案内軌条式鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AGTの案内軌条(写真はポートライナー)
案内軌条式鉄道(あんないきじょうしきてつどう)とは、走行路面上を中央または側壁にある案内軌条に案内輪をあてて、ゴムタイヤで走行する交通機関である。鉄道の分類形態の一つ。
[編集] 概説
下記の種類がある。
- 専用軌道の路面中央に案内軌条があり、側壁からの給電で走行するタイプ(AGTのうち山万ユーカリが丘線・桃花台新交通桃花台線)
- 専用軌道の側壁に案内軌条があり、側壁からの給電で走行するタイプ(上記2線以外のAGT、VAL)
- 専用軌道の路面中央に案内軌条があり、第三軌条からの給電で走行するタイプ(札幌市営地下鉄南北線)
- 専用軌道の路面中央に案内軌条があり、架線からの給電で走行するタイプ(札幌市営地下鉄東西線・東豊線)
- 舗装道路上に一本の案内軌条が埋め込まれ、路面電車やトロリーバスのように架線より給電するタイプ(トランスロールやTVRなど)
- 専用道の両サイドに案内軌条があり、ここを案内輪を持ったバスで自動操舵運転するタイプ(ガイドウェイバス)
- 金属車輪とゴムタイヤを同軸で装着し、通常の鉄道のような2本の金属レールを主案内軌条とし、その金属レール外側をゴムタイヤ専用道部分とした上で更に軌道の最外縁にガイドウェイバスのような副案内軌条を備えたタイプ(パリ地下鉄の1号線・4号線・6号線・11号線・14号線)
日本では鉄道事業法において鉄道、軌道法において軌道(案内軌条式)と定義され、法的には鉄道・軌道の一種である。