キングレコード

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キングレコード株式会社
King Record Company, Limited
King Records logo.svg
Kingrecords Company.jpg
キングレコード本社外観
種類 株式会社
略称 キング
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:112-0013
東京都文京区音羽1丁目2番3号
設立 1951年11月
業種 情報・通信業
事業内容 音楽コンテンツの製作・発売
代表者 重村博文(代表取締役社長)
資本金 13億円
売上高 294億300万円(2012年3月期実績)
従業員数 261人(2012年11月現在)
主要株主 講談社
東京放送ホールディングス(TBSHD)
関係する人物 大月俊倫
三嶋章夫
森山敦
johnny
外部リンク http://www.kingrecords.co.jp/
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関口台スタジオ
1939年当時の『出征兵士を送る歌』のレコードスリーブ・カード

キングレコード株式会社称:KING RECORD CO., LTD.)は、日本レコード会社出版社である講談社(当時・大日本雄辯會講談社)の音楽部門として1931年に発足した。ロゴ表記は主にKING RECORDSが使用されているが、戦前から使われているライオンマークも存在する。

概要[編集]

1931年に大日本雄辯會講談社系列として創業。戦前は主に「キング」「キングレコード」のレーベル名で、日本コロムビア日本ビクター日本ポリドールテイチクといった大手レーベルと並び、流行歌軍歌(戦時歌謡)を製作・発表。『愛馬進軍歌』『出征兵士を送る歌』などがヒットする。戦時中は敵性語排斥により富士音盤(ふじおんばん)とレーベル名を変更したが、戦後にキングレコードに戻す。1951年にキングレコード株式会社として独立(設立)。

演歌に強いレコード会社としても知られており、1990年代後半の演歌歌手リストラが問題化した際には、リストラされた一部演歌歌手の受け入れを行っている。

アニメ声優専門レーベルの「スターチャイルドレコード」を持つ[注 1]ほか、ヘヴィメタルプログレッシブ・ロック専門レーベル「ネクサス」、フュージョンレーベルの「エレクトリックバード」、ダンスミュージックレーベルの「Venus-B」、クラシック専門レーベルの「ドイツ・シャルプラッテン[注 2]も持っている。

最近は、音楽業界の不況の中、一時期不況のあおりを受けたレコード会社ということで報道番組にも出ることもあったが、水樹奈々2008年に移籍してきたAKB482010年にメジャーデビューを果たしたももいろクローバーZ(旧・ももいろクローバー)などを筆頭に売上を伸ばしており、オリコン上半期の音楽ソフト市場レポートによると、メーカー順位を上げている[1]

またかつて、ゲームミュージック専門レーベルでは、「ファルコムレーベル[注 3]コナミレーベル[注 4]を持っていたことがあるほか、1980年代から2005年頃まではゲームソフトの販売にも携わっていた。

沿革[編集]

レーベル・所属アーティスト[編集]

子会社[編集]

「…のすべて」、「…の謎」シリーズ[編集]

軍艦マーチのすべて」を1998年に発売して以降、キングレコードは「…のすべて」、「…の謎」シリーズを展開してきた。2003年(平成15年)度には、「むすんでひらいての謎」が第58回文化庁芸術祭優秀賞を受賞した。

「…のすべて」シリーズ一覧[編集]

「…の謎」シリーズ一覧[編集]

ゲームソフト[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ スターチャイルドとほぼ同様の事業を行うが、作品としてはメジャーレーベルに属する第三クリエイティブ本部も存在する。
  2. ^ 旧東ドイツのレーベル。旧名エテルナ。以前は徳間ジャパンコミュニケーションズと販売契約していたが、レーベル解散に伴い一部の音源を徳間ジャパンコミュニケーションズが買収。さらに徳間時代の担当ディレクターがその音源を買い取った上、キングに移籍したため。
  3. ^ キングが撤退した当初は日本ファルコム自体が自社レーベルで発売、その後マーベラスエンターテイメント(現・マーベラスAQL)と業務提携を結び、以後同社からCDが出される。
  4. ^ 現在はコナミデジタルエンタテインメント自体がマルチメディアカンパニーとして自社レーベルで発売、現在もその一部をキングレコードに販売委託を行っている。
  5. ^ 英国デッカ原盤、ロンドンレーベル。1958年5月、スイス ジュネーブのヴィクトリア・ホールにて録音された。レコード芸術推薦盤。
  6. ^ 同レコード第1号は、ズービン・メータ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほかの演奏による、マーラー作曲、交響曲第2番「復活」だった(レコード番号:K33C-70001 - 2(2枚組)、レコード芸術誌推薦)。
  7. ^ 同原盤は、日本ではワーナーミュージックジャパンに発売が移行する。

出典[編集]

  1. ^ ドル箱の水樹奈々とAKB48 音楽不況でもキングレコード躍進”. サンケイビズ. 日本工業新聞新社 (2011年7月26日). 2011年7月28日13:08閲覧。
  2. ^ 同第1号は、エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏による、ブラームス作曲の「交響曲第1番」だった(LP番号:LLA-10001、レコード芸術誌推薦)。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]