阿部寛

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あべ ひろし
阿部 寛
阿部 寛
本名 阿部 寛
生年月日 1964年6月22日(50歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県横浜市神奈川区
身長 189cm
血液型 A型
職業 俳優モデル
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1983年 -
活動内容 1983年:モデルデビュー
1985年:コンテストで優勝
1987年:俳優デビュー
配偶者 既婚(2008年 - )
事務所 茂田オフィス
主な作品
映画
姑獲鳥の夏』 / 『バブルへGO!!
大帝の剣』 / 『自虐の詩
青い鳥』 / 『歩いても 歩いても
トリック劇場版』 / 『テルマエ・ロマエ
麒麟の翼
テレビドラマ
HERO』 / 『最後の弁護人
アットホーム・ダッド』 / 『ドラゴン桜
天地人』 / 『坂の上の雲
結婚できない男』 / 『トリック』 / 『新参者
声の出演
真救世主伝説 北斗の拳

阿部 寛(あべ ひろし、1964年6月22日[1] - )は、日本俳優モデル。愛称は、阿部ちゃんアベカン

神奈川県横浜市神奈川区出身。茂田オフィス所属。趣味はテニス古武術[2]。身長189cm、体重75kg[2]

来歴[編集]

モデル時代
3人兄弟の末っ子として生まれる。横浜市立三ツ沢小学校横浜市立松本中学校神奈川県立白山高等学校、一浪を経て中央大学理工学部電気工学科卒業。
大学在学中の1983年、姉に勧められて優勝賞品である車ほしさに「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に応募し優勝。以降、雑誌ノンノ』『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍[1]
モデル人気絶頂期であり、この頃投資用にマンションを購入[1]バブル崩壊による不動産価値下落、自身の人気低下もあり、大借金を抱えることとなった。
不遇の時代
1987年に映画はいからさんが通る』で俳優デビュー(理由は、当時人気アイドルで阿部本人も大ファンだった南野陽子と共演できることから。サインをもらったとも話している)。
また、アイドルとして1988年にアルバムをリリース。同年以降は俳優を主として活動するも、ファッションモデル出身という肩書きと顔立ちから、ありきたりな(本人は当時の事を「フェラーリで乗り付けるような」と語っている)二枚目の役しか与えられなかった。さらに、背の高さから相手役の女優と映像的にマッチせず、次第に仕事も減っていき大きな焦燥感に駆られていた。3年間は仕事に恵まれずパチンコで生計を立てていた[3]。この頃に古武術を始め、後の仕事へつながる。
追い討ちを掛けるように、「かつて一世を風靡した有名人」を捜索するバラエティ番組あの人は今!?』の取材で捜索対象になってしまい、一念発起した。本人の著作によれば、1992年にNHKドラマ『チロルの挽歌』に高倉健が主演するという話を聞くと、名前のつかない端役にもかかわらず出演を希望、何か小さいことでもヒントを得ようとしたとされる[4]
転換期
1993年、つかこうへい作・演出の舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』でバイセクシュアル部長刑事役で主演。この作品が転機となり、単なる長身二枚目俳優ではなく演技力も兼ね備えた実力派としての地歩を固め始める。
1994年、『しのいだれ』(細野辰興監督作品)で、憧れだった役所広司と共演を果たし、『凶銃ルガーP08』と2本併せて日本映画プロフェッショナル大賞・特別賞に輝き、それまでのイメージから脱皮した。
1995年のNHK大河ドラマ八代将軍吉宗』で有能な老中松平乗邑役を演じたのを皮切りに、時代劇への出演も増え、特に大河ドラマにはその後『元禄繚乱』(1999年)、『武蔵 MUSASHI』(2003年)、『義経』(2005年)、『天地人』(2009年)などで重要な役どころとして立て続けに出演し、常連俳優となりつつある。
再ブレイク後
脇役として一定の地位を確保した2000年、仲間由紀恵と共演したドラマ『TRICK』では、劇中で自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多用するなど徹底して三枚目の役を演じた。2001年のドラマ『HERO』では検事役を演じるなど、以降二枚目から三枚目までの役柄を幅広くこなす俳優として活躍している。
また、2005年に出演した映画『姑獲鳥の夏』がきっかけで京極夏彦の著作である『百器徒然袋――雨』のあとがきを担当。映画に出演しての感想を書いている。
テレビドラマ『結婚できない男』での演技が、「2006年上半期がんばった大賞」で、FNSがんばった大賞を受賞。
バブル当時の人気を買われ、2007年公開の映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』に出演。同年大阪での舞台挨拶にて、「最近になり(バブル時代に作った数億円の)借金を返し終えた」と告白した。約20年かけての完済であった[1]
アニメ声優
2006年3月11日公開の映画『真救世主伝説 北斗の拳 〜ラオウ伝 殉愛の章〜』のケンシロウ役を担当した。

私生活[編集]

結婚
40歳を越えてなお独身で、目立った恋愛報道も無いところに主演ドラマ『結婚できない男』での演技が評判となり、そうしたイメージがさらに定着していた中、2007年11月20日、15歳年下の元OL(当時28歳)の女性との結婚を記者会見で発表した。会見では、『結婚できない男』にちなみ、「『結婚できない男』が結婚することになりました」と述べて、会場の笑いを誘った。5年ほど前に友人の食事会で出会い、1年前に阿部がメールをしたことから交際に発展、結婚の理由については「僕にとってかわいい人。価値観が合って、年齢差を感じない」とのこと。
家族
2008年2月に入籍。2011年6月23日、47歳にして第1子(長女)が誕生[5]。2012年11月1日に第2子(次女)が誕生[6]

人物[編集]

性格
結婚できない男』はしばしば「阿部ちゃん物語」と言われ、自身も「半分は地で演じている」と公言した[要出典]
尊敬する俳優は大滝秀治で、「本当に会えて良かった」と話している[7]。その大滝とは『最後の弁護人』で共演している。
身長
父親も兄弟も背は高くなく、家族の中で阿部寛だけが高身長である[1]

受賞歴[編集]

1994年

2001年

2002年

2003年

  • 第42回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞『逃亡者 RUNAWAY

2005年

  • 第46回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞『ドラゴン桜

2006年

2008年

2009年

  • 第61回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞『白い春

2012年

出演[編集]

太字は主演作品。

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

OV・OVA[編集]

舞台[編集]

  • ある日どこかで(1992年)
  • 熱海殺人事件〜モンテカルロイリュージョン〜(1993年、2002年)
  • 新・地獄変(2000年)
  • 持ち上げる人(2001年)
  • 新・近松心中物語〜それは恋(2004年、2005年)
  • 道元の冒険(2008年)
  • コースト・オブ・ユートピア - ユートピアの岸へ(2009年)
  • あべ一座「あべ上がりの夜空に」(2009年)
  • シンベリン(2012年)

ドキュメンタリー[編集]

  • TV60関連特集 宇宙への挑戦(2013年8月17日、NHK BSプレミアム) - ナビゲーター
  • ザ・プレミアム 超常現象(NHK BSプレミアム) - ナビゲーター
    • 第1集 さまよえる魂の行方〜心霊現象〜(2014年1月11日)
    • 第2集 秘められた未知のパワー〜超能力〜(2014年1月18日)
  • ローマ街道物語〜全長15万キロの旅〜(2014年5月 - 、BSフジ) - ナレーション

バラエティ[編集]

  • オールスター感謝祭(TBS)
    • オールスター感謝祭'95超豪華!クイズ決定版この春お待たせ特大号(1995年4月1日)
    • オールスター感謝祭'99超豪華!クイズ決定版この春お待たせ特大号(1999年3月27日)
    • オールスター感謝祭'01超豪華!クイズ決定版21世紀最初の特大号(2001年3月31日)
    • オールスター感謝祭'10超豪華!クイズ決定版この春お待たせ特大号(2010年4月3日)

CM[編集]

ラジオ[編集]

音楽[編集]

アルバム[編集]

  • ABE(1988年、東芝EMI) RT28-5330
  • RAMPOサウンドトラック #5 オール・オブ・ミー(日本コロムビア
  • 『I love you & I need you ふくしま』(2011年)『猪苗代湖ズ』 ※神奈川県人としてPV出演

関連書籍[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 男の履歴書 阿部 寛”. インライフ. 2014年8月12日閲覧。
  2. ^ a b 阿部 寛のプロフィール”. 2013年9月11日閲覧。
  3. ^ 阿部寛 3年間のパチプロ生活を経て『あの人は今』で再起」、『女性セブン』2012年11月1日号、小学館、2012年10月28日閲覧。
  4. ^ 『アベちゃんの悲劇』によると、高倉はセリフが一言(「電話です」)しかなかった阿部をエキストラと考えていたため「よろしくお願いします」の型通りの挨拶でその場が終わった。後から周りに教えられた高倉は役者の先輩としての挨拶をしなかった非礼を詫び、激励の言葉と機会があれば共演しようと自分の言葉で伝えた。
  5. ^ “阿部寛、第1子女児誕生「妻に感謝」”. ORICON STYLE. (2011年7月31日). オリジナル2014年7月11日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140711001115/http://www.oricon.co.jp/news/2000341/full/ 2014年7月11日閲覧。 
  6. ^ 市川遥 (2012年11月27日). “阿部寛、第2子女児が誕生していた!出産にも立ち会い”. シネマトゥディ. オリジナル2012年11月29日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121129224052/http://www.cinematoday.jp/page/N0048142 2014年7月11日閲覧。 
  7. ^ ″本物の俳優″を目指す阿部寛「50歳まであと2年、あせりますよ」”. HAPPY PLUS(ハピプラ)(livedoor NEWS) (2012年11月29日). 2014年1月12日閲覧。
  8. ^ 1997年青春アドベンチャー”. 青春アドベンチャー倉庫. 2014年7月9日閲覧。
  9. ^ 2007年5月上旬号”. KINENOTE. 2014年7月10日閲覧。

外部リンク[編集]