特撮 (バンド)
| 特撮 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 出身地 | |
| ジャンル | ロック |
| レーベル | 徳間ジャパンコミュニケーションズ (2000-2002) PRHYTHM (2003 - 2005) キングレコード (2011 - ) |
| 事務所 | オーケン企画 |
| 公式サイト | 大槻ケンヂ公式ウェブ |
| メンバー | |
| 大槻ケンヂ (ボーカル) NARASAKI (ギター/サウンドプロデュース) 三柴理 (ピアノ/キーボード) ARIMATSU (ドラム) |
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| 旧メンバー | |
| 内田雄一郎 (ベース) |
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特撮(とくさつ)は、2000年に筋肉少女帯を脱退した大槻ケンヂが中心となって結成した、日本のパンクチーム(ロックバンド)である。尚、2006年に筋肉少女帯は再結成宣言がなされた。
目次 |
[編集] メンバー
公式サイトの紹介文には「個々の活動が『特撮』」とあり、バンドでありながら、活動の場を音楽シーンだけに限定しない集団であるという点が、従来のバンドとは一線を画する(リーダーである大槻の活動〈主に執筆活動〉を第一とした認識の上に成り立つバンドである、ということと思われる)。
- ギター及びサウンドプロデュース担当。東京都出身。
- ドラム担当。東京都出身。
[編集] サポートメンバー
- ベース担当。東京都目黒区出身。内田脱退後から現在に至るまで、長年に渡りサポートとして参加。大槻ケンヂと絶望少女達の音源にも参加している他、大槻と二人で「大槻ケンヂと高橋竜」名義でアコースティック・ライブなども行っている。
- 佐藤研二(さとう けんじ)
- 長谷川正(はせがわ ただし、生年非公開11月16日 - )
- ベース担当。千葉県出身。Plastic Treeのメンバー。高橋の代わりとして、臨時でライブに数回参加。
[編集] 旧メンバー
[編集] 来歴
1999年に筋肉少女帯を脱退した大槻は筋少時代の盟友である内田雄一郎・三柴理と共に新たなバンド特撮を結成することを宣言。その後、メンバーオーディションの結果Coaltar of the Deepers のNARASAKIが加入、残るドラマー探しは難航したがNARASAKIの紹介で有松博が加入、メンバー全員がそろったのはプリプロダクションの当日であった。(余談だが、大槻は当初有松の加入を反対していた、理由は両腕に刺青が施された有松が怖かったからだという)[1]
2000年初頭、『アベルカイン』でメジャーデビュー、続いて1stアルバム『爆誕』をリリース。NARASAKIのラウドなディストーションギターが主張するような「ジャップ・ハードコア」(NARASAKI談)[2]を基本フォーマットに、三柴の流麗なピアノと有松の柔軟なドラミングによってスムーズ・ジャズ(「美少年で探偵でS」)、ミニマル(「マリリン・マラソン」)、ブルース(あんぜんバンドのカヴァーである「13階の女」)、パワー・バラード(「テレパシー」)などの吸収をも可能とした独特なサウンドと、大槻の不条理かつ猟奇的な詩作が錯綜した「かなりの自信作」となった(大槻には「これ結構いけんじゃねーかな、というメンツが揃い作品が完成した」と自負していた)[3]。当初の動員見込みを大幅に上回り[4]ツアーも大盛況で終了するが、その後、内田が脱退してしまう。
10月には年内2枚目となる2ndアルバム『ヌイグルマー』リリース、前作の路線を引き継ぎつつ、佐藤のプレイを反映するようなファンク(「企画物AVの女」)の他フォーク(「アザナエル」)やプログレ(「ゼルダ・フィッツジェラルド」)的な要素も加わり、クラシックの翻案(アルバート・ケテルビーの「ペルシャの市場にて」)までが収められる。
2001年には3rd『Agitator』をリリース、基調はハードロック寄りの音になり、ヒップホップ調のヘヴィ・ロック(「ヨギナクサレ」)、ジャングル・ビート(休みの国のカヴァーである「悪魔巣取金愚」)、レゲエやブギー(「人間以外の俺になれ」)、「80年代アイドル青春歌謡」(「うさぎ」・大槻談)[5]、「ジャンクでポジパンでお経」(「人狼天使」・NARASAKI談)[6]など、様々な音楽性を取り入れた転換作となる。2002年にはベスト盤『初めての特撮 BEST vol.1』をリリースするが、この作品を最後に徳間ジャパンとの契約が終了、インディーズでの活動に場を移す。
2003年の暮れに2年ぶりとなる4thアルバム『オムライザー』をリリース、この作品から次第にポップな曲調を見せ始め、更にはドラムの有松とサポートベースの高橋竜が作曲したレパートリーが収録されるようになる。
2004年には大槻の詩集付属音源のリマスタリング作を含めた企画盤『夏盤』をリリース。
2005年には6thアルバム『綿いっぱいの愛を!』をリリース、この作品では三柴がボーカルをとる楽曲「さらばマトリョーシカ」もあり、音楽的にも様々な挑戦を試みている佳作となった。
2006年に大槻が筋肉少女帯に再加入してからは、バンドとしての特撮は充電期間に入る。
なおこの期間もNARASAKIは大槻のソロ楽曲のサウンドプロデュースに参加しており、三柴は筋肉少女帯にサポートとして参加。またアニメ「さよなら絶望先生」シリーズでは「大槻ケンヂと絶望少女達」名義で同作の出演声優と共に主題歌を発表している。
2011年4月1日午前2時55分に、puku1048というIDでUstreamにアップロードされた動画にて、再始動ライブツアーが告知された。また前述の「…絶望先生」のBlu-ray BOXテーマソング、及び同作者の原作によるOVA「かってに改蔵」の主題歌を発表し、6月には特撮名義では6年ぶりとなるアルバム「5年後の世界」をキングレコードより発売した。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
| リリース日 | タイトル | 発売元 | |
|---|---|---|---|
| 1st | 2000年1月26日 | アベルカイン | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 2nd | 2000年9月27日 | ジェロニモ | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 3rd | 2001年7月25日 | ヨギナクサレ | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 4th | 2002年11月7日 | パティー・サワディー | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 5th | 2005年5月25日 | 綿いっぱいの愛を! | PRHYTHM |
[編集] アルバム
[編集] オリジナルアルバム
| リリース日 | タイトル | 発売元 | |
|---|---|---|---|
| 1st | 2000年2月23日 | 爆誕 | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 2nd | 2000年10月25日 | ヌイグルマー | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 3rd | 2001年9月27日 | Agitator | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 4th | 2003年11月27日 | オムライザー | PRHYTHM |
| 5th | 2004年6月30日 | 夏盤 | PRHYTHM |
| 6th | 2005年6月29日 | 綿いっぱいの愛を! | PRHYTHM |
| 7th | 2011年6月29日 | 5年後の世界 | キングレコード |
[編集] ベストアルバム
| リリース日 | タイトル | レコードNo: | |
|---|---|---|---|
| 1st | 2002年11月21日 | 初めての特撮 BEST vol.1 | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 2nd | 2006年5月24日 | ロコ!思うままに | PRHYTHM |
[編集] 映像作品
| リリース日 | タイトル | 発売元 |
|---|---|---|
| 2001年4月11日 | FIGHTING! NUIGULUMAR TOUR | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 2002年11月21日 | 初めての特撮 P.V.4+X | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| 2004年12月17日 | ライブ盤〜めんどうなこと言うなら、もう帰る!! | 音画工舎 |
[編集] 参加音源
- KYU-BOX./大正九年(2002年4月17日)
- 大正九年と特撮のコラボレーション楽曲『ネットで叩いてやる!』を収録。
- 対自核自己カヴァー/大槻ケンヂ(2002年8月7日)
- 大槻ケンヂによるセルフカヴァー・アルバム。筋肉少女帯のカヴァーである『カーネーション・リインカネーション』と『風車男ルリヲ』は、二曲とも特撮メンバーによる演奏。
- 花火/大槻ケンヂ(2003年6月14)
- 大槻ケンヂの歌詞集。付録CDに特撮による『花火』『ロードムービー』『海上プラネタリウム』の三曲と、デモ曲『やってんだかわからない美術館』を収録。
- GALACTiKA 19(2006年1月21日)
- 音楽DVDマガジン。メトロノームやLAB.(LAB. THE BASEMENT)と共に、特撮のライブ映像が収録されている。
- ROCK THE ULTRAMAN(2006年5月10日)
- マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 ORIGINAL SOUND TRACK(2006年8月2日)
- 映画『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝』のサウンドトラック。特撮の楽曲がNARASAKIの手で映画BGM用に編集され「movie-mix」として収録されている。
[編集] さよなら絶望先生関連
- 人として軸がぶれている/大槻ケンヂと絶望少女達(2007年8月22日)
- 絶望劇伴撰集(2007年10月24日)
- アニメ『さよなら絶望先生』のサウンドトラック。『人として軸がぶれている』のテレビサイズ・ヴァージョンを収録。
- 空想ルンバ/大槻ケンヂと絶望少女達(2008年1月23日)
- アニメ『俗・さよなら絶望先生』主題歌。メンバーや構成などは、前作『人として軸がぶれている』と同様。当初、楽曲タイトルは歌詞の一部から取った「俺の値段を誰が決めた」というものであったが、NARASAKIとの相談の結果、現在のタイトルに決定した。また、タイトル変更が決まった後も、大槻はしばらくの間「幻想ルンバ」に変えたと思い込んでいたという[8]。
- 俗・絶望劇伴撰集(2008年3月26日)
- アニメ『俗・さよなら絶望先生』のサウンドトラック。『空想ルンバ』のテレビサイズ・ヴァージョンを収録。
- 絶望大殺界(2008年5月14日)
- アニメ『さよなら絶望先生』『俗・さよなら絶望先生』の主題歌・挿入歌・キャラクターソングなどを収録したアルバム。『人として軸がぶれている』『空想ルンバ』を収録。また、大槻が男性ヴォーカルを担当したユニット・大槻ケンヂと木村カエレによる『豚のご飯』では、作詞・作曲とプロデュースをNARASAKIが担当している。
- メビウス荒野〜絶望伝説エピソード1/大槻ケンヂと絶望少女達(2011年4月23日)
- アニメ『さよなら絶望先生』Blu-ray BOXテーマソング。過去の主題歌3曲(特撮とはメンバーが異なる『林檎もぎれビーム!』を含む)のフレーズが曲中に含まれている。C/Wには特撮の単独名義では5年ぶりとなる音源『アングラ・ピープル・サマー・ホリディ』のセルフカヴァーを収録。
- かってに改造してもいいぜ/水木一郎と特撮(2011年4月23日)
- OVA『かってに改蔵』主題歌。表題曲は水木単独による歌唱。C/Wは特撮のセルフカヴァーである『ヌイグルマー』で、こちらは『特撮と水木一郎』名義で大槻と水木のツインボーカルの楽曲である。なお大槻と水木は過去に筋肉少女帯の楽曲『221B戦記』でも共演している。
[編集] 脚注
- ^ 『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』の一章「音楽雑誌が書かないロックバンドの日々」より
- ^ 再発盤封入の自作解説より
- ^ 『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』の一章「音楽雑誌が書かないロックバンドの日々」より
- ^ 『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』の一章「音楽雑誌が書かないロックバンドの日々」より
- ^ 再発盤封入の自作解説より
- ^ ベストアルバムの自作解説より
- ^ http://o-ken.blog.so-net.ne.jp/2007-06-22
- ^ http://o-ken.blog.so-net.ne.jp/2008-01-24