ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線

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東京臨海新交通臨海線
(ゆりかもめ)
7000系車両(2006年3月27日)
7000系車両(2006年3月27日)
ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線の路線図
路線総延長 14.7 km
電圧 600 V (三相交流)
最高速度 60 km/h
tSTR
↑↓東京地下鉄銀座線
STRrg BHFq tKRZ
JR東山手線
STRrg BHFq tKRZ
↓JR東:京浜東北線
STRrg BHFq tKRZ
↓JR東:東海道線
tSTRrg tBHFq tKRZt
↓JR東:横須賀線
STRrg STRq tKRZ
JR東海東海道新幹線
STR uKBFa tBHF
0.0 U-01 新橋駅
STR ueBHF tSTRlf
新橋駅(仮駅)
KRZt umKRZt tBHFq
都営浅草線
STR uSTR tSTRrg
←都営:大江戸線
STR uBHF tBHF
0.4 U-02 汐留駅
KRZt umKRZt tSTRrf
STRrf uBHF BOOT
1.6 U-03 竹芝駅
uSTR
竹芝ふ頭伊豆諸島方面)
uBHF
2.2 U-04 日の出駅
uBHF
3.1 U-05 芝浦ふ頭駅
uELEVa
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uSTRlf-ELEV uSTRrf-ELEV uhSTR
uSTRrg-ELEV uSTRrf-ELEV
uWBRÜCKE-ELEVe
レインボーブリッジ
uBHF
7.0 U-06 お台場海浜公園駅
uBHF
7.8 U-07 台場駅
uBHF
8.4 U-08 船の科学館駅
uBHF
9.2 U-09 テレコムセンター駅
uBHF
10.2 U-10 青海駅
uWBRÜCKE
明海橋
uBHF
11.3 U-11 国際展示場正門駅
uKDSr uABZlg
車両基地
uBHF
12.0 U-12 有明駅
tSTRq umKRZt tBHFq
国際展示場駅
uSTR
東京臨海高速鉄道りんかい線
uBHF
12.7 U-13 有明テニスの森駅
uWBRÜCKE
有明北橋
uBHF
13.5 U-14 市場前駅
uBHF
14.0 U-15 新豊洲駅
tSTRlg uSTR
←東京地下鉄:有楽町線
tBHF uxKBFe
14.7 U-16 豊洲駅
tSTRrf uexSTR
uexWBRÜCKE
uexWBRÜCKE
uexKBFe
勝どき駅
tBHFq
←都営:大江戸線→
運転中の車内最前部
汐留駅へ進入中のゆりかもめの車両(2007年6月撮影)
豊洲駅のエンドレール。勝どき方面への延伸整備を見据え、レール末端部が勝どき方面に曲がっている(2007年4月29日撮影)。

東京臨海新交通臨海線(とうきょうりんかいしんこうつうりんかいせん)は、東京都港区新橋駅から江東区豊洲駅までを結ぶ、株式会社ゆりかもめが運営する新交通システム(特殊街路)である。

開通当初から愛称のゆりかもめもしくは新交通ゆりかもめで呼ばれることが多く、正式な路線名は一般にはほとんど用いられていない。なお、路線名は「東京臨海新交通臨海線」であり、「『東京臨海新交通』の『臨海線』」と分離すべきものではないのだが、これは運営会社の株式会社ゆりかもめが当初「東京臨海新交通株式会社」という社名を用いていたためである。都市計画事業としての名称は、東京都市計画道路特殊街路新交通専用道第1号臨海線1〜3である。

目次

[編集] 路線データ

  • 路線距離(営業キロ):14.7km
  • 案内軌条:側方案内式
  • 駅数:16駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電気方式:三相交流600V・50Hz
  • 最高速度:60km/h

[編集] 概要

新橋東京臨海副都心を結ぶ交通機関として、1995年(平成7年)11月1日に新橋 - 有明間11.9kmが開業した。開業当初の新橋駅は現在の位置より100m有明寄りの位置にあった仮駅で(現在この位置は汐留シオサイトの敷地)、2001年(平成13年)3月22日にJR新橋駅前の現在の位置まで移転・延伸された。2006年(平成18年)3月27日には有明 - 豊洲間2.7kmが延伸開業した。さらに、運輸政策審議会答申第18号では「目標年次(2015年)までに整備着手することが適当である路線(A2)」として豊洲 - 勝どきの区間が整備されることになっている。東京都港湾局による『まちづくり推進計画』では、利用状況を考慮した上で整備時期を検討するとしているが、豊洲駅の末端部にはすでに延伸のための準備が施されている。なお、2016年夏季オリンピック東京招致もあり、同区間には周辺にオリンピックのための競技場が建設される予定があることから、開催が決定した場合にはオリンピックのためのアクセス鉄道になる。

この路線は、1996年に開催される予定だった世界都市博覧会のアクセス線として注目を浴びたが、同博覧会を当時の青島幸男都知事が中止したことによって40億円の赤字を出すと言われていた。しかし、いざ開業してみると乗客は順調に増加して1日10万人以上を数えるようになり、最近の新線、特に案内軌条式鉄道としては数少ない黒字経営の路線となった。沿線には多数の観光資源(お台場有明汐留シオサイトにシティリゾートホテル・フジテレビ本社・アクアシティお台場デックス東京ビーチパレットタウン船の科学館大江戸温泉物語日本科学未来館東京みなと館テレコムセンターなど)やコンベンションホール(東京ビッグサイト)などの集客施設が林立し、これが利用増につながっていると見られる。また、車窓からの眺望の良さという要因も見逃せない。

使用車両は大半が日本車輌製造製だが、三菱重工業新潟トランシス(旧・新潟鐵工所)・東急車輛製造なども数編成を製造・納入をしている。車両については「東京臨海新交通7000系電車」を参照。

ATOによる無人自動運転を実施しており、全駅に東京地下鉄南北線と同じタイプのホームドアを設置している。運行中は車内に運転士車掌がいないため、車内での緊急時などには車内備え付けのインターホンで対応することになる。なお、早朝・深夜時間帯やATOの機能障害などの非常時に備えて行われる手動運転訓練時などには自動運転ではなく運転士が乗務しワンマン運転を行っている。この場合、車両最前部の座席は運転席となり、使用できない。

それぞれの駅ごとに様々な日本の伝統文様が割り振られ、ホームドアなどにこのモチーフが反復して使われている。例えばお台場海浜公園駅のモチーフは松葉色の地に白抜きの老松模様である。

運行系統は新橋 - 豊洲間の1系統のみだが、路線の免特許上は以下のように軌道法に基づく軌道区間と鉄道事業法に基づく鉄道区間(第一種鉄道事業)とが混在している。これは、その下を走る道が道路法に基づく道路であるか、それ以外の道(主として港湾法に基づく港湾道路)であるかの違いによるものである(新交通システムには、軌道区間と鉄道区間が混在している路線も多い)。

  • 新橋 - 日の出間(2.2km) - 軌道
  • 日の出 - お台場海浜公園間(4.7km) - 鉄道
  • お台場海浜公園 - テレコムセンター間(2.3km) - 軌道
  • テレコムセンター - 国際展示場正門間(2.1km) - 鉄道
  • 国際展示場正門 - 豊洲間(3.4km) - 軌道

[編集] 運行形態

昼間のダイヤを比べると、平日よりも土曜・休日の方が本数が多いのがこの路線の特徴である。

全線通しの運転を基本とするが、早朝 - 朝ラッシュ時と深夜に有明駅発着の列車も運転されていて、夜間滞泊も有明駅で行っている。日中は平日が5分間隔、土曜・休日が4分間隔での運転である。

お台場や有明近辺で花火大会やお台場冒険王コミックマーケットなどのビッグイベントがある時やゴールデンウィークなどの大型連休期間は臨時増発や特別ダイヤが組まれることがある。車両が小型である故に詰め込みが利かないので、特に、コミックマーケットの夏期間と重なることの多い東京湾大華火祭の時は開催直前には新橋駅に長蛇の列ができ、開催終了後には会場近辺の竹芝駅日の出駅芝浦ふ頭駅が大混雑し、乗車できない程の盛況ぶりを見せている。また、同催事開催日は一定の時間豊洲地区が立入禁止区域となるため、市場前駅新豊洲駅は一時閉鎖され、閉鎖時でも列車は通過せずに停車するものの、ドアは開かない。

駅構内の発車案内標には列車種別が表示されているが、現在はすべての列車が各駅に停車するため、全列車が「普通」(英字表示は「Loc.」)と表示される。

[編集] 歴史

  • 1995年平成7年)11月1日 - 東京臨海新交通株式会社の東京臨海新交通臨海線(愛称・ゆりかもめ)として新橋駅(仮駅) - 有明駅間開業。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 東京臨海新交通株式会社が株式会社ゆりかもめに社名変更。
  • 2001年(平成13年)3月22日 - 新橋駅 - 新橋駅(仮駅)間が開業。新橋駅(仮駅)廃止。
  • 2002年(平成14年)11月2日 - 汐留駅開業。
  • 2006年(平成18年)3月27日 - 有明駅 - 豊洲駅間延伸開業。同時に駅ナンバリングと音声案内装置が導入される。
  • 2006年(平成18年)4月14日 - 車輪脱落事故が発生。17日まで全線運休となる。

[編集] 駅の営業体制と駅務機器

日中は全駅に旅客案内を行うステーションスタッフが配置されているが、起点と終点であり定期券発売窓口を併設している新橋駅と豊洲駅以外は駅員がいない(豊洲延伸開業以前は有明駅に定期券発売窓口があり、同駅に駅員が配置されていた)。ただし多客時など不定期に他の駅も駅員が常駐していることがある。

このため、乗客が切符を誤購入した場合に備えて、各駅の自動券売機の切符取り出し口に誤購入した切符を挿入すると購入した金額が読み取られて購入運賃分の現金が現金受け取り口に返却されるという「誤購入払戻し機能」が搭載されている(ただし普通乗車券のみ対応)。また、防犯上の関係からか新橋・豊洲以外の駅ではICカード(PASMOSuica)へのチャージ(入金)に時間制限が設けられており、9:00 - 21:00以外はチャージができない。

第1次開業区間の新橋 - 有明間の一部の駅務機器(自動券売機および自動改札機)には旧式のものが使われており、自動改札機に乗車券(パスネット)の2枚投入およびICカードの使用ができないものがある。なお、これらの機器は順次更新していく予定である。

[編集] 駅の音声案内

2006年3月27日の豊洲への延伸開業に併せて駅構内に音声案内装置を設置した。このうち構内案内図・精算所・トイレ案内図の3つに関しては、各駅ごとに1名ずつ、計16名の声優を起用した音声案内システムを導入している。各駅ごとに異なった声優を起用した音声案内システムの導入は日本の公共交通機関としては初めての試みとなる。また、沿線地域での大規模イベント開催時にはイベント用の音声を使用することになっており、2006年8月11日 - 13日コミックマーケット70開催日)に初の運用が行われた。

[編集] 駅・車内放送について

豊洲延伸以前は有明方面は向山佳比子が担当していたが、延伸以降河本俊美が担当している。なお新橋方面は片山光男、車内放送は河本俊美が開業時から担当している。

[編集] フジテレビアナウンサーによるアナウンス

2007年10月21日から放送中のフジテレビ日曜日深夜番組アナ☆ログ』のコーナー「ひとりでアナ☆レポ」の企画で、同年10月18日から2008年3月31日まで本田朋子をメインにフジテレビの女性アナウンサー16人が当路線の車内アナウンスを期間限定で務めていた。放送内容は通常使用しているものと基本的に変更はない(12月までは、レインボーブリッジ通過中の本田朋子による代表者挨拶が追加で放送)。本田が声をかけた順に(豊洲方向へ)担当の駅を割り振っている。

また、2008年8月1日から8月31日にも『お台場冒険王ファイナル〜君が来なくちゃ終われない!〜』開催に合わせた『アナ☆ログ』とのコラボレーション企画で、フジテレビのアナウンサーが当路線の車内アナウンスおよび駅構内アナウンスを期間限定で務めている。対象となる駅は始発駅となる新橋駅本田朋子)・豊洲駅高島彩)とフジテレビ最寄のお台場海浜公園駅平井理央)・台場駅大島由香里)・船の科学館駅中村仁美)・青海駅(本田朋子)である。車内放送は全区間を島田彩夏が担当する。

[編集] 駅一覧

全駅東京都内に所在

駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地 音声案内
担当声優
車内放送担当アナウンサー
(2007年10月 - 2008年3月)
U-01 新橋駅 - 0.0 東日本旅客鉄道東海道線山手線京浜東北線横須賀線
東京地下鉄銀座線銀座線 (G-08)
都営地下鉄浅草線浅草線 (A-10)
港区 浅野真澄 本田朋子
U-02 汐留駅 0.4 0.4 都営地下鉄:大江戸線大江戸線 (E-19) 下野紘 島田彩夏
U-03 竹芝駅 1.2 1.6   たかはし智秋 遠藤玲子
U-04 日の出駅 0.6 2.2   落合祐里香 松尾翠
U-05 芝浦ふ頭駅 0.9 3.1   山本麻里安 宮瀬茉祐子
この間でレインボーブリッジを渡る
U-06 お台場海浜公園駅 3.9 7.0   鈴村健一 武田祐子
U-07 台場駅 0.8 7.8   森川智之 春日由実
U-08 船の科学館駅 0.6 8.4   江東区 高城元気 生野陽子
U-09 テレコムセンター駅 0.8 9.2   水橋かおり 大島由香里
U-10 青海駅 1.0 10.2   鳥海浩輔 中村仁美
U-11 国際展示場正門駅 1.1 11.3   高橋美佳子 平井理央
U-12 有明駅 0.7 12.0 東京臨海高速鉄道りんかい線国際展示場駅 中原麻衣 斉藤舞子
U-13 有明テニスの森駅 0.7 12.7   鈴木千尋 山本麻祐子
U-14 市場前駅 0.8 13.5   鈴木達央 高橋真麻
U-15 新豊洲駅 0.5 14.0   桑谷夏子 中野美奈子
U-16 豊洲駅 0.7 14.7 東京地下鉄:有楽町線有楽町線 (Y-22) 保志総一朗 高島彩
  • 本田朋子は新橋・有明両駅の、高島彩は豊洲駅の発車前アナウンスも担当。

[編集] 駅別乗降客数

[編集] 2006年

  • 新橋駅 - 58,824人
  • 汐留駅 - 7,805人
  • 竹芝駅 - 4,701人
  • 日の出駅 -2,271人
  • 芝浦ふ頭駅 - 5,166人
  • お台場海浜公園駅 - 14,497人
  • 台場駅 - 21,682人
  • 船の科学館駅 - 3,579人
  • テレコムセンター駅 - 10,649人
  • 青海駅 - 7,153人
  • 国際展示場正門駅 - 16,312人
  • 有明駅 - 3,743人
  • 有明テニスの森駅 - 1,185人
  • 市場前駅 - 76人
  • 新豊洲駅- 893人
  • 豊洲駅 - 9,494人

[編集] 2004年

月間平均乗降客数(駅名、乗車数、降車数、1日平均乗降客数の順)

  • 新橋駅 - 991,140人/949,198人/63,791人
  • 汐留駅 - 110,844人/117,289人/7,500人
  • 竹芝駅 - 68,648人/72,815人/9,301人
  • 日の出駅 - 31,333人/30,817人/2,043人
  • 芝浦ふ頭駅 - 87,426人/91,280人/5,875人
  • お台場海浜公園駅 - 245,497人/236,890人/15,859人
  • 台場駅 - 334,035人/361,459人/22,866人
  • 船の科学館駅 - 52,817人/53,825人/3,506人
  • テレコムセンター駅 - 169,256人/172,428人/11,233人
  • 青海駅 - 110,686人/106,859人/7,152人
  • 国際展示場正門駅 - 207,686人/214,662人/13,885人
  • 有明駅 - 41,794人/34,542人/2,509人

※出典:東京臨海新交通ゆりかもめメディアロッカー[1]

[編集] 2000年

  • 新橋駅 94,217人
  • 竹芝駅 4,681人
  • 日の出駅 1,675人
  • 芝浦ふ頭駅 6,970人
  • お台場海浜公園駅 19,406人
  • 台場駅 28,838人
  • 船の科学館駅 2,734人
  • テレコムセンター駅 13,561人
  • 青海駅 11,529人
  • 国際展示場正門駅 21,420人
  • 有明駅 3,531人

※ 出典:(財)運輸政策研究機構平成14年度都市交通年報(調査年度は2000年)[2]

[編集] その他

  • 無人運転や高架軌道ということで荒天に弱いという欠点がある。台風や降雪時には他の交通機関より早く運休になることが多い。また、2006年8月14日朝に発生した東京電力江東線の電線切断事故による首都圏大規模停電により列車が高架上で完全停止し、炎天下で乗客が1時間近く閉じこめられたこともある(車両の窓が大きいため、直射日光による室温の上昇が早かったという)。
  • 切符は青地の背景に白でユリカモメをモチーフにした会社のシンボルマークが印刷されている。
  • 新橋 - 有明間の開業日には、同日開局した東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)が出発式の模様を開局してから2番目の番組(「新交通ゆりかもめ開通の瞬間」。最初の番組は「天気情報」だった)として放送した。ただし同局の正式な開局は18時であり、この話は当日朝4時からのサービス放送「カウントダウンMXTV」内での話である。
  • 当初計画では新橋駅はJRと並行に駅を造るつもりだったが、建物を解体する必要性から断念した。

[編集] 関連項目

[編集] 出典

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[編集] 外部リンク

ウィキニュース
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