大田区

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大田区
おおたく
日章旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
団体コード 13111-3
面積 59.46km²
総人口 683,860
推計人口、2009年10月1日)
人口密度 11,500人/km²
隣接自治体 江東区
品川区
目黒区
世田谷区
川崎市
川崎区幸区中原区
区の木 クスノキ 1976年制定
区の花 ウメ 1976年制定
区の鳥 ウグイス 1990年制定
大田区役所
区長 松原忠義
所在地 〒144-8621 東京都
大田区蒲田五丁目13番14号
大田区役所
庁舎全景(2009年7月26日撮影)
電話番号 03-5744-1111
外部リンク 大田区ホームページ
大田区の位置

大田区位置図(東京都)

:区 / :市 / :町・村
特記事項:
Flag of Ota, Tokyo.png
大田区紋章 1952年制定
大田区歌 1955年制定
平和のシンボルマーク 1988年制定

英語表記:OTA City
独語表記:OTA Stadt
仏語表記:Ville OTA
伊語表記:Città di OTA
中国語表記:大田区
韓国語表記:오타구
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大田区(おおたく)は、東京都特別区のひとつで、23区西部に区分される。

郵便番号(上3桁)143・144・145・146

目次

[編集] 概要

東京都の南東部に位置する特別区のひとつで、東京23区内では最南部に位置する。前身は大森区と蒲田区で、区の商業の中心は両地区名の駅に集中している。東部には羽田空港がある。多摩川を挟んで神奈川県と接する。

[編集] 地理

区域の地形東京港に面する臨海部の埋立地、南東部の低地、北西部の台地に分かれている。

低地と台地の境はになっており、臼田坂、蓬莱坂など名称を持つ坂が約50ある。標高は東から西に向かって高くなり、区域東の埋立地で約1m、区域西の田園調布では約42.5mとなる。

隣接する自治体

[編集] 面積

大田区は東京湾埋め立てによって区域を拡大してきた。1967年昭和42年)平和島および昭和島1972年(昭和47年)大井ふ頭1974年(昭和49年)京浜島1978年(昭和53年)城南島と次々に人工島を造成し、更に1984年(昭和59年)から始まった羽田空港沖合埋立て工事が1992年平成4年)完了により世田谷区を抜いて東京23区総面積の9.6%を占める最も大きな区となった。総面積59.46平方kmの内、0.65平方kmは公有水面である。

[編集] 境界未定部分

2007年現在、中央防波堤埋立地の帰属について江東区と係争中である。

[編集] 用途別内訳

(2007年4月1日現在)
用途 面積(平方km) 割合(%)
第一種低層住居専用地域 7.14 12.0
第二種低層住居専用地域 0.03 0.1
第一種中高層住居専用地域 3.75 6.3
第二種中高層住居専用地域 0.19 0.3
第一種住居地域 7.73 13.0
第二種住居地域 0.18 0.3
準住居地域 0.86 1.4
近接商業地域 3.76 6.3
商業地域 2.01 3.4
準工業地域 24.25 40.8
工業地域 1.78 3.0
工業専用地域 3.61 6.1
指定なし 4.17 7.0

[編集] 気候・気象

21世紀 大田区の気象(羽田観測地点)
観測年 年間降水量
(mm)
平均気温
摂氏
平均風速
(m/s)
最多風向 最低気温
(日、摂氏)
最高気温
(日、摂氏)
一日最大降水量
(日、mm)
2001 1,401 15.8 5.3 1/15,△1.8 7/24,34.9 10/10,166
2002 1,364 16.1 5.5 北北東 2/11,△0.5 8/6,34.1 9/6,173
2003 1,630 15.6 5.4 北北東 1/16,△2.0 9/13,33.7 8/15,172
2004 1,581 17.0 5.6 1/23,△0.3 7/20,37.1 10/9,180
2005 1,291 15.8 5.2 北北東 1/2,△1.2 6/28,34.6 8/23,98
2006 1,597 16.0 5.1 1/24,△2.2 7/14,33.4 12/26,138
2007 1,259 16.8 5.3 2/25,0.8 8/16,36.5 10/27,83

[編集] 河川・水路・池

[編集] 地域

区域は大正から昭和初期にほぼ全域で耕地整理が行われ、道路など都市基盤原形が整備された。現在は大森、蒲田を「中心核」とし、その他鉄道駅周辺を「地域核」、羽田を「未来核」とし整備が行われている。

大田区では区域を4分割し、各地域ごとに地域行政センターを設置している。更に地域行政センターの下部組織として特別出張所を設置している。(特別出張所所管世帯数は2007年1月1日現在)

大田北地域(大田北地域行政センター)
池上(20,959世帯)、馬込(24,556世帯)、大森東(8,785世帯)、大森西(28,991世帯)、入新井(19,589世帯)、新井宿(9,932世帯)の各特別出張所が所管する地区
大田南地域(大田南地域行政センター)
蒲田東(22,379世帯)、蒲田西(29,706世帯)、矢口(19,188世帯)、六郷(30,050世帯)の各特別出張所が所管する地区
大田西地域(大田西地域行政センター)
田園調布(9,466世帯)、嶺町(11,702世帯)、鵜の木(11,263世帯)、久が原(11,778世帯)、雪谷(26,729世帯)、千束(11,734世帯)の各特別出張所が所管する地区
大田東地域(大田東地域行政センター)
糀谷(17,105世帯)、羽田(17,720世帯)の各特別出張所が所管する地区
区域の町
  • 大田区区民生活課調べでは2006年4月時点で215、2007年4月時点で216の自治会町会がある。
  • 大田区戸籍住民課調べでは2006年1月時点で面積が最大の町は羽田空港三丁目(8.59平方km)、埋立地を除外すると西六郷四丁目(0.63平方km)、面積が最小の町はふるさとの浜辺公園(0.03平方km)、非居住地区を除外すると東馬込二丁目(0.08平方km)である。
  • 大田区戸籍住民課調べでは2006年1月時点で登録人口が0人の町は平和島一丁目、平和島六丁目、昭和島全域、平和の森公園、京浜島全域、東海三丁目を除く東海地域、城南島全域、羽田空港一丁目を除く羽田空港地域、ふるさとの浜辺公園。登録人口が最大の町は下丸子二丁目(9,632人)である。

[編集] 人口

  • 区域の人口は平成12年国勢調査では2.21%増、平成17年国勢調査では2.31%増と増加傾向にある。大田区戸籍住民課調べによる出生死亡等の自然増減、転入転出等の社会増減、帰化等のその他増減を加味した人口動態でも平成16年度+4,862人、平成17年度+5,246人、平成18年度+3,043人の増加となっている。
  • 区域の人口密度は平成12年国勢調査では10,937人/平方km、平成17年国勢調査では11,190人/平方kmである。東京23区で19番目の低人口密度となっているが東京都平均の約2倍、全国平均の約33倍に相当する。
  • 区域の人口男女比率は平成17年国勢調査では、男性103 対 女性100 となっている。
  • 区域の世帯当たりの人員は平成12年国勢調査では2.19人、平成17年国勢調査では2.11人と縮小傾向にある。
  • 区域の人口は夜間人口より昼間人口の方が多い。
  • 外国人登録者数は一定している。大田区戸籍住民課調べでは毎年1月1日現在で平成15年15,534人、平成16年16,015人、平成17年15,716人、平成18年16,181人、平成19年16,475人となっている。国籍では中国、韓国朝鮮、フィリピンの順に多い。

区域の人口は増加傾向にあり、世帯数はさらに急増傾向にあるが、世帯当たりの人員は縮小傾向にある。これは「夫婦と子供世帯」の大家族世帯が減少し、「単身世帯」や「夫婦のみの2人世帯」が増加していることを示している。大田区高齢福祉課の予想では2013年度(平成25年度)には区域の5人に1人が65歳以上の高齢者となる。

Demography13111.svg
大田区と全国の年齢別人口分布 大田区の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 大田区
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 661,147人
1985年 662,814人
1990年 647,914人
1995年 636,276人
2000年 650,331人
2005年 665,674人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 歴史

[編集] 年表

[編集] 地名の由来

大田は合併した森区と蒲区からそれぞれ一文字ずつとった合成地名である。この由来が広く知られていないことから、他地域在住者からは、しばしば点つきの太田と誤記されがちである。江戸城主・太田道灌の領地だったことに由来して、区名になったという説があるが、以上のことから明らかな誤伝である。

同じ漢字表記を用いる自治体は他に島根県に大田市(おおだし:City of Ohda)がある。このため、仮に特別区から市制に移行になった場合は、原則に則ると大田市と名乗ることは難しいと推測される。しかし、国内で複数市が同一名を名乗る例は2例(府中市伊達市)あることから、一概に名乗れないとは言い切れない。英語表記の場合は既に OTA City、 OTA City office を公式使用している。

[編集] 政治

選挙の際は区域に70投票区が設置され、開票作業は大田区体育館または大森スポーツセンターで行われる。

国会
衆議院小選挙区選挙では区域が2分割され、東京3区(品川区、大田区北西部、島嶼)と東京4区(東京3区以外の大田区)に属する。
都会
本区のみで東京都議会大田区選挙区をなす。
2007年(平成19年)東京都議会議員補欠選挙
松原忠義の大田区長選挙立候補による辞職のため
投票日4月8日(7:00〜20:00)、即日開票
当日有権者数555,710人、投票者数298,957人、投票率53.80% - 区内70投票所の内、最高投票率は矢口中学校投票所61.82%、最低投票率はコミュニティセンター羽田旭投票所43.30%
定数1に対して6人が立候補した。当選者の得票は96,003票、次点者の得票は89,519票、最下位者の得票は9,617票だった。
当選者
鈴木章浩(自民)
2009年(平成21年)東京都議会議員選挙
投票日7月12日(7:00〜20:00)、即日開票
当日有権者数567,128人、投票者数314,753人、投票率55.50% - 区内70投票所の内、最高投票率は矢口中学校投票所64.48%、最低投票率はコミュニティセンター羽田旭投票所43.99%
定数8に対して14人が立候補した。1位当選者の得票は50,720票、最下位当選者の得票は20,586.228票、次点者の得票は18,781票、最下位者の得票は2,147票だった。
当選者
公明
  • 藤井一
  • 遠藤守
自民
  • 鈴木彰浩
  • 神林茂
  • 鈴木昌雅
民主
  • 田中健
  • 柳ヶ瀬裕文
共産
  • 可知佳代子
区会
定数は法定上限数56だが、区条例で定数50に抑制している。
議会は年4回定例会(2月、6月、9月、11月)と臨時会が開かれる。会議期間は通常予算を審議する定例会は20日、その他定例会は7日、臨時会は5日となる。会議時間は午後1時〜午後5時である。
議場、第1〜第6委員会室、議会図書室は大田区役所本庁舎内にある。議会広報の一環として議場にてジャズコンサート、和楽器コンサート等を開催されたことがある。
本会議、予算特別委員会、決算特別委員会は本庁舎1階ロビーにテレビ中継され、インターネットでも公開される。近年、大田区は議会費として10億円以上を予算計上し、区議会も承認している。
歳費
  • 議長 - 月額約93万円
  • 副議長 - 月額約78万円
  • 委員会委員長 - 月額約66万円
  • 委員会副委員長 - 月額約63万円
  • 議員 - 月額約61万円
3月、6月、12月に期末手当が支給される(総額:月額の3.7ヶ月)
政務調査費として所属会派に対して一人当たり月額約23万円が支給される
委員会
常任委員会(議員は必ず常任委員会のひとつに所属する)
総務財政委員会、生活産業委員会、健康福祉委員会、都市整備委員会、こども文教委員会
議会運営委員会
所属議員4人以上の会派から4人に1人の割合で選出された委員で構成される。但し、3人会派でも委員1人を選出できる。
特別委員会(課題対応の都度設置)
2007年度(平成19年)第一回臨時会にて設置された委員会
開発対策特別委員会、交通問題調査特別委員会、羽田空港対策特別委員会、防災・安全対策特別委員会
2008年度(平成20年)第一回臨時会にて設置された委員会
開発・観光対策特別委員会、交通問題調査特別委員会、羽田空港対策特別委員会、防災・安全対策特別委員会
予算特別委員会
議長を除く議員が所属する。
決算特別委員会
議長および議員選出監査委員を除く議員が所属する。
区議会だより編集委員会
区議会開催の都度発行される。1回の発行部数は約24万部(2008年8月現在)
幹事長会
議長、副議長、交渉会派(所属議員3人以上の会派)の代表者で構成される。
大田区議会議員選挙
2007年(平成19年)大田区議会議員選挙
公示日4月15日、投票日4月22日(7:00〜20:00)、開票日4月23日(8:00〜)
当日有権者数551,301人、投票者数251,203人、投票率45.57% - 区内70投票所の内、最高投票率は羽田小学校投票所57.12%、最低投票率は田園調布小学校投票所34.86%
定数50に対して60人が立候補した。1位当選者の得票は10,601票、最下位当選者の得票は2,761票、次点者の得票は2,700票、最下位者の得票は1,169票だった。

[編集] 行政

宣言
大田区は過去2回宣言を出している。
1965年(昭和40年)7月 - 交通安全宣言
交通安全の確保は、全区民の切実な悲願である。大田区は、京浜工業地帯の中心地域として、また、都内屈指のベッドタウンとして、めざましい発展を続けているが、近時産業経済の著しい成長に伴い、区内の交通量は激増の一途をたどり、いたるところ交通地獄の観を呈し、区民生活を脅かしていることは、まことに憂慮に堪えないところである。よつて、大田区は、区民の総力を結集して、交通事故の絶滅を期することを決意するとともに強力な交通安全のための施策を全区的に推進するため、大田区を「交通安全都市」とすることを、ここに宣言する。
1984年(昭和59年)8月 - 平和都市宣言
平和って なあに
しあわせな ことよ
しあわせって なあに
自由で楽しいくらしができること
だから 世界中の人と 力をあわせて
大切な 平和を守らなければ いけないの
地球上どこへ行っても 笑顔があるように...
この人類共通の願いをこめて大田区は平和憲法を擁護し核兵器のない平和都市であることを宣言する
マスタープラン
大田区マスタープランは三層になっている。
基本構想
1982年(昭和57年)に制定された区政の理念と将来像を示した行政運営の基本となるものである。
都市像:安全で快適な、活力と思いやりのある、文化・福祉都市
区民像:自主性と連帯性のある区民、文化を創造し継承する区民
長期基本計画
2001年(平成13年)に作成された2015年(平成27年)までの行政施策の方向性を示したものである。「おおたプラン2015」と呼ばれている。
実施計画
原則3年毎に作成される重要施策の年度別の事業量を定めたものである。
区長
松原忠義(2007年4月27日〜1期目)、大田区議会議員(3期)、東京都議会議員(3期)を経て区長となる。
大田区長選挙(大田区長は大田区民による直接選挙で選出される)
2007年(平成19年)大田区長選挙
当日有権者数551,301人、投票者数251,091人、投票率45.55% - 区内70投票所の内、最高投票率は羽田小学校投票所57.03%、最低投票率は田園調布小学校投票所34.84%
定数1に対して6人が立候補した。当選者の得票は85,472票、次点者の得票は76,463票、最下位者の得票は7,462票だった。
副区長/会計管理者
副区長 2名
会計管理者 1名
庁議
大田区行政運営の最高方針を審議策定し、各機関相互の総合調整を行ない、大田区行政の能率的遂行を図るため、区長、副区長、教育長、関連部長、部長相当職にある者で区長が指定する者が出席して毎月1日、10日、20日に開催される。
危機管理
大田区は「住民の生命、財産を守る」を危機管理の基本理念としている。平常時は危機管理担当部長、危機管理担当課長を設けている。
危機管理レベル
L1
所管部局だけで危機対応する場合
L2
複数の部局で危機対応する場合
L3
危機管理対策本部を設置して全部局が危機対応する場合(地域行政センターが現地対策所になる)危機管理対策本部は状況に応じて大田区災害対策本部に移行する。
危機管理の対象
自然災害
地震台風等の自然現象による災害
重大事故・事件
大規模な火災・環境汚染、テロ等の重大な被害を招く恐れのある事故、事件
健康危機
感染症食中毒、NBC(核兵器生物兵器化学兵器)災害等の健康被害
公共施設での重大事故・事件
不審者侵入、不審物放置等の公共施設や設備での事故、事件
情報通信の危機
情報システムへの不正侵入等
その他
外国からの武力攻撃等
区役所本庁舎
沿革
  • 1963年(昭和33年)当時の新井宿五丁目(現在の中央二丁目)に大田区役所本庁舎建設される。
  • 1998年(平成10年)現在地(蒲田五丁目)に移転する。後年、旧大田区役所本庁舎跡地に大田文化の森が建設される。
現在地移転までの経緯
現在の大田区役所本庁舎敷地は国鉄時代の蒲田駅荷扱い場所跡地である。1987年(昭和62年)国鉄清算事業団による不要財産処分が行われ桃源社が所有権を取得した。桃源社は商業ビル建設を計画し1992年(平成4年)完工したが、その後のバブル景気崩壊により桃源社が倒産したため区内基幹駅の隣に未使用のまま無人ビルとして放置される事となった。その後、大田区役所本庁舎建替え問題が浮上し新庁舎候補となった。当時、このビル購入には「駅近なのでアクセスが良くなる」「床面積が広くなるので分散している部署が集約できる」等賛成意見と「200億円以上の税金投入となる」「行政による住専救済である」等反対意見の両論があり住民投票請求が行われたが大田区議会はこれを否決し最終的には2票差で購入案を可決した。これにより1996年(平成8年)大田区がこのビルを購入し、大規模改修の後1998年(平成10年)移転が行われた。

[編集] 財政

大田区の財政状況(決算 (決算は年度明けの秋頃区議会承認後確定する)
会計年度 一般会計
(億円)
公債費比率
(%)
経常収支比率
(%)
区債残高
(億円)
2004年
(平成16年)
1,883 8.7 79.9 1,041
2005年
(平成17年)
1,989 7.6 77.2 924
2006年
(平成18年)
2,148 8.5 74.3 782
2007年
(平成19年)
- - - -
  • 2007年時点で学校教育施設、社会教育施設等の区有施設約半数が建築後30年以上経過し老朽化が進んでいる。今後、短期間で多額の改修改築費が必要になるため財政悪化が懸念されている。
  • 2006年度決算では経常収支比率は東京23区平均を上回っている。
広域行政
  • 東京都全ての市区町村にて設立
    • 東京都後期高齢者医療広域連合 - 高齢者の医療の確保に関する法律及び高齢者医療確保法に基づく命令に基づき後期高齢者医療広域連合が行うものとされた後期高齢者医療の事務等を共同処理する。
  • 東京23区にて設立
    • 特別区人事・厚生事務組合 - 特別区の人事及び福利厚生に関する事務等を処理する。
    • 東京23区清掃一部事務組合 - 可燃ごみ焼却施設の管理運営等に関する事務等を処理する。
    • 特別区競馬組合 - 大井競馬場での競馬開催に必要な事務及び競馬の振興に関する事務等を処理する。
  • 大田区、品川区、港区、目黒区、世田谷区にて設立
    • 臨海部広域斎場組合 - 臨海斎場の設置及び管理運営に関する事務等を処理する。
  • 大田区、世田谷区にて設立
    • 多摩川緑地広場管理公社 - 大田区立多摩川田園調布緑地、世田谷区多摩川玉堤広場を共同利用するための管理運営に関する事務等を処理する。

[編集] その他行政機関・地方公営企業等

[編集] 自治体交流

[編集] 経済・産業

平成7年国勢調査では「職住近接」型が多く区域に居住している就業者の内、54%が区域内で勤務している。

[編集] 農業

現在も極て少数だが農家が存在する。2006年(平成18年)大田区農家基本調査によると農家該当世帯は20世帯未満、生産緑地は25,592m²である。生産物上位は盆栽植木類、シクラメン小松菜となっている。区域にはJA東京中央の支店が存在する。

[編集] 漁業

大森海苔養殖の発祥の地とも言われ、江戸時代には御膳海苔として上納されていた。昭和になり最盛期には東京港中央部まで進出して操業していたが、1962年(昭和37年)東京湾汚染、埋立地拡張のため海苔養殖の漁業権を放棄した。しかし、現在でも海苔問屋が数十社あり海苔流通の中心となっている。毎年12月に大森海苔会館で行われる大森海苔組合初入札での初値は全国の海苔入札における基準値になっている。 羽田は江戸時代からの漁師町である。現在でも漁師が在住しておりアナゴ漁やアサリ漁を行っている。 区域には大田漁業協同組合が存在するが漁港はない。

[編集] 商業

平成14年商業統計調査(平成14年6月1日現在)によると、区域には8,618の商店数、69,803の従業者、4,639,696百万の販売額があるが、区域には2007年1月時点で青果、花きの取扱量日本一の大田市場東京都中央卸売市場)が存在するため、卸売り業の比率が高い。小売業については商店数の減少が進んでいる。大規模小売店が新設される一方で既存店舗と商店街は衰退傾向にある。

[編集] 工業

大田区は大森に東京ガスが20世紀初頭に工場を設けて以来、東京都内で最大の工場集積地を形成し、川崎市、横浜市と共に京浜工業地帯の中核をなしている。平成17年工業統計調査(平成17年12月31日現在)によると、区域は4,778の工場、37,641の従業者、761,087百万の製造品出荷額があり、何れも東京23区最大である。部門別では一般機械機器製造業が1,630工場、金属製品製造業が1,014工場と多い。特に大田区は多数の中小企業(平成16年事業所統計調査によると、製造業6,173事業所の内、従業員9名以下が4,883事業所)が事業を行っており、その多くは得意分野に特化している。それらが補完的に相互利用することでひとつの工場として機能している。しかし、近年は生産拠点の海外移転、後継者不在等により工場減少が続いている。このため、大田区では大田区産業プラザの建設、財団法人大田区産業振興協会設立等による中小企業支援を行い、東京都も東京都立産業技術研究センター城南支所、中小企業振興公社城南支社を設置している。

1995年(平成7年)に制定された「大田区産業のまちづくり条例」に次の一文が記されている。

大田区は、産業のまちである。ナショナル・テクノポリスと呼ばれる工業をはじめ、商業、農業、漁業などの産業が、区民の生活を支え、豊かな文化を生み出してきた。一方、区民の生活と文化が、経済活動と技術を支え、生き生きとした産業のまちを形成してきた。産業の持つ意義と魅力を考えるとき、産業構造の変化に対応しながら、大田区の産業総体の活力を維持確保して、さらに発展させていくことは、産業者、区民及び区の大きな課題となっている。しかし、そのためには、区民の生活様式や社会意識の変化に合わせた産業環境の創造を進める必要がある。すなわち、生活と産業が共存できる条件を整えながら、魅力ある地域づくりを進め、産業を活性化させる都市環境を整備することである。産業環境の創造を通じて、大田区の産業は、世界や地域との交流を軸に、新しい産業と技術を創出するとともに、生活・文化と産業が結び付いた快適環境の形成を目指すものとする。区民は、大田区の産業が区民生活を支え、なかでも、ものづくり機能が日本や世界の人々の共有財産であることを認識し、将来にわたって大田区を産業のまちとするために、この条例を制定する。

広域連携
中小企業都市連絡協議会
目的
中小企業を多数抱える自治体と商工会議所が、中小企業振興に関わる諸問題について連絡協議し地域経済の発展に資すること。
構成団体
川口市、川口商工会議所、大田区、東京商工会議所大田支部、墨田区、東京商工会議所墨田支部、岡谷市、岡谷商工会議所、東大阪市、東大阪商工会議所、八尾市、八尾商工会議所、尼崎市、尼崎商工会議所
中小企業都市サミット開催都市
第1回 - 1997年 東大阪市
第2回 - 1998年 大田区
第3回 - 2000年 墨田区
第4回 - 2002年 尼崎市
第5回 - 2004年 川口市
第6回 - 2006年 岡谷市
第7回 - 2009年 東大阪市
産業のまちネットワーク推進協議会
目的
各自治体の産業政策上の課題解決を促し、企業や研究者との連携、地域間企業ネットワークの推進を図り地域経済の発展に寄与すること。
構成団体
室蘭市、北上市、花巻市、山形市、米沢市、太田市、桐生市、日立市、大田区、品川区、板橋区、墨田区、台東区、川崎市、相模原市、三条市、柏崎市、諏訪市、坂城町、伊那市、飯田市、岡谷市、茅野市

[編集] 区域の主な事業所

特筆ない限り区域に本社がある企業を表す。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

  • 山一電機(中馬込) - 東証一部上場 - 電子機器製造会社
  • ユザワヤ(西蒲田) - 手芸品販売会社

ら行

  • リコー(本店:中馬込) - 東証一部上場 - 電子機器製造会社 - 本社は東京都中央区

わ行

  • ワタミ(羽田) - 東証一部上場 - 外食事業、介護事業会社

[編集] かつて区域に存在した事業所

[編集] 交通・道路

[編集] 鉄道

[編集] 東日本旅客鉄道(JR東日本)

定期運転で一般営業する旅客列車なし(区域に駅はない)。東京貨物ターミナルからの線路は東京港野鳥公園付近から地下に潜る。区域での地上部は僅か数百メートルである。城南島直下、羽田空港一丁目直下を経由して川底トンネルにて多摩川を越え川崎貨物駅に至る。

[編集] 東海旅客鉄道(JR東海)

東海道新幹線 (区域に駅はない)

[編集] 京浜急行電鉄

区域で全線完結するが、多くの電車は京急蒲田駅にて本線直通運転する。
2010年羽田空港国際線ターミナルビル供用開始に合わせて新駅が設置される。

[編集] 東京急行電鉄

[編集] 東京モノレール

東京モノレール羽田線流通センター駅 - 昭和島駅 - 整備場駅 - 天空橋駅 - 新整備場駅 - 羽田空港第1ビル駅 - 羽田空港第2ビル駅

昭和島に東京モノレール羽田線の車両基地がある。
2010年羽田空港国際線ターミナルビル供用開始に合わせて新駅が設置される。

[編集] 東京都交通局都営地下鉄

都営地下鉄浅草線馬込駅 - 西馬込駅

南馬込に浅草線の車両基地(馬込車両検修場)がある。西馬込駅から地上に出現し高架線となり、国道1号池上二丁目交差点付近でスイッチバックして入庫する。
かつて西馬込に馬込車両工場があったが廃止された。引き込み線は国道1号を超えてから地上に出現し工場まで続いていた。地上部には踏切もあった。

[編集] 廃線・廃駅

[編集] 新線構想

蒲蒲線
大田区は蒲蒲線という路線計画の早期事業化・整備を推進している。当初は800mほど離れているJR蒲田駅と京急蒲田駅とを結ぶ路線として構想されていたが、埼玉県南部からの直通電車による羽田空港アクセス路線としても位置づけることで需要の拡大を期待している。
エイトライナー
区域内を東西に横断する路線として環八通りを導入空間とし、羽田空港から北区赤羽駅までの環状鉄道エイトライナー構想があり、大田区もエイトライナー促進協議会に参画している。但し、この構想は「蒲蒲線」と重複する部分がある。

[編集] 路線バス

区域内の路線バスはJR東海道線を境に東側を京急グループ、西側を東急バスが担当している。(埋立地では都営バスが運行担当している路線もある)

バス網の発達は早く、昭和初期には目蒲乗合、池上電気鉄道、梅森蒲田自動車、京浜電気鉄道、東京乗合自動車の各社が区内に路線網を繰り広げていた。そのうち前記二社は目黒蒲田電鉄を経て東京横浜電鉄に、後記三社は京浜電気鉄道の系列下にそれぞれ集約されたが、1942年に戦時統合で区内のバス会社は全て東京急行電鉄(いわゆる大東急)に統合された。1948年の大東急再編成で現在の東海道線を境界とした棲み分けが形成された。かつては大森駅 - 新宿駅西口、池上駅 - 東京駅八重洲口、蒲田駅 - 代田四丁目等の中距離路線もあり路線は充実していたが、近年は路線統合、路線縮小の方向にある。

乗降方式は前乗り中降りで、基本は均一運賃制である。一部に区間運賃制の路線があるが、整理券は使用せず、乗車時に行先を乗務員に申告して所定の運賃を支払う。

羽田空港はバスターミナルとして都内有数の規模であり、路線バスの他にも各地へ空港リムジンバスが運行されている。

京浜急行バス
大森営業所
京浜島営業所
羽田営業所
羽田京急バス
東京営業所
東急バス
池上営業所 - 下記以外の区域内路線担当
荏原営業所(品川区二葉) - 荏原町線(大森駅発着)、馬込循環線(大森駅発着)、五反田線(第二京浜走行) 担当
瀬田営業所(世田谷区上野毛) - 遊園地線(多摩川駅発着) 担当
下馬営業所(世田谷区下馬) - 渋谷線(多摩川駅発着)、環七線(大森駅発着) 担当
淡島営業所(世田谷区三宿) - グランド線(田園調布駅発着) 担当
弦巻営業所(世田谷区弦巻) - 上町線(田園調布駅発着) 担当
東京空港交通
羽田運行事業所
平和島運行事業所
都営バス
品川自動車営業所港南支所(港区港南) - 大田市場線 担当

[編集] 航空

東京国際空港
羽田地区は大田区の「未来核」として位置付けられており、空港沖合展開により大田区に返還される土地利用について検討が行われている。2010年を目処に新滑走路と大田区に返還される土地に隣接して国内最大の免税店街を持つ国際線ターミナルビル建設が行われている。

[編集] 海上・水上

[編集] 道路

2006年4月1日時点で区道が767,075m通っている。舗装率は99.99%である。区道には150,674mのガードレール、4,888本の道路標識、23,322本の街路灯が設置されている。
2007年4月1日時点で区道が767,001mに縮小した。90mの未舗装道路があるため舗装率は99.99%である。
大田区道(主な路線バス運行道路のみ記載)
名称 区間
ジャーマン通り(山王改正通り)
かつて山王にドイツ学園があったため。
池上通り山王口交差点 - 環七通り馬込銀座交差点
臼田坂通り
臼田坂は道中にある急坂。
池上通り大田文化の森交差点 - 国道1号馬込橋交差点
沢田通り(補助27号線)
沢田は古い地名。
大森海岸通りNTT大森交差点 - 環七通り沢田交差点
東邦医大通り(補助27号線)(鬼足袋通り)
沿道に東邦大学があるため。
かつて「鬼足袋」ブランドの足袋製造会社があったため。
環七通り沢田交差点 - 環八通り蒲田郵便局交差点
三軒通り 環八通り蒲田郵便局交差点 - 仲六郷
萩中通り・弁天橋通り 第一京浜東六郷 - 六間堀 - 弁天橋
南六郷バス通り(補助41号線) 六郷土手 - 産業道路大師橋
西六郷バス通り 環八通り新蒲田 - 六郷土手
荏原病院通り
沿道に荏原病院があるため。
東雪谷5交差点 - 中原街道東雪谷
学研通り
沿道に学研本社があったため。
東雪谷5交差点 - 環七通り夫婦坂交差点
十中通り 東雪谷5交差点 - 国道1号池上2交差点
六間通り 中原街道田園調布本町交差点 - 田園調布駅

[編集] 教育

[編集] 幼稚園

2007年1月時点で区域には9の区立幼稚園と49の私立幼稚園がある。しかし、2004年10月8日大田区議会において「大田区立幼稚園条例を廃止する条例」が可決され2009年3月末での全ての区立幼稚園廃止が決定している。

[編集] 小学校

区立小学校の総児童数は1958年(昭和33年)をピークに減少を続けているが、地域により減数のばらつきがあり区立小学校別では在籍児童数に数倍の開きがある。このため、大田区教育委員会では「単学級校であること」「近接して区立小学校があること」を基準に区立小学校再編を進めている。大田区教育委員会は「より良い教育環境の整備のため」としているが、一部の大田区議会議員は「小規模校に対する財政支出面」等も踏まえて検討した旨の発言をしている。2006年区立小学校図書館充実のため一校当たり1,600冊の図書が新規配備された。

[編集] 公立

[編集] 私立

[編集] 過去に存在した小学校

[編集] 中学校

2006年区立中学校図書館充実のため一校当たり1,900冊の図書が新規配備された。

[編集] 公立

[編集] 私立

[編集] 高等学校

[編集] 公立

[編集] 私立

[編集] 過去に存在した高等学校

[編集] 大学

[編集] 専修学校

区域に能力育成、教養向上を図ることを目的した専修学校がある。

[編集] 各種学校

区域に学校教育に類する教育を行う各種学校がある。

[編集] 特別支援学校

区域に東京都立の特別支援学校がある。大田区立の特別支援学校はない。

[編集] 学校教育以外の施設

保育所
2007年1月時点で区域には60の区立保育所と18の私立保育所があるが、大田区は区立保育所の民営化(区立民営、民立民営)を推進している。第一次として22園の民営化が発表された。
省庁大学校
かつて、航空保安大学校(羽田空港)が存在したが、2008年4月1日大阪府泉佐野市りんくうタウンに移転した。
区立学校校外施設
大田区は区立小中学校に在学する児童生徒の学習および健康増進のための施設を区域外に設置している。
青少年社会教育施設
大田区は団体生活を通じて青少年の健全な育成を図るため宿泊可能な施設を設置している。

[編集] 文化・スポーツ

[編集] 図書館・情報コーナー

2007年1月時点で区域には16の区立図書館と図書館類似施設「大田文化の森情報館」がある。これは東京23区内で2番目の設置数である。蔵書数は大田図書館が23万冊以上、その他図書館も数万冊の蔵書があり区立図書館全体では相当数になるが、区立図書館選書基準が無かったため重複図書が多い。また、建物老朽化が進んでいる(順次建替えているが追いつかない)等対応の遅れも目立っている。

出来事
1956年(昭和31年) 最初の区立図書館として池上図書館が開館する。
1974年(昭和49年) 図書館サ-ビスシステム化計画を発表し、全国に先駆けてシステム化要件を決定。
1990年(平成2年) 図書館電算化検討委員会が発足、同年8月には「電算化基本計画」が策定された。
1993年(平成5年)から1995年(平成7年) 順次区立図書館の電算化が進められ、図書館内の業務及び利用者による蔵書検索の電算化はほぼ完了した。
2000年 公明党所属の大田区議会議員が週刊新潮週刊文春文藝春秋を全て区立図書館から撤去するよう要求し問題となる。(創価学会批判記事が掲載されていたため)
2003年(平成16年)から2005年(平成17年) 大田図書館を除く15の図書館で業務の民間委託が導入、業務の効率化が図られた。
2007年(平成19年)4月1日 図書館業務及び施設の管理運営を民間事業者が指定管理者として行う。
2008年(平成20年)4月1日 インターネットサービス(大田区立図書館が所蔵する図書等の検索、予約、利用状況確認)および24時間電話音声応答サービスが開始される。

※引用・参考資料 たかはしひろゆき「大田区立図書館の歩み」 http://homepage1.nifty.com/funana/index.htm 大田区立図書館「非公式ウィブサイト」]

  • 情報コーナー
大田区役所区政情報コーナー、エセナおおた(男女平等推進センター)、PiO(大田区産業プラザ)、生活センター等でもその分野の図書資料の貸し出しや閲覧が行える。

[編集] 博物館美術館

施設名 概説
大田区立郷土博物館 区域の文化遺産を保管展示。
大田区多摩川台公園古墳展示室 古墳横穴式石室を再現し出土品のレプリカを展示。
馬込文士村資料展示室 戦前大田区馬込を中心とした地域に住んでいた作家・文人に関する資料を展示。(大田区立山王会館1階)
大田区立龍子記念館・龍子公園 日本画家川端龍子の作品展示および隣接する旧宅の庭とアトリエを公開。池上本門寺大堂天井には龍子未完の遺作「龍」がある。
大田区立熊谷恒子記念館 現代女流かな書道家で、皇后美智子へのご進講も務めた熊谷恒子の旧宅を改装して作品を展示。
大田区立山王草堂記念館 日本で最初の総合雑誌「国民之友」を創刊した徳富蘇峰の旧宅一部を保存して資料を公開。敷地全体は大田区立蘇峰公園となっている。
昭和のくらし博物館 昭和20年代の住宅と生活道具を公開。
赤毛のアン記念館・村岡花子文庫 赤毛のアン」の翻訳家として著名な村岡花子の記念館。
五十嵐健治記念洗濯資料館 白洋舍創業者五十嵐健治の資料およびクリーニングの歴史を展示。(白洋舍東京支店構内)
大森海苔のふるさと館 大森ふるさとの浜辺公園内にある海苔に関する資料館。海苔に関する資料のほか、海苔づくりなどの体験もできる。
尾崎士郎記念館 作家尾崎士郎が1964年(昭和39年)に没するまで住んだ旧宅。大田区が2003年(平成13年)遺族より敷地を購入し建物は寄贈を受けた。書斎部分は尾崎の生地愛知県吉良町の記念館に寄贈移築されていたため、設計図を基に復元された。
池上本門寺「霊宝殿」 池上本門寺境内にあり。同寺に伝わる宗祖日蓮上人の遺文等の文書類など多数の文化財、資料を収蔵している。開館は日曜日のみ。

[編集] スポーツ施設

大田区は東京23区の内、区営スポーツ施設が多い区のひとつである。しかし、多摩川河川敷の施設は冠水すると長期間使用出来なくなる。2007年の台風では冠水によるごみ撤去、施設整備等で3ヶ月閉鎖された。

体育館
大田区体育館(東蒲田)
大森スポーツセンター(大森本町)
野球
大田スタジアム(東海)
多摩川緑地広場硬式野球場(田園調布)
2007年1月時点で上記施設以外に昭和島運動場、平和島公園、東調布公園、萩中公園、多摩川緑地、多摩川六郷橋緑地、多摩川大師橋緑地、多摩川ガス橋緑地に合計36面の区営野球場と平和島公園、萩中公園、多摩川緑地、多摩川六郷橋緑地、多摩川大師橋緑地、多摩川ガス橋緑地、多摩川丸子橋緑地に合計13面の区営少年野球場がある。
サッカー
2007年1月時点で多摩川緑地、多摩川ガス橋緑地に合計4面の区営サッカー場がある。
テニス
2007年1月時点で森が崎公園、平和の森公園、多摩川ガス橋緑地、多摩川六郷橋緑地、下丸子公園、本羽田公園に合計25面の区営テニスコートがある。
プール
2007年1月時点で平和島公園、東調布公園、萩中公園、矢口区民センターに区営プールがある。何れも屋内温水プールで年中利用できる。平和島公園、東調布公園、萩中公園は夏季用の屋外プールも併設されている。
アーチェリー
2007年1月時点で平和の森公園に区営アーチェリー場がある。
弓道
2007年1月時点で平和の森公園、大田区体育館に区営弓道場がある。
フィールドアスレチック
2007年1月時点で平和の森公園に区営フィールドアスレチック施設がある。
2007年1月時点で運動会等が開催出来る多目的グラウンドが森が崎公園、区民広場、多摩川大師橋緑地、多摩川台公園、本門寺公園に、フットサル等が出来る広場が下丸子公園にある。

[編集] 住宅・公園・緑地

[編集] 区立住宅・区営住宅

大田区には4種類の区立住宅・区営住宅がある。

区営住宅
大田区が建設した住宅、東京都からの移管住宅、民間住宅の借上げを用いて、住宅に困窮する者に対して賃貸、転貸するための住宅。一部の住宅は車椅子対応住宅になっている。
大田区民住宅
大田区が建設した住宅及び民間住宅の借上げを用いて、中堅ファミリー世帯のための優良な賃貸住宅を設置し、区民生活の安定と良好な地域社会の形成に資するための住宅。一部の住宅は駐車場が利用できる。
シルバーピア
大田区が建設した住宅及び民間住宅の借上げを用いて、高齢者の特性に配慮した安全で利便性の高い住宅を供給することにより、住宅に困窮する高齢者の生活の安定と福祉の増進に寄与するための住宅。
大田区高齢者アパート
民間住宅(アパート)の借上げを用いて住宅に困窮している高齢者に対し、生活の安定を図るための住宅。但し、一部の古い単身世帯用アパートには風呂なしがある。

[編集] 公園

2007年4月1日現在、区立都立合わせて149の公園、342の児童公園、35の児童遊園、13の海上公園があり、総面積は2,668,425平方メートルとなる。

ドリーム債
2006年(平成18年)田園調布せせらぎ公園、鵜の木一丁目緑地の用地購入のため6億円の「第一回大田ドリーム債」(ミニ公募債)が発行され1時間で完売した。以降、2007年、2008年と発行された。

[編集] 緑地

区域の緑被率は約20%であるが樹木で覆われている割合は9.5%しかない。臨海部、低地部に緑が少なく、多くの緑は台地部に偏在している。

[編集] 医療

2006年3月時点で区域には32の病院、587の一般診療所、556の歯科診療所がある。

救急指定病院

2007年1月時点で区域には輪番制ではない固定の休日全夜間診療可能な二次救急以上の医療機関が16箇所存在する。東邦大学医療センター大森病院と東京都保健医療公社荏原病院(両院は東京都災害拠点病院である)は内科、外科、小児科の3科系対応、その他病院は内科、外科の2科系対応となっている。

  • 東京都指定三次救急医療機関(生命危機が切迫している重篤患者が対象)
東邦大学医療センター大森病院(大森西)
  • 東京都指定二次救急医療機関(入院を必要とする中症・重症患者が対象)
東京都保健医療公社荏原病院(東雪谷)
大森赤十字病院(中央)
東京労災病院(大森南)
社会保険蒲田総合病院(南蒲田)
東京急行電鉄株式会社東急病院(北千束)
松和会池上総合病院(池上)
七仁会田園調布中央病院(田園調布)
静恒会本多病院(東矢口)
赤仁会市川第二病院(羽田)
仁医会牧田総合病院(大森北)
城南福祉医療協会大田病院(大森東)
安田病院(大森北)
松井病院(池上)
佑和会木村病院(千鳥)
渡辺病院(羽田)

[編集] 生活環境

清掃
清掃は市町村が扱う業務とされているが、東京23区の場合は区、組合、東京都の三者で作業分担している。
大田区は2007年(平成19年)10月から最終処分場延命のためサーマルリサイクルを実施している。マテリアルリサイクルできず、不燃ごみとして収集していたプラスチックゴム皮革製品を可燃ごみとし、全量焼却処分することにより焼却時のエネルギーの有効利用を目的としている。これによりごみ収集回数が可燃:週2回、不燃:月2回、資源:週1回に変更された。
資源は平成18年度、古紙、紙パック、びん、缶、ペットボトル、トレー、その他を合わせて35,027t回収された。回収ルートはリサイクル活動グループ(区域に555団体)による集団回収が15,549t、区による週1回回収が19,063t、拠点回収が415tとなっている。
大田区
収集日に各戸からごみ集積所に出されるごみを収集し、中間処理施設へ運搬する。
  • 区域にある大田区施設 ()は平成18年度資源を除く可燃、不燃、粗大ごみ収集量
    • 大森清掃事務所(54,291t)、蒲田清掃事務所(65,778t)、調布清掃事務所(39,911t)
    • 多摩川清掃事業所 - 清掃車両の運行管理
東京23区清掃一部事務組合
清掃工場等の中間処理を管理運営する。
区域で大規模災害が発生した場合、大田清掃工場、多摩川清掃工場は24時間有人体制で稼動しており緊急受入体制がとれる、広い駐車場が確保できる等の理由から全国から派遣される救助部隊、ライフライン復旧部隊の活動拠点(駐留地)に指定されている。
区域にある組合施設
大田第一清掃工場(京浜島)(焼却炉3基:日量600t処理)
大田第二清掃工場(京浜島)(焼却炉3基:日量420t処理)
多摩川清掃工場(下丸子)(焼却炉2基:日量300t処理)
京浜島不燃ごみ処理センター(京浜島)
東京都
最終処分場等の最終処分を管理運営する。
区域に最終処分場はない。現在は東京港新海面処分場を最終処分場としているが、これ以上の拡張は神奈川県沖、千葉県沖の都県境に触れる為難しい。
電気・ガス
上水道
上水道は市町村が扱う業務とされているが、東京23区の場合は東京都(東京都水道局主管)が担当している。
区域には1961年まで矢口浄水場1930年矢口水道株式会社により矢口浄水場周辺約10,000世帯に給水開始されるが、1937年東京都水道局に買収される)があったが、現在は区域に浄水施設はなく、浄水場からの水を区域内に配分するために馬込給水所上池台給水所がある。
区域の多くは多摩川水系の水を境浄水場で処理した境系と利根川荒川水系の水を三郷浄水場で処理した三郷系が混合されて給水されている。また、区域の一部は相模川水系の水を長沢浄水場で処理した長沢系、利根川・荒川水系の水を朝霞浄水場で処理した朝霞系も給水されている。2013年(平成25年)度までに原水が悪化している利根川水系の三郷浄水場朝霞浄水場からの給水は全てオゾン処理、生物活性炭吸着処理された高度浄水処理水に切り替わる。
下水道・中水道
下水道は市町村が扱う業務とされているが、東京23区の場合は東京都(東京都下水道局主管)が担当している。
区域で発生した下水全量は大森南にある西施設、昭和島にある東施設、城南島にある南部スラッジプラントから成る国内最大規模の森ヶ崎水再生センターにて処理され東京湾に流される。また、一部の水は再処理後に中水道として近接施設に配水されている。区域の下水道普及率は100%であるが、初期に普及したため合流式が多い。このため呑川等では河川汚染が問題となっている。
工業用水
東京23区の工業用水地下水汲み上げによる城東地区地盤沈下抑止が目的のため区域には配水されていない。区域に隣接する世田谷区玉川田園調布玉川浄水場は、1970年多摩川下流域水質汚染のため上水道給水を停止し工業用水の取水のみ行っている。
斎場
臨海斎場(東海)
平和の森会館(平和の森公園)
1984年(昭和59年)5月に開設された大田区立集会施設のひとつ。葬儀告別式場として利用できる。

[編集] 二酸化炭素排出

大田区は2007年(平成19年)11月に大田区地球温暖化対策地域推進計画を策定した。この計画では区域での年間二酸化炭素排出量を2012年度(平成25年度)までに京都議定書での削減目標(1990年比で6%減)である260.8万トンにする予定だが、2008年10月時点の削減ペースでは目標値を約10%超過する見通しである。

年度 区域での排出量(万トン)
1990(平成2) 277.4
2000(平成12) 296.0
2004(平成16) 303.4
2005(平成17) 297.8

[編集] 防災

大田区の災害対策は地震に主軸が置かれている。区域には東京都震災対策条例に基づき東京都都市整備局が5年毎に実施する「地震に関する地域危険度測定調査」にて危険大(ランク5)とされる地域がある。

※ランク1 - ランク5 の五段階評価。ランク5は最も危険とされる。

[編集] 地震

東京都防災会議の被害想定によると大田区民避難者は約15万人と想定されている。震災時は大田区が町会、自治会毎に指定している避難所(区立小学校、区立中学校等91箇所)に避難する。大規模火災等で避難所が危険な場合は東京都が指定した広域避難場所に避難する。しかし、区域は建物が密集しており、殆どの広域避難場所が区域周辺部にあるため、同時多発火災の場合は避難所で延焼危険を感知し、広域避難場所に向けて出発しても辿り着けない可能性がある。また、「蒲田電車区周辺」等広域避難場所として指定されているが使い勝手の悪い場所もある。

東京都から大田区に割り当てられている広域避難場所
  • 昭和島野球場一帯
  • 平和島地区
  • 森ヶ崎公園・大森第一中学校
  • 池上本門寺一帯
  • 東京工業大学
  • 多摩川河川敷(田園調布先二子橋一帯)
  • 多摩川河川敷(ガス橋一帯)
  • 多摩川河川敷(六郷橋一帯)
  • 蒲田電車区一帯(JR敷地内立入禁止)
  • 萩中公園・大師橋緑地
  • 羽田空港
避難所
ひとつの避難所は1,500人程度の収容を想定しており備蓄も同様である。この想定は区民を対象とし区域外帰宅困難者は含まれていない。しかし、仮設住宅等が完成するまで1,500人が共同生活するには空間が不足している。
救護所
大田区が設置する救護所は日本赤十字社、自衛隊等の救護隊が到着するまでの初期治療を目的としている。18箇所の避難所と大田東、大田西、大田南、大田北の各地域行政センターに開設され、地元医師会の医師が治療に当たる。救護所には医薬品、医療資機材、トリアージタッグが配置され500人の負傷者に対応できる。救護所が併設されない避難所には救急箱程度の薬品が配置される。
食糧・日用品備蓄
食糧は震災対策における東京都・特別区の役割分担により東京都が約2日分、大田区が約1日分を備蓄している。但し、震災当初の遅配不着に備えて大田区も乳児用の粉ミルクとミネラルウォーターは3日分を備蓄している。日用品は東京都担当だが大田区も毛布等を備蓄している。
飲料水
避難所にて避難所の受水槽を活用して供給する。また、避難所以外では給水車による供給となる。但し、給水車に限りがあるため出場する地区は給水拠点から半径2キロメートル以上の地区を予定している。
給水拠点
  • 東京都水道局馬込給水所
  • 東京都水道局上池台給水所
  • 震災対策用応急給水槽設置場所
    • 西六郷三丁目公園、萩中公園、都堀公園、下丸子公園
  • 小規模応急給水槽設置場所
    • 女塚なかよし公園
防災行政無線
大田区役所本庁舎に第一固定局、大田北地域行政センターに第二固定局、区域200箇所に屋外拡声子局(防災行政無線放送塔)が設置されている。

[編集] 地震に関する地域危険度測定調査結果

区域内(ランク5)の地区
建物倒壊危険度 火災危険度 避難危険度 総合危険度 大田区役所
本庁舎のある
蒲田五丁目
5 67位:羽田六丁目
76位:南蒲田三丁目
69位:南蒲田三丁目 5位:北馬込一丁目
8位:北馬込二丁目
13位:東馬込一丁目
19位:山王三丁目
23位:西蒲田五丁目
40位:中央一丁目
41位:大森北五丁目
45位:中馬込一丁目
47位:蒲田一丁目
52位:南馬込三丁目
71位:西蒲田七丁目
74位:西蒲田一丁目
78位:東蒲田一丁目
80位:蒲田二丁目
14位:南蒲田三丁目
34位:西蒲田四丁目
44位:羽田三丁目
51位:西蒲田五丁目
72位:西蒲田一丁目
83位:東矢口三丁目
建物倒壊危険度
1,468位(ランク2)

火災危険度
2,494位(ランク2)

避難危険度
182位(ランク4)

総合危険度
1,102位(ランク3)
6 48位:南蒲田三丁目
61位:羽田六丁目
77位:羽田三丁目
該当なし 未発表 36位:羽田六丁目
37位:南蒲田三丁目
56位:羽田三丁目
建物倒壊危険度
1,506位(ランク2)

火災危険度
3,074位(ランク1)

避難危険度
-位(-)

総合危険度
2,376位(ランク2)
  • 第5回地震に関する地域危険度測定調査は東京23区の5,073町丁目を対象
  • 第6回地震に関する地域危険度測定調査は東京23区の5,099町丁目を対象【2008年(平成20年)2月公表】

[編集] 水害

ハザードマップ
東京23区では各区が洪水ハザードマップ、内水ハザードマップを作成している。2008年3月、大田区も「城南地区河川流域浸水予想区域図」、「多摩川浸水想定区域図」を基に作成した。
渋谷川・古川、目黒川、立会川、内川、呑川の流域や、雨水が直接海域へ排水される区域等
東京都都市型水害対策連絡会が2004年(平成16年)5月に作成(2007年(平成19年)7月一部修正)した城南地区河川流域浸水予想区域図では区域の多くで浸水が予想されている。
多摩川流域
国土交通省関東地方整備局京浜工事事務所が2002年(平成14年)に作成した多摩川浸水想定区域図によると多摩川流域石原地点上流域の2日間総雨量457mm(200年に1回程度起こる大雨)にて区域低地部の浸水(西六郷で5m未満、東六郷で2m未満、蒲田・大森で0.5m未満)が想定されている。区域では下丸子地区、多摩川二丁目地区の2箇所でスーパー堤防が完成している。六郷には用水路と多摩川を仕切る水門があり、南六郷には水門閉鎖時に使用する排水場がある。
2007年(平成19年)の台風9号では多摩川増水により河川敷で生活していたホームレス1名が逃げ遅れ小屋内で死亡した。
多摩川河口に羽田空港新滑走路が建設され、川流が変わることの影響を指摘する意見もある。

[編集] 安全・防犯

[編集] 警察

区域の殆どは警視庁第二方面管内となるが、埋立地の一部は第一方面管内となる。 区域では平成18年に3,295件の交通事故(死亡15名)、10,038件の刑法犯(凶悪犯60件、組織犯553件、他)が発生している。

[編集] 消防

消防は消防組織法により市町村が扱う業務とされているが、特別区の場合は特別区連合が扱うとされており、東京23区は東京都の機関である東京消防庁が担当している。大田区全域は東京消防庁第二方面に属する。 区域では平成18年度に315件の火災、36,853件の救急車出動が発生している。

[編集] 消防署

  • 東京消防庁第二消防方面本部(方面本部は大森東)
    • 消防救助機動部隊(京浜島)
    • 大森消防署(大森東)
      • 馬込出張所(南馬込)
      • 市野倉出張所(中央)
      • 山谷出張所(大森西)
      • 森ヶ崎出張所(大森南)
    • 蒲田消防署(蒲田本町)
      • 空港分署(羽田空港)
        • ターミナル分駐所(羽田空港) - 空港分署の救急車が前進待機している。消防車配置はない。
      • 羽田出張所(本羽田)
      • 六郷出張所(南六郷)
    • 矢口消防署(多摩川)
      • 下丸子出張所(下丸子)
      • 西蒲田出張所(西蒲田)
      • 西六郷出張所(西六郷)
    • 田園調布消防署(雪谷大塚町)
      • 雪谷出張所(東雪谷)
      • 久が原出張所(久が原)
  • 臨港消防署(本署は中央区勝どき。大田区地先の海上を管轄地域に含む。)

[編集] 消防団

大田区には消防団が設置されており火災発生時に出動する(水防でも出動する)が、区域で発生する火災は東京消防庁にて対応可能なため交通整理等の後方支援や残火監視に当たる。現在では団員が本業で取得している各種資格や知識(土木、建築、電気ガスの資格や重機、大型車両の運転等)を活かした震災時の救助活動が期待されている。

  • 大森消防団 - 団本部、第1分団〜第8分団
  • 蒲田消防団 - 団本部、第1分団〜第7分団
  • 矢口消防団 - 団本部、第1分団〜第7分団
  • 田園調布消防団 - 団本部、第1分団〜第9分団

[編集] 海上保安庁

大田区地先の海上は海上保安庁第三管区海上保安本部東京海上保安部の担任水域である。区域に水上艦艇の基地はないが、大井埠頭に港内交通管制室大井船舶信号所、羽田空港整備場地区に航空基地と特殊救難基地がある。

大井船舶信号所
東京港に入出航する船舶の安全等のため、交通管制の信号を現示する。
羽田航空基地
海難救助、海上警備、特殊救難隊緊急展開、海上保安部配備のPLH型巡視船に派遣するための航空機やヘリコプターが所属している。
羽田特殊救難基地
海上保安庁唯一の特殊救難隊本拠地。

[編集] 自衛隊

区域は陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊の警備担任区域であるが区域に駐屯地はない。航空自衛隊、海上自衛隊の基地もない。西蒲田に隊員募集のための自衛隊東京地方協力本部大田出張所がある。大田出張所は大田区の他、三宅島御蔵島八丈島青ヶ島小笠原諸島を担当している。

[編集] 温泉・区域外保養施設

[編集] 温泉

区域に存在する殆どの源泉は独特の香りがある「黒湯」と呼ばれる褐色の冷鉱泉である。場所により色の濃淡がある。泉質はナトリウム化合物、炭酸水素塩が含まれる食塩泉重曹泉である。これらは太古の海水、植物、藻等が埋没分解してできた化石水と言われている。区域にはクアハウスの他、黒湯が楽しめる銭湯が数多くあり、2007年1月時点では東京23区内で最多の温泉施設が存在する。

[編集] 区域外保養施設

大田区立伊豆高原荘
1967年(昭和42年)大田区民及び区内に勤務する者の健康増進に寄与しその福祉の向上を図るため静岡県伊東市に設置。湯の沢源泉を源泉(泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩温泉)とする温泉保養施設である。
大田区休養村とうぶ
1988年(平成10年)大田区民の健康の増進及び余暇活動の充実を図ること並びに区立学校に在学する児童及び生徒が校外学習活動を行うため大田区の友好都市長野県小県郡東部町(現長野県東御市)に設置。東御市東部振興公社が指定管理者に指定されている。敷地内にある金原温泉を源泉(泉質:ナトリウム塩化物、炭酸水素塩泉)とする温泉保養施設である。

[編集] メディア

テレビ放送
関東広域圏に属する。
県域放送UHF局東京MXテレビテレビ神奈川が受信出来る。
在京各局の内、一部の局は区域の羽田空港にお天気カメラを設置している。
ラジオ放送
AM放送は関東広域圏に属する。また、隣接県域放送のAM局の他、AFN Tokyoが受信出来る。
FM放送は在京各局の他、隣接県域放送のFM局が受信出来る。
ケーブルテレビ
区域では2局がサービス展開している。
大田ケーブルネットワークJCN大田)
1997年開局、国道1号(第二京浜)の東側をサービスエリアにしている
イッツ・コミュニケーションズ(旧 東急ケーブルテレビジョン)
1989年開局、国道1号(第二京浜)の西側をサービスエリアにしている
新聞
区域では全国紙の他、関東ローカル東京新聞ブロック紙)、夕刊紙等が購読できる。宅配は朝刊、夕刊の朝夕2回行われる。
朝日新聞社読売新聞社毎日新聞社産業経済新聞社
羽田空港に航空取材拠点を置いている。
日刊工業新聞社
蒲田に南東京支局を置いている。
日蓮宗新聞社
池上に本社がある。

[編集] その他施設等

日本郵政グループ店舗(86拠点)
143大森郵便局郵便事業大森支店、かんぽ生命保険大森支店併設)、他22局
144蒲田郵便局(郵便事業蒲田支店、ゆうちょ銀行蒲田店併設)、他23局
145田園調布郵便局(郵便事業田園調布支店、ゆうちょ銀行田園調布店併設)、他12局
146千鳥郵便局(郵便事業千鳥支店併設)、他12局
ゆうちょ銀行本店出張所(局外ATM) 13出張所
平和島競艇場
運河の一部を利用する海水のコースである。東京都府中市が主催しており大田区は関与していない。
池上競馬場
1906年から1910年まで社団法人東京競馬会が主催して競馬が行われていた。

[編集] 文化財・名所旧跡

  • 池上本門寺日蓮宗大本山)
  • 本行寺(池上大坊)(日蓮宗本山) - 日蓮上人入滅の地
  • 池上梅園
  • 大森貝塚
  • 多摩川台古墳群
  • 鵜の木一丁目横穴墓群
    • 鵜の木松山公園(旧鵜の木公園、鵜の木1-6-1)の斜面地に保存展示されている。
  • 洗足池
    • 中世以来の歴史を持つ。池の名は池上宗仲の館に向かう途中の日蓮上人が休息をとり、池の水で足を清めたことに由来。その際袈裟をかけたという「袈裟掛けの松」がある。
    • 勝海舟と妻の墓所がある。かつては勝の別邸千束軒があった。
    • 宇治川の先陣争いで有名な名馬池月誕生の地との伝承あり。池月を顕彰した像がある。
  • 伝梶原景時墓(万福寺境内)
  • 磨墨塚
    • 南馬込にある。宇治川の先陣争いで有名な梶原景季の愛馬の墓との伝承があり、馬頭観音磨墨塚と刻した石碑が塚上に建つ。
  • 馬込文士村
  • 新井宿義民六人衆の墓(善慶寺境内)
    • 山王三丁目にある。領主木原重弘の苛酷な年貢取立てに加え、旱魃と洪水で疲弊していた新井宿村の有志6名が、1676年延宝4年)12月28日幕府への直訴を企てるも捕えられ処刑された。その後、年貢が半減された事から6名は義民として崇められたという。池上通り沿いの善慶寺参道入り口に「新井宿義民六人衆霊地参道」と記された大灯篭が設置されている。
  • 日本帝国小銃射的協会の碑(大森射的場跡)
    • 山王二丁目にある。1899年(明治32)明治天皇の御下賜金200円を基金に日本帝国小銃射的協会が設立された。1937年(昭和12)周囲の宅地化により射撃場は神奈川県鶴見北寺尾へ移転し、現在は大森テニスクラブとなっている。
  • 三島由紀夫旧居
    • 未亡人没後、写真集『三島由紀夫の家』(写真・篠山紀信、文・篠田達美、美術出版社、1995年)で紹介された。今も「三島由紀夫」の表札がかかる。
  • 矢口の渡し跡
    • 1358年(正平13年/延文3年)南朝方の新田義興が渡河中に謀殺されたと伝えられる多摩川の渡し場。昭和24年に廃止された多摩川大橋の上流側にある渡し場跡には大田区教育委員会設置の表示板がある。近くには義興の霊を祭る新田神社がある(大田区矢口一丁目21番23号)。中世頃の渡し場は新田神社付近にあったという。ちなみに、東京都世田谷区玉川三丁目2番1号東急二子玉川駅近くには義興と伴に落命した家臣由良兵庫助の亡骸が流れ着き、付近の住民が葬ったと伝えられる兵庫島(兵庫島公園)がある。
  • 七辻
    • 南蒲田にある7方向交差点。
  • 日本船用ディーゼル機関発祥の地
    • かつて蒲田本町に存在した新潟鐵工所が船用ディーゼル機関を製作した。
  • 延喜式神名帳記載神社

[編集] 祭・イベント

1月
初詣(区域各所)
池上本門寺は2007年、2008年警視庁調べで初詣参詣者都内上位10に入った。
七福神めぐり
区域には池上、羽田、東海の3コースがある。
子ども流鏑馬(六郷神社)
六郷神社は六郷の総鎮守。区域最古の狛犬があり大田区文化財に指定されている。
東京都無形民俗文化財に指定されている。
とんび凧あげ大会(安養寺:古川薬師とも呼ばれる)
とんび凧は六郷の郷土玩具である。
いきいき大田写真コンクール
大田区主催。区域で撮影された写真を募集し、展示表彰する。
2月
節分(区域各所)
池上本門寺は芸能、スポーツ分野の著名人が多数出仕するため数万人が集まる。
観梅(池上梅園、梅屋敷公園、他)
おおた工業フェア(大田区産業プラザ
区域に蓄積されている工業技術等を紹介する。
3月
4月
禰宜(ねぎ)の舞(西嶺町天祖神社
厄払いと豊作を祈念する舞。
観桜(多摩川沿い、洗足池公園、馬込桜並木、桜坂、他)
こどもガーデンパーティー(平和島公園、多摩川緑地、萩中公園、他)
子供のためのイベント。
植木市(池上本門寺)
5月
春宵の響き(洗足池公園)
1995年(平成7年)洗足池の三連太鼓橋「池月橋」竣工記念として始まった催事。人間国宝寶山左衛門が監修し福原一門による演奏が行われる。日本工学院専門学校放送芸術科等の学生が技術協力として参画している。
大森夢フェア(大森駅東口)
羽田水神祭(水神社:玉川弁財天の下宮)
海上安全と大漁を祈願する祭り。宮司が船に乗り羽田沖の澪標(みおつくし)で祝詞を奏上する。
6月
子ども獅子舞(六郷神社)
茅の輪くぐり(雪谷八幡神社、羽田神社、他)
夏越神事
7月
水止舞(みずどめのまい)(厳正寺)
東京都無形民俗文化財に指定されている。
羽田の祭り(羽田地区)
羽田神社の夏季大祭。町内神輿連合渡御では12町会12基の神輿が3000人の担ぎ手によって繰り出す。羽田はかつて漁師町だった名残りで神輿を波に揉まれている舟に見立てた「ヨコタ」と呼ばれる独特の担ぎ方をする。大田ケーブルネットワークによるライブ中継も行われる。
8月
蒲田祭(蒲田駅東口)
糀谷阿波踊り(糀谷)
平和都市宣言記念「花火の祭典」(六郷土手)
1984年(昭和59年)大田区が「平和都市宣言」したのを記念して15日に多摩川河川敷にてアトラクション、式典、5000発の花火打上げが行われる。10万人以上の見物人が訪れるため最寄りの京急六郷土手駅では臨時電車運転、特急臨時停車等で対応している。
9月
おおたビッグバザール(大田区産業プラザ
区域の商店による展示販売会が行われる。
空の日(羽田空港)
羽田空港にて航空機公開展示等の各種催事が行われる。1996年空の日には供用前のC滑走路が一般公開された。
10月
OTAふれあいフェスタ平和島地区)
例年、期間中来場者計が20万人を超える。
お会式(池上本門寺、他)
12日の池上本門寺万灯行列には数十万人が集まり、池上地区は大規模な交通規制が実施される。
大田市場まつり(大田市場
市場が一般開放され、魚のさばき方教室、模擬せり、生鮮品特価販売、松茸等の農産品販売、シクラメン等の花き販売が行われる。
ハロウィン仮装大会(蒲田駅西口、他)
11月
酉の市(鷲神社、他)
大田区野菜と花の品評会(大田区産業プラザ
大田区とJA東京中央田園調布支店、馬込支店の共催にて区域で作られた野菜や花の即売会が行われる。
12月
クリスマスコンサート(蒲田駅西口)

[編集] 縁ある人物・団体・作品

[編集] 人物

※原則、居住者については割愛し、特筆ない限り大田区出身者を示す。(区域に田園調布山王等の住宅地があり著名人が多数居住しているため)

[編集] 政治・経済

[編集] 学術

[編集] 芸術

[編集] 文化

[編集] 芸能・モデル

[編集] スポーツ

[編集] マスコミ

[編集] その他

[編集] 団体

[編集] スポーツ

[編集] オーケストラ・合唱団

[編集] 小説

砂の器
国鉄蒲田操車場(現JR東日本蒲田電車区)、蒲田警察署などが登場する。
レディ・ジョーカー
大森警察署、蒲田警察署、羽田などが登場する。
イッツ・オンリー・トーク
絲山秋子の小説。蒲田が舞台。

[編集] 音楽

大田区よいとこ一度はおいでチョイナチョイナ(大田クルー
2004/11/24ポニーキャニオン、PCCA-70099)
大田区でプロポーズ(テツandトモ
2003/11/19ポニーキャニオン、PCCA-70057)
平和島(B-DASH
B-DASHはこのほかにもアルバムにおいて「BIG FOREST STATION 大森駅」「メロディック本門寺」などの大田区にちなんだ楽曲を発表している。
蒲田温泉(バクザン
2009/05/30トランジスターレコード、TRBK-002)
大田区にある蒲田温泉のことだけをひたすら歌いあげる変わったアルバム。

[編集] 漫画

巨人の星
多摩川グラウンドが練習の場として多く登場する。
750ライダー
石井いさみの青春漫画。ガス橋周辺が舞台。
ビッグウィング
羽田空港などが登場。TBSでドラマ化もされた。
おぼっちゃまくん
小林よしのりによるギャグ漫画。田園調布が舞台。
サーティーガール
岩崎つばさ・カワイシンゴによるギャグ漫画洗足池周辺が主な舞台。
ぱにぽに
氷川へきるによるギャグ漫画。当区内の架空の町「桃月町」が舞台。
それでも町は廻っている
石黒正数によるギャグ漫画。当区内の架空の下町「丸子」が舞台。

[編集] テレビドラマ

区域で撮影された番組も含む。

スチュワーデス物語
堀ちえみ主演。羽田、羽田空港等が舞台となった。
GOOD LUCK!!
成田空港が舞台だが、ロケ地の多くが羽田空港周辺だった。
こちら本池上署
池上が舞台となった。
はいすくーる落書
蒲田・羽田周辺が舞台となった。
平成夫婦茶碗
大田区が舞台となった。
一番大切な人は誰ですか?
ドラマの中では「鴨下町」として雪谷大塚・石川台商店街を中心に撮影が行われた。
見にくいアヒルの子
蒲田周辺が舞台となり、梅屋敷商店街を中心に撮影が行われた。
砂の器
蒲田駅近くで殺人事件が起こるという設定。
正義の味方
大森東を中心に撮影が行われた。
電車男
アテンションプリーズ
CAとお呼びっ!
ガチバカ
特急田中3号
他、多数
羽田空港、多摩川、埋立地、田園調布等区域各所で撮影が行われている。

[編集] 映画

キネマの天地(1986年)
松竹キネマ蒲田撮影所が舞台となった。松竹大船撮影所50周年記念作品。
ゴジラvsデストロイア(1995年)
羽田空港が襲撃された。
はつ恋(2000年)
母親初恋の相手を探す時の物語。蒲田、京急蒲田駅、あすと商店街、呑川などで撮影を行なわれた。
やわらかい生活(2006年)
蒲田駅西口周辺が舞台。区域で撮影も行なわれた。
フライング☆ラビッツ(2008年)
キャビンアテンダントが登場人物に多数いるため、羽田空港とその周辺が主な舞台となっている。
リアル鬼ごっこ(2008年)
鬼から逃げるシーン(一部)で首都高速羽田線の高架下の通りとその周辺で撮影。

[編集] ナンバープレート

大田区は、品川ナンバー(東京運輸支局本庁舎)を割り当てられている。

品川ナンバー割り当て地域
  • 中央区・千代田区・港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区と島嶼部も含む[1]

[編集] 脚注

  1. ^ 1953年(昭和28年)4月校名を入新井第三小学校から現校名に変更
  2. ^ 2002年(平成14年)4月大森第二小学校と大森第六小学校が合併して誕生
  3. ^ 2005年(平成17年)4月蓮沼小学校を吸収し、校名を女塚小学校から現校名に変更
  4. ^ 15歳以上の義務教育未修学者等(学力、国籍不問)を対象に授業料無料の夜間学級併設。
  5. ^ 2005年校名変更(旧名称:大森工業高等学校
  6. ^ 2002年3月閉校
  7. ^ 2002年3月閉校
  8. ^ 2004年3月閉校
  9. ^ 2005年3月閉校
  10. ^ 2007年3月閉校

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ