加藤剛
| かとう ごう 加藤 剛 |
|||||
| 本名 | 加藤 剛(かとう たけし) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 生年月日 | 1938年2月4日(75歳) | ||||
| 出生地 | 静岡県榛原郡白羽村 (御前崎市) |
||||
| 国籍 | |||||
| 民族 | 日本人 | ||||
| 身長 | 173cm | ||||
| 職業 | 俳優 | ||||
| ジャンル | 映画・テレビドラマ・舞台 | ||||
| 活動期間 | 1962年 - | ||||
| 配偶者 | 伊藤牧子 | ||||
| 家族 | 夏原遼・頼三四郎 | ||||
| 公式サイト | プロフィール | ||||
| 主な作品 | |||||
| 『大岡越前』/『風と雲と虹と』 『獅子の時代』/『砂の器』 『坂の上の雲』 |
|||||
|
|||||
加藤 剛(かとう ごう、男性、1938年(昭和13年)2月4日 - )は、静岡県榛原郡白羽村(御前崎市)出身で俳優座に所属する日本の俳優。身長173cm、体重70kg、みずがめ座[1][2]。本名は表記は同じだが、読みは「かとう たけし」である。東京都立小石川高等学校、早稲田大学第二文学部卒。
目次 |
来歴・人物 [編集]
幼少時は医師になる夢をもって[3]、御前崎の遠州灘に続く茶畑のある風景の中で育った。高校時代に父親のシェークスピア全集を読み役者への道を志したという。早稲田大学卒業後、俳優座養成所に12期生として入所、途中テレビドラマ『人間の條件』出演のため1年「休学」。「人間の条件」では「ぼくという裸身の素材にこの男(主人公の梶)の一生を忠実に刻み込んでゆくこと」で演じきり、原作者より「テレビ映画の優れた主演者」と評された[4]。後、13期生として修了。修了時の同級生には石立鉄男・佐藤友美・細川俊之・横内正らがいる。27歳で正月公演で安部公房作『お前にも罪がある』で「男」を演じ、演出上傾いた舞台装置「男の部屋」上で2時間の連続演技を行う主役に抜擢[5]。 長年に渡り一貫して演じ通した当たり役である『大岡越前』は1970年(昭和45年)から、『江戸を斬る』『水戸黄門』等とローテーションを組みながら、足掛け約30年間月曜8時を支え、TBSテレビの看板番組となった(詳しくは『大岡越前』参照)。『大岡越前最終回スペシャル版』では実子である夏原遼、頼三四郎との共演を果たした。『大岡越前』で親友役を演じた竹脇無我とは私生活でも40年間以上親友関係にあり、2011年(平成23年)8月に無我が急死した際は、手書きの追悼文を寄せた[6]。
『大岡越前』の終了後、『命のビザ』や『そして戦争が終わった』など現代史ドラマに進出。
その容姿に対してダウンタウンの松本人志は、「世界三大美男子は、アラン・ドロン、加藤剛、ジョン・ローン」であると発言している。
時には、テレビドラマにおいても歴史的評価の分かれる人物に挑んだ事でも知られ、1976年(昭和51年)のNHK大河ドラマ『風と雲と虹と』における平将門や、1994年(平成6年)の終戦の日、8月15日に放送された民放ドラマ『命なりけり』での東郷茂徳がその代表的なものであった。特に前者では、怨霊・謀反人といった暗いイメージがつきまとう将門を、一本気で民に慕われた名君として、さらには先見性ある政治的ビジョンを持った好漢として演じた。後者ではラストで、日本もまた戦争の被災国であり、逆にアメリカの原爆投下の責任を問うという極めてデリケートな台詞を演じるなどし、話題となった。
大岡越前さながらの真面目で真摯な人柄で、映画評論家の田山力哉は、取材の際にジョークをぶつけると、その都度困ったような微笑で返されたと記している。犯罪者を演じることはあっても、残忍な悪人やダメ男にまで役柄を広げることはなく、常に自身の延長線上で演じるタイプである。
出演作品 [編集]
映画 [編集]
*太字はキネマ旬報ベストテンにランクインした作品
- 死闘の伝説 (1963年) - 園部秀行 役
- 五辧の椿 (1964年) - 青木千之助 役
- 香華 (1964年) - 江崎 役
- 逃亡 (1965年) - 堀内靖 役
- 獣の剣 (1965年) - 山根十郎太 役
- ヒロシマ一九六六 (1966年) - 田岡一夫 役
- 喜劇 東京の田舎っぺ (1967年) - 熊倉 役
- 上意討ち 拝領妻始末 (1967年) - 笹原与五郎 役
- 天狗党 (1969年) - 加多源次郎 役
- こちら55号応答せよ!危機百発 (1970年) - 大岡越前 役
- 戦争と人間 第一部 運命の序曲 (1970年) - 服部医師 役
- 影の車 (1970年) - 主演・浜島幸雄 役
- 黒の斜面 (1971年) - 主演・辻井喬 役
- 戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 (1971年) - 服部達夫 役
- 忍ぶ川 (1972年) - 哲郎役
- 子連れ狼 死に風に向う乳母車 (1972年) - 孫村官兵衛 役
- 日本侠花伝 (1973年) - 賀川豊彦 役
- 忍ぶ糸 (1973年) - 増住洋三 役
- 砂の器 (1974年) - 和賀英良 役
- 化石 (1975年) - ナレーション
- 北の岬 (1976年) - 主演・大野光雄 役
- 雲霧仁左衛門 (1978年) - 大久保佐渡守 役
- 子育てごっこ (1979年) - 吉井信吉 役
- 衝動殺人 息子よ (1979年) - 中谷勝 役
- 夜叉ヶ池 (1979年) - 萩原晃 役
- 父よ母よ! (1980年) - 新聞記者 役
- 天城越え (1983年) - 国立病院の医師 役
- この子を残して (1983年) - 永井隆 役
- 空海 (1984年) - 最澄 役
- 新・喜びも悲しみも幾歳月 (1986年) - 主演・杉本芳明 役
- 次郎物語 (1987年) - 主演・俊亮 役
- 千利休 本覺坊遺文 (1989年) - 古田織部 役
- ハラスのいた日々 (1989年) - 主演・徳田健次 役
- 復活の朝 (1992年) - 吉岡教授 役
- わが愛の譜 滝廉太郎物語 (1993年) - 滝吉弘 役
- 草刈り十字軍 (1997年) - 主演・足立原貫 役
- 郡上一揆 (2000年) - 助左衛門役
- アカシアの町 (2000年) - 沢田正作 役
- 伊能忠敬 子午線の夢 (2001年)
- ウイニング・パス (2003年) - 林医師 役
- 同窓會 (2004年) - 俊介 役
- アダン (2005年) - 住友先生 役
- 筆子・その愛 -天使のピアノ- (2007年)
- 日本の青空 (2007年)
- 沈まぬ太陽 (2009年) - 利根川総理 役
- いのちの山河〜日本の青空II〜 (2010年) - 深沢晟訓 役
- 舟を編む(2013年) - 松本朋佑 役
テレビドラマ [編集]
- 人間の條件 (1962年、TBS)
- 剣(1964年、TBSテレビ)
- わが心のかもめ (1966年、NHK総合) - 北原潔役
- 三匹の侍 (1966年 - 1969年、フジテレビ)
- 若者たち (1966年、フジテレビ)
- ナショナルゴールデン劇場 逃亡 (1966年、NET) - 源次役
- 孤独のメス (1969年、TBS・国際放映)
- 水戸黄門 第1部 第16話「命かけるとき -松江-」(1969年11月17日、TBS・C.A.L) - 氷川隼人役
- 張込み(1970年、日本テレビ) - 柚木刑事役
- 大岡越前 (1970年 - 1999年、2006年、TBS・C.A.L) - 大岡忠相役
- 太陽の涙 (1971年、TBS)
- 剣客商売 (1973年、フジテレビ・俳優座・東宝) - 秋山大治郎役
- 黄色いトマト (1973年、NET) - 緑川春樹役
- 江戸を斬る 梓右近隠密帳 (1974年 TBS・C.A.L) 第15話「笹野権三郎誉れの仇討ち」笹野権三郎役
- ヨイショ (1974年6月 - 11月、TBS)
- 金曜劇場 ちんどんどん (1975年、日本テレビ) - 岩田俊也役
- 大河ドラマ 風と雲と虹と (1976年、NHK総合) - 平将門役
- 土曜グランド劇場 三丁目の古寺に、照る日曇る日、恋の雨 (1976年、日本テレビ)
- 海は甦える (1977年、TBS) - 広瀬武夫役
- 風が燃えた (1978年、TBS) - 吉田松陰役
- 大いなる朝 (1979年、TBS) - 山本五十六役
- 大河ドラマ 獅子の時代 (1980年、NHK総合) - 苅谷嘉顕役
- 蒼き狼 成吉思汗の生涯 (1980年、テレビ朝日・国際放映) - チンギス・ハーン役
- 関ヶ原 (1981年、TBS) - 石田三成役
- 愛妻武士道 (1981年、フジテレビ) - 浪人・三右衛門役
- ちょっと神様 (1982年、TBS)
- そして戦争が終った (1985年、TBS) - 昭和天皇役
- 上意討ち 拝領妻始末 (1992年、テレビ東京) - 笹原伊三郎役
- 命のビザ (1992年、フジテレビ) - 杉原千畝役
- 孤臣 お命守り申し候 (1993年、テレビ東京) 浪人 刑部役
- 荒木又右衛門 男たちの修羅 (1994年、テレビ東京) - 荒木又右衛門役
- 命なりけり 悲劇の外相東郷茂徳 (1994年、TBS) - 東郷茂徳役
- 冬の訪問者 (1994年、フジテレビ) - ムロイ役
- 校長がかわれば学校が変わる! (1997年、1998年、TBS) - 校長役
- 女と愛とミステリー「殺意の果てに 飛騨高山夫人絞殺事件」 (2001年、テレビ東京) - 笛木透役
- 冤罪シリーズ (2000年、2002年、2003年、TBS) - 若杉徹役
- 北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる (2003年、テレビ東京) - 横田滋役
- 捜査検事・右近誠の殺人調書 (2005年、テレビ朝日) - 右近誠役
- 金曜時代劇 密命 寒月霞斬り (2008年、テレビ東京) - 荒神屋喜八役
- 水曜ミステリー9「森村誠一サスペンス 刑事の証明」 (2008年 - 、テレビ東京) - 那須恵一役
- 坂の上の雲 (2009年 - 2011年、NHK総合) - 伊藤博文役
- 月曜ゴールデン「森村誠一サスペンス 正義の証明」 (2011年、TBS) - 那須宏明役
- 南極大陸 第1話 (2011年10月16日、TBS) - 牧野茂役
- 負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜 (2012年、NHK総合) - 牧野伸顕役
舞台 [編集]
- 俳優座1965年正月公演『お前にも罪がある』安部公房作 千田是也演出 -「男」役(主演)
- 次郎長が行く - 清水次郎長役
- コルチャック先生 - コルチャック先生役
- 伊能忠敬物語 - 伊能忠敬役
- 大岡越前〜卯の花が咲くとき〜 - 大岡忠相役
- 月光の海 ギタラ - 速水役
朗読 [編集]
- 中勘助・銀の匙 (日本音声保存)
- NHK 新漢詩紀行
CM [編集]
ディスコグラフィー [編集]
シングル [編集]
- 風と雲と虹と (1976年、CBSソニー)
著書 [編集]
その他 [編集]
- 高校時代は柔道部の部長を務めていた。
- 中勘助・銀の匙の最初の入りに「こんにちは。海からやってきた、加藤剛です。剛おじさんと呼んでね」というコメントがあるが、これが首都圏のラジオ番組で大流行した。
脚注 [編集]
- ^ “加藤剛 - プロフィール” (日本語). YAHOO! 人物名鑑. 日本タレント名鑑. 2011年10月28日閲覧。
- ^ “加藤剛” (日本語). 演技部-男性. 俳優座連名. 2011年10月28日閲覧。
- ^ 月間医事研究 1978年10月号
- ^ 夢の肩身「人間の条件」ほるぷ新聞1969.11.15
- ^ 加藤剛『海と薔薇と猫と』1980年 創隆社・「野鴨まで」より
- ^ 「本当の親友より親しい親友役」 加藤剛さん追悼文 MSN産経ニュース 2011年8月22日
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
|
||||||||||||||||||||