ダイハツ・オプティ
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オプティ(Opti)とは、ダイハツ工業でかつて生産・販売されていた乗用系の軽自動車である。
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[編集] 概要
当時のダイハツの看板車種であったミラの上級車種として登場。個性的なスタイルで特に女性を中心に人気があった車種である。
ボディタイプは、初代が3ドア、および5ドアのハッチバックセダンタイプ。二代目は独立したトランクルームを持つ4ドアハードトップのみの設定。
[編集] 歴史
[編集] 初代(1992-1998年)
L300S - FF
L310S - 4WD
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- 1992年1月デビュー。発売に先がけて、前年1991年の東京モーターショーにプロトタイプが「X-409」の名前で出展された。リーザの後継車として、またリーザ時代より続く、競合車種のスズキ・セルボモードの対抗車として登場。「超・ラブリー」をキーワードとしたコンセプトは、丸みを強調したキュートなスタイルで、特に女性を中心に人気があった。錆対策や静粛性の追求などの本格的な作りこみで、当時の軽自動車の中では高級感のあるパーソナルカーであった。変速機は3 / 4速ATと5速MTの設定があり、駆動方式は、FFのみ。エンジンはEF-KL型3気筒6バルブEFI(42馬力)とEF-EL型3気筒12バルブEFI(55馬力)の二種類。電動キャンバストップ装着車も設定される。
- 1992年9月 フルタイム4WD車を追加。
- 1992年12月 特別限定車「クラブスポーツ」を発表。
- 1993年8月 5ドアを追加。既存3ドア車は一部変更でエアコンの代替フロン化/サイドのoptiのストライプはオプション化/キャンバストップは3ドアAxにメーカーオプション化。3ドア車のクォーターウインドゥは固定式(ハメ殺し)となる。EF-KLエンジン搭載のお買い得グレード「ピコ」を追加。
- 1995年2月 マイナーチェンジでエンジンフード右前のOptiデカールが、立体エンブレムとなり、フード中央に移動する。特別仕様車としてルーフスポイラーを装備した「パルコ」を追加。
- 1995年10月 DOHC12バルブエンジンのEF-ZLエンジン搭載車を追加。既存のEF-ELと入れ替え。3ドアのキャンバストップ仕様は廃止。DOHCエンジン搭載のピコ・リミテッドを追加。
- 1996年 5月 レトロ風デザインの「クラシック」シリーズを追加。同様コンセプトの競合車に比べて違和感が少なく、まとまりの良い外観と、ライトブラウンのプロテインレザーシートによる内装が特徴で、モデルライフ後半の人気グレードとなる。クラシックのエンジンは3ドア車がEF-KL、5ドア車がEF-ZLをそれぞれ搭載。既存グレードは運転席エアバッグを標準装備。
- 1997年 6月 マイナーチェンジ / 既存グレードはフロントバンバーとテールランプのデザイン変更 / クラシックはフロントグリルとホイールキャップのデザイン変更でボンネットの「Classic」エンブレムを廃止。
- 1997年 8月 「クラブスポルト」の名が復活するが、前回とは趣の異なるイタリアンクラシックテイストのフロントマスクとなる。ルーフエンドスポイラー、ルーフアンテナ、専用ストライプ、黒またはクレーのプロテインレザーシートなどを装備。FF、4WD共に3ドアのみ。
- 1998年10月 軽自動車規格改正を機に生産を終了した。「クラシック」の客層はミラジーノが受け皿となる。
- 現在初代モデルは15年落ち程度のため中古車価格がこなれており、また、比較的軽量で扱い勝手も良いことから、ミラと並びダイハツチャレンジカップのベース車両として重宝されることがある。ダイチャレではL2クラスへのエントリーが良く見られる。
[編集] 2代目(1998-2002年)
L800S - FF
L802S - エアロダウンビークスFF
L810S - 4WD
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- 1998年11月デビュー。二代目オプティのスタイルは、短いリアデッキに独立したトランクルームを持つ、セミノッチバックの4ドアピラードハードトップとなった。軽自動車史上、4ドアハードトップはこのモデルのみ。ラインアップは、親しみやすい異形丸形2灯式ヘッドランプを持ったコンフォート系の「CL」(エンジンは3気筒SOHC6バルブ:45ps)および「CX」(同3気筒DOHC12バルブ:58ps)と、小径フォグランプを装備して異形丸形4灯式ランプを持ったスポーティー系の「ビークス」(エンジンはCXと共通)および13インチアルミホイールと、-25mmのローダウンサスペンションを装備した「エアロダウンビークス」(同FF車用・4気筒DOHC16バルブターボ:64ps、4WD車用・3気筒DOHC12バルブターボ:64ps)。変速機は3速および4速ATと5速MT。駆動方式はFFと4WDの2種類。また、安全装備として軽自動車では初めて横滑り防止機構(DVS)をムーヴと共に採用した(FF・4気筒・4速AT車にオプション設定)。この二代目の特徴は、1998年以降に実施されたボディサイズの規格が改正された後の660ccの軽自動車としては(非常に小さく実用性に乏しかったものの)大変珍しい本格的なトランクが装備されていることである。ただ、同じ名前でも、ある程度のヒット車種となった初代とは全く異なり、かなり個性的で全く趣の違う車体となったことで売れ行きは芳しいものではなかった。しかし、ハッチバックのような大きな開口部が無く、後部にれっきとしたバルクヘッド(仕切り)があったため、1998年当時の軽自動車としてはボディ剛性が非常に高かったようである。
- 1999年6月 リアルーフスポイラー等を省略した廉価仕様の特別仕様車「ビークスLセレクション」(エンジンはビークスおよびCXと共通)を発売。さらに「ビークス」同「Lセレクション」にCVT車を設定。
- 2000年3月 先代で人気モデルとなった「クラシック」シリーズを追加。99年の東京モーターショー参考出品車の市販バージョンで、先代クラシックのイメージを受け継いだ逆三角形のフロントグリルやメッキパーツを多用した外観と、海老茶色のシートや木目調パネルを用いた落ち着いた雰囲気の内装を採用し、先代のメインターゲットだった女性ユーザーの獲得を狙った。ラインアップは廉価版の「クラシックLセレクション」(エンジンは3気筒SOHC)と上級仕様の「クラシック」(同3気筒DOHC)の2種類。同時に従来のラインアップを見直し、コンフォート系グレードは廃止。スポーティー系はメッキグリルやクリアテールランプの採用、ルーフスポイラーの廃止など外観および内装色をマイナーチェンジし、NA車を「ビークスLセレクション」に統一。ターボ車はFF・4WD共に3気筒ターボを搭載し、14インチアルミホイールと標準サスペンションを装備した「ビークスS」に変更され、これにより4気筒ターボおよびエアロダウン仕様は消滅した。また、全グレード共通の変更点として、従来不評だった後席の居住性が改善され、DVSのオプション設定をFF・4速AT全車に拡大した。
- 2000年6月 特別仕様車「クラシックSエディション」発売。
- 2000年10月 マイナーチェンジ。ボディサイドのグレード名ストライプ(ClassicおよびOpti Beex)を廃止。「クラシックLセレクション」を同「Lスペシャル」に名称変更。「クラシック」に13インチアルミホイールを標準化、スポーティー系にブルーリフレクターヘッドランプを採用するなど、装備を見直し。SOHCエンジンの出力向上(45ps→48ps)。4速ATを電子制御式に変更。
- 2001年5月 特別仕様車「クラシックメモリアルエディション」発売。ムーヴの生産累計100万台達成を記念して、ダイハツの主要な軽自動車に設定されたメモリアルエディションシリーズのひとつ。
- 2001年10月 マイナーチェンジ。クラシック系に高級プロテインレザー(合成皮革)シートを採用し、MT車を廃止。「クラシック」を「クラシックLicca with Happy Pappy」に名称変更し、アルミホイールのデザイン変更。スポーティー系は「ビークスLセレクション」を廃止。「ビークスS」に2DINオーディオやABSなどを標準装備し、アルミホイールのデザイン変更。DOHC・NAエンジンに「TOPAZ触媒」を採用し環境性能向上(軽ガソリンエンジン車では初めて平成12年排出ガス基準値75%低減:三つ星を達成)。SOHCエンジンのトルク向上。
- 2002年 8月 ムーヴを中心とした軽トールワゴンが販売の中心となり3BOXセダンのオプティは販売不振のため生産中止となり、全てミラに車種統合した。なお、「ビークスS」は「ミラ・アヴィ」(後のミラカスタム)に引き継られた。
[編集] 発売当時の価格
- 初代=77万8千円~114万円
- 2代目=81万6千円(CL・2WD・5MT車)~129万9千円(エアロダウンビークス・4WD・4AT車)
[編集] CM
CMキャラクター
キャッチコピー
- 「超ラブリー」(初代デビュー時。可愛らしいボディデザインを強調したもの)
- 「1996年のヴィンテージ」(初代クラシック)
- 「ゴジラスタッフのみなさん、次回の撮影にぜひオプティを!」(2代目デビュー時。当時の雑誌広告にも『○○(雑誌名)編集部のみなさん、次回の特集にぜひ~』のコピーが使われていた)
[編集] 車名の由来
英語のoptimum「最適な」、optimistic「明るく前向きな」を、組み合わせた「明るく前向きで時代に最適なクルマ」という意味である。

