第19回NHK紅白歌合戦

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第19回NHK紅白歌合戦
Tokyo Takarazuka Theater.JPG
会場の東京宝塚劇場(写真は1998年当時)
ジャンル 大型音楽番組
放送期間 1968年12月31日(NHK紅白歌合戦第19回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
外部リンク NHK紅白歌合戦公式サイト
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第19回NHK紅白歌合戦
ジャンル 大型音楽番組
放送方式 生放送
放送期間 1968年12月31日
放送時間 1968年12月31日
放送局 NHKラジオ第1
公式サイト 公式サイト
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第19回NHK紅白歌合戦』は、1968年12月31日東京宝塚劇場で行われた、通算19回目のNHK紅白歌合戦。21時から23時45分にNHKで生放送された。

目次

概要 [編集]

  • 今回もカラー放送(ビデオ映像)であり、白黒映像とカラー映像の2種類が現存しているものとされている。
    • 白黒の現存映像はビデオ映像であり、宮田輝アナウンサーの夫人が自宅で録画し、後にNHKに提供された家庭用VTRである。NHKアーカイブスに現存する映像は、この白黒VTRのみとされている。この白黒映像は完全版だが、ノイズが多く保存状態は決して良いとはいえない。後年の『思い出の紅白歌合戦』(BS2)での再放映時には西田佐知子の歌唱シーンのように、音声のみが聞こえ、映像は本人の歌唱シーンの中の保存状態の良い場面の静止画という部分がいくつかあった。これは映像のブレがピークであったためである。
    • カラーの現存映像はキネコフィルム映像)で記録されたものであり、これはNHKの外部に現存しているものとされている。このカラー映像は、1980年代前半に放送された「NHK歌謡ホール」の中で、森進一が「花と蝶」を歌うシーンを紹介する際に使用されたことがある。しかし、保存状態は悪く、傷や劣化部分が多い。また、完全版であるかどうかは不明である。さらに、BS2で毎年年末に行われている生放送の紅白の電リク特番でこの回の白黒映像が紹介された際に、ゲストの水前寺清子(当時の紅組司会)が「(この回の)カラー映像も残っておるんですけど」と発言していたが、このカラー映像についての話であると考えられる。
  • カラー映像の本放送は、放送用ビデオテープ(2インチVTR)に収録されたと言われているが、当時のビデオテープは非常に高価で大型であるため、放送終了後に消去されて他の番組に使い回された。
    • 現在、NHKの放送に使用されるのは白黒映像の方で、カラー映像が使用される機会は皆無となっている。
  • 白組司会を担当して来た当時のNHKの看板アナウンサー・宮田輝が総合司会(進行役のポストをさらに発展させたもの)に就き、代わって出場歌手の1人である坂本九が白組司会を担当(翌年も)。以後、1986年第37回加山雄三まで、NHKアナウンサー以外の男性が白組司会に抜擢されることはなかった。紅組司会も出場歌手の1人であった水前寺清子が担当し、史上初の両軍司会が出場歌手同士という組み合わせとなった。水前寺・坂本がそれぞれ両軍のキャプテンのような形で進行を務め、宮田が随所で2人をサポートする形だった。歌手の出番も直接対決となり、互いに宮田の曲紹介を受けた。以後も両軍司会が出場歌手同士というケースはあるものの、歌手の出番が直接対決という事例はない。
  • 前回、紅組司会を担当した九重佑三子が、歌手としてカムバック出場した。
  • ピンキーとキラーズが男女混成グループとして初の出場を決めたが、男性メンバー(キラーズ)は歌手席には座れなかった(翌年以降は座れた)。
  • 青江三奈が持ち歌の「伊勢佐木町ブルース」を歌った際、独特のハスキーボイスによる妖艶な溜息がカズーの音色に差し替えられていた(その音色を坂本九が「ダチョウのため息」と発言していた)。これは、NHKの意向によるものである。(ちなみに後年第33回に歌ったときは差し替えなかった。)
  • この回はカラー写真も現存している。
  • 途中宮田アナ・江利チエミ北島三郎が東京宝塚劇場を抜け出し、東京都千代田区神田淡路町の蕎麦屋(「かんだやぶそば」と思われる)から中継で登場。蕎麦屋の客も交えて丁々発止のやり取りを行った。
  • 黛ジュンは当初和服姿で『夕月』を歌うことになっていたが、12月21日の第10回日本レコード大賞を『天使の誘惑』で獲得した為、変更された。
  • 江利チエミはこの回、当時の紅白史上最多記録となる16回連続出場を果たしたが、翌1969年第20回は落選。1970年第21回は当初2年ぶりの紅白復帰が決まっていたが、諸事情により江利自ら出場辞退を敢えて宣言。その後も紅白は1度もカムバックせず1982年に亡くなった為、この回が江利の生涯最後の紅白出演となった。
  • この年使用したステージメインマイクロホンは、司会者・歌手用共にSONY C-37A。また、エプロンステージでの歌唱や、ステージ中央での歌唱は、ナショナル WM-780Hを使用。そのほか、三田明や坂本九、三沢あけみなどは、ナショナル FW-112型のワイヤレスマイクを使用。

司会者 [編集]

演奏 [編集]

  • 紅組
ステージ前半-小野満とスイング・ビーバーズ(指揮 小野満
ステージ後半-原信夫とシャープス・アンド・フラッツ(指揮 原信夫
オーケストラボックス-東京放送管弦楽団(指揮 片山光俊)
  • 白組
ステージ前半-小原重徳とブルーコーツ(指揮 小原重徳)
ステージ後半-有馬徹とノーチェ・クバーナ(指揮 有馬徹)
オーケストラボックス-東京放送管弦楽団(指揮 小町明)

審査員 [編集]

出場歌手 [編集]

紅組 白組
歌手 歌手
都はるみ(4) 好きになった人 三田明(5) バラの涙
佐良直美(2) すてきなファニー 布施明(2) 愛の園
ペギー葉山(13) 愛の花咲くとき 千昌夫(初) 星影のワルツ
小川知子(初) ゆうべの秘密 黒沢明とロス・プリモス(初) たそがれの銀座
ピンキーとキラーズ(初) 恋の季節 ジャッキー吉川とブルーコメッツ(3) 草原の輝き
ザ・ピーナッツ(10) ガラスの城 西郷輝彦(5) 友達の恋人
三沢あけみ(5) 木曽節 フランク永井(12) 加茂川ブルース
伊東ゆかり(6) 恋のしずく 鶴岡雅義と東京ロマンチカ(初) 小樽のひとよ
西田佐知子(8) あの人に逢ったら 水原弘(5) 愛の渚
九重佑三子(4) ラスト・ワルツ 菅原洋一(2) 奥様お手をどうぞ
中尾ミエ(7) 恋のシャロック ダーク・ダックス(11) ラ・ゴロンドリーナ
島倉千代子(12) 愛のさざなみ 三波春夫(11) 世界平和音頭
江利チエミ(16) 八木節 北島三郎(6) 薩摩の女
青江三奈(2) 伊勢佐木町ブルース アイ・ジョージ(9) 別れのバラード
中村晃子(初) 虹色の湖 美川憲一(初) 釧路の夜
園まり(6) ひとりにしないで 舟木一夫(6) 喧嘩鳶
岸洋子(5) 今宵あなたが聞く歌は 春日八郎(14) たそがれの砂丘
梓みちよ(6) 月夜と舟と恋 デューク・エイセス(6) いい湯だな
扇ひろ子(2) みれん海峡 村田英雄(8) 竜馬がゆく
越路吹雪(14) イカルスの星 バーブ佐竹(4) 雨おんな
水前寺清子(4) 男でよいしょ 坂本九(8) 世界の国からこんにちは
黛ジュン(2) 天使の誘惑 森進一(初) 花と蝶
美空ひばり(13) 熱祷(いのり) 橋幸夫(9) 赤い夕陽の三度笠

主なゲスト [編集]

参考文献・出典 [編集]

  • NHK『テレビ50年 あの日あの時、そして未来へ』(NHKサービスセンター 2003年2月)

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]