に味方する巨人と凶暴な怪獣が死闘を展開する『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965年、東宝)が公開されていた。この映画も本作の企画に少なからず影響を与えていると言われている。

ここでフジテレビ用に企画されていた番組『Woo』の「人間に味方する友好的宇宙人の活躍」というアイデアが流用され、『科学特捜隊ベムラー』という企画書が作成された[6]。この企画書では、「常識を越えた事件を専門に扱う科学特捜隊」と彼らに協力する正体不明の宇宙人ベムラーが設定されている。「飛行機事故で消息を絶った主人公がヒーローになって生還する」という設定はこの時点ですでに見られるが、主人公とベムラーの関係は企画書には明記されていない。

ベムラーの容姿は日本の伝説上の生物・烏天狗を思わせるもので、関係者から「敵怪獣との区別がつきにくい」「ヒーローとしてのキャラクター性が弱い」との指摘があった。

そこで『ベムラー』企画は再検討され、新たに『科学特捜隊レッドマン』が企画されることとなった[注 6]。この企画書では、正義の怪獣ではなく「甲冑を思わせるような赤いコスチューム」をまとった謎の男として設定されている。身長は2メートルから40メートルまで伸縮自在と設定されている。また、変身時間の制限も導入された。主人公とヒーローの関係についても「飛行機事故でサコミズを死なせた宇宙人レッドマンが責任を取ってサコミズの身体を借りる」と明記され、のちの完成作品であるウルトラマンの設定の基本的な部分は出来あがっていた。その一方で、レッドマンはすでに故郷が他の惑星の侵略で滅亡していること、サコミズ本人はすでに死亡してその心はレッドマンであること、サコミズには人気歌手の恋人がいる事等、完成作品との相違部分もある。

レッドマンのデザインは幾分ヒーロー的になったものの、拵井はもっとシンプルでインパクトのあるデザインを要求。また、前述のように本作はアメリカへのセールスを前提としており、アメリカの事情に詳しいTBSの大谷乙彦らが「今の形では外国人に受け入れられない。もっと無表情な鉄仮面のようなもののほうが謎があっていい」と提案[7]。こうして試行錯誤した結果、ウルトラマンのデザインが完成した[注 7]

「ベムラー」の名は第1話の登場怪獣の名前として残された[8]

制作背景[編集]

劇中に登場する怪獣が好評だった『ウルトラQ』に続く「空想特撮シリーズ」第2作として、『ウルトラQ』の世界観を継承する番組として制作・放映された。本放送当時のスポンサーは現・武田薬品工業一社であった[注 8]

本作は、ほぼ同時期に放映された『マグマ大使』とともにカラーで放送される[注 9]連続テレビ映画の草分けであり、その上、巨大な宇宙人を主人公とする大がかりな特撮中心のドラマは世界にも類例がないため、番組制作は苦難の連続だった。前作の『ウルトラQ』は放送前に全話の撮影を終了させていたが、本作は放映と平行して制作する一般的なドラマのスタイルとなった。TBSから支給された予算は、1クールにつき7000万円(1本約538万円)、本編のクランクインは1966年3月下旬。飯島敏宏監督によるAブロック(放映第2話、第5話、第3話)は本編・特撮を同一スタッフが手がける一斑体制でスタートしたが、16mmカラーフィルムの入念なテスト(色彩設計や照明の光量など)やウルトラマンの着ぐるみの度重なる塗り直し(初期はラテックス製のマスクと未塗装の黒いウェットスーツを使用していた)、操演中のジェットビートルをホリゾントにぶつけて大破させるなど撮影は遅々として進まず、野長瀬三摩地監督のBブロック(放映第7話、第4話、第6話、第9話)からは別班体制に変更。なおBブロックは、円谷一監督によるCブロック(放映第1話と第8話)の撮影を優先したため、完成済みの第7話を除いて後回しにされた。第一話に先駆けてオンエアされた「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」のおかげで、なんとか無事に放映が始まったものの、スケジュールは次第に切迫し、特撮を2班編成にしても間に合わなくなってきた。しかも1話につき300万円前後の赤字が出て行く有様だった[9]。番組の続行を望むTBS側とこれ以上の続行は不可能とする円谷特技プロとの間で協議が重ねられた結果「赤字はともかく、週1回の放送に間に合わないのが確実になった」(高野宏一他複数のスタッフによる証言)ために3クール39話の放送で一旦終了することが決定した[注 10]

シリーズとしての「ウルトラマン」[編集]

『ウルトラマン』に続いて一連のシリーズ作品が制作・放映された。毎回、巨大ヒーローと怪事件処理専門チームが連携して、宇宙や異次元、地球のどこからかやって来る怪獣や宇宙人たちと戦うというコンセプトの特撮番組で、子供達から人気を博す。これらの作品は、「ウルトラシリーズ」あるいは、「ウルトラマンシリーズ」と呼ばれる。

ウルトラマン[編集]

ウルトラマンはM78星雲光の国出身の宇宙人である。宇宙警備隊員として、怪獣墓場へ護送中に逃亡した宇宙怪獣べムラーを追跡して地球を訪れ、誤って死なせてしまった科学特捜隊のハヤタ隊員に自分の命を分け与えて一心同体となり、地球の平和を守るために戦うことを決意する。

普段はハヤタの姿で行動するが、有事の際にはベーターカプセルを点火させてウルトラマンに変身し、怪獣や宇宙人と戦う。

原則として地球人とは会話せず、感情などは動きだけで表現し、「シュワッチ」あるいは「シュワッ」などと表記される数種の掛け声のみを発するが、劇中まれに会話をすることもある。

プロフィール[編集]

ウルトラマン本人のプロフィールは、劇中では語られていないが、雑誌記事等では詳細に紹介されている。

  • 身長:40メートル[注 11][注 12]
  • 体重:3万5千トン
  • 年齢:約2万歳(最終話での台詞より)
  • 飛行速度:マッハ5
  • 走行速度:時速450キロメートル
  • 水中速度:200ノット
  • ジャンプ力:800メートル
  • 腕力:十数万トンタンカーを持ち上げる
  • キック力:320文の威力がある
  • 職業:宇宙大学教授、宇宙警備隊銀河系局長(のちに支部長と設定)
  • 趣味:読書
  • 家族構成
    • 父:宇宙保安庁長官
    • 母:ウルトラ学校教師

ベーターカプセル[編集]

ハヤタがウルトラマンに変身する際に使用する懐中電灯に似た機器。第1話でハヤタがウルトラマンと一体化する際に、ウルトラマンから託される。

カプセル内部には超小型プラズマスパーク核融合装置とベーターコントローラーが内蔵されている。これがないと、ハヤタはウルトラマンには変身できず、常に隊員服の内ポケットに携帯しているが、何度かカプセルを落とすシーンもある。ウルトラマンでいる時もどこかに携帯しているらしく[注 13]、第26話ではゴモラとの格闘中に落としたのを現場にいた子供に拾われる。

最終回ではウルトラマンを迎えに来たゾフィーが、自ら持ってきたベーターカプセルを使ってハヤタに命を与えると同時に、ハヤタとウルトラマンを分離させる。

大決戦!超ウルトラ8兄弟』では別次元のハヤタが、自身をウルトラマンであると気が付いた際に、ハヤタの手の中に現れる。

変身方法[編集]

ハヤタがベーターカプセルの赤いボタンを押すとベーター線(『フラッシュビーム』とも呼ばれる)[注 14]が発光部から発生し、ハヤタの周りを渦巻き状に包みこみ[注 15]ウルトラマンに変身する。変身・巨大化時のポーズは「右手を宙空に突き上げ、左手は顔の隣に置く」という独特の形であり、ウルトラマンを特徴づけるポーズとして以降の作品でも踏襲されている。

書籍設定では、フラッシュビームにM78星雲人の生命の源である人工太陽プラズマスパークと同じエネルギーが含まれ、この光によって元の姿を一定時間取り戻すことができるとされている。

ウルトラマンの能力[編集]

ウルトラマンは様々な特殊能力や格闘術を持っている。劇中で名称が明言されたのは「スペシウム光線」と「テレポーテーション」のみで、その他の名称は書籍や年代によってばらつきがあったが、後年には円谷プロにより統一されている。技の一部は後のウルトラマン達にも継承されている。

スペシウム光線
ウルトラマンが使う代表的な必殺技で、左右の手刀を十字型に交差させて右手から発射する破壊光線である。右腕にマイナス、左腕にプラスのエネルギーが蓄えられ、それをスパークさせて発射すると設定されている。相手を爆破または炎上させる効果がある。決まり手として多用される一方、通用しない敵も数体いる[注 16]。連射も可能。この光線には火星に存在しバルタン星人が苦手とする架空の物質スペシウムが含まれているとされ、劇中では第2話でムラマツがそのことを指摘したのを受けてフジ隊員が命名する。
「スペシウム」の名称は「スペース(宇宙)」+「イウム(「物質」を意味する接尾語)」から成り、命名とポーズの考案は脚本・監督の飯島敏宏によるもので、飯島によれば「十字ポーズは忍者が手裏剣を投擲する際の動作が元になっている」とのことである。
白色の光線だが、後年の作品にゲスト出演する際は色が異なっていることがある(例:『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では金色になっている)。
本作以降も、こうした「腕を交差または組むことで放たれる必殺光線」はウルトラ戦士の特徴となっている。ほとんどのウルトラ戦士が何らかの必殺光線を有しており、それを得意技としている。
映画『新世紀ウルトラマン伝説』によると、全ウルトラマンの光線技の原点とされ、すべてのウルトラマンがその構えをしている[注 17]
八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)
スペシウム光線のエネルギーをリング状に丸めたもので[11]、外周にのこぎり状態の突起がある。相手の体を切断するために使う。まず両手を胸の前に水平に構えた後、挙げた右手を振り下ろして投げる。第16話でバルタン星人(2代目)に対して初使用。空中で2つに分離してレッドキング(2代目)を3つに切り裂くシーンもある。投げ返されたり、バリアーに防がれるなど、通用しないことも多い。
ウルトラマン80が第45話でバルタン星人(6代目)を倒した八つ裂き光輪は初代ウルトラマンから教わったと言及されている。[12]
ウルトラマンメビウス』以降の作品へのゲスト出演時にもたびたび使用され、その際には高速追尾機能を追加したり、左手に発生させて直接斬りつけて頑丈なキングジョーブラックの腕を切断したりと、特殊な使用例を見せる。
ウルトラアタック光線
両腕先に発生させたエネルギーを右腕に誘導してからリング状の光線にして放ち、相手を硬直させたのち粉砕する技。劇中では第31話でスペシウム光線の効かないケロニアを倒すのが唯一の使用例である。資料によっては火に弱い敵に有効な熱線[13]、または相手を麻痺させる光線で止めの爆発は念力によるなどの説明もあるが、シナリオによればリング状光線から相手の爆発まで一連の技である。
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では同様にスペシウム光線が効かないアントラーを倒す際に使用。
透視光線
両目から放って透明な敵を発見したり、壁の向こう側を見通す光線。バルタン星人(初代)の宇宙船や、透明化したダダを発見するために使う。
ウルトラアイスポット(ウルトラ眼光)
両目から放つ光線。八つ裂き光輪も防ぐ、バルタン星人(2代目)の光波バリヤーを無効化する。
スラッシュ光線
掌を合わせて連続発射する矢尻状の光線[注 18]。第33話で使うが、メフィラス星人の光線に相殺される。
キャッチリング(金縛り光輪)
相手の動きを封じるための光輪。高速スピンを行いながら発射したリング状の光の鎖で敵を締めつける。ゼットンの体を一度は拘束するが火球でスピンを止められ、引き千切られる。
リバウンド光線(ウルトラバリヤー)
手の先から発するエネルギーで光の壁を空中に描き、攻撃を防ぎ跳ね返す。ジェロニモンの無重力光線を跳ね返す。『ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、光の国の氷結から逃れる際にセブンと共に使用する。
ウルトラ念力
強力な念力を放って物体を粉砕したり、静止させる能力。アボラスの吐いた溶解泡を吹き飛ばし、ウルトラアタック光線と併用してケロニアを粉砕し、ジェロニモンが放った大量の羽根手裏剣を止める。『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ハヤタの状態で使用する。
ウルトラエアキャッチ(ウルトラ反重力光線[注 19]
両手から放つウルトラ念力の一種で、手を触れずに敵を空中に浮かばせることができる光線。そのまま地面へ叩きつけることもでき、第25話でレッドキング(2代目)に使う。
ウルトラサイコキネシス
念力から放つ渦巻き状の光線で相手の動きを止め、左右の手の指先でその動きを操り、空中に持ち上げて遠くに飛ばし、爆発させる技。第38話でスペシウム光線や八つ裂き光輪が効かないキーラに使用する。
ウルトラ水流
両手を組み合わせ、指先から高圧の水を放出する技。ペスターが起こした石油コンビナートの大火災を鎮火するために使う。また、水を弱点とするジャミラに浴びせて倒す。
ハイスピン
体を高速回転させる能力。これによりブルトンが作り出す四次元空間から脱出する。
テレポーテーション
異なる星に瞬時に移動する能力で、劇中での説明によると自身の寿命を著しく縮める。第16話で使用。
光線白刃取り
第31話でケロニアの光線を両手で受け止めて防いだ技。
飛行能力
大気圏内だけでなく宇宙空間を自由に飛行する能力を持っている。大気圏内での飛行速度はマッハ5(初期の設定ではマッハ3)。超光速で飛行する時は赤い光の玉に変身する(第1話)。
巨大化能力
第28話でダダのミクロ化機(縮小光線銃)により等身大にされた際にのみ使用。胸の前で両手を合わせてスパークさせ、変身時と同じプロセスで再度巨大化する。
空中体当たり
高速飛行しながら空中の敵に体当たりする。ガマクジラスカイドンを倒す。第14・34話では激突時の飛行ポーズが異なる(ガマクジラの時には頭から突っ込むが、スカイドンの際には通常の飛びポーズ人形を使う)。
ウルトラ頭突き
ダイヤモンドの100倍の硬さがあるといわれる頭頂部を使い、低い姿勢から勢いよく飛び出して体当たりする技。
ウルトラチョップ
手刀で相手を殴打する。敵目掛けて走り、すれ違いざまにチョップを決める「ウルトラ霞斬り」という応用技もあり、ジラースを倒す。
ウルトラダブルチョップ
両方の手のひらを合わせて放つチョップ。ウルトラスラッシュを弾き返したグビラのドリルを叩き折る。レッドキング(二代目)に対しては後頭部に一撃を見舞って勝機をつかみ、ゴルドン戦では首を叩き伏せる。また、アボラス戦でも披露する。
ウルトラパンチ
敵の弱点を見極めて打ち込むパンチ技で、インド象50頭分の威力がある。
ウルトラキック
足にパワーを集中して素早く打ち込むキック技。ウルトラマンの関節は「三重関節」と呼ばれ、キック等の威力が数百倍になる。
急降下キック
高空から敵めがけて急降下して、両足で一気に怪獣を蹴り倒す技で、グリーンモンス、レッドキング、ゴモラ、ジェロニモンに使用する。
回転首締め
両足を敵の首に絡めたまま転倒させて、ともに大地に横たわった状態で締めつける、プロレス技に似た戦法。ダダを苦しめる。
ウルトラスウィング(ハンマー投げ)
敵を掴んで振り回し、放り投げる。
岩石落とし
怪獣にダメージを与えて、ひるんだところを両腕で持ち上げ、地面に叩きつける大技。
背負い投げ
相手の首を後ろ手に掴み、背中に乗せるように投げ飛ばして大地に叩きつける大技。レッドキング、テレスドンを一撃で倒している。
巴投げ
大地に寝て、相手の突進してくる力を利用するようにして、足の力で投げ飛ばす技。
ネックハンギング
怪獣の首を締め上げたまま体を持ち上げ、動きを鈍らせる技。この技で怪獣を弱らせ、投げ技へとつなぐことが多い。
ヘッドロック
脇で怪獣の首を締めつけ、動きを一時的に封じる技。戦況に応じて、片手で締めたり両腕を使って挟んだりする。怪獣が突進してきた瞬間に抱え込んで、そのまま投げ飛ばす技に転ずることも多い。
馬乗り戦法
上空から勢いよく敵の背後にのしかかり、馬乗りになって動きを封じる戦法。
防御能力
高い防御力を有し、特に熱に対しては強い。跳ね返されたスペシウム光線を受けても軽傷で済み、原子爆弾の爆発に巻き込まれてもほとんどダメージを受けない。化学的な耐食性も高く、アボラスの溶解泡も弾き散らす。電撃に対しても耐性があり、ネロンガの電撃を胸に受けても平然とし、『ウルトラマンメビウス』に客演したときにも、メフィラス星人のグリップビームを真正面から受けながら難なく弾き飛ばす。

他作品への出演時に見せる能力[編集]

ウルトラの星作戦(スパークロック)
帰ってきたウルトラマン』にゲスト出演した際に、ウルトラセブンと共に使用する技。2人で体を交差させてエネルギー域を作り出す。ナックル星人に捕らえられたウルトラマンジャックを蘇生させる。
金縛り光線
ウルトラマンタロウ』にゲスト出演した際に、テンペラー星人の動きを封じるために、ウルトラマンエースと同時に発射する、青白い帯状の光線。「スペシウム光線」を発射するときと同じように、腕を十字型に組んで放ち、テンペラー星人の体を何重にも縛り、締め上げる。
グランドスパーク
『ウルトラマンタロウ』にゲスト出演した際に、ゾフィー、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエースとともに放つ光線。テンペラー星人の宇宙船に向かい、それぞれが必殺光線を一斉に発射する事で、大爆発させる。
トリプルスピンビーム
映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』で使う、初代マン、ウルトラセブン、タロウの3人による合体技。「トリプルスピンビーム!」と叫び、肩を組んで回転しながら、敵のエネルギーを中和させるアンチエネルギー波を放つ。怪獣帝王ゴモラのキャッチビームを無力化する。
ウルトラフラッシャー
「ウルトラフラッシャー」と叫び、初代マンのスペシウム光線、セブンのエメリウム光線、タロウのストリウム光線を同時に撃つ合体技。映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』で使い、トリプルスピンビームで無力化したキャッチビームを破壊して中に閉じ込められていたハヌマーンを救出する。
3戦士トリプル光線
ウルトラマンレオ』にゲスト出演した際に、ウルトラキーを盗んだアストラ(正体はババルウ星人)をかばうウルトラマンレオに対し、ジャック、エースとともに放つ光線。全員が両腕をL字型に組み、右腕から発射する。
ウルトラスペシウムシュシュファイナル
有言実行三姉妹シュシュトリアン』にゲスト出演した際、バルタン星人を倒すために使用される。前衛で巨大化したシュシュトリアンが必殺技「シュシュファイナル」のポーズを取り「ウルトラスペシウムシュシュファイナル」と技名を叫び、後衛に配したウルトラマンが「スペシウム光線」を「シュシュファイナル」を放つ交差したバトン越しにバルタン星人に向かい放つことで二つの技が合わさった技。
ウルトラセパレーション
映画『甦れ!ウルトラマン』で使った新技。5体に分身し、それぞれが各地に飛んで怪獣と戦う。
マリンスペシウム光線
映画『甦れ!ウルトラマン』で使用。スペシウム光線の威力を強化させた7色の光線。スペシウム光線が効かないゼットンを倒す。
赤い球状での体当たり(名称なし)
ウルトラマンティガ』第49話で、円谷英二監督の想いが実体化して現れたウルトラマンが使用。ヤナカーギーを弾き飛ばす。
エネルギー付与
同じく『ウルトラマンティガ』第49話で使用。ティガにエネルギーを与える光線。
ファイナルクロスシールド
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で、Uキラーザウルスヤプールの怨念を封印するためにウルトラセブンウルトラマンジャック(新マン)ウルトラマンAと共に使う大技。エネルギーのほぼ全てを使い果たすため、使用後は変身と戦闘を行うことが困難になる。
クアトロ・バスター
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で、月面におけるUキラーザウルスとの戦いで使用する合体光線。セブン、ジャック、エースとともに、それぞれが繰り出した必殺光線をひとりにしてUキラーザウルスに放つが、かわされる。
リベレイト・レイ
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で、セブン、ジャック、Aと共に使う能力。宇宙人連合に捕らえられたメビウスに、4方向からエネルギーを与える。「エネルギー付与」とは別物。『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではセブン、ジャック、Aと並んで放ち、ブロンズ像にされたメビウスを復活させた光線をウルトラパリフィーと呼ぶ。
結界
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』で使った、付近一帯に怪獣を寄せ付けなくする結界。レイブラッド星人に肉体を封印された状態で使用し、自らの命を削りながらも人間を守る。
グリッターバージョン
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』で人々が信じた未来や希望の「光」を得てパワーアップした姿。銀の部分が金、赤の部分が赤みのある金と元々のカラーを金色に変えたカラーリングとなっている。『ウルトラマンティガ』のグリッターティガのように巨大化はせず、身長は通常時と同じ。
グリッターバージョン単独での戦闘は無いが、セブン、ジャック、A、ティガダイナガイアメビウスと力を合わせ『スペリオルマイスフラッシャー』を巨大影法師に放ち消滅させる。
スペリオルストライク
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』で超ウルトラ8兄弟が、それぞれの光線を同時発射する技。ギガキマイラの「デザスタル・バースト」の発射口である胸を狙い撃つ。
ウルトラスペリオル
超ウルトラ8兄弟の発射した、それぞれの最も得意とする光線が融合し、すさまじい破壊力を生み出す合体光線。宇宙空間でギガキマイラを撃破する。
ウルトラグランドウォール
超ウルトラ8兄弟が力を合わせて作り出す超強力バリヤー。ひとりのウルトラマンが作るバリヤーの数万倍の強度を誇る。ギガキマイラの放ったキマイラ・ショッカーを跳ね返し、大きなダメージを与える。
エクセレント・リフレクション
超ウルトラ8兄弟が力を合わせて放つ合体光線。ギガキマイラの放ったデザスタル・バーストを無効化したのみならず、元素レベルまで破壊された海を再生する。
赤い光線(正式名称不明)
OV『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』でゾフィー、セブンと共に放った光線。3人が手を繋いで輪を作り、回転することで発射される。ビートスターが惑星ブラムに衝突する際の時間稼ぎとして使用する。

変身時間[編集]

ウルトラマンの活動時間は「3分間」と視聴者に認知されているが、本作の劇中において3分間と言及されているわけではない[注 20]。劇中で「ウルトラマンのエネルギーは3分間しか続かない」と初めて明言されたのは、『帰ってきたウルトラマン』の第1話である。

TBS番組宣伝課発行の「ウルトラマンあらすじ集」には「ウルトラマンの持続時間は胸に点滅するカラータイマーのランプの色と警告ブザーが示す。最初は青色で3分間、途中黄色に変わった時が注意信号で、赤色になるとあと30秒で全ての力を失う危険信号になっている」と記述されているが、これは仮タイトル時の2月15日にTBS第一会議室で作成された「レッドマン最終申し合わせ事項」をほぼそのまま引用したもの。放映直前の「週刊テレビガイド」1966年6月24日号では、「ウルトラマンの胸に赤ランプがつくと、彼の超能力もあと30秒で消滅するのだ!」と、青の具体的な持続時間及び黄色の注意信号の件が省略され、続く「ジュニアTBSニュース号外」では「ウルトラマンの胸に赤ランプがつきブザーが鳴るのは、もうすぐエネルギーがゼロになるという警告である」と、ラスト30秒の件までが省略されて完成作品におけるナレーションに近いものになっている。ただし第7話には「あと30秒だ」というイデ隊員の台詞があり、当初の基本設定が踏襲されている。

これら初期の設定を、大伴昌司が『少年マガジン』誌上で簡略化のうえ「3分間」と紹介したものを、円谷特技プロが後から公認したとされる。

なぜ制限が3分間であるかについて、円谷プロの満田かずほ監督は、予算を大量に浪費する特撮・格闘シーンを30分番組の1割に当たる3分間に収めるという約束事がなされたためと語っている。また、当時の人気格闘技ボクシングにおける1ラウンドの試合時間、長嶋茂雄の背番号などからヒントを得たとしている。

カラータイマー[編集]

撮影費用のかかる特撮部分の経費削減と、ウルトラマンが完全無欠のヒーローでありすぎると話に面白みが欠けるので、子供にも判りやすい弱点を作ることが目的で、当初のデザインでは存在していなかったカラータイマーと変身時間の制限が導入されたといわれている。カラータイマーの点滅については、当時主流だった白黒テレビを考慮しての面が大きい。

カラータイマーはデザイン上の要請とは無関係に考案されたものであり、デザイン担当の成田亨はこれを嫌い、自身が作成したウルトラマンの絵画や塑像にはカラータイマーをつけていないことも多い[14][注 21]。また、ウルトラマンの変身・巨大化時の右手を宙空に突き上げたポーズの人形にはカラータイマーがついていない。しかしウルトラマンに不可欠なデザイン上の特徴として以後のウルトラシリーズに継承され、他の類似作品にも大きな影響を与えた。成田は、次作『ウルトラセブン』をデザインする際に、この事を見越してセブンの額に小さなランプをあらかじめ盛り込んでおり、実際にシリーズ中盤から活動限界を知らせる機能が追加されている。

名付け[編集]

劇中では、第1話でハヤタが最初に「ウルトラマン」と命名する。この命名がハヤタの意思なのかウルトラマンの意思なのかは不明[注 22]。その後、敵対する宇宙人やゾフィーからも「ウルトラマン」と呼ばれる。

ウルトラマンのデザイン・造形[編集]

ウルトラマンのデザインは、前作『ウルトラQ』でも怪獣や宇宙人のデザイン、セットの美術デザインを依頼された彫刻家の成田亨が担当した。仕上げの最終段階で平面上の作業に見切りをつけたため、デザイン画の決定稿は存在しない[14]。成田の指示のもと、美術スタッフの佐々木明が粘土による造型作業を繰り返す中で、あのマスクと身体の模様が出来上がった[注 23][注 24]

造形は、演技者の古谷敏の体型を採寸し、ライフマスクを取って完全に古谷専用として作られており、他の演技者が着用することは考慮されていない。古谷の体型が八頭身であることから、大きめのマスクを着けることで、成田が人体の美の理想とする七頭身になるとしている。なお、撮影における傷みによる作りなおしと改良・修正の意味も併せて、2度大きなモデルチェンジが行われている。これはAタイプ(第13話まで)、Bタイプ(第14 - 29話)、Cタイプ(第30話以降)と呼ばれて区別されている。

Aタイプのマスクはそれ以降のマスク同様のFRP樹脂製マスクの表面に、合成ゴム=ラテックスをコートする形で作成されている。これは当初、劇中で口を開閉させる予定があったためであったが、撮影が開始されてから口の開閉の効果が充分に発揮出来ないことが判明し、なおかつ口の横に不自然なシワ(開閉ギミックのせいでついたとされるラテックスの変形)ができてしまった[16] ため、円谷英二社長の一言で開閉を中止した。1クール分の撮影が終了した頃、傷みと劣化が進行したため、Bタイプへと新調されるが、この際、口の開閉が廃されてラテックス使用の必要性がなくなったため、素材はFRP製となった[16]。一部の文芸スタッフはこの経緯を知らず、放送を見て「前回まで宇宙人然としていた顔が突然、鉄仮面のようになっていたので驚いた」と証言している。Bタイプマスクの特徴としてアゴの部分がやや張りぎみで頬がほっそりし、口幅が狭く口元が締まっている事もあって知的でシャープな顔立ちである。[注 25]CタイプマスクはBタイプに比べ細身ながらも、丸みを帯びた印象で口幅がより広く、穏やかに微笑んでいるかのような口元と、どことなく温和な雰囲気の顔立ちが特徴であり、Bタイプと比べると目の取り付け位置、耳の形状、その位置や角度も異なっている。

成田のデザインイメージでは、ウルトラマンはマットなシルバー塗装ではなく、メッキ加工による銀であったという。ウルトラマンでは実現しなかったが、後に成田が美術を担当する『突撃! ヒューマン!!』において、主役ヒーローのステンレス製マスクで結実した[17]

BからCに新たに造形し直されたことについては、デザイン・造形ともに関与していた成田の、晩年近くになるまで全く知らなかった、との証言や「佐々木明が自身で造形したBタイプにどうも満足がいかず、それを解決するため独自の判断で全面的に作り直ししたのではないか」との憶測はあるが、現在に至るもはっきりとわかっていない。

このCタイプマスクの原型は、最終回に登場するゾフィーや後の『帰ってきたウルトラマン』にも流用され、以降長期に渡り、ウルトラマン(ゾフィー・新マン含む)の標準的マスクになる。

スーツは前作「ウルトラQ」のケムール人で使用したウェットスーツが質感として成功したため、ウルトラマンもウェットスーツで製作されることになった。初期のAタイプは銀と赤(朱)のラインでそれぞれ型紙を起こし、ウェットスーツ生地でバラバラに作ったラインのパーツを接合して製作されている。その後、当初の「宇宙人」からヒーロー性を強調した造形へと変更が加えられ、スーツが作り替えられるたびに上半身がより筋骨隆々としたたくましい体型に変化していった。AタイプとBタイプはマスクとの境目付近が銀色に塗装されていたが、Cタイプは塗装されておらず、マスクとの境目がそのまま色の境界線になっている。

足(靴)は、Aタイプは市販のゴム地下足袋の改造品。Bタイプは爪先が尖って反り返っている上に、踵の上に縦に小さなヒレ(ファスナー隠しと思われる)が付いている。Cタイプは靴底を薄いゴムに貼り替えた皮革製ブーツであるため、両内側にファスナーラインが見える。

手は医療用(手術用)の極薄手の手袋を使用し、輪切りにしたコンドームを利用してスーツとの継ぎ目を隠した上で、手から手首全体をスーツと同じ銀色に塗装することで、視聴者に「人が着ぐるみを着て演じている」印象を薄める処理がなされている。足についても靴とスーツの境目に同様の処理が施されている。

塗装にもウェットスーツ(ゴム)に対する密着性とアクションに伴う伸縮性が求められたが、当時はウェットスーツ専用の塗料が存在しなかった。そこで、ゴム系接着剤を溶剤で希釈したものに銀粉を混ぜた専用の塗料を手作りし、使用している。これは通称「円谷銀」「ボンド銀」と呼ばれ、ムラにならない様にする為に非常に薄く、何度も塗り重ねてようやく塗装面として完成する。ウェットスーツ専用の塗料が一般に出回る様になるまで、以降のシリーズや他の円谷ヒーロー等の塗装の基本になった。また、ウルトラマンの赤色は本来は朱色だが、ネロンガ戦とその時の雑誌用特写で見られる色は真っ赤である。これは当時、まだ主流だったモノクロでの掲載を考慮してコントラストをハッキリさせるため(白黒写真では朱色も銀もグレーっぽくなってしまい、ラインが判然としない。原色の赤だと白黒では黒っぽく写る)のこの撮影時のみの処置で、後から拭き取れるように朱色の上からポスターカラーで赤く塗ったものだった。

ウルトラマンのスーツはおおまかには3タイプに分けられるものの、実際には撮影に伴う劣化などのために、単純に3種類だけでは区切れない細部の変更が認められる(Aタイプは黒いウェットスーツの上から銀と赤の塗料で何度も塗り直していた。足についてもCタイプスーツは当初の第30・31話ではBタイプの爪先の反り返った物をそのまま流用していたが、第32話からCタイプ用のブーツに代わるなど)。

これら撮影用スーツのその後の処理、保存状況などの詳細は以下のとおりである。

  • Aタイプ - Bタイプに交代後マスクを剥がしニセウルトラマンに改造、後に再度ゾフィーに改造され使用。マスクはラテックスのため劣化し、廃棄されたため現存しない。
  • Bタイプ - Cタイプに交代後に円谷倉庫にて保管されていたが、1970年代に盗難に遭い、現在に至るまで所在不明。
  • Cタイプ - 撮影終了後に番組スタッフの手元に渡っており、スーツ本体は経年劣化してしまったがマスクのみスーツから外され当時の実物が現存する[注 26]

ウルトラマンのスーツはゴム素材のウェットスーツを使っているため、ゴムの腐食による傷みが激しく、数年以上完全な形で保存することができない。また、銀色などの塗装にも合成ゴム系接着剤が使用されるため、日ごとに柔軟性がさがり、塗装面が大きいほどスーツが硬化し縮んでしまう。また撮影用スーツについては、爆発の爆煙効果に使用されるセメント粉が表面の微細な気泡に入り込んで硬化してしまう為、なお劣化が早い。そのため、後のウルトラシリーズの各番組や映画、またイベントや展示、CM撮影に使われるスーツは、数年毎に新調されたものが使われている。作品の制作が終了した後もこうして多くのスーツが作られる。またこれらは基本的に手造りであり、当初これほど長期的コンテンツになるとは考えられておらず、身体のラインの型紙等も存在しなかった。既存の写真等を参考に作るため、細部の異なったさまざまなバリエーションのスーツが存在することになる。スーツは中に入る演技者の体形に合わせて製作されるため、身長や体型の違いによるバリエーションも非常に多い。

他作品での活躍[編集]

第2期ウルトラシリーズでは単独で客演したことはなかった[18]が、平成以降は単独での客演が多くなる。『ウルトラマンメビウス』以降の作品では、ウルトラ兄弟の中でも伝説的存在とされる「ウルトラ6兄弟」の1人にカウントされている。

ハヤタの姿で登場する作品は◎、ハヤタの姿で登場しないがハヤタ役の黒部進が声を担当している作品は●を付記。

帰ってきたウルトラマン』◎
第38話に登場。ナックル星人によって処刑寸前だったジャックを、セブンと敢行した「ウルトラの星作戦」で救出する。第51話では直接姿を見せてはいないものの、郷秀樹(ジャック)にテレパシーを送る(声は谷津勲が担当)。
ウルトラマンA
第1話、第13・14話、第26・27話に登場し、第13話のみ辻村真人が声を担当。
第1話でウルトラマンエースが北斗星司と南夕子にウルトラリングを与える場に立ち会う。第13・14話でヤプールの罠でゴルゴダ星におびき寄せられ、自分達に気を使うエースを叱責する。エースを地球に送った後、十字架に縛られてスペシウム光線のエネルギーを奪われる。第26・27話ではヒッポリト星人にブロンズ像にされたエース同様、ヒッポリト星人の前にブロンズ化される。
第1話でのスーツは、ジャックのスーツを塗り替えたもの[19]
ウルトラマンタロウ
第1話、第25話、第33・34話◎、第40話に登場。第1話でアストロモンスとの戦いで瀕死の重傷を負った東光太郎をウルトラの国に連れていき、ウルトラマンタロウと合体させる。第25話でウルトラの国でタロウらとウルトラ六重合体を果たし、ウルトラタワーからウルトラベルを入手する。第33・34話でタロウからの招待で地球を訪れ、兄弟全員でテンペラー星人と戦う。 第40話では天王星でタイラントと戦い、敗北する。
ウルトラマンレオ
第38・39話に登場。ババルウ星人の計略にかかり、ウルトラマンレオと戦う。
映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
古川登志夫が声を担当。
映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団
映画『ウルトラマン物語
上記とも声は堀内賢雄が担当。
ウルトラマンティガ
第49話に登場。単独では初の客演。マドカ・ダイゴ(ウルトラマンティガ)がパラレルワールド(1965年の円谷プロ)に迷い込むという設定のもとで客演を果たす。宇宙恐竜ヤナカーギーに苦戦するティガと共闘する。声は二又一成が担当。
ウルトラマンメビウス
第1話(イメージのみ)、第47話◎、第50話●、劇場版◎、OV『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』STAGE.1●
劇場版では、ウルトラマンメビウスが地球に派遣される20年前にセブン、ジャック、エースとともにファイナルクロスシールドでヤプールを封印したのと引き替えに変身能力を失い、かつて一心同体だったハヤタの姿になり、神戸空港の空港長を務めながらヤプールを監視していた。十字架にかけられたメビウスを救出するため、決死の変身を果たす。上着の襟には科学特捜隊のエンブレムを付けている。ミライ(メビウス)に「ウルトラマンは神ではなく頑張ろうと救えない命もある」と諭す。映画のエンドロールや公式サイトなどのクレジットでは「ハヤタ」のみの表記であるが、劇中の小道具である神戸空港制限区域立入証では「ハヤタ・シン」と表記されている。
第47話では暗黒四天王最後の刺客・メフィラス星人が仕組んだゲームを傍観せざるを得なかったが、最終的にはメビウスとタッグを組み、メフィラス星人と戦う。第50話ではGUYSクルーにテレパシーを送って励まし、セブンから80までの兄弟と協力して太陽を覆っていた黒点を消し去る。『ゴーストリバース』STAGE.1では、ウルトラマンヒカリからのウルトラサインを見て、エースやタロウを怪獣墓場に向かうのを見届ける。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
第13話に登場。レイブラッド星人の手にかかって惑星ポリスで石像化していたが、レイモンの力によって封印を解かれ、キングジョーブラックからペンドラゴンを助ける。
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』◎
ウルトラマンが存在しないパラレルワールドで普通の人間として暮らしていたが、世界の危機に接してウルトラマンの記憶が宿り、モロボシ・ダン(セブン)、郷(ジャック)、北斗星司(エース)とともに変身する。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY
第13話に登場。セブンとともにレイブラッド星人を撃破し、窮地に陥ったペンドラゴンを救う。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』◎
セブンやメビウス、レイオニクス・レイとともに、ウルトラマンベリアルが率いる怪獣軍団と戦う。
映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』●
アナザースペースへ旅立つウルトラマンゼロに、他のウルトラ戦士とともにエネルギーを与えた後、光の国を襲撃したダークロプス軍団を迎え撃つ。
OV『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』●
ビートスター天球で戦っていたウルティメイトフォースゼロの危機に、セブンやゾフィーとともに駆けつけ、天球のコースを変える時間稼ぎを行う。
映画『ウルトラマンサーガ』◎
セブン、ジャック、エース、レオとともにゼロの身を案じた他、本編からカットされたシーンではバット星人が作りだした怪獣兵器アントラーと戦う。また、ゼロが時空を越えたのが、怪獣墓場から怪獣を連れ去る謎の円盤と関係があると察知している。
新ウルトラマン列伝
第1話に登場。セブンやゾフィーとともに歴代ウルトラマンの地球人との出会いを振り返った後、新たなる戦士・ウルトラマンギンガを紹介する。
ウルトラマンギンガ
他のウルトラ戦士ともども、スパークドールズに変えられた。第8話終盤において、ウルトラマンダーク(SD)にダークライブされ突如出現、ギンガの前に立ちはだかる。ウルトラセブンダーク(SD)とのコンビネーションでギンガを苦しめるが最終的に敗北し、スパークドールズはヒカルの元へ渡る。続く第10話では千草がギンガライトスパークでウルトライブし、ウルトラセブン(SD)、ウルトラマンティガ(SD)とともにスーパーグランドキング(SD)と戦うも敗れ、スパークドールズに戻る。最終回で他のスパークドールズたちとともに地球を去るが、番外編ではギンガライトスパークとともに再び地球に飛来。再び千草がウルトライブし、ウルトラマンティガ(SD)とともにゼットン(SD)マグマ星人(SD)と戦う。

総称としての「ウルトラマン」[編集]

本作終了後、本作の流れをくむ作品群「ウルトラシリーズ」が制作され、各作品のヒーローは「ウルトラマン」と総称されるようになった。その後、作中世界においても、『ウルトラマンメビウス』の物語冒頭でウルトラの父がメビウスに対し地球人が光の国の戦士たちを「ウルトラマン」と呼ぶと語り、彼らの総称として「ウルトラマン」という名称が定着していることが物語にも反映された。

その姿は基本的にFRP製のマスクとウェットスーツをベースにしたスーツで造形され、銀と赤を基調としたデザインや、胸部の発光器などの特徴がある。しかし、それぞれの要素に例外が多く、全員の共通項を示すのは難しい。

当初はM78星雲あるいは光の国と呼ばれる特定の星の出身と設定されていたが、シリーズが続くにつれてウルトラマンレオ等のM78星雲の出身でないものや、ウルトラマンガイアのように宇宙人でないものも登場し、出自の設定も多彩になっている。

詳細はウルトラシリーズの各作品およびウルトラマン一覧を参照。

科学特捜隊[編集]

国際科学警察機構の下部組織で、正式名称は科学特別捜査隊(かがくとくべつそうさたい)。略称は科特隊(かとくたい)。基本的には怪事件調査の為の組織で、怪獣との戦闘は特別任務である。パリに本部があり、劇中ではインドやボリビア、NY、中近東などの支部について言及され、他にもブラジル、ロンドン、モスクワ、トルコ、そして日本に支部を置く。緊急連絡時の電話番号は999。英語表記はSSSP(Science Special Search Party)である。設定ではパリ本部の長官はスイス人のF・G・ピースであるとされている[20]

日本支部の隊員は総員5名で、ムラマツ隊長(キャップと呼ばれる)以下副隊長格のハヤタ隊員、アラシ隊員、イデ隊員、フジ・アキコ隊員。途中からホシノ少年も特別隊員になり、ピグモンにも特別隊員の称号が贈られる(第37話)。パリ本部や海外の支部の隊員が訪れることもある(第7話、22話、23話、31話、32話)。

ムラマツ隊長以下のムラマツ班の他にも、『ウルトラマンメビウス』には宇宙での任務を目的としたサコミズ班が登場するほか、設定上はミナト班やヤマト班などが存在しており[20][注 27]金城哲夫の小説では100人以上の隊員がいると設定されている。また、漫画『ウルトラマン 科特隊奮戦記 ジャイアント作戦』には、電波班・分析班・技術班などのほか、科特隊日本支部上層部の人間としてサイゴウ総司令、ミヤジマ副司令が登場する。

設定では、『ウルトラQ』に登場した一ノ谷博士らが中心となって日本支部を設立したとされ、[21]円谷プロ公認のPCゲームで『ウルトラQ』と本作の間の出来事を描いた『ウルトラ作戦 科特隊出動せよ!』ではウルトラマンが現れる以前から怪獣と戦っており、創設者の一ノ谷博士も最初はメンバーに入っていたが第1話「科特隊日本支部誕生」の六角村での核露怪獣ゴルドキング迎撃作戦時に無念の死を遂げる。[22]第31話のムラマツキャップの話によると、少なくとも20年は歴史がある。

本来は戦闘よりも調査に重点を置いた組織として描かれているが、科特隊が独力で倒す怪獣も多く(科特隊がいなければ、ウルトラマンが倒されていたかもしれないケースもある)、その数は歴代の防衛チームで最多である[注 28][注 29]

日本支部基地[編集]

東京郊外に存在し、台形状で銀色の建造物と平行四辺形型で黒色の建造物を組み合わせた本棟、ジェットビートルの発射台、別棟で構成されている。基地の外壁は、あらゆる光線や熱線を遮る特殊な鉄筋コンクリート製。基地内部には、隊員達が勤務する大型電子頭脳を備えた司令室をはじめ、司令室の上階とポールで繋がる寝室や、ホテル並みの環境が整った来客用のレストルーム、回収された遺留品を研究する分析室に、新装備開発のための作業室などが置かれ、基地周囲には、消火用の自動放水装置も設置されている。

第17話で、ブルトンが生み出した四次元空間に包まれ、第31話ではゴトウに化けたケロニアに侵入されるなど、襲撃を受けることも少なくない。また最終回では、ゼットン星人に侵入されて内部を破壊され、ゼットンの火球攻撃を受けて火災が発生する。

第38話と最終回である第39話では、司令室の大型電子頭脳以外に様々なレーダー機や計測器といったコンソールシステムが導入されている[注 30]

造形
最初に作られたセットは初期の撮影後に取り壊され、その後は必要に応じて新たに作られた。第16話で作られたセットでは、ビートルの発射台にカタパルトが増設され、同時に周囲の骨組みや照明の色が変更された。第17話で作られたセットは、発射台の裏手を通るスロープの基部の形状が異なる。第39話で作られたセットは、本棟と発射台の位置関係が異なる(そのためスロープがなくなっている)ほか、別棟の形状がまったく異なる[23]

隊員[編集]

年齢設定は、TBS番宣課が発行した「ウルトラマンあらすじ集」に基づく。

ムラマツ
年齢設定36歳。科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長。通称「キャップ」(時に「キャプテン」とも)。
部下を見守る良き隊長であり、謹厳実直な性格で部下からも慕われる。その一方、必要なときには冷徹な判断を下すこともある。ウルトラマン(実は偽者)による破壊行為に対しても、出動命令を下す。また、バルタン星人の対策会議で攻撃に反対したり、ゼットン星人の円盤の侵攻に際しても攻撃を主張する部下をなだめるなど、慎重派の姿を見せる。かつては科特隊の前身となった対宇宙防衛研究所の宇宙実験班に所属し、ゴジラの生態研究で知られる山根恭平博士の助手を務めていたという裏設定もある。
帰ってきたウルトラマン』の前身となる『続ウルトラマン』では既に引退したという老人になっており、再び現れた怪獣に苦戦する地球防衛組織に助言を与える人物として登場が予定されていた[24][25]
ハヤタ
本作の主人公。科学特捜隊養成学校を首席で卒業したエリート隊員で、年齢設定25歳。
竜ヶ森湖上空でベムラーを追っていたウルトラマンの赤い玉と衝突して命を失うが、ウルトラマンと一心同体になって復活し、事件の際はウルトラマンに変身して怪獣や宇宙人と戦う。ウルトラマンと一心同体となって以降のハヤタの意識が本人のものなのか、それともウルトラマン意識なのかは、明確に設定されていない[注 31]
ムラマツ不在時は代わって指揮を執っており、実質的な副隊長である。任務を忠実にこなす真面目な隊員[注 32]であるが、第32話ではくじ引きに細工をする、第34話では変身しようとして間違ってスプーンを掲げる、第37話ではイデの戦意喪失でピグモンを死なせてしまったイデを殴るなど、普段とは異なる一面も見せる。
ハヤタがウルトラマンであることは、他の隊員達には知られることはない。第14話のシナリオでは、ハヤタとウルトラマンが同じ個所を負傷したことを、ムラマツとアラシが不審がるシーンがあったが、未使用に終わっている[26][注 33]。ただし、第1話でウルトラマンに命を救われたことは明かし、第11話ではウルトラマンとの特殊な関係を匂わせる。
第39話でゾフィーから新たな命を与えられてウルトラマンと分離した後、分離した代償として第1話でウルトラマンと出会ってからの記憶は失われていた。
その後、ウルトラマンがハヤタに姿を変えて登場することがあった[27]
ウルトラマン怪獣伝説 40年目の真実』(2005年)ではウルトラマンとの再会が描かれた。
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(2008年9月13日公開)では、別世界のハヤタとフジ・アキコが夫婦になっており、こちらの世界の記憶がそれぞれ宿った際に、アキコが秘かにハヤタとウルトラマンの関係を知っていたことを示唆する発言をした。
帰ってきたウルトラマン』の前身となる『続ウルトラマン』ではすでに引退し、冒険家になっている設定で登場が予定されていた[28][25]
アラシ
年齢設定26歳。科特隊きっての射撃の名手にして怪力の持ち主。スパイダーショットを筆頭に、イデの開発した銃器はほとんどアラシが使用する。熱血漢であり、斬り込み隊長的な役回りが多く、そのためにバルタン星人に体を乗っ取られる、ネロンガの電撃で気絶させられるなど、しばしば危険な目に遭う。一見すると明るい性格だが、場合によっては一人で責任を背負い込むなどナイーブな面もある。
劇中ではよくイデとコンビを組み、二人の会話でストーリーが進むことが多い。
イデ
年齢設定24歳。科特隊の開発担当で、数々の武器や装備を開発した発明マニア。隊員達の前ではコミカルなムードメーカーである一方で繊細な面も持ち、自分のミスを償うために無謀な行動に出たり(第13話)、事情のある敵との戦いを躊躇する(第23話、第30話)こともある。また、ウルトラマンさえいれば防衛チームは必要ないのではないかという、後のシリーズで繰り返し問われるテーマをいち早く提起する(第37話)。
第2話と第12話でウルトラマンとハヤタが同一人物ではないかという疑念を抱く。
幼い頃に母を亡くしたらしい(第30話)。
フジ・アキコ
年齢設定21歳。科特隊の紅一点。主に通信を担当するが、現場へも積極的に出動する活動的な隊員。女性であることを理由に軽く見られることに対しては、少なからず反感を持つ。その一方、病人用のスープやチョコレート菓子を作って振舞ったり、自身の誕生石である真珠でおしゃれするなど女性らしい一面もあり、野点と怪獣供養では和服姿も披露する。第4話ではムラマツに「入隊以来一度も休暇を取っていない」と語られ、他の隊員たちに出動命令が下った中で一人だけ休暇を取っている(しかし、その休暇はラゴンの襲撃に巻き込まれたためうやむやになる)。第14話では、プライベートでイデ隊員に買い物の付き添いをさせる。第24話では自分のミスで事態を悪化させたと思い込み、危険な水中任務を自ら志願するという責任感の強さも見せる。
サトルという弟がいる。
ザラブ星人に化けられたり、メフィラス星人に巨人化させられたり、ゼットン星人には襲われたりするなど、宇宙人に狙われることが多い。
初代のウルトラヒロインであるが、ハヤタやほかの男性隊員と恋愛関係になることはない。映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では別世界の設定ながらハヤタと夫婦として登場する。
ホシノ・イサム
年齢設定11歳。科特隊本部に出入りしている少年。本部への部外者の出入りは禁止されていると第20話で説明されるが、彼がどのような資格で出入りしているのかは語られていない。第17話で「ハヤタを助けた」[29]功績により隊員となったが、既に第16話で科特隊の制服を着用する。年少者であるため、放射能汚染が懸念されるような危険な現場への出動は認められていない。スパイダーショットでネロンガの片目を潰したり(第3話)、フジとミチコをラゴンから逃がすために自ら囮になったり(第4話)、ザラブ星人に捕らえられたハヤタにベーターカプセルを届けたり(第18話)、フジ隊員に代わって小型ビートルを離陸させたり(第21話)と、子供ながら数々の功績を残す。
「ウルトラシリーズ」では少年のキャラクターが防衛チームの正式な一員になって隊員服までもらうのはホシノのみであり、そのあとは例がない。
なお、演者が事故で骨折したため降板、第25話を最後に何の説明もなく登場しなくなった[注 34]

追加設定[編集]

科特隊隊員の姓名は、フジ、ホシノ両隊員の漢字表記とともに、1996年公開の映画『甦れ!ウルトラマン』で以下のように紹介された。これは後年の追加設定であって、『ウルトラマン』というテレビ番組内にこのような呼称は存在しない。

  • ムラマツ→ムラマツ・トシオ(村松敏夫)
  • ハヤタ→ハヤタ・シン(早田進)
  • アラシ→アラシ・ダイスケ(嵐大助)
  • イデ→イデ・ミツヒロ(井手光弘)
  • フジ・アキコ(富士明子)
  • ホシノ・イサム(星野勇)

装備[編集]

科学特捜隊は数々の特殊装備を持ち、状況に応じて運用している。装備の開発は主に科学センター所属の岩本博士[注 35]とイデ隊員が行っている。

隊員服[編集]

通常は青いブレザーとグレーのズボン(フジ隊員はスカート)を着用している。出動時のユニフォームはオレンジ色で、臙脂色(えんじいろ)のネクタイをつける。耐久性が高く、簡易宇宙服の機能も持つ。ネクタイピンは放射能や電磁波に反応して発光する危険探知機である。

普段着ている青いブレザーがそのまま出動時のユニフォームに変わり、着替えを必要としないのも、この作品だけの設定である。また、簡単な調査活動や一般市民への聞き込み、他の支部から来た隊員の出迎えなどの場合には、ブレザーのままで出る(第3話、22話、28話、31話、32話)。

銃器類・特殊装備[編集]

流星バッジ
隊員全員(岩本博士を含む)が隊員服の襟につけている科特隊のエンブレム型バッジで、内蔵されているアンテナを伸ばして超小型通信機として使用される。
ヘルメット
出動時に被る特殊ヘルメット。丈夫な素材で出来ており、無線機と、防護バイザーを備える。撮影用プロップは、当時クノー工業から市販されていたバイク用ヘルメットをベースに美術スタッフが製作したもの[30]
防毒マスク
ヘルメットの別添パーツ。第21話のみ使用された。ヘルメットの正面に装着してバイザーを下ろせば、顔面を完全に覆うことが出来る。あらゆる毒ガスから隊員の生命を守るために開発された高性能なマスクだが、ケムラーの吐く強烈な亜硫酸ガスに対してはあまり効果がない。
スーパーガン
長さ:25cm 重量:1kg
隊員全員(岩本博士、福山博士も装備)が装備する小型レーザー光線銃。セーフティを解除すると基部に格納されていた銃身が飛び出し、稲妻状の光線(第5話ではレーザー状)を発射する。単独使用では怪獣を牽制する程度の威力しかないが、第37話では3人で銃口を合わせて一斉に撃つトリプルショットで再生テレスドンを倒す。また、以下のような各種の特殊弾やアタッチメントを装着して、様々な戦術を行うことができる。科特隊基地への来訪者に対しては、ムラマツがこの銃を用いて身体検査を行う(第22、31話)。
なお、『ウルトラマンダイナ』第41話の劇中で同型の銃が登場するが、本作との繋がりを意図した演出ではない。また、小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では、銃身を切り詰めたスーパーガン・コンバットタイプの存在が語られている。
撮影用プロップは金属を削り出して作られており、後年のインタビューで桜井浩子がその重さのために苦労したと語っている。
特殊風船爆弾
第8話に登場。当たると風船爆弾が飛び出す。用心のためにピグモンに取り付け、さらに見失わないための目印とした。後にレッドキングの前に飛んだ瞬間スーパーガンで撃たれ爆発した。
原子弾
第19話に登場。バニラの目をつぶす。
麻酔弾
第34話に登場。スカイドンを10分間眠らせる。
新型麻酔弾
麻酔弾と同じく、第34話に登場。麻酔弾より効果は強く、スカイドンに使用。
UNG麻酔弾
第26話に登場。ワシントン大学のスミス博士が開発した、米国製の新型麻酔弾。気温などにもよるが6時間は効果がある。ゴモラに使用して眠らせるが、6時間より早く目を覚ます。希少な兵器で、ムラマツはNY支部に追加の麻酔弾を発注するが、在庫切れと回答される。
小型発信弾[31]
第27話でゴモラに対して使用。
スパーク8
第37話に登場。イデ隊員の発明した新兵器で、スーパーガンの銃身に装着したアタッチメントから強力な光弾を連射する。巨大怪獣の体を粉砕するほどの破壊力がある。再生ドラコ、ジェロニモンを撃破した。
無重力弾
第39話に登場。岩本博士が一発のみ試作した強力爆弾で、ウルトラマンを倒したゼットンを、一撃で空中に浮かせ爆発させる。文献では形状が鉛筆に似ているためペンシル爆弾と表記されていることが多い[32]
スタミナカプセル
映画『甦れ!ウルトラマン』に登場。イデ隊員が開発した物で、ウルトラマンのスタミナを回復させる効果を持つ。ウルトラマンのカラータイマーに命中し、点滅していたカラータイマーを青にまで回復させる。上記の小型発信弾使用シーンのバンクが使われている。
スパイダーショット
長さ:50cm 重量:3kg
イデ隊員が開発し、主にアラシ隊員が装備している大型熱線銃。ホシノ少年でも扱いが可能。銃の後部上面にセレクターがあり、熱線、リング状光線、火炎の3種類を発射する。8種類の光線を発射可能なことから8本の脚を持つ蜘蛛にちなんで命名された、と紹介されることもある。動力は超小型原子炉で、カートリッジ式で交換できるとの設定がある(本編未登場)。火炎放射はスフランのツタを焼き切る。熱線はミイラ人間を倒し、ネロンガの片眼を潰す。
水素注入機
第34話に登場。スカイドンを大気圏外へ飛ばすためにスパイダーショットで打ち込まれた弾頭。チューブで水素ガス供給車に繋がっている。
マルス133
長さ:78cm 重量:2kg
イデ隊員が2丁開発した小型強力光線銃で、第16話で初登場する。マルス(Mars、火星)の名の通り、理論上スペシウム光線と同じ威力を持ち[注 36]、バルタン星人(2代目)の小型分身を撃墜したり、ゴモラの尻尾を切断したり、ゼットン星人を銃撃して倒すなど、スパイダーショットに次ぐ主力火器として活躍する。ゼットンには全く効かない。プロップは『ウルトラセブン』の「パラライザー」に流用された。
マッドバズーカ
全長:1m 重量:5kg[33]
第21話でホシノ少年の「相手の泣き所(弱点)を一発で」という言葉をヒントにイデ隊員が開発し、ケムラーを倒す。第29話では、強い光を放つコロナ弾で光に弱いゴルドンにダメージを与える。
QXガン
第36話に登場。イデ隊員が4年かけて開発した携行火器で、QXとはQuickly eXtinguish(急速消滅)の略。怪獣の脳細胞を一撃で破壊する特殊な火器。ザラガス戦において使用。頭部を攻撃した際は自動反撃能力でさらに凶暴にさせるものの、ジェットビートルから口の中に撃ち込むことによってダメージを与える。
ニードルS80
第38話に登場。イデ隊員が開発した新型携行火器で、スパイダーショットの10倍の威力を持つ。Q星でキーラに対して用いられるが、無効に終わる。プロップは後に黒と赤にリペイントされた上でウルトラ警備隊のエンブレムが施され、『ウルトラセブン』の「エレクトロHガン」に流用された。
熱線重機関銃[34]
第23話に登場。本体と銃架に分割して携行する。ジャミラに使うが、効果は不明。
ナパーム手榴弾
第8話に登場。ハヤタ隊員とムラマツキャップが使い、2発でマグラーを倒す。有効投擲距離は20メートル。
強力乾燥ミサイル
第25話で使用されたもの。ギガスを乾燥状態にして粉々に砕く。劇中ではイデ隊員が「ミサイル」と呼ぶが、実際にはビートル機の胴体底部の自動開閉弾倉から落とす「投下弾」タイプの兵器である。
バリヤーマシーン
第12話に登場。イデ隊員が開発したバリヤー発生装置で、この装置を背負った者をバリヤーが覆って怪獣の光線を防ぐが、物理的攻撃は防げない。アラシ隊員が使用してドドンゴの怪光線に効果を発揮するが、光線で飛び散った岩の破片には効果がなく、アラシは負傷する。パーソナル・バリヤーという名称で紹介している文献もある。また、小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では、ウルトラ警備隊のポインターに装備されている「光波バリヤーシステム」はこれの発展型とされている。
パンスペースインタープリター
第16話に登場。イデ隊員開発の全宇宙語翻訳機で、バルタン星人(2代目)から科特隊本部への通信の翻訳で初めて実戦投入される(124875回路に接続)。これを発展させたという設定で『ウルトラマンメビウス』に同名の装置が登場する。
似たような用途の装置として、第37話に登場する怪獣語翻訳機がある。イデ隊員と東西大学の権田博士が開発した物で、ピグモンの言葉を翻訳するのに使用される。
スペクトルα線・β線・γ線
第23話に登場。イデ隊員が開発した三つの新兵器で、スペクトルα線は光の屈折を自由にコントロールする効果、スペクトルβ線は光の色彩吸収力を破壊する効果、スペクトルγ線は光の反射角度に制限を加える効果を持つ。ジェットビートルと小型ビートルに搭載されて使用され、ジャミラの見えない宇宙船を可視化させる。
流星型のナイフ(正式名称不明)
隊員服の襟の裏にしのばせてある。第2話でハヤタ隊員がバルタン星人に対して手裏剣のように投げつけるのが唯一の使用例。相手が消え去った痕の影から僅かな出血があっただけである。
エンブレム型のマーカー(正式名称不明)
第10話でイデ隊員が使用。科特隊のエンブレム(通称「流星マーク」)を模したマーカー。木や壁に貼ることで、他の隊員にルートを指示する。この装備が出てくるのもこれきりで、他の隊員にも支給されているかどうかは不明である。
強力溶解機(正式名称不明)
第24話でフジ隊員が使用。グビラに襲われた海底センターの救助のためにイデ隊員が急造したもので、海底センターに使用されている特殊合金を溶断可能な能力を持つ。
空中消火剤(正式名称不明)
第32話で使用。ビートル機の胴体底部に装備され、上空から散布する。短時間のうちに山火事を消し止める。

航空機[編集]

ジェットビートル
全長:18.5m 全幅:13.8m 重量:25t 最高速度:マッハ2.2[注 37] 乗員:6名
岩本博士が開発した科特隊の主力戦闘攻撃機で、主兵装は機首のビーム砲や翼端のロケット弾ランチャー(ミサイルランチャーという表記もある)で、地上に斜めに着陸して攻撃することも可能で、第35話でシーボーズを攻撃した。さらに、機体下面に多弾装ロケットランチャーや各種爆弾などの様々な兵器を装備し、第25話では強力乾燥ミサイルでギガスを倒す。コクピットにある銃架にマルス133やQXガンを装着して使うこともある。また、特殊潜航艇S号やオートジャイロ、ベルシダーなど他の装備、さらに怪獣の輸送にも用いられる。劇中には主にS111・S115・117・118(後者2機はSなし)の4機が使われ、最大で同時に同型3機が登場する。
ラゴンやアントラー、ギャンゴに撃墜・破壊されるが、歴代の防衛組織の主力機の中でもかなり堅牢な機体である。ガマクジラやテレスドンの攻撃の直撃を受けながら緊急着陸に成功し、防衛隊のF-4戦闘機隊を一撃で撃破するメフィラス円盤の攻撃の直撃を受けながら、これを跳ね返しつつ、急降下攻撃を続ける頑丈さを見せる。
撮影用模型は、郡司模型製作所によって、ブリキの叩き出しで制作されており、同製作所が担当した、映画『妖星ゴラス』(1962年、東宝)に登場する「国連VTOL機」のミニチュアと同じ叩き出し用の木型が使われている。この「国連VTOL機」とは外見はほぼ同じだが、翼端がロケット弾ランチャー仕様なことやカラーリングが異なり、両者は別々のミニチュアである。撮影話数が進むにつれ、破損と修理が相次いだため、数多くのモデルが新たに制作されている。少なくとも3種類以上のサイズの物があり、場面によって使い分けられていた。素材も金属製と木製の二種があった。
英語表記は「JET VTOL」だが、後年に追加されたもので、本放送当時は設定されていなかった。
『ウルトラマンメビウス』第24話では、動態保存されていたという設定でウルトラホーク1号、3号と共に飛行する場面がある。
後年に出版された書籍『U.W.W.~ULTRA WEAPON WORLD~』[36]には、本機の武装・索敵機器を取り外して座席数を増やした民間旅客機型を『ウルトラQ』の星川航空が所有しているという記述があるが、これは円谷プロ監修による「お遊び設定」であり、公式設定ではない。
宇宙ビートル
ジェットビートル117号の主翼端に岩本博士が設計したハイドロジェネートサブロケット(核パルス推進ロケットの一種)を装備したもので、第16話で初登場する。以降、主に宇宙で起きた異変調査や隊員たちの宇宙パトロールなどに運用される(第22話、33話、35話)。また、『ウルトラマンメビウス』第42話には、本機の改良型である「イカヅチ」(機体番号はS217)が登場する。
小型ビートル(通称三角ビートル
全長:15.5m 全幅:10.5m 重量:17t 最高速度:マッハ1.5 乗員:2名
ジェットビートルと同じく岩本博士が開発し、コクピットに銃架を備えた支援機で、主に偵察に使われる。劇中ではジェットビートルと区別なく単に「ビートル」と呼ばれる。一種のリフティングボディ機で、動力はロケットエンジン。武装としてビーム砲とロケット弾を有する。また、本部基地からの遠隔操縦が可能で、第16話で金星ロケット「おおとり」が2段ロケットを点火するまでの間護衛する。ミニチュアは木製。
登場話数は第1話、14話、16話、19~21話、23話。活躍はほぼ中盤に集中しており、終盤は全く出番がない。
第1話でウルトラマンとの衝突時にハヤタが乗っていた「ビートル」は本機である。
この機はVTOL機ではなく短距離離着陸(STOL)機なので、離着陸はかなりの急角度で行う。第21話では後部を下にして、テイルシッター式の垂直離着陸を披露する。
デザインは成田亨によるもの。後年、ジェットビートルが原型流用された物で不満があったためデザインしたとコメントしており、非公式にではあるが「ビートル2号」と呼んでいた。
F-4戦闘機
NY支部の装備。ジョンスン島にUMG麻酔弾を空輸する。また、防衛隊も本機を装備しており、ブルトンアボラスメフィラス星人の円盤などを攻撃する。
実在の戦闘機で、放送当時の最新鋭機であった。なお、本作の放映時点では実在の航空自衛隊には装備されていなかった。
フェニックス
第16話に登場する、岩本博士が開発した金星探査用の有人ロケット。ライバルである毛利博士の「おおとり」が通常の多段式ロケットとなっているのに対して、本機は未来的なデザインの単段式ロケットとなっている。人類初の有人金星探査は、毛利博士の「おおとり」に先を越されたが、99%の完成度で金星探査に向かった毛利博士に対して、岩本博士は100%の完成度を得るためにあえて飛行を延期したためであり、双方の完成度は同等であるという。
岩本博士が操縦し、R惑星に取り残された科特隊隊員の救助を行う。また、フェニックス用のハイドロジェネートサブロケットは宇宙ビートルに流用されている。
しらとり
第38話に登場する白黒のツートンカラーの宇宙船。岩本博士によって開発された物で、交信を絶った宇宙ステーションV2の救助に赴く際に使用される。航空機に近い形状をしており、底部にエアロックや搭載している宇宙タンクを下ろすためのハッチを有している。また、ジェットビートルと同様に垂直離着陸が可能。キーラの襲撃になす術がなかったことからも特に武装はないようである。
デザインは深田達郎による。
出撃シーンは、後に『長篇怪獣映画ウルトラマン』のジェットビートルの出撃シーンに流用された。

車両・潜航艇[編集]

ミニチュア制作は郡司模型製作所。

科特隊専用車
全長:4.9m 全幅:1.9m 重量:1.6t 最高速度:時速190km 乗員:5名
日本支部で使用されている車輌。後のウルトラシリーズに登場する車両と異なり、特に武装や特殊機能はないが、通信機は装備されており車体も頑強に出来ている。主にパトロールや基地近隣への移動に使われる。その内、一台が第23話で透明円盤の噴射に巻き込まれて爆発する。
自動車はシボレー・コルヴェアを使用。撮影に用いられたのは円谷一監督の愛車で、これに科特隊のステッカーを貼付けて撮影に用いられた[注 38]。その後、科特隊のステッカーを外し、『マイティジャック』第8話で使用されたのちに、第12話で爆破破壊された[37]
ベルシダー
全長:7m 全幅:1.2m 重量:37t 最高時速:20km(地中) 乗員:3名
第29話に登場する、削岩用ドリルを装備したイデ隊員開発の試作地底戦車。ビーム砲と地底魚雷が武器。
デザインは池谷仙克で、円谷プロではこれが初仕事となった。このデザインについて、円谷英二監督から安定性がないと叱られたという。設定画ではS号と同様にジェットビートルの胴体下面に吊下して空輸される。本編ではルシダーと呼称されているが、資料ではルシダーと記載されることが多い。尚、このメカのコンセプトは次回作『ウルトラセブン』に登場するウルトラ警備隊の「マグマライザー」に継承される。
三菱・ジープ
第21話に登場する白塗りのジープ。イデとアラシが搭乗し、完成したマッドバズーカを乗せて、ケムラーが暴れる大武山に駆け付ける。この他にも、防衛隊や警察のものと思われるジープが各話に登場する。
火炎放射車両(正式名称不明)
第23話に登場する大型車両。車体後部に大型の火炎放射器1門を装備している。ジャミラに対して使用されるが、高温への耐性を身に付けていたジャミラには通用しない。なお、防衛隊の火炎放射戦車とは別物である。
高射砲
第23話に登場する自走高射砲。ベース車両は16輪の大型トレーラートラックで、トレーラーの荷台に高射砲1門を装備している。水が苦手なジャミラを人工降雨弾で攻撃する。
宇宙タンクSL77
スペースタンクとも。第38話に登場する万能タンクで、「しらとり」に搭載されている。キャビンが2台の装軌式台車で支えられた形状をしており、キャビン上部にSNKミサイルの発射装置を格納している。SNKミサイルでサイゴを倒す。ミニチュアは大型のものと小型のものの2つあり大型のものは転輪が5つ、小型のものは6つになっている(小型のものは田宮模型のM4シャーマン戦車のプラモデルの流用)[38]
特殊潜航艇S号
全長:9m 全幅:2.4m 重量:40t 最高速度:20ノット(水中) 乗員:5名
水中ジェットで推進する小型潜水艇で、音波探知機(ソナー)、水中カメラなどを装備し、武器は魚雷。ジェットビートルの胴体下面に吊下して空輸される際はセイルが艇体に収納される。劇中にはS16(第1話)、S21(第10話)、S25(第24話)の3隻が登場する。

防衛隊(軍)および自衛隊[編集]

本作には科特隊とは別に、通常の防衛組織が怪獣や宇宙人との戦闘に参加している。その呼称は防衛隊(軍)とされたり自衛隊とされたりしているが、明確な区別はない。また、東宝特撮映画に登場した架空兵器のプロップが流用されている事が多いのも特徴である。

防衛隊(軍)は第2・11・15話に登場する。戦力としては放映当時の自衛隊が装備していた61式戦車M4中戦車などの他、架空兵器である火炎放射戦車メーサー殺獣光線車、熱線砲車などがある。火炎放射戦車はオリジナルの装軌式車両の上部に旋回式の火炎放射器を装備した物で、第9話ではガボラ、第15話ではガヴァドンBに対して攻撃を行う他、第15話でもギャンゴに対して出動する。熱線砲車は『怪獣大戦争』(1965年、東宝)に登場したAサイクル光線車の牽引車をオミットし、本体から拡声器と照明塔を外したもので、第3話ではネロンガ、第11話ではギャンゴに対する攻撃に使われる。なお、第3話ではAサイクル光線車のものと同じ見た目の光線を放つが、第11話では直線的な赤い光線に変わっている。その牽引車に本体から外した照明塔をつけて改造した照明車も、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(1966年、東宝)で使われた後、第15話で使用され、ガヴァドンAを包囲する戦車群の中に見られる。メーサー殺獣光線車は、第11話で熱線砲車と共にギャンゴへの攻撃に向かう姿が確認できるが、その後の戦闘シーンは描かれていない。なお、こちらも牽引車は使われていない。また、第2話では本部と思われる防衛基地が登場。都心に現れたバルタン星人に対し、防衛基地の屋上に備え付けられたランチャーから新型核ミサイル「はげたか」を2発発射するが、小爆発を起こしただけでほとんど効果がない[39]

自衛隊は第4・26・27・34・39話に登場する。第4話で海上自衛隊護衛艦(形状は日本海軍の甲型駆逐艦(陽炎型または夕雲型)がベース)がイデ隊員の提案でラゴンに音楽を聞かせる。第26・27話で伊丹市に駐屯している陸上自衛隊がゴモラを攻撃する。なお、第27話では61式戦車やM4などの実在兵器の他に、9連装の装輪式自走ロケット砲とおぼしき架空兵器が登場する。第34話では科特隊が怪獣風船化作戦で浮かび上がらせたスカイドンを航空自衛隊F-86F戦闘機が誤って撃墜してしまった。航空自衛隊は第39話にも登場し、精鋭パイロットからなる戦闘機編隊がゼットン星人の円盤群迎撃のために出動して一部を撃墜するが、逆襲を受けて全滅する。同話では出撃シーンにはF-86Fが、戦闘シーンではF-104に類似した形状の架空機(キャノピーが確認できず、エアインテークの位置が異なる)が登場する。

上記以外にも防衛組織が敵を攻撃する場面のある話は多く存在する(第3・9・17 - 19・21・23・31 - 33話)。だがそれらの多くでは、その組織が防衛隊、自衛隊、あるいは機動隊のいずれに属するのかについて触れられていない。なお、第18話では『モスラ』(1961年、東宝)に登場した装軌式ミサイル車両にせウルトラマンを攻撃する。

この他の防衛組織としては、第25話に地球防衛委員会という組織が登場する。国際的な組織のようであり、彗星ツイフォンからの放射線による水爆の自然爆発を防止すべく、世界中の核保有国に対して水爆の安全性強化を命令する。なお、『ウルトラマンレオ』第25話にも同名の組織が登場するが、関連性は不明。

その他のメカ[編集]

ML-1
第4話に登場する輸送用の大型ロケット木星開発用の原子爆弾「AB-Z-01」六個を宇宙ステーションへ輸送する任務に就いていたが、爆発事故を起こし太平洋上へ墜落。原爆が海底に散らばる。なお、搭載していた原爆には関東地方全域を吹き飛ばす威力がある。
プロップは映画『地球防衛軍』に登場したマーカライト・ジャイロの流用。
オオトリ
第16話に登場する有人金星探査ロケット。現実的なデザインの三段式ロケットで、三段目がそのまま宇宙船となる。全体的な形状はサターンVに類似している。また、船内には人工重力が働いている。開発者である宇宙開発研究所の毛利博士が自ら乗り込み、人類初の有人金星探査に向けて打ち上げられる。
ムラマツ隊長の台詞によれば完成度は99%であり、第二段ロケットの点火装置の安全性に疑問があるため、科特隊が救助体制を取る。これは杞憂に終わり、無事金星への航路に乗るものの、地球侵略とウルトラマンへの復讐を狙うバルタン星人の襲撃を受け、毛利博士はバルタン星人に乗り移られる。
土星探検ロケット
第18話に登場する有人ロケット。レイアウトはアポロ宇宙船のものに近い。土星の有人探査を目的としていたが、出発してから一ヶ月後に東京上空に出現する。軌道を間違え木星の周りを漂流していた最中にザラブ星人に救助され、地球へと誘導されたものとされていたが、実際にはザラブ星人の策略であり、搭乗員もザラブ星人によって操られていた。
人間衛星
第23話に登場する某国の有人宇宙船。かつての宇宙開発競争時代に宇宙飛行士ジャミラを乗せて打ち上げられたが、事故によって遭難し行方不明となり、その存在は非難を恐れた某国によって隠蔽された。
その後、宇宙を彷徨いある星に漂着。そこで怪獣化したジャミラの手で修理と透明化機能の付与などの改造が行われ、自らを見捨てた地球への復讐を目論むジャミラを乗せて地球へと帰還し、国際平和会議の開催を妨害する。地球に帰還した際の形状は円盤型であったが、これが打ち上げ時からの形状であるかは不明。
また、同話では宇宙開発時代を示す物として、ジェミニ宇宙船とサターンVの静止画像が例示されている。
トータス号
第24話に登場する海底探検船。海洋研究所が保有する潜水艇で、強力な排水能力を有している。グビラに襲撃された海底センターの救援のために使用され、フジ隊員が溶解機によって焼き切った部位に排水ハッチを接続し、海底センター内部に取り残されたムラマツ隊長らを救出する。
月ロケット
第35話に登場する無人ロケット。月ロケットセンターが開発した日本初の月探査ロケットで、1号機と2号機が存在する。1号機には「EP-1」、2号機には「EP-2」とマーキングされている。
1号機は月へと打ち上げられたが、途中でシーボーズに抱きつかれ、地球へと落下する。2号機はシーボーズを抱きつかせ、怪獣墓場へ送り返すために使用されるが、一度目は失敗。その後、赤と銀で塗装された「ウルトラマンロケット」へと改装され(脚本ではウルトラマンに似せたぬいぐるみをかぶせた)[40]、無事シーボーズを怪獣墓場へと送り返す。
『ウルトラマンメビウス』第21話にも、シーボーズに抱きつかれた状態で登場する。
プロスペクター
第38話に登場する宇宙探査機NASAがQ星探査計画「プロスペクター計画」のために開発した物で、宇宙ステーションV2から管制されている。Q星にてキーラに遭遇した後、宇宙ステーションV2の修理のため、搭載していた三基のBMヒューズのうち一基を使用される。
宇宙ステーションV2
第38話に登場する宇宙ステーション。地球から28時間で到達する位置にあり、NASAの宇宙飛行士たちが駐留している。プロスペクター計画の中継を行っていたが、キーラの発光によって放電管第3回路のBMヒューズが破損し、搭載した原子炉が24時間で暴走する危機に陥る。
ウルトラセブン』にも同名の宇宙ステーションが登場する。

キャスト[編集]

レギュラー・準レギュラー[編集]

ゲスト[編集]

  • 埼玉県警警邏隊巡査:久仁博士、渡辺晃三(1)
  • 防衛隊幕僚:藤田進(2)
  • 防衛隊幕僚:飯田覚三、幸田宗丸(2)
  • 城のガイド:林家珍平(3)
  • ホテルのボーイ:鈴木清(3)※カメオ出演
  • ミチコ:近藤美智子(4)
  • 巡視船見張員:大塚周夫(4)
  • 山田博士:笹川恵三(5)
  • 松尾博士:奥野匡(5)
  • 浜口節子:若林映子(5)
  • 小林次郎:山中紘(5)
  • 槇:槇みちる(5)
  • 中島三郎(ダイヤモンドキック):伊藤久哉(6)
  • 中島の相棒:長谷川弘 (6)
  • 斧山船員:柳谷寛(6)
  • ホシノの友達:中島洋(チロ)、飯田有子(ノブコ)(6)
  • 港湾事務所員:鹿島信哉、渡辺晃三(6)
  • 神奈川県警巡査:加藤茂雄(6)
  • ジム連絡員:エドガー・ケイザー(7)
  • チャータム:弓恵子(7)
  • バラージの民:安芸津広牧よし子(7)
  • 松井所員:松本朝夫(8)
  • 多々良島測候所員:梅本正明[41](8)※カメオ出演
  • 高原少年団・団長補佐:佐藤英明(武)、山村哲夫(敏男)(9)
  • 高原少年団・団長:今井和夫(9)
  • 土木作業現場主任:池田忠夫(9)
  • 土木作業現場作業員:市原清彦(9)
  • 中村博士:森幹太(10)
  • 二階堂教授:灰地順(10)
  • 久保友子:谷育子(10)
  • 林一郎:岡村春彦(10)
  • 釣り人:西條康彦(林)、中山豊(新田)(10)
  • 北山湖の釣り人:高野宏一(10) ※カメオ出演
  • ホテルのボーイ:古谷敏(10)
  • 山本博士:朝香春彦(11)
  • 鬼田:山本廉(11)
  • ミドリ:南不二子(11)
  • 新聞記者:青島幸男(11)
  • 花嫁:若山真樹(11)
  • 水着撮影のカメラマン :鈴木和夫(11)
  • ミー子:相原ふさ子(11)※ノンクレジット
  • 科学センター警備員:稲吉靖(原田)、奥村公延(森)(12)
  • 広川:梅津栄(13)
  • タンクローリーの運転手:野本礼三(13)
  • 神奈川県警刑事:生井健夫宮川洋一(13)
  • 製油所所長:近衛敏明(13)
  • 宝石店店主:矢野宣(14)
  • 真珠貝運搬トラック運転手:樋浦勉(14)
  • 運転手の助手:寺田農(14)
  • ムシバ:川田勝明(15)
  • 土管の持主:原保美(15)
  • タカシ:内野惣次郎(15)
  • ゼロ戦 :金子吉延(15)
  • オバケ:佐藤継知夫(15)
  • サスケ:橋本有史(15)
  • チャコ:岩井敏枝(15)
  • 毛利博士:池田忠夫(16)
  • 新聞記者:堤康久(16)
  • 川口博士:舟橋元(17)
  • 福井一郎博士:永井秀明(17)
  • イエスタデイ:ハンス・ホルネス(17)
  • 藤井洋子:那須ますみ(17)
  • モリタ博士:土屋嘉男(18)
  • 防衛軍司令官:高田稔(18)
  • 村木医師:森山周一郎(18)
  • 宇宙局員:勝部義夫、住吉正博(18)
  • 木村助手:丸山謙一郎(18)
  • 防衛会議メンバー:金城哲夫(18)※カメオ出演
  • 福山博士:福田善之(19・22)
  • 石岡博士:相沢治夫(19)
  • 志賀助手:塚田正昭(19)
  • ムトウ・アキラ:榊原秀春(20)
  • 大室公園の警備員:金井大(20)
  • あけぼの少年ホーム職員:北川恭子(20)
  • 高原レストハウス支配人:大塚周夫(21)
  • 地震研究所所員:山中紘(21)
  • アンヌ・モーハイム隊員:アネット・ソンファーズ(22)※地底人の女も演じている。
  • 地底人X:フランツ・グルーベル(22)
  • アラン隊員[注 43]:ピエール・ピロッツ(23)
  • アキラ:吉野謙二郎(23)
  • 山川博士:可知靖之(24)
  • 吉村総裁:高橋正夫(24)
  • ジェニー・チルダー:エルビラ・フビ(24)
  • ウィリアム・チルダー:ハロルド・コンウェイ(24)
  • ター坊:宮本智弘(25)
  • 親父風の男:中島春雄(25)
  • インテリ風のサラリーマン:勝部義夫(25)
  • マダム風の女:毛利幸子(25)
  • 中谷教授:富田浩太郎(26・27)
  • 鈴木治 / 怪獣殿下:稲吉千春(26・27)
  • 治の両親:宮田洋容(三平)、布地由起江(リエ子)(26・27)
  • 吉村:緒方燐作(27)
  • 秋川叶子:田原久子(28)
  • 宇宙線研究所所員 / ダダ(声):鈴木泰明(28)
  • 秋田:佐田豊(29)
  • 山本:大村千吉(29)
  • ゆき:富永幸子(30)
  • 町村:山本廉(30)
  • 秋田:近衛敏明(30)
  • ロッジの客:高野宏一(30)※カメオ出演
  • ゴトウ隊員 / ケロニア(声):桐野洋雄(31)
  • 二宮博士:中山昭二(31)
  • パティ隊員:真理アンヌ(32)
  • 宮の森工事現場主任:伊藤実(32)
  • ヤマモト博士:伊藤久哉(33)
  • フジ・サトル:川田勝明(33)
  • 警官隊隊長:中島春雄(33)
  • 月ロケットセンター所長:永井秀明(35)
  • 月ロケットセンター所員:奥野匡、斉藤三勇、田村奈巳(35)
  • 僧侶:石川隆昭(35)
  • 住職:中野稔 (35)※カメオ出演
  • 防衛軍防衛参謀:青木義郎(36)
  • 権田博士:浅野進治郎(37)
  • デパート支配人:金井大(37)
  • 子供:近藤美智子(37)
  • 警官:鈴木和夫、中山豊(37)
  • 細川局長:武内亨(38)
  • アーサー船長:エンベル・アルテンバイ(38)
  • 宇宙局局員:北原隆(38)
  • 吉野:灰地順(38)

声の出演[編集]

※全てノンクレジット、参考文献:『円谷プロ画報 第1巻』(竹書房2013年

スーツアクター[編集]

※参考文献:『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社2012年

  • ウルトラマン:古谷敏(全話)
  • ベムラー:荒垣輝雄(1)
  • バルタン星人:佐藤武志(2)
  • ネロンガ:中島春雄(3)
  • ラゴン:泉梅之助(4)
  • グリーンモンス:中村晴吉(5)
  • ゲスラ:荒垣輝雄(6)
  • アントラー:荒垣輝雄(7)
  • レッドキング:荒垣輝雄(8)
  • マグラー:泉梅之助(8)
  • チャンドラー:清野幸弘(8)
  • ピグモン:藤田修治(8)
  • ガボラ:中島春雄(9)
  • ジラース:中島春雄(10)
  • ギャンゴ:荒垣輝雄(11)
  • ドドンゴ:荒垣輝雄、清野幸弘(12)
  • ミイラ人間:満月英世(12)
  • ペスター:荒垣輝雄、清野幸弘(13)
  • ガマクジラ:荒垣輝雄(14)
  • ガヴァドン:荒垣輝雄(15)
  • バルタン星人(二代目):飛鋪正直(16)
  • ブルトン:荒垣輝雄(17)
  • ザラブ星人:青野武(18)
  • にせウルトラマン:池田文男(18)
  • アボラス:中村晴吉、鈴木邦夫(一部〈ノンクレジット〉)(19)
  • バニラ:田尻康博(19)
  • ヒドラ:荒垣輝雄(20)
  • ケムラー:鈴木邦夫(21)
  • テレスドン:鈴木邦夫(22)
  • ジャミラ:荒垣輝雄(23)
  • グビラ:荒垣輝雄(24)
  • レッドキング(二代目):鈴木邦夫(25)
  • ギガス:南明(25)
  • ドラコ:池田文男(25)
  • ゴモラ:鈴木邦夫(26、27)
  • ダダ:鈴木邦夫(28)
  • ゴルドン:扇幸二(29)
  • ウー:鈴木邦夫(30)
  • ケロニア:扇幸二(31)
  • ザンボラー:鈴木邦夫(32)
  • メフィラス星人:扇幸二[注 45](33)
  • ケムール人(二代目):中島春雄[43][注 46](33)
  • バルタン星人(三代目):渡辺白洋児(33)
  • ザラブ星人(二代目):不明(33)
  • スカイドン:松島映一(34)
  • シーボーズ:鈴木邦夫(35)
  • ザラガス:鈴木邦夫(36)
  • ジェロニモン:荒垣輝雄(37)
  • 再生テレスドン:清野幸弘 ※クレジットは清野弘幸(37)
  • 再生ドラコ:松島映一(37)
  • 再生ピグモン :小宅雅裕(37)
  • キーラ:中島春雄(38)
  • サイゴ:松島映一(38)
  • ゼットン:荒垣輝雄(39)
  • ゾフィー:古谷敏(39)
  • ゼットン星人:不明[注 47](39)

スタッフ[編集]

  • 本編
    • 監督 - 円谷一(第12話、第13話の特殊技術も実質的に担当)、飯島敏宏、野長瀬三摩地満田かずほ実相寺昭雄(第22話の脚本も実質的に担当)、樋口祐三、鈴木俊継
    • 原案 - 上原正三(第13話〈ノンクレジット〉)
    • 撮影 - 内海正治、福沢康道、鈴木斌
    • 照明 - 山口偉治、高島利雄
    • 美術 - 岩崎致躬
    • 音楽 - 宮内國郎
    • 効果 - 西本定正、荒川与志雄、知久長
    • 編集 - 近藤久、兼子玲子、柳川義博
    • 編集助手 - 泉典彦、小林煕昌
    • 録音 - キヌタ・ラボラトリー
    • 助監督 - 東條昭平(東条とクレジット)、吉高勝之、鈴木俊継、大平隆
    • 制作担当者 - 熊谷健、守田康司、久東晃、上村宏、原田昇、篠塚正弘
    • 現像 - 東京現像所
    • オプチカル - 東京テレビ映画
  • 特殊技術
    • 高野宏一(第12・13話は名義のみ)、的場徹有川貞昌
    • 撮影 - 高野宏一、佐川和夫森喜弘、鈴木清
    • 照明 - 小林哲也、原勲
    • 美術 - 成田亨(第26話以降、怪獣デザインと表示)、深田達郎、大瀬賢一(第26話 - )、池谷仙克
    • 怪獣・怪獣ミニチュア制作 - 高山良策佐々木明(第2・3・9・16話)、エキスプロダクション(第8(スフラン)・20・25(ギガス)・29・30話)、開米栄三東宝特殊美術部(第5・10話)、円谷プロ特殊美術スタッフ
    • 機電 - 倉方茂雄
    • メカニック制作 - 郡司模型製作所
    • 光学撮影 - 中野稔、川北紘一(タイトルバック合成、変身シーン)
    • 助監督 - 鈴木俊継、山本正孝、大木淳
    • 記録 - 鈴木徳子(現:宍倉徳子)
  • 制作進行 - 梅本正明、太田勝正
  • 制作デスク - 新野悟
  • 制作 - TBS、円谷プロダクション

放映リスト[編集]

  • 各怪獣の詳細・肩書き[注 48]は「ウルトラマンの登場怪獣」を参照。
  • シナリオの表紙に記載された制作No.は、実際の撮影順とは異なっている。ここでの制作順は「キヌタ・ラボラトリーの作業日誌[44]」、「高山良策の怪獣造型日誌[45]」、「テレビマガジンヒーローグラフィックライブラリー1 ウルトラマン」(講談社)を参考にした。
  • 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区)
話数 制作順 放送日 サブタイトル 登場怪獣・宇宙人 脚本 特技監督 監督 視聴率
第0話 - 1966年
7月10日
ウルトラマン前夜祭 - 金城哲夫 - 実相寺昭雄
樋口祐三
30.6%
第1話 5 7月17日 ウルトラ作戦第一号 ベムラー 関沢新一
金城哲夫
高野宏一 円谷一 34.0%
第2話 1 7月24日 侵略者を撃て バルタン星人 千束北男 的場徹 飯島敏宏 34.6%
第3話 3 7月31日 科特隊出撃せよ ネロンガ 山田正弘 33.6%
第4話 7 8月7日 大爆発五秒前 ラゴン 南川竜 高野宏一 野長瀬三摩地 29.5%
第5話 2 8月14日 ミロガンダの秘密 グリーンモンス 藤川桂介 的場徹 飯島敏宏 29.0%
第6話 8 8月21日 沿岸警備命令 ゲスラ 山田正弘 高野宏一 野長瀬三摩地 34.9%
第7話 4 8月28日 バラージの青い石 アントラー 南川竜
金城哲夫
34.0%
第8話 6 9月4日 怪獣無法地帯 レッドキング
チャンドラー
マグラー
ピグモン
スフラン
金城哲夫
上原正三
円谷一 36.6%
第9話 9 9月11日 電光石火作戦 ガボラ 山田正弘 野長瀬三摩地 39.5%
第10話 11 9月18日 謎の恐竜基地 ジラース 金城哲夫 満田かずほ 39.0%
第11話 10 9月25日 宇宙から来た暴れん坊 ギャンゴ 宮田達男 30.1%
第12話 12 10月2日 ミイラの叫び ドドンゴ
ミイラ人間
藤川桂介 円谷一 37.6%
第13話 13 10月9日 オイルSOS ペスター 金城哲夫
原案:上原正三
(ノンクレジット)
38.3%
第14話 15 10月16日 真珠貝防衛指令 ガマクジラ 佐々木守 高野宏一 実相寺昭雄 37.8%
第15話 14 10月23日 恐怖の宇宙線 ガヴァドン 37.4%
第16話 17 10月30日 科特隊宇宙へ バルタン星人(二代目) 千束北男 飯島敏宏 38.9%
第17話 16 11月6日 無限へのパスポート ブルトン 藤川桂介 36.0%
第18話 19 11月13日 遊星から来た兄弟 ザラブ星人
にせウルトラマン
南川竜
金城哲夫
野長瀬三摩地 39.8%
第19話 18 11月20日 悪魔はふたたび バニラ
アボラス
山田正弘
南川竜
36.8%
第20話 20 11月27日 恐怖のルート87 ヒドラ 金城哲夫 樋口祐三 39.0%
第21話 21 12月4日 噴煙突破せよ ケムラー 海堂太郎 36.5%
第22話 23 12月11日 地上破壊工作 テレスドン
地底人
佐々木守[注 49] 実相寺昭雄 38.0%
第23話 22 12月18日 故郷は地球 ジャミラ 38.2%
第24話 24 12月25日 海底科学基地 グビラ 藤川桂介 飯島敏宏 35.8%
第25話 25 1967年
1月1日
怪彗星ツイフォン ギガス
ドラコ
レッドキング(二代目)
若槻文三 35.7%
第26話 26 1月8日 怪獣殿下 前篇 スフラン
ゴモラ
金城哲夫
若槻文三
円谷一 37.5%
第27話 27 1月15日 怪獣殿下 後篇[注 50] ゴモラ 37.0%
第28話 28 1月22日 人間標本5・6 ダダ 山田正弘 野長瀬三摩地 37.7%
第29話 29 1月29日 地底への挑戦 ゴルドン 南川竜
金城哲夫
36.1%
第30話 31 2月5日 まぼろしの雪山 ウー 金城哲夫 樋口祐三 39.9%
第31話 30 2月12日 来たのは誰だ ケロニア 海堂太郎 38.7%
第32話 32 2月19日 果てしなき逆襲 ザンボラー 藤川桂介 鈴木俊継 39.2%
第33話 33 2月26日 禁じられた言葉 メフィラス星人
バルタン星人(三代目)
ザラブ星人(二代目)
ケムール人(二代目)
巨大フジ隊員
金城哲夫 40.7%
第34話 34 3月5日 空の贈り物 スカイドン 佐々木守 実相寺昭雄 33.9%
第35話 35 3月12日 怪獣墓場 シーボーズ 37.2%
第36話 36 3月19日 射つな! アラシ ザラガス 山田正弘 満田かずほ 38.4%
第37話 37 3月26日 小さな英雄 ジェロニモン
ピグモン(再生)
ドラコ(再生)
テレスドン(再生)
金城哲夫 有川貞昌 42.8%
第38話 38 4月2日 宇宙船救助命令 キーラ
サイゴ
上原正三 円谷一 34.4%
最終話 39 4月9日 さらばウルトラマン ゼットン
ゼットン星人
ゾフィー
金城哲夫 高野宏一 37.8%

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

「ウルトラマンの歌」
主題歌の売上はミリオンセラーを記録した[46]。なお、作中では3種類の音源が使われている。
Aタイプ(第1話、7話)
市販の音源には原則としてこのタイプのフルサイズが収録される(「ウルトラ作戦第一号」は制作第5話、「バラージの青い石」は制作第4話と、ダビング時期が近接している)。
Bタイプ(第2 - 6話、第8 - 30話)
3種類の内最初に録音されたもので、みすず児童合唱団の編成と歌詞の最後の部分の歌い方がAタイプと異なる。
Cタイプ(第31 - 39話)
劇中音楽の追加に合わせて録音されたもの。このタイプのみコーロ・ステルラは歌っておらず、放送用のTVサイズしか存在しない。歌詞の最後の部分の歌い方はAタイプと同様。
海外版(海外作詞者及び歌手不詳)
Aタイプの音源を海外で使用したバージョン。

挿入歌[編集]

「特捜隊の歌」
  • 作詞:東京一 / 作曲・編曲:宮内國郎 / 歌:みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ
主旋律をアレンジした「科特隊マーチ」(科特隊のテーマ)が出動シーンなどで頻繁に使われる。本曲自体も第3話や第4話にごく短く編集された形で使われる。
「進め! ウルトラマン」
  • 作詞:東京一 / 作曲・編曲:宮内國郎 / 歌:みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ
主題歌の候補としては長調、短調の2曲が作られた。長調の曲が主題歌として採用され、短調の曲が挿入歌「進め! ウルトラマン」となった。アレンジ曲「勝利」(M-5、別題「激闘! ウルトラマン」)が第18話からウルトラマンの戦闘シーンで使われるようになり、カラオケは後に『ウルトラファイト』のタイトル部分に使われる[注 53]
後年公開されたNG版では、一部歌詞の違いを確認できる。

BGM[編集]

本作の音楽は、前作『ウルトラQ』に引き続き宮内國郎が担当した。メインタイトル映像の内『ウルトラQ』のロゴを使った部分の曲は、『ウルトラQ』のメインタイトル曲(M-1T2)に本作オリジナルの曲(タイトルT6)を被せたものである。第1話のハヤタ隊員とウルトラマンの出会いのシーンに『ウルトラQ』第28話「あけてくれ!」用の音楽が選曲されるなど、過去に宮内の書いた東宝特撮映画『ガス人間第一号』や『ウルトラQ』、『快獣ブースカ』の楽曲が流用されることも多い。

『ウルトラマン』自体の汎用BGM録音は3回行われた。「特捜隊のテーマ」など一部の曲は主題歌録音と同時にステレオで録音されたが、モノラルのコピーしか残存していない。また、実相寺昭雄が監督した第14・15・23話では追加録音が行われ、これらの楽曲は他のエピソードでも使用される。追加録音は最終回の第39話でも行われたが、これらの追加録音曲はいずれもテープの所在が確認されていない。

関連番組[編集]

ウルトラマン放送開始前のイベントが行われた杉並公会堂
(建物は現在のもの)

ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』(TBS、1966年7月10日 19:00放送)

概要
本作放送以前に杉並公会堂で1966年7月9日に行われたイベントの中継録画番組。当初『ウルトラQ』の第20話として、5月15日に放映が予定されていた「あけてくれ!」は、「怪獣が登場しないうえに内容が難解」という理由で、4月末頃に本放送見送りの処置が下された。つまり『ウルトラマン』のスタートは7月10日に繰り上がる事になったのである。にもかかわらず、放映第1話の特撮班が6月に入って漸くクランクインという撮影スケジュールの遅れ[注 54]を危惧したTBSプロデューサーの栫井巍が、一週間の時間稼ぎにと急遽企画したものだった。なお「ウルトラ作戦第一号」の完成品フィルムがTBSに納品されたのは7月13日であり、栫井の判断は正しかったと言える。最終スケジュール日程は、7月6日に技術スタッフの打ち合わせ、翌7日と8日にリハーサル、9日の午後1時より開演となった。本番では演出用の豚が暴走したり[47]、視界が悪いマスクのためにウルトラマンがつまずいてしまったりなどのトラブルが続出した。また、アントラーのぬいぐるみが前後逆になるというミスも生じていた。そうした状況を恥じたTBSの担当ディレクター・実相寺昭雄は、独断で自身の名前のテロップを抜いてしまった[47]。その後、本番での数々のトラブルは編集でカットされ[47]、さらに完成していた第3話のハイライトシーンが加えられての放送となった。結果『ウルトラマン前夜祭』は30.6%の高視聴率をマークし、実相寺はお咎めなしで済んだという。カラー放送だったと伝えられるが、現在映像ソフトとして公開されているのはキネコ収録によるモノクロ映像のみである。
スタッフ
  • 演出 - 樋口祐三、実相寺昭雄
  • 構成 - 金城哲夫
出演
  • 円谷英二(本人)
  • 田中明夫(ニセ円谷英二 / モンスター博士)
  • ナンセンストリオ(泥棒)
  • 伊藤素道とリリオリズムエアーズ(「ウルトラマンの歌」・「特捜隊の歌」を歌う)
  • 科特隊メンバーとホシノイサム
  • 古谷敏(ウルトラマン)

映画[編集]

未制作シナリオ [編集]

【ベムラーストーリー案集に記載されたサンプルストーリー】

  • 「地球を売る商人」
各国首脳がシビラスに操られ人類自滅戦争開始のミサイル発射ボタンを押してしまうストーリー。その後「引力のなくなった日」へと改訂され、メフィラス星人が登場する「禁じられた言葉」として33話として放送された。
  • 「大誘拐」
登場宇宙人はケムール人であるが、怪獣の形状説明には「ウルトラQのケムール」、ストーリーではケムール星人と書かれており、統一性がない。種の保存に失敗したケムール星人が、自分たちの子孫を残すために地球の子供を大量に誘拐する。
  • 「宇宙獣人襲来」
人間と同等の知能をもつ怪獣の地球侵略計画を描く。
  • 「黄金怪鳥スバード」
宇宙空間に現れた金色の卵から誕生した「黄金怪鳥スバード」を地球に飛来させないために宇宙で戦うストーリー。この黄金怪鳥スバードはキングギドラをモチーフにしている。
  • 「怪竜ウラー」
顔が二つある双頭怪獣ウラーが登場する。ウルトラセブンパンドンの原型にあたる。ストーリーの一部はジラースの回に転用。
  • 「凍る極光ライン」
科学特捜隊とカニ座M73星雲人の円盤の飛行戦が繰り広げられサコミズの活躍により爆撃されるが、粉砕された円盤の中から冷凍怪獣ペギラが出現する。
  • 「氷点下40度の決戦」
冷凍怪獣トドゴンが登場する。セイウチの怪獣という事からウルトラQのトドラを改造する予定だったと言われている。
  • 「シータランテラ」
海蜘蛛の怪獣でウルトラQのタランチュラを改造する予定だったと言われている。

【レッドマン時代の未制作話】

  • 「宇宙基地救助命令」(脚本:上原正三)
ベムラー時期からのプロット「黄金怪鳥スバード」をシナリオ化。のちの38話「宇宙船救助命令」となった。
  • 『マンダスの島』
その後ウルトラセブンの「漂流する惑星」→「散歩する惑星」として放送された。
  • 「怪獣用心棒」」(脚本:上原正三)
地球転覆を企むサン・ダスト団という人間の集団に用心棒として雇われた「ゴルダー」がウルトラマンと対決する。ウルトラマン対人間に雇われた怪獣、という図式がウルトラマンのスタンダードからかけ離れているため、没になった。成田亨によりデザイン画が書かれており、放送終了後、一峰大二により漫画版が掲載された。
  • 「リプロスが狙っている」(脚本:田中美樹)
吸水怪獣ウェットンが登場。少年月刊誌「ぼくら」連載「ウルトラマン」一峰大二・画「怪獣ウェットマン」(原作・梓博) の最終回として掲載された。
  • 「東京危機一発」(脚本:藤川桂介)
  • 「科学島脱出」(脚本:藤川桂介)
  • 「侵略基地を砕け」
怪獣と軍艦が合体した軍艦怪獣ヤマトンが登場する。成田亨によるデザイン画も書かれており、一峰大二による漫画版が後に連載された他、ソフビも発売された。
  • 「サイボーグ恐竜」
南極で眠っていた古代の侵略者の手先で格子の付いた首長竜のサイボーグ恐竜タンギラーが登場する。後に一峰大二による漫画版が連載された他、ソフビも発売された。
  • 劇場版ウルトラマン「ジャイアント作戦」(脚本飯島敏宏)
完全新作として放送期間中に上映する予定で準備が進められていたが、実現せずに終わった[49]。上原正三による没脚本「ザ・ジャイアント」が基になっている[49]
講談社から発売されているオフィシャルファイルマガジン『ULTRAMAN』の専用バインダー初回生産分と、学習研究社の「ウルトラマン大百科」で「ジャイアント作戦」の復刻版脚本が収録されている。2005年、飯島が「千束北男」名義で執筆した小説版が発売された。また、『ウルトラマン 科特隊奮戦記 ジャイアント作戦』として川崎郷太により漫画化されている(1993年朝日ソノラマ)。

漫画版[編集]

  • ぼくら 1966年8月号 - 1967年9月号 全14話 一峰大二
  1. ネロンガの巻
  2. グリーンモンスの巻
  3. 怪獣ギャンゴの巻
  4. あぶら怪獣ペスターの巻
  5. バルタン星人の巻
  6. 怪獣アボラスの巻
  7. 怪獣ゴモラの巻
  8. 三大怪獣の巻
  9. 怪獣ケムラーの巻
  10. 怪獣スカイドンの巻
  11. サイボーグ恐竜の巻
  12. 怪獣ヤマトンの巻
  13. 怪獣ゴルダーの巻
  14. 怪獣ウェットンの巻
  • 週刊少年マガジン/別冊少年マガジン 1966年 - 1967年 楳図かずお
    • 週刊少年マガジン
    1. バルタン星人の巻
    2. なぞの恐竜基地の巻
    3. ミイラ怪獣ドドンゴの巻
    4. 怪すい星ツイフォンの巻
    5. メフィラス星人の巻
    • 別冊少年マガジン
    1. 二次元怪獣ガヴァドンの巻(初出時はサブタイトルなし)
    2. 高原竜ヒドラの巻
    前期の絵ではウルトラマンの顔が顎のない仮面を付けているとも解釈できる表現になっており、楳図の絵柄を再現した商品では顎が肌色に塗られていることもある[50]が、実際はAタイプの面に付いていた筋を忠実に描いたものだという[51]。また、編集部からは「ウルトラマンは最初から出すこと」というのが唯一の注文だったとのこと[52]
  • 現代コミクス
  1. ネロンガの巻 1966年11月創刊号 井上英沖
  2. バルタン星人の巻 1966年11月創刊号 井上英沖
  3. エリまき大怪獣ジラースの巻 1966年12月号 井上英沖
  4. ギャンゴの巻 1966年12月号 井上英沖
  5. ミイラ怪獣ドドンゴの巻 1967年1月号 井上英沖
  6. ガボラの巻 1967年1月号 井上英沖
  7. ベムラーの巻 1967年別冊2号「ウルトラマン」岸本修
  8. グリーンモンスの巻 1967年別冊2号「ウルトラマン」岸本修
  9. ペスターの巻 1967年2月号 井上英沖
  10. 新バルタン星人の巻 1967年2月号 井上英沖
  11. アボラス・バニラの巻 1967年3月号 井上英沖
  12. ヒドラの巻 1967年3月号 井上英沖
  13. 怪獣無法地帯の巻 1967年4月号 井上英沖
  14. ガバドンの巻  1967年4月号 加来あきら
  15. 怪彗星ツイフォン 1967年4月号増刊「ウルトラマン」 岸本修
  16. 怪獣殿下 1967年4月号増刊「ウルトラマン」 宮坂栄一
  17. ケムラーの巻 1967年5月号 井上英沖
  18. メフィラス星人の巻 1967年5月号 加来あきら
  19. ジャミラの巻 1967年6月号 井上英沖
  20. メガトン怪獣登場スカイドンの巻空の贈り物 1967年6月号 井上英沖
  21. 二大怪獣登場サイゴ,キーラの巻 1967年7月号 井上英沖
  22. 幽霊怪獣登場シーボーズの巻 1967年7月号 井上英沖
  23. ダダ星人の巻 1967年8月号 加来あきら
  • TBSコミックス
  1. 怪獣酋長ジェロニモンの巻 1967年11月創刊号 井上英沖
  2. 黄金怪獣ゴルドンの巻 1967年11月創刊号 井上英沖
  3. 恐怖の怪獣島 ジャミラの巻 1967年12月号 井上英沖
  4. ジラースの巻 1967年12月号 井上英沖
  5. 宇宙の大決斗バルタン星人,アントラーの巻 1968年1月号 井上英沖
  6. ヒドラ,ザラガスの巻 1968年1月号 井上英沖
  7. 伝説怪獣ウー 1968年1月増刊号 井上英沖
  8. 恐怖の爪怪獣ドラコの巻 1968年2月号 井上英沖
  9. 亡霊怪獣シーボーズ 1968年3月号 井上英沖
  10. ウラン怪獣ガボラ 1968年4月号 井上英沖
  11. ドクロ怪獣レッドキング 1968年5月号 井上智

小説版[編集]

怪獣大全集3 怪獣絵物語ウルトラマン
金城哲夫著。1967年にノーベル書房より刊行され、2002年に『小説 ウルトラマン』に改題されて筑摩書房より文庫化された。
『ウルトラマン』本編のノベライズであり、一部展開に差異がある他、劇中で語られなかった設定なども活かされている。
ウルトラマン VOL.1 ゴールドラッシュ作戦
実相寺昭雄著。1993年に小学館スーパークエスト文庫より刊行された。
地底から現れた怪獣ジグリス、海から現れた怪獣ムンデラーとの、科学特捜隊とウルトラマンの奮闘を描く。
TV版における時系列は不明だが、作中ではTV版38話に登場する怪獣キーラの存在が語られている。
ウルトラマン ジャイアント作戦
千束北男(飯島敏宏)著。2005年に講談社より刊行された。
飯島が脚本を担当した、前述(#NG作品)の「ジャイアント作戦」を原案として書き下ろされた作品。

映像ソフト化[編集]

  • 1980年に、第1話、第2話、第3話、第8話、第19話、第25話、第26話、第27話、第33話のVHSが東宝映像事業部から発売(各巻1話収録)。1987年には同じ東宝より、新たに各巻3話収録による全13巻(全話収録)が発売、同年にバンダイ・ネットワークフロンティア事業部よりLDが発売された。1992年にはD2ニューマスター版LD-BOXとVHSがバンダイビジュアルより発売。
  • DVD(デジタルウルトラシリーズ)は1999年12月8日〜2000年6月21日に発売。全10巻で9巻まで4話収録だが、10巻のみ3話収録。また、DVDの全巻には「お楽しみメニュー画面」を選択すると円谷プロ制作のオリジナルドラマ「親と子のための特撮講座」が特典映像として収録されている。廉価版の「ウルトラ1800」が2009年2月18日〜4月22日に発売。
  • DVD-BOXは2005年4月29日に発売。本編はデジタルウルトラシリーズと同仕様だが、特典が変更されている。
  • Blu-ray Discは2013年7月10日にバンダイビジュアルからBlu-ray BOX Iが、同年10月25日にBlu-ray BOX IIがそれぞれ発売された。2014年1月29日にBlu-ray BOX III(最終巻)発売。前年にテレビ放送用素材として制作されたHDリマスタリング版を元にレストア処理を加え、当時のフィルムの質感を再現するべく映像を鮮明化、ノイズ除去ならびにステレオリミックスされた「HDリマスター2.0」が収録されている。BOX IIIには特典映像として新たに発見された未公開映像が収録されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ オープニングタイトルに『ウルトラQ』のロゴを使用(BGMは「Q」のものに新録のパーカッション等をオーバーダビングしたものを使用)。放映前から「ウルトラQ空想特撮シリーズ」と銘打って番組宣伝されていた。
  2. ^ これは『ウルトラQ』の海外販売の際にTBSがアメリカの商品化権業務の実態を調査した結果、導入されたものである。
  3. ^ 近年は玩具などで「ベータカプセル」とする記述が増えている。
  4. ^ 本話を監督した実相寺昭雄は、後年のNHKBS2の特番によるインタビュー[出典無効]で、「(美術に)そういう指示をした憶えはない。」と語っている。
  5. ^ いわゆるスピンオフ。ただし初期段階において、桜井浩子の役どころはサコミズ隊員の妹・由起子となっており、女性隊員役には田村奈巳那須ますみ豊浦美子などが候補に挙がっていた。
  6. ^ レッドマンの名称は、本作以後の作品でも企画段階の番組名を他社に商標登録されてしまうのを防ぐためのコードネームとして、円谷特技プロでしばしば用いられるようになった。『ウルトラマン白書』では、本作の時点でも盗用防止用の仮題であったとしている[6]。1972年には同名のミニ番組も制作されている。
  7. ^ 飯島敏宏は無表情なウルトラマンのデザインに反対しており、当初のウルトラマンのスーツでは口が動かせるものにするように指示した。Aタイプマスクの口元に寄っているシワは、その仕掛けの名残である。
  8. ^ 本作で怪獣が毒殺されることがなかったのはこれが原因とも言われている。また、第26・27話での関西ロケは武田薬品工業の要請によると言われ、本編ではゴモラが武田本社ビルを破壊している。
  9. ^ 本作の本放送開始当時、カラー放送が開始されていなかった一部のネット局では、(主に九州地方に多かった。)当該局のカラー放送開始までは本放送をモノクロで放送していた。
  10. ^ 制作体制の見直しが行われ、『ウルトラセブン』放送までの半年間、東映制作の『キャプテンウルトラ』が放映されることになった
  11. ^ ウルトラマンタロウ』第40話のナレーションでは53メートル。
  12. ^ 映像上の縮尺は厳密なものではなく、場面によって他のものとの対比が変わることがある。
  13. ^ 耳の突起(電飾のスイッチ)がそうだとする説がある[10]
  14. ^ 番組放映当時の資料等[要文献特定詳細情報]には太陽光に含まれるベーター線と記述されていた。
  15. ^ 実際に劇中で渦巻き状のベーター線が出たのは第3話と第10話のみである。第12話と第26話では飛行中のウルトラマンの手からリング状のベーター線が放たれ、それが地上に降りて中からハヤタが現れるという形でハヤタに戻る。
  16. ^ 直撃しても効かないのはアントラー、ケムラー、ケロニア、キーラの4体(バリアで防御・吸収・光線で相殺といったケースを除く)。ただし、「ウルトラマンサーガ」内では、アントラーにスぺシウム光線を発射し、決定打となる。
  17. ^ 指揮についていたゾフィー・父・母・キングと、スペシュッシュラ光線の構え(スペシウム光線の逆)をとっていたゼアスを除く。
  18. ^ 『ウルトラマン白書』では、カッター光線と解説している[11]
  19. ^ 『ウルトラマン白書』では、名称をウルトラ反重力念力と記載している[11]
  20. ^ ウルトラマンの劇中登場時間を変身時間として検証した文献がいくつかあるが[要文献特定詳細情報]、それによると変身時間は1分台から6分台までばらつきがあり、3分は目安程度とされている。
  21. ^ 国道4号に設置された青森県立美術館の案内看板に使われているイラストにはカラータイマーを描いている。
  22. ^ ハヤタとウルトラマンとの意思の関係については、劇中で明示されずスタッフの共通見解もない
  23. ^ デザイン画は存在しないものの、佐々木明の制作した雛形は残されている。佐々木によると、顔の中央上部にある鶏冠(とさか)状のものは、(=強い者の象徴)のちょんまげをモチーフとしているとのことである。
  24. ^ 漫画家のみうらじゅんは「ウルトラマンの顔は弥勒菩薩の顔を元にしている[15]」「弥勒菩薩が怪獣と言う名の煩悩と戦い排除する」「スペシウム光線は、角度を変えると仏像のポーズになる」という指摘をしているが、成田や制作陣もそれを認めている。
  25. ^ 目の淵上部には、よく見ないと分からない程小さい穴が4つずつ空けられている。
  26. ^ 放送終了後、新たに抜かれたCタイプのマスクが古谷に記念として贈られた。被る目的ではないため、目や口に穴やスリットは空けられていない。
  27. ^ なお、第1話冒頭のナレーションで隊員は5人と指定があるが、これは科特隊ムラマツ班のことを指す可能性もある。
  28. ^ 科特隊が独力で退治する・あるいは大きなダメージを与えることに成功する怪獣はアントラー、マグラー、ミイラ人間、ペスター、等身大のバルタン星人群、バニラ、ケムラー、ギガス、ゴルドンNo.1、ザラガス、再生テレスドン、再生ドラコ、ジェロニモン、サイゴ、ゼットン星人、ゼットン
  29. ^ これは「ウルトラマンと戦う怪獣は1話につき1体だけ」と決められていたため、怪獣が複数登場するエピソードでは残りの怪獣を科特隊が倒さなければならなかったからである。
  30. ^ これらの計器類は、第35話に登場した月ロケットセンターのセットを流用している。
  31. ^ 『ファンタスティックコレクション』[要文献特定詳細情報]では、ウルトラマンがハヤタを生かすためにハヤタに乗り移ってその人格を演じていたと記述されている。
  32. ^ ムラマツのみならず、ウルトラマンからも「ハヤタは立派な人間」だと評される。
  33. ^ 小説 ウルトラマン』にこの展開が残されている。
  34. ^ 退場理由について、正式に科特隊の養成所に入所したためと説明される場合があるが[要出典]、これは劇中では語られていない。
  35. ^ 『ウルトラマンベストブック(ウルトラQ空想特撮シリーズ)』(竹書房)には、岩本博士はかつて『ゴジラ』に登場した山根博士と、『ウルトラQ』に登場した一ノ谷博士の2人に師事していた設定があったという記述がある。また同書籍では、『快獣ブースカ』物語の舞台であるブースカ横丁は科学特捜隊日本支部の近くにあるとされている。
  36. ^ 上述のとおり、火星には、スペシウム光線に含まれる物質スペシウムが存在するという設定である。
  37. ^ 『ウルトラマン白書』ではマッハ2と記載している[35]
  38. ^ ハヤタ役の黒部進は撮影当時自動車運転免許を持っておらず、撮影初日にぶつけてしまったという。
  39. ^ 当初は石川進が演じる予定だったが、スケジュールもしくは出演料の折り合いがつかずにの撮影2日で降板し、『ウルトラQ』に3回出演した二瓶に白羽の矢が立ったという。
  40. ^ 第5話にもクレジットされているが登場シーンはカット。
  41. ^ 第36話のみの代役。
  42. ^ 岩本博士は、シナリオ決定稿の段階で12本のエピソードに登場している(第5・11・12・13・16・18・22・24・25・33・36・39話)。しかし平田昭彦のスケジュールが合わない等の理由により、撮影段階で別の科学者への変更を余儀なくされている回が存在する(第18話…モリタ博士、第33話…ヤマモト博士)。これ以外の例をみると、第22話に登場する「博士」は劇中で明確な呼称がないものの、演者が福田善之(第19話の福山博士役)であるために、この回の科学者も福山博士だという解釈が一般的になっている。また第11話は改訂稿で山本博士に、第24話は最終決定稿で山川博士にそれぞれ変更されているが、後者は登場人物表やト書きの一部でも岩本博士のままであり、制作時の混乱した状況が伺える。
  43. ^ 小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』(光文社)では「アラン・ビロッツ」との設定。
  44. ^ a b クレジットあり。
  45. ^ 特撮パートのスーツアクターは扇だが、『テレビマガジン特別編集スペシャル ウルトラマン』や『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(共に講談社)では「等身大時は久野征四郎説がある」と記載している。
  46. ^ 『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年)『大人のウルトラマン大図鑑』(マガジンハウス、2013年)では三山登士と記載している。
  47. ^ 岩本博士役の平田昭彦が演じたという説がある(『大人のウルトラマン大図鑑』)。
  48. ^ バルタン星人の「宇宙忍者」などの別名。
  49. ^ 23話は、名義のみ。実際の執筆は実相寺昭雄である。
  50. ^ ゴモラを監視する「対策本部」という設定で、大阪タワーが登場する。大阪タワーは、放送当時TBS系列に属していた朝日放送の電波塔である。
  51. ^ B、Cタイプはみすず児童合唱団ではなく、上高田少年合唱団が歌っているという説があり[要出典]、有力ではあるが、JASRAC登録上はすべて『みすず児童合唱団』である
  52. ^ M1号と同様、現存する初期OP用絵コンテにはペギラと明記されている。
  53. ^ 『ウルトラマンティガ』第49話では、アレンジ曲を1991年に再録音したものが使われた。こちらは15枚組限定盤「TSUBURAYA PRODUCTION HISTORY OF MUSIC」に収録され、後に『ウルトラマンティガ』のサントラにも収録された。またバンダイのカードゲーム・データカードダスの『大怪獣バトル』の戦闘部分にもこの曲が使われる。
  54. ^ 飯島敏宏監督によるAブロック3本は、3月下旬にクランクイン→5月下旬にクランクアップ。撮影に丸2ヶ月かかっていた。高山良策の日誌によれば、ベムラーのぬいぐるみを円谷プロに引き渡したのは6月5日。第1話の撮影が終了し、怪獣ギャンゴへの改造を施すべく高山邸にベムラーが戻ってきたのは6月27日。

出典[編集]

  1. ^ 第2期ウルトラシリーズ(『帰ってきたウルトラマン』~『ウルトラマンレオ』)での劇中の呼称や、当時の学年雑誌より。
  2. ^ 引田惣弥 『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』 講談社、2004年、4頁、99頁、224頁。ISBN 4062122227
  3. ^ 前田は自伝書[要文献特定詳細情報]で、大仁田は『わいわいスポーツ塾』(TBS)でコメントしている。
  4. ^ 劇中のイデ隊員の台詞より。ビルの名までは明確に語られていなかったが、放送当時の日本で超高層ビルといえば「霞が関ビル」だけで、しかもまだオープン前である。
  5. ^ 講談社『テレビマガジンヒーローグラフィックライブラリー(1) ウルトラマン』より。
  6. ^ a b 白書 1982, p. 42, 怪獣ベムラーとレッドマン
  7. ^ テレビヒーローの創造
  8. ^ 白書 1982, p. 43.
  9. ^ 製作主任・守田康司の証言[要出典]。円谷英二のダメ出しによる撮り直しだけでなく、スタジオと撮影機材のレンタル料も大きな負担になっていたという
  10. ^ 『懐かしのヒーロー・ウルトラマン99の謎』(二見書房・1993年)p.72 - p.73.
  11. ^ a b c 白書 1982, p. 3.
  12. ^ イメージ映像に初代ウルトラマンがバルタン星人(二代目)を真っ二つにするシーンが流用された。
  13. ^ 小学館 てれびくんデラックス『ウルトラ戦士超技全書』ほか多数
  14. ^ a b 白書 1982, pp. 102 - 103, 成田亨コメント
  15. ^ 別冊宝島「映画宝島」Vol.2『怪獣学・入門!』(JICC出版局・1992年)p.38.
  16. ^ a b 青柳宇井郎/赤星政尚『懐かしのヒーロー・ウルトラマン99の謎』二見書房、1993年、66-67頁
  17. ^ タイの特撮書籍[要文献特定詳細情報]におけるインタビューより
  18. ^ 満田かずほが、『愛蔵版 ウルトラ兄弟大百科』(小学館1989年)の「ウルトラ兄弟誕生秘話特別座談会②」での田口成光との対談にて、「ウルトラマンは特別という意識があった」と証言。
  19. ^ 白書 1982, p. 74.
  20. ^ a b 『怪獣大全集』第1巻「円谷怪獣のひみつ」(ノーベル書房、1967年)より。
  21. ^ ノーベル書房「怪獣大全集」
  22. ^ B-club 83 octobr 1992
  23. ^ 『ウルトラマン超兵器大研究 〜「科学特捜隊基地<初期型>」超精密ペーパークラフト付き〜』(2013年、マイナビ)より。同書はタイトルの通り、付録のペーパークラフトで初期型の基地を再現している(ただし、裏手の造形は画面に映っておらず資料も残っていないため、推測に基づくものである)。
  24. ^ 『続ウルトラマン』企画書第1話より。
  25. ^ a b 『帰ってきた 帰ってきたウルトラマン』(辰巳出版・1999年)p.13.
  26. ^ 『ウルトラマンベストブック』(竹書房・1993年)より。
  27. ^ 帰ってきたウルトラマン』第38話、『ウルトラマンタロウ』第33・34話、『ウルトラマンメビウス』の劇場版と第47話、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』、『ウルトラマンサーガ』。
  28. ^ 『続ウルトラマン』企画書第3話より。
  29. ^ ムラマツの台詞より。劇中で実際にハヤタを助ける描写はないが、隕石の異変を早くから指摘し、ブルトンを発見するなど事件解決に貢献する。
  30. ^ 宇宙船Vol.52』(1990年春季号)p.10 - 11
  31. ^ 研究読本 2013, p. 94.
  32. ^ 白書 1982, p. 51.
  33. ^ 白書 1982, p. 59.
  34. ^ 研究読本 2013, p. 96.
  35. ^ 白書 1982, p. 58.
  36. ^ ホビージャパン 1991年12月初版発行
  37. ^ 「MJの車(文・青井邦夫)」『別冊映画秘宝 円谷プロSFドラマ大図鑑』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2013年、81頁。ISBN 978-4-8003-0209-0
  38. ^ 『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』洋泉社91-92ページ
  39. ^ 小説『ウルトラマン ジャイアント作戦』では、同型の限定核弾頭「オオトリ」がバルタン星人に対して使用される。
  40. ^ 『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』洋泉社195ページ
  41. ^ DVD『ウルトラセブン』VOL.3特典映像「ウルトラアペンディックス」の本人の弁より判明。
  42. ^ 満田かずほ監督談、『NIKKEI×BS LIVE 7PM』2012年7月5日(BSジャパン)。
  43. ^ 『ウルトラマン大全集』(講談社1987年)中島のコメントより。
  44. ^ バンダイLD「ウルトラマン」vol.9解説書。
  45. ^ バンダイ「ウルトラマンLDボックス」解説書。
  46. ^ 長田暁二『昭和の童謡アラカルト―戦後編』ぎょうせい、1985年、253頁。ISBN 4324001243
  47. ^ a b c 『懐かしのヒーロー ウルトラマン99の謎』(二見書房・1993年)p.63.
  48. ^ ネロンガの放映部分の舞台裏は、『ウルトラ THE BACK ~ウルトラマンの背中~』(秋田書店)のP157に掲載されている古谷敏河崎実の対談にて判明する。
  49. ^ a b 白書 1982, p. 108, 幻の劇場用ウルトラマン ジャイアント作戦
  50. ^ 講談社漫画文庫『ウルトラマン』下巻収録の写真より
  51. ^ 講談社漫画文庫『ウルトラマン』下巻P350
  52. ^ 講談社漫画文庫『ウルトラマン』下巻P345

参考文献[編集]

  • 『不滅のヒーローウルトラマン白書』 朝日ソノラマ〈ファンタスティック・コレクション・スペシャル〉、1982年12月31日、初版。雑誌コード:67897-80。
  • 『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2013年ISBN 978-4-8003-0262-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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