ラジオ体操

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ラジオ体操
ジャンル 体操番組
放送期間 1928年11月1日-
放送局 NHKラジオ第1
テーマ曲 ラジオ体操第1
ラジオ体操第2
ラジオ体操第3
公式サイト 公式サイト
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ラジオ体操(ラジオたいそう,: Radio calisthenics)とは国民の体力向上と健康の保持や増進を目的とした一般向けの体操の1つである。またはその体操用音楽をピアノ伴奏にのせて指導を行う、NHKラジオ番組。日本で単にラジオ体操と言った場合、後述の「ラジオ体操第1」を指すことが多い。

目次

[編集] 概要

戦前のラジオ体操

日本のラジオ体操は1925年3月にアメリカメトロポリタン生命保険会社により健康増進・衛生思想の啓蒙を図る目的で考案され、広告放送として放送されていた世界初のラジオ体操が基となっている。

1925年に保険事業の視察で訪米した当時の逓信省簡易保険局(現・株式会社かんぽ生命保険)の猪熊監督課長がアメリカでのラジオ体操を知り日本に帰国したのち日本でもラジオ体操を行う事を提案、1927年にラジオ体操を行う事を決定、1928年に簡易保険局を中心に日本放送協会、文部省等の協力の下制定、そして同年11月1日7:00に天皇の御大典記念事業の一環として放送を開始した。日本で最初の考案者は体育学者の大谷武一で正式名称は国民保健体操である。NHKで放送を担当したのはラジオ体操のために採用された元軍人の江木理一アナウンサー。彼は初回からブリーフパンツ1枚でマイク前で体操していたのであるが「照宮成子内親王もラジオ体操に御執心なり」と聞き及ぶや濃燕尾服蝶ネクタイを締め、正装に身を包んだ上で放送に臨むようになった。実際の振り付けは郵便局員が全国に周知した。

現在の体操は3代目である。つまり過去2度改訂が行われている。終戦時、軍国的側面を助長するとされ禁止されたこともあったがその後復活している。

[編集] 種類

[編集] ラジオ体操第1

1951年制定、同年5月6日放送開始。現在の体操は3代目。

  • 初代:1928年11月1日 - 1946年4月13日
    • 『可愛い歌手』(作曲:福井直秋。後に「朝風そよそよ ラジオは響く一、二、三」と歌い出す歌詞(作詞:武内俊子)が付き、「朝日を浴びて」という題名も与えられた)
    • 初代第1用の曲としては『可愛い歌手』の他にも別の曲(「其二」「其三」「其四」等)が作られたが、それらは比較的短期間にて使用終了となった(もしくは使用期間不明)[1]
    • ただし、1945年8月15 - 22日は放送中止
  • 2代目:1946年4月14日 - 1947年8月31日
  • 3代目:1951年5月6日 -
    • 作曲:服部正
    • 「老若男女を問わず誰でもできることにポイントを置いた体操」である[2]。小学校から工場などの職場まで広く使われており、一般的にはラジオ体操といえば第1のことを指すことが多い。「事務職向けの体操」という情報が出回ったこともあるが[要出典]、全国ラジオ体操連盟による説明では「子供からお年寄りまで一般の人が行うことを目的とした体操」である[3]
    • 体操は以下の13科目からなる[4]
  1. のびの運動
  2. 腕を振ってあしをまげのばす運動
  3. 腕をまわす運動
  4. 胸をそらす運動
  5. からだを横にまげる運動
  6. からだを前後にまげる運動
  7. からだをねじる運動
  8. 腕を上下にのばす運動
  9. からだを斜め下にまげ、胸をそらす運動
  10. からだをまわす運動
  11. 両あしでとぶ運動
  12. 腕を振ってあしをまげのばす運動
  13. 深呼吸の運動

[編集] ラジオ体操第2

1952年制定、同年6月16日放送開始。現在の体操は3代目。

  • 初代:1932年7月21日 - 1946年4月13日
    • 『若鮎』(作曲:堀内敬三)、『ホーエンフリートベルク』(作曲者不詳)
    • ただし、1945年8月15 - 22日は放送中止
  • 2代目:1946年4月14日 - 1947年8月31日
  • 3代目:1952年6月16日 -
    • 作曲:團伊玖磨
    • 職場向けとして制定[5]。「体をきたえ筋力を強化することにポイントを置いて」いる[6]。ややテンポの速いメロディで、第1より運動量が多い。主に小学校高学年から高等学校で使われている。「作業などを行なう現業向けの体操」という情報が出回ったこともあるが[要出典]、全国ラジオ体操連盟による説明では「働き盛りの人が職場で行うことを目的とした体操」である[3]。時間が取れないことなどから第1のみを行うことが多い。
    • 最大の特徴は、ボディビルダーを連想させる独特のポージングがあげられる。
    • 体操は以下の13科目からなる[4]
  1. 全身をゆする運動
  2. 腕とあしをまげのばす運動
  3. 腕を前から開き、まわす運動
  4. 胸をそらす運動
  5. からだを横にまげる運動
  6. からだを前後にまげる運動
  7. からだをねじる運動
  8. 片あしとびとかけ足あしぶみ運動
  9. からだをねじりそらせて斜め下にまげる運動
  10. からだを倒す運動
  11. 両あしでとぶ運動
  12. 腕を振ってあしをまげのばす運動
  13. 深呼吸の運動

[編集] ラジオ体操第3

現存せず。

  • 初代:1939年12月1日 - 1946年4月13日
  • 2代目:1946年4月14日 - 1947年8月31日
    • 作曲:橋本國彦
    • 2代目第3を収録したレコード(掛け声なし)が陸前高田市立博物館に所蔵されている[7]ほか2008年8月3日逓信総合博物館でも発見された(全国で3枚目)。「NHKにもない貴重なものである」と言われていたが実際にはレコードコレクター間では「比較的散見できるレコード」として知られ、マスコミの報道と現実とのギャップが指摘されている[8]
  • テレビ体操で放送される「みんなの体操」(1999年制定)が初期にラジオ体操第3と呼ばれたことがあった。

[編集] みんなの体操

なお、みんなの体操制定に際し、ラジオ体操第1と第2にも「座位」の運動が作られた。テレビでは従前の立位運動と一緒に取り上げられているほか、日によっては指導者が座位運動ならではの注意点も重点的に解説する。

[編集] 番組の構成

[編集] ラジオ体操

現在の放送では、オープニングテーマ、指導者の挨拶、ラジオ体操の歌(6:30および8:40の放送のみ)、補助体操、ラジオ体操第1、首の運動および補助体操、ラジオ体操第2、ピアノ伴奏者と指導者の氏名をコールして終了の挨拶、エンディングテーマという構成になっている。夏期巡回ラジオ体操の期間中は、オープニングの挨拶の中で訪問した地域の名所・特産品等の紹介が行われる。首の運動および補助体操の演奏曲は、ほとんどがピアノ伴奏者のオリジナルであるが、首の運動では、季節に合わせた童謡や唱歌を採り入れることがある。なお、大久保三郎作曲・演奏による補助体操曲はCD化されている。[9]

ラジオ体操の歌
1951年(昭和26年)9月に発表。藤浦洸作詞、藤山一郎作曲。早朝の回のみ茨木市立北中学校の合唱による。2008年4月から11月までは、歌の終了後に「ラジオ体操80年」というコールを期間限定で流していた。ただし、夏季・特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会の生放送があるときは流れなかった。なお、初代は、1931年(昭和6年)7月に小川孝敏作詞、堀内敬三作曲で発表されている。現在のものは2代目である。

[編集] テレビ体操

  • 10分版のテレビ体操では、テロップによる3秒間のオープニング、指導者の挨拶、1つめの体操、補助体操、2つめの体操、テロップによる3秒間のエンディングという構成になっている。
  • 5分版のテレビ体操では、ピアノ演奏による5秒間のオープニング、指導者・アシスタントの挨拶とピアノ伴奏者の紹介、体操、エンディングという構成になっている。

[編集] みんなの体操

指導者・アシスタントが簡単な体操を行っている15秒間のオープニング、指導者の挨拶、みんなの体操、3秒間のエンディングテロップという構成になっている。

[編集] ラジオ体操会

夏休みのラジオ体操会(2002年 大阪市鶴見区
中央の男子児童が紐で首から提げているのが出席カード

学童の夏季休暇中には、全国で早朝に町内会や自治会が主催するラジオ体操の会が催されている。事前に学校などを通じて配布された出席カード(かんぽ生命等がスポンサーとなり無料配布)を持参して番組開始前に町内の公園や広場などに集まり、主催側持参のラジカセなどから流れる番組に合わせて体操を行なう。終了後には出席のゴム印を当日の日付部分に押す。最終日には会への皆勤賞もしくは皆勤でなくとも参加賞として昔ながらに鉛筆などが出されたり、お菓子や図書カードなどが出される地域も多い。少子化や他のスポーツ活動の早朝練習などの影響から体操会の期間は夏休み全部ではなく平日の2週間ほどに留めたり、実施しない町内も見られるようになった。

この期間中の早朝の番組は全国各地を指導者が巡回して聴取者と共に体操を行う「夏季巡回ラジオ体操 みんなの体操会」(1953年開始。開始年の初日は7月12日)となり、全国に生中継される[10]。毎日ラジオ・テレビ体操に出演する講師の先生やインストラクターが全国各地のNHK公開スタジオや体育館・公民館、スタジアムなどを巡回する[11]ものである。この日の中継先ではこの体操会自体が市町村単位のラジオ体操大会として普段は各町会で体操を行う児童や保護者を集めて開催されることが多く、翌年以降もこの日にラジオ体操大会を開催し、当時の放送を録音した物を用いて体操をするところも存在する。日本の夏の風物詩の1つにもなっている。

その中でも特に中央行事として、8月初旬か中旬の日曜に「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭中央大会」が行われている。この模様は、総合テレビやNHKワールド・プレミアムでも実況中継される(2010年までは衛星第2テレビでも放送されていた)。夏季休暇中以外でも主として土・日曜日や祝日で「特別巡回ラジオ体操 みんなの体操会」が行われることもある。なお、「巡回ラジオ体操 みんなの体操会」ではテーマ音楽と会場の参加者の拍手に続き、指導者が「全国の皆さん、会場の皆さん、そして海外でラジオをお聴きの皆さん[12] 、おはようございます」と挨拶し、そのあとに指導者の手振りの合図で、会場の参加者も「おはようございます」と大声を張り上げて挨拶するのである。また、ラジオ体操第1の8科目目である「腕を上下にのばす運動」のところでは会場の参加者の「1、2、3、4、5、6、7、8」と言う声を会場全体に響き渡らせるのが通例となっている。生放送終了時もテーマ音楽を流しながら指導者がピアノ伴奏者の紹介とともに締めの挨拶を行って会場の参加者が拍手で締めている。

ラジオ体操会は1930年7月21日に神田万世橋署の面高巡査が子供達が夏休みを楽しく過ごせる様にと千代田区神田佐久間町の佐久間公園で「早起きラジオ体操会」を実施したことが起源と言われ、同公園にはそれに因んだ記念碑が建てられている。同じ頃佐久間公園に程近い神田和泉町の宮川広場で実施された「全国ラジオ体操会」が起源と言う説もあるが、両者ともお互いが発祥の地であることを認め合っている。また文京区の大塚公園が発祥という説もある(同公園内に発祥の地と記された体操する少年の銅像あり)。

[編集] 放送時間

放送としては国内向けAMラジオ2波で合わせて1日4回放送されている他、テレビでも『テレビ体操』(1957年10月7日放送開始)として地上波2波で合わせて1日2回放送されている。この他、テレビでは1999年制定の「みんなの体操」単独の番組が存在する。テレビ・ラジオとも国際放送NHKワールド(以下「NW」とする)のNW・プレミアム[13]、NW・ラジオ日本でも放送されている。

以下は2010年度の番組編成。国会中継・臨時ニュース等で、放送休止・時間変更となる場合がある。

[編集] ラジオ体操の放送時間

ラジオ第1NW・ラジオ日本
毎日 6:30-6:40
ラジオあさいちばん』の枠内。ローカルニュース終了時に「続いてラジオ体操です」とアナウンスする放送局もある。
毎年8月第1日曜日に行われる『1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭中央大会』の当日は、6:45まで延長する。
ラジオ第2
  • 月-土曜日 8:40-8:50(ラジオ第1の再放送。ただし、ラジオ第1で「夏季・特別巡回ラジオ体操 みんなの体操会」があった時は再放送せず、初回放送扱いで通常のスタジオ収録のものを放送。)
  • 12:00-12:10(午後の体操)
  • 15:00-15:10(12:00-12:10の再放送)

[編集] テレビ体操・みんなの体操の放送時間

チャンネル Eテレ NWプレミアム 総合テレビ
NWプレミアム
総合テレビ 総合テレビ・
NWプレミアム
放送時間 6:25-6:35 6:50-7:00
(ノンスクランブルで視聴可能)
9:55-10:00 11:30-11:35
(一部地域のみ)
14:55-15:00
みんなの体操 → ラジオ体操第1 - みんなの体操
(総合テレビは副音声解説付き)
みんなの体操 みんなの体操
みんなの体操 → ラジオ体操第2 ラジオ体操第1 ラジオ体操第1
みんなの体操 → ラジオ体操第1 みんなの体操 みんなの体操
みんなの体操 → ラジオ体操第2 リズム体操 リズム体操
みんなの体操 → ラジオ体操第1 みんなの体操 みんなの体操
みんなの体操 → ラジオ体操第2 - - -
ラジオ体操第1 → ラジオ体操第2 ラジオ体操第1 → ラジオ体操第2
(Eテレの同日時差放送)
  • Eテレ平日早朝の放送は2009年度(2010年3月28日まで)は6:30-6:40放送であったが、番組編成の見直しに伴い2010年度(同3月29日以後)は5分繰り上げられた。
  • 毎年8月第1日曜日に行われる『1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭中央大会』の当日は、総合テレビ・BS 2(2010年度まで)・NWプレミアムで、6:30-6:45に放送する。
  • 14:55-15:00は『お元気ですか日本列島』に続けて放送される。
    • 火曜日はラジオ体操第1を、木曜日は岡本美佳の担当でリズム体操をみんなの体操の一部と併せて行う。
  • 地域情報番組を放送しない地域は、11:30-11:35に裏送り番組として放送されている。また以前は10分番組だったことから、後半にリズム体操を入れる事も多かった。なお、2011年3月22日の裏送りは北海道地方(通常はこの時間帯での放送はない)、甲信越地方、北陸地方、近畿地方、松山局を除く四国地方、および静岡・広島・松江・山口各局に向けた放送となった。そのほかの日も定時の地域番組および震災関連番組を放送しないほとんどの地域でも放送された
  • かつてはBS 2でも2011年3月まで土日の5:55-6:00にみんなの体操(副音声解説付き)が放送されていた。

ラジオ第1放送では地震台風などの大災害が発生した場合は大幅に番組の構成を変更して報道主体の体制になるが、この番組が中止されたり時間を変更されたりすることはほとんどない。1995年兵庫県南部地震のときも、地震報道を行った関西地方を除けば放送されていた。ただ番組の途中で地震情報、気象警報、交通情報(主に高速道路の通行止や鉄道路線の不通区間)が放送されることはある。NHKワールド・ラジオ日本では全国一斉に放送される臨時ニュースがある場合を除いて中断することはない。また、オリンピック中継の最中であっても休止することなく予定通りの時刻で放送される。ただし、以下の例外もある。

  • 1989年1月7日昭和天皇危篤の臨時ニュースを放送したため6:30からのラジオ体操の放送が中止された。そのまま崩御関連の特別番組になったため、ラジオ第1では放送されなかった。
  • 1989年1月8日、前日の昭和天皇崩御に関連した特別番組を放送する関係上、ラジオ体操の放送は行われなかった。テレビ体操は通常編成に戻された教育テレビで行われた。
  • 2006年7月5日北朝鮮ミサイル発射ニュース放送に伴い2006 FIFAワールドカップ準決勝「ドイツ×イタリア」が総合テレビから教育テレビに差し替えた上、さらに延長戦に入ったためテレビ体操も5分遅れで放送した。
  • 2010年7月12日2010 FIFAワールドカップ決勝「スペイン×オランダ」が延長戦に入ったためテレビ体操が休止となった。
  • 2011年3月12日 教育テレビのテレビ体操、ラジオ第1・第2のラジオ体操がすべて休止(東日本巨大地震による津波警報と安否情報を放送したため)。全国的にラジオ体操が放送されなかったのは昭和天皇崩御以来だった

[編集] 指導

ラジオ体操制定に携わった日本體育會體操学校の流れをくむ、日本体育大学出身者が指導を努めている。

(2010年4月現在)

  •  多胡肇 (たご はじめ)…1998年4月 -
    後述長野が高齢となり放送から退いた後は現場指導チーフに。
  • 西川佳克(にしかわ よしかつ)…2001年4月 -
    「みんなの体操」の副音声解説も兼任。
  • 岡本美佳(おかもと みか)…2003年6月 -
    アシスタントから昇格。

[編集] 過去の担当

  • 江木理一(えぎ りいち)…1928年11月 - 1939年5月
  • 佐々野利彦(ささの としひこ)…1939年5月 - 1946年4月
  • 金井忠男(かない ただお)…1941年11月 - 1946年4月
  • 上貞良江(かみさだ よしえ)…1946年4月 - 1947年8月
  • 牧寿江(まき としえ)…1946年4月 - 1947年8月
  • 紅林武男(くればやし たけお)…1951年5月 - 1971年3月
  • 谷口均(たにぐち ひとし)…1951年5月 - 1958年5月
  • 柳川英磨(やながわ ひでまろ)…1954年5月 - 1985年3月
  • 葉狩哲朗(はがり てつろう)…1960年7月 - 1963年3月
  • 馬場保(ばば たもつ)…1960年7月 - 1963年3月
  • 青山敏彦(あおやま としひこ)…1971年6月 - 1999年3月
    レコード・カセットテープ・CD用音源も担当
  • 長野信一(ながの しんいち)…1981年6月 - 2010年3月
    青山の後任指導チーフ。高齢で現場を退いた後は裏方に回る。最近発売のCD・DVDは長野が出演
  • 上田容子(うえだ ようこ)…1983年4月 - 2003年5月
    • アシスタントから昇格した初の女性指導者。当初はテレビ体操のみ担当。その後、2001年4月からラジオ体操も担当した。
  • 輪島直幸(わじま なおゆき)…1985年4月 - 2003年11月
  • 内田容子(うちだ ようこ。旧姓:佐藤)…1992年4月 - 1993年3月
    • アシスタントからの昇格。上田の産休時にピンチヒッターを務めた。

[編集] アシスタント

テレビ体操において欠かすことができないのが、実技披露を行う女性アシスタントの存在である。基本的には大学の体育学部の女子学生の中から選ばれる。任期はまちまちだが、指導者よりは短い。退任後もラジオ体操の普及指導にかかわったり、母校や地域での体育指導などに携わる人が多い。上田容子と岡本美佳はアシスタントから指導者に起用され、女性のための「リズム体操」の指導にあたっている。

通常、テレビで手本となる実技を行なうが学校の夏休み期間などに行われる「巡回ラジオ体操」ではそれぞれ各地に赴き現場での実技披露を行う。「1000万人中央大会」では全員が出演する。

2011年度の担当は以下の通り。

  • 大橋美加(おおはし みか)…2002年4月 -
  • 金子梨沙(かねこ りさ)…2003年6月 -
  • 有賀暁子(あるが あきこ)…2003年6月 -
    体育学部の学生以外から初めて起用された。
  • 横川道乃(よこかわ みちの)…2005年4月 -
  • 押味愛里沙(おしみ ありさ)…2010年4月 -
  • 五日市祐子(いつかいち ゆうこ)…2011年4月 -
  • 松下亜実(まつした あみ)…2011年4月 -

[編集] 過去

  • 上田容子…1976-1983/3 以後指導者へ
  • 村上優子(むらかみ ゆうこ)…1977
  • 富樫寿子(とがし ひさこ)…1978-1979
  • 山下敬偉子(やました けいこ)…1977-1980
  • 栗山靖子(くりやま やすこ)…1977-1980
  • 前田明美(まえだ あけみ)…1981-1989
  • 奥仲真寿美(おくなか ますみ)…1981-1985
  • 佐藤容子(さとう ようこ)…1981-1985/3
  • 鈴木久美子(すずき くみこ)…1982-1990
  • 和田敬子(わだ けいこ)…1982-1989
  • 新妻弓子(にいづま ゆみこ)…1985-1990
  • 肝付朋美(きもつき ともみ)1986-1993
  • 高橋美雪(たかはし みゆき)…1987-1993
  • 段野江梨香(だんの えりか)…1989-1994
  • 凌佳子(みなと けいこ)…1989-1993
  • 海老沢孝子…(えびざわ たかこ)1990-1995
  • 望月のり子(もちづき のりこ)…1990-1994
  • 佐藤久美子(さとう くみこ)…1991-1996/6
    夫はタレント佐藤弘道
  • 桐山ひとみ(きりやま ひとみ)…1993-1998/11
    現在は西東京市議会議員
  • 小島美佳(こじま みか)…1994-2000/5
  • 本城早苗(ほんじょう さなえ)…1994-2000/5
  • 本城敦子(ほんじょう あつこ)…1994-1996
  • 神田育子(かんだ いくこ)…1995-2000/3
  • 岡本美佳…1996-2003/3 その後指導者へ
  • 遠藤愛(えんどう あい)…1996-2004/3
  • 田村恵美(たむら えみ)…1997/6-2007/3
  • 三森早苗(みもり さなえ)…1999-2002/3
  • 小森由紀子(こもり ゆきこ)…1999/5-2007/3
  • 浅岡直美(あさおか なおみ)…1999/12-2003/7
  • 大江紗由(おおえ さゆ)…2002/4 - 2011/3[14]
  • 家根本織永(やねもと おりえ)…2005/4 - 2010/3

[編集] ピアノ伴奏

(2008年4月現在)

  • 幅しげみ(はば しげみ)…1981年6月 -
  • 名川太郎(ながわ たろう)…1991年4月 -
2007年6月放送分から病気療養のため休職していたが、2008年元日に教育テレビで放送された新春テレビ体操に出演。2008年2月放送分からラジオのみ復帰。2008年4月放送分からテレビにも復帰した。
  • 加藤由美子(かとう ゆみこ)…1998年4月 -

[編集] 過去

  • 丹生健夫(にゅう たけお)…1928年5月 - 1965年3月
  • 秋山雄三(あきやま ゆうぞう)…1933年4月 - 1947年8月
  • 山崎鏡子(やまざき きょうこ)…1951年12月 - 1992年3月
  • 大久保三郎(おおくぼ さぶろう)…1957年10月 - 1998年9月
    • レコード・カセットテープ・CD用音源も担当。
  • 田中裕美子(たなか ゆみこ)…1982年4月 - 1984年3月

※ピアノ伴奏の紹介の際、ラジオ体操では敬称略で紹介するが、テレビ体操では「~さん」付けで紹介している。

[編集] レコード

  • 『体操レコード「ラジオ体操〜第一」』(作曲:服部正、指導:紅林武男、ピアノ:丹生健夫) 東芝レコードTS-1005(TS1-9)
  • 『体操レコード「ラジオ体操〜第二」』(作曲:團伊玖磨、指導:紅林武男、ピアノ:丹生健夫) TS-1005(TS1-10)
  • 『ラジオ体操第1(指導入り)』(作曲:服部正、指導:柳川英麿、ピアノ:大久保三郎) コロムビアレコードBK-37(GH-841)
  • 『ラジオ体操第2(指導入り)』(作曲:團伊玖磨、指導:柳川英麿、ピアノ:大久保三郎) BK-37(GH-842)

※コロムビアレコードBK-37は1972年10月制作 ほか

[編集] CD

ほか、カセットテープやCDは数多く発売されている。

[編集] DVD

[編集] その他

  • ラジオ体操には佃公彦作のキャラクターが存在する。小中学生向けに配られる、夏季休暇中に地域単位で行われるラジオ体操会の出欠カードの背景にも描かれている。また1978年発行のラジオ体操50年記念切手、2008年発行の夏のおたより郵便葉書“かもめ~る”「ラジオ体操」にも描かれている。このキャラクターの名前は「ラジオ体操坊や (ラタ坊)」という[15][16][17]
  • 郵便体操はラジオ体操第1・第2を参考にして組み合わせアレンジした内容になっている。このほか、各種スポーツクラブ教育機関企業・企画等で派生もしくは創作の体操(およびストレッチ体操)が生み出されている。
  • 総合テレビのバラエティー『サラリーマンNEO』で、「テレビ体操」のパロディーコーナー「テレビサラリーマン体操」が放送されている(出演・コンドルズ)。2011年5月17日放送の回では両者のコラボレーションが実現した。
  • ゆずのコンサート開演前にはメンバー・スタッフ・観客全員でラジオ体操第1を行うのが恒例となっている。
  • 東京ディズニーシーで開催されているステージショー「オーバー・ザ・ウェイブ」で、ドナルドダックが船上イベントの一環としてラジオ体操第1のメロディーに合わせて体操するシーンがある。
  • 2006年まで開催されていたプロ野球パ・リーグオールスター東西対抗では、試合前に外野席の東軍・西軍応援団が合同でラジオ体操第一を行うのが恒例となっていた。
  • レコード・カセットテープ・CD化されているラジオ体操は、NHKが所有する音源を使用する場合が多い[18]。この音源は古い音源(「ラジオ体操、よーい」の号令で始まるもの)は演奏が丹生健夫、指導・号令が紅林武男、1990年代以降の音源は演奏が大久保三郎、指導・号令はやや古いもの(イントロ前の号令がないもの)は柳川英麿、新しいもの(「ラジオ体操 第○」の号令で始まるもの)は青山敏彦が担当している。なお同じ演奏者・指導者でも録音年が異なる音源が複数存在している。
  • 2008年8月、日本テレビの『おもいッきりイイ!!テレビ』にて正しいラジオ体操健康法が青山の指導、元アシスタントの小森由紀子の実演で紹介された。
  • ラジオ体操の歌も現在の歌は3代目で初代は1931年7月21日から、2代目は1951年9月から放送され現在の3代目は1956年3月から放送されている。
  • ラジオ体操は太平洋戦争中、香港など日本の占領下にあった地域においても行われた。
  • 稀にではあるが、テレビ体操で通常の体操の音楽とは違った曲に振り付けをしたものが放送されることがある。過去には、『となりのトトロ』の曲に振りをつけたものまであった。
  • 伴奏譜(楽譜)・体操図解(体操の解説)は、NHK事業局が無償配布(送料別)している。
  • ピタゴラスイッチ』のいつもここからが、『テレビ体操』出演者と『アルゴリズム体操』をしたことがある。
  • 2009年3月17日22:43頃には、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗した若田光一宇宙飛行士の目覚めの曲として『ラジオ体操の歌』が流された[19]。また4月27日には「おもしろ宇宙実験」の一つとしてラジオ体操が行なわれた[20]
  • 2010年エイヤフィヤットラヨークトル噴火による交通麻痺パリの空港にて足止めされた日本人がいっせいにラジオ体操を行い、その様子が英国放送協会のカメラによって収められた[21]

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 「ラジオ体操のすべて」(キングレコード KING 3079)の解説書より
  2. ^ ラジオ体操第一-かんぽ生命
  3. ^ a b たいそうな間違い
  4. ^ a b NHK発行 図解 『ラジオ体操(第1・第2)』 (PDF)
  5. ^ ラジオ体操の歴史-かんぽ生命
  6. ^ ラジオ体操第二-かんぽ生命
  7. ^ 博物館ニュース7 幻の!ラヂオ体操第3レコード
  8. ^ 終戦直後放送の「ラジオ体操第3」 「幻のレコード」60年ぶり日の目 東京・逓信博物館で展示へ西日本新聞2008年8月3日
  9. ^ 補助体操〈足たたき前まげの運動〉・補助体操〈足のまげのばしの運動〉・補助体操〈腕を前と上に振る運動〉・補助体操〈身体の後反しの運動〉・補助体操〈身体の前まげと胸反しの運動〉・補助体操〈首の運動〉・補助体操〈背伸びの運動〉の全7曲 東芝EMI発売のCD「NHKラジオ体操」(TOCT-4013)等に収録
  10. ^ なおこの期間中でもラジオ第2午前中の放送は通常のスタジオ収録のものを放送する。また台風などで生中継ができない場合ラジオ第1でも通常のスタジオ収録されたものを放送
  11. ^ 大抵の場合、晴天であれば屋外の会場、雨天の時は近接の体育館・公民館やNHK放送会館の公開スタジオでの公開生放送となる
  12. ^ 同時放送を行っているNHKワールド・ラジオ日本のリスナーに配慮したもの
  13. ^ 通常放送で日曜日6:50の放送のみノンスクランブルで視聴可能となっている。
  14. ^ 幅しげみ (2011年3月6日). “送別会”. 幅しげみのブログ. AmebaGG. 2011年3月8日閲覧。
  15. ^ むらやま 2008.5.1 (PDF)
  16. ^ かもめ~る ラジオ体操
  17. ^ ラジオ体操会は今日までJPグループ(旧郵政省総務省郵政事業庁日本郵政公社)がスポンサーとして付いている。
  18. ^ ただし音源の提供業務は財団法人NHKサービスセンターが行っている。
  19. ^ 最新情報:国際宇宙ステーションの組立フライト 15A(STS-119) - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
  20. ^ おもしろ宇宙実験:JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
  21. ^ “Stranded tourists reach for sky at Paris airport”. BBC NEWS (英国放送協会). (2010年4月17日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/8627270.stm 2010年4月19日閲覧。 

[編集] 参考文献

  • 高橋秀実 『素晴らしきラジオ体操』 小学館、1998年。ISBN 4-09-387223-6

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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