野村萬斎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
のむら まんさい
野村 萬斎
(二世)
本名 野村 武司(のむら たけし)
生年月日 1966年4月5日(48歳)
出生地 日本の旗 日本, 東京都
民族 日本人
身長 174cm
血液型 B型
職業 狂言師俳優
ジャンル 舞台映画
活動期間 1970年 - 現在
活動内容 1970年:狂言初舞台
1985年:俳優デビュー
1997年:『あぐり
2001年:『陰陽師
2003年:『陰陽師Ⅱ
2012年:『のぼうの城
配偶者 1996年:野村千恵子
家族 父:二世野村万作
母:阪本若葉子
子(長女):野村彩也子
子(長男):野村裕基(狂言師)
子(次女):
主な作品

ドラマ・映画
花の乱
あぐり
陰陽師
のぼうの城
狂言
『まちがいの狂言』
髭櫓
『敦 - 山月記・名人伝 - 』

二世野村 萬斎(のむら まんさい、本名・野村武司(のむらたけし)、1966年昭和41年)4月5日 - )は、狂言和泉流能楽師俳優東京都生まれ。二世野村万作と詩人阪本若葉子の長男。4人兄弟の3番目で姉・姉・本人・妹という女性に囲まれて育った。1979年筑波大学附属小学校1985年筑波大学附属中学校・高等学校東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒。長男は野村裕基。身長174cm[要出典]

野村萬斎は、能楽狂言方和泉流野村万蔵家の名跡である。

概要[編集]

初世野村萬(本名:太良)と二世野村万作(本名:二朗)の兄弟は、六世万蔵の息子だが、六世の死後、名跡を分配することになり、兄・萬が七世野村万蔵を襲名し、弟・万作は五世万造(六世万蔵の父)の隠居名・萬斎を相続することになった。しかし、万作は「万作」という名に愛着を持っていた為に「萬斎」を自分では名乗らず、この名前を名乗ることを希望した長男に譲ったものである。

父の兄弟には萬の他に、野村四郎(観世流シテ方)、野村万之介(狂言方)がいる。いとこに、九世野村万蔵及び万蔵家の分家である万禄家を50年ぶりに復興した福岡在の野村万禄(本名:吉積史高)がいる。

本番でうまくいかなくて揚幕に入った途端、父親に殴られたことがあるらしい。子供の頃も扇子が折れるくらい殴られたそうだ。 [1]

狂言以外でも一般の俳優としてドラマ、映画、舞台などで活動を行っており、端整な容姿と気品ある物腰、独特の発声等で存在感を示す。1994年に出演した大河ドラマ花の乱』や、1997年NHK朝の連続テレビ小説あぐり』に出演し、知名度を上げた。また2008年木曜時代劇鞍馬天狗』で主演の鞍馬天狗(倉田典膳)を演じた。

NHK Eテレの子供向け番組『にほんごであそぼ』に2003年の放映開始時よりレギュラー出演している。

また、著作や舞台イベントなどで狂言の普及に努めるかたわら、日本伝統芸能と現代劇との融合を目指して『藪の中』や『RASHOMON』、『敦 - 山月記・名人伝 - 』などを演出し、評価を得た。重要無形文化財「能楽」保持者に認定(総合認定)。

略歴[編集]

受賞歴[編集]

著作物[編集]

書籍[編集]

  • 野村萬斎『萬斎でござる』(朝日新聞社、1999年)
    • 朝日文庫でも刊行。(朝日新聞社、2001年)
  • 野村萬斎『狂言サイボーグ』(日本経済新聞社、2001年)
  • 小野幸恵『日本の伝統芸能はおもしろい(3) 野村萬斎の狂言』(野村萬斎監修、岩崎書店、2002年)
  • 野村萬斎・土屋恵一郎『狂言三人三様 第1回 野村萬斎の巻』(岩波書店、2003年)
  • 『野村萬斎 What is 狂言?』(網本尚子監修・解説、檜書店、2003年)
  • 野村萬斎『MANSAI◎解体新書』(朝日新聞出版、2008年)

映像資料[編集]

  • 『万作・萬斎 狂言の世界』(NHKソフトウェア、2004年)
    • 「狂言師 野村萬斎 初舞台から襲名まで」(VHS版、1995年)
    • 「狂言師 野村萬斎 エイスケそしてニューヨーク」(VHS版、1998年)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ INLIFE 男の履歴書 野村萬斎
  2. ^ 文化庁「国指定文化財等データベース」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]