東京スター銀行

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東京スター銀行のデータ
英名 The Tokyo Star Bank, Limited
統一金融機関コード 0526
SWIFTコード TSBKJPJT
代表者氏名 ロバート・エム・ベラーディ (代表執行役頭取兼CEO
店舗数 国内38
2008年7月19日現在
設立日 2001年6月11日
所在地
〒107-0052
電話番号 0120-82-1189
(テレホンセンター)
外部リンク http://www.tokyostarbank.co.jp
特記事項:
「会員から営業を譲り受ける目的で新たに免許を受けた銀行」としては唯一の銀行
  

株式会社東京スター銀行(とうきょうスターぎんこう、英称The Tokyo Star Bank, Limited )は、東京都港区赤坂に本店を置く第二地方銀行

目次

[編集] 概略

経営破綻した第二地方銀行である、株式会社東京相和銀行の営業を譲り受けることを目的として新たに免許を受けた銀行であり、2001年に東京相和銀行から譲受して営業を開始。社団法人第二地方銀行協会の加盟資格にある「会員から営業を譲り受ける目的で新たに免許を受けた銀行」として現存している唯一の銀行である(以前は東京スター銀行以外にもあったが、すべて合併により消滅若しくは都市銀行に転換している)。

日本初24時間稼働のATMとテレホンバンキングなどで認知された東京相和銀行の一部店舗を大幅改装、または新規出店による「ファイナンシャルラウンジ」という新型店舗を全国主要都市を中心に順次展開し、高利回りの円定期預金、預金連動型住宅ローンカードローン外貨預金投資信託年金保険など新生銀行と似通いながらもリテールに特化したサービスの提供で業容を拡大している。

アメリカ投資ファンド会社ローンスター筆頭株主[1]であり、ローンスターによる積極的な投資支援で東京信用組合・東京中央信用組合・千葉県商工信用組合・中部銀行の営業の全て若しくは一部を譲り受け、東京スター銀行に継承させた他、西友グループのノンバンク1990年代からの多額の不良債権により破綻状態であった(西友の経営不振と、それに伴うセゾングループ解体の元凶ともされる)「東京シティファイナンス(TCF)」グループ3社と、りそなショックに伴うリストラ策でりそなグループの「総合住宅ローン」を買収。これを後に統合しTSBキャピタルとし、東京スター銀行のノンバンク部門を請け負うこととなった。

なお、旧長銀系の不動産担保融資大手のファーストクレジット (FC) は、同じローンスター傘下として同行と提携関係にあったが、ローンスターが2006年12月にFCの全株式を住友信託銀行へ譲渡したため、FCはローンスターの傘下を離れた。FCは現在、住友信託銀行グループの一員として同行と提携関係にある。

2007年12月、国内の投資ファンド会社であるアドバンテッジ パートナーズが東京スター銀行を買収する為に、同行の株式1株あたり36万円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。 この株式公開買い付け(TOB)にローンスターが応じ、更に定款変更による全部取得条項付与によりアドバンテッジ パートナーズが東京スター銀行を完全子会社化する事とした。 これに伴い、東京スター銀行は2008年7月27日付けで東京証券取引所を上場廃止になった[2]

管轄税務署は麻布税務署である[3]

[編集] 沿革

[編集] 店舗

現行店舗については、ファイナンシャル・ラウンジ一覧を参照

2008年4月現在東京都北海道宮城県神奈川県埼玉県千葉県愛知県大阪府福岡県と基本的に特別区または政令指定都市のある都府県に支店があるが、以下のような例外もある。

  • 山梨県甲府市に甲府支店が存在する。県人口が100万人にも満たず、政令指定都市もない山梨県に支店がある理由として前身の東京相和銀行の創業者が山梨県出身であることと、元々が無尽会社であり無尽の影響の強い山梨県の顧客を無視できないためローンスターへの譲渡後も営業を続けていると思われる。
  • 伊豆大島(東京都大島町)に大島支店が存在する。人口が8500人程の大島町に存在する理由として、中部銀行大島支店が存在し、譲渡時に島内唯一の第二地方銀行であった(都市銀行ではみずほ銀行の出張所が存在する。地銀は所在しない)ことからこのまま引き継がれた。
    • しかし、当行は2009年2月25日に、大島支店を2009年6月19日の営業をもって廃止(業務継承店:本店営業部<本店フィナンシャル・ラウンジ>)することが決定した。[6]

[編集] ATMについて

東京スター銀行のATM

提携金融機関利用手数料無料化や、流通系カード会社をはじめとする各金融機関・企業などとの積極的な提携などにより、東京スター銀行の支店がない地域でも現金自動預け払い機 (ATM) を多数設置しており、2008年3月1日現在、鳥取県徳島県高知県沖縄県を除く43都道府県にATMが展開されている。これは、展開都道府県数に関してはゆうちょ銀行を除けばみずほ銀行セブン銀行イオン銀行に次ぐレベルとなっている。

店舗外ATMのほとんど(正確にはATM統括支店管轄の物を指す)は当初は振込ができなかったが、2005年9月1日からキャッシュカードによる振込にも対応し始めた。また、これまで、同行ATMによる東京スター銀行のキャッシュカードでの入金の取り扱いは平日のみの取り扱いだったが、2006年7月からは土曜・日曜・休日でも入金が出来るようになった。ただし同行ATMによるゆうちょ銀行のキャッシュカードによる入金、及び、東京スター銀行キャッシュカードを使用してのセブン銀行などの提携ATMによる入金に関しては従来通り平日のみの取り扱いとなる。

[編集] 設置箇所

東京スター銀行のATMは本店・支店・出張所のほか、以下の施設にも設置されている。

詳細は東京スター銀行 店舗・ATMのご案内を参照

[編集] 商業施設

スーパーマーケットゼネラルマーチャンダイズストア (GMS) (一部店舗を除く)

  • 西友 - TCF子会社のキャッシュポイントが、西友店舗や街中で設置運営していたキャッシングサービス提供の汎用CD機「SEIYUキャッシュポイント」を2004年から順次撤去し、西友グループ店舗においては東京スター銀行のATMと置き換え、その他は撤去され、置き換えは行われなかった。また、西友店舗敷地のうち、キャッシュポイントの他に従来から、他事業者ATMコーナーが設置されており、そのATMコーナーも閉鎖・撤去し、東京スター銀行ATM一台に統合した箇所もある[7]
  • 長崎屋 - 「オリコキャッシュディスペンサー」の過半数を置き換えられた。オリコCD機と隣接してみずほATMコーナーみずほMMK(旧第一勧業銀行ATM)が設置されている店舗が多い。
  • CGCグループ加盟スーパー
  • ダイエーグループ - OMCのCD機を順次置き換えた。
  • マックスバリュ - イオンリテールマックスバリュ東海マックスバリュ中部マックスバリュ九州運営の各一部店舗のみ。イオン銀行ATMに置き換えられたケースもあるが、イオン銀行ATMと並べて設置している店舗(静岡丸子店など)や、イオン銀行ATMの設置をしない店舗(南延岡店など)もある。

コンビニエンスストア

生活協同組合

ホームセンター

その他

[編集] 公共施設(駅・空港・病院など)

鉄道駅

バスターミナル

空港

病院

なお、東京相和銀行時代に設置していた東京警察病院・青山病院・国立国際医療センター東京医療センター・多摩老人医療センター・災害医療センター関東労災病院のATMは東京スター銀行に承継されず撤退している[10]

大学

[編集] 他行カード利用時の概要

全国の民間金融機関のキャッシュカード(一部を除く)を使ってATMで預金を引き出しても平日は8:45~18:00の間、土曜日は9:00~14:00の間は引出手数料がかからない(ただしゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用した場合は、ゆうちょ銀行からの取り決めにより、入出金とも終日有料となる)ので、事実上、東京スター銀行幹事の共同ATMになる。

ただし、MICSでの対応のため、以下の銀行のキャッシュカードは使えない。

また、以下の銀行のキャッシュカードでは、特定地域(主に当該銀行の本拠地域)においては必ず105円~210円の出金手数料がかかる(他の地域では通常通り時間帯により無料~105円)。

なお、ザ・モール仙台長町など県外銀行のインストアブランチ(ここでは荘内銀行)があり地元銀行(七十七銀行)などとの競合がある施設や、自県地銀(ここでは七十七銀行・八十二銀行)の勢力が強い地域などでは撤退するケース、上述のようにやむなく手数料を徴収しているケースも少なくない。

[編集] ATMベンダ

同行の本支店内設置の機種(ただし、仙台ファイナンシャル・センター設置のATMのように、ATM統括支店経由扱いになる支店内機種も存在する)及びATM統括支店の管轄による機種とも、すべてリースバック方式により富士通を採用している。当時の東京相和銀行店舗内のATMベンダは、東京スター銀行の提携金融機関利用手数料無料化までオムロンを採用していたが、2004年から段階的に富士通に置き換えられ、以後ATMによる通帳記入と現金振込ができなくなった。また、その富士通製ATMについてはタッチパネル操作部の外にテンキーが備え付けられ、暗証番号だけはテンキーで入力し、金額等の入力は各ATMと同様タッチパネル上で操作するものとなっている。

記帳は本支店内のATMコーナー内に設置の自動記帳機(ベンダはATMと同じ富士通を採用)を用いる必要があるが、主力の新型総合口座の「スターワン口座」はステートメント制のため通帳が発行されない。

機種によっては1回あたりの入金限度額(機種によっては200枚または20枚まで)及び出金限度額(機種によっては60万円または5万円まで)が異なる(例:東京スター銀行の口座の場合)。

[編集] 主な商品

[編集] スターワン口座

資料請求によって開設手続きできる口座は、この口座のみである。

新生銀行のパワーフレックスのように、一つの口座を申し込むことで、総合口座外貨預金インターネットバンキング、テレホンバンキングがすべてセットになっている商品である。なお、ATMからの預入は、自社ATM・ゆうちょ銀行ATMからの入金は無料、セブン銀行ATMからの入金は1回105円かかる。ATMからの引出は、自社ATMからの出金は平日は8:45~18:00の間、土曜日は9:00~14:00の間は無料、自社ATMの時間外手数料・他行ATMの引出手数料および時間外手数料は月8回まで実質無料(翌月にキャッシュバック)である。

本来は月額1050円の口座維持手数料を徴収する口座だが、2009年11月までは無条件で無料での利用が可能である。

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[編集] 貯蓄三昧

従来型の通帳のある総合口座。普通預金、貯蓄預金、定期預金が1冊の通帳で利用可能。別途申込によって、インターネットバンキングやテレホンバンキングの利用も可能。なお、普通預金は、スターワン口座と異なり決済性預金としての利用も可能。

現在は、窓口でのみ開設手続き可能(メールオーダを希望の場合はスターワン口座のみ取り扱っている)。

なお、平日の15時以降、土日に口座開設手続きを行った場合、翌営業日扱いとなるため、通帳を翌営業日以降に開設店に取りに行かねばならない。
また、比較的最近開設された支店では、「個人の顧客」は開設できないケースもあるので注意が必要。担当者によっては、スターワン口座しか開設できないという場合があるので、事前に開設予定支店に電話した際に担当者名を聞いて、来店の際にその担当者を呼びつけるのが無難なケースといえよう。

[編集] BANKBEST

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[編集] スターワン住宅ローン

日本初の預金連動型住宅ローンであり、普通預金の残高と同額分までのローン残高には金利がかからないのが大きな特徴である。当然、預金残高がローン残高以上ならローン残高は無利息となり、繰上げ返済とほぼ同様の支払利息縮減効果が見込める。

通常の住宅ローンで繰り上げ返済を行うとローン残高が減少するため、所得税の住宅ローン控除額も減少してしまう。スターワン住宅ローンでは、預金残高分は無利息となるが税務上見かけのローン残高は減少しないため、納税者側にとってかなり都合の良いローンと言える。

ローン残高が預金残高より多い場合、その預金に対する金利は発生しないが、外貨普通貯金と組み合わせた場合は、ローン残高に関係なく金利を受け取ることが可能。

なお、日本国内で同様の住宅ローンを追随して発売しているのは2009年7月現在北日本銀行[1]関西アーバン銀行[2]がある。このシステムが導入されて特許申請を行って以降、他行からかなりの数の導入希望があったが、東京スター銀行はそれを拒否し、独自性を守った。

[編集] 終了したサービス

[編集] TOKYO STAR CARD

TOKYO STAR CARDは東京スターカード(現TSBキャピタル)が発行していたマスターカードであり、クレジットの申込審査が可決されるとリボルビング払い型クレジットカードの「TOKYO STAR CREDIT」と、MasterCard加盟店での利用時に決済口座から即時代金が引き落とされる日本で唯一MasterDebit方式のチェックカード「TOKYO STAR DEBIT」の2枚が発行されていた。

TOKYO STAR CREDITの年会費は有料だが、一定の条件がそろえば無料となる。スターワン口座の円普通預金(状況によっては口座維持手数料が毎月発生する)もしくは普通預金口座どちらかを決済口座に指定するようになっていた。

TOKYO STAR CREDITを申込み、クレジット審査が否決となった場合はDEBITのみ発行されることがあるため、無職(失業・求職者のほかニートも含む)や破産者など到底クレジット審査が厳しい者でも、チェックカードながらマスターカードを持つことができた。

TOKYO STAR DEBITにはMasterDebit機能の他に、引落口座の国際キャッシュカード(Cirrus)機能が一体化しており、それに付随してMaestro(暗証番号によって取引する「国際デビットカード」)機能も搭載されていた。

2006年12月1日より、TOKYO STAR DEBIT部分の新規発行を中止し(この時点ではTOKYO STAR CREDITの新規発行は行われていた)、2008年12月31日をもって、TOKYO STAR CREDITとTOKYO STAR DEBITのサービスは全て終了となった。

預金残高を超える金額がオーソリ(承認行為)を経ずに請求されることで発生した立て替え分が、回収に至らず損失になってしまうケースが発生」したことが撤退の原因と、経済誌『ZAITEN』2009年1月号が報じた。

[編集] その他

  • 第2代頭取タッド・バッジ(2003年6月就任、2008年12月22日退任)は、日本の銀行で初の外国人頭取。また頭取就任時年齢43歳は、国内銀行では最年少である。

[編集] 関連会社

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 2008年3月14日以降の株主PDFは:
    • ケイマン・ストラテジック・パートナーズLP
    • ジャパン・バンキング・インベストメント・パートナーズLP
    • トウキョウ・キャピタル・マネジメント・パートナーズLP
    • ジャパン・ブルー・スカイ・キャピタル・パートナーズLP
  2. ^ 東証 上場廃止銘柄一覧、2008年9月28日閲覧。
  3. ^ ただし、店舗外ATM(小型機種)から発行される「キャッシュサービスご利用明細票」では、「印紙税申告納付に付き○○税務署承認済」の欄が記載されていない。
  4. ^ 東京中央信用組合に対する管理の終了期限の延長について(金融庁ニュースリリース)
  5. ^ a b ただし、ローン関係の取り次ぎなどの取り扱いのみで、預金など現金の取り扱いは行われなかった。いずれも、後に移転、支店に昇格している。
  6. ^ 2009年2月25日付リリースより
  7. ^ ただし、ゆうちょ銀行ATMは稼働時間・提携会社の違いなど利便性の関係上、撤去せず据え置きにしている箇所が殆ど。
  8. ^ デイリーヤマザキ青森古川店・金沢片町店の東京スター銀行ATMは、ゆうちょ銀行(当時は郵便貯金)ATMから転換したもの。
  9. ^ アンスリーなんば駅北口店の東京スター銀行ATMは、三菱東京UFJ銀行ATMから転換したもの。
  10. ^ 営業譲渡契約PDF
  11. ^ 株式会社東京スター銀行との間のATM・CDオンライン提携契約の解約についてPDF三菱東京UFJ銀行:2008年9月19日付けプレスリリースより)

[編集] 外部リンク


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