北洋銀行

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北洋銀行のデータ
統一金融機関コード 0501
SWIFTコード NORPJPJP
代表者氏名 横内龍三
(頭取〔兼:札幌北洋HD社長〕
店舗数 206
(2009年12月14日現在)
従業員数 2,950名
資本金 1211億円
総資産 連結7兆2108億83百万円
貸出金残高 連結4兆9947億81百万円
預金残高 連結6兆4497億61百万円
設立日 1917年8月20日
(北海道無尽)
所在地
〒060-8661
札幌市中央区大通西3丁目11番地
電話番号 011-261-1311(代表)
外部リンク 公式サイト
特記事項:
経営指標は全て2009年3月期決算。
設立日について、旧札幌銀行の前身の北海道無尽との関連はない。
  

株式会社北洋銀行(ほくようぎんこう、英称North Pacific Bank, Ltd.)は、札幌市中央区に本店をおき、北海道を主たる営業エリアとして銀行業務全般を行っており、第二地方銀行中最大の資金量を有する。総資産では常陽銀行に次ぐ、地方銀行6位(2009年3月期)。通称は「北銀」(ほくぎん)、「北洋」である。

2008年10月14日に、札幌銀行と合併した。

目次

[編集] 概要

北洋銀行本店(2007年6月)
北洋銀行の店舗例(末広町支店)

資金量・預金量は道内銀行で最大、かつ第二地方銀行で最大である。金融再編の激動をくぐり抜けてきた当行は、平成以降を、「相互銀行から普通銀行への転換」を第一の創業、「拓銀(北海道拓殖銀行)の道内事業譲受」を第二の創業、そして「札銀(札幌銀行)との合併」を第三の創業と位置づけている。

[編集] 経営陣

頭取は、拓銀からの事業譲受前から通算して4代続けて日本銀行出身者が務めている。その中でも、現在の横内龍三頭取は、日銀退職後に弁護士事務所入りしてから、当行監査役を経て、副頭取から昇格したという経歴を持つ。

なお、北海道銀行大蔵省出身者(ただし、現在の堰八義博頭取はプロパー)、札幌銀行は拓銀出身者(札銀最後の頭取であった、当行の吉野次郎副会長のみプロパー)が頭取を務めていた経緯があることから、日銀出身の頭取起用は北海道内では異色といえる(詳細は、北海道拓殖銀行を参照)。

[編集] 北海道拓殖銀行の道内事業譲受

拓銀の受け皿となるまでは当該項を参照されたいが、本来大蔵省は道銀か札銀への営業譲渡を進めていた。しかし、河谷頭取(拓銀)と藤田頭取(道銀)との喧嘩や、潮田会長兼頭取(札銀)の復讐を恐れた事情から両行には営業権を譲り渡さなかった。その結果、大蔵省側としてはまったく譲渡先として考えていなかった日銀出身の武井頭取率いる北洋銀行に営業譲渡をした。すなわち、日銀主導かつ武井頭取の「ツルの一声」で北洋銀行が北海道経済の危機を救ったとされる。

これにより、北洋銀行は大幅に経営規模が拡大した。拓銀破綻前は取引規模で道内3位だったのが一気に道内トップになった上、第二地方銀行の最大手にまで成長した。

なお、北海道拓殖銀行の本店営業部であった北洋大通ビル2006年(平成18年)解体され、「大通支店」は道庁近くに仮移転し、新ビル落成後に同位置に復帰する予定。

[編集] 札幌銀行との合併

拓銀破綻から10年。2007年1月12日に札幌銀行との合併を発表、2008年10月14日に対等合併(存続金融機関は北洋銀行)した。これはシステム統合を目処にしたものである。

横内頭取が当時の札銀頭取であった吉野次郎頭取に「強い銀行を作るためには合併が必要だ」と説得をしたことから合併に至ったものである。

この合併により、札銀の支店のみ、すべての支店コードと、重複する支店名が変更となった(函館支店のように重複しない支店名であっても、店舗統合による旧拓銀店の存続によって消滅した北洋の旧支店名と重複する場合は変更対象。なお、旧札銀本店営業部は「北洋銀行札幌営業部」となった)。なお、合併に伴い40店舗程度の重複店が生ずるため、2009年4月13日実施の3店舗、同じく4月20日実施の4店舗(廃止される7店舗はいずれも旧札銀店で、従前からの北洋店ないしは旧拓銀店の計6店舗と旧札銀本店であった札幌営業部がそれぞれ継承する)を皮切りに、2年以内を目処に該当店舗の統合を行う方針。

[編集] リーマン・ブラザースの波紋

2008年10月14日に北洋銀行は札幌銀行と合併したが、それからわずか3日で親会社の札幌北洋ホールディングスはかつてない赤字を発表した。札幌銀行との合併により札幌北洋ホールディングスの連結ベースとしては自己資本比率8.2%を維持していると発表しているが、北洋銀行単独としては8.45%から引き下げられ7.7%になったと発表。リーマンブラザースの株式や有価証券運用の損失が大きく響き、北洋銀行が開業してから91年の歴史で最悪の結果となった。

北洋銀行は(※駐在員事務所は大連と上海にあるが、支店や海外現地法人でない)海外に拠点の無い「国内基準行」であり、8%以上の自己資本比率規制は適用されない。

その後、国からの公的資金注入で、自己資本比率を9.50に修正。(決算報告書より

[編集] 沿革

  • 1917年(大正6年) - 無尽会社北海道無尽として設立。
  • 1918年(大正7年) - 商号を小樽無尽に変更。
  • 1944年(昭和19年) - 政府方針により北海道の5つの無尽会社を一本化、北洋無尽となる。
  • 1945年(昭和20年) - 本店を小樽市から札幌市に移す。
相互銀行時代
  • 1951年(昭和26年) - 相互銀行法制定に伴い株式会社北洋相互銀行に改組。
  • 1955年(昭和30年) - 北洋相互銀行・北海道拓殖銀行・北海道相互銀行(後の札幌銀行)の遠軽支店長、遠軽信用金庫の理事長が遠軽金融協会を設立した。
  • 1970年(昭和45年 - 「北洋相互銀行50年史」(北洋相互銀行行史編さん室 編、583ページ)を発行。(6月)
  • 1972年(昭和47年) - 北洋相互銀行芦別支店が業務一切を閉鎖。
  • 1983年(昭和58年) - 大塚武・元社長(日銀出身)が、日高山系の神威岳遭難死(8月)。
  • 1985年(昭和60年) - 現在のロゴマークを導入(10月)。
普通銀行転換
  • 1989年(平成元年) - 普通銀行転換に伴い北洋銀行に商号変更(2月)。
拓銀譲受後
  • 1998年(平成10年) - 破綻した北海道拓殖銀行から北海道内の営業を譲渡され、道内最大の銀行、そして第二地方銀行の最大手となった。また、この時点で北洋銀行芦別支店が26年ぶりの再開を果たした。
札幌銀行との業務提携~合併
合併後

[編集] 営業戦略

[編集] 店舗展開

破綻した北海道拓殖銀行(以下拓銀)の事業を譲受した流れを受け、北海道及び札幌市の指定金融機関である。道外の店舗は東京支店のみである。なお、函館市など道南圏との関わりが強い青森県への進出の計画はない。

[編集] 北海道拓殖銀行からの事業譲受後の店舗整理

支店名の重複するものについてはすべて拓銀側が変更されているが、統合時の存続店舗については店舗の規模・立地条件や建物の構造や経過年数や老朽化を勘案し、

  • 函館中央支店・大雪通支店のように、建物・店番号・支店名が拓銀のものでそのまま存続するケース
  • 滝川支店・網走支店のように、建物は拓銀のものを使用するが店番号・支店名は北洋銀行のものに変更するケース

が多く見られる。また、従前の北洋店が場所も含めそのまま存続したケースも少なからずある(この間に従前の北洋店同士の統合もあった)。

他には、統合によって空き店舗になった北洋銀行支店跡地を札銀が支店位置移転により利用するというケースもある(北洋銀行旧函館支店が旧拓銀店・函館中央支店に統合した跡地を札銀・函館支店として、また、旧札幌駅前支店が旧拓銀店・札幌駅南口支店に統合した跡地を札銀・札幌駅前支店、等)。

美幌支店については店舗を取り壊して専用駐車場にし、拓銀店舗(旧・美幌中央支店跡地)を利用したりもした。

なお、在京の拓銀虎ノ門支店は、中央三井信託銀行虎ノ門東支店を経てみずほ銀行虎ノ門支店の仮店舗とされた後、2008年5月に閉鎖された。

[編集] 預かり資産の推進

投資信託販売は1998年の解禁を機に北海道銀行と札幌銀行とが開始したものの、武井頭取の「顧客にリスクの高い商品は売らない」方針により、当初は参入を見合わせた。投資信託販売は2000年から開始し、2005年に全店販売と大きく出遅れた形となった。現在は方針転換によって巻き返しをはかり、道銀に迫っている。

[編集] キャラクター

北洋銀行のイメージキャラクターはほっくーと仲間たちである(なお、ともにかつて存在した拓銀はみんなのたあ坊、札銀はジャングル大帝レオが起用されていた)。

それ以前にはサンリオとのコラボレーションキャラクターであるアヒルのダッちゃんを採用していた。

[編集] 地方公共団体との取引

指定金融機関の指定状況としては、北海道と札幌市が北海道銀行札幌信用金庫メガバンクを抑え、北洋銀行が指定されている。拓銀が経営破綻した際、41自治体のうち北洋銀行発祥の地である小樽市や拓銀の前身のひとつである第百十三国立銀行の本店所在地であった函館市を始め24自治体が北洋銀行を指名した(ほかの17自治体は信用金庫を指名した。特に旭川市では武井頭取が菅原功一市長(いずれも当時)に「北洋銀行を指定金融機関にしてほしい」と願い出たが、旭川信用金庫に敗れる結末に至っている)。2008年に札幌銀行と合併した際には同行を指定していた北広島市当麻町も北洋銀行が引き継いだ。

[編集] 自動機サービス

[編集] コンビニATM・イオン銀行ATM

コンビニATMイーネットセブン銀行と提携している(セブン銀行は振込不可)ほか、ジャスコポスフールマックスバリュ等に設置のイオン銀行(出金・カード振込のみ)にも提携している。

利用可能時間は、コンビニATMでは平日7:00~23:00(入金は~21:00)、土日祝日7:00~21:00。入金・出金・振込には8:45~18:00の間は105円、それ以外の時間は210円の利用手数料が必要となる。また、イオン銀行ATMでは平日8:00~21:00、土日祝日9:00~17:00。出金・振込には8:45~18:00の間は105円、それ以外の時間は210円の利用手数料が必要となる。

[編集] ICキャッシュカード

2006年3月3日よりクレジット機能付ICキャッシュカード「clover」とともにICキャッシュカードの発行を開始した。以降、管理ATMを順次IC対応に切り替え、2007年3月28日を以って全ATM(他行幹事の共同ATMを除く)がIC対応に切り替わった。2008年4月7日からは発行手数料を無料化するとともに有効期限を廃止した。

clover利用者の特典として自行ATMでの時間外手数料が無料となる(他行との共同ATMを含む他行ATM及びコンビニATMでは通常通り有料)。なお、cloverはクレジット単独型も発行可能である(家族カードはクレジット単独のみ)。カードブランドはJCBDC VISAのいずれか。2009年4月3日より自行宛振込及び住宅ローン一部繰上げ返済手数料が無料になる「cloverプラス」、10月1日からはコープさっぽろの組合員証と組み合わせた「cloverトドック」の発行も開始した。

ICキャッシュカードで利用は他行ATM及びコンビニATMでもICカード対応機種であれば可能となっている(未対応機種でも磁気ストライプでの利用が可能)。2009年1月現在、道内に設置されたイーネットについては北洋銀行管理分の一部(札幌市内のファミリーマート設置分すべて及び札幌圏のセイコーマートサンクス等設置分の一部)のみ対応している。

なお、ICキャッシュカードの発行については個人の顧客限定で普通預金・無利息型普通預金専用カードに限られ、代理人カード及びワンパックカードについては発行しない。

[編集] ATMベンダ

拓銀からの譲受前は、日立製作所中心であったが、譲受後は同行で採用していた沖電気工業を併用し、現在ではこちらが主力である。なお、Leadusを採用している拠点もある。

なお、旧札銀は日立を採用していた。

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク