KADOKAWA

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株式会社KADOKAWA
KADOKAWA CORPORATION
Kadokawa logo.jpg
種類 株式会社
市場情報
東証1部 9477
略称 角川
本社所在地 日本の旗 日本
102-8177
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
設立 1954年4月2日
(株式会社角川書店
業種 情報・通信業
事業内容 出版・映画配給及びソフトウェアの製造・販売
代表者 代表取締役社長 松原眞樹
代表取締役専務 井上伸一郎
売上高 1,473億9,200万円(2012年3月期)
営業利益 56億5,500万円(2012年3月期)
経常利益 59億0500万円(2012年3月期)
純利益 36億0400万円(2012年3月期)
純資産 770億5,000万円(2012年3月期)
総資産 1,287億5,100万円(2012年3月期)
従業員数 48名、連結:4,008名(非正社員含)
決算期 3月末日
主要株主 角川歴彦 7.52%
日本生命保険相互会社 5.98%
日本トラスティ・サービス信託銀行 5.09%
株式会社バンダイナムコホールディングス 4.81%
財団法人角川文化振興財団 4.6%
株式会社みずほ銀行 4.13%
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 3.78%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2.7%
株式会社ドワンゴ 2.68%
マスダアンドパートナーズ株式会社 2.58%
(2012年3月31日現在)
主要子会社 KADOKAWAグループ#傘下のグループ企業の項参照
関係する人物 角川歴彦佐藤辰男、本間明生
外部リンク http://www.kadokawa.co.jp/
特記事項:2013年に角川グループホールディングスより社名変更。掲載情報は角川書店他を吸収合併する以前のもの。
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株式会社KADOKAWA(カドカワ、: KADOKAWA CORPORATION)は、日本出版社および映画会社。法人格としては1954年昭和29年)に創業した角川書店(初代)、旧角川グループホールディングスと同一である。

概要[編集]

角川書店を母体とする角川グループの統括持株会社として2003年平成15年)に株式会社角川ホールディングスへ社名を変更し、事業会社の角川書店(2代目)を分割した。その後、2006年(平成18年)に株式会社角川グループホールディングスへ社名を変更したが、2013年(平成25年)4月1日に角川グループパブリッシングを吸収合併して事業会社化し、同年6月23日株式会社KADOKAWAへ社名変更する[1]。同年10月1日付で角川書店(3代目)他のグループ会社を吸収合併した[2]

東京証券取引所第一部上場(証券コード:9477)。

沿革[編集]

会社設立から持株会社化(2003年3月31日)までの詳細は角川書店を、2003年4月1日から2013年9月30日までの詳細は角川グループホールディングスを参照。

1945年、国文学者の角川源義により創業。出版第1号は佐藤佐太郎歌集「歩道」。

創業当初は国文学関連書籍に強みを持つ出版社であったが、1970年代に入って角川文庫を文芸路線から横溝正史を初めとする一般大衆向けに路線転換し、成功を収める。1975年角川春樹が社長就任後、翌年には映画製作に進出。書籍を映画化しテレビコマーシャルを利用して大々的に販売するメディアミックス戦略を成功させ、日本映画界に角川映画旋風を巻き起こした。

1980年代からは『ザテレビジョン』や『東京ウォーカー』などの情報誌、ゲームソフト制作なども行うようになり、80年代後半には漫画雑誌やゲーム雑誌を多数創刊。1988年には角川スニーカー文庫を創刊し、後には関連会社(アスキー・メディアワークス富士見書房)も含めて、ライトノベル市場の国内最大手となった。

2003年4月1日に持株会社に移行し、角川ホールディングスに社名変更して純粋持株会社となる一方、事業会社として新規に株式会社角川書店を設立する。2006年に株式会社角川グループホールディングスへ商号変更したが、2013年4月1日に角川グループパブリッシングを吸収合併して事業持株会社化し、同年6月23日に株式会社KADOKAWAへ商号変更[1]。同年10月1日付で角川書店(3代目)他のグループ会社を吸収合併した[2]

  • 1945年11月10日 - 角川源義が角川書店(初代)を創業。
  • 1954年4月2日 - 株式会社に改組。資本金は385万円。
  • 1975年 - 源義が死去。編集局長の春樹が社長に就任。
  • 1976年 - 春樹が株式会社角川春樹事務所を設立。映画製作と出版を連携。角川文化振興財団を設立。
  • 1988年 - 株式会社角川春樹事務所を吸収合併。以後、映画製作は角川書店本体が行なう。
  • 1991年 - 株式会社富士見書房を吸収合併。角川書店内の富士見事業部として営業を継続。
  • 1992年 - 副社長の歴彦が辞任。退社して株式会社メディアワークスを創業。
  • 1993年 - 春樹がコカイン密輸事件で逮捕され、社長を解任される。歴彦が顧問として角川書店に復帰。さらに社長に就任。角川メディアオフィス、ザテレビジョンなど関係会社を吸収合併。角川書店内の雑誌事業部、ソフト事業部、雑誌編集部とする。
  • 1995年 - 株式会社ヘラルド・エースを傘下に修める。
  • 1998年11月 - 東京証券取引所市場第二部上場。
  • 2002年 - 映画会社大映を買収し、角川大映映画を設立。主婦の友社傘下だったメディアワークスを子会社に。
  • 2003年4月1日 - 角川書店が商号変更し、株式会社角川ホールディングス発足、持株会社化。同時に会社分割し出版業務を新たに設立した株式会社角川書店(2代目)に事業譲渡。
  • 2004年
    • 1月 - 角川書店からエンタテインメント事業部を分割、株式会社角川大映映画に譲渡。
    • 3月18日 - 株式会社メディアリーヴスの株式公開買い付けを実施し、同社を子会社とする。
    • 9月1日 - 東京証券取引所市場第一部上場。
  • 2005年10月1日 - 角川書店から富士見事業部を分割、新たに株式会社富士見書房を設立。
  • 2006年
    • 4月1日 - 角川書店からウォーカー事業部と雑誌事業部のザテレビジョン部門を分割、ウォーカー事業部と角川書店北海道、ウォーカープラスを統合した「角川クロスメディア」、ザテレビジョン部門と角川インタラクティブ・メディアを統合した「角川ザテレビジョン」を新設。
    • 7月1日 - 商号を株式会社角川グループホールディングス(角川GHD)に変更。
  • 2007年1月 - 角川書店を分社し、出版事業部・カルチャーコンテンツ事業部を新設する株式会社角川書店(3代目)に、雑誌事業部を株式会社角川マガジンズに、映像関連子会社とその管理を角川ヘラルド映画にそれぞれ承継・吸収。出版販売・調達等事業サポート部門を株式会社角川グループパブリッシングに社名変更。角川GHDは角川書店内にあった経営管理・統括部門を承継。また、雑誌事業部門統括会社として株式会社角川マガジングループを分割設立。
  • 2008年
    • 4月 - 角川マガジングループの商号を株式会社角川マーケティングに変更すると共に、角川GHD・角川書店傘下のクロスメディア事業子会社を委譲。
  • 2009年
  • 2011年
    • 5月26日 - 株式会社ドワンゴと資本提携し、ドワンゴが角川GHDの自己株式73万株を、角川GHDがドワンゴの自己株式及び新株計16,800株をいずれも第三者割り当てで取得すると発表。
    • 11月12日 - 株式会社リクルートから子会社の株式会社メディアファクトリーの全株式の譲渡を受け、同社を子会社化。
  • 2013年
    • 3月8日 - エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社からドワンゴ株式を追加取得し12.23%を保有する第2位株主となる[3]。またドワンゴ子会社の株式会社スカイスクレイパーの株式60%を取得し子会社化、商号をスマイルエッジに変更。
    • 4月1日 - 株式会社角川グループパブリッシングを吸収合併[4]
    • 6月22日 - 商号を角川GHDから株式会社KADOKAWAに変更[1][2]
    • 10月1日 - 連結子会社9社(株式会社角川書店、株式会社アスキー・メディアワークス、株式会社角川マガジンズ、株式会社メディアファクトリー、株式会社エンターブレイン、株式会社中経出版、株式会社富士見書房、株式会社角川学芸出版、株式会社角川プロダクション)を吸収合併。角川プロダクションを除く8社はいずれもブランドカンパニーとして存続する。この日より提供クレジットやCMの最後に挿入されるサウンドロゴも基本的にKADOKAWAに統一[注 1]し、商号に「角川」を冠したグループ企業についていた不死鳥マークも引き継いだ[注 2]。キャッチコピーは「新しい物語をつくろう。」。
    • 12月26日 - 株式会社汐文社の発行済み株式を全取得し子会社化する[5]
  • 2014年

メディアワークス問題(お家騒動)[編集]

1992年、当時の社長・角川春樹の下で副社長を務めていた春樹の実弟・角川歴彦が春樹との路線対立から突如辞任し、株式会社メディアワークスを設立。これに伴い歴彦が社長を務めていた角川メディアオフィスの従業員も大挙して退社、メディアワークスに移籍するという分裂状態が発生した。その後春樹がコカイン密輸容疑で逮捕され、春樹が社長を解任されると歴彦がメディアワークスの社長を兼務する形で角川書店に復帰し、最終的にはメディアワークスを角川書店の事実上子会社化することで決着を見た。その後、歴彦は角川ホールディングス会長に就任している。

ブランドカンパニー[編集]

エンターテイメントコンテンツクリエーション事業統括本部[編集]

メディア&インフォメーション事業統括本部[編集]

主な連結子会社[編集]

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関連会社(持分法適用会社)[編集]

[11]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ メディアファクトリーは製品のCMの最後に挿入されるサウンドロゴは以前のまま使用していたが、2014年作品からはKADOKAWAのサウンドロゴを使用している。
  2. ^ 一部の変化はあるが、基本デザインは角川書店時代のものを踏襲している。

出典[編集]

  1. ^ a b c “連結子会社の吸収合併並びに商号及び定款の一部変更に関するお知らせ” (プレスリリース), 株式会社角川グループホールディングス, (2013年3月28日), http://www.kadokawa-hd.co.jp/topics/20130328_csmch.pdf 2013年7月6日閲覧。 
  2. ^ a b c 角川グループホールディングス、子会社9社を吸収合併”. INTERNET Watch (2013年3月28日). 2013年7月6日閲覧。
  3. ^ 47NEWS ドワンゴが角川と提携強化 日テレとも資本関係 『共同通信』2013年3月4日
  4. ^ “当社完全子会社である株式会社角川グループパブリッシングの吸収合併に関するお知らせ” (プレスリリース), 株式会社角川グループホールディングス, (2013年1月9日), http://ir.kadokawa.co.jp/topics/09gh01da13.pdf 2013年7月6日閲覧。 
  5. ^ 株式会社汐文社の株式の取得(子会社化)のお知らせ,株式会社KADOKAWA,2013年12月26日
  6. ^ 会社分割(簡易新設分割)に関するお知らせ,株式会社KADOKAWA,2014年2月27日
  7. ^ 【速報】KADOKAWAがフロム・ソフトウェアの株式を取得、子会社化することが判明,ファミ通.com,2014年4月28日
  8. ^ 株式会社ドワンゴと株式会社KADOKAWAとの統合契約書の締結及び株式移転計画書の作成について (PDF)” (2014年5月14日). 2014年5月14日閲覧。
  9. ^ ドワンゴとKADOKAWA、経営統合を発表 新会社「KADOKAWA・DWANGO」10月設立”. ITmedia (2014年5月14日). 2014年5月14日閲覧。
  10. ^ KADOKAWAグループ会社一覧|角川メディアハウス
  11. ^ KADOKAWAグループ会社一覧|角川メディアハウス

外部リンク[編集]