モスラ (架空の怪獣)

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モスラ (Mothra) は1961年(昭和36年)の映画『モスラ』を始めとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣ゴジララドンと並び東宝三大怪獣と称される。

特徴[編集]

『モスラ』で初めて登場する怪獣モスラは、その後も多くの作品で活躍し、その外見や登場作品のファンタジックな作風が相まって、東宝怪獣では女性人気が一番高い[1]

「モスラ」は“moth”の名の通り、翼開長100メートルあまりの巨大なの怪獣である。卵から孵化した幼虫は、繭を作って化し、さらに成虫へと羽化する。また、幼虫が繭を作る際に吐く糸は、戦闘時には敵を絡め取る手段として使用される。繭の形状はカイコに似るが、成虫の姿はカイコガやその原種クワゴには全く似ていない。幼虫期は一齢しかなく、初齢幼虫が直接蛹に変態する。成虫の前翅には大きな目玉模様がある[注 1]

成虫はヤママユガがモデル[注 2](羽の模様のみヨロイチョウがモデル[2][注 3]ともされる)と言われており、白一色のカイコ蛾と比べて、カラフルな色合いとなっている(このことから“極彩色の怪獣”とも呼ばれる)。また、カイコ蛾の羽は退化しており羽ばたくことができないのに対して、モスラは強靭な羽を持っており太平洋も楽々と飛び越えることができるほどの飛行能力を有する。

講談社の『モスラ対ゴジラ』の小説版では、「相次ぐ地球の異常気象による気候変動によってヤママユガの一種がインファント島で進化したもの」とされており、これは『ゴジラvsモスラ』での設定の基にもなったという説もある。

初期作においてはゴジラを上回る巨体も特色であり、『モスラ』の原作と初期稿においては「過去に出現したゴジラよりも巨大な体躯である」と語るシーンが存在した。『モスラ対ゴジラ』の成虫がゴジラとの対比でその大きさを表現したのを最後にこの点は描かれなくなった(『ゴジラvsモスラ』の幼虫は、日本上陸時期には巨大だが、ゴジラとの交戦時には生まれたてで小さいという表現となっている)。

鱗粉を出して相手を混乱させる技を得意とし、これでゴジラなどの敵怪獣を何度も苦しめている。ただし、『モスラ対ゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』では「鱗粉を失うと羽がもろくなり飛行能力を失う(つまり死亡する)」という設定があるため、まさに「最後の攻撃」と言える(事実、2作とも成虫はゴジラに敗れ、ゴジラ打倒を幼虫に託す)。水中戦は苦手で、『モスラ2 海底の大決戦』でのダガーラとの水中戦には苦戦した。『モスラ2』ではダガーラに対抗するため水中モードモスラやレインボーモスラ、『モスラ3 キングギドラ来襲』ではキングギドラに対抗するため鎧モスラへと変化する。平成『モスラ』シリーズには「一度は敵に敗れ、それに対抗するために新たなモスラになり、再戦を挑みこれを倒す」という演出が多く見られ、これがモスラという怪獣自体の定番となっている[注 4]

ゴジラ対メカゴジラ』の原型となった『大怪獣沖縄に集合!残波岬の大決斗』に登場怪獣として登場が予定されていた。

ブルマァクジンクロンシリーズではこのモスラもモゲラと共に発売される予定だったが諸事情に中止となった。

鳴き声はアンギラスの鳴き声を早回し、アレンジしたものである。

名称[編集]

英語ではMothra。蛾を意味する英語のMothと母を意味する英語のMotherを掛け合わせたもの。つまり、本来の「蛾の怪獣」という意味の他に、「母性を象徴する怪獣」としてこの名称がつけられた。事実、モスラは出演する映画において必ず何かしらの守護神的存在として位置付けられ(『怪獣総進撃』を除く)、明確に悪役として描かれたことは一度もない(『怪獣総進撃』でキラアク星人に操られて破壊活動を行ったり、1961年版の『モスラ』や『ゴジラvsモスラ』などで小美人を救うため破壊活動をするが、人間に対する害意はない)。

別名は「巨蛾[3][4]」「巨大蛾怪獣[5][6]」「守護神獣(平成モスラシリーズ)」など。

モスラが登場する映画のリスト[編集]

怪獣モスラは、第1作の後も多くの怪獣映画に採り上げられ登場している。以下はそのリストである(モスラ、モスラ族、その他の怪獣の順)。モスラの項で( )表記していない作品では幼虫・成虫の両方が登場。

  1. モスラ(1961年)- モスラ
  2. モスラ対ゴジラ(1964年) - モスラ、ゴジラ
  3. 三大怪獣 地球最大の決戦(1964年) - モスラ(幼虫)、ゴジラ、ラドンキングギドラ
  4. ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年)- モスラ(成虫)、ゴジラ、エビラ大コンドル
  5. 怪獣総進撃(1968年)- モスラ(幼虫)、ゴジラ、ミニラ、ラドン、アンギラスバラゴンゴロザウルスマンダバランクモンガ、キングギドラ
  6. ゴジラvsモスラ(1992年)- モスラ、バトラ(幼虫、成虫)、ゴジラ
  7. モスラ(1996年)- モスラ、フェアリーモスラ、ガルガルデスギドラ
  8. モスラ2 海底の大決戦(1997年)- モスラ(成虫)、フェアリーモスラ、ゴーゴ、ガルガルII、ベーレムダガーラ
  9. モスラ3 キングギドラ来襲(1998年)- モスラ(成虫)、フェアリーモスラ、原始モスラ(幼虫)、ガルガルIII、キングギドラ
  10. ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年)- モスラ/最珠羅、ゴジラ、バラゴン/婆羅護吽、ギドラ/魏怒羅→キングギドラ/千年竜王
  11. ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年)- モスラ、ゴジラ、3式機龍(メカゴジラ)カメーバ
  12. ゴジラ FINAL WARS(2004年)- モスラ(成虫)、ゴジラ、ミニラ、ラドン、カマキラス、クモンガ、ガイガン、マンダ、エビラ、アンギラス、キングシーサーヘドラジラモンスターX→カイザーギドラ

映画『モスラ』(1961年)のモスラ[編集]

  • 幼虫
    • 体長:180メートル(最大時)
    • 体重:2万トン(最大時)
  • 成虫
    • 体長:135メートル
    • 翼長:250メートル
    • 体重:1万5千トン

インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能でそれを追って東京にやってきた。幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長し、都内を破壊、東京タワーに繭を張って成虫になり(東京タワーを破壊したのはこのモスラが最初)、今度はネルソンが逃亡したロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎達が空港にモスラの紋章を描き、着地したところで小美人を返され、小美人を連れてインファント島へ帰る。

  • この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
  • 原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保闘争をモチーフにした部分があり、政治性が強いという理由から変更された。
  • 1960年11月24日の読売新聞に漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。羽の長さ100メートル、胴の長さ70-80メートルと書かれている[7]
造形
幼虫・成虫とも利光貞三村瀬継蔵八木寛寿八木康栄による造形。
幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のもの[注 6]と、プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された[8]。演技者は中島春雄手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている[注 7]。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から先頭操作に抜擢された[8]。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。また、ラテックスの表皮に艶を出すためソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、円谷監督に大変喜ばれた。村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影で剥がれる度に毎回手間をかけ、このコーティングをし直したという。村瀬は平成になって請け負った作品でも、幼虫にこのビニール・ゾルのコーティングを施している。
この大型のモスラ幼虫は、同年製作の坂本九主演映画『アワモリ君乾杯!』の劇中で、東宝撮影所が写るシーンにも登場する。劇中では「モスラ始動スイッチ」を入れると動き出した。
成虫は翼長が2メートルを超える大型のミニチュアと、小型のミニチュアが用意された。体毛は植え込みではなく、ボアを貼って処理している。目には電飾が内蔵された。複眼は楕円形で、ポリ樹脂が使われた。村瀬は樹脂がまだ軟らかいうちに内側に棒の先で丸いへこみを無数に作ることで、これを表現している[注 8]。翅の模様は、実在の蛾の羽を参照して村瀬が塗装している。羽ばたきは、巨大感を出すために羽が順送りにしなる表現が求められ、の芯に天竺布を貼って翼が作られた[8]。さらに操演用のクレーンに、スノコを2枚、蝶番で合わせたものを用意し、ここから翼を吊って、映像に見られる雄大な羽ばたきを実現している[8]。遠景での羽ばたきは、アニメーションによって表現されている。
幼虫が吐く糸は、ゴム糊をシンナーで溶き、口に仕込んだエアブラシで噴出させて表現した。

平成モスラ三部作のモスラ[編集]

新モスラ[編集]

  • 幼虫
    • 体長:25メートル
    • 体重:3000トン
    • 歩行速度:時速130キロ[9]
    • 武器
      • エクセル・ストリングス:口から吐く、虹色に輝く強粘性の糸。本来は変態を行う際に繭を作るときに使われる[10]。デスギドラを一度は絡ませるが、糸を轟砲一閃で破壊され破られる。
      • プチ・レールガン:磁場を利用して腹部からエネルギーを放つ[10]
      • フェイク・リフレクション:皮膚を構成するプリズム状組織で光を調整して擬態する[10]
  • 成虫
    • 全長:24メートル
    • 翼長:53メートル
    • 体重:5900トン
    • 飛行速度:マッハ15.5
    • 武器
      • クロスヒート・レーザー:額からのレーザー。以後の作品に登場するモスラにも、この技が継承されていく事になる。
      • スパークリング・パイルロード:鱗粉をまき、巨大な光の柱を発生させ目標を圧殺する。腹部から直に発射することも可能。
      • イリュージョン・ミラージュ:分身攻撃。
      • エクセル・ダッシュ:最大飛行速度をマッハ80から85まで高めて体当たり。65秒間持続。
      • シャイン・ストライク・バスター:鱗粉でプリズムレンズを形成し、超高熱の光を照射する。その温度は瞬間的に太陽表面の20%近くに上昇する。新モスラの必殺技。
    • その他の能力
      • パルセフォニック・シャワー:デスギドラによって焼け野原となった大地をもとの緑豊かな大地にへと再生させた緑色の鱗粉。枯木などの生命力を蘇らせる力を持つ。
      • 脚力は丈夫で、2万8000トンもの重量を持つことができる。『モスラ3』で、キングギドラ(ヤングギドラ)と白亜紀で戦った際に、火山に運ぶときにギドラを運ぶ。

インファント島の守護神。親モスラとデスギドラとの戦いの最中に親モスラの危険を察知して卵から孵化した(エリアス姉妹のモル曰く「生まれてくるにはまだ時期が早過ぎる」また、「強い意志の持ち主だ」とのこと)。デスギドラに苦戦する親モスラの援護に来るもほとんど歯が立たず、尻尾を噛みつかれ血まみれになった挙句、頭を踏みつけられる。その後、親モスラが亡くなり、その意志を継いで屋久島で繭を作り成虫に変態する。樹齢1万年の屋久杉の力(1万年分の大地の記憶)を得た影響で羽根や複眼などが緑色になっている。この新たな成虫は多彩な技を駆使して戦い、幼虫のときとは比べ物にならないほどの圧倒的な力(親モスラの約3倍)でデスギドラを倒し、これを再度封印する。

『モスラ2』のダガーラ戦では苦手な水中戦のために絶体絶命のピンチに陥る。こうした数々の戦いを経験していくうちに「レインボーモスラ」となり、「水中モード・モスラ(アクアモスラ)」や「鎧モスラ」への変身能力を身に付ける。羽化時、無数に分かれた(分身体)後に合体して一体になったため、分身攻撃が得意である[注 9]。また、幼虫の時期には体色を風景と同化させて擬態する能力(フェイク・リフレクション)も持っている。エリアス姉妹がモスラを呼ぶ時に歌われる歌には、三作共微妙に違いがある。

このモスラは「新モスラ」や「新生モスラ」とも言われるが、正式な名称としては「グリーンモスラ」という呼び名があり[要出典]、また『モスラ2』のDVDのインストにおいては「モスラ・レオ」、「宇宙船YEAR BOOK 1997」では「モスラ・エクセルド[11]と表記された。また、これほどの沢山の変身を行ったのはこのシリーズのモスラだけである。歴代の幼虫で唯一ビーム発射(腹部からプチ・レールガンを撃つ)や擬態(フェイク・リフレクション)といった特殊能力を有している。

造型
親モスラ含む成虫二体は東宝特美製、幼虫はボンクラフト製[12][13]
幼虫はエアーによる表情ギミックが組み込まれたリアルなものであり、芋虫の体節を動かす運動も可不足なく再現している。これは特技監督の川北紘一がウェーブ状の動きを要望したことによるもので、これまでの幼虫モスラの動きを研究し、内部ギミックはメカニカル造形を得意とするミューロンに発注された[12][13]。また、幼虫の造型がリアルなものだった為、成虫の口部分をリアルなものに修正するという事もあった。
成虫のモデルは汚れやすいため、スタッフは手を洗ってからでなければ触れてはならないと厳命されていた[12]
『モスラ』と『モスラ2』(レインボー共)は同一の造形物、ただし若干の改修がされている。

レインボーモスラ[編集]

『モスラ2』及び『モスラ3』に登場。

  • 体長・体重・飛行速度などは変身前のグリーンモスラと同じ(上記)。
  • 武器
    • クロスヒートレーザー・レインボー:額からのレーザーで、「命の水」の影響により虹色になっている。
    • シャイニングシールド:エネルギーの盾
    • オーロラパワー:念動力
    • レインボーバスター:虹色の破壊光線
    • アローバスター:垂直降下しつつ、回転しながら撃つレーザー。シャイン・ストライク・バスターの応用技[14]
    上記の他、グリーンモスラ時の能力も引き継いでいる。

ダガーラに敗れ、絶体絶命のピンチに陥ったグリーンモスラがゴーゴの「命の水」の影響で強化された状態であり、以後の通常形態になる。そのため姿形こそは以前のグリーンモスラ(上記の項目)そのままであるが、その名の通り虹色に変化した翼をもつ。水中モード・モスラ(アクアモスラ)に変身することができ、これによりこれまで苦手だった水中での戦いもこれで可能となる。

次作のキングギドラ戦でも登場するが、攻撃が通用しないばかりか逆にキングギドラの圧倒的な力の前にー方的にやられて敗れる。そこで1億3000万年前の中生代の白亜紀に、モルの反対を押し切って二度と現代に戻ってこられないことを承知の上でモルの歌の力を得てタイムスリップする。そこでの若い頃のキングギドラとの戦いで最初は多彩な技で奮戦するが、次第にキングギドラの反撃に苦戦し、羽を食いちぎられるなどの猛攻撃を受けてー度は瀕死の状態に追い込まれるが、正気を取り戻したロラの歌によって復活する。最終的には相撃ち(正確には、火山にキングギドラを運んでいき葬った後に起こった火山の爆発に巻き込まれて大ダメージを負う)となり、ついに力尽き長い眠りにつくが、3体の原始モスラ達の糸でつくられた「繭のタイムカプセル」に包まれ、その中で眠り続けた末に息を吹き返し、さらに力と能力を増した「鎧モスラ」(下記を参照)に変身して、再びキングギドラと対決するために現代に帰ってくる。モルは「良い人と悪い人をすぐに見分けられる」と言う。

『モスラ2』では眼などは以前のモスラの色の名残りを残し、緑色だったが、『モスラ3』では眼が青くなり、色調全体にも青さが増している。

  • 当初は白亜紀型キングギトラとの戦闘で足が1本もげて、片目が潰れる予定だった。
  • 造形物は『モスラ3』で新しく造形されている。
  • 原始モスラがレインボーモスラに糸を吐くシーンで糸の材料として使われていたシンナーがレインボーモスラに引火し全焼してしまい別のモデルで撮り直しした[15]

水中モード・モスラ[編集]

モスラ2』と『モスラ3』に登場。

  • 体長:24メートル
  • 翼幅:30メートル
  • 水中速度:200ノット[注 10]
  • 飛行速度:マッハ15.5
  • 武器
    • クロスヒートレーザー・アクア:額からのレーザー。
    • アクアシールド:水を一瞬にして盾にかえる。
    • エックス・サンダービーム:全身を発光させ、その光を光線にして放つ。
    • イリュージョン・ミラージュ・アクア:分身攻撃。ダガーラの体内に入ることができる。

水中戦を得意とするダガーラに対抗するためレインボーモスラが変身した水中形態。これにより、これまで水中戦が苦手だったモスラもダガーラと互角以上の戦いを繰り広げる。分身攻撃も可能。水への抵抗を少なくし、早く泳げるようにするため翼は斜めに小さくなっている。しかし、ちゃんと飛ぶことはできる。体型もレインボーモスラの時より若干細身になっている。頭の形も少し鋭利な形に変わっている。尾のあたりに3本のひれのようなものが生え、翼が4枚に分かれている。

『モスラ3』ではレインボーモスラがタイムトラベルするときにも変身し、モスラ光速モードへ変身する際の途中形態でもある。「アクアモスラ」とも呼ばれる[17]。鳴き声はレインボーモスラのものとはかなり違う。

  • デザインは前作で高速飛行形態として考えられていたものが元になっている[18]。形状はトビウオ、もしくはスズメガに似ている。
  • 造形は東宝特美造形部[18]。ボディはラテックス、羽根は塩化ビニールで製作され、透明感を醸し出している[18]
  • イリュージョン・ミラージュ・アクアの描写は脚本にはなく、特技監督の川北紘一が前作との差別化のために撮影中に発案した[18]

モスラ光速モード[編集]

『モスラ3』に登場。

  • 体長:25メートル
  • 翼幅:30メートル

レインボーモスラが中生代にタイムトラベルするために、アクアモスラ(水中モード・モスラ)を経て変化した姿。羽の形や色がアクアモスラの時よりもかなり変わっている。アクアモスラと同じく羽が4枚にわかれており、頭の形もより鋭利な形になっている。全体的にさらに鋭角な体型となった。

  • CGのみであり、造形物はなし。

鎧モスラ[編集]

『モスラ3』に登場。「平成モスラ三部作」史上最強のモスラである。

  • 体長:25メートル
  • 翼長:50メートル
  • 体重:2万トン
  • 武器
    • 鎧・クロスヒートレーザー:額からのレーザー。レーザーの色は虹色から青色になっていて威力がかなり強化されており、その威力はレインボーモスラの時の3倍の威力である[19]
    • 鎧・翼カッター:翼の硬いエッジで体当たりするとともに敵を切断。
    • エクセル・ダッシュ・バスター:グリーンモスラの技の一つであるエクセル・ダッシュの強化版で、体全体をフラッシュエネルギーで光り輝かせて、そのまま敵を通過しその体を突き破る最強の技[19]。キングギドラを倒した必殺技でもある。

レインボーモスラの時にキングギドラに敗れ、これを倒すべく中生代へとタイムトラベル、白亜紀型キングギドラを撃破し絶命した後、原始モスラ達の作った繭の中で1億3千万年も眠った末に息を吹き返して復活し、変身した究極の形態。

その名の通り体全体が鎧のように硬くなっており、キングギドラの強力な引力光線をも受け付けていないうえ、その引力光線を束ねて放つトリプルトルネードを受けても、平気で飛んでいられるほどである。羽も同様に強化されてカッターのように使えるようになっており、大抵の物質は切断・破壊が可能(鎧・翼カッター)となっている(キングギドラとの2度目の戦いの際には、体当たりで片方の翼を切り落とすほど、強力かつ鋭い切れ味である)。また羽の形がぎざぎざした形に変わっており、色も変化している。

額にある単眼が三つだったのが一つになっており、そこから発射される光線(鎧・クロスヒートレーザー)は以前のレインボーモスラと比べ、さらに威力が強化されてより強力なものになっていて、これによりレインボーモスラのときには通用しなかったキングギドラにダメージを与えられるようになっている。

全体的に体長や翼長など、レンボーモスラの時よりもかなり大きくなっており、体重も大幅に増加している。さらに体格では自身をはるかに上回るキングギドラを体当たりであっさり押し返し地上に叩き落すなど、基礎的な力も数倍に強化されている。

胴体も鎧に覆われているため、足が存在しておらず、触角もなくなっており、代わりに頭の両サイドに突起物がはえている(頭の下の辺りにも同じように、両サイドに上のものよりも短い突起物が存在している)。また、体毛も一切生えていない。

その圧倒的なパワーでキングギドラを青色の塵に分解して倒す。戦闘後は鎧を解除し、親モスラに似た鎧モスラ・エターナルに変身する。

鎧モスラ・エターナル[編集]

『モスラ3』のラストに登場。キングギドラを倒した直後に鎧モスラが鎧を脱いだ姿。「平成モスラ三部作」での最終形態である。

  • 体長・体重・翼長は変身前の鎧モスラと同じ。

姿形こそは鎧モスラの形そのまま(頭部に関しては、鎧モスラのときにはなかった触角があったり、体毛があったり、足が存在したりと微妙にちがうところもある)であるが、親モスラによく似た温厚そうな外見をしていて、体色や羽の色も鎧モスラとはかなり違っている。額の単眼が消えた非戦闘モードである。

結晶化したモルを蘇らせる。キングギドラのドームから開放された子供たちを見守るように羽ばたいた後、モルとロラとともにインファント島へ戻る。

フェアリー[編集]

  • 体長:17.8センチメートル(1作目・『2』)[9][20]→18センチメートル(『3』)[21]
  • 翼長:30センチメートル[9][22]
  • 体重:不明[9][22]
  • 飛行速度:マッハ1

エリアスが乗る小型のモスラ。外見は親モスラと全く同じである。守護神であるモスラの眷属(=神の使い)であり、モスラの変化とともに外観も変化する。武器は触角からの光線(インパルサー)。周囲には微弱な結界があり、高速飛行時においてもエリアス姉妹を保護する。物質の分析やゴーゴの様な異生物との交信も可能。

『2』では、植物のパワーを受けたモスラの影響により、翼の色が緑色に変化している[23]

親モスラ[編集]

モスラ』(1996年)に登場。

  • 体長:25メートル
  • 翼長:50メートル
  • 体重:6千トン
  • 飛行速度:マッハ5
  • 武器
    • ビームパルサー:触角からの光線
    • フラッシュダッシュ:一時的に飛行速度をマッハ80に高め体当たり
    • プレッシャーフィールド:鱗粉を撒いて雷攻撃
    • スタントリガー:足に高圧電流を纏わせて直接触れる
    • ミルキーウィップ:触角から出す小型の鞭
    • 脚力は子供ほど強力ではないが、2万トンの重量を持つことができる。

先代のモスラ。卵を産んで死を待つところに出現したデスギドラに立ち向かう。

最初は多彩な技で大奮戦するが、次第にデスギドラの圧倒的なパワーに苦戦を強いられるようになる。その後、幼虫と共に立ち向かうがそれでも歯が立たない。デスギドラを挑発、ダムを破壊させて濁流にデスキドラを飲み込ませた後に、幼虫モスラを海上まで連れていき、そこで力尽き、幼虫に全てを託して海の底へ沈んでいく。

触角から光線を発射し、羽から稲妻を落とし、鱗粉をばら撒き、高速で体当たりするなど多彩な技を持つ。また、死ぬ間際に幼虫に屋久杉のことを教えるなど、知識も豊富である。この個体は『ゴジラvsモスラ』の成虫と容姿がそっくりで共通の技も多いが、作品的つながり(小美人の呼称や作品の背景等)は皆無のため別個体である。

  • 造型物は東宝映像美術により新造され[24]、サイズも1メートル程度と小さくなった。当初流用する予定だったが破損が激しいため新造形する際に、操演しやすい大きさへと改められた。アップ用とアクション用の二種類を使い分けている[12]
  • 本作では初めてモスラの産卵シーンが描かれており、全身から放たれた赤と青の光の粒子が寄り集まって卵に変化するという表現になっている。

原始モスラ[編集]

『モスラ3』に登場。

  • 体長:15メートル
  • 体重:2千トン

中生代に生息していたモスラの祖先。人類による環境破壊以前の時代のため、複数の個体が存在し、劇中には幼虫が3体登場した。外見は現代のものとはかなり違う。

レインボーモスラが鎧モスラへと変身するきっかけを作ったのは彼らであり、白亜紀型キングギドラを倒して力尽きたモスラを繭に包み、復活させ現代へ送った。成長した後の姿は劇中では確認されていない。

  • ゴジラ FINAL WARS』のガイガンのガレージキットには、「ガイガンは太古以来のモスラの宿敵である」という設定に基づき、ベース(キットの土台)に複数の原始モスラ幼虫が造形されたものが存在する。

ゴジラシリーズのモスラ[編集]

モスラはゴジラシリーズにも何度も登場しており、「ゴジラ以外の怪獣」としての登場回数ではトップである。ゴジラは成虫に対しては何度か勝利するが、幼虫を完全に倒す場面は一度もない。

昭和期シリーズ[編集]

  • 成虫(各作品共通)
    • 体長:135メートル
    • 翼長:250メートル
    • 体重:1万5千トン

『モスラ対ゴジラ』[編集]

  • 幼虫
    • 体長:53メートル

成虫と、新たに卵から産まれた双子の幼虫の計3体が登場。成虫は『モスラ』に登場する個体。ゴジラが霞むほどの巨体だが、それでも老齢期のため東京タワーで羽化した時より小さいとされる。

産んだ卵が台風により日本まで流され、その卵をゴジラが襲おうとしたため、卵を守るために残り少ない命を承知で日本に飛来する。ゴジラを衝撃波と引きずり攻撃、そして熱線を回避する機敏性で苦しめたが、肝心の鱗粉攻撃で決定的なダメージを与えられず、逆に放射能熱線が直撃して顔と羽を焼かれる。そのまま撃退かなわず、卵をかばうようにして着陸、力尽きる。卵から生まれた2体の幼虫(双子は赤い目と、青い目をしている)がゴジラを糸で封じて海へ落とし、インファント島に帰還する。この内1体(青い目のほう)は後に死亡(後述)。

  • 関連書籍などでは幼虫は二代目モスラとも表記される[25]
  • 成虫は歴代で一番巨大な全長2メートル程度のものが造形されている。1966年7月19日に放送された『11PM』の大阪、よみうりスタジオで収録された「怪獣供養」ではモスラ(成虫)の遺影が飾られている[26]
  • 体色は『モスラ』での淡いベージュから、光沢のある赤茶色に変更されている。
  • 産まれた2匹は、青目と赤目だが、島に上陸した際はいずれも青目になる。
造形
幼虫・成虫とも頭部造形は利光貞三、胴体は八木寛寿八木康栄村瀬継蔵による。本作のために新規造形され、『モスラ』に使用したミニチュアと併用している。
成虫の新規造形版は複眼が真円に近いのが特徴で、複眼を表現する無数の丸いへこみが前作では裏側だったのが、本作では表面に穿たれており、内部に仕込まれた電球で発光する[27]。口、腹、6本の足それぞれが電動モーターによるリモコン操作で動く[27]。翼は前作同様、天竺布で作られた。くちばしは木製の芯にゴムを塗ったもの。
幼虫は自走式の車輪を内蔵したものと、ウレタンで作られたアクション操演用の2タイプが、双子ということで2つずつ作られた。卵を破って出現するシーンには、顔面が2尺ほどの大きさの、手踊り式の上半身ミニチュアが使われた。くちばしは木製の芯にゴムを塗ったもの。自走式のミニチュアの内部メカは、のちにTV番組『ウルトラQ』の怪獣ナメゴンの自走ギミックに流用されている。
幼虫が噴き出す糸は、ゴム糊をシンナーで溶いたものをスプレーのように吹かせて表現した[27]。撮影時にはスタッフの顔もゴム糊が付着したという[27]
卵は、遠景シーンはマット画による合成で、本編班では部分的に造られた実物大の造形物で表現された[28][27]

『三大怪獣 地球最大の決戦』[編集]

幼虫が登場。前作まで青かった眼は赤に変更されている。『モスラ対ゴジラ』に登場した幼虫と同じ個体とされるが、2体のうち1体は死亡したと劇中で小美人が説明する。

キングギドラ来襲の際に小美人が呼び寄せた。ゴジラとラドンに対して共闘を呼び掛けるも「いつも我々をいじめてきた人類を守る必要はない」と拒否され、止むなくキングギドラに1体で立ち向かうが勝負にならず、その悲壮な姿にゴジラとラドンもついに心を動かし、共闘の末にキングギドラを宇宙へ追い返す。ラドンの背に乗り、キングギドラを糸でがんじがらめにする活躍を見せる。

  • 前作『モスラ対ゴジラ』での、自走式と操演用の2種の造形物の流用[29]

『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』[編集]

成虫が登場。上の2作品に登場した幼虫が変態した姿ともされるが[30][31]、劇中では特に言及されていない。最初は眠っていたが、秘密結社「赤イ竹」に拉致されたインファント島の人たちを救出するため復活。戦うことが目的ではないので、襲いかかろうとするゴジラを羽でチョップし、追い払う程度で済ませる。

  • 造形物は『モスラ』で作られた大型のミニチュアと、『モスラ対ゴジラ』で作られたメインのミニチュア(「吊りモデル」または「飛びモデル」とも呼ばれる)を流用。天竺布の翼に、補強のため針金が縫いこまれている。『対ゴジラ』の小型成虫と『モスラ』の成虫を平行して使用するメイキング写真が現存する。
  • インファント島で眠るシーンはマット画で表現された[32]
  • モスラの登場は当時の人気調査で一番になったからと東宝取締役の後藤進が述べている[32]
  • 小美人役のペア・バンビがモスラの頭に乗るシーンではモスラの体毛をススキで表現している[33]

『怪獣総進撃』[編集]

  • 幼虫
    • 体長:40メートル
    • 体重:8千トン

怪獣ランドに住む怪獣として幼虫が登場。赤眼。ゴロザウルスと同居している。前作までの個体やインファント島、小美人との関連性はない。キラアク星人に操られ、北京の列車や東京のモノレール駅を破壊。その後、富士のすそ野でキングギドラと相対し、クモンガと共に糸でこれを牽制、他の怪獣たちの戦いをサポートする。

  • 関連書籍などでは三代目モスラとも表記される[30][31]
  • 地下鉄ビルの壁面を破って現れるモスラ幼虫には、木製のミニチュアが使われた。

平成VSシリーズ[編集]

『ゴジラvsモスラ』[編集]

  • 幼虫
    • 体長:120メートル
    • 体重:1万5千トン
  • 成虫
    • 翼長:175メートル
    • 体重:2万トン
    • 飛行速度:マッハ2

地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る(ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。

超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。

  • これまでのシリーズと直接の繋がりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある[31]
造形
生頼範義のイラストを基に三面図が作られ、造形デザインとした。造形は「ツェニー」(村瀬継蔵)。村瀬は1961年の『モスラ』でもモスラの造形を行っている。村瀬が成虫・幼虫合わせ、東宝特殊美術部から発注を受けたのはクランク・インのわずか1カ月前だった。村瀬は年明けから見込みで準備をしたおかげで、なんとかこれに間に合わせたと語っている。
幼虫は自走式の車輪メカニックを内蔵した8(2.4メートル)と5尺(1.6メートル)の大小2種作られた。このメカニックに大きな車輪が入手できず、小さな車輪を使用せざるを得なかったため、芋虫らしい節運動が表現できなかったことを悔やみ、川北紘一は「やり直したい部分」と述べており、1996年公開の『モスラ』にてその雪辱を果たしている。
成虫はラジコンで各部が動く、翼長が10尺(3.5メートル)あるものと、3尺(1メートル)の大小2種作られた。アクションシーンのほとんどは小サイズのものを使用している。鱗粉(りんぷん)には、金粉が使われた。
幼虫が噴き出す糸は、発泡スチロールの細かい粉を吹かせる手法で表現した[34]。村瀬継蔵は幼虫の体表のテカリを表現するため、1961年の『モスラ』で使用した、「ビニールゾル(ソフトビニール)」による表面塗膜を本作でも再使用している。

『ゴジラvsスペースゴジラ』[編集]

フェアリーモスラ
『ゴジラvsモスラ』で宇宙へ飛び立ったモスラが、スペースゴジラの脅威を知らせるために地球へ派遣した成虫の姿の分身体。本編に登場する人物でその姿を見るのは超能力者の三枝未希のみ[35]
  • 翼長:30センチメートル

新世紀シリーズ[編集]

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』[編集]

  • 成虫
    • 翼長:75メートル
    • 胴幅:5メートル
  • 幼虫
    • 全長:30メートル
    • 全幅:5メートル
    • 全高:6メートル
    • 体重:1万トン
  • 繭全長:33メートル

護国三聖獣の1体である鳳凰海の神・最珠羅」として登場するが、従来のモスラと違って海を泳ぐシーンはない。インファント島及び小美人との関連性はないが、小美人を思わせる少女2人組[注 11]がモスラを見上げる姿が劇中で見られる[注 12]。外見は従来と異なり、体毛がなく脚や尾ものようである。眼の色も青色ではなく紫色で、羽の模様も従来とは異なっている。『護国聖獣伝記』では尾に孔雀のような羽根が描かれている。

今作では厳密には人類の味方ではないため、鹿児島県の池田湖から出現した際には、を溺死させようとした不良たちを襲い、逆に溺死させる。

その後、湖面に繭を作り成虫となる。飛行してゴジラの迎撃に向かい、途中から参戦したギドラと共にゴジラを迎え撃った。しかし、ギドラがゴジラの攻撃で気絶、再びローンバトルを強いられた上、ギドラへのとどめとして放たれたゴジラの熱線からギドラをかばってこれを2回受け、燃やし尽くされる。そのエネルギーをギドラに与え、完全体である「千年竜王・キングギドラ」へ変化させる。なお、従来のモスラが使った鱗粉や光線は使わず、尾から飛ばす無数の毒針と脚による引っかきが攻撃方法。

  • 紫色の眼や白い羽毛は女性的なイメージを持たせようという主旨による[36]
  • 幼虫は『モスラ』(1996年)の頭部モデルを加工したものを使用している。
  • 本作のイラストポスターではVS版のモスラ風に描かれている。

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』[編集]

  • 成虫
    • 体長:36メートル
    • 翼長:108メートル
    • 体重:1万2千トン
  • 幼虫
    • 全長:43メートル
    • 体重:9千トン

初代モスラの子孫。成虫は小笠原諸島の曾孫島で卵を生んだあと中条の別荘のある軽井沢に向かう。機龍(メカゴジラ)に代わりゴジラと戦う。鱗粉及び脚による引っ掻き攻撃でゴジラを苦しめるが、ゴジラに右前足を食いちぎられてしまう。援護にやってきた自身の子である2体の幼虫(双子の姉弟)をかばい、ゴジラの熱線に敗れる。

2体の幼虫は機龍と共にゴジラと戦い、機龍のスパイラルクロウで体を貫かれて怯んだゴジラを糸でからめて動きを止める。機龍が身動きのとれないゴジラと共に海に沈んだあと、幼虫はインファント島に帰っていく。感情がたかぶると眼の色が青から赤に変わる。幼虫が双子であることは小美人も予想外だったらしく、驚きを見せる。

  • ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は当初平成モスラシリーズの続編として企画され、このモスラが登場する予定だったという話もある。真偽は不明だが、宇宙船第108号での造型担当若狭新一の「当初このモスラを(羽の色を暖色系へ変更して)造型する予定だった」というコメントはそれを裏付けているのかもしれない。
造形
デザインは西川伸司
成虫のデザインは脚部以外は初代に準じている。造形物にはアメリカから取り寄せた毛皮を使用。翼長は3.7メートルにもなる。これまでの成虫はピアノ線で上からのみ吊っていたが、それでは下への羽ばたきが弱いため本作では下からもピアノ線で吊っている。また、羽ばたきの強弱に合わせて内部に仕込んだ重りの量を調節し、自然な羽ばたきを表現している[37]
幼虫は区別のためスタッフによってそれぞれ「花子」「太郎」と呼ばれていた。オスは牙と尾の突起物が長く顔の斑点が多い、メスは牙と尾の突起物が短く顔の斑点が少ない。造形物は自走式、操演用、海用、孵化シーンの頭部のみのギニョールが製作された。

『ゴジラ FINAL WARS』[編集]

  • 成虫
    • 体長:72メートル
    • 翼長:216メートル
    • 体重:2万5千トン

インファント島の守護神という基本設定はそのままであるが、伝承によれば「かつて先祖がガイガンの襲来に際して戦いを挑み、敗れた」とされている。これにより古代の地球ではX星人達によるミトコンドリアの収穫が滞りなく行われ、後に「ミュータント」と呼ばれる地球人との混血種が誕生するに至ったと考えられる。インファント島の壁画には2匹の幼虫が描かれている。

ガイガンが再起動し、X星人達の地球侵略が苛烈を極める地上に復活、モンスターXと改造ガイガンに苦しむゴジラの援護に現れる(ただし、タッグ戦は行わず、また劇中ゴジラと一緒に映っているシーンはない)。ガイガンとの空中戦においてカッターで羽の一部を切断され、その後、モンスターXと改造ガイガンを突進技(ボンバーラリアット)ではねとばし、ガイガンに毒鱗粉を浴びせた後、光線で大爆発して倒されたかに思われたが、その光線を爆炎として身にまといガイガンに体当たり(技名:ファイヤー・ヒート・アタック。この状態のモスラを「ファイヤーモスラ」と呼ぶ)してこれを倒す。ガイガンと共に爆散したかと思われたが、エンディングで小美人の待つインファント島へと帰還する(切断された羽は元通りになっている)。

  • 脚本段階ではファイヤー・ヒート・アタック後にそのまま海に飛び込み自身を消火するという描写があった。
  • 造形物は前作の物の流用で、頭部の毛並みのみ多少変更している。

『怪獣プラネットゴジラ』のモスラ[編集]

成虫が登場。ゴジラ、ラドンと共に緑の惑星「怪獣プラネット」に生息していた。飛来した宇宙探査船アース号に対して超音波光線で襲いかかるが、アース号が惑星からのワープによる離脱を行った後、地球の銀座に出現し、東京駅方面から出現したゴジラと遭遇、鱗粉攻撃などで激しい戦闘を行う。アース号から散布された惑星の緑の木の実を浴びて大人しくなり、光に包まれて宇宙へ帰る。

  • 造形物は『ゴジラvsモスラ』の流用。
  • 体長と体重は不明だが大きさは『vsモスラ』のモスラの半分ほどである。

『ゴジラアイランド』のモスラ[編集]

ゴジラアイランドの怪獣として登場する。生息地は「モスラのどうくつ」。造形物はいずれもバンダイのソフトビニール人形。怪獣救済募金として「モスラの羽根」なるものが作品世界に存在する。

親モスラ[編集]

子モスラより後に登場。「モスラのどうくつ」に棲息している。平和を愛する守り神で、得意技は燐粉攻撃。これでザグレスの赤外線自動砲を狂わせた事もある。

空を飛べる敵怪獣相手に戦ったり、ジュニア救出の際に鱗粉をばら撒いて赤外線自動砲を狂わせるなどして活躍したが、後に寿命が近付き、いつ死んでもおかしくない状態となる。そんな折りにヘドラが出現。無理を押して果敢に立ち向かった末、最後の力を振り絞ってヘドラをゴラス火山の火口へ落とすが、その直後に起きた噴火に巻き込まれて死亡する。その後、ヘドラを倒した新モスラの前に霊体となって現れ、「さようなら」と告げて消える。

子モスラ(新モスラ)[編集]

親モスラが産んだ双子のうちの一匹。初期から登場し、幼虫時代もX星人によって凶暴化したゴジラ達を説得したり、ゴジラとラドンと共にキングギドラと戦ったりする。

後に成長して繭を作るも、その前の親モスラが死亡した際のショックで成長を拒むが、トレマの必死の呼びかけで成虫化、ゴジラと共にヘドラを倒す。その後、親モスラが残した双子のモスラの卵が発見されると、洞窟の中で懸命に温め、双子を守るためにバトラと戦う。成虫の外見こそモスラレオだが、眼の部分が少し違う。武器は触角と羽からの光線と鱗粉攻撃。

ベビーモスラ[編集]

親モスラが産んだ双子の妹。元は2つの卵があったうちの1つだったが、昔バトラとの戦いの際に守りきれないと判断した親モスラの手によって、仮死状態でゴラス火山の中に隠されていた。

その後、ゴラス火山の噴火に伴い卵が発見され、初めは新モスラの手によって温められるが、メガロとデストロイアに奪われ、そしてマタンゴ島でバトラが卵を孵化させたことにより、バトラを親と思い込み、ゴジラアイランド中の怪獣を糸で縛り襲った。だが、用済みとしてバトラに攻撃されたことと、新モスラに卵の状態で温められていた時の記憶が甦ったことで正気に戻り、新モスラとゴジラと協力してバトラ達を追い払う。通常のモスラ幼虫の糸に加え、「平成三部作」のモスラレオの幼虫同様、プチレールガンを武器にしている。

その他の作品[編集]

ゲーム[編集]

モスラはゴジラ関連のテレビゲームのほとんどに登場。

  • ファミリーコンピュータ版ゴジラでは、成虫モスラがゴジラと共にプレイヤーが操作できる。
  • ゴジラ 怪獣大決戦』ではモスラの超必殺技「モスラ&バトラ攻撃」(隠し技扱い)でバトラがどこからともなく現れ、モスラと共に戦うという登場をしている。
  • セガサターンの『ゴジラ 列島震撼』では、モスラ、バトラとも登場。ガイガン登場マップでは、『ゴジラ FINAL WARS』に先駆けて、モスラ対ガイガンの戦いが行われる。また、バトラは二体同時に出現。当初は幼虫形態だが、撃破すると同時に成虫形態になって復活する。実質4体との戦闘を強いられ、バトラ自体の攻撃力も高めに設定されている上、自軍戦力は貧弱なため、苦戦を強いられる。

パチンコ・パチスロ機[編集]

  • 『CRゴジラ3』では実写カットは『ゴジラ FINAL WARS』の造形物を使用。
  • 『ゴジラ・パチスロウォーズ』の液晶演出に成虫と幼虫が登場。

映像以外[編集]

  • 1966年に朝日ソノラマから発売されたソノシート『大怪獣戦 30怪獣大あばれ!!』収録の「宇宙怪獣対地球怪獣」に宇宙怪獣と戦う地球怪獣空軍の一体として登場する[38]

亜種怪獣[編集]

バトラ[編集]

ゴジラvsモスラ』『ゴジラアイランド』に登場する。en:Battra

『ゴジラvsモスラ』[編集]

  • 幼虫
    • 体長:90メートル
    • 体重:2万トン
  • 成虫
    • 翼長:180メートル
    • 体重:3万トン
    • 飛行速度:マッハ2.5

モスラの亜種であり、地球生命が環境汚染などに対し造り出した怪獣。モスラと同様に地球の守護神というべき存在であるが、「守護」を目的とするモスラとは相反し、「破壊」を目的としている存在である。その名は「バトルモスラ」の略であるとされる[注 13]。別名「戦闘破壊獣[39]」、「黒いモスラ[40]」。

はるか太古の発達した文明時代に、気候を自在に操る機械が発明され地球生命を脅かしたため、文明を滅ぼそうと地球自らが生み出したとされる怪獣である。インファント島の遺跡にはバトラがモスラと同じ卵から生まれたことを示すと思われる壁画が描かれている。幼虫の時でも光線を放つなど、モスラに比べて、より攻撃的な能力を持つ。

体色は黒を基本とし、随所に赤や黄色がちりばめられ、羽には赤い稲妻模様が刻まれている。硬質な外骨格に包まれており、モスラの様に鱗粉を武器にすることはできないとみられる。触角ではない角を持つが、成虫になると飛行の邪魔にならないよう退化する。また肢がモスラよりもずっと長い。幼虫の泳ぎ方は、バタフライ泳法様である。

バトラはコスモスの築いた古代の文明を攻撃し、コスモスの守護神モスラによって最終的に北の海に封印されたが、その際の気候操作機械の破壊により地表のほとんどが海中に没し、コスモスの文明は滅びた。巨大隕石の落下による汚染が引き金となり20世紀に復活する。

復活したバトラはモスラをめがけて日本を通過。能登半島沖で受けた航空自衛隊F-15ミサイルをものともせず地中に潜り、名古屋に出現し名古屋城を破壊(『モスラ対ゴジラ』におけるゴジラの名古屋城破壊シーンのオマージュ)。名古屋テレビ塔付近で陸上自衛隊74式戦車部隊と戦い、角と目からプリズム光線を発射し多数を撃破するが、到着したツインメーサータンク92式メーサー戦車の攻撃を受け、テレビ塔を倒して再び地中に潜行後、フィリピン沖に出現。コスモスを守るためにゴジラの気を引いていた孵化したばかりのモスラに襲い掛かかり、モスラを跳ね飛ばした後にゴジラを攻撃し、結果ゴジラの怒りを買い、海底で激しく戦う。しかし、戦闘の衝撃がマグマ層に影響を与え、活動を開始した海底火山にゴジラ共々飲み込まれる。だが、バトラはモスラが羽化して成虫になろうとしている頃に姿を現し、海上で成虫となり再びモスラの元へ向かう。

横浜みなとみらい21でモスラと激しく戦いこれを撃墜、続いて先のマグマ層の活性化で噴火した富士山から現れたゴジラを迎撃。一時は瓦礫の下に押し込めるが、油断して返り討ちにあい投げ飛ばされる、あわやというところでモスラが加勢。次いでモスラの苦境に助太刀し大観覧車を持ち上げた、ついにモスラと共にゴジラに挑み、モスラの燐粉攻撃に対してプリズム光線を反射させてゴジラを狙い撃ち、これを戦闘不能に追い込んだ。その後、モスラに自分の本来の使命を伝え、モスラとともにゴジラを空輸しようとしてゴジラの上半身に着陸(モスラは尻尾)、ここで突如ゴジラが復活、喉笛を食いちぎられて、至近距離からの放射熱線の直撃を受ける。ゴジラを離さず北の海へと運び出すが、熱線を受けて絶命、ゴジラと共に北の海深く沈む。

本来の復活の目的は後に地球に飛来する巨大隕石の衝突を回避することであったが、ゴジラに倒されたために、モスラが代行する。

この隕石破壊や、上記の文明を滅ぼそうとする等、一方的な破壊を主眼としているためか、成虫時は耐久力に難があるとされる。ただしゴジラの熱線の直撃回数は6回と、前作のキングギドラ(4回)よりも多い。また、敵の背後のビルを崩したり、もぎ取った観覧車を叩きつけたりと、戦闘技術はモスラよりも高いようである。

の状態は存在せず、幼虫の状態から閃光とともに一瞬にして成虫に変態する。その成虫化の様子は、ユスリカの蛹が尾を上下に振りながら水面を泳ぎつつ羽化する姿を彷彿とさせるものである。設定ではモスラが完全変態を行うのに対し、バトラは不完全変態を行うとされており、漫画版では変態の際に残した抜け殻が発見される。

  • ゴジラvsスペースゴジラ』では、過去の映像の流用で登場している。
  • 幼虫のスーツアクター破李拳竜
  • 企画が『ゴジラVSギガモス』であったころの怪獣「ギガモス」が元となっている[41]
  • デザインの段階では「半二足歩行型で、翼の形状も蛾というよりカブトムシのようなイメージ」という、決定案とは大きく異なるものも存在した。
  • 鳴き声はラドンのものをアレンジしたもの[42]
  • ゴジラ FINAL WARS』劇中でバンクーバーの子供がバトラのソフビ人形で遊んでいるシーンがある。
造形
決定デザインは吉田穣、造形は「レプリカ」による。本社から「派手にするように」と指示があり、成虫ともども大変に色彩の派手な怪獣となっている。川北は「操演では動きが単調になるため、バトラは縫いぐるみにした」と語っている。
幼虫のバトラの縫いぐるみは1体だけ制作され、場面によって切り離したり接合し直して使っていて、また足元のかぎ爪が歩行の邪魔になるため、これを切除して撮影したカットもある。長い尾の部分には台車を内蔵して動きを助けており、海上を進むシーンでは演技者は入らず、メカニックを仕込んで撮影した。
成虫はラジコンで各部が動く、翼長が10尺(3.5メートル)あるものと、3尺(1メートル)の大小2種作られた。アクションシーンのほとんどは小サイズのものを使用している。

『ゴジラアイランド』[編集]

X星人の操る怪獣として、成虫のみ登場する。武器は目から発射するプリズム光線。『vsモスラ』と違い鱗粉攻撃が出来るようになっている。昔、ゴジラがいない頃のゴジラアイランドでモスラと争っていたことが司令官の口から語られている。

初登場はメガロと共にゴジラアイランドを襲った。続く「ジュニア誘拐編」でジュニアを誘拐し、マタンゴ島の砦に幽閉するが、赤外線自動砲の誤爆に倒される。その後「ガイガン編」に登場した後は暫く姿を見せなかったが、シーズン2の「二代目モスラ編」に登場し、ゴジラアイランドから拉致したベビーモスラの卵を温めて孵化させ、凶悪怪獣へと仕立て上げる。

幼虫そのものは出ていないものの、ザグレスがメカキングギドラを買った怪獣自動販売機のボタンのマークの1つとして登場する。

  • 鳴き声は途中までモスラの低めの声を使用していたが、シーズン2から鳴き声が映画と同一のものが使われた(同作で共演したラドンとの差別化のため)。[要出典]

ゴジラキラー[編集]

各作品の勝敗においては、ゴジラはモスラ成虫には3度勝つ( 『モスラ対ゴジラ』『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)が、幼虫には一度も勝つ場面はない。ただしゴジラが成虫に勝ったとされるいずれの場合も、寿命が近かった、何かをかばうために体を張って守った、などゴジラとの強さの差でモスラが負ける描写はない。

基本スタンスとして他の東宝怪獣が基本的に「人類の敵」、つまり悪役として描かれているのに対し、モスラは人類への警鐘者という点では通じるものの、基本的に人間に対しては積極的な敵対者ではない。このためモスラと他の怪獣が戦う作品では基本的にモスラは「人類の味方」、すなわち正義として描かれる。従ってモスラは最終的に勝利を得ることが圧倒的に多いのである。

最初の一戦である『モスラ対ゴジラ』は、「ゴジラシリーズ」の転機となった作品で、これ以降同シリーズは勧善懲悪の要素をはっきりとさせるようになった。

一方で元々寿命が短いという設定から、個体別の勝率はそれほど高くはない。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ これは多くの鱗翅目昆虫に見られるもので、本来天敵である鳥類を威嚇するためのものである。昆虫専門誌『月刊むし』は、「モスラにこのような目玉模様がある以上、(作品世界における)地球には少なくとも体長数100mの鳥が存在するに違いない」と指摘している。
  2. ^ 幼虫、成虫共、劇中で見せる能力や特徴では、現実のガの種類においてはコバネガに近いと言われる。(『世界珍虫図鑑』 川上洋一:編、人類文化社刊、ISBN 4756712002
  3. ^ 江戸時代の文献に出てくるオオムラサキの別名がヨロイチョウであるものの相似点が希薄とされていたが、ヒオドシチョウの別名がヨロイチョウであるとする見識もあり、翅の朱色と黒の模様に相似点がある。黒い前翅と朱の後翅の配色はヒトリガを、前翅の特徴的な眼状紋クジャクチョウをモデルにしたものと考えられる。
  4. ^ ゴジラ FINAL WARS』には最後にガイガンと対決した際のファイヤーモスラがあるが、これはパワーアップではない。
  5. ^ フェアリーを送り出すシーンは過去の映像にフェアリーを合成したもの。
  6. ^ 『東宝特撮映画大全集』ではオートバイのエンジンを内蔵と記載[8]
  7. ^ ヤマトタケル』のヤマタノオロチの着ぐるみ(10人)の登場まで最大人数を誇っていた。
  8. ^ この手法はのちに、村瀬が参加したエキスプロが担当した『仮面ライダー』の複眼にも使われている。
  9. ^ 歴代モスラの中で、分身体の状態で羽化するのは、このモスラだけである。デスギドラとの2度目の戦いの際は、分身攻撃でデスギドラを翻弄し、またダガーラとの戦いで水中モードになった時にも分身攻撃を行い体内に侵入。ベーレム発生装置を破壊する。
  10. ^ 「宇宙船 YEAR BOOK 1998」では、「時速370キロ」と記載している[16]
  11. ^ 演者は前田愛前田亜季姉妹。
  12. ^ 監督の金子は「双子の姉妹にちなんで顔出し出演のシーンをつけた」とインタビューで答えている。
  13. ^ 実際にこの名称で発売された商品もある。

出典[編集]

  1. ^ マーチャンダイジングライツレポート1998年8月号
  2. ^ 『GODZILLA怪獣博物誌』講談社、ISBN 4061032852 「モスラ追想」渡辺明
  3. ^ 間宮尚彦 2000, pp. 34、92.
  4. ^ 元山掌 et al. 2012, pp. 56、80、88、112、124、286.
  5. ^ 岩畠寿明 & 小野浩一郎 1991, pp. 68、70.
  6. ^ 元山掌 et al. 2012, pp. 234、282.
  7. ^ 別冊映画秘宝 モスラ映画大全 (洋泉社MOOK)P5
  8. ^ a b c d e 元山掌 et al. 2012, p. 57.
  9. ^ a b c d 宇宙船YB 1997, p. 9
  10. ^ a b c 宇宙船YB 1997, pp. 10-11, 「モスラEXCELLENT超図鑑」
  11. ^ 宇宙船YB 1997, pp. 9-10.
  12. ^ a b c d 宇宙船YB 1997, pp. 4-7, 撮影:飯塚康行「SFX FACTORY RETURNS!! in MOTHRA」
  13. ^ a b 元山掌 et al. 2012, p. 255.
  14. ^ 宇宙船YB 1999, p. 12.
  15. ^ 別冊映画秘宝 モスラ映画大全 (洋泉社MOOK)P143
  16. ^ 宇宙船YB 1998, p. 4.
  17. ^ オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 267.
  18. ^ a b c d 元山掌 et al. 2012, p. 259.
  19. ^ a b 宇宙船YB 1999, p. 13
  20. ^ オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 263、268.
  21. ^ オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 272.
  22. ^ a b オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 263、268、272
  23. ^ 宇宙船YB 1998, p. 5.
  24. ^ オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 263.
  25. ^ 野村宏平 2004, p. 271.
  26. ^ 特撮ニュータイプ2012年4月号
  27. ^ a b c d e 元山掌 et al. 2012, p. 81.
  28. ^ 間宮尚彦 2000, p. 98.
  29. ^ 元山掌 et al. 2012, p. 89.
  30. ^ a b 岩畠寿明 & 小野浩一郎 1991, p. 70.
  31. ^ a b c 野村宏平 2004, p. 272.
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参考文献[編集]

関連項目[編集]