第25回NHK紅白歌合戦
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第25回NHK紅白歌合戦は、1974年12月31日にNHKホールで行われた、通算25回目のNHK紅白歌合戦。21時から23時45分にNHKで生放送された。
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[編集] 概要
- 第25回を記念し、「人気投票枠」での出場者として春日八郎、三橋美智也が再出場した(~1977年・第28回)。
- 1969年(第20回)の落選以降、「ヒット曲がありませんから…」と紅白出場を断り続けていた江利チエミが、同年「酒場にて」でヒットを飛ばして再び声がかかった。トリを飾ってもおかしくないと言われたが、江利は「もう紅白は卒業しましたから…」と頑なに出演を断った。その後紅白には一度も出場することなく、1982年に急死した。
- 西城秀樹・郷ひろみ・野口五郎の新御三家、山口百恵・桜田淳子・森昌子の花の高一トリオが揃って出場した。この6人が揃っての紅白出場は、1980年10月に山口百恵が芸能界引退となる前年の1979年(第30回)までである。
- 小柳ルミ子、南沙織、天地真理の新三人娘も引き続き出場。翌年、天地真理が出場しなかったため、三人揃ってはこの年が最後となった。
- ザ・ピーナッツが現役最後の出演になった。翌年4月13日、引退した。
- ヴェルベッドのスーツでクールに歌う沢田研二のステージの後半に、本物の白い鳩が手元に飛んでくるという、楽曲のイメージと相俟って粋な演出があった。
- 森進一は初の大トリを務め、日本レコード大賞を受賞した「襟裳岬」を歌った。ところが、一礼した際にズボンのファスナーが開いていることが分かった。間奏のところで、他の出場者たちがそれとなく森を取り囲む形でファスナーを閉めるというハプニングがあった。
- また、紅組トリ島倉千代子の歌唱曲も同じタイトルの「襟裳岬」であった(あくまで、別の曲である)。
- 渡哲也は、この年のNHK大河ドラマ「勝海舟」の主役であったが、病気療養のために途中降板した(代役は松方弘樹)。「NHKに迷惑をかけた」という謝意からも、前年のヒット曲「くちなしの花」を携えて初出場、前半の白組トリを任された。ステージには、ドラマで共演の大原麗子(当時、渡の実弟で俳優の渡瀬恒彦の妻=渡とは義兄妹でもあった)が駆けつけた。
- 後年、『思い出の紅白歌合戦』(NHKBS-2)で再放映された。
[編集] 司会者
[編集] 演奏
- 紅組:原信夫とシャープス・アンド・フラッツ・東京放送管弦楽団(指揮 原信夫)
- 白組:小野満とスイング・ビーバーズ・東京放送管弦楽団(指揮 小野満)
[編集] 審査員
- 橋本明治(日本画家)
- 杉村春子(女優)
- 尾上松緑(歌舞伎俳優。この年の大河ドラマ『勝海舟』の勝小吉役)
- 栗原小巻(女優)
- 堀江謙一(海洋冒険家)
- 檀ふみ(女優。『連想ゲーム』のレギュラー解答者)
- 魁傑將晃(大相撲・関脇)
- 新垣留美子(翌1975年開催の沖縄国際海洋博覧会コンパニオン)
- 根本良夫・NHK副放送総局長
- 一般審査員のみなさん40名
[編集] 出場歌手
| 紅組 | 白組 | ||
|---|---|---|---|
| 歌手 | 曲 | 歌手 | 曲 |
| 山口百恵(初) | ひと夏の経験 | 西城秀樹(初) | 傷だらけのローラ |
| アグネス・チャン(2) | ポケットいっぱいの秘密 | 中条きよし(初) | うそ |
| チェリッシュ(2) | 恋の風車 | 三善英史(2) | 愛の千羽鶴 |
| 小柳ルミ子(4) | 冬の駅 | フォーリーブス(5) | 急げ!若者 |
| 桜田淳子(初) | 黄色いリボン | 堺正章(4) | 枯葉の宿 |
| 佐良直美(8) | 花のフェスティバル | 郷ひろみ(2) | 花とみつばち |
| 梓みちよ(8) | 二人でお酒を | 殿さまキングス(初) | なみだの操 |
| 南沙織(4) | 夏の感情 | 野口五郎(3) | 甘い生活 |
| 森昌子(2) | おかあさん | 菅原洋一(8) | ケ・サラ |
| 和田アキ子(5) | 美しき誤解 | 海援隊(初) | 母に捧げるバラード |
| 山本リンダ(4) | 闇夜にドッキリ | 美川憲一(7) | はしゃぎすぎたのね |
| 森山良子(4) | ある日の午後 | 橋幸夫(15) | 沓掛時次郎 |
| 都はるみ(10) | にごりえの町 | 渡哲也(初) | くちなしの花 |
| 水前寺清子(10) | てっぺんまごころ | 北島三郎(12) | 寒流 |
| あべ静江(初) | みずいろの手紙 | にしきのあきら(5) | 花の唄 |
| ペドロ&カプリシャス(初) | ジョニィへの伝言 | 村田英雄(13) | 皆の衆 |
| 小坂明子(初) | あなた | 三橋美智也(11) | 哀愁列車 |
| 天地真理(3) | 想い出のセレナーデ | 内山田洋とクール・ファイブ(3) | 海鳴り |
| 八代亜紀(2) | 愛ひとすじ | 五木ひろし(4) | 浜昼顔 |
| ザ・ピーナッツ(16) | ブギウギ・ビューグル・ボーイ | 布施明(8) | 積木の部屋 |
| いしだあゆみ(6) | 美しいわかれ | 春日八郎(16) | 雨降る街角 |
| 青江三奈(8) | 銀座ブルーナイト | フランク永井(18) | おまえに |
| 由紀さおり(6) | 挽歌 | 沢田研二(3) | 追憶 |
| ちあきなおみ(5) | かなしみ模様 | 三波春夫(17) | 勝海舟 |
| 島倉千代子(18) | 襟裳岬 | 森進一(7) | 襟裳岬 |
[編集] 主なゲスト出演者
- ザ・ドリフターズ(コメディアン。佐良直美と殿さまキングスの曲間および中間審査)
- 三波伸介(コメディアン。梓みちよと野口五郎の曲間および中間審査)
- 鈴木ヒロミツ(タレント。この年にスタートした若者向け音楽番組『レッツゴーヤング』初代司会者。和田アキ子と美川憲一の曲間)
- 東海林修(作曲家。菅原洋一の指揮)
- 大原麗子(女優。渡哲也の曲紹介)
- クロード・チアリ(ギタリスト。あべ静江の伴奏)
- サム・テイラー(サックス奏者。にしきのあきらの伴奏)
- 左とん平(コメディアン。にしきのあきらとペドロ&カプリシャスの曲間)
- 小坂務(娘の小坂明子の指揮)
- 樋浦勉(俳優。この年の連続テレビ小説『鳩子の海』の民夫役。三橋美智也の曲紹介)
- 宮川泰(作曲家。ザ・ピーナッツの指揮)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- NHK紅白歌合戦公式サイト
- 紅白歌合戦完全マニュアル - 視聴率など。
- Red and White Song Festival
- 紅白歌合戦出場歌手・曲目一覧
- 紅白歌合戦情報 - リンク集など
- NHK総合「紅白歌合戦」 - ビデオリサーチ。1962年(第13回)以降のテレビ視聴率を掲載。
| NHK紅白歌合戦 1951 | 1952 | 1953 1月 | 1953 12月 | 1954 | 1955 | 1956 | 1957 | 1958 | 1959 |

