茨城県
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茨城県(いばらきけん)は、日本の関東地方の北東に位置し、太平洋に面する県である。県庁所在地は水戸市。また、国策によって作られた筑波研究学園都市(つくば市)がある。都道府県人口は全国11位、面積は全国24位である。令制国の常陸国と下総国の北部で構成される。
目次 |
[編集] 県名について
[編集] 由来
県名は廃藩置県後、間もなくに行われた県の統合の際に、茨城郡の水戸に県庁が置かれたためその郡名が採用された。
茨城という名は、一説に、賊を討つために茨の城(柵)を築いたことに由来し、常陸国風土記の茨城郡条には、「穴に住み人をおびやかす土賊の佐伯を滅ぼすために、イバラを穴に仕掛け、追い込んでイバラに身をかけさせた」とある。また、万葉集にも「みちのへの茨(うまら)の末(うれ)に延(ほ)ほ豆のからまる君をはかれか行かむ」という歌があり、この故事にちなむ茨城(うばらぎ)という地名がみられる。
かつて常陸国の国府があった石岡市が県名の発祥地という説もある。事実、石岡市には「茨城」という地名がある。(ただし読みは《ばらき》)
[編集] 読み
読みについては、廃藩置県以来「いばらき」と読むのが正しいと定めている。[1]しかし、茨城弁の発音はカ行音が濁音あるいは鼻濁音化する特徴があり、茨城弁を使用する人は自分では『き』と言っているつもりが、それ以外の人間には『ぎ』と言っているように聞こえるため、「いばらぎ」と理解されていることもある[2]。
「茨城」を一文字で表わす場合、「茨」の読みに「いば」はないものの、茨城県民は「茨」の一文字で「いば」と読むことが多い(例:茨城大学→茨大(いばだい)、茨城交通→茨交(いばこう)、茨城急行→茨急(いばきゅう)など[3]。 また、「いばらぎ」と言われるのは大阪府に茨木市があるからだと思っている住民も多いが、両自治体とも定めは「いばらき」である。 携帯電話の予測変換機能やパソコンなどでは、「いばらぎ」で変換しても「茨木」や「茨城」出てきてしまうが間違いである。
[編集] 自然地理
気候は温暖な太平洋側気候であるが、東京など関東南部と比べると冬は寒さが非常に厳しい。1月の最低気温は、福島や仙台よりも低く、秋田と同程度である。
- 地方:関東地方、首都圏、北関東、東関東、東京圏
- 隣接都道府県:千葉県、埼玉県、栃木県、福島県
- 平野・台地:関東平野、常陸台地(常総台地)
- 山・山地:筑波山(日本百名山の一つ)、加波山、筑波連山、八溝山地
- 川:利根川、鬼怒川、小貝川、江戸川、那珂川、久慈川、新利根川、桜川
- 湖・沼・利水施設:霞ヶ浦(西浦、北浦など。西浦は日本で第2位の面積をもつ淡水湖)[4]、千波湖、涸沼、牛久沼、菅生沼、渡良瀬遊水地、常陸川水門、霞ヶ浦用水
- 海浜:鹿島灘、五浦海岸、大洗海岸、大竹海岸
- 滝:袋田の滝(日本三名瀑)
[編集] 自然公園
- 奥久慈県立自然公園
- 花園・花貫県立自然公園
- 高鈴県立自然公園
- 太田県立自然公園
- 御前山県立自然公園
- 大洗県立自然公園
- 笠間県立自然公園
- 吾国・愛宕県立自然公園
- 水戸県立自然公園
[編集] 歴史
(明治維新以前の茨城県については、常陸国、下総国のページを参照する事)
[編集] 明治から第二次世界大戦まで
- 1869年1月13日:廃藩置県に先駆け、葛飾県(県庁:千葉県流山市)成立。
- 1869年2月9日:廃藩置県に先駆け、若森県(つくば市)成立。
- 1871年8月29日(旧暦7月14日):廃藩置県により、印旛県、古河県、結城県、宍戸県、水戸県、笠間県、下館県、下妻県、松岡県、竜崎県、松川県、土浦県、石岡県、志筑県、牛久県、麻生県、多古県、小見川県、高岡県が成立。
- 1871年12月24日(旧暦11月13日):宍戸県、水戸県、笠間県、下館県、下妻県、松岡県が合併し茨城県(~1875年)が、若森県、竜崎県、松川県、土浦県、石岡県、志筑県、牛久県、麻生県、多古県、小見川県、高岡県が合併し新治県が、印旛県、木更津県が合併し千葉県が成立。このとき新治県の旧下総三郡を千葉県へ、旧常陸六郡を茨城県へ編入。
- 1875年8月5日:茨城県(~1875年)と新治県が合併し、現在の茨城県が成立した。このとき千葉県のうち四郡及び相馬郡と葛飾郡の一部を編入。
- 1888年:人口100万人突破。
- 1889年:水戸市市制施行。
- 1939年:日立市市制施行。
- 1940年:土浦市市制施行。
[編集] 昭和後期(第2次世界大戦後)
- 1947年:初の県知事選挙。人口200万人突破。
- 1949年:茨城大学発足。
- 1950年:古河市市制施行。
- 1954年:石岡市、下妻市、勝田市(現:ひたちなか市)、高萩市、水海道市(現:常総市)、常陸太田市、那珂湊市(現:ひたちなか市)、結城市、龍ケ崎市市制施行。横山大観と板谷波山が名誉県民に。
- 1956年:北茨城市市制施行。
- 1958年:笠間市市制施行。
- 1969年:筑波研究学園都市起工。
- 1970年:取手市市制施行。
- 1971年:大規模ニュータウン常総ニュータウン起工。
- 1973年:筑波大学発足。
- 1974年:茨城国体・第10回全国身体障害者スポーツ大会開催。
- 1976年:第27回全国植樹祭開催。
- 1977年:常磐自動車道、大規模ニュータウン竜ヶ崎ニュータウン起工。
- 1981年:県内初の高速道路である、常磐自動車道柏IC~谷田部ICが開通。
- 1985年:国際科学技術博覧会(通称:科学万博)開催。
- 1986年:牛久市市制施行。エミリア・ロマーニャ州(イタリア)とエソンヌ県(フランス)と、国際友好州県を提携する。
- 1987年:つくば市市制施行。東関東自動車道佐原香取IC(千葉県)~潮来IC(茨城県)の県内初区間開通。
- 1988年:常磐自動車道県内区間が開通。第8回全国豊かな海づくり大会開催。
[編集] 平成
- 1993年:森田茂が名誉県民に。
- 1994年:ひたちなか市市制施行(旧勝田市、那珂湊市)。北関東自動車道、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(当時の常磐新線)起工。
- 1995年:鹿嶋市市制施行。第6回世界湖沼会議が霞ヶ浦沿岸地域で開催される。
- 1997年:人口300万人突破(北部で減少、南部で増加)。
- 1998年:第7回全国知的障害者スポーツ大会開催。
- 1999年
- 現在の茨城県庁舎竣工。総工費は約800億円で、都道府県庁舎としては、東京都、群馬県に次いで全国第3位。高さは116mで、県内最高の高層ビルに。
- 東海村JCO臨界事故が発生。
- 2001年:潮来市市制施行。カシマサッカースタジアムがリニューアルオープン。
- 2002年:守谷市市制施行。2002 FIFAワールドカップ、2002年茨城総体開催。
- 2003年:首都圏中央連絡自動車道つくばJCT~つくば牛久ICの県内初区間が開通。
- 2004年:常陸大宮市市制施行。
- 2005年:稲敷市、かすみがうら市、神栖市、桜川市、筑西市、那珂市、行方市、坂東市、鉾田市市制施行。首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス開業。第56回全国植樹祭開催。
- 2006年:小美玉市、つくばみらい市市制施行。2004年から続いた平成の大合併が全て施行され、32市10町2村に再編される。
- 2006年:第18回全国生涯学習フェスティバルまなびピアいばらき2006開催。
- 2007年:ご当地ナンバーの「つくばナンバー」が県南のつくばエクスプレス沿線3市・県西の10市町村の計13市町で導入される。
- 2007年3月10日:首都圏中央連絡自動車道つくば牛久IC~阿見東IC開通。
- 2007年:第20回全国健康福祉祭茨城大会ねんりんピック茨城2007開催。
- 2008年:第23回国民文化祭・いばらき2008開催。
- 2008年12月20日:北関東自動車道栃木県の真岡IC~桜川筑西IC開通。
- 2009年3月21日:首都圏中央連絡自動車道阿見東IC~稲敷IC開通。
- 2009年:第47回技能五輪全国大会・第31回全国障害者技能競技大会・いばらき大会2009開催予定。
[編集] 人口・面積
[編集] 年齢構成
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
- データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口
(総務省統計局)
| 茨城県と全国の年齢別人口分布図(比較) | 茨城県の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は茨城県
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
| 茨城県の市町村の人口、面積、人口密度(2009年) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 人口 | 面積 | 人口密度 | |||
| 1位 | 水戸市 | 26万4528人 | 常陸太田市 | 372.01km² | 守谷市 | 1,690人/km² |
| 2位 | つくば市 | 21万1225人 | 常陸大宮市 | 348.38km² | 取手市 | 1,583人/km² |
| 3位 | 日立市 | 19万4168人 | 大子町 | 325.78km² | ひたちなか市 | 1,580人/km² |
| 4位 | ひたちなか市 | 15万6258人 | つくば市 | 284.07km² | 牛久市 | 1,370人/km² |
| 5位 | 土浦市 | 14万4236人 | 笠間市 | 240.07km² | 水戸市 | 1,220人/km² |
| 6位 | 古河市 | 14万3962人 | 日立市 | 225.55km² | 土浦市 | 1,170人/km² |
| 7位 | 取手市 | 11万0812人 | 水戸市 | 217.43km² | 古河市 | 1,160人/km² |
| 8位 | 筑西市 | 10万9235人 | 石岡市 | 213.38km² | 龍ケ崎市 | 1,010人/km² |
| 9位 | 神栖市 | 9万3965人 | 筑西市 | 205.35km² | 東海村 | 981人/km² |
| 10位 | 牛久市 | 8万0621人 | 鉾田市 | 203.90km² | 日立市 | 861人/km² |
[編集] 県内32市人口順位
平成21年4月現在。[5]
| 順位 | 市 | 総数(人) | 世帯数(世帯) | 特筆事項 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 水戸市 | 264,245 | 109,240 | 特例市(2001年4月1日) |
| 2 | つくば市 | 209,388 | 84,029 | 特例市(2007年4月1日) |
| 3 | 日立市 | 193,832 | 77,816 | |
| 4 | ひたちなか市 | 156,066 | 59,809 | |
| 5 | 古河市 | 143,962 | 50,579 | |
| 6 | 土浦市 | 143,958 | 55,975 | |
| 7 | 取手市 | 109,555 | 42,854 | |
| 8 | 筑西市 | 109,329 | 35,220 | |
| 9 | 神栖市 | 93,864 | 35,535 | |
| 10 | 牛久市 | 80,417 | 30,309 | |
| 11 | 笠間市 | 80,066 | 27,968 | |
| 12 | 石岡市 | 79,582 | 26,618 | |
| 13 | 龍ヶ崎市 | 79,232 | 29,097 | |
| 14 | 常総市 | 65,804 | 20,802 | |
| 15 | 鹿嶋市 | 65,469 | 25,240 | |
| 16 | 守谷市 | 59,908 | 21,882 | |
| 17 | 常陸太田市 | 57,312 | 20,182 | |
| 18 | 坂東市 | 56,747 | 16,925 | |
| 19 | 那珂市 | 54,330 | 18,964 | |
| 20 | 小美玉市 | 52,477 | 17,041 | |
| 21 | 結城市 | 52,158 | 17,350 | |
| 22 | 鉾田市 | 50,478 | 17,070 | |
| 23 | 北茨城市 | 47,561 | 17,394 | |
| 24 | 稲敷市 | 47,427 | 14,966 | |
| 25 | 桜川市 | 46,764 | 14,069 | |
| 26 | 常陸大宮市 | 46,017 | 16,242 | |
| 27 | 下妻市 | 45,526 | 15,183 | |
| 28 | かすみがうら市 | 43,975 | 14,985 | |
| 29 | つくばみらい市 | 43,029 | 14,678 | |
| 30 | 行方市 | 38,432 | 11,617 | |
| 31 | 高萩市 | 31,443 | 11,840 | |
| 32 | 潮来市 | 30,850 | 10,311 |
[編集] 産業
[編集] 農業
大和政権期に大国といわれ、常陸国風土記では「常世の国」と謳われたように、日本屈指の農業地帯として有名である。県土の大半を平地が占め、その多くが農地であることから、森林率では31%と大阪府に次いで全国で2番目に低い[6]。メロンの生産量は全国1位である。
[編集] 野菜
- カボチャ(稲敷市ほか)
- キュウリ(常総市ほか)
- こんにゃく(大子町)
- サツマイモ(鉾田市、行方市)
- セリ(行方市)
- 茶(大子町ほか)
- トマト(鉾田市ほか)
- ニラ(小美玉市ほか)
- ニンジン(鉾田市、茨城町)
- ネギ(坂東市ほか)
- 白菜(八千代町ほか)
- ピーマン(神栖市)
- ホウレンソウ(境町ほか)
- マッシュルーム(美浦村、稲敷市)
- ミツバ(鉾田市ほか)
- 落花生(牛久市ほか)
- エシャレット[7](行方市)
- レタス(坂東市ほか)
- 蓮根(土浦市ほか)
[編集] 果実
- こだますいか(筑西市、桜川市)
- メロン(鉾田市ほか)
- 梨(かすみがうら市ほか)
- 大玉すいか(牛久市、阿見町)
- イチゴ(鉾田市ほか)
- 栗(かすみがうら市ほか)
- ブドウ(常陸太田市ほか)
- りんご(大子町ほか)
[編集] 穀物
[編集] 畜産物
[編集] 林産物
[編集] その他の農産物
[編集] 水産業
※ 長年有名だった霞ヶ浦の鯉は、2003年10月のコイヘルペスウイルス騒動[8]で養殖が休業状態になっていたが、2009年4月に県の養殖自粛要請が解除され、養殖が再開されることになった[9]。
[編集] 県内に工場のある企業
※五十音順。Wikipedia日本語版内に記事が存在する企業の中から代表的なものを例示する。
ほか、石岡市、鹿嶋市、かすみがうら市、つくば市、土浦市、日立市、ひたちなか市やその周辺に、大手製造業の研究拠点が多く存在する。
[編集] その他生産品目
- 食品系
[編集] 県内に本社のある主要企業
※五十音順。Wikipedia日本語版内に記事が存在する企業の中から代表的なものを例示する。
[編集] 県内で創業し、県外に本社が移転した企業
※ 農業、水産業の各項目と、「納豆」「干し薯」の出典は以下のホームページから。ただし「芝」「鮎」「鯉」を除く。
[編集] 行政
→茨城県知事一覧参照。
[編集] 財政
[編集] 平成19年度
- 財政力指数 0.64
- Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)17自治体中6位
[編集] 平成18年度
- 財政力指数 0.60
- Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)16自治体中7位
[編集] 平成17年度
- 財政力指数 0.55
- Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)10自治体中7位
[編集] 平成16年度
- 財政力指数 0.53
- Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)8自治体中7位
[編集] 内部告発者への対応
茨城県は農協幹部の背任に関する実名での内部告発者に対し、その内部告発の内容と実名を漏らした。一方茨城県警はこの内部告発に対し、背任の幹部を不起訴とした。1
[編集] 政治
[編集] 茨城県議会
| 会派名 | 人数 |
|---|---|
| 自由民主党 | 48、公認36 |
| 民主党 | 6 |
| 公明党 | 4 |
| 自民県政クラブ | 3 |
| 日本共産党 | 2 |
| 欠員 | 2 |
[編集] 衆議院
- 茨城県第1区 - 赤城徳彦(自由民主党)
- 茨城県第2区 - 額賀福志郎(自由民主党)
- 茨城県第3区 - 葉梨康弘(自由民主党)
- 茨城県第4区 - 梶山弘志(自由民主党)
- 茨城県第5区 - 大畠章宏(民主党)
- 茨城県第6区 - 丹羽雄哉(自由民主党)
- 茨城県第7区 - 中村喜四郎(無所属)
[編集] 参議院
- 茨城県全体では、国政選挙・県政選挙ともに投票率が低い傾向があり、参議院議員通常選挙をとってみると、第16回参院選(36.62%)・第17回参院選(36.94%)・第18回参院選(50.99%)・第19回参院選(50.18%)・第20回参院選(50.07%)と、選挙区の投票率が3回連続全国最低やワースト2位となっている他、知事選挙では1997年9月14日が31.87%、2001年9月16日が29.93%。衆議院議員総選挙でも年々下がり続け50%台で推移、県議選も2002年は40%台まで落ち込んだ。
[編集] 地域
[編集] 県庁が定める地域区分
茨城県には32市7郡10町2村がある(町は「ちょう」ではなくすべて「まち」と読む)。それらは、茨城県庁によって以下の5つの地域に区分されている。以下、地域内人口と、都市圏等を記載する(地域内人口は2005年国勢調査の値、都市圏の人口は2000年国勢調査に基づく都市雇用圏の値)。
- 県北地域:約65.5万人 - 日立都市圏(37.8万人)(県北は「けんぽく」と読む)
- 県央地域:約46.6万人 - 水戸都市圏(66.1万人)
- 鹿行地域:約27.9万人 - 鹿嶋都市圏、鹿島臨海工業地帯(鹿行は「ろっこう」と読む)
- 県南地域:約99.2万人 - 東京都市圏(県内44.3万人)、つくば都市圏(55.5万人)
- 県西地域:約58.9万人 - 下館都市圏(筑西市の大部分・9.8万)、小山都市圏(結城市・5.2万人)、水海道都市圏(常総市・6.6万人)、東京都市圏(古河市の一部・5万人)(両毛デルタ隣接部・R50ベルト地帯→両毛)
茨城県は、全国47都道府県の内、11番目に人口の多い県である。総面積は全国24番目であるが、可住地面積では全国第4位である。これらの統計で見ると、特定の都市に一極集中せず、全体に広く人口が分布しているとも言えるが、地域圏でみると、人口約300万人のうち、1/3が東京圏(列びにつくば都市圏)に含まれ、残りの200万人がそれぞれの地域で商工業を基盤とした地域圏を形成している。
[編集] 県北地域
けんぽくと読む。人口約64万人。
[編集] 県央地域
人口約47万人。
[編集] 鹿行地域
人口約27万人。鹿行は「ろっこう」と読み、かつての鹿島郡(現・鉾田、鹿嶋、神栖の3市)と行方郡(現・行方、潮来の2市)から1字ずつとった名称である。学校の部活動の地区名など「県東」と呼ばれることもある。
[編集] 県南地域
人口約99万人。
- 市部
[編集] 県西地域
人口約58万人。
[編集] その他の地域区分
気象予報や注意報と警報などの範囲は、県北地域、県央地域、鹿行地域、県南地域、県西地域に分けられている。これらに分類される市町村は県庁が定める地域区分と同じである。また、県北地域と県央地域を合わせて茨城県北部と表し、鹿行地域、県南地域、県西地域を合わせて茨城県南部と表す場合がある。
- 北部・南部
- 北部・南東部・南西部
- 「地方」に市町村名などを冠していう方法
- 市町村の事務組合で使用されることがある。
千葉県と茨城県の利根川沿いの地域をちばらぎと風刺する場合がある。
[編集] 地域的特徴
北部(県央地域と県北地域)(1875年5月6日までの茨城県)と南部(旧印旛県北西部、旧新治県北部)では、地域色が異なっており、県庁所在地など北部では人口の減少し、逆に南部の人口が増加傾向にある格差を「南北格差」又は「南北問題」と呼ぶ事がある。旧新治県でも、国道51号沿線と国道6号沿線とでは、経済的基盤も異なっている。
- 北部
- 水戸を中心にした地域で車のナンバーは水戸である。
- 戦国時代は佐竹氏の領土で、江戸時代には水戸藩の領土に属した。
- 日立市、ひたちなか市およびその周辺には、日立製作所関連の工場が多く存在する。地元の人は、日立市という地名と区別するため、日立製作所は「日製」と呼ぶ場合が多い。
- 人口減少や大型店の撤退などが相次いでいる。又、山間部には過疎地域も存在し、年々増加する傾向にある。これは、東京一極集中などの影響で青年層が都市部へ流出していることが原因の一つだと見られている。
- 利用者の減少が続いていた日立電鉄線が、設備更新の経費増大などを理由に廃線となった。
- 東海村や大洗町周辺は、東海第二発電所を初め、原子力関連施設が集中する地域の一つである。
- 久慈川以北の沿岸部では、方位を指す際に、「海側・山側・水戸側・平側」と呼ぶ事もある。
- 南部(県南地域)
- つくばを中心とした地域。かつては土浦が中心的役割を担っていた。県南地区と呼ばれる。
- 1875年5月6日まで「千葉県(旧印旛県)」もしくは「新治県」の一部で、常磐線・つくばエクスプレス・国道6号・国道294号の沿線。
- 平安時代には平将門の地盤となった地域で、かつては守谷藩、谷田部藩、牛久藩、柿岡藩、常陸北条藩、土浦藩、江戸崎藩、龍ヶ崎藩、志筑藩 、玉取藩、小張藩、常陸古渡藩、片野藩の領土に属した。
- 水郷筑波国定公園の一角で、筑波山を望む地域である。
- 立地上、南側志向が強い地域で、千葉県や東京都及び埼玉県との繋がりが深い一方で、北部(水戸など)との繋がりは浅い。2005年夏につくばエクスプレスが開通したほか、圏央道の整備が進んでおり、都市化や東京のスプロール現象を受けて、大規模なニュータウンの造成や、大型店進出、人口増加が続いている。
- 県外からの転入者が多くを占めている外に、古くからの地元民にも、東京都内や千葉県などへ通勤・通学する人が多い。逆に、千葉県東葛地域などから茨城県南部への昼間人口移動も活発である。この為に、千葉県と相互に強い影響を及ぼしあっている茨城県の地域という意味で、「ちばらき」とも言われ、またときに揶揄されている。
- 近年に茨城県南西部に転入して来た住民は、ニュータウンの造成などによる転入が特徴的で、東京都内に通勤・通学する住民が多く、地元への定着性も低い。消費活動も通勤・通学先で行われる傾向があり、特に東京都区部に通勤・通学する住民は、「茨城都民」と諷刺される事もある[10]。
- 国政選挙の投票率は県内最高位だが、県知事選挙の投票率は県内最低位である。この現象を、一部の全国紙ローカル面では「県南現象[10]」・「県南問題[要出典]」と呼ぶ事がある。
車のナンバーはつくば市、守谷市、つくばみらい市がご当地ナンバーのつくばナンバーであり、それ以外は土浦ナンバーである。
- 南東部(鹿行地域)
- 鹿嶋を初めとする地域。1875年5月6日までは「新治県」の一部で、大洗鹿島線・鹿島線・国道51号の沿線。
- 現在は治安の悪化が著しく、神栖市を中心に警察署新設運動が持ち上がっている[11]。
- Jリーグ・鹿島アントラーズの地盤であり、その本拠地たる鹿嶋にはサッカーが定着している。また、鹿行地域の全域が鹿島アントラーズの広域ホームタウンに指定されている。さらに、鹿島学園高等学校は高校サッカーにおいて全国的知名度が上がってきている。
- こちらも水郷筑波国定公園の一角で、筑波山を望む地域である。水郷(あやめ園)や鹿島神宮など観光名所が多くある。
- 旧新治県の一部ではあるが、県南(土浦以南)とは性格が違う。公共交通機関が乏しいため、自家用車が手放せない現状である。しかし、公共交通機関を用いて東京都へ行く場合は、鹿嶋・潮来・鉾田市民は鹿島線及び大洗鹿島線か高速バス「かしま号」を、神栖市民は「はさき号」を、行方市民のうち旧麻生町及び旧北浦町民はあそう号、旧玉造町民は路線バスの鹿島鉄道代替バスもしくは自家用車で、石岡駅もしくは高浜駅に行き、常磐線を利用するが、自家用車で土浦駅へ行き常磐線で東京都へ向かう行方市民も多い。また、『あそう号』は便数が非常に少なく不便なため、潮来市にある東関東自動車道潮来インターチェンジに隣接されている高速バスのターミナルまで家族に送迎してもらうのが一般的である。さらに、行方市民が水戸市へは向かう場合は自家用車で直接行くか、石岡駅か新鉾田駅から鉄道を利用する。大洗鹿島線で繋がっている水戸市や、後述するとおり利根川の対岸である千葉県と交流が盛んである。
- 千葉県の国道51号沿線(成田、千葉市など)や総武線沿線(銚子など)との繋がりが深い(主に鹿嶋・潮来)為に、こちらも「ちばらき」と諷刺される事もある。
- 農業では、鉾田市(主に旧鉾田町及び旧旭村)が遠州灘沿岸(静岡県西部と愛知県東部)と列ぶメロンの大産地である。又、鹿島臨海工業地帯が造成されて以降は、臨海工業地域になっている。
- 西部(県西地域)
- 古河や筑西を初めとする地域。旧猿島郡や旧真壁郡に相当する。
- 古河は宇都宮線の沿線なので、埼玉県や栃木県、はたまた「両毛県」の一部だと誤認される事も多い。
- 結城も新4号国道が通っている為、埼玉県・栃木県・両毛との繋がりが深いのに対して、常磐線沿線との繋がりは浅い。
- 国県の出先機関が集中する筑西も栃木県との境にあり、県庁所在地の水戸方面との繋がりは浅い(自動車・鉄道とも栃木県の県庁所在地宇都宮市の方が、水戸よりもはるかに近い)。
地域格差を解消するための施策として、県では、2006年から2010年度までの5ヶ年計画で、鹿行・県南・県西の各地域を「南部広域連携圏」とし、県北山間・県北臨海・県央の各地域を「北部広域連携圏」に分けた展開の方向性を示している。「南部圏」は、南関東との更なる連携を強める交通インフラに重点を置いた地域造りを、「北部圏」は、北関東における物流拠点や先端産業拠点と、東京圏に依存しない広域交通基盤の整備を目指している。 また、県庁内に、県北地域の振興を専門に行なう県北振興室が新設され、県北地域振興を担う(財)グリーンふるさと振興機構とともに、「いばらき さとやま生活」と名付けた主に団塊世代をターゲットにした移住・二地域居住など、県北地域でのゆったりと豊かなライフスタイルを発信、推進している。
今後は、東京都心に近く人口増加傾向の南西部の発展が続くと予想されている。逆に北部は過疎地域が増加する傾向にあるため、衰退の可能性も孕んでいる。
[編集] 生活文化
- オセロ発祥の地である。
[編集] 食文化
[編集] 郷土料理
- アンコウ鍋
- 納豆
[編集] ランキング
ケーキ購入額と自動車関係支出が全国1位である。 テレビ局が調べた影が薄い都道府県ランキングで全国2位となった。(1位は栃木県) また、2009年に民間企業が調べた地域ブランド力ランキングがフジテレビの『めざましテレビ』で報道され全国45位だった。
[編集] 言語
地域的には東関東方言地域に属する。茨城県は元々は常陸国と下総国に分かれていたが、現在では茨城県内が発祥の東関東方言を総称して茨城弁と呼ばれる。ただし、北部と南部・西部では語彙や発音が異なり、それぞれの方言同士では互いに会話が困難なこともあるため、南部や西部の方言を東関東方言の一種、北部の方言を東北方言の一種とし、別の方言として分類すべきという主張もある[要出典]。 また、筑波研究学園都市として発展したつくば市や、東京都心のベッドタウンとして発展した守谷市や取手市など、県南地域では地域独自の言葉を理解できない住民も多く、これらの地域では共通語が主に用いられている。
[編集] 主な学校
- 県立全日制(13学科110校)
- 県立定時制(3学科12校、うち独立校1校)
- 県立通信制(2学科1校)
- 県立専攻科(3学科2校)
- 私立全日制(6学科22校)
- 私立通信制(1学科6校)
- 私立専攻科(1学科1校)
- (→茨城県高等学校一覧)
- 公立(19校、うち分校1校)
- 市立(1校)
- 国立(1校)
- 国立茨城工業高等専門学校(ひたちなか市)
- 学校教育以外の施設
- 公立(1校)
[編集] マスメディア
[編集] 放送局
- テレビ
- NHK水戸放送局(地上デジタルテレビジョン放送を使って県域放送を実施。2008年現在、筑波中継局エリア外の南西部を除き、受信が可能である。また、2011年の地上デジタル放送完全移行時に筑波中継局が増力され、県内全域で県域放送が見ることができるようになる。[12]これにより南西部では、NHK総合は関東広域圏の放送と県域放送の2つを視聴できるようになる。
- ラジオ
- NHK水戸FM放送は、一部時間帯において水戸局独自の番組を放送
- 県域民放FMはまだ開局メドが立っていない。
その他はテレビ、ラジオとも関東広域圏、或いは東京都を含む近県をエリアとする放送局を受信する。
民放テレビ5大キー局・ネットワーク(NNN・JNN・FNN・ANN・TXN)、NHK東京テレビ2波は、東京タワーからの広域放送の電波の他、県内に中継局が存在する。
[編集] 独立UHF局
茨城県には独立UHF局はないが、隣県の県域局や東京都域の局が一部茨城県内を受信範囲としている。(スピルオーバー波)
隣接都県の独立UHF局の県内におけるサービスエリア(自治体別)はおおよそ以下の通り。
- チバテレ - 取手市、守谷市、つくばみらい市、つくば市、龍ケ崎市、牛久市、土浦市、稲敷市、坂東市、潮来市、行方市、鉾田市、鹿嶋市、神栖市、北相馬郡利根町、稲敷郡阿見町・河内町・美浦村(チバテレビ・受信ガイド)
- テレ玉 - 古河市、守谷市、坂東市、常総市、猿島郡五霞町・境町 (テレビ埼玉・デジタル放送エリア図)
- TOKYO MX - 取手市、守谷市、つくばみらい市、北相馬郡利根町、常総市、坂東市 (TOKYO MX 地上デジタル受信ガイド)
- とちぎテレビ(とちテレ) - 県西地区全域、守谷市、つくばみらい市、つくば市 (とちぎテレビ・放送エリア図)
- 群馬テレビ - 古河市、猿島郡五霞町・境町、坂東市 (群馬テレビ・サービスエリア図)
- テレビ神奈川(tvk) - 受信範囲外。 (tvk サービスエリア)
また、以上の受信可能エリア外でもケーブルテレビの再送信や遠距離受信で一部受信することができる。
- 県内で同一チャンネル使用により、独立UHF局が受信不可能な事例
- TOKYO MXテレビ(アナログ14ch・デジタル20ch) - アナログ・デジタル共に水戸テレビ・ラジオ放送所のデジタル放送局と被っているため、南西部を除き受信困難な地域が多い。(ただしケーブルテレビを介して受信する場合は、スノーノイズが多いものの受信は可能である。)だが、TOKYO MXテレビの放送受信範囲は東京タワーより40km(県内では守谷市・取手市・坂東市などごく一部)としており、それらの地域では同一チャンネルで被る事例は発生していない。
- テレ玉(アナログ38ch・デジタル32ch) - フジテレビ(デジタル放送はテレビ東京)の水戸テレビ・ラジオ放送所のチャンネルが被るために、県央・県北では視聴困難に近い。だが、元より県央・県北はテレ玉の放送受信範囲外となっている。
- テレビ神奈川(アナログ42ch) - 茨城県では受信エリア外であることに加え、NHK教育石岡中継局や日本テレビの水戸テレビ・ラジオ放送所の水戸アナログ中継局と重なるため、県央・県北だけではなく、県南地区北部でも視聴が困難である。
- ※なお、tvkでは過去1993年から2000年にCS用チャンネルとして、「TVKスーパーステーションTV→ch Yokohama→YOKOHAMAベイサイドTV」と称して、同局の放送番組を神奈川県向けと同内容でサイマル放送するチャンネルがあり、それを茨城県下のケーブルテレビ、あるいはディレクTV(CS直接受信)を通して受信した世帯が存在した。[13]2000年にディレクTVの配信が終了(それを引き継いだスカパー!では配信せず)したことと、ケーブルでの再配信もそれ以降県内では唯一行っていたリバーシティ・ケーブルテレビの配信も2004年に中止されたことから、現在は茨城県でのtvk受信はごく一部の遠距離受信を除き事実上できなくなった。
[編集] 県外のラジオ局
民放AMに関しては、大半の地域でTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送が聴取できる。県北の一部ではラジオ福島、県西の一部では栃木放送、県南、県西のそれぞれ南部では、ラジオ日本も聴取できる。
民放FMに関しては、bayfmが最も広くカバー(水戸以南)しており、県北を除き複数の近県民放FM局が受信できる地域が少なくない。又、NACK5(主に南西部)やRADIO BERRY(主に旧真壁郡)、ふくしまFM(旧多賀郡)も地域によって受信可能である。それに加え国際放送のNHKワールド・ラジオ日本の送信所が県内にある。
- 県内で受信が可能な近都県民放FM局一覧(太字はJFN系列局)
茨城県は「県域民放テレビ局」と「県域民放FM局」の双方が存在しない県であり、特に県北は「電波過疎地域」や「UHF局無縁ゾーン」との異名も存在する(その理由は前述を参照)。そのため、県全体で見るとテレビ・ラジオメディアに関しては出遅れている県といえる。その一方で守谷市から坂東市にかけての一帯のように、4局の独立UHF局に加え、南関東全域のラジオ放送局が視聴できる地域もある。
かつては民放テレビ局、民放FM局開局の動きがあったが、テレビ放送を計画していた茨城放送はテレビ放送を断念。民放FM局は「スポンサーが付くかどうか不安」「現在の放送局で充分」との声も多く、周波数の空きも十分になく周波数の割り当てができず、実現に至らなかった。電波過疎地域を関東で二分していた事もある栃木県は、「県域民放テレビ局」と「県域民放FM局」とも開局した。茨城県には県域デジタル放送の開局となっているが、それでも県域民放テレビ局が開局しているとはいえないため、テレビメディア関連が他の地域より出遅れている印象を覆す事はできなかった(そのことがあったため、民放テレビ局を求める若年層がこの地域から離れていき、県北の過疎化をより加速させる原因の一つになったといえる[要出典])。
また、1997年にはCS放送プラットフォームのパーフェクTV!(現・スカイパーフェクTV!)において、つくばテレビ(所在地:東京都)が運営した「ほっと茨城テレビ(HIT)」が開局し、茨城県の地域情報を提供することを目指したが、前述のスポンサーが充分に集まらなかった事と、加入者も思うように伸びなかった事などが原因となり、僅一年で廃止した。その後、つくばテレビは、グラビアアイドルなどセクシー女優専門チャンネル(現在のエンタ!371)に業態を変更した。
現在は、茨城県の広報番組である「おはよう茨城」がキー局のフジテレビで放送されている。そのため、茨城県域の情報が他の関東1都5県でも見ることが出来る状況にある。
2004年にNHK水戸放送局が地上波デジタル放送を開始しており、デジタル放送対応機器の普及が進むにつれて広く知られるようになった(一部を除きCATV再送信も行われている)。将来的にデジタル放送への完全移行後、民放テレビ局・民放FM局を開局する計画が浮上する可能性は十分あるものの、そのメドは今のところ立っていないといえる(FM放送もデジタル完全移行まで一部の周波数が使えず、県域放送を行う周波数の空きがない状態であるため開局は不可能に近い)。その代わり、地上波デジタル放送を視聴していない世帯では、ゆうどきネットワーク・首都圏ネットワークや首都圏ニュース845、こんにちはいっと6けんなどの番組でローカルニュースやローカル情報を得る機会を作っている。
また、北茨城市などの茨城県北部の一部では福島県の民放(福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島)が受信できる地域が存在する。そのため、独立U局系の番組の他に関東広域局がネットしていない番組を視聴することができる。
[編集] ケーブルテレビ局
[編集] 地方紙
かつては、新いばらき(水戸)が存在した。
[編集] 交通
[編集] 空港
国内線では東京国際空港(羽田空港、東京都大田区)、国際線では成田国際空港(成田空港、千葉県成田市)の利用者がほとんどである。一部に福島空港の利用者も存在する。
- 百里飛行場(愛称:茨城空港/首都圏茨城空港)(航空自衛隊百里基地の軍民共用化。2010年に開港する予定で、建設中。)
- 大空港に近い土地柄、就航都市と便数面での見通しが悪いことから、首都圏第3空港としてアジアのハブ空港への国際線LCC就航を主眼に入れた整備が行われている。行政主導でもあり、財政が逼迫する中での「赤字空港の建設は不要」とする声も地元住民から出ている。さらに、税金の無駄遣いの一例として全国に放送されるニュース番組に取り上げられたことがある。
2009年3月現在、アシアナ航空は就航表明。JAL/ANAは茨城県からの就航要請に対して採算性を理由に難色を示している。また格安航空会社として有名なエアアジアに対しても就航の可能性を模索している。
[編集] 鉄道
南から北にかけて常磐線が県内を縦断し、山手線のターミナル駅上野と取手・土浦・水戸・日立・高萩方面を結んでいる。また、本県で最初に開業した鉄道である東北本線および東北新幹線が古河を経由するほか、同線より小山で分岐する水戸線が西から東へ県内を横断し、結城・筑西を経て笠間市友部を結んでいる。 その他、2005年に開業したつくばエクスプレスが秋葉原と守谷・つくば(筑波研究学園都市)を結んでいる。
上記の県内各線の駅のほか、鉄道網の発達した千葉県・埼玉県と大河を隔てて接する本県の特徴として、県境に近い県内市町村住民が、五霞町を除き利根川を渡って隣県にある近くの駅を最寄駅として利用する例が多数みられる。後述するようにバス路線の衰退が叫ばれて久しい本県であるが、隣県の駅との間を結ぶフィーダー路線では、朝日自動車や茨城急行のようにPASMOやバス共通カードを採用し、比較的高頻度の運行を続けている例もある。
- 東日本旅客鉄道
[編集] 道路
- 北関東自動車道
- 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
(→茨城県の県道一覧)
高速道路では、常磐道が県内を南西から北東に向けて貫いており、都内及び東北地方へ接続する最大の動脈となっている。また圏央道の建設が進み、2009年現在ではつくばJCT~稲敷ICまでの区間が開通している。将来的には首都圏を大きく囲むような形になり、都内から放射状に伸びる各高速道路を連絡する形になる予定である。これにより、埼玉県や多摩地区西部、成田空港などへのアクセス改善が期待されている。
東西方向へは北関東自動車道が建設中であり、水戸・宇都宮・前橋の北関東3都市を連絡する予定となっている。すでに水戸南ICから東北道までを結ぶ区間が全通している。また東関東自動車道は県南東部の鹿嶋市から千葉県を経由して都内へと続いており、鹿嶋工業地域への重要な連絡路となっている。
一般国道では、土浦・水戸・日立の主要都市を通過する国道6号が大動脈であるが、市街地では渋滞も多く改善が望まれている。国道50号は水戸~前橋、国道51号は水戸~千葉間を結び、それぞれ交通量も多い。この他、水戸~会津若松を結ぶ国道118号、水戸~宇都宮を結ぶ国道123号、水戸~日立を結ぶ国道245号、取手~会津若松を結ぶ国道294号などが道路網の中核を成す。また、つくば市の国道354号真瀬交差点より、つくばエクスプレスに沿って千葉県を経て埼玉県三郷市まで至る都市軸道路が建設中である。真瀬交差点より北は新都市中央通り、学園北大通りと繋がり、一体的な道路となる。
茨城県は平地が多いためもあり、道路総延長は北海道に次いで全国2位となっている。しかし道路の舗装率が全国最低レベルであること、山地の多い県北西部などを中心に狭隘路がかなり残存していること、都市部では車線数が少なく渋滞が日常化しているなど、全般的に整備が進んでいるとは言いがたい状況にある。
[編集] 路線バス
平地が多く、鉄道密度が比較的低い土地柄、網の目のように路線が広がっているのが特徴。ただし近年では農村部路線を中心とした廃止が多く、県北・鹿行・県西地域を中心に交通空白地帯・不便地域が広がっている傾向にある。つくば・土浦・取手・ひたちなか・水戸・守谷のように人口の集中する地域やベッドタウンでは比較的路線・便数が多いが、その他の地域では鉄道駅と市街地を結ぶフィーダー路線がほとんどとなり、バスサービスの県内間落差が激しい。農村部を横断する都市間路線で十分な本数を維持しているのは水海道駅~土浦駅線程度となり、かつて新古河駅から水戸駅まで、東武鉄道と関東鉄道が県土を2分して縦横無尽にバスネットワークを提供していた時代の面影はほとんどない[16]。一方でコミュニティバスや福祉バス等、自治体によっては新たな運営システムでの乗合バス等も増えているほか、つくばエクスプレスの開通に伴いつくば市から坂東市に至る広い範囲で路線の再編が行われ、一定の成功を収めている。県内で最も多くの路線を持つ会社は関東鉄道で、水戸周辺では茨城交通の路線が最も多い。また県外を結ぶ高速路線の数も多く、特に東京都心と鹿島神宮、つくば、水戸を結ぶ路線は利用が多く便数も多い。
[編集] 港
[編集] フェリー
[編集] 施設
[編集] 博物館・美術館など
- 茨城県陶芸美術館(笠間市)
- 笠間日動美術館(笠間市)
- カシマサッカーミュージアム(鹿嶋市)
- 霞ヶ浦ふれあいランド(行方市)
- しもだて美術館[1](筑西市)
- 地図と測量の科学館(つくば市)
- 水戸芸術館(水戸市)
- ミュージアムパーク茨城県自然博物館(坂東市)
[編集] ホール・コンベンション施設
- 県北地区
- 高萩市文化会館(高萩市)
- 日立シビックセンター(日立市)
- 日立市民会館(日立市)
- 県央地区
- 茨城県立県民文化センター(水戸市)
- 小美玉市文化センター(小美玉市)
- 東海文化センター(東海村)
- ひたちなか市文化会館(ひたちなか市)
- 水戸市民会館(水戸市)
- 県南地区
- 県西地区
- 古河市公会堂(古河市)
- 下館市民会館(筑西市)
- ペアーノ(筑西市)
- 下妻市民文化会館(下妻市)
- 常総市民会館(常総市)
- 坂東市総合文化ホールベルフォーレ(坂東市)
- 結城市民文化センターアクロス(結城市)
- 鹿行地区
[編集] 観光
[編集] 旧跡・歴史施設等
[編集] 自然景勝
[編集] 公園
[編集] イベント
- 金砂神社磯出大祭礼:72年に1回行われる。前回は2003年。 (常陸太田市)
- 土浦全国花火競技大会:日本三大花火に選ばれ、毎年10月の第一土曜日に行われる。毎年80万人の来客がある。(土浦市)
- 常陸國總社宮大祭:関東三大祭に選ばれており、3日間で約40万人の来客がある。(石岡市)
- 日立風流物(日立市)
- まつりつくば(つくば市)
- 水戸の梅まつり(水戸市・偕楽園):梅まつりの際には、偕楽園駅に常磐線と水戸線の上り列車が臨時停車する。
- 毎年11月に、常陸大宮市で関東一の芋煮会が開催される。
[編集] 茨城県内を舞台にした作品
[編集] 映画
- いちばんきれいな水(つくば市)(主演:加藤ローサ)
- 男はつらいよ寅次郎真実一路(牛久沼畔 - 茎崎町。現・つくば市)
- 恋するトマト(霞ヶ浦付近)(主演:大地康雄)
- ゴジラvsビオランテ(つくば市)(主演:三田村邦彦)
- ゴジラvsメカゴジラ(つくば市)(主演:高嶋政宏)
- ゴジラvsスペースゴジラ(つくば市)(主演:橋爪淳)
- ゴジラvsデストロイア(つくば市)(主演:辰巳琢郎)
- ゴジラ2000 ミレニアム(東海村、鹿嶋市)(主演:村田雄浩)
- ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(東海村)(主演:田中美里)
- 下妻物語(下妻市、牛久市)(主演:深田恭子)
- HAZAN(筑西市)(主演:榎木孝明、南果歩)
- 僕たちの戦争(つくば市・土浦市)(主演:森山未來、上野樹里)
- メロン畑でつかまえて(旭村。現・鉾田市)(出演:田中健・原日出子・仲村瑠璃亜・財津一郎・渡辺裕之・長門勇他)
- 夜のピクニック(水戸市等)(主演:多部未華子)
[編集] テレビドラマ
- がきんちょ~リターン・キッズ~(大子町)
- 風と雲と虹と(坂東市岩井)
- 逆転夫婦の珈琲ワルツ(つくば市)
- 徳川慶喜(水戸市)
- 特急田中3号(つくば市・土浦市)
- ねばる女(水戸市)
- ママはバレリーナ(常総市、守谷市)
[編集] 漫画・アニメ・小説
- 葛本さんちの四兄弟(當麻町)※架空の町
- 魔法の妖精ペルシャ 第三十九話 科学博カッパ騒動(谷田部町。現つくば市)
- 機動警察パトレイバー:シャフトエンタープライズジャパン土浦研究所がある(土浦市)
- ゲッターロボ號:漫画版において本来の基地が閉鎖されたあとの作戦本部となった秘密基地の所在地が筑波。具体的な市町村名は記されていない。
- 卓球Dash!!(牛久市)
- 新世紀エヴァンゲリオン第六話 決戦、第3新東京市 Rei II(つくば市)
- 新竹取物語 1000年女王 ザ・タワー1000(実現せず)(つくば市)
- 天保異聞 妖奇士 説十二(12話)『駁竜(はくりゅう)、月に吠える』 古河藩/古河城(古河市)
- 鳴弦の巫女 あるいは神内雪奈さんの秘密(桜市)※架空の市 ISBN 9784894257467
- 六番目の小夜子(水戸市) ISBN 9784101234137
- 図書館の海・ピクニックの準備(水戸市) ISBN 9784101234168
- 夜のピクニック(水戸市) ISBN 9784101234175
- 図書館危機(水戸市) ISBN 4840237743
- 裸者と裸者愚者と愚者覇者と覇者(常陸市)※架空の市(土浦市)(つくば市)など
- 新世界より(神栖市)(つくば市)
- 貴志祐介の小説。主人公たちが住んでいるのが神栖市。その後筑波山に行ったりもしている。
[編集] スポーツ
[編集] 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
[編集] 社会人野球
- 茨城ゴールデンゴールズ(稲敷市)
- 住友金属鹿島硬式野球部(鹿嶋市)
- 日立製作所硬式野球部(日立市)
[編集] 大型スポーツ施設
- カシマサッカースタジアム(鹿嶋市) -アントラーズのホーム-
- アントラーズクラブハウス(鹿嶋市)
- カシマスポーツセンター(鹿嶋市)
- 笠松運動公園陸上競技場(那珂市) -ホーリーホックのホーム-
- 取手競輪場(取手市)
- 日本中央競馬会 美浦トレーニングセンター(美浦村)
- ひたちなか総合運動公園(ひたちなか市)
[編集] 姉妹県・姉妹州
[編集] 脚注
- ^ 「城」は「き」とも読む。「宮城」を「みやぎ」というように濁音になるのは連濁の結果であり、「いばらき」のように必ずしも連濁が起こるとは限らない。
- ^ 「茨城はいつから『いばらき』になったのか!?」excite.ニュース 2005年3月24日
- ^ これを不適切な使い方とする向きも一部にあるが、日本語では略語で読みが変化するのは古より一般的にみられる用法。また、47都道府県名の中で一文字の読みが3音節以上になるのは「茨城」の「茨(いばら)」のみ。なお、「茨」の音読みは「し」。
- ^ 公式には「霞ヶ浦」は西浦、北浦、外浪逆浦の3湖沼および常陸川、北利根川、鰐川の3河川の総称である。ただし、西浦だけを指して霞ヶ浦と呼ぶことも多い
- ^ いばらき統計情報ネットワーク 茨城県の人口と世帯(茨城県常住人口調査)より。
- ^ http://www.rinya.maff.go.jp/toukei/genkyou/shinrin-jinkou.htm
- ^ ラッキョウを軟白栽培したもので「エシャレット」は日本独自の商品名である。フランス料理などに使用される本物のエシャロットとは別物
- ^ プレスリリースコイヘルペスウイルス病を疑うコイの確認について農林水産省消費・安全局、平成15年11月2日
- ^ 「5年半ぶりコイ養殖再開 霞ヶ浦・北浦」茨城新聞、2009年4月24日
- ^ a b 「「茨城都民」はどう動く 知事選との同日選」asahi.com 2005年09月02日
- ^ http://www.city.kamisu.ibaraki.jp/07_government/_hisho_koutyou/0702-29.htm
- ^ http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/dtv/zenkoku/xls/2009/rm1_13_01.xls
- ^ このことから、Jリーグの鹿島アントラーズ主管試合(茨城県立カシマサッカースタジアム)をTVK製作で1993年-1995年ごろまで放送したことがあった。1996年から神奈川県のチームに特化した放送に移行したため撤退し、1997年のみ千葉テレビ放送製作で鹿島主管試合を放送したことがあった
- ^ 日本国内の鉄道路線において、路線が通過する県に1つも駅がないのは本県における東北新幹線が唯一である。中川浩一は1981年の「茨城県鉄道発達史」において、新幹線が茨城県にただ騒音のみをもたらすことを危惧していたが、30年近く経つ現在もその状況は変わっていない
- ^ http://kss-city.hp.infoseek.co.jp/yn/yn_weekly1.htm
- ^ 東武鉄道は2002年までに茨城県から撤退し、当時残っていた路線は県内各社の他、系列の朝日自動車・茨城急行自動車・阪東自動車が継承
[編集] 関連項目
- Portal:日本の都道府県/茨城県--茨城県の記事を充実させる事を目的にしたポータルページ(参加者募集中)
[編集] 外部リンク
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| 先代 : 茨城県/新治県/印旛県 |
行政区の変遷 1871年 - 現在 (1875年に現在の県域が確定) |
次代 : |

