西田佐知子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

西田 佐知子(にしだ さちこ、本名:関口 佐知子1939年1月9日 - )は、日本の元歌手。愛称は「さっちん」。夫は俳優・テレビ司会者・タレントの関口宏、俳優・タレントの関口知宏は息子。

来歴・人物[編集]

大阪府大阪市城東区生まれ。帝国女子高等学校(現:大阪国際滝井高等学校)卒業後、西田佐智子の名で歌手デビュー。それ以前には、「浪花けい子」の名で活動したこともあった[1]。代表作「アカシアの雨がやむとき」は、60年安保当時の世相を表現するテーマ曲のように扱われており、その物憂げな歌声はニュース映像のBGMで使用されることが多く見受けられる[2]

1971年の結婚後は仕事をセーブし、オリジナル作品のほか歌謡曲・演歌・ニューミュージックなどのカバー作品も発表し、レコーディング活動が中心となっていたが、1982年発売のシングルレコード「テレビを見ている女」を最後に、現在は専業主婦となっている。1990年には、作詞家としての活動があった[3]

この時期の多くのスター歌手はモノラルステレオの端境期を体験しており、過去のモノラル録音曲をステレオで再録音する歌手も多かった。結婚後の1970年代後半にモノラル時代の主要曲をアルバム用にステレオ再録音したが、現在は廃盤となっている。また、現在発売されるコンピレーション・アルバムでは、モノラル録音のものはそのモノラル・オリジナル音源を収録することで統一されている。

初めての街で」は現在も菊正宗酒造TVコマーシャルで歌声が使用されているが、2009年にはジェロが歌うバージョンも使用された。

エピソード[編集]

略歴[編集]

代表曲[編集]

オリジナル・アルバム[編集]

  • 西田佐知子恋を唄う(1969年)
  • 盛り場の女(1970年)
  • 美徳のよろめき(1973年11月1日)
  • いつもの午後(1977年)

主なベスト・アルバム(CD)[編集]

NHK紅白歌合戦[編集]

計10回連続で出場した。
 
番組名
歌唱曲
対戦者
世相
1
61年第12回 コーヒールンバ 平尾昌章 NHK夢であいましょう』開始、明治からマーブルチョコ発売
2
62年第13回 アカシアの
 雨がやむとき
フランク永井 国鉄 常磐線三河島事故マリリン・モンロー逝去
3
63年第14回 エリカの花散るとき 橋幸夫 アニメ鉄腕アトム』開始、男児誘拐事件タッパーウェア日本上陸
4
64年第15回 東京ブルース アイ・ジョージ 新潟地震、1964年東京オリンピック開幕、箱入りティッシュ誕生
5
65年第16回 赤坂の夜は更けて 春日八郎 歩行者用信号機登場、みどりの窓口開設、250ml缶コーラ発売(50円)
6
66年第17回 信じていたい フランク永井 全日空羽田沖墜落事故ビートルズ来日、黒い霧事件
7
67年第18回 涙のかわくまで ダーク・ダックス トミーリカちゃん人形」発売、オールナイトニッポン放送開始
8
68年第19回 あの人に逢ったら 水原弘 初の超高層「霞が関ビル」完成、郵便番号制開始、三億円事件
9
69年第20回 アカシアの
 雨がやむとき
村田英雄 全共闘安田講堂事件松竹映画男はつらいよ』第1作封切り
10
70年第21回 女の意地 にしきのあきら 大阪万博よど号事件三島由紀夫逝去、東京歩行者天国開始

テレビドラマ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ベスト・アルバムGOLDEN☆BEST 西田佐知子』(2003年11月26日発売、ユニバーサルミュージック規格品番:UICZ-6041)の歌詞ブックレットに掲載されているライナーノーツ参照。
  2. ^ CD-BOX西田佐知子歌謡大全集』(2007年3月28日発売、ユニバーサルミュージック、規格品番:UPCY-9096/9100)の歌詞ブックレットに掲載されているライナーノーツ参照。
  3. ^ 平井菜水が1990年4月21日に発売したCDシングル「めざめ」の作詞を担当。作曲は来生たかお
  4. ^ 西田佐知子さんが歌い、1975年から親しまれてきたCMソング「初めての街で」をジェロがカバー - 2009年10月14日閲覧。