ゴジラ

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ゴジラは、日本東宝1954年昭和29年)に公開した特撮怪獣映画ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品及び、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。これら一連のシリーズ作品のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある。

本項ではシリーズ作品全般についての解説を行う。個々の作品の詳細は後述のリストを参照。

有楽町にて撮影(映画にて有楽町はかつてゴジラにより破壊された)

概要[編集]

1954年に第1作が公開されて以降、半世紀近くにわたって製作された怪獣映画。演技者がぬいぐるみ着ぐるみ)に入って演じる手法を主体としており、この手法は以後、日本の特撮映画やテレビ特撮番組の主流となった[注 1]。怪獣や怪獣同士の格闘のみならず、逃げ回る住民や攻防する軍隊等の周辺の人間描写も毎回描かれ好評を得ている。日本のみならず海外でも放映されて人気を呼び、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに日本のキャラクターとしては唯一登録されている。

ゴジラ映画の変遷[編集]

第1期・昭和ゴジラシリーズ[編集]

シリーズの特徴・経緯[編集]

1954年11月3日、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、「の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となった。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けている。観客動員数は961万人を記録。この成功を受けて直ちに続編が準備され、翌年の1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』で描かれた「怪獣同士の対決」は以後のゴジラ映画のフォーマットとなった。7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』では、当時の歴代邦画観客動員数第2位の記録となる1255万人を動員。アメリカなど日本国外でも上映され、大ヒットとなる。以降、日本国外で好調なセールスを買われた昭和ゴジラシリーズは、外貨獲得の手段として1960年代には矢継ぎ早に新作が製作された。

しかし、第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』でゴジラが人類の味方として扱われて以降、ゴジラは恐怖の対象としての側面が薄まっていった。新作の度に次第に娯楽作品へのシフトが進み、ゴジラの擬人化的演出も見られ、本来のテーマであるSFとしてのリアリティも希薄になっていった。そして第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以降は完全に子供たちのヒーローとして描かれた。

家庭へのテレビの普及などもあり、新作の度に観客動員数が前作を下回っていき[注 2]、それに合わせて上映時間が短縮され、制作費も縮小された。そのためビル街などの大掛かりなセットが製作できず、山林のセット主体の作品が続き、怪獣の戦闘場面に流用シーンが多用されるようになる。そして1973年に公開された第13作『ゴジラ対メガロ』で観客動員数が100万人を割り(98万人)、 1975年に公開された第15作『メカゴジラの逆襲』でそれを下回る97万人を記録。歴代ワースト1位を記録した。これを受けて東宝は巨額の予算がかかる怪獣映画を封印することを決定し、シリーズは1984年まで長い休止期間に入る。

第2期・平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)[編集]

シリーズの経緯[編集]

1984年、『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに製作されたシリーズ第16作『ゴジラ』では、第1作を踏まえ、ゴジラ以外の怪獣は登場せず、再びゴジラは恐怖の対象として描かれた。この作品においてゴジラは1954年に一度だけ日本を襲った怪獣とされ、第1作の直接の続編という形をとっており、第2作以後の作品すべてをリセットした。また第1作当時と異なり、ゴジラの設定サイズの50メートルより高い高層ビルが多くなっており、それらに合わせゴジラのサイズを80メートルに設定。後のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降はサイズは100メートルとなった。

5年後の1989年、第16作の直接の続編であるシリーズ第17作『ゴジラvsビオランテ』が公開された。以降「昭和ゴジラシリーズ」と同様、対決ものとしてシリーズ化され、1991年公開のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は正月映画として1995年公開の第22作『ゴジラvsデストロイア』まで毎年1本のペースで製作された。

第2期の初期(『ゴジラ』『ゴジラvsビオランテ』)は高齢化した当時のゴジラファンをターゲットにしていたためストーリーも大人向けであり、リアル路線であった。しかし実際の観客は子供が多数を占めていたため、徐々に子供でも楽しめるシンプルな娯楽映画にシフトしていき、内容もファンタジー要素やSF要素が強くなっていった。また『ゴジラvsビオランテ』が内容では高い評価を得たものの動員数が伸びなかったため、その後は昭和の人気怪獣の再登場路線となる[1]。『ゴジラvsキングギドラ』以降は動員数も大幅に向上し、スタジオジブリ作品などと並び、毎年の邦画興行ランクの1・2位を争うドル箱シリーズとして定着していった。

ハリウッド版『GODZILLA』の製作決定によりシリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』でシリーズ終了となった[注 3]。劇中でゴジラの死を描き、以降は休止期間となる。

シリーズの特徴[編集]

「平成ゴジラシリーズ」は、シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』まで一貫した世界観となっている。なお「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」(『FINAL WARS』以外)は映画製作・公開年の翌年を物語の舞台にしている。

このシリーズは児童のファン層を新たに獲得し、シリーズ第19作『ゴジラvsモスラ』の公開時には『月刊コロコロコミック』と『コミックボンボン』の大手児童誌2誌で漫画化が掲載され、雑誌展開された(以降も、主に『コロコロ』が漫画化、『ボンボン』では特集記事で展開された)。『週刊少年サンデー』の表紙をゴジラが飾ったこともある。

また『コミックボンボン』で連載された『怪獣王ゴジラ』では、過去の人気怪獣をリニューアルして登場させる一方で、登場怪獣は作劇上の都合などから出生をゴジラを基点にしたほうが好都合であったため、完全な新怪獣を出すことが難しい状態になっていた。そのためこの時期の新怪獣は既存の怪獣のバリエーションが多い。

この当時は、主に新作公開の時期に合わせて『金曜ロードショー』(vsモスラ)、『水曜ロードショー』(vsビオランテ)、『ゴールデン洋画劇場』(vsキングギドラ、vsスペースゴジラ、vsデストロイア)などのゴールデン枠でも作品が全国ネット放映され、高視聴率をマークしている。

関係者[編集]

このシリーズでは特殊技術を川北紘一(『ゴジラ』のみ中野昭慶)、ゴジラのスーツアクターは昭和シリーズでヘドラ、ガイガンを担当した薩摩剣八郎が務めている。'84ゴジラの特殊技術チームは、北朝鮮金正日(後の北朝鮮国防委員長)に招かれ『プルガサリ』の特殊技術を任されたことでも知られる。

休止期間中の1997年には第1作からゴジラ映画を製作し続けてきた田中友幸が死去し、ゴジラシリーズとしては『ゴジラvsデストロイア』が最後の参加となった。

休止期間[編集]

このゴジラ休止の時期に、平成モスラ3部作が公開された。1998年にはハリウッド版『GODZILLA』も公開された。

第3期・ミレニアムシリーズ[編集]

シリーズの経緯[編集]

1999年のシリーズ第23作『ゴジラ2000 ミレニアム』でゴジラ映画が再開された。この作品で2度目の世界観のリセットが行われる。第1作以外の過去のエピソードは一切語られず、ゴジラは地震台風などの自然災害と同じように文明への脅威の存在として設定された。

本シリーズは中には第1作とその他の東宝特撮作品の世界観を反映した。しかし、観客動員数は300万人から400万人の高水準を維持した平成ゴジラシリーズと比べ、本シリーズは100万人から200万人ほどと大幅に減少した。そのため平成ゴジラシリーズと同じく、モスラキングギドラメカゴジラなどの人気怪獣の再登場路線となった。2001年から2003年までは『とっとこハム太郎』と併映されることになり、その影響で第26作『ゴジラ×メカゴジラ』、第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作は例年より15分ほど、上映時間が縮小している。

2003年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は110万人と当時のワースト3位を記録(現在はワースト4位)。制作サイドの目指す本当に新しい「ゴジラ映画」を制作することが当時の技術では困難として[2]、ゴジラ50周年の節目である2004年にシリーズ集大成となる最高の「ゴジラ映画」を作り上げて締めくくろうということになり[3]、同年公開の第28作『ゴジラ FINAL WARS』にてゴジラシリーズは再度終了となった。

シリーズの特徴[編集]

ミレニアムシリーズは平成ゴジラシリーズ同様、毎年正月映画として公開される。『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の関係を例外として、前年の作品とはストーリーや世界観に連続性がない。

ミレニアムシリーズの特徴として、CGの多用が挙げられる。ただし平成ゴジラシリーズのように怪獣が光線技を多用する描写は少なくなっており、特撮カットはスーツアクターによるアクションやワイヤーアクションに重点が置かれた。

本シリーズは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の3作品で、優れた戦闘能力とリーダーシップを持つ女性自衛官が主役または準主役でゴジラと直接戦うという時代を先取りする設定となっている。また、平成シリーズとは異なり、初めから児童を対象としたシリーズであるため、途中で路線を変更した平成シリーズとは違い、初めからリアリティを追求していない[要出典]。また、『vsデストロイア』公開後の休止期間中『ポケットモンスター』『デジタルモンスター』といった、マスコット怪獣的なキャラクターの人気が出て、テレビアニメテレビゲームなどの児童文化の中心に君臨し、子供達の怪獣映画に対する興味が薄れてしまったという意見が、新聞・雑誌などにも多く取り上げられた。

この時期のゴジラシリーズの地上波放送は、テレビ東京系で7時から9時枠で主に放送された。

本シリーズでは、『ゴジラの逆襲』以降の東宝特撮映画では通例となっていた特技監督の肩書きが「特殊技術」となり、『ゴジラ2000ミレニアム』と『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』の2作品は鈴木健二が、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は神谷誠が担当し、『ゴジラ×メカゴジラ』のみ菊地雄一が、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』と『ゴジラ FINAL WARS』は浅田英一が特撮パートを担当した。

このシリーズでのゴジラのスーツアクターは喜多川務(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のみ吉田瑞穂)。

シリーズの現状[編集]

現在、『ゴジラ FINAL WARS』を最後に、東宝が製作するゴジラシリーズは途絶えている[注 4]。しかし今後一切製作されないという訳ではなく、『FINAL WARS』当時に出された“終了宣言”も、あくまで「今回のシリーズ(ミレニアム)は終了」というニュアンスを帯びているようである。またゴジラシリーズに数多く出演した水野久美佐原健二も『FINAL WARS』のパンフレットで「まだゴジラシリーズに出演したい」というような趣旨のコメントをしている。

東宝が直接手がけた作品ではないが、2005年には先端映像研究所が『ゴジラ 3D "GODZILLA 3D TO THE MAX"』の製作を発表している。一時は資金の問題などで一時製作の進行を休止していたが、スポンサーが見つかり、2008年2月より撮影をスタートさせると発表。東京を始め、南米、メキシコ、ラスベガスおよびロサンゼルスでの撮影を予定しているとのことだったが、以降続報は無い。

2010年3月、レジェンダリー・ピクチャーズワーナー・ブラザーズが共同出資してハリウッドで新作の映画を製作すると発表した。新作のプロデューサーには、『ディパーテッド』や『ザ・リング』を含め、アジア映画のリメイクを得意とするダグ・デイヴィソンロイ・リーらと共に、日本からも『ゴジラ対ヘドラ』の監督でもある坂野義光や、奥平謙二が加わった。2011年1月、『モンスターズ/地球外生命体』(2010年)を低予算映画として制作し、リアリティに富んだ描写が公開前に出品されたカンヌ映画祭を始め高評価を得たギャレス・エドワーズが監督に抜てきされた。同年7月、映画『エクスペンダブルズ』などの脚本家デヴィッド・キャラハムによって進められていた脚本を練り直すため、『ダークナイト』のストーリー原案などを手掛けたデヴィッド・S・ゴイヤーが雇われたことが明らかになった。同年11月、新進の脚本家マックス・ボレンスタインがリライトに雇われた。2012年7月、アメリカサンディエゴで開催された「コミコン2012」にて1分強のフッテージが予告なしに公開され、上映後、監督のエドワーズにより「SF要素を排し、徹底して現実的な路線で制作している」と方針が述べられた。

ゴジラ著作権訴訟[編集]

事の発端は、本多猪四郎監督の遺族側がパチンコ『CRゴジラ〜破壊神降臨〜』CMでゴジラが登場していることに関して、2010年6月にニューギンに対し監督の著作権を侵害していると抗議文を送ったもので、ニューギンは著作権は東宝が管理しているとして東宝と遺族間で交渉するものの決裂、東宝は2010年6月に遺族に対し著作権侵害の主張は無効と訴えた。それに対し、2011年10月13日に遺族がゴジラは本多猪四郎監督の著作物であり商品化を東宝が勝手に許諾するのは違法と主張、1億2700万円の損害賠償を求めてニューギン、東宝、タカラトミー加賀電子の4社に対し東京地裁に提訴していたが、2013年6月に和解が成立した。和解内容については明らかにされていない[4]

ゴジラ映画の一覧[編集]

国内歴代シリーズ[編集]

日本国外版[編集]

( )内は原題。

  1. 『怪獣王ゴジラ (GODZILLA KING OF THE MONSTERS)』(1956年)
  2. 『ゴジラvsザ・シング (GODZILLA vs THE THING)』(1964年)
    • 『モスラ対ゴジラ』の日本国外版。シリーズ史上唯一、東宝側が日本国外バージョンの特別シーンを制作、追加。
  3. 『ゴジラ1985 (GODZILLA 1985)』(1985年)
    • 『ゴジラ』(1984年)の日本国外版。レイモンド・バーらの出演シーンを追加。
  4. GODZILLA』(1998年)
  5. 『ゴジラ2000 (Godzilla 2000)』(2000年)
    • 『ゴジラ2000 ミレニアム』の日本国外版。セリフや音楽などが変更されている。
  6. GODZILLA ゴジラ (Godzilla)』(2014年5月16日全米公開予定)

再編集版[編集]

  1. 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』(1971年)
    • 『三大怪獣 地球最大の決戦』の改題・短縮版。
  2. 『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』(1971年)
    • 『怪獣大戦争』の改題・短縮版。
  3. 『ゴジラ電撃大作戦』(1972年)
    • 『怪獣総進撃』の改題・短縮版。

イベント上映など[編集]

各作品世界観[編集]

1954年(昭和29年)に現れた初代ゴジラがオキシジェン・デストロイヤーで駆逐され、翌1955年(昭和30年)に2代目が現れ、その息子ミニラが1967年(昭和42年)に3代目として誕生する。『空の大怪獣ラドン』(1956年)、『モスラ』(1961年)の出来事も起きた世界観になっている。『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』は怪獣が存在しない現実世界を舞台としており、怪獣たちが現れるのは主人公の少年の夢の中である。
ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』までの出来事は無く、1984年(昭和59年)に2代目ゴジラが現れる。1993年(平成5年)にベビーゴジラが誕生し、この個体は数年の内に成長、1995年(平成7年)に2代目がデストロイアと繰り広げた東京決戦の末に(人類が原子炉と呼ぶ)心臓の暴走で最期を迎えた同日、その放射能を浴びてデストロイアによる瀕死の重傷から復活し、3代目ゴジラへと変貌する。
2度目のリセット。1作目以降、2代目ゴジラはたびたび日本を襲うが、その間、他の怪獣は現れていない。
1作目を踏まえず、1作目に近い出来事(1954年に現れたゴジラが倒されずに、人類と戦い生き続けている)が当時起きている。
1作目以降、日本には怪獣が全く現われておらず、2002年(平成14年)に2代目ゴジラが現れる。『GODZILLA』のような出来事(20世紀末にゴジラと酷似した怪獣のアメリカ襲来)もあったとされている。
1作目で初代ゴジラが白骨化して以降、『モスラ』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』などの出来事があり、日本にはこれら多くの怪獣が現れるようになっていたとされ、2代目ゴジラは1999年(平成11年)に現れる。
この作品のみ未来世界を描いている。1作目を踏まえず、1作目に近い(1954年に初代ゴジラと人類が初めて戦った記録)出来事が当時起き、その後も多くの怪獣が現れたことで地球防衛軍が設立される。

未製作作品[編集]

  • 続 キングコング対ゴジラ
  • フランケンシュタイン対ゴジラ
  • バットマン対ゴジラ
  • 怪獣大襲撃
  • ゴジラ対ヘドラ 2
  • ゴジラ・レッドムーン・エラブス・ハーフン 怪獣番外地
  • 大怪獣沖縄に集合! 残波岬の大決斗
    • 登場怪獣、人物の一部、沖縄を舞台にした作品というプロットは『ゴジラ対メカゴジラ』に流用された。
  • ゴジラの復活(1977年、1980年)
    • メカゴジラの逆襲』の後に企画されたシリーズ再開案。同一タイトルの脚本が何度か書かれており、いずれも後の『ゴジラ』(1984年版)の原形となっている。
    • 1977年頃に書かれたものは、テロリストに占拠された静岡の原発をゴジラが襲うという内容[6]。『ゴジラ』(1984年版)のショッキラスがこの段階で登場しているが、この時点ではダニの怪獣であった[6]。監督を福田純、脚本を中西隆三で製作が予定されていたが、プロデューサーの田中友幸ともども急遽製作が決定した『惑星大戦争』へスライドした[7]
    • 1980年頃に書かれたものは、ゴジラと猿神獣・水神獣・竜神獣の3形態に変身する中国の伝説の怪獣バガンが戦うという内容[8][6]。執筆は村尾昭[8]。『ゴジラ』(1984年版)で描かれた「ゴジラが核物質をエネルギーとする」という設定がこの段階で登場している[8]。バガンは後に『モスラ対バガン』の企画へ流用された[8]
    • 三度目に書かれた永原秀一による検討用脚本が改題し、『ゴジラ』(1984年版)として製作された[6]
  • 日米合作 ゴジラ
  • ゴジラ対アスカ要塞
  • モスラ対バガン(1990年)
    • モスラが主役の映画であるがストーリーは『ゴジラvsビオランテ』の続編で、少しであるがゴジラもラストで復活し登場するはずだった。企画は『ゴジラvsモスラ』の原型になっている。
    • ビオランテのキャラクターの弱さが東宝社内で指摘され、「スター怪獣ゴジラでも対決物興行が難しい」という結果が出た上にさらに新怪獣とモスラとの組み合わせではキャラクターが弱かろうとの判断が下されたためにお蔵入りになった。その代わりにアンケート人気第1位を獲得したキングギドラが登場する『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)が制作された[9][10]
  • ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス → ゴジラvsギガモス(1991年)[11]
    • 『ゴジラvsキングギドラ』の続編として川北紘一を中心に企画された作品。ゴジラと新怪獣ギガモスとの戦いと並行して、原子炉化したゴジラを止めるためミクロ化した主人公たちによるゴジラの体内での行動が描かれる。アメリカを舞台とし、全米での公開も見込まれていた。
    • ギガモスのほかに米軍の兵器としてメカニコングの登場も予定されていた。当初はキングコングの登場を検討していたが、『vsキングギドラ』に登場したメカキングギドラが好評であったことから同じメカ怪獣であるメカニコングに変更された。
    • プロットがまとめられた1か月後に東宝のプロデューサーサイドがキングギドラの次に人気のあったモスラをメインとすることを決定したため、登場怪獣をモスラとギガモスとした『ゴジラvsギガモス』へと内容を変更された。この段階でギガモスは名前だけ残してモスラと同じ卵から生まれた「悪のモスラ」という設定に変わり、最後はモスラと融合してゴジラを倒すという展開であった。『vsモスラ』のポスター画では、卵から誕生する2匹のモスラ幼虫が描かれており、『モスラ対ゴジラ』のイメージと言われることもあるが、実際には『VSギガモス』のプロットを元にしている。最終的に大森一樹による『モスラVSバガン』をベースとした内容に決定したためこのプロットは実現には至らなかったが、「悪のモスラ」の設定はバガンとあわせてバトラの原型となっている。
    • 『ミクロスーパーバトル』での海外上陸展開は、場所は異なるが後に『ゴジラvsデストロイア』において海外上陸には慎重な意見であった富山省吾を押し切って川北が実現させている。
  • ゴジラの逆襲 → ゴジラ対メカニコング → マイクロユニバース イン ゴジラ(1991年)[11]
    • モスラ登場案へと変更された『ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス』に対し、同プロットから「メカニコング」と「ゴジラの体内での戦い」という要素を引き継いだ作品。メカニコングの登場は、権利関係が東宝とRKOとの間で曖昧であったためこれを明確にしようという意図もあったが、RKO側から製作した場合トラブルが生じる可能性があるとの回答が出されたため、この案は中止となった。
    • 「怪獣の体内での戦い」は後に『モスラ2 海底の大決戦』にてモスラとダガーラの戦いの中で実現させている。またメカニコングに思い入れの強かった川北は『幻星神ジャスティライザー』でこれをモデルとしたメカ巨獣ブルガリオを登場させている。

その他の媒体展開[編集]

  • 怪獣人形劇『ゲキゴジ』
    • 劇団こがねむしによる人形劇。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、リトルゴジラ、アンギラス、バラゴン、ゴロザウルス、モスラ、ガバラ、ドラット、キングギドラ、ヤングシーサー、ミヤラビちゃん。ゴジラは主人公の「ゴジラくん」(モスゴジ似)「キンゴジくん」(キンゴジ似)「とびゴジラ」(総進撃ゴジ似)「パパゴジラ」と4種類も登場する。

テレビ番組[編集]

  • 流星人間ゾーン』(1973年)
    • 日本テレビ系で放送された特撮ヒーロー番組。主人公である防人ファミリーの要請によって現われる味方の怪獣としてゴジラが登場する。また、敵であるガロガ星人はキングギドラ、ガイガンも尖兵とする。製作は東宝映像、萬年社。監修に田中友幸、本編監督に本多猪四郎、特技監督に中野昭慶川北紘一など、ゴジラ本編に関わりの深いスタッフが担当している。
  • ゴジラアイランド』(1997年 - 1998年)
    • テレビ東京系で放映された5分番組。登場する怪獣は、着ぐるみではなく市販のソフビ人形などを改造したもので撮影されている。隠れた人気番組。詳細はリンク先参照。

紹介番組[編集]

  • 『冒険!ゴジランド』(1992年10月1日 - 12月24日、1993年10月7日 - 12月30日)
    • テレビ東京系、毎週木曜日7時15分 - 7時30分放送。全26回。
  • 『ゴジラ王国』(1996年10月1日 - 1997年8月15日)
    • テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日7時30分 - 7時35分放送。全224回。
  • 『ゴジラTV』(1999年10月 - 2000年3月)
    • テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日6時40分 - 6時45分放送。

ゲーム作品[編集]

発売(稼働)順。

  • ゴジラ VS 3大怪獣(MSX)1984年発売
  • 『ゴジラ』東宝(株)事業部、(PC88)、1984年11月発売、4800円(テープ版)。
    • ゴジラ』(1954年(昭和29年)公開)を基にしたアドベンチャーゲーム。
  • 暴龍ゴジラ 大都市壊滅(FM-7)1985年発売
  • ゴジラくん(MSX)1985年発売
    • ディフォルメされたゴジラが登場するアクションパズルゲーム。のちにゲームボーイへ移植された。
  • ゴジラ(ファミリーコンピュータ)1988年12月9日発売
    • ゴジラとモスラを操作し、ゴジラ怪獣だけでなく、モゲラやゲゾラなどの東宝映画の怪獣を倒していくアクションゲーム。ストーリーは地球侵略を目論むX星人の基地が木星で発見され、地球政府がゴジラとモスラを送り込むというもの。
    • ゲームは大きく分けて移動パートとアクションパートに別れており、シミュレーションゲームのようなヘクスマップを移動して敵怪獣と対決したり敵基地を破壊したりする。開発は『ぷよぷよ』のコンパイル
    • アクションパートで対戦する敵怪獣はゲゾラ、モゲラ、バラン、ヘドラ、バラゴン、ガイガン、メカゴジラ、そして最後の敵として立ち塞がるキングギドラである。また、ラストステージでは移動パート中に轟天号も登場する。
  • Godzilla 2 - War of the Monsters(ファミリーコンピュータ)1991年発売
  • バトルサッカー フィールドの覇者(スーパーファミコン)1992年12月11日発売
  • ゴジラ(アーケードゲーム) 1993年稼動
  • バトルベースボール(ファミリーコンピュータ)1993年2月19日発売
  • ゴジラ(PC-9801)1993年10月15日発売
    • 大戦略』のシステムを使って作られたシミュレーションゲーム。『ゴジラ 列島震撼』と同じく、プレイヤーは防衛軍や自衛隊を指揮して、ゴジラを始めとする怪獣を撃退する。初代ゴジラから、『ゴジラvsキングギドラ』までをカバーしている。実在兵器だけでなく、メーサー戦車などの架空兵器も登場するが、怪獣たちの攻撃力はあまりに強力なため、なんとか被害を抑えつつ勝利条件を満たすことが必要となってくる。
  • 怪獣王ゴジラ(ゲームボーイ)1993年12月17日発売
  • 超ゴジラスーパーファミコン)1993年12月22日発売
  • ゴジラ 爆闘烈伝PCエンジン)1994年2月26日発売
    • アルファシステムが開発。 『ストリートファイターII』などのような対戦格闘ゲーム。
    • マニアックさはSFC版の比ではなく、ゴジラはスーツ別で10匹以上おり、キングギドラも「宇宙超怪獣」「超ドラゴン怪獣」「メカ」に分かれ、メカゴジラIIは首が無くなっても動ける。ゴジラのアクションも、各エピソードの元になった映画作品の演出を採用している(全身発光など)。演出も非常に凝っており、ストーリーモードでは次に戦う怪獣のシルエットと共に、鳴き声が再生されていた。ボーナスゲームとしてゴジラ映画に関連するクイズコーナーもあった。
  • ゴジラ 怪獣大決戦(スーパーファミコン)1994年12月9日発売
  • ゴジラ 怪獣大進撃ゲームギア)1995年12月8日発売
  • ゴジラ 列島震撼セガサターン)1995年12月22日発売
  • ゴジラ・ジェネレーションズ(ドリームキャスト)1998年11月27日発売
    • ゴジラを始めとする怪獣を操作して、日本の大都市を破壊するというゲーム。敵としてGフォースの戦車や戦闘機が登場し、また特定のステージにて街の破壊率が一定の数値に達すると、スーパーX、X2、XIIIがボスとして登場する。
    • 操作可能な怪獣はゴジラ、メカゴジラ、初代ゴジラ、ハリウッド版ゴジラ、ミニラの5体に加え、隠しキャラクターとしてジャイアント芹沢博士というキャラクターが登場する。
  • ゴジラ・トレーディングバトル(プレイステーション)1998年12月3日発売
    • 東宝株式会社 映像事業部が開発した、『モスラ2』までの東宝特撮怪獣(キングコング、メカニコングを除く)が総出演するトレーディングカードゲーム。
  • GODZILLA: The Series(ゲームボーイカラー)1999年11月30日発売
  • ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト(ドリームキャスト)1999年12月23日発売
    • ゴジラ・ジェネレーションズの続編として作られたソフト。操作できる怪獣はゴジラのみだが、各ステージが「町の破壊」と「怪獣との戦い」の2段階になっている。敵怪獣は、ビオランテ、キングギドラ、モスラ(幼虫・成虫)、スペースゴジラ、そして最終ボスがデストロイア(幼体・完全体)となっていて、そのほかに、スーパーXIIIやゲームオリジナルキャラのモゲラII、スーパーメカゴジラIIなども登場する。
  • Godzilla: The Series Monster Wars(ゲームボーイカラー)2000年11月30日発売
  • ゴジラ怪獣大乱闘ニンテンドーゲームキューブ)2002年12月12日発売
  • Godzilla: Unleashed Double Smash(ニンテンドーDS)2007年11月20日発売

パチンコ[編集]

  • CRゴジラ2(1999年2月導入・ニューギン)
  • CRゴジラ(2003年5月導入・ニューギン)
  • CRゴジラ(2006年12月導入・ニューギン)
    • 川北紘一演出による完全新作映像『ゴジラvsキングギドラ』が収録されている。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、キングギドラ、モスラ、ラドン、ガイガン、メカゴジラ、スペースゴジラ、デストロイア。小美人、X星人も登場する。実際の映画で使われた着ぐるみなどを使用。ゴジラの着ぐるみは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』のもの。
  • CRゴジラ〜破壊神降臨〜(2010年7月導入・ニューギン)
    • ゴジラシリーズ第4弾。ニューギンよりバトライズスペック第3弾。前作同様、映画で使われた着ぐるみを使用した川北の演出による完全新作映像。登場怪獣は、ゴジラ、アンギラス、キングギドラ、ガイガン。ゴジラのスーツアクターは岩崎晋弥

CM[編集]

上記ゲーム・映画のCMは除く。

  • 京都銀行(1992年頃)
    • 『ゴジラvsモスラ』の公開される以前に放送されていたもので、清水寺の前を歩いたり、大文字山に銀行のシンボルマークを焼き付けたりする。
  • 西友(1992年 - 1994年)
  • 天神愛眼(1994年)
    • 福岡の眼鏡販売店で、『ゴジラvsスペースゴジラ』の公開時期に放映された。同作で福岡が最終決戦の舞台になっていることもあり、「天神愛眼が狙われている!」と題して同社の社長が軍服姿でセールをアピールするというもの。
  • ウベハウス(1995年 - 1997年頃)
    • 一軒家の中でゴジラとリトルゴジラがじゃれあい、堅牢さをアピールしている。着ぐるみは『vsスペースゴジラ』のもの。
  • パールライス(1995年頃)
    • ゴジラvsデストロイア』の公開時期に放映された。暴れるバーニングゴジラを背景に「パールライスが食べたい」とテロップと声が重なる。映像は『vsデストロイア』の流用で、同様のシーンを用いたポスターも製作された。
  • セボン(2001年)
    • 演出は川北紘一。スーツは『ゴジラ2000ミレニアム』と同タイプの胴体にVSシリーズの頭部と背びれをつけたもの[12]。ファンの間では「セボンゴジ」と呼ばれる[12]
  • ベスト電器(2002年)
    • ゴジラ×メカゴジラ』の公開時期に放映された。同作の映像を流用しており、戦闘シーンにゴジラの放射火炎やメカゴジラのプラズマレーザー砲と同色のテロップが挿入されていた。
  • キヤノン EOS Kiss デジタルX(2006年)
    • ゴジラがKISSのメイクをして登場し、熱線を吐く(KISSキッズも空に向かって熱線を吐いている)。着ぐるみは『ゴジラ FINAL WARS』のもの。
  • キリンビバレッジ FIRE(2009年)
    • 松井秀喜と共演。ゴジラはシルエットのみの登場。

日本国外[編集]

関連作品[編集]

  • 超星神シリーズ
    • 2000年代前半から中期に東宝が製作した特撮ヒーローテレビドラマ。歴代ゴジラ怪獣を連想させる怪獣(新規造型であるが、イメージソースに意図的に過去の東宝怪獣を使っている)が登場する。また、一部スタッフはかつてゴジラシリーズの製作に携わっている(川北紘一鈴木健二など)。映画で使われた兵器や建物のミニチュア、特撮カットの一部も流用されている。
  • ウルトラQウルトラマン
    • 円谷プロ製作の特撮テレビドラマ。ゴジラやバラゴンの着ぐるみなどが流用されている。『ウルトラQ』第1話のゴメス、『ウルトラマン』第10話のジラースはゴジラがベース。演じたのもゴジラ同様、中島春雄である。
  • プルガサリ
    • 1985年にゴジラ制作スタッフが北朝鮮に招かれて制作した怪獣映画。
  • 行け!ゴッドマン行け! グリーンマン
    • 『おはよう!こどもショー』内の特撮コーナー。東宝企画製作でサンダ、ガイラ、ガバラ、カメーバ、ゴロザウルス、ミニラなどが登場した。またゴジラの着ぐるみをゴモラ風に改造した新怪獣ツノジラスが登場。
  • ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)
    • ゴジラ単体の作品ではないが、冒頭、吉岡秀隆演ずる茶川竜之介の書く小説の世界として、フルCGで東京タワーや鈴木オートを破壊するゴジラが登場し、ゴジラのメイン・テーマも使用されている。このゴジラは『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の白眼のゴジラのガレージキット(原型製作は丹羽俊介)をモデルに、監督の山崎貴自身がデザインしたもので[14]、わずかながら東宝公認の“復活”を果たすこととなった。

ゴジラと戦った組織[編集]

本シリーズには以下の組織が登場している。『ゴジラ』を始めとする、東宝怪獣映画群に登場する怪獣迎撃を行うこれらの組織を総称して東宝自衛隊と呼ぶこともある。そのため正式名称ではないが、雑誌やこれらの装備を商品化したレジンキャストキット、ペーパークラフトなどでもこの呼称の使用例がある[1]。もともとは自衛隊以外の名称で登場することが多かったが、後には「自衛隊」の名前で出演するようにもなった。撮影にあたっては自衛隊の協力を得て実際の兵器の稼働シーンなどが撮影されているほか、東宝自衛隊独自の架空兵器も登場している。架空兵器に関しては東宝特撮映画の登場兵器を参照。

なお、現実世界でゴジラのような怪獣が日本に襲来する事態を想定した机上研究を旧防衛庁が過去に行っており、怪獣襲来に対しては自衛隊法第83条に基づく災害派遣で自衛隊の出動が可能とし、暴れる怪獣に対しては「有害鳥獣駆除」の名目で武器・弾薬の使用も可能との結論に達した[注 5]

防衛隊
第1作『ゴジラ』(1954年)から『メカゴジラの逆襲』に登場する組織。以降、1970年代までの東宝SF映画ではたいてい日本の軍事組織として防衛隊もしくは防衛軍が登場する。
防衛軍
第6作『怪獣大戦争』、第25作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するが、名前が同一なだけで両者は全く異なる組織である。
自衛隊
ゴジラ』(1984年)以降のシリーズでは自衛隊の名称そのままで登場する。また、「ゴジラ非常緊急対策本部」という、ゴジラと銘打たれた対策本部が出来たのも本作が最初である。
Gフォース(G-Force)
『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』『ゴジラvsデストロイア』に登場する、国連G対策センターに所属するゴジラ迎撃専門の組織。怪獣迎撃にはガルーダ、メカゴジラ、MOGERAといった対ゴジラ用戦闘マシンを使用する。
Gグラスパー
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』に登場する、日本独自のゴジラ対策部門の特別G対策本部に所属する実働部隊。G-GRASPERの「grasp(グラスプ)」は「捕捉」を意味する。
特生自衛隊
『ゴジラ×メカゴジラ』および続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で登場する、自衛隊の中でも対特殊生物戦闘専門の部隊として陸海空三軍と並ぶ第四の部隊。「特生」とは「対物」の略称。英文略記号は「JXSDFJapan Counter-Xenomorph Self Defence Force)」。
Gガード
『ゴジラアイランド』に登場する、怪獣たちと共存する孤島ゴジラアイランドの防衛組織。パンナトルテやタルトクープ、ジェットジャガーシリーズなどのメカを所有する。
地球防衛軍(Earth Defence Force)
ゴジラ FINAL WARS』に登場する、人類がお互いを敵とする時代を終え、怪獣の脅威に立ち向かう為に、地球の軍事力が一つになった。地球最大の規模を持つ対怪獣用防衛組織。主に新人類であるミュータントが防衛軍の中心となっており、メーサー殺獣光線車、轟天号、新・轟天号、ランブリング、火龍、エクレール、メーサー銃、ドッグファイター、EDF戦車等の対怪獣用の強力な兵器を有する。
S.H.I.E.L.D.
アメコミ版ではアメリカ合衆国をぶらつき大西洋に消えるまで、S.H.I.E.L.D.は下位組織としてゴジラを捕獲するためのゴジラスカッドを結成した。このユニットはダムダム・デュガンによって率いられ、レッドローニンと呼ばれる巨大ロボやベヒーモスとして知られている小型ヘリキャリアを使用した。

破壊された地域、建物[編集]

『ゴジラ』(1954年)でゴジラが銀座を破壊した際、松坂屋和光を無断で炎上させたためにクレームが付いた(和光は以後2年間ほどは、東宝の一切のロケ使用を許可しなかった)。それ以降、実在する建物を破壊する際には所有者の許可を取るようになった。しかし、ゴジラに破壊された建物はその後、業績が好調になっていたりするため「ぜひとも次のゴジラ映画でウチを破壊してほしい」というオファーが東宝に来たことがある[注 6]四国地方にはシリーズを通じて一度も上陸していない。

地域[編集]

日本国内[編集]

日本国外[編集]

建物、場所[編集]

日本国内[編集]

日本国外[編集]

参考文献[編集]

原作小説[編集]

  • 香山滋『ゴジラ、東京にあらわる』(小説版の最新版タイトル)ISBN 4265063071
  • 香山滋『ゴジラとアンギラス』(『ゴジラの逆襲』の小説版『ゴジラ 大阪編』の最新版タイトル)ISBN 4265063160
  • 香山滋・福島正実『怪獣総進撃(怪獣小説全集1)』(本来の原作である企画書版の小説を収録)ISBN 4882930714

資料集類[編集]

評論系[編集]

その他[編集]

  • GODZILLA Room:フロリダ州マディソンブルー泉の中にある、ゴジラ人形がぶら下げられている水中洞
  • GO GODZILLA GO/IKASUPEREUROBEAT vol.92に収録。vol.100にもノンストップバージョンが収録されている。

関連項目[編集]

  • 伊福部昭 - 「ゴジラのテーマ」の作曲者。彼が担当したゴジラなどの特撮映画のテーマをメドレー風に組み合わせた『SF交響ファンタジー(第1 - 3番、「ゴジラVSキングギドラ」)』という管弦楽曲も作曲している。
  • 倉敷保雄 - フリーアナウンサー。DVD特典のオーディオコメンタリーで殆どの聞き手を担当。『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』公開の際にはTV番組『さとう珠緒のゴジラ研究所』でゴジラ博士を務めた。
  • デーモン小暮 - ゴジラの鳴き真似コンテストに出場して優勝した実績を持つ。また、『ゴジラvsビオランテ』には本人役で出演した。
  • 村仲皆美 - 福岡のローカルタレント。1994年から2004年にかけてKBC九州朝日放送のローカル番組『ドォーモ』内で放送されていた(後に単発番組として独立)、毎年ゴジラ映画の撮影現場をアポなし取材する『ゴジラVS村中ともみ』に出演。
  • クローバーフィールド - 2008年公開の米映画。製作者は来日の際、原宿キディランドでゴジラのフィギュアを見て、映画の着想を得たとのこと。エンディングで流れるBGM(全編手持ちカメラによるドキュメント風に製作されているため、基本的には劇中のBGMは無い)は東宝の怪獣映画にインスパイアされたといい、伊福部昭の曲を彷彿とさせる箇所が存在する。なお同映画の日本語パンフレット内では、ゴジラはすべて『HAKAISHA』と置き換えられて語られている。
  • 浦賀駅 - たたら浜(観音崎)にゴジラが上陸したことにちなんで、駅の接近メロディにゴジラのテーマ曲を採用。
  • 東品川駅周辺はゴジラが頻繁に出没したエリアとして知られており、駅近辺の周辺案内図看板にはゴジラの出没箇所が記されている。

「ゴジラ」の愛称、ゴジラを語源とした名称を持つ人・もの[編集]

人物[編集]

団体・製品[編集]

  • ピザーラ(PIZZA-LA) - 社名の由来は「ピザ」と「ゴジラ」を合わせたもの。
  • Mozilla - ゴジラをもじって命名されたウェブブラウザ(当初はNetscape Navigatorの開発コードネーム)。
  • Bugzilla - バグ管理システム。Mozilla同様、ゴジラにちなんで命名された。
  • 日産・スカイラインGT-R - そのハイスペックさから諸外国で「ゴジラ」と呼称されている。
  • ゴジララーメン - 盛岡市郊外の綱取ダム湖畔にある施設「やる気村」内の食堂「やる気茶屋」で販売されている激辛ラーメン。塩・味噌・醤油の3種類がある。このほか施設内にはゴジラの石像が飾られていたり「やる気のゴジラ広場」という場所があったりとゴジラにまつわる物が散見される。松井秀喜のグッズが当たる「ゴジラ祭り」なるイベントが開催された事もあった。[2]

生物[編集]

  • ゴジラサウルス - 実在した恐竜の一種。命名はゴジラにちなむ。シリーズ中でゴジラの起源と設定されて登場したゴジラザウルスとは無関係。
  • ホグジラ - アメリカで射殺された、巨大なイノブタ。名の由来は「ホッグ(Hog)」と「ゴジラ(Godzilla)」を合わせたもの。
  • ゴジラツノアリヅカムシ - 甲虫目ハネカクシ科の昆虫(日本産)。学名はBasitrodes godzilla Nomura。この類の第一人者である国立科学博物館の野村周平により2003年に記載された。

その他[編集]

パロディ作品[編集]

脚注[編集]

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脚注[編集]

  1. ^ 欧米の特撮は永らくウィリス・オブライエンによる『キングコング』に始まる、人形アニメストップモーション・アニメーション)が主流だった。
  2. ^ 1971年に公開された第11作『ゴジラ対ヘドラ』、1972年に公開された第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、1974年に公開された第14作『ゴジラ対メカゴジラ』の3作は前年より観客動員数が向上しているものの、低い水準であることに変わりはなかった。
  3. ^ 当初、第20作『ゴジラvsメカゴジラ』が同様の理由で最終作として製作されていたが、ハリウッド版の企画が遅れていたため、シリーズ延長となった。
  4. ^ 『FINAL WARS』のクランクアップ後、長年ゴジラ映画の海上シーンの撮影に使用された東宝撮影所のプールが取り壊された。
  5. ^ かつてはトドが有害鳥獣駆除のために自衛隊により駆除されていた。トド#人間との関係を参照。
  6. ^ ゴジラvsビオランテ』でゴジラに破壊される大阪ビジネスパークTWIN21などを中心になって建設した松下グループに許可をもらいに行くと逆に大歓迎されたり、朝日新聞千葉版の『ゴジラvsメカゴジラ』の広告に、「今度の決戦はご当地・幕張ベイエリア!」とコピーが付けられたこともある。

出典[編集]

  1. ^ 『東宝特撮映画大全集』 ヴィレッジブックス2012年、227頁。ISBN 9784864910132 
  2. ^ ついに50年の歴史に終止符が! 「ゴジラ FINAL WARS」製作報告会見”. 2014年1月9日閲覧。
  3. ^ さらば、ゴジラ!「ゴジラ FINAL WARS」製作報告会見”. 2014年1月9日閲覧。
  4. ^ ゴジラ裁判が和解、新作公開の支障なくなる 本多猪四郎監督の遺族と東宝など4社”. 2014年1月9日閲覧。 ハフィントンポスト 2013年11月26日
  5. ^ a b ゴジラ大辞典 2004, pp. 210.
  6. ^ a b c d 東宝特撮映画大全集 2012, pp. 210.
  7. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, pp. 199.
  8. ^ a b c d ゴジラ大辞典 2004, pp. 246.
  9. ^ ゴジラvsキングギドラ 怪獣大全集 1991, p. 88.
  10. ^ ゴジラ大辞典 2004, p. 339.
  11. ^ a b 平成ゴジラパーフェクション 2012, pp. 131 - 135, 幻の平成ゴジラストーリー 。
  12. ^ a b 平成ゴジラパーフェクション 2012, p. 156 「平成ゴジラバーニング・コラム」。
  13. ^ 『ゴジラ FINAL WARS』DVDスペシャルエディション特典ディスクより
  14. ^ 山崎貴監督のインタビュー”. 2014年1月9日閲覧。

外部リンク[編集]