札幌市

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さっぽろし
札幌市
札幌市旗
札幌市旗
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 石狩振興局
団体コード 01100-2
面積 1,121.12km²
総人口 1,919,684
住民基本台帳人口、2014年3月31日)
人口密度 1,710人/km²
隣接自治体 石狩市江別市北広島市恵庭市
千歳市小樽市伊達市
虻田郡喜茂別町京極町
石狩郡当別町余市郡赤井川村
市の木 ライラック
市の花 スズラン
市の鳥 カッコウ
札幌市役所
市長 上田文雄
所在地 060-8611
北海道札幌市中央区北1条西2丁目1番1号
北緯43度3分43.5秒東経141度21分15.8秒座標: 北緯43度3分43.5秒 東経141度21分15.8秒
札幌市役所
外部リンク 札幌市

日本地域区画地図補助 01420.svg

札幌市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

札幌市行政区画図

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札幌市(さっぽろし)は、北海道で、北海道庁所在地ならびに石狩振興局所在地。全部で10個の区を持つ政令指定都市。政令指定都市中では浜松市静岡市に次ぐ広大な面積を持ち、全国のの中で4番目の人口を有する。

目次

概要[編集]

円山山頂から望む札幌都心(2013年8月)

日本最北の政令指定都市で、北海道の政治・経済の中心的都市。

江戸時代松前藩によって開かれた石狩十三場所のうち五場所が集中し、幕末ころまでは蝦夷アイヌ)との交易が行われる土地だった。明治時代に置かれた北海道開拓使によって、京都あるいは、アメリカ合衆国のタウンシップ制[1] をモデルとした碁盤目状の計画都市として本格的に開発された。1972年札幌オリンピック開催を機に観光都市としても世界的に知られるようになった。

香港とほぼ同じ面積を持ち、周辺に江別市北広島市などのベッドタウンを擁し札幌都市圏を形成する。ただし、札幌都市圏のうち札幌市の市域人口がほぼ8割を占めており、周辺自治体への郊外化はそれほど顕著にはみられない。通勤や通学などの日常的な面も全国の他の大都市圏とは状況が異なり、昼間人口夜間人口があまり変動しない。一方市の中心部には地下街が発達し、札幌駅前・大通周辺のショッピングエリアには近郊の都市からも人が集まる。その経済圏[2]の人口は340万人におよぶ。

市町村名の由来[編集]

もともと「サッポロ」は現在の豊平川アイヌの人々がつけた名で、その流路一帯の地名にも転用されたものであるとされる。由来はアイヌ語の「サッ・ポロ」sat-poro(乾いた大きい)とする説が有力である。その意味するところについては「かつての豊平川が乾季に極端に水量が少なくなる川だったため」、あるいは「一帯が乾燥した広大な土地だったため」と意見が分かれる。「サリ・ポロ・ペッ」sari-poro-pet(湿原が広い川)であるとする説は、低湿な豊平川下流部の様子を的確に表しているが、「サリ」あるいは「サル」で始まる表記で記録された書物・地図が見あたらないとの指摘がある。

地理[編集]

位置・地勢[編集]

冬の藻岩山と麓の市街

石狩平野の南西部、石狩川の支流豊平川の扇状地を中心に広がる都市であり市街地は碁盤目状に道路が走る。市の西部・南部は手稲山円山藻岩山など山岳・丘陵が大部分を占めている。広い市域の南西約2/3は山岳地帯の森林で、支笏洞爺国立公園に指定されている部分もある。

気候[編集]

札幌市
雨温図説明
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 
 
114
 
-1
-7
 
 
94
 
0
-7
 
 
77
 
4
-3
 
 
57
 
12
3
 
 
53
 
17
8
 
 
47
 
22
13
 
 
81
 
25
17
 
 
124
 
26
19
 
 
135
 
22
14
 
 
109
 
16
8
 
 
104
 
9
1
 
 
112
 
2
-4
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁 札幌 平年値(年・月ごとの値)

亜寒帯湿潤気候日本海側気候内陸性気候の合併気候である。日本海側から太平洋側へと続く内陸方面にかけての平地に広く市街地が広がってることから、他都市に比べても気候の地域差が大きい。

冬は降雪量が多く、年平均597cmの積雪量が観測される。その降雪量は凄まじく、人口150万を超える大都市がこのような降雪地域に存在するのは世界的にも極めて異例である。ただし、海からの偏西風に直接さらされないため、近隣の小樽市石狩市よりは少ない。また、190万人を超える莫大な人口を抱える都市だけあって、除雪などの雪への対策も、道内の他の豪雪地帯に比べて充実していることから、市民の生活への支障が少なく、特別豪雪地帯には指定されていない。

主に小樽に隣接する日本海側に近い札幌気象台のある札幌中心市街地と江別北広島恵庭に隣接する内陸部(豊平区白石区より内陸側)では、特に真冬の朝晩の気温には非常に大きな違いがある。例えば、各地の空港などで目的地の札幌の気温として表示されるのは新千歳空港の気温で、朝方にはしばしば氷点下20度前後を示しているが、札幌気象台の気温はそれより10度以上も高いなど、大きくかい離してることが少なくない。

梅雨はないものの、蝦夷梅雨という、7月後半に雨が続く現象はある。また、台風の影響も少ない。1981年の石狩川の氾濫以降、大規模な河川の氾濫はない。山地に夏頃まで残る積雪が貯水の役割を果たし、水資源は豊富である。

かつて夏は本州以南の様には暑くならず、過ごし易い気候だったものの、現在は高気圧に覆われて晴れた日に、30℃を超えることが多くなる。近年はヒートアイランド現象の影響により、夜になっても気温が下がりにくい環境となっている。最低気温が25℃を下回らない熱帯夜が観測された事は、1876年の観測開始以来2回のみと極めて稀であるものの、朝晩の最低気温が20℃を下回らないいわゆる真夏夜の多さは北海道随一である。1980年代後半までは、日中は暑くなっても、朝晩は涼しくなり、時には肌寒くなる、比較的快適な気候だったが、現在はそうではなくなりつつある。1981〜2010年の8月の最低気温の平年値は19.1℃で、北海道で最も気温が下がりにくいとされている道南の沿岸部の多くの地点と比較しても、ほぼ同程度であるか、むしろ高めである。近年ではそれらの地点を押さえ、朝晩の最低気温が道内の観測地点で最も高く観測されることさえ珍しくなくなってきている。

札幌市(札幌管区気象台)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 11.2
(52.2)
10.8
(51.4)
16.8
(62.2)
28.0
(82.4)
31.1
(88)
31.9
(89.4)
36.0
(96.8)
36.2
(97.2)
32.7
(90.9)
26.4
(79.5)
22.4
(72.3)
14.8
(58.6)
36.2
(97.2)
平均最高気温 °C (°F) −0.6
(30.9)
0.1
(32.2)
4.0
(39.2)
11.5
(52.7)
17.3
(63.1)
21.5
(70.7)
24.9
(76.8)
26.4
(79.5)
22.4
(72.3)
16.2
(61.2)
8.5
(47.3)
2.1
(35.8)
12.9
(55.2)
日平均気温 °C (°F) −3.6
(25.5)
−3.1
(26.4)
0.6
(33.1)
7.1
(44.8)
12.4
(54.3)
16.7
(62.1)
20.5
(68.9)
22.3
(72.1)
18.1
(64.6)
11.8
(53.2)
4.9
(40.8)
−0.9
(30.4)
8.9
(48)
平均最低気温 °C (°F) −7.0
(19.4)
−6.6
(20.1)
−2.9
(26.8)
3.2
(37.8)
8.3
(46.9)
12.9
(55.2)
17.3
(63.1)
19.1
(66.4)
14.2
(57.6)
7.5
(45.5)
1.3
(34.3)
−4.1
(24.6)
5.3
(41.5)
最低気温記録 °C (°F) −27.0
(−16.6)
−28.5
(−19.3)
−22.6
(−8.7)
−14.6
(5.7)
−4.2
(24.4)
0.0
(32)
5.2
(41.4)
5.3
(41.5)
0.2
(32.4)
−5.8
(21.6)
−15.5
(4.1)
−23.9
(−11)
−28.5
(−19.3)
降水量 mm (inch) 113.6
(4.472)
94.0
(3.701)
77.8
(3.063)
56.8
(2.236)
53.1
(2.091)
46.8
(1.843)
81.0
(3.189)
123.8
(4.874)
135.2
(5.323)
108.7
(4.28)
104.1
(4.098)
111.7
(4.398)
1,106.5
(43.563)
降雪量 cm (inch) 173
(68.1)
147
(57.9)
98
(38.6)
11
(4.3)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
2
(0.8)
32
(12.6)
132
(52)
597
(235)
平均降水日数 (≥ 0.5 mm) 21.8 19.0 18.5 11.7 10.2 8.3 9.7 9.5 11.1 13.9 17.5 19.2 170.4
平均降雪日数 (≥ 0 cm) 28.8 25.4 23.5 6.4 0.1 0 0 0 0 1.2 13.9 26.5 125.8
 % 湿度 70 69 66 62 66 72 76 75 71 67 67 69 68
平均月間日照時間 92.5 104.0 146.6 176.5 198.4 187.8 164.9 171.0 160.5 152.3 100.0 85.9 1,740.4
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1876年-現在)[3][4]


手稲区・手稲山口(1981年 - 2010年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) −0.8
(30.6)
−0.2
(31.6)
3.5
(38.3)
11.1
(52)
17.3
(63.1)
21.2
(70.2)
24.7
(76.5)
26.3
(79.3)
22.4
(72.3)
16.2
(61.2)
8.5
(47.3)
1.9
(35.4)
12.7
(54.9)
平均最低気温 °C (°F) −8.4
(16.9)
−8.3
(17.1)
−4.4
(24.1)
1.4
(34.5)
6.4
(43.5)
11.1
(52)
15.7
(60.3)
17.3
(63.1)
12.2
(54)
5.7
(42.3)
0.2
(32.4)
−5.2
(22.6)
3.6
(38.5)
降水量 mm (inch) 98.6
(3.882)
76.4
(3.008)
53.9
(2.122)
47.4
(1.866)
50.2
(1.976)
41.4
(1.63)
72.2
(2.843)
111.6
(4.394)
122.7
(4.831)
105.0
(4.134)
107.0
(4.213)
99.1
(3.902)
985.4
(38.795)
平均月間日照時間 75.6 92.1 142.9 172.8 192.5 170.3 155.6 168.3 161.8 143.1 91.6 73.9 1,640.6
出典: 気象庁
豊平区・北海道農業研究センター気象観測露場における観測値(1981年 - 2000年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) −1.9
(28.6)
−1.2
(29.8)
2.4
(36.3)
10.1
(50.2)
16.0
(60.8)
19.8
(67.6)
23.6
(74.5)
24.9
(76.8)
21.0
(69.8)
14.8
(58.6)
7.3
(45.1)
1.1
(34)
11.49
(52.68)
平均最低気温 °C (°F) −11.1
(12)
−10.8
(12.6)
−6.3
(20.7)
0.8
(33.4)
5.4
(41.7)
10.3
(50.5)
15.2
(59.4)
17.1
(62.8)
11.8
(53.2)
5.0
(41)
−1.2
(29.8)
−7.3
(18.9)
2.41
(36.33)
降水量 mm (inch) 60.8
(2.394)
56.8
(2.236)
46.0
(1.811)
57.7
(2.272)
63.1
(2.484)
53.9
(2.122)
81.1
(3.193)
157.8
(6.213)
144.2
(5.677)
106.5
(4.193)
66.0
(2.598)
63.0
(2.48)
956.9
(37.673)
降雪量 cm (inch) 64
(25.2)
89
(35)
75
(29.5)
27
(10.6)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
12
(4.7)
42
(16.5)
-
(121.9)
平均月間日照時間 93.9 110.9 153.3 155.2 159.5 148.2 133.6 142.9 140.1 135.9 79.3 73.6 1,526.4
出典: 北海道農業研究センター


冬のヒートアイランド現象[編集]

近年の札幌は、冬季のヒートアイランド現象が東京などと共に日本の都市部の中では最も著しい都市となっている。実際この100年間に札幌の1月の最低気温は6.5度も上昇し、名古屋の+4.3度や大阪の+3.6度をはるかにしのぎ、東京の+6.9度と同程度である[5]。その結果、近年、札幌気象台が設置されている中心部では、厳寒期に最低気温が、-20度前後に下がることは皆無となり、-10度以下まで下がることも激減。さらには、1月の最低気温の平年値(-7.0度)より低くなることさえ少なくなった。特に2000年代以降の最低気温の上昇率は東京をしのぎ、全国トップクラスである。そのため、北海道で最も温暖な気候とされていた、道南の沿岸部の地域(伊達市函館市など)や、東北地方の内陸の一部地域(岩手県盛岡市山形県米沢市など)よりも厳寒期の最低気温が高くなる日も多く、時には北関東の内陸平野部よりも冷え込みが緩いことさえある。

なお、札幌の最低気温極値は1929年2月1日に観測された-28.5℃で、1954年1月24日に-20.9度が観測されたのを最後に、過去50年以上も-20℃以下の気温が観測されていない。平成以降では1991年2月20日の-16.0℃、21世紀では2001年1月14日の-15.0℃で、-15℃以下の気温も過去10年以上観測されていない。近年は最も低い気温でも、-10〜-12℃程度にしか下がらない年が続いている。

記録的な暖冬だった2007年の最低気温は同年1月26日に観測された-9.4℃で、1876年の観測開始以来初めて、-10度以下の気温が全く観測されなかった年となった。同じく厳冬だった2009年も、最低気温は同年1月26日の-9.9℃で、この年も-10度以下に一度もならなかった。

人口[編集]

  • 2013年平成23年)2月1日現在の推計人口は1,930,084人である。男女比は女性の10.0に対し、男性は9.0である。10代までは男性が多く、20代以降女性が多くなる。
  • 人口増加数は年を経るごとに落ち、人口が190万人を突破した2009年5月時点では2015年の約192万人をピークに減少すると言われていた。しかし190万人突破以降は人口増加数が持ち直しており、2年程で192万人を超えるという結果になり、2012年11月1日時点ではじめて193万人を超えた。過去にも180万人台で人口減少が始まるという人口予測がなされ、何度か上方修正をしたことがある。北海道全体で、人口が減少している自治体が多い中、札幌市はそれと例外的に、現在でも著しい人口増加が続いている、数少ない自治体の一つである。なお、国立社会保障・人口問題研究所が2013年3月に発表した将来の人口推計[6]によると、2025年には1,889,645人、2040年には1,711,636人に減少し、2010年比の人口指数は89.4%になると予測している。
Demography01100.svg
札幌市と全国の年齢別人口分布(2005年) 札幌市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 札幌市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
札幌市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 1,010,177人
1975年 1,240,613人
1980年 1,401,757人
1985年 1,542,979人
1990年 1,671,742人
1995年 1,757,025人
2000年 1,822,368人
2005年 1,880,863人
2010年 1,914,434人
総務省統計局 国勢調査より
区名 人口
(人)
面積
(km2)
人口密度
(人/km2)
中央区 220,189 46.42 4,817.19
東区 255,873 57.13 4,490.18
西区 211,229 74.93 2,824.90
南区 146,341 657.23 220.95
北区 278,781 63.48 4,417.50
豊平区 212,118 46.35 4,612.49
白石区 204,259 34.58 5,939.76
厚別区 128,492 24.38 5,276.17
手稲区 139,644 56.92 2,461.09
清田区 116,619 59.70 1,952.96

市政[編集]

現在の市長は、上田文雄民主党系)である。2003年(平成15年)6月8日、政令指定都市初の再選挙にもつれ込んだ市長選を制し、2007年(平成19年)4月8日の選挙で再選。2011年(平成23年)4月10日の選挙では3選を果たした。2015年(平成27年)6月7日が任期満了日。

2005年度決算での一般会計は、歳入7918億円、歳出7882億円。2005年度市債残高は1兆0859億円。北海道は長期不況下にあり、その影響で市税が減少、福祉支出が増加している。事業会計では建設費の利払いに苦しむ高速電車事業(地下鉄)の赤字が96億円と大きい(札幌市交通局参照)。

亜寒帯湿潤気候に加え、日本海側気候の影響で雪が多い札幌市では、2004年度の雪対策予算に153億円をあてた。このうち道路の除雪排雪が115億円を占める。これは一般会計予算の0.2%以下である。

2003年1月に全国初となる自治体コールセンターを設置。2009年7月には家庭用ごみの有料化制度が開始。ごみの分別品目が変わり、市で販売される専用の黄色ゴミ袋となった。

また、2016年以降の夏季オリンピックを誘致を計画していた。実現すれば世界初の冬季・夏季五輪両大会経験都市となるが、財政難のため見送りとなった。

情報公開[編集]

上田市政になってからの積極的な情報公開が評価されている。

全国市民オンブズマン連絡会議による全国の政令指定都市を対象にした総合ランキングで、札幌市は2004年度は前年度(桂市政の9位)から大幅に順位を上げ全国1位[7]、2005年度は静岡市に次ぐ2位[8]、2006年度は再び1位[9]と評価されている。

広報活動[編集]

2010年12月、クリプトン・フューチャー・メディアと連携協定を締結。キャラクターを市の各イベントPRに起用する展開を発表した。

歴代首長[編集]

札幌区(1880年〜1921年)[編集]

札幌市(1922年〜)[編集]

行政区画の変遷[編集]

  • 1899年(明治32年) - 北海道区制施行。札幌区となる。札幌区以外に道内には同時に函館区と小樽区が設置された。
  • 1910年(明治43年) - 札幌区周辺の札幌村(現在の東区の一部)と苗穂村(現在の中央区と東区の一部)と白石村(現在の白石区の一部)の各一部、豊平村(現在の豊平区の一部)の豊平・旭町・水車町、藻岩村大字山鼻村(現在の中央区・南区の一部)の屯田兵村地区を編入。
    この時の札幌区の区域は現在の中央区、北区、東区、白石区、豊平区の各一部である。
  • 1922年(大正11年) - 市制施行。札幌市となる。
  • 1941年(昭和16年) - 円山町(現在の中央区の一部(西20丁目以西、旭ヶ丘など)、南区の一部(川沿南沢藻岩下など))と合併
  • 1950年(昭和25年) - 白石村(既に札幌市だった菊水を除く現在の白石区の一部、厚別区の全体)と合併
  • 1955年(昭和30年) - 琴似町(現在の中央区の一部(宮の森、盤渓)、北区の一部(新琴似、新川、屯田、北25条?以北)、西区の一部(旧手稲町の平和、西町、宮の沢を除く地域)、手稲区の一部(新発寒))、札幌村(東区の大部分)、篠路村(現在の北区の一部(篠路))と合併
  • 1961年(昭和36年) - 豊平町(既に札幌市だった豊平、旭町、水車町を除く現在の豊平区の一部、清田区と南区の大部分)と合併
  • 1967年(昭和42年) - 手稲町(現在の西区の一部(平和、西町、宮の沢)、旧琴似町だった新発寒を除く手稲区の一部)と合併
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 政令指定都市に指定され、中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区の7区からなる行政区制施行。
  • 1989年(平成元年)11月6日 - 西区より手稲区、白石区より厚別区を分区。9区となる。
  • 1997年(平成9年)11月4日 - 豊平区より清田区を分区。10区となる。

市議会[編集]

札幌市議会では、昭和28年から委員会の公開を始めている[10]

概要[編集]

定数は68人。

構成[編集]

会派 議席数
自民党・市民会議 24
民主党・市民連合 23
公明党 9
日本共産党 5
ネットワーク北海道 3
市政改革・みんなの会 3
みんなの党 1

2012年(平成24年)4月2日現在)

歴史[編集]

江戸時代洪水により豊平川の流れが東に変わり、もとの流路は伏籠川(伏古川)となった。また、松前藩によって開かれた石狩十三場所が1780年代中頃から末期(天明末から寛政初め)にかけて確立。そのうちハッシャブ場所(現在の茨戸川左岸、発寒川合流地付近、現北区内)・シノロ場所(現在の茨戸川左岸、篠路川合流地付近、現北区内)・ナイホウ場所(伏古川上流付近、現東区内)・上サッポロ場所(豊平川流域)・下サッポロ場所(豊平川流域)が現在の札幌市に相当する地域に開かれており、これら場所と呼ばれる松前藩家臣知行地幕末ころまで存続した。

年表[編集]

1930年の札幌市街図。

経済[編集]

北海道経済の中心となっている。平成19年度の市内総生産は6兆4983億円であり[11]、世界で65位以内の「国」に相当する経済規模を有している[12]仙台市などと同じく支店経済の傾向が強く、地域企業の基盤は弱いが、第三次産業は十分に発達している。また、他の国内主要都市に比べて、労働力、賃料、原材料農産物が安いため、食品加工業など、これらの特色を生かした産業も発展している。

だが、開発が遅れたためか、地元を基盤とした民間の大資本に乏しく、三大都市圏福岡都市圏にみられるような大手私鉄も存在しないため、都市計画・開発は、札幌市や北海道開発局などに頼ることもある。

観光業
豊かな自然を生かした観光業が盛んで、毎年2月初旬に行われるさっぽろ雪まつりでは、国の内外を問わず多くの観光客が訪れる。2006年度の来札観光客数は、1410万4千人(札幌市観光文化局調べ)。
食品加工業
道内の農作物・魚介類等の集積地という利点を生かし、古くから食品加工業が発達してきた。現在でも市内各所に食品加工業や製菓業が存在し、明治乳業など道内外の食品メーカーの工場も多い。
情報サービス業
1976年に北海道大学の青木由直教授が設立した北海道マイクロコンピュータ研究会から、BUGハドソンなど多くのIT企業が派生的に生まれた。近年ではコールセンタービジネス・プロセス・アウトソーシング (BPO) 産業の誘致が盛んで、札幌駅北口には情報技術関連企業が集中している。日本郵便のコールセンターも札幌に所在している。
農業
主な産物は、たまねぎ(札幌黄)、かぼちゃ、すいか、ほうれん草など。特にたまねぎは、札幌が栽培発祥の地である。丘珠地区などで盛んに栽培されていたが、近年は宅地開発などの影響により生産量は減少している。
鉱業
現在はほとんど行われていない。1971年に閉山した手稲区手稲鉱山では、金・銀・銅が採掘されていた。また2006年(平成18年)3月31日に閉山した南区豊羽鉱山は、世界有数のインジウム鉱山だった。

産業施設[編集]

産業集積地[編集]

北区

  • 新川地区工業団地

西区

  • 発寒鉄工団地
  • 発寒鉄工関連団地
  • 発寒木工団地
  • 発寒地区第2工業団地
  • 発寒地区第3工業団地
  • 発寒地区第4工業団地

東区

  • 丘珠鉄工団地
  • 丘珠地区工業団地
  • 東苗穂工業団地

南区

  • 札幌アートヴィレッジ

白石区

厚別区

手稲区

  • 手稲工業団地
  • 手稲明日風工業団地
  • 手稲山口地区軽工業団地

清田区

  • ハイテクヒル真栄

札幌市に本社を置く主な企業[編集]

インフラストラクチャー[編集]

マスメディア[編集]

テレビ・AMラジオ局[編集]

※テレビ・FMの送信所は手稲山に、AMラジオの送信所は江別市江別ラジオ放送所)に置かれている。

道域・広域FMラジオ局[編集]

コミュニティ放送局[編集]

2012年9月現在、全国の市区町村(基礎自治体)で最も多い7局が放送している。かつてはさらに1局多かった。

インターネットラジオ局[編集]

新聞社[編集]

金融機関[編集]

札幌市に本店を置く金融機関

製造業[編集]

外食産業[編集]

小売業[編集]

その他[編集]

札幌で創業された主な企業[編集]

札幌市にかつてあった企業[編集]

札幌市に本部を置く協同組合[編集]

国際機関[編集]

姉妹都市[編集]

海外[編集]

国際交流[編集]

交流都市[編集]

地域[編集]

札幌市区分図

行政区[編集]

札幌市は10区で構成されている。市役所本庁の所在地は中央区。区名と主要な施設・観光地は以下のとおり。

札幌市の各区
  区名 人口 設置年 主なスポット
1 中央区 222,920人 1972年
(昭和47年) 
大通公園 - 北海道庁旧本庁舎 - 札幌市時計台 - さっぽろテレビ塔 - JRタワースクエアJRタワー札幌ステラプレイス札幌エスタアピアパセオ) - サッポロファクトリー - すすきの - 中島公園 - (豊平館八窓庵札幌市天文台北海道立文学館Kitara) - 北海道神宮 - 円山公園円山動物園円山球場 - 大倉山ジャンプ競技場 - 旭山記念公園 - 二条市場 - 札幌市中央卸売市場場外市場 - 札幌ラーメン横丁 - 札幌ら〜めん共和国 - 北大植物園
2 北区 278,396人 1972年
(昭和47年)
北海道大学 - 百合が原公園
3 東区 256,260人 1972年
(昭和47年)
サッポロガーデンパークアリオ札幌サッポロビール博物館サッポロビール園) - サッポロさとらんど - モエレ沼公園
4 白石区 208,691人 1972年
(昭和47年)
白石神社
5 豊平区 215,894人 1972年
(昭和47年)
さっぽろ羊ヶ丘展望台クラーク像) - 札幌ドーム
6 南区 141,556人 1972年
(昭和47年)
藻岩山 - 滝野すずらん丘陵公園 - 支笏洞爺国立公園 - 定山渓温泉 - 豊平峡温泉 - 小金湯温泉
7 西区 211,142人 1972年
(昭和47年)
琴似神社 - 平和の滝(心霊スポットでもある)
8 厚別区 129,085人 1989年
(平成元年)
新札幌副都心サンピアザサンピアザ水族館札幌市青少年科学館) - 野幌森林公園北海道百年記念塔 - 北海道開拓の村北海道開拓記念館
9 手稲区 140,846人 1989年
(平成元年)
手稲山 - サッポロテイネ(旧テイネオリンピアスキー場・旧テイネハイランド) - ていねプール
10 清田区 114,894人 1997年
(平成9年)
白旗山

教育[編集]

交通[編集]

主な公園[編集]

祭り・催事[編集]

名物・名産品[編集]

文化・芸術[編集]

楽団[編集]

イベント[編集]

施設[編集]

当市を舞台にした作品[編集]

小説[編集]

スポーツ[編集]

スポーツクラブ・スポーツチーム[編集]

イベント[編集]

過去に当市で開催された全国・国際的なイベント[編集]

施設[編集]

文化財[編集]

重要文化財(国指定)[編集]

重要有形民俗文化財(国指定)[編集]

  • アイヌのまるきぶね - 北海道大学植物園内 北方民族資料室蔵

重要無形民俗文化財(国指定)[編集]

  • アイヌ古式舞踊 - 北海道アイヌ古式舞踊連合保存会・札幌ウポポ保存会

史跡(国指定)[編集]

天然記念物(国指定)[編集]

道指定文化財[編集]

  • 琴似屯田兵屋 - 道指定有形文化財、琴似神社境内
  • 旧永山武四郎邸 - 道指定有形文化財
  • 札幌市K-446遺跡出土の遺物 - 道指定有形文化財、札幌市埋蔵文化財センター蔵

市指定文化財[編集]

国の登録有形文化財[編集]

詳細は北海道の文化財一覧#登録有形文化財を参照

出身人物[編集]

栄誉(名誉)市民[編集]

札幌市民憲章[編集]

札幌市民憲章は、昭和38年11月3日に市民の総意として制定されている[13]

わたしたちは、時計台の鐘がなる札幌の市民です。

  • 元気ではたらき、豊かなまちにしましょう。
  • 空も道路も草木も水も、きれいなまちにしましょう。
  • きまりをよくまもり、住みよいまちにしましょう。
  • 未来をつくる子どものしあわせなまちにしましょう。
  • 世界とむすぶ高い文化のまちにしましょう。

脚注[編集]

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参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]