海浜幕張駅

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海浜幕張駅
リニューアル後の南口(2013年12月1日)
リニューアル後の南口(2013年12月1日)
かいひんまくはり - Kaihimmakuhari
新習志野 (3.4km)
(2.0km) 検見川浜
所在地 千葉市美浜区ひび野二丁目110
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 京葉線
武蔵野線直通含む)
キロ程 31.7km(東京起点)
電報略号 カヒ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
55,681人/日(降車客含まず)
-2012年[1]-
開業年月日 1986年昭和61年)3月3日
備考 みどりの窓口
南口(2013年12月1日)
「エコステ」モデル駅として設置された発電用風車
3番線に停車中の車両(2011年4月9日)

海浜幕張駅(かいひんまくはりえき)は、千葉県千葉市美浜区ひび野二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線である。

概要[編集]

幕張新都心の玄関口となる駅であり、駅周辺には多くのオフィスビルホテルショッピングセンターが建ち並ぶ。駅南側に幕張メッセQVCマリンフィールドといった施設が立地し、イベントや野球試合が開催される日は多くの乗客で賑わう。

武蔵野線から直通する列車(「しもうさ」号を含む)の千葉県側の終点駅となっているため、同線直通列車と京葉線内の列車の両方が利用可能である。ただし、朝夕通勤時間帯以外の早朝・日中・深夜などは当駅までの直通列車を設定していないため、南船橋駅もしくは市川塩浜駅での乗り換えとなる。2002年12月1日のダイヤ改正以前は日中にも直通列車が設定されていたが、京葉快速の南船橋停車に伴い廃止された。東京方面の時刻表には南船橋駅での武蔵野線接続時間が記載されているものもある。

京葉線東京方面からの各駅停車の当駅折り返し列車も多数設定されている。特に土曜日・休日の日中の各駅停車は全列車が当駅で東京方面に折り返す。

また、京葉線の途中駅では唯一特急「わかしお」「さざなみ」が停車し、東京発16時までの下り列車および当駅発11時以降の上り列車すべてが停車する。また、幕張メッセで開催される「東京モーターショー」「Interop Tokyo」「CEATEC JAPAN」などの大型イベント開催時には当駅始発東京駅直行の「さざなみ」が運行される(2009年の「CEATEC JAPAN」向け列車までは「わかしお」として運転された)。

JR東日本が進める「エコステ」のモデル駅として2013年9月13日に駅リニューアルが竣工した。その際、4番線ホームのさらに南にあるスペースに太陽光パネル風力発電機が設置されている。中央本線四ツ谷駅東北本線平泉駅に続いて3番目の「エコステ」である。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する高架駅で、高架下に駅舎がある。

直営駅で、みどりの窓口(営業時間 7:00 - 20:00)、自動券売機(指定席券売機を併設)、自動改札機自動精算機を設置している。

2013年(平成25年)9月13日にJR東日本で3番目の「エコステ」として開業し、また高架下にペリエ海浜幕張がグランドオープンした。LED照明、高効率空調、節水トイレ、壁面緑化、地熱利用換気システム、太陽光採光システム、Low-E複層ガラス、遮光フィルムなどを採用し、上りホーム南側軌道脇には太陽光発電パネル、南側正面防風壁には風力発電機を設置している。延べ床面積は約4,540平方メートルで、うち店舗が約2,240平方メートルである[2]

線路の構造上、複雑な方向・案内になっている。開業後しばらくは2・3番線に線路が敷設されていなかったが、1995年12月1日のダイヤ改正直前に敷設された。外側の1・4番線が本線、内側の2・3番線が副本線で、緩急接続や折り返しに使用される。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 京葉線 下り 蘇我上総一ノ宮木更津方面  
2 京葉線 下り 蘇我・上総一ノ宮・木更津方面 待避
上り 南船橋新木場東京方面 折り返し始発
武蔵野線 - 西船橋新松戸府中本町方面  
3 京葉線 上り 南船橋・新木場・東京方面 待避・折り返し始発
武蔵野線 - 西船橋・新松戸・府中本町方面  
4 京葉線 上り 南船橋・新木場・東京方面  
  • 1・4番線の西側には高架から地平に向かう線路のスペースが、4番線の南側には通過線のスペースがある。
運転番線 営業番線 ホーム 東京・西船橋方面着発 蘇我方面着発 備考
1 1 10両分 到着可 出発可 下り主本線
2 2 到着・出発可
3 3 到着可
4 4 出発可 上り主本線
  • 主本線を発着する場合は通過が可能。

* 参考資料:「武蔵野線・京葉線 建設の経緯と線路配線」 『鉄道ピクトリアル』 第52巻8号(通巻第720号) 2002年8月号

発車メロディ[編集]

2005年3月26日から、地元の要望により当駅最寄りの千葉マリンスタジアムを本拠地とするプロ野球チーム、千葉ロッテマリーンズの球団歌「We Love Marines」のサビ部分が全ホーム共通の発車メロディに採用された。

駅構内店舗[編集]

千葉ステーションビルにより、改札内に5店舗と改札外に22店舗の商業施設「ペリエ海浜幕張」が営業されている。詳細は公式サイト「ペリエ海浜幕張」を参照。また駅南口を出て蘇我寄りに第2幕張海浜保育園という保育施設がある。また南口高架下にはコインロッカーがある。2012年8月31日までは飲食店モール「Dila海浜幕張」が営業していた。

利用状況[編集]

2012年度の一日平均乗車人員は55,681人[1]であった。

京葉線内の中間駅では、新木場駅舞浜駅に次いで第3位、千葉市内では千葉駅に次いで第2位である(JR東日本全体では84位)。利用者は年々増加しており、2007年度には5万人を超え、2011年には新浦安駅を上回った。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、一日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 15,400
1991年 19,445
1992年 23,024
1993年 29,764
1994年 31,970
1995年 33,553
1996年 32,362
1997年 34,302
1998年 33,219
1999年 35,766
2000年 38,056
2001年 41,730
2002年 43,054
2003年 43,662
2004年 44,403
2005年 48,813
2006年 49,561
2007年 53,366
2008年 52,795
2009年 53,022
2010年 52,397
2011年 53,772
2012年 55,681

駅周辺[編集]

幕張メッセ(2012年2月)
幕張メッセ(2012年2月)
QVCマリンフィールド(2011年11月)
QVCマリンフィールド(2011年11月)
幕張海浜公園(2008年2月)
幕張海浜公園(2008年2月)
幕張テクノガーデン(2009年7月)
幕張テクノガーデン(2009年7月)
イオン幕張店(2011年11月)
イオン幕張店(2011年11月)
三井アウトレットパーク 幕張(2011年11月)
三井アウトレットパーク 幕張(2011年11月)

当駅は幕張新都心の玄関口であり、北西側と南西側にはイオン本社ビル(イオンタワー)をはじめとしたオフィスビルや商業施設・宿泊施設などが立地する。

バス路線[編集]

Keiseibus 4823 Citaro-G Seagull-Makuhari.jpg
幕張地区で運行される連接バス
幕張地区で運行される連接バス

バスターミナルが北口側にあり、当駅近辺の施設を目的地とする多くの路線バスが運行される。とりわけ、総武線および京成千葉線幕張本郷駅を結ぶ路線は運行本数・利用者共に非常に多くなっている。そのため、日本では数少ない連接バスを一部系統で運行している。この他、茨城県潮来市・鹿嶋市、千葉県匝瑳市・銚子市、羽田空港、成田空港、関西方面への高速バスも運行される。京成バス千葉海浜交通平和交通千葉シーサイドバスなどが乗り入れている。

「マリーンズ号」は南口にあるプレナ幕張のグッズショップ「マリーンズボールパーク」前の特設バス停から発車する。

1番乗り場

  • 幕01:免許センター経由 幕張本郷駅行(京成バス)

2番乗り場

  • 幕01:医療センター行/QVCマリンフィールド行(京成バス)
  • 海53:QVCマリンフィールド行(京成バス)
  • 幕01:幕張メッセ中央行(京成バス)

3番乗り場(路線バス)

  • 海61:コストコ・ホールセール経由 新習志野駅行(京成バス)
  • 海62:コストコ・ホールセール経由 新都心営業所行(京成バス)
  • イオン62:幕張新都心(イオンモールバスターミナル)経由 新都心営業所行(京成バス)
  • イオン63:イオンモール幕張新都心(イオンモールバスターミナル)行(京成バス・ちばシティバス
  • イオン64:イオンモール幕張新都心(イオンモール従業員口)行(京成バス)
  • 幕張メッセ中央経由 イオンモール幕張新都心バスターミナル行(千葉海浜交通・ちばシティバス稲91)

3番乗り場(高速バス)

4番乗り場

5番乗り場

6番乗り場

  • 幕03IBM経由 幕張本郷駅行(京成バス)
  • 八千02八千代台駅行(京成バス)
  • 千葉西警察署・プラウドシティ経由 稲毛駅行(千葉海浜交通、ちばシティバス稲91)

7番乗り場

8番乗り場

ホテルグリーンタワー幕張前(高速バス)

歴史[編集]

京葉線が東京駅まで全通した当時は快速通過駅であったが、その後の幕張新都心の整備により駅周辺が発展し、現在では京葉線内の中間駅で唯一の特急停車駅となった。

付記[編集]

  • 京葉線全線開業20周年記念キャンペーンの出発式イベントが2010年3月10日に当駅で開催された[4]
  • 幕張」は幕張新都心の玄関駅である当駅周辺を指すことが多いが、本来は総武線幕張駅・幕張本郷駅および京成千葉線京成幕張駅・京成幕張本郷駅周辺を指しており、当駅とこの4駅とは、最短の京成幕張駅でも2km程度離れている。当駅周辺は埋立地で地名がなかったため、北を通る幕張駅・幕張本郷駅を拝借する形で駅名が決められた。
  • 開業前の仮称は「新幕張」であった。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
京葉線
通勤快速
通過
快速
南船橋駅 - 海浜幕張駅 - 検見川浜駅
各駅停車
新習志野駅 - 海浜幕張駅 - 検見川浜駅
武蔵野線直通(南船橋駅から二俣支線経由)
各駅停車・「しもうさ号」
新習志野駅 - 海浜幕張駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2013年7月6日閲覧。
  2. ^ a b c 交通新聞2003年7月2日
  3. ^ 2000年12月 ダイヤ改正について II.在来線 - 東日本旅客鉄道、2000年9月22日。
  4. ^ “京葉線全線開業20周年になります” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道 千葉支社, (2010年2月22日), http://www.jrchiba.jp/news/pdf/20100222keiyou20.pdf 2013年2月12日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]