布施明

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布施明
基本情報
出生名 布施晃
出生 1947年12月18日(66歳)
出身地 日本の旗 日本東京都三鷹市
血液型 A型
学歴 豊島実業高等学校(現:豊島学院高等学校)卒業
ジャンル J-POP
職業 歌手俳優
活動期間 1965年 - 現在
レーベル F&A Project Records
事務所 渡辺プロダクションプロダクション尾木→布施明ドットコム
公式サイト [1]

布施 明(ふせ あきら、本名:布施晃、1947年12月18日 - )は、日本歌手俳優。伸びやかな声の持ち主として知られている。所属事務所は、渡辺プロダクション[1]からプロダクション尾木を経て、2012年より独立し布施明ドットコムを設立した。 所属レーベルはF&A Project Records。東京都三鷹市生まれ。A型。都立府中高校入学後、豊島実業高等学校(現:豊島学院高等学校)へ転校、同校卒。

2014年3月まで、横浜市立大学学長を務めた布施勉は実兄にあたる。

略歴[編集]

布施は事務所の先輩であるザ・ピーナッツに憧れて歌手を目指した[2]。高校在学中に日本テレビ系のオーディション番組『味の素ホイホイ・ミュージック・スクール』に合格。渡辺プロにスカウトされる。

1965年、「君に涙とほほえみを」でキングレコードからデビュー。その後、「恋」、「霧の摩周湖」、「愛は不死鳥」、「積木の部屋」などがヒット。1969年TBSテレビのドラマ『S・Hは恋のイニシャル』で主演。

1975年、「シクラメンのかほり」のヒットにより、第17回日本レコード大賞・第6回日本歌謡大賞FNS歌謡祭での最優秀グランプリなど、多数の賞を受賞。

1980年ハリウッド女優、オリヴィア・ハッセーと結婚し話題を呼ぶ。同年、アメリカに渡り、歌手活動やミュージカルなどでも活躍した。1983年に息子Maxが生まれる。1989年、離婚して日本に帰国。当時の日本では考えられない額の慰謝料、養育費が話題になる。

俳優としては、映画ラヂオの時間』、ミュージカル『オケピ!』、テレビドラマ『男の選びかた』『ウソコイ』『WATER BOYS』『仮面ライダー響鬼』などに出演。

2004年、NHK『第55回NHK紅白歌合戦』出場20回を果たす。

2005年、特撮テレビドラマ『仮面ライダー響鬼』の主題歌「少年よ」をリリース。同年、「少年よ」が布施のシングルとしては25年ぶりのオリコンTOP20入り。初動セールス1万枚突破のヒットとなる。同年11月、『仮面ライダー響鬼』の2ndオープニングテーマ曲「始まりの君へ」をリリース。同年12月、NHK第56回NHK紅白歌合戦』出場21回を果たし、「少年よ」を歌う。NHKと民放の枠を超え、ヒビキ役の細川茂樹や、仮面ライダー響鬼などに扮したスーツアクターたち(伊藤慎ほか)と、NHKホールのステージ上で共演した。

2006年12月13日、レコード会社をユニバーサルミュージックに移籍し、森山良子とのデュエットソング「やさしく愛して〜Love Me Tender」をリリース。同年12月、NHK『第57回NHK紅白歌合戦』出場22回を果たし、ジョン・レノンの「イマジン」を歌う。

2008年、NHK『第59回NHK紅白歌合戦』出場24回を果たし、「君は薔薇より美しい」を歌う。35年ぶりにトップバッターを務める。

2009年、NHK『第60回NHK紅白歌合戦』出場25回を果たし、「マイ・ウェイ」を歌う。紅白勇退を宣言し、ポップス歌手出場枠を後進に譲る意向を明かした[3]

2013年4月、歌手の森川由加里と入籍した事を発表した[4]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

太字の曲名はA面扱いを示す。

シングルタイトル
B/W・C/W
作詞 作曲 編曲 発売年 備考
君に涙とほほえみを
そよ風を君にあげよう
M. Rapetti(訳詞: 安井かずみ
A. Locatelli(訳詞: 七野洋太)
G. Marchetti、R. Satti
S. Taccani
服部克久
森岡賢一郎
1965年5月10日
さすらいの丘
青春の別れ
秋元近史
比良九郎
あづまのぼる
飯田三郎
森岡賢一郎
飯田三郎
1965年
若い明日
貴様と俺
岩谷時子 いずみたく 1965年 日本テレビ系ドラマ『青春とはなんだ』主題歌&挿入歌
おもいで
悲しき旅路
水島哲
橋本淳
平尾昌章
すぎやまこういち
森岡賢一郎
すぎやまこういち
1966年3月1日
銀の涙
さよならのくちづけ
水島哲 平尾昌章 森岡賢一郎 1966年7月20日
霧の摩周湖
ひとりぼっちのブルース
平尾昌晃 1966年12月1日

すずかけの泉
平尾昌晃(補作詞: 水島哲)
水島哲
1967年3月1日
これが青春だ
貴様と俺
岩谷時子 いずみたく 1967年 日本テレビ系ドラマ『これが青春だ』主題歌
赤いムームー
砂浜の恋
水島哲 平尾昌晃 森岡賢一郎 1967年
愛のこころ
榛名湖の少女
なかにし礼 1967年9月20日
でっかい青春
青春のマーチ
岩谷時子 いずみたく 1967年 日本テレビ系ドラマ『でっかい青春』主題歌&挿入歌
涙をおふき
夜の追想
世志凡太
なかにし礼
森岡賢一郎 1968年2月1日
愛の園
愛のカンツォーネ
山上路夫 平尾昌晃
東海林修
森岡賢一郎
東海林修
1968年4月20日 西城秀樹の「愛の園」とは同名異曲
愛の香り
悲しみのバラード
安井かずみ 平尾昌晃 森岡賢一郎 1968年9月1日
華麗なる誘惑
甘きセレナーデ
山上路夫 1969年1月10日
星のみずうみ
アカシアの女
小口幸重
山上路夫
平尾昌晃 小谷充
森岡賢一郎
1969年4月1日
バラ色の月
愛の歴史
なかにし礼
安井かずみ
平尾昌晃 小谷充 1969年9月1日
ときめき
あいつの涙
山上路夫
川口忠夫
村井邦彦
平尾昌晃
川口真
小谷充
1969年12月10日 [5]
愛の虹
あなたが私を愛するように
安井かずみ
山口あかり
かまやつひろし
小谷充
森岡賢一郎
小谷充
1970年3月20日
愛は不死鳥
霧の羽田空港
川内康範
山上路夫
平尾昌晃 小谷充 1970年4月20日
そっとおやすみ
恋愛失格
クニ河内
なかにし礼
クニ河内 テディ池谷
小谷充
1970年7月1日
冬の停車場
山上路夫
結城一平
三月はじめ
結城一平
テディ池谷 1970年11月20日
愛の終りに
今はふたり
島津ゆうこ
クニ河内
クニ河内 宮川泰 1971年4月20日
今日、今、この時 TO WAIT FOR LOVE
ME JAPANESE BOY
H. David(訳詞: 安井かずみ)
H. David
B. Bacharach C. Anderson 1971年10月1日
何故
小さな屋根の下
山上路夫 平尾昌晃 森岡賢一郎 1971年12月10日 [6]
愛すれど切なく
マイ・ウェイ
山上路夫 平尾昌晃 宮川泰
堂本重道
1972年5月10日 洋楽カバー曲
白いラブレター
ふるき友 心の唄
山上路夫
布施明
平尾昌晃
布施明
竜崎孝路
大野克夫
1972年9月25日
その時あなたは
燃えるにまかせて
山上路夫 平尾昌晃 森岡賢一郎 1973年2月10日
陽は沈み陽は昇る
鐘は鳴る
安井かずみ
阿久悠
ニーノ・ロータ
都倉俊一
森岡賢一郎
都倉俊一
1973年
甘い十字架
君の素顔
安井かずみ 加瀬邦彦 馬飼野康二 1973年7月25日
愛よ飛べ
明日に架ける愛
1973年
積木の部屋
愛の孤独
有馬三恵子
なかにし礼
川口真 1974年3月10日
愛の詩を今あなたに
この胸に
なかにし礼
布施明
川口真
布施明
東海林修 1974年9月25日
シクラメンのかほり
淋しい時
小椋佳 萩田光雄 1975年4月10日
傾いた道しるべ
鳥の背に
1975年10月25日
陽ざしの中で
僕の心は風に舞う
関真次 吉川忠英 瀬尾一三 1976年4月21日
落葉が雪に
夢のむこうへ
布施明 川口真
船山基紀
1976年10月10日 サントリー・ゴールドラベルCMソング
ひとり芝居
セピア・カラー
船山基紀
佐藤準
1977年4月5日
旅愁〜斑鳩にて〜
水彩画のような人
松本隆 川口真 船山基紀 1977年9月5日
今夜は気取って
愛よ振り向いて
布施明 R.Hughes
宮川泰
林哲司
馬飼野康二
1978年3月10日
君の歌が聞こえる
負けちゃいけないよ
林哲司 1978年5月31日 サントリーCMソング
めぐり逢い紡いで
かもめよ
るい
布施明
大塚博堂
布施明
宮川泰 1978年9月5日
君は薔薇より美しい
セ・ラ・ヴィ〜人生なんてそんなもの〜
門谷憲二
布施明
ミッキー吉野
布施明
ミッキー吉野
浅野孝己
1979年1月17日 カネボウ化粧品1979年春のキャンペーンイメージソング、キリンビバレッジ「潤る茶」CMソング
恋のサバイバル
愛のメリーゴーランド
D. Fekaris(訳詞: 布施明)
M. Bilyeu(訳詞: 清滝
F. Perren
M. Paulo
林哲司 1979年5月5日 Gloria Gaynor 'I Will Survive' のカバー曲
305の招待席
ホテル・プルメリア
門谷憲二
布施明
岡本一生
浜田金吾
鈴木茂
藤崎邦夫
1979年8月21日
カルチェラタンの雪
LANA
門谷憲二
布施明
岡本一生
浜田金吾
戸塚修 1979年12月21日 リッカーミシンCMソング
愛よその日まで
銀河伝説
阿久悠 布施明
宮川泰
宮川泰 1980年7月5日 映画『ヤマトよ永遠に』主題歌
I AM YOU
DOMO DOMO DOMO
O.H.Fuse
布施明
布施明 高島政晴
椎名和夫
1980年8月25日
見のがしておくれ
Lady
布施明 藤崎邦夫 1980年
勝手に想い出
日本バンザイ
1980年12月21日
ザ・ヒーロー
それぞれの太陽
阿久悠 船山基紀 1981年4月5日
  • たまらなくテイスティー (1982年9月25日)
  • California Seasons (1982年)
  • 恋のスーパースター (1983年6月25日)
  • ファンタジー (1984年7月1日)
  • こころ美人 (1985年6月21日)
  • 姉妹坂 (1985年11月1日)
  • 愛・サクセス (1986年4月21日)
  • 愛の6 日間 (1986年9月21日)
  • 別れに赤い薔薇 (1987年5月21日)
  • さみしさの理由 (1987年12月21日)
  • めまいの日々 (1990年8月21日)
  • テーブル物語 (1990年11月8日)
  • 五月のバラ (1991年9月5日)
  • 歓送の歌 (1993年12月1日)
  • ありがとう (1996年1月24日)
  • Around the world (1996年6月21日)
  • 心をあずけるまで (1999年7月1日)
  • ア・カペラ (2001年7月25日)
  • DO MY BEST (2002年5月22日)
  • のすたるぢや (2003年10月22日)
  • 自由 (2004年12月29日)
  • 少年よ (2005年3月24日)
  • 始まりの君へ (2005年11月2日)
  • やさしく愛して〜Love Me Tender (2006年12月13日)
  • 宙よ (2007年8月8日)
  • この街で/城之内早苗 with 布施 明 (2008年2月13日)
  • そろそろ帰ってきませんか(2011年1月12日)

アルバム[編集]

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
1967年(昭和42年)/第18回 08/23 日野てる子
1968年(昭和43年)/第19回 2 愛の園 02/23 佐良直美
1969年(昭和44年)/第20回 3 バラ色の月 01/23 青江三奈 トップバッター(1)
1970年(昭和45年)/第21回 4 愛は不死鳥 18/24 都はるみ
1971年(昭和46年)/第22回 5 愛の終りに 22/25 弘田三枝子
1972年(昭和47年)/第23回 6 マイ・ウェイ 22/23 水前寺清子 トリ前(1)
1973年(昭和48年)/第24回 7 甘い十字架 01/22 小柳ルミ子(1) トップバッター(2)
1974年(昭和49年)/第25回 8 積木の部屋 20/25 ザ・ピーナッツ
1975年(昭和50年)/第26回 9 シクラメンのかほり 23/24 ちあきなおみ(1) トリ前(2)
1976年(昭和51年)/第27回 10 落葉が雪に 23/24 ちあきなおみ(2) トリ前(3)
1977年(昭和52年)/第28回 11 旅愁 〜斑鳩にて〜 21/24 ちあきなおみ(3)
1978年(昭和53年)/第29回 12 めぐり逢い紡いで 21/24 由紀さおり
1979年(昭和54年)/第30回 13 君は薔薇より美しい 13/23 小柳ルミ子(2)
1980年(昭和55年)/第31回 14 愛よその日まで 12/23 桜田淳子
1987年(昭和62年)/第38回 15 そして今は 02/20 岩崎宏美
1990年(平成2年)/第41回 16 シクラメンのかほり(2回目) 24/29 八代亜紀
2000年(平成12年)/第51回 17 シクラメンのかほり(3回目) 19/28 松田聖子
2001年(平成13年)/第52回 18 ア・カペラ 12/27 伍代夏子
2003年(平成15年)/第54回 19 君は薔薇より美しい(2回目) 08/30 松浦亜弥
2004年(平成16年)/第55回 20 マイ・ウェイ(2回目) 12/28 島倉千代子
2005年(平成17年)/第56回 21 少年よ 04/29 坂本冬美
2006年(平成18年)/第57回 22 イマジン 11/27 夏川りみ
2007年(平成19年)/第58回 23 君は薔薇より美しい(3回目) 07/27 香西かおり
2008年(平成20年)/第59回 24 君は薔薇より美しい(4回目) 01/26 浜崎あゆみ トップバッター(3)
2009年(平成21年)/第60回 25 マイ・ウェイ(3回目) 19/25 アンジェラ・アキ

(注意点)

  • 対戦相手の歌手名の(  )内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にある(  )はトリ等を務めた回数を表す。
  • 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
  • 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。

テレビ出演[編集]

NHK
日本テレビ系
TBS系
フジテレビ系
テレビ朝日系
テレビ東京系

CM[編集]

著書[編集]

  • 『ひこうき雲』立風書房 1976 (エッセイ)
  • 『女優・涼子』角川書店 1985 (小説)
  • 『パーティー・イズ・オーバー』ワニブックス 2004 (小説)
  • 『この手のひらほどの倖せ』文藝春秋 2007 (小説)

関連人物[編集]

(五十音順)

関連項目[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ 代表曲である「シクラメンのかほり」、「君は薔薇より美しい」などはナベプロ系列の渡辺音楽出版が出版権を持っている。
  2. ^ 1975年4月5日の「ザ・ピーナッツ さよなら公演」(NHKホール)でのインタビューにて発言
  3. ^ 【紅白リハ】布施明、今年で紅白勇退を宣言「頑張っている若者に譲りたい」 - ORICONSTYLE 2009年12月29日
  4. ^ “布施明と森川由加里が結婚”. MSN産経ニュース (産業経済新聞社). (2013年4月15日). http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130415/ent13041509120001-n1.htm 2013年4月15日閲覧。 
  5. ^ 後年、ラジオ番組『コサキンDEワァオ!』において「愛は不死鳥」と共に“コサキンソング”として人気を集めた。
  6. ^ 布施明ディスコグラフィー
  7. ^ CMにはアラン・ドロンが出演していた。

外部リンク[編集]