徳間ジャパンコミュニケーションズ

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株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
Tokuma Japan Communications Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 徳間ジャパン・TJC
本社所在地 日本の旗 日本
150-0002
東京都渋谷区渋谷二丁目12-19
東建インターナショナルビル
設立 1965年2月1日
(太平音響株式会社)
業種 情報・通信業
事業内容 CD・ミュージックテープ等音楽ソフトと、ビデオカセット・DVD等映像ソフトの制作および販売
代表者 西野茂詔(代表取締役社長)
資本金 2億7,000万円(2010年2月28日時点)
純利益 8億7,218万2千円(2010年2月期)
純資産 9億3,561万5千円(2010年2月28日時点)
総資産 23億5,595万7千円(2010年2月28日時点)
従業員数 83人
決算期 2月末日
主要株主 第一興商 100%
主要子会社 株式会社ズームリパブリック(出版社)
関係する人物 中山幸市遠藤実徳間康快
外部リンク http://www.tkma.co.jp/tjc/
特記事項:商号変更は#沿革を参照
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株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ(とくまジャパンコミュニケーションズ、Tokuma Japan Communications Co., Ltd.)は、日本の中堅レコード会社

太平住宅グループから徳間書店グループを経て、2001年(平成13年)以降第一興商傘下。資本関係は切れたものの「徳間」の名称は継続使用されており、徳間書店とは業務提携関係にある。

企業概要[編集]

遠藤実島倉千代子らの後援者だった中山幸市太平住宅創業者)が、1965年(昭和40年)に自費で立ち上げた太平音響株式会社が会社の起源で、1968年(昭和43年)にレーベル名のミノルフォンを社名にも転用し、遠藤を社長とした。先に創業した日本クラウンに続き、自前のプレス工場を持たず制作とプロモーションに特化して、アーティスト主導の運営を打ち出した新業態レコード会社の先駆けの一社だった。

1972年(昭和47年)に徳間康快(徳間書店)に買収され徳間音楽工業と改称。さらに系列レーベルの別会社ジャパンレコードと合併して徳間ジャパンに改称した。

2001年(平成13年)、経営危機に陥った徳間書店グループが徳間ジャパンの発行済み全株式を第一興商に売却。資本関係は切れたものの「徳間」の名称、並びに徳間書店との業務提携は維持された。 2005年(平成17年)には、同じ第一興商傘下の日本クラウンから株式会社トライエムのメルダックレーベル(制作・販売部門)を事業譲渡(映像部門は分離しエイベックスに売却)されると共に、ガウスエンタテインメントを吸収合併し、各々ガウス制作室とメルダック制作室に改めた。

クラシック音楽愛好家には、キングレコードと並ぶドイツ民主共和国(旧東ドイツ)の国営レコード会社ドイツ・シャルプラッテンの発売元としても知られていた。

スタジオジブリ関係[編集]

1980年代に存在したアニメージュレコードレーベル(『風の谷のナウシカ』から『となりのトトロ』まで)を含む、一連のスタジオジブリ作品のサウンドトラックイメージアルバムを第一興商傘下後も制作・発売している。但し、『ゲド戦記』以降の作品主題歌の制作・発売元はヤマハミュージックコミュニケーションズへ移行した為、それら作品の主題歌が収録される場合は原盤を借り受けて収録している。

ビデオソフトは、配給会社を問わず『風の谷のナウシカ』から『耳をすませば』までのVHS版と『魔女の宅急便』(1989年発売)までのベータ版。『もののけ姫』(1998年(平成10年)発売)までのレーザーディスク版と「となりのトトロ」(1988年(昭和63年)発売)までのVHDビデオディスク版(『天空の城ラピュタ』のみVHDビデオディスクは東芝映像ソフトより発売・販売)の販売元(発売元は徳間書店)であったが、ウォルト・ディズニー・カンパニー(WDC)が1996年(平成8年)に締結したスタジオジブリとの事業提携に伴い、殆どのジブリアニメーション映画とテレビアニメ(『海がきこえる』)のビデオソフト(VHS・DVD)販売権を獲得し、1998年(平成10年)から「ジブリがいっぱいCOLLECTION」として全てのジブリ作品を順次VHS・DVDとして発売したことで、発売を終了している。

レーベル[編集]

歌謡曲・演歌系[編集]

  • ジャパンレコーズ
  • ミノルフォン
  • ガウス

J-POP・アニメ系[編集]

  • メルダック
  • MIDZET HOUSE
  • スタジオジブリレコーズ

かつてあったレーベル[編集]

  • アニメージュレコード(アニメ系)
  • キャッツタウン(演歌系)
  • HARVEST RECORDS
  • Dan
  • BouRbon
  • CLIMAX RECORDS
  • Orange House Records

沿革[編集]

株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ[編集]

  • 1965年(昭和40年)2月1日 - 太平住宅株式会社の出資により、太平音響株式会社として創立。
  • 1968年(昭和43年) - 社名をミノルフォン株式会社に改め、レコード販売部門を設立、遠藤実を社長とする。
  • 1970年(昭和45年) - 社名をミノルフォン音楽工業株式会社に変更。
  • 1972年(昭和47年) - 株式会社徳間書店に買収され、社名を徳間音楽工業株式会社に変更。
  • 1983年(昭和58年) - 会社を制作部門と営業部門の二つに分割する。
    • 制作部門は株式会社ジャパンレコード(1980年(昭和55年)設立)を吸収合併し、株式会社徳間ジャパンとなる。
    • 営業部門は株式会社徳間コミュニケーションズとして独立。AV業界などにも進出。持田薫などが出演。
  • 1992年(平成4年) - 株式会社徳間ジャパンと株式会社徳間コミュニケーションズが合併し、株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズとなる。
  • 2001年(平成13年) - 親会社徳間書店が経営不振に陥ったことから、10月1日に株式会社第一興商に株式譲渡。
  • 2002年(平成14年)
    • 9月12日 - 日本クラウンと共同出資で、販売会社・株式会社ファーストディストリビューションを設立。
    • 10月21日 - 営業部門をファーストディストリビューションに移管。
  • 2005年(平成17年)
    • 7月1日 - 同業のガウスエンタテインメントを吸収合併。同日、保有するファーストディストリビューションの全株式を第一興商に譲渡。
    • 7月21日 - 「メルダック」などのレーベルを擁していたトライエムから制作・販売部門を譲受。社内にガウス制作室とメルダック制作室を新設。

株式会社トライエム・株式会社ガウスエンタテインメント[編集]

  • 1985年(昭和60年) - 三菱電機日本クラウン(当時)等の三菱グループダークダックスの出資で日本クラウンの子会社株式会社メルダックを設立。
  • 1997年(平成9年) - 第一興商が演歌系レコードレーベル株式会社ガウスエンタテインメントを設立。
  • 2001年(平成13年) - メルダックが株式会社トライエムに事業譲渡(メルダックはトライエムのレーベルとして存続)。
  • 2003年(平成15年) - 第一興商がトライエムを買収(映画部門はエイベックスに売却)。

主な在籍アーティスト[編集]

現行[編集]

あ~な行[編集]

は~ら行[編集]

かつて在籍していたアーティスト[編集]

あ〜た行[編集]

な〜わ行[編集]

外部リンク[編集]