草刈正雄

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くさかり まさお
草刈 正雄
本名 同じ
生年月日 1952年9月5日(61歳)
出生地 福岡県小倉市
国籍 日本の旗 日本
身長 185cm[1]
血液型 O型[1]
職業 モデル俳優歌手司会者
ジャンル テレビドラマ映画演劇
活動期間 1970年 -
活動内容 1970年資生堂専属モデル
1974年:俳優デビュー
配偶者 大塚悦子
家族 紅蘭(長女)
草刈麻有(次女)
事務所 ブルーミングエージェンシー
バービィオフィス
公式サイト 公式ホームページ
主な作品
テレビドラマ
風と雲と虹と』/『華麗なる刑事
新選組始末記』/『十字路
日本巌窟王』/『プロハンター
真田太平記』/『ズンドコベロンチョ
花の乱』/『ケータイ刑事 銭形シリーズ
映画
沖田総司』/『エスパイ
復活の日』/『汚れた英雄
0093 女王陛下の草刈正雄
教養番組
美の壷

草刈 正雄(くさかり まさお、1952年9月5日 - )は、日本モデル俳優歌手司会者福岡県小倉市出身。身長185cm、血液型O型[1]左利きブルーミングエージェンシーバービィオフィス所属。

経歴[編集]

父親はアメリカ軍の兵士であったが、日本人の母親が草刈を妊娠していた最中、朝鮮戦争で戦死[2]。貧しい家計を少しでも楽にしようと小学生より新聞配達と牛乳配達の仕事を掛け持ちして登校した。少年時代は現在の小倉北区昭和町あたりで過ごし、小倉祇園太鼓にも参加。中学卒業後は本のセールスとして働きながら定時制高校に通い、軟式野球部のピッチャーとして全国大会に出場している。1964年頃に、北九州市立中島小学校学芸会で火の山主役を演じる。時代設定は古代日本で、後に演じる「火の鳥」や「卑弥呼」を思わせる 舞台装束だった。ふとしたことで出会ったバーのマスターの強い勧めもあり、福岡市で開催されたファッションショーを観に行った際スカウトされ、17歳で高校を中退し上京。

1970年資生堂専属モデルとしてMG5CM団次郎の弟分としてデビューし売れっ子モデルとなる。デビュー当初から甘いルックスと軽快な語り口で人気を得る。2年余りのファッションモデル時代を経て、野中マリ子の俳優養成所「野中塾」で演技を学び、俳優へ転向する。1974年に『卑弥呼』で映画デビューし。1975年にはエランドール賞・新人賞を受賞。映画沖田総司』、テレビドラマ新選組始末記』で新選組沖田総司を演じた。同年のテレビドラマ『華麗なる刑事』でロサンゼルス帰りの凄腕刑事という主人公に扮し、主題歌も歌っており、1977年にはマルベル堂のプロマイド年間ランキング俳優部門1位を獲得した。一方で1970年代後半の草刈は、1977年漫画すすめ!!パイレーツ』では草刈と総司を合わせた「稲刈真青(いねかり まさお)」、1978年の漫画『ゴリポン君』で「正刈草雄(まさかりくさお)」とパロディにもされていた。

俳優としての転機は、千葉真一と共演した1978年のテレビドラマ『十字路』だった[3]。饒舌で朗らかなセールスマンを演じた草刈はコメディに目覚め、「自分で“ちょっとズッコケた感じ”を作るのが楽しくなった」と語っている[3][4]。映画『汚れた英雄』・テレビドラマ『華麗なる刑事』・『プロハンター』などのダンディな正統派二枚目[3]、『十字路』での軽妙でコミカルなキャラクター、『真田太平記』では名将・真田幸村、オリジナルビデオ『ブラック・ジャック3 ふたりの黒い医者』のドクター・キリコ大河ドラマ花の乱』では一筋縄ではいかない公家日野勝光など、様々な役柄を幅広く演じており、『汚れた英雄』ではレースシーンを平忠彦スタントマンとして用意されていたが、ライディングの一部を実際に草刈が走行した。

草刈の認知度は、筑水キャニコムが2001年グッドデザイン賞を受賞した商品・草刈機に「まさお」と命名したことに窺え、2004年のテレビドラマ『ケータイ刑事 銭形シリーズ』では、『華麗なる刑事』の役柄と同じ「ロス」こと高村一平の役名のままで出演している。NHK北九州が開局80周年となる2011年はアナログテレビジョン放送が完全終了することもあり、それまで福岡局のキャンペーンをそのまま放送してきた北九州局は、『美の壺』のレギュラーでもあった草刈を主役に起用した独自のキャンペーンドラマを制作し、同年2月14日に放送を開始した。

人物[編集]

1977年のテレビドラマ『華麗なる刑事』で共演したモデルの大塚悦子と9年の交際の後、1988年に結婚。1男2女の父となる。映画『汚れた英雄』でライバル役で共演した勝野洋と飲んでいるとき、勝野に結婚を勧められ、その場で電話でプロポーズし翌日婚姻届を提出した。婚姻届の保証人は勝野だった。勝野とは40年来の親友で「顔がとにかく理想で大好き」とのこと。長女の紅蘭はダンサー、次女の草刈麻有はブルーミングエージェンシーに所属しており、芸能活動を行っている。

少年時代は野球部員として活躍した事もあり故郷の地域密着型球団ソフトバンクホークスの熱狂的なファン、ホークスの監督代行経験した森脇浩司や一軍打撃コーチ経験した新井宏昌とは親交深い。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

オリジナルビデオ[編集]

  • 名のない男 破壊! (1991年、東映ビデオ)
  • 極道弁護士 綾小路春彦 (1994年、ビデオチャンプ
  • ブラック・ジャック3 ふたりの黒い医者(1996年、バンダイビジュアル) - ドクター・キリコ
  • 実録・日本やくざ烈伝 義戦 昇龍編 (2001年、プレイビルドーダサービス
  • 実録・日本やくざ烈伝 義戦 昇華編 (2001年、プレイビルドーダサービス)
  • 民事介入暴力 非合法領域 (2002年、ミュージアム)
  • 実録・史上最大の抗争 義縁状2 (2002年、ジーピー・ミュージアム)
  • 実録・史上最大の抗争 四代目継承 (2002年、ジーピー・ミュージアム)

演劇[編集]

  • 黒蜥蜴 (1986年) - 明智小五郎
  • キャバレー (1993年)
  • 夢幻にて候 (1996年)
  • ヴィクター・ヴィクトリア (1997年)
  • マイ・フェア・レディ (1997年 - 1999年、2004年) - ヒギンズ教授
  • シュガー (1998年、日生劇場) - ジョー
  • 花迷宮 (1998年)
  • アンネの日記
  • 34丁目の奇跡〜Here's Love〜 (1998年) - フレッド・ゲイリー
  • 花の天勝
  • ワルツが聞こえる?
  • 男の花道 (2001年)
  • パナマ・ハッティー (2002年)
  • 奥さまの冒険 ~わたしバカよね~ (2002年)
  • 音楽活劇 レディ・ゾロ (2004年)
  • 音楽劇 エターナリー ~変わりゆく街の変わらぬ約束~ (2004年、第19回国民文化祭 / ふくおか2004)※地元「北九州芸術劇場」で上演された。
  • 越路吹雪物語
  • 最悪な人生のためのガイドブック (2005年)
  • 笠置シヅ子物語 わが歌ブギウギ (2006年)
  • 越路吹雪物語 (2006年)
  • ケータイ刑事 銭形海 ついに舞台だ~演劇者殺人事件 (2007年)
  • ローズのジレンマ (2008年、ルテアトル銀座、シアタードラマシティ) - ウオルシュ
  • ミー&マイガール (2009年、帝国劇場) - ジョン卿
  • 朗読座プロデュース 第1回演劇公演 日本の面影 (2012年、俳優座劇場)

吹き替え[編集]

ラジオ[編集]

歌番組・教養番組・バラエティ[編集]

CM[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル
  • 地図にない街 (1971年)
  • めぐり逢い (1971年)
  • ステーション / 哀しみすわる部屋 (1976年3月、東宝レコード)
  • 哀しみは風になる / ジグソーパズル (1976年9月、東宝レコード)
  • ほんとうに / 空が少しづつ (1976年11月、東宝レコード)
  • この愛をあなたに (1976年)
  • センチメンタル・シティー / 風のようなあいつ (1977年4月、東宝レコード AT-1009)
  • 裸足のままの君がいい / アドベンチャー・プラン (1978年)
  • デューク / 鏡よ鏡 (1979年10月)
  • ぼくの一番長い日 / 君に首ったけ
  • アローン・アゲイン / クロコダイル・ロック ※「アローン・アゲイン」はギルバート・オサリバンのカヴァー。
アルバム
  • ファースト
  • セカンド
  • 青春の光と影
  • ラブ・シャワー
  • 華麗なる刑事 MUSIC FILE (センチメンタル・シティ)
  • ケータイ刑事 THE MOVIE+TVシリーズ オリジナルサウンドトラック(バーボン刑事のテーマ)
  • GOLDENBEST 草刈正雄 -EARLY DAYS- (2010年発売のベストアルバム)

受賞[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 草刈正雄 - YAHOO!検索(人物)”. YAHOO! JAPAN. 日本タレント名鑑. 2013年8月25日閲覧。
  2. ^ 新 家の履歴書 (243) 草刈正雄(俳優) アメリカ人の父は朝鮮戦争で戦死--母と暮らした九州・小倉の四畳半週刊文春 2011年6月9日)
  3. ^ a b c “日本初のスパイパロディで14年ぶりに主演「0093 女王陛下の草刈正雄」”. 映画.com. (2007年10月19日). http://eiga.com/news/20071019/9/ 2013年8月20日閲覧。 
  4. ^ 十字路”. 映像・放送 放送局別テレビドラマフィルモグラフィー. 与志田の貼雑帖 (2012年1月9日). 2013年8月20日閲覧。

外部リンク[編集]