メフィラス星人
メフィラス星人(メフィラスせいじん)は『ウルトラマン』を始めとするウルトラシリーズに登場した架空の宇宙人。別名「悪質宇宙人」。
名前はゲーテの『ファウスト』に登場する悪魔メフィストフェレスに由来する。デザインはウルトラマンに対抗して銀と黒で纏めたという。[要出典]
ウルトラ戦士と敵対する宇宙人として、映像作品だけでなく漫画・ゲーム作品などにもしばしば登場する。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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[編集] 『ウルトラマン』に登場したメフィラス星人
『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」に登場。
- 身長:2 - 60メートル
- 体重:40 - 2万トン
- スーツアクター:扇幸二
- 声:加藤精三
メフィラス星から地球にやってきた宇宙人。「暴力は嫌い」と自ら称しており、武力によらない地球征服にこだわる。知能も高く、当時の怪獣図鑑ではそのIQは10000以上とされている。基本的に落ち着いた物腰と、紳士的な口調で話すが、物事が自分の思い通りに運ばないと激昂する一面もある。
また、多数の凶悪宇宙人のボス的存在として、「ケムール人、バルタン星人、ザラブ星人は自分の配下に過ぎない」と称しており、「その気になれば地球征服など簡単である」と力を誇示していた。怪獣大に巨大化した科学特捜隊のフジ・アキコ隊員を東京に出現させ、ムラマツ隊長らを困惑させた。地球人の代表として、フジ隊員の弟・サトル少年を選び、穏やかな口調でサトルが「地球をあげます」と自発的に言うよう仕向け、本人いわく「地球人の心への挑戦」をした。だが、申し出を拒絶され続けたことに激昂し、サトルを無重力室に監禁するが、その直後、ハヤタ=ウルトラマンに「子どもでも地球を売り渡すような人間はいない」と指摘される。その後ハヤタに対して「お前は人間なのか、宇宙人なのか」と問いかけるが、「両方さ」と返された。
武器は、拳を合わせて発射する波状の破壊光線「ペアハンド光線」、腕を突き出して発射する「グリップビーム」。攻撃や戦闘時は、「フワッ!」という掛け声を発する。科学特捜隊と防衛軍によって円盤が破壊されると、巨大化してウルトラマンと対決した。ウルトラマンとほぼ互角の戦闘能力を持った強敵だったが、「宇宙人同士で争うのは無益だ、自分は地球人の心に負けた」として自ら退き、必ずまたやってくると言い残し、テレポートで地球を去っていった。
- 円盤は『ウルトラQ』で使ったセミ人間の宇宙船を、バルタン星人の円盤(第2話)に流用したあと、再度流用したもの。
- 『小説 ウルトラマン』でも、地球侵略とウルトラマン抹殺を企む宇宙人達の首領格となっており、バルタン星人などのほかの宇宙人たちを集め、ウルトラマンを倒すための作戦会議を開き、作戦を決めた上で地球侵略とウルトラマン抹殺に向かう様子が描かれている。それによると自身が第一計画、バルタン星人(二代目)が第2計画、ジェロニモンが第3計画だったがすべて失敗、意気消沈しているところを業を煮やした謎の宇宙人(おそらくゼットン星人)が急遽、最終計画として地球へ向かっている。
- 脚本では、ダダも配下の宇宙人の1人として登場する予定だった。楳図かずおのコミカライズ版や、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、本編に登場した宇宙人たちにダダを加えた4人が、メフィラスの配下として登場している。
- 初代メフィラス自身は、今のところ映像作品には再登場していないが、ゲーム『Fighting Evolution Rebirth』では再びウルトラマン達に挑戦している(後述)。
- 2010年9月15日放送に放送された番組『歴史秘話ヒストリア』では、上記のハヤタに対する問いかけのやりとりについて、脚本を務めた金城哲夫が「当時住んでいた東京と出身地である沖縄の二つの地を生きる事」を表していたと紹介されている。
- 掛け声はのちに、『ウルトラマンレオ』に登場したウリンガに流用された。
- 黒い外色はゼットンに移植されたと『21世紀ウルトラマン宣言』で記載されている。
[編集] 『ウルトラマンタロウ』に登場したメフィラス星人
『ウルトラマンタロウ』第27話「出た! メフィラス星人だ!」に登場。
- 身長:60メートル
- 体重:2万トン
- 声:西川幾雄
かつて、ウルトラマンと引き分けたメフィラス星人の同族だが、初代に似ず容姿もかなり異なり、乱暴な口調が特徴的。怪草マンダリン草の神経毒で子どもを麻痺させ、世界中の子どもを虚弱体質にして地球を乗っ取ろうと画策した。その端緒として、自走可能で目を模した飾りの付いた、ユニークなデザインの自動販売機に忍びこんでマンダリン草を仕込み、近づいた子どもを次々と麻痺させていくなど、初代とはまったく異なる卑劣な姿勢で地球征服を進める。ZATにこれを見破られて巨大化、東光太郎から「卑怯だぞメフィラス星人」と問われると「卑怯もラッキョウもあるものか!!」と開き直って街を破壊した。
目から放つ青色破壊光線が武器。ZATの網で捕らえられかけたが、すぐに脱出。また、多少の怪我はマンダリン草でたちまち治癒してしまう。ZATを窮地に陥れるが、ウルトラマンタロウのアトミックパンチで腹に穴を開けられ、続けて撃たれたストリウム光線を受けて消滅した。
初代と比べて、性格は全くといっていいほど異なるが、子どもを地球侵略のキーと見ている点では共通している。
- シナリオ準備稿ではストーリーはほぼ同じだが、「きのこ怪獣マシュラ」が登場する予定だった。当時(1973年10月)、本作では過去のウルトラシリーズに登場した怪獣・宇宙人の再登場企画があったため、メフィラス星人に変更となったものである[1]。
- 『ウルトラマン』に登場したメフィラス星人の弟という設定が、当時の児童雑誌に掲載された。現在ではDVDの解説や『ウルトラマンメビウス』の関連書籍などにもこの設定が活かされている。また、同様に児童雑誌の設定によれば、この頃に登場した再生怪獣たちは一つの軍団として位置づけられており、このときのメフィラス星人は軍団の幹部(地位は将軍)とされている。初代はバードン亡き後の軍団の総大将で多忙なため、弟である二代目が代わりに地球へ向かったことが語られている。初代と容貌が異なるのも、デスクワーク中心の軍務が祟って太ってしまったから、という異星人らしからぬ理由がつけられている。雑誌の記事では、意気揚々とタロウ抹殺のため出撃するも、敗北する様子が描かれており、敗北を見た怪獣軍団からは「まるでダメな奴だ」とダメ出しをされてしまっていた。
- 映画『ウルトラマン物語』では、最初はウルトラマンと戦って引き分け、その後、ウルトラセブンに倒されたエレキングを改造して地球に連れてきたが、やはりウルトラマンタロウに倒された(いずれも映像は過去のテレビシリーズの流用)。
[編集] 『ウルトラマンメビウス』に登場したメフィラス星人
『ウルトラマンメビウス』第43話「脅威のメビウスキラー」から第47話「メフィラスの遊戯」に登場。
- 身長:2 - 60メートル
- 体重:2万トン
- 声:加藤精三
皇帝であるエンペラ星人に仕える暗黒四天王の一人で、地位は「知将」。かつて、ウルトラマンやウルトラマンタロウと対決したメフィラス星人の同族で、GUYSのドキュメントSSSP、ドキュメントZATにデータが記録されている。外見は初代と酷似しているが、口がオレンジに近い黄色になっていて、目が若干釣り上がっており、顔と手も少し大きいなど、細部が異なる。性格や口調は初代と同じ紳士的なものだが、慇懃無礼な敬語を使ったり、初代は右手から放っていた「グリップビーム」を左手からも放ったりするなどの違いもある。地位にもある通り、その知性から実質的な四天王のまとめ役を担っている模様。見せしめのためにあらかじめ連れて来て出現させたグロマイトの攻撃を簡単に弾き返し、グリップビーム一撃で葬り去ったり、ウルトラマンの八つ裂き光輪を素手で砕き、スペシウム光線を回避するなど戦闘能力も高いと思われるが、ウルトラマンにはグリップビームが全く通用しなかった。
暗黒四天王最後の一人として、ヒビノミライ=ウルトラマンメビウスを最も屈辱的な方法で倒すべく、作戦を開始する。円盤に搭載された「キリアン・リプレイサー」という装置から放射される、特殊な波動を使って人間たちのメビウスに関する記憶を自身に置き換えて、メビウスを侵略者とし、自分の手を汚さずにGUYSにメビウスを倒させようと試みる。ウルトラマン=ハヤタにも、「自分が直接手出ししない代わり、メビウスに加勢しない」ように要求していた。しかし、ミライの必死の呼びかけと、以前ミライが自作して渡したお守りのお陰でテッペイが正気に戻り、それによって計画が狂い始めたことで激昂。その後も同様にリュウたちが目覚め、ガンフェニックストライカーのバリアントスマッシャーで円盤を破壊されると、円盤より脱出して巨大化した。事実上、「自分が仕組んだゲームには手を出さない」というルールを破ったため、すべての状況を見ていたハヤタがウルトラマンに変身。ウルトラマンやメビウス、ガンフェニックストライカーと激しい空中戦を繰り広げる。だが、ウルトラマンから先のルールを破ったことを指摘され、自身の過ちを理解し潔く負けを認め、ふたたび挑戦すると言い残し、テレポートで地球を去った。しかしその直後、宇宙空間に出たところで、皇帝が粛清のために放ったレゾリューム光線を喰らい、自分がすでにゲームに不要になった駒であることを悟りつつ、殺されてしまった。
- 初代や二代目との関連については、劇中では明言されなかったが、設定では別個体の「メビウス・メフィラス(三代目)」とされており、初代や二代目とは兄弟関係であることを思わせる解説もされている。また、円谷プロ公式サイトの四月馬鹿ネタであるM-78(エムナナハチ)でも、初代があれは自分の弟だと発言している。
[編集] 『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場したメフィラス星人
漫画作品や雑誌展開による『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場
- 『コロコロイチバン!』版『巨大要塞を撃破せよ!!』(内山まもるによる漫画版)
- メビウスと交戦したメフィラス星人の弟(初代から数えれば四代目ということになる)。皇帝の手先となった兄のことをよく思っておらず、自らが宇宙の支配者になろうと企んだ。容姿こそ初代や三代目と同じような外見をしているが、口調や性格は下品かつ凶悪で二代目に似ている。皇帝が残した負の遺産『巨大要塞』を支配しウルトラの国への攻撃を開始した。要塞に潜入してきたウルトラ兄弟をインペライザー軍団で迎え撃ち、ゾフィーとメビウス以外の兄弟達を一時戦闘不能にする。ゾフィーもまたエンペラ星人に変身したインペライザーによる攻撃で倒し、後はメビウス1人という状況まで追い詰めたが、復活したウルトラ兄弟の手によりインペライザーが倒され、自身もウルトラ兄弟の合体光線の前に要塞共々砕けた。
- 『テレビマガジン』版
- アークボガールが宇宙でウルトラ兄弟に倒された後、地球侵略を企む。EXゴモラを引き連れて地球に襲来し街を攻撃していた。駆けつけたウルトラマンやメビウスと対決するが、EXゴモラはメビウスに倒され、自身もウルトラマンのスペシウム光線で倒された。
[編集] 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場したメフィラス星人
第9話「暗黒の鎧」、第13話「惑星崩壊」に登場。
メフィラス星のレイオニクスで、名称はメフィラス星人(RB)。テンペラー星人とのレイオニクスバトルに敗れた挙句バトルナイザーを踏み潰され、失意の状態で砂漠を彷徨っていた。その最中アーマードダークネスの暗黒剣(ダークネスブロード)を発見し、その力によってアーマードメフィラスと変化した。
その後はレイブラッド星人の操り人形にされていたが、レイによって倒されたことで鎧の呪縛からもレイブラッド星人からも解放される。自分達レイオニクスがレイブラッド星人の掌の上で踊らされていたことを悟り、レイに借りを返すためにペンドラゴンを妨害していたエネルギーフィールドを光線(過去のグリップビームやペアハンド光線とは、また違う構えから発射する)で破壊し、レイへの借りを返したことを口にした後、テレポートして去っていった。
アーマードメフィラス及び巨大アーマードメフィラスについては#『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場したアーマードメフィラスを参照。
- 声:加藤精三
- 着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』の流用。
[編集] アーマードメフィラス
ゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』のオリジナルキャラクターとして初登場。
- 身長:2 - 60メートル
- 体重:50トン - 2万5千トン
メフィラス星人が鎧を装着してパワーアップした姿。この鎧は元は暗黒四天王の知将メフィラス星人のために作られた物であり、当初その正体は謎とされていたが、現在では装着しているメフィラスの正体は作品によって異なる。ゲーム版『大怪獣バトル』では初代メフィラスや知将メフィラスと同じ声で、口調も知将メフィラスと同じ敬語口調となっている。また、鎧そのものが「アーマードメフィラス」とも呼ばれている[2]。武器は右腕に装着された剣「メフィラスブレード」で、それによって相手を切り裂く「メフィラスブレードアタック」を必殺技とする。また、グリップビームと同様の構えで放つ光線技「グリッププラズマ」も使用する。
- 声:加藤精三(『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』、『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』)
- ソフビ人形化されたが、キングジョーブラック同様、最初は『ブラッククリアver.』としてウルフェス限定で販売され、後に右腕をメフィラスブレードに新造かつ通常塗装がされた『メフィラスブレードver.』がカード付きで一般販売された。
[編集] 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場したアーマードメフィラス
第9話「暗黒の鎧」に登場。
メフィラス星人(RB)がダークネスブロードの力によって鎧を身に着けた姿。ダークネスブロードから斬撃をエネルギー波として放ち、巨大化すらせずに怪獣を倒す力を持つ。鎧の力に身も心も支配されており、ダークネスブロードの導きに従うまま「闇に呼ばれし者」としてアーマードダークネスを復活させようとする。ダダを瞬殺し、アイスラッガーを持ったレイモンを退け、アーマードダークネスが封印されている地に辿り着いてテンペラー星人も倒した後、ついにアーマードダークネスの封印を解く。復活したアーマードダークネスを自身の「主」に捧げようとしていたが、逆にアーマードダークネスのダークネストライデントで攻撃されて姿を消した。そして…。
- 着ぐるみは変化前のメフィラス星人に鎧を着せたものを使用している。
- なお、彼の言う「主」と言うのはエンペラ星人の事と思われる。その根拠として、アーマードダークネスはエンペラ星人の為に作られた鎧である事とかつてエンペラ星人に仕えていたメフィラス星人がいた事が挙げられ、「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」でも推測されている。同じくアーマードメフィラスの持つダークネスブロードを見てテンペラー星人が驚いた理由は、彼の一族もまたエンペラ星人に仕えていた個体が過去に居たからであると思われる。
[編集] 巨大アーマードメフィラス
第12話「グランデの挑戦」、第13話「惑星崩壊」に登場。
惑星ハマーの極点の中に入ったレイの前に現れた、今までのメフィラス星人達と同様に巨大化したアーマードメフィラス。レイブラッド星人に操られているらしく、自意識を完全に失っており、声を発さない。レイブラッド星人がレイにぶつけた『最後の試練』として、ゴモラと戦う。
ゲーム版大怪獣バトル同様、右腕にメフィラスブレードを装備しており、左腕からは光弾「ダークネスレイ」を放つ上にバリヤーを発生させて超振動波も防ぐ。これらの武器でゴモラを追い詰め、レイが呼び出したミクラスが加わり、2対1の戦いとなってもなお圧倒するが、ゴモラがレイオニックバーストになると一気に形勢が逆転。散々叩きのめされ、メフィラスブレードも折られた末に超振動波ゼロシュートを受けて倒され、元のメフィラス星人に戻った。
[編集] 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場したアーマードメフィラス(G)
『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場。
暗黒四天王の知将メフィラス星人の怨念が、怪獣墓場に流れ着いた自らの鎧の力によって実体化を遂げて復活した姿で、アーマードメフィラス(G)とも呼ばれる。鎧の魔力で他の四天王(巨大ヤプール(メビウスキラーに憑依)、デスレム、グローザム)を蘇らせ、ギガバトルナイザーを手に入れてエンペラ星人の復活も目論む。
『てれびくん』の漫画版ではギガバトルナイザーを奪うべく炎の谷へと現れる。自身の鎧でウルトラ兄弟の光線も防ぎ、彼らを退けてギガバトルナイザーが封印されている谷の最深部まで進んだが、鎧では谷の「灼熱の炎」に耐えられず、鎧ごと焼き尽くされる。本人も鎧が耐えられない覚悟はできていたらしく、断末魔には「残念!」と叫んでいた。また谷に辿り着いた際には「これで宇宙は私の物だ!」と喜んでいたことから、この時はエンペラ星人の復活までは考えていなかった模様。
『テレビマガジン』版では、最初は鎧を装着していない通常の姿で他の四天王と共に出現。その後、メビウスとメカザムが炎の谷に辿り着き、ギガバトルナイザーの門番であるEXゼットンと戦うところに鎧を装着した姿で乱入してギガバトルナイザーを手に入れ、それを使って攻撃するが、タロウ、レオ、80の救援で逆転され倒された。
OV版でも四天王の中心的存在として行動。漫画版と異なり、幻の鎧の妖力に支配されており、その導きのままにエンペラ星人復活を企んでいると言う設定になっている。その影響のためエンペラ星人の復活により固執しており、またテレビシリーズの時に比べてテンションが高く、気障っぽい仕草をするようになっている。この他、人質などの卑怯な手段を堂々と使い、メビウス達が優勢になったのを見て、慌てて逃げ出すといった、かつての冷静なイメージとは異なる行動も見られる。今作ではメフィラスブレードの他に、手からダークネスレイやグリッププラズマとはまた別の光弾「ショックバスター」を放つ技も使用している。デスレムと共に炎の谷に入るのに手こずっていた所にやって来たエースとタロウと戦闘になるが、予め捕らえておいたヒカリを人質にして二人を捕らえる。その後現れたメビウスに、エースとタロウを人質にし、更に自らに協力したヒカリを使って炎の谷に行くように指示する。炎の谷より帰ってきたメビウスから、ギガバトルナイザーを奪い取るも、実は協力するふりをしていたヒカリに奪い返され、特殊なフィールドを消されてエースとタロウを解放された事で形勢が逆転。だが、グローザムを犠牲にしてギガバトルナイザーを奪い返し、メカザムのゴーストリバースとしての機能を覚醒させてしまう。最後は、メビウスとメカザムの間に割って入り、ギガバトルナイザーをメカザムの体に押し込んだ所を、ヒカリのナイトシュートを背後から受けて消滅した。
- 着ぐるみは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』の流用。
- 名前に付くGは「ゴースト」を意味する。
[編集] 『レッドマン』に登場したメフィラス星人
特撮テレビ番組『レッドマン』第22、23、25話に登場した。第22話ではウーと共に、第25話ではゴモラと共にレッドマンと戦うがレッドナイフで倒され、第23話ではレッドアローで倒された。
[編集] 漫画作品に登場したメフィラス星人
[編集] かがやけ ウルトラの星
漫画『かがやけ ウルトラの星』に登場。
当初は「げんすけ」という青年に変身し、謎の戦士ウルトラキングの姿でウルトラ兄弟に協力して怪獣軍団と戦っていたが、実際はウルトラキング=メフィラス星人こそが怪獣軍団を動かす首領であり、地球人やウルトラ兄弟の信頼を得て油断させ、東光太郎(ウルトラマンタロウ)を抹殺しようとしたが、あと一歩の所で失敗。怪獣軍団を総動員してウルトラ6兄弟と戦い、ゾフィーを倒すが、最期は怒りに燃えるタロウのストリウム光線を浴びて倒された。
[編集] ウルトラキング
げんすけ(メフィラス星人)がウルトラマンを模して変身した姿。カラータイマーはなく、額と身体の至る所に星のマークが付いている。両手を組んで発射するスター光線が必殺技。キングスパークでエネルギーを溜めればウルトラマンの光線技を上回る破壊力を出す。演技とはいえ、怪獣軍団との戦闘に参加した時の活躍はウルトラ6兄弟を感服させた。その後、自分に憧れる子供を騙してウルトラバッジを光太郎から奪わせ、メフィラス星人の正体を現すがバッジは健一が護っていため、ウルトラマンタロウと対決する。怪獣軍団と合流し、ウルトラ6兄弟が揃うと本来のメフィラス星人の姿に戻った。
[編集] ウルトラ戦士 銀河大戦争
漫画『ウルトラ戦士 銀河大戦争』に登場。
ツアー・メフィラスに指揮される複数のメフィラス軍団が登場。体型は『ウルトラマンタロウ』の二代目に酷似している。地中から次々に出現し、ウルトラ兄弟やメロスに襲い掛かった。
[編集] ツアー・メフィラス
メフィラス星人の軍団を指揮する帝王。頭部は耳が長く、髪の毛の様な物が生えていて、手袋とブーツを付けている。武器はS字型の鎌。地球を攻撃して誘き寄せたウルトラ兄弟を捕らえ、十字架に掛ける。駆けつけたメロスを光波電磁砲で追い詰めるが現れたウルフ(当時はメロスII)に砲台を破壊され、一騎打ちでメロスⅡカッターに敗れた。
[編集] ウルトラ忍法帖
漫画『ウルトラ忍法帖』に登場。
悪の組織「朧党」の首領「冥府羅州烈風斎(メフィラスれっぷうさい)」として登場。キミヒロという息子もいる。
[編集] ウルトラマン超闘士激伝
漫画『ウルトラマン超闘士激伝』に登場。
メフィラス星人の中でも破壊や殺戮を好む変わり者であるメフィラス大魔王として登場。当初はウルトラ戦士達の敵として立ち塞がり、ウルトラの国を滅ぼそうと攻撃を仕掛けるが、闘士ウルトラマンによって失敗し敗れる。その後は邪悪な大魔王から武人となりウルトラ戦士達にも協力。ウルトラマンの良きライバルであり、タロウの師匠となっていく。玩具展開『ウルトラマン超闘士鎧伝』ではダークベンゼンが率いる「メフィラス星人II」も登場。詳しくはこちらを参照。
[編集] 大怪獣バトル ウルトラモンスターズ戦記
『別冊コロコロコミック』に掲載されたてしろぎたかしの読切漫画『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS ウルトラモンスターズ戦記』に登場。
多くのキャラ達からメフィラスと呼ばれる。ガンQ、レッドキング、バイブ星人をチームに従えており、バイブ星人の透明化能力を利用して今までのバトルで99連勝をしていた。100連勝を達成すべくカゲマル(バルタン星人)達に襲い掛かりバトルの申し出を送る。最後は自分のチームが倒れた隙にカゲマルを騙して倒し、彼の仲間まで倒したが、分身で避けていたカゲマルの白色破壊光線を受けて倒された。
バイブ星人を使っての99連勝やカゲマルに対する騙し討ちなど『ウルトラマンタロウ』に登場した二代目と同様に卑怯な手段が目立つ。
[編集] ウルトラマンSTORY 0
漫画『ウルトラマンSTORY 0』に登場。星間連合の主要メンバーとして登場している。
[編集] ゲーム作品に登場したメフィラス星人
[編集] 『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』
『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』では宇宙船のボスとして登場。爆発していく船の中でヒーロー達の手からカプセルを死守せんとする。一人称は「わし」。光線を撃つ際に目と口元が光る。
[編集] 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』
『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』では侵略者の一人として登場。大地震によるマグマ流入を利用してツァイト市を沈めようとしていたが、同市にやってきたモロボシ・ダンの前に人間の姿で現れ、計画を明かす。ダンの知略によりマグマ流入は未然に防がれるがそのためにバードンの巣穴が開かれ、ツァイト市が滅びる事を告げ、セブンと戦闘。その後、敗北を認めたメフィラス星人は、改心してダンになついたバードンの雛を伴い、どこへともなく去るが、最後はバードンを戦力として狙うヤプールに殺されてしまう。メフィラス星人を臆病者と罵ったヤプールに対して、ダンは激しい怒りを見せた。
[編集] 『スーパーヒーロー作戦』
『スーパーヒーロー作戦』では凶悪宇宙人の連合組織 ETF の首領格として登場。ガイアセイバーズを度々苦しめる。最後はゴルゴダ星での決戦でヤプールに裏切られ、2体のテンペラー星人と共にウルトラ兄弟に最後の戦いを挑む。
[編集] 『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』
『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』のオリジナルストーリーではジェロニモンに怪獣達を復活させたり、バルタン星人に改造怪獣を作らせたり、カオスロイドを生み出してウルトラの国に送り込んだ黒幕として登場。必殺技には得意のグリップビームの他に、多数の円盤群を召喚し一斉攻撃をさせる技も持つ。最終的にはカオスヘッダーと融合してネオカオスダークネスとなる。また、ゲーム中でのナレーションにて、過去の初代ウルトラマンとの戦いが語られていることから、このメフィラス星人は初代メフィラス星人と同一人物だと明らかになった(ストーリー上でのウルトラマンとの対戦でウルトラマンがスペシウム光線を使おうとすると原作と同じように制止される)。最後はウルトラ戦士達によってカオスヘッダーが浄化された為に元の姿に戻り、『初代』の時と同様に再び挑戦しに来ることを言い残して去っていった。
隠しモードの大破壊モードでは、同じく倒されなかったゴモラを操るプレイヤーに指示を送る役割で登場している。
[編集] ライブステージに登場したメフィラス星人
[編集] 『ウルトラマンライブステージ』
バルタン星人、メトロン星人、ザム星人らと結託して邪神獣ゲスグロウを復活させて宇宙支配を企むが、ゲスグロウの復活を目前にしてウルトラマンゼアスの奮戦で倒される。
[編集] 『ウルトラマンフェスティバル2008』
『ウルトラマン』第33話の様に、バルタン星人、ザラブ星人、ケムール人を部下とし、彼らと共にアーマードダークネスの鎧を集める為に現れた。『ウルトラマンメビウス』に登場した時の様に敬語口調。邪魔なウルトラ兄弟達を倒すためにバキシム、サタンビートル、ベムラー、ブラキウムを操り、彼等と部下達と共にウルトラ兄弟達と対決するが、アーマードメフィラスに倒される。
アーマードメフィラスは上記のメフィラス星人と別個体として登場。第一部では宇宙に散ったアーマードダークネスを巡るウルトラ戦士(マン、ゾフィー、80、セブン、ヒカリ、メビウス、マックス)と同族のメフィラス星人が率いる宇宙人軍団の戦いに参戦し、アーマードメフィラスはウルトラ戦士に敗北した同族に怒り、処刑した。自身の鎧はアーマードダークネスと同じ力を持っており、また鎧を破壊できるのもアーマードダークネスだけの為、「闇の鎧は2つもいらない」としてパーツがほぼ揃ったアーマードダークネスを破壊、そのままウルトラ戦士も窮地に追い込むが、メフィラス星人への謀反を企てていたケムール人が密かに隠していたアーマードダークネスの左手パーツ(ケムールはパーツを隠した直後にアーマードメフィラスに倒されている)をメビウスが発見し、それによって鎧を砕かれて敗れた。
第二部では古代に怪獣達を封印するのに使われた「アースキー」を狙い、ジオルゴンやエンディール星人をも従えてウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアを苦しめる。子供達の声援で奮起した3人の渾身の一撃を受けて倒されたが、最後の足掻きで封印されていたキングゴルドラスを復活させた。
[編集] 『ウルトラマンプレミアステージ』
『ウルトラマンメビウス』の後日談にあたる物語。暗黒エネルギーの影響で復活し、他の3人の四天王を蘇生させる。更には皇帝を復活させる為にファントン星人の息子フォンタが持つ絵本「星空の涙」を狙う。怪獣・宇宙人軍団を率いての実力行使に出ていた他の3人とは違い、フォンタに優しく語りかけて絵本を騙し取ろうとするなど相変わらず狡猾な面を見せ、ハヤタ(=ウルトラマン)と対峙するシーンも見られた。実は皇帝のことを自分の駒としか考えていなかったらしく、いずれは皇帝にとって代わり宇宙を支配しようと企んでいたのだが、皮肉にもその野望をハヤタに話していたところを皇帝に気づかれ、またしても粛清された。皇帝自身、メフィラスのことは最初から信用していなかったらしい。声はテレビシリーズと同じ加藤精三が担当している。
[編集] その他
- 『渥美清の泣いてたまるか』の「おお怪獣日本一」には、遊園地のシーンにアトラクション用のものと思われるメフィラス星人の着ぐるみがジェロニモン、ドラコと共に登場した。
- 『ウルトラセブン』の未発表作品「宇宙人15+怪獣35」では怪獣軍団の一体として冒頭でセブンを襲うシナリオが予定されていた。
- 『ウルトラマンタロウ』第40話では流用映像で回想シーンの35大怪獣・宇宙人の一体として登場。オープニングでは「悪質宇宙人メフィラス」とテロップされている。
- 1995年の出光石油のCMでは、ベンゼン星人が率いる怪獣軍団の一体として、神秘のエネルギーを護るウルトラマンゼアスを襲撃している。
- 映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』ではウルトラマンキングの誕生日を怪獣達と共に祝福する。
- 『めちゃ²イケてるッ!』では『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』出演のオーディションに他の怪獣と共に参加した。
- 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの身体を構成する怪獣の一体として二代目メフィラス星人の姿が確認できる。
- 2009年のHONDA「ステップワゴン スパーダ」のCMでは、スパーダを恐れて他の怪獣と共に道を空ける役で出演している。
- 講談社の『ウルトラ怪獣DVDシリーズ』には、ネーミングに有名な戯曲に登場する悪魔の名前を流用したことや、ウルトラマンと対比されたカラーリングになったなどの誕生経緯が言及されている。
- 「ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン 超絶!!ウルトラリーグ」(テレビマガジン版2011年8月号掲載分)ではアーマードメフィラスがグローザム、デスレムと共に宇宙空間を飛行するウルトラマンゼロを襲撃したが助けに現れたウルトラマンダイナのソルジェント光線と、ウルトラマンコスモス(ルナモード)のキック攻撃に敗れた。
[編集] 注釈
[編集] 関連項目
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