都営地下鉄浅草線

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PrefSymbol-Tokyo.svg 都営地下鉄浅草線
乗り入れ先の京急線内を走る5300形電車
乗り入れ先の京急線内を走る5300形電車
都営地下鉄浅草線の路線図
路線総延長 18.3 km
軌間 1435 mm
電圧 1500 V(直流
最高速度 70 km/h
停車場・施設・接続路線
leer ENDEa leer leer leer
KDSTl ABZrf
馬込車両検修場
TUNNELa ENDEa
tSTRlf tABZlg
tBHF
0.0 A-01 西馬込
teABZlf extSTRlg
tSTR exTUNNELe
tSTR exKDSTe
馬込工場
tKRZ
JR東海:東海道新幹線
tKRZ
JR東:横須賀線湘南新宿ライン
tBHF
1.2 A-02 馬込
HUB64
2.1 A-03 中延
tKRZ
東急:大井町線
tBHF
3.2 A-04 戸越
STRrg tKRZ
東急:池上線
tSTR
tKRZ
JR東:山手線
HUB62
4.8 A-05 五反田
tBHF
5.5 A-06 高輪台
HLUECKE TUNNELlu tABZlg
京急:京急本線
tBHF
6.9 A-07 泉岳寺
LUECKE tSTR tSTRrg
三田線 三田線
HUB25
8.0 A-08 三田 /←田町
KRZu STRlg tSTR tSTRlf
東京モノレール羽田線
9.5 A-09 大門 /←浜松町
tKRZt tSTRq
大江戸線 大江戸線
STRq tKRZ STRlg
JR東:山手線・京浜東北線
mtKRZ uSTRlg tSTR STR
ゆりかもめ
tABZrg umKRZt tABZrf STR
都営汐留連絡線
tSTR STR tSTRrg
汐留駅
tSTR
10.5 A-10 新橋
tSTRrf tSTR STRlf tKRZ
tSTRrg
tKRZt tSTRq
日比谷線 日比谷線 (右)銀座駅
LUECKE HUB62
tSTR
11.4 A-11 東銀座
tKRZt tSTRq tKRZt
JR東:京葉線
tBHF tHST
12.2 A-12 宝町 京橋
HUB74
13.0 A-13 日本橋
tKRZt
tKRZt
東西線 東西線
tSTR tSTRlf
銀座線 銀座線
LUECKE HUB63
13.8 A-14 人形町
tSTRlf
tKRZt tSTRq
日比谷線 日比谷線
tSTR tSTRrg
JR東:総武線(快速)
tKRZt
tKRZt
新宿線 新宿線馬喰横山
HUB72
14.5 A-15 東日本橋 馬喰町
tKRZt tSTRq tSTRrf
tKRZh
JR東:総武線(各駅停車)
HUB61
15.2 A-16 浅草橋
HUB64
15.9 A-17 蔵前
tKRZt
tSTRq
大江戸線
tSTR tSTRrg tSTRq
銀座線 銀座線
16.8 A-18 浅草
tBHF hSTR
17.5 A-19 本所吾妻橋
tSTRlg tSTR hSTR
半蔵門線 半蔵門線
18.3 A-20 KK45 押上 /業平橋
tSTRlf tKRZt TUNNELru ABZ3lf
東武:伊勢崎線
TUNNELe
↓京成:押上線
eABZlf exKDSTr
向島検修場

浅草線(あさくさせん)は、東京都大田区西馬込駅から墨田区押上駅までを結ぶ、東京都交通局が運営する鉄道路線都営地下鉄)である。『鉄道要覧』には1号線浅草線と記載されている[1]。開業当初は「都営1号線」と称した(後述)。

営業区間全線にわたって地下を走行するが、車両基地(馬込車両検修場)への引込線高架線を走行する。路線名の由来は下町のイメージが色濃く残り、かつ国際的観光地でもある浅草から。車体及び路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「ローズ」、路線記号はA。ただし、線内では朱色茜色等も用いられる。A

目次

[編集] 概要

東京都区部を南部から中央部・墨東地域にかけて走る。泉岳寺駅京急本線と、押上駅で京成押上線と接続し、それぞれ相互直通運転を行っている。詳細は「運行概況」の節を参照。

路線はおおむねJR山手線・JR京浜東北線地下鉄銀座線・JR総武快速線といった既設の旅客流入路線のバイパスとなる線形をとり、直通による頻発運転を行っていることもあり、朝ラッシュ時の最混雑率は121%(平成17年度)と東京の地下鉄では低いレベルにある。馬込車両検修場を除き全線が地下線となっている。 収支状況は平成18年度決算で純損益約67億円の黒字[2]である。

直通先の京急線京成線がそれぞれ東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港(成田空港)へのアクセスを担っているため、浅草線自体も空港アクセス路線としての役割を有し、羽田空港国内線ターミナル駅成田空港駅を結ぶ列車も設定されている。また、2010年7月17日に開業した北総線経由のアクセスルートである成田スカイアクセス(成田空港線)との直通運転も行っており、都心部から成田空港へのアクセス路線としての役割は強さを増している。

[編集] 路線データ

  • 路線距離(営業キロ):18.3 km(全線地下)
  • 軌間:1435 mm(標準軌
  • 駅数:20駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流1500 V 架空電車線方式
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:C-ATS
    • 現在、日本の地下鉄で唯一、非ATCの保安装置を採用。
  • 列車無線方式:誘導無線 (IR) 方式
  • 最高速度:70 km/h
  • 表定速度
    • 北行 31.7 km/h・南行 32.0 km/h
    • エアポート快特(押上 - 泉岳寺)37.3 km/h
  • 所要時分(2008年7月時点)
    • 北行34分35秒・南行34分20秒
    • エアポート快特(押上 - 泉岳寺 11.4 km)18分20秒
  • 車両基地馬込車両検修場

本路線の建設費用は822億5,569万円である。主な内訳は線路費が553億4,195万円、用地買収・権利設定費用が92億4,443万円、総係費・建設利息が82億4,475万円、車両費が33億3,457万円(以下、省略)となっている[3]

[編集] 沿革

戦前より地下鉄への参入を希望してきた東京都にとって、浅草線は初の地下鉄路線である。1958年8月に都の参入が認められ、ともに都心にターミナルのない京成電鉄(押上)および京浜急行電鉄(品川)との相互乗り入れを前提に建設された。当時は京成と京急で軌間が異なっていたが、京急の1435mm軌間に3者が統一することとなった。路線建設は京成側から進められ、1960年に押上 - 浅草橋間が開業、順次路線が延長された。当時同じく建設中であった帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)の日比谷線と競い合うように工事が進められたが、浅草線は軟弱地盤に悩まされて工事が遅れ、1964年東京オリンピックまでに全線開通が間に合わなかった。このため、東京五輪開催期間中は建設工事が休止させられた。

1968年(昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京1号線は、「品川及び西馬込の各方面より田町、新橋、浅草橋及び浅草の各方面を経て押上方面に至る路線」として示されている。その後答申第15号では、押上 - 青砥 - 高砂 - 大町附近 - 鎌ヶ谷市北部 - 千葉ニュータウン小室地区への延伸計画が示され、青砥 - 高砂間は京成線の複々線化を行うものとされた。このうち西馬込 - 押上が都営浅草線、品川 - 泉岳寺が京急線、青砥 - 高砂が京成線の線増分、高砂以東が北総開発鉄道(現:北総鉄道)北総線として開業している。

なお当初計画では浅草駅は存在せず、浅草橋から駒形を経由して押上に向かう予定であった。しかし利便性を考慮して蔵前・浅草・本所吾妻橋の各駅が設置され、蔵前が駒形の代替となった。駒形の駅用地は駒形変電所として活用されている。

開業当初、他に都の経営する地下鉄は存在しておらず、単に都営地下鉄線と呼ばれていたが、その後現三田線が開業すると、1968年(昭和43年)の都市交通審議会答申第10号の路線名称を借用し都営1号線都営6号線と称した。その後、新宿線の開業を年末に控え、正式名称を公募することになり、1978年(昭和53年)7月1日 より1号線は浅草線、6号線は三田線、10号線は新宿線の名称が与えられた。

[編集] 年表

  • 1955年(昭和30年)10月3日 東京都が蔵前2丁目 - 押上間の地方鉄道敷設免許の申請ならびに馬込 - 蔵前2丁目間の営団地下鉄(現・東京地下鉄)が所有していた鉄道免許の譲受を申請。
  • 1956年(昭和31年)
    • 8月27日 地下鉄1号線最初の建設工事を開始。
    • 10月3日 前年の10月3日に申請した免許の取得と免許譲受が許可される。(つまり、押上 - 馬込間の地方鉄道免許を取得)
  • 1960年(昭和35年)
    • 10月12日 5000形電車が完成する。
    • 11月25日 西馬込 - 馬込間の地方鉄道敷設免許を申請。
    • 12月4日 都営1号線として押上 - 浅草橋間 (3.2km) 開業。地下鉄と郊外の民鉄事業者による初の乗り入れとして京成電鉄と相互直通運転開始。京成曳舟 - 荒川(現・八広)間の旧向島駅付近に向島検修場を開設。
  • 1962年(昭和37年)
  • 1963年(昭和38年)
    • 2月28日 人形町 - 東銀座間 (2.4km) 開業。東銀座駅には折り返し設備がないため、列車の折り返しは同駅から0.9km先の汐留信号所(初代)で行った。高砂検修所を開設。
    • 12月12日 東銀座 - 新橋間 (0.9km) 開業。汐留信号所(初代)を駅に格上げ。
  • 1964年(昭和39年)
    • 4月21日 西馬込 - 馬込間の地方鉄道敷設免許を取得。
    • 10月1日 新橋 - 大門間 (1.1km) 開業(単線運転。このため約半数の列車は新橋駅折り返し)。
  • 1968年(昭和43年)
    • 6月15日 新橋 - 大門間複線化。京急車の浅草線内営業運転を開始。
    • 6月21日 大門 - 泉岳寺間 (2.6km) 開業。京浜急行電鉄と相互直通運転開始。
    • 11月15日 泉岳寺 - 西馬込間 (6.9km) 開業。全線開通。馬込検修場・車両工場が完成し、向島・高砂検修場を廃止。
  • 1970年(昭和45年)
    • 7月 ラインカラーを導入。
    • 京急の夏季休日ダイヤの関係で一部列車が臨時増結し、東京の地下鉄で初めて8連で乗り入れる。
  • 1973年(昭和48年)12月31日 労働争議により、浅草線の大晦日 - 元日の終夜運転を中止する。
  • 1976年(昭和51年)
    • 2月28日 5200形電車を導入(導入当時は5000形の一部であった)。
    • 6月10日 全列車が6両編成となる
  • 1978年(昭和53年)
    • 6月21日 ラッシュ時において京成線からの直通列車での8両編成運転を開始する。
    • 7月1日 都営1号線から都営浅草線に改称。
  • 1986年(昭和61年)12月31日 浅草線を含む都営地下鉄で大晦日 - 元日の終夜運転を再開。
  • 1989年平成元年)3月19日 江戸橋駅を日本橋駅に改称。
  • 1991年(平成3年)3月31日 北総開発鉄道(現・北総鉄道)と相互直通運転開始。5300形電車営業運転開始。
  • 1995年(平成7年)7月2日 5000形電車の営業運転終了。冷房化率100%となる。
  • 1998年(平成10年)11月18日 地下鉄初の特急列車となるエアポート快特・エアポート特急(現在廃止)運転開始。
  • 2000年(平成12年)4月20日 正式名称を都営浅草線から浅草線に改称。
  • 2002年(平成14年)10月27日 芝山鉄道と相互直通運転開始。
  • 2004年(平成16年)6月 馬込車両検修場完成。馬込工場を廃止。
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)
    • 3月17日 C-ATSの一部機能を使用開始。
    • 7月8日 未明に泉岳寺駅構内の送電ケーブルから火災が発生し、その後三田駅で発生した車両故障(京急車両)が重なり、始発から15時40分頃まで全線不通になる。運行再開後も京急線との直通運転を終日中止。翌9日、関東運輸局が交通局に文書で警告する事態となる。
  • 2010年(平成22年)7月17日 北総線経由で成田空港を結ぶ京成成田空港線(成田スカイアクセス)開業に伴い、同線との直通運転を開始。運行種別に「アクセス特急」が追加。
  • 2011年(平成23年)

[編集] 最初の開業について

押上 - 浅草橋間の開業は1960年(昭和35年)12月1日に予定され、開通式はその前日となる11月30日に実施した。

しかし、全体の施設完成後の同年11月に東京陸運局に運輸開始認可の申請を行い、11月25日より5日間にわたり運輸省(現・国土交通省)による運輸開始検査を行ったが、駅施設の内装の不備、駅務員の教育不足などいくつかの指摘事項を受けた。

このため、12月1日の開業時に運輸開始認可が下りず、旅客営業ができなくなるという事態が発生した。その後、東京都は指示された期限内に完成させること、業務指導を徹底することを確約し、再確認を受けた12月4日の午後になり、運輸開始認可を受けた。このため、当日も始発からの運転開始が、押上駅14時35分発からの運行となり、多くの混乱が生じたとされている[3]

また同線は第1期開業区間を押上 - 人形町で計画していたが、人形町駅付近での工事中に事故が発生したため、計画を変更して浅草橋までの開業となった。

[編集] 運行概況

以下の鉄道路線との乗り入れが存在し、相互直通運転の多様性が特色として挙げられる。大部分の列車が他社線と直通しているため、終点駅である押上折り返しの列車は少ない。列車は最大で4事業者に跨って運転される。これはPASMOにおける改札内乗継回数の上限と重なるが、乗り入れ先のうち芝山鉄道線内ではPASMOが使用できない。

押上経由

泉岳寺経由

泉岳寺から南方向は京急線直通旅客の便を図り、品川・羽田空港横浜方面への列車を多く運転している。支線的位置付けの西馬込 - 泉岳寺間については区間運転列車も多く存在し、日中は同区間の列車の3分の2にも及ぶ。それとは逆に押上 - 西馬込間の線内運転のみを行う列車は平日朝の4往復のみとなっている。

列車種別はエアポート快特を除き乗り入れ先での種別を表示し、線内止まりまたは京急線品川止まりとなる列車は「普通」を表示し、放送等の案内で「各駅停車」を用いる。京急品川や押上で種別を変えて直通する列車もある。運行される種別は多いが、エアポート快特が通過駅を持つほかは各駅に停車する。浅草線と直通または接続し、泉岳寺から京急線内を「普通」で運行する京急線下り方面の列車は、平日に2往復、土曜・休日に2.5往復のみである。なお、時刻表ではエアポート快特を除き、すべて普通の扱いである。

[編集] ダイヤ

乗り入れ先である京急本線・北総線が20分サイクル、京成本線・押上線が40分サイクルのパターンダイヤなので、浅草線でも40分サイクルのパターンダイヤが組まれている。泉岳寺 - 押上間は運転密度が高く、平均5分間隔で運転される。エアポート快特エアポート快特)は泉岳寺および押上において先着列車の待避を受ける。

日中の1時間当たりの運行本数はおおむね次の通り。

  • 区間便
    • 西馬込駅 - 泉岳寺駅 6本
      • 泉岳寺で京急線直通列車と接続。
  • 佐倉方面京成線内快速
    • 西馬込駅 - 押上駅 - (快速) - 京成佐倉駅 3本
      • 南行は浅草線内では普通を表示し、泉岳寺で泉岳寺発着の京急線快特に接続。
  • 横浜方面京急線内快特
  • 成田スカイアクセス直通エアポート快特・アクセス特急
    • 羽田空港国内線ターミナル駅 - (エアポート快特) - 泉岳寺駅 - (エアポート快特) - 押上駅 - (アクセス特急) - 成田空港駅 1.5本
      • 北行は押上で横浜方面発快特に接続しエアポート快特からアクセス特急に種別変更。南行は押上でアクセス特急からエアポート快特に種別変更し、横浜方面行き快特に接続する。浅草線・京急線内ともにエアポート快特として通過運転を行う。原則として京成車・京急車での運転となる。
  • 京急線内エアポート快特
    • 羽田空港国内線ターミナル駅 - (エアポート快特) - 泉岳寺駅 - 押上駅 - (普通) - 青砥駅・京成高砂駅 1.5本
      • 北行は品川でエアポート快特から普通に種別変更。南行は押上で普通から快特に種別変更し、泉岳寺でエアポート快特に変更する。京急線内のみエアポート快特となり浅草線および京成線内は各駅に停車する。
  • 北総線直通エアポート急行
    • 羽田空港国内線ターミナル駅 - (エアポート急行) - 泉岳寺駅 - 押上駅 - (普通) - 印西牧の原駅印旛日本医大駅 3本
      • 2時間当たり6本中2本は印西牧の原駅発着。南行は押上で普通から急行に種別変更し、泉岳寺でエアポート急行に変更する。

全体では、西馬込 - 泉岳寺間が毎時9本の運転、泉岳寺 - 押上間が毎時12本(うち1.5本はエアポート快特)の運転となる。日中は泉岳寺駅で接続が図られ、西馬込発着の列車と京急線内発着の列車との乗り換えがしやすくなっている。


[編集] エアポート快特

優等列車として、エアポート快特が運行されている(別料金不要)。停車駅は駅一覧表を参照。

新設当時は羽田成田の両空港を結ぶ列車との位置付けであったが、車両運用の都合上昼間時および朝ラッシュ前の南行と夕方ラッシュ終了後の北行のみが運行されていた。また、浅草線内でエアポート快特と同じ駅に停車し(ただし大門は通過)、青砥または京成高砂が始発・終着駅となる「エアポート特急」も運行されていたが、1999年7月31日の京急の白紙ダイヤ改正で「エアポート快特」に統合された。その後のダイヤ改正で日中の列車が京成佐倉発着となるなど、空港間連絡列車の意味合いは薄れていたが、2010年7月17日に京成成田空港線(成田スカイアクセス線)が開業し、同日のダイヤ改正で京成佐倉発着のエアポート快特を同線経由(京成線内アクセス特急)の成田空港発着に変更したため、再び空港間連絡列車として運行されるようになった。

将来、浅草線内の当該列車運行部分の駅に追い越し設備を設け、羽田・成田両空港間を1時間程度で結ぶ構想が国土交通省で検討されている(#今後の動きの節も参照)。

[編集] 車両

4社と相互直通運転を行っているため、2009年現在で最大16形式の車両が運行されている。制御電動車を先頭車に配していない京成電鉄芝山鉄道3600形京浜急行電鉄への乗り入れができないため、浅草線では西馬込駅発着の運用に使われる。また京急2100形は浅草線への直通運転こそできないが、泉岳寺駅までは入線できるため、泉岳寺駅に限っては最大17形式の車両を見ることができる。

どの列車がどの車両で運用されるかは『MY LINE 東京時刻表』(交通新聞社)の列車番号欄で判別できるようになっており、末尾アルファベットの「T」が都交通局車両、「K」が京成車両(芝山鉄道所有車両を含む)、「N」が北総車両(千葉ニュータウン鉄道所有車両を含む)、「H」が京急車両となっている。

大半の列車が8両編成で運行されるが、平日の朝夕に6両編成の列車が設定されている。6両編成の列車はすべて京成電鉄の車両で運行される。

[編集] 自局車両

[編集] 過去の自局車両

[編集] 乗り入れ車両

[編集] かつて乗り入れていた車両

[編集] 駅一覧

駅番号 駅名 駅間キロ 累計キロ エアポ丨ト快特 接続路線 所在地
A-01 西馬込駅 - 0.0 京急本線

空港線直通運転
  大田区
A-02 馬込駅 1.2 1.2  
A-03 中延駅 0.9 2.1 東京急行電鉄大井町線 (OM04) 品川区
A-04 戸越駅 1.1 3.2  
A-05 五反田駅 1.6 4.8 東日本旅客鉄道山手線
東京急行電鉄:池上線 (IK01)
A-06 高輪台駅 0.7 5.5   港区
京急線直通運転区間 ○本線経由空港線羽田空港国内線ターミナル駅まで
○逗子線新逗子駅から(北行のみ)
○本線浦賀駅から(北行のみ)
○本線経由久里浜線三崎口駅まで
A-07 泉岳寺駅[* 1] 1.4 6.9 京浜急行電鉄本線(上記の路線・駅まで直通運転) 港区
A-08 三田駅 1.1 8.0 都営地下鉄I 三田線 (I-04)
東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線田町駅
A-09 大門駅 1.5 9.5 都営地下鉄:E 大江戸線 (E-20)
東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線(浜松町駅
東京モノレール東京モノレール羽田空港線モノレール浜松町駅
A-10 新橋駅 1.0 10.5 東京地下鉄G 銀座線 (G-08)
東日本旅客鉄道:東海道線・山手線・京浜東北線・横須賀線
ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 (U-01)
A-11 東銀座駅 0.9 11.4 東京地下鉄:H 日比谷線 (H-09)
地下通路で銀座駅日比谷駅有楽町駅に連絡
中央区
A-12 宝町駅 0.8 12.2 東京地下鉄:G 銀座線(京橋駅:G-10:徒歩連絡)
A-13 日本橋駅 0.8 13.0 東京地下鉄:G 銀座線 (G-11) ・T 東西線 (T-10)
A-14 人形町駅 0.8 13.8 東京地下鉄:H 日比谷線 (H-13)
A-15 東日本橋駅 0.7 14.5 都営地下鉄:S 新宿線馬喰横山駅:S-09)
東日本旅客鉄道:総武線(快速)馬喰町駅
A-16 浅草橋駅 0.7 15.2 東日本旅客鉄道:総武線(各駅停車) 台東区
A-17 蔵前駅 0.7 15.9 都営地下鉄:E 大江戸線 (E-11)[* 2]
A-18 浅草駅 0.9 16.8 東京地下鉄:G 銀座線 (G-19)
東武鉄道伊勢崎線
A-19 本所吾妻橋駅 0.7 17.5   墨田区
A-20 押上駅[* 3] 0.8 18.3 京成電鉄:押上線(KS45、下記の路線・駅まで直通運転)
東京地下鉄:Z 半蔵門線 (Z-14)
東武鉄道:伊勢崎線
京成線方面直通運転区間 ○押上線経由本線成田空港駅まで
○押上線・本線経由成田空港線(成田スカイアクセス)成田空港駅まで
○押上線・本線経由北総鉄道北総線印旛日本医大駅まで
○押上線・本線・東成田線経由芝山鉄道線芝山千代田駅まで
  1. ^ 泉岳寺駅は他社接続の共同使用駅で、東京都交通局の管轄駅である。
  2. ^ 蔵前駅での乗り換えには地上の道路を歩く必要がある。
  3. ^ 押上駅は他社接続の共同使用駅で、京成電鉄の管轄駅である。

[編集] 今後の動き

2015年3月をめどに完成予定の京急蒲田駅の高架化工事完了時にダイヤ改正を行う予定で、東京国際空港(羽田空港)から都心部へのアクセス強化が期待されている。

2001年5月の「首都圏の空港アクセス緊急改善対策」および8月の「都市再生プロジェクト第二次決定」を受け、国土交通省・東京都・中央区・鉄道事業者などが検討委員会を設置し、周辺の再開発とともに日本橋・東銀座間に東京駅への支線建設が検討された[5]。この計画が実現した場合、東京駅から羽田・成田両空港への新たな直通アクセス路線となる。特に成田空港へは2010年7月17日に開業した成田スカイアクセスと合わせて最短アクセス路線となる。

また、国土交通省は羽田・成田両空港間を乗り換えなしで結ぶ鉄道の整備を計画している。2008年8月9日に発表されたのは、浅草線の途中駅(宝町駅・三田駅周辺)に特急列車待避設備を新設することで両空港駅間を65分で結ぶ計画(予算はおよそ400億円)[6]。これに対し、同年9月7日にはバイパスとして並行する別線を新たに建設する案(およそ3000億円)も発表され、さらに10分の時間短縮が可能とされている[7]浅草線短絡新線構想も参照)。この案では東京駅付近へ駅の設置も検討するとされている。同年10月、国土交通省はバイパス線建設を最有力候補にすることを発表した[8]

[編集] その他

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^東京都交通局告示 東京都地下高速電車の路線の名称及び区間」では「浅草線」と定められている。
  2. ^ 平成18年度東京都高速電車事業会計決算審査意見書 (PDF) 東京都監査事務局 2007年9月27日
  3. ^ a b 東京都交通局「都営地下鉄建設史 - 1号線 - 」参照。
  4. ^ 浅草線C-ATS全線運用開始について 東京都交通局 2011年2月23日
  5. ^ 都営浅草線東京駅接着等の事業化推進の検討結果 東京都都市計画局 2003年5月29日 (Internet Archive)
  6. ^ 時事ドットコム2008年8月9日版および日刊建設工業新聞2008年8月12日版
  7. ^ asahi.com 2008年9月7日
  8. ^ 日経ネット 2008年10月4日
  9. ^ 「大江戸線放射部建設史」・「東京都交通局80年史」いずれも東京都交通局著を参照。
  10. ^ カーシェアリングと公共交通とを組み合わせたモデル事業の実施

[編集] 参考文献

  • 東京都交通局「都営地下鉄建設史 - 1号線 - 」
  • 「MY LINE 東京時刻表」各号(交通新聞社

[編集] 関連項目

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