山万ユーカリが丘線
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ニュータウンや田園地帯の中を走る
ユーカリが丘線(公園 - 女子大間) |
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| 路線総延長 | 4.1 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 750 (直流) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ユーカリが丘線(ゆーかりがおかせん)は、山万が運営する千葉県佐倉市のユーカリが丘駅を起点とするラケット状の線形の新交通システム路線である。
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[編集] 路線データ
[編集] 概要
この路線は、不動産会社である「山万」が開発を行っているユーカリが丘ニュータウン内の交通の便を良くする目的で建設され、同社の鉄道事業部が直接運営している。異業種からの鉄道事業への参入は珍しい(→鉄道事業者#異業種からの参入を参照)。
第三セクターを除く純民間企業経営の新交通システムとしては日本初の事例であり、2008年(平成20年)時点でも日本における純民間による新交通システムはこの路線と西武鉄道山口線の2路線しか存在していない。ただし、西武鉄道は普通鉄道も運営しているため、新交通システムのみを運営する純民間の交通事業者の路線はここだけになる。
ユーカリが丘 - 公園の区間は単線(両方向)、公園 - 女子大 - 公園の区間は環状線(片方向)になっている。このため、ユーカリが丘駅を出発した列車は公園駅から環状線を反時計回りに環状運転し、同駅から再びユーカリが丘駅に戻る。
鉄道事業法に基づく「鉄道」で、愛知県小牧市にあった桃花台新交通桃花台線が廃止となった2006年(平成18年)10月1日以降、日本の新交通システムで唯一の案内軌条に中央案内式を採用したものとなっている。この方式は日本車輌などが開発した「VONA」と呼ばれるもので、ユーカリが丘線開業以前には千葉県習志野市にあった谷津遊園で試用されていた。
全線でワンマン運転を行っている。当初は車内自動放送がなく、次駅放送は運転士が行っていたが、後に女性の音声による自動案内放送が行われるようになった。
運賃は均一制となっており、2008年5月現在で大人200円・小児100円である。PASMO・Suicaなどの乗車カードは使用できない。但し、PASMO導入をという意見が多数寄せられ、導入に向けて検討されている。
[編集] 車両
- 1000形
- 1100形-1300形-1200形で組成される3両編成3本が在籍する。中間車にはモーターがない。ユーカリが丘にちなんで、ユーカリを主食とするコアラから「こあら号」の愛称があり、編成毎に「こあら1号、2号、3号」と名付けられている。冷房装置は搭載されていない。
- 「こあら号」の愛称と前面のコアラのマークは開業10周年の1992年から付けられた。
- 2007年2月末より開業25周年記念ステッカーを各編成の運転台下に貼付して運行している。このステッカーは編成により色が異なり、第1編成は緑、第2編成は赤、第3編成は黄色がベースになっており、コアラの顔の縁取り部分が路線図になっている。
- 各編成とも行先表示器は2008年2月にLED式に交換され、「ユーカリが丘線」のロゴと「ワンマン」を常時表示するようになった。また同年6月から行先表示器は運転台からの操作により変更可能となった。主な表示は、「ユーカリが丘線(緑色)」のロゴと「ワンマン」、「女子大(赤色)」のロゴと「ワンマン」(女子大は点滅している)、「回 送(赤色)」である。
車両
車内
[編集] 歴史
- 1982年(昭和57年)11月2日 - ユーカリが丘 - (女子大) - 中学校間開業。
- 1983年(昭和58年)9月22日 - 中学校 - (井野) - 公園間開業により全線開業。環状運転開始。
- 1992年(平成4年)12月3日 - 地区センター駅開業。
[編集] 駅一覧
ユーカリが丘駅 → 地区センター駅 → 公園駅 → 女子大駅 → 中学校駅 → 井野駅 → 公園駅 → 地区センター駅 → ユーカリが丘駅
- 上記の順で(左から右へ)各駅に停車するため、逆方向(右から左へ)の運行はない。
- ユーカリが丘・地区センター・公園の各駅は2回記載されているが全く同一の駅であり、進行方向が逆となる。また、ユーカリが丘と地区センターの両駅では両方向とも同一ホームへ停車する。
- 女子大・中学校・井野の各駅では一方向のみの運行である。
- 車両基地は女子大駅の横にある。そのため同駅を始終着とする運用がごく一部存在する。
- バリアフリー設備として女子大駅・中学校駅にスロープが設置されている。なお、各駅にエスカレータやエレベーターは設置されていない。
- 地区センター駅・女子大駅・中学校駅・井野駅は無人駅である。
[編集] 接続路線
- ユーカリが丘駅:京成本線
[編集] その他
- この路線は新交通システムであるが、現地の広告などではしばしばモノレールとして表記されている。
- 例年7月下旬に公園駅付近で開催される「ユーカリまつり」期間中の16時から21時までは無料運行となる。
- 一日乗車券は500円で販売されているが、駅などでは全く一日乗車券の案内を行っていないのでユーカリが丘駅で駅員に一日乗車券があるのかを確認する必要がある。
- 2008年4月16日から6月30日までの間、山万ユーカリが丘駅を除く5駅の新たな名称を募集した。当初は2008年7月31日に新駅名の発表会や除幕式が予定されていた。しかし、期日までに選考ができないまま発表イベントは延期となっていたが、2009年4月1日、山万は駅名改称を行わないことを発表した。地元住民やユーカリが丘線利用者から「駅名を変えないでほしい」との意見が多数寄せられたことを理由としている[1]。
- 現在は全駅が入口・出口ともに自動改札機が設置されている。1990年代初期までは、入口のみ電気機械による自動改札機で、出口は回転する3本のバーにより入退場を規制する回転式ゲート機によるものとなっており、乗車券はゲート機に据え付けられた箱に投入するだけだった。

