崖の上のポニョ
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| 崖の上のポニョ Ponyo on the Cliff by the Sea |
|
|---|---|
| 監督 | 宮崎駿 |
| 製作 | 鈴木敏夫 |
| 脚本 | 宮崎駿 |
| 出演者 | 山口智子 長嶋一茂 天海祐希 所ジョージ 奈良柚莉愛 土井洋輝 柊瑠美 矢野顕子 吉行和子 奈良岡朋子 |
| 音楽 | 久石譲 |
| 主題歌 | 『海のおかあさん』林正子 『崖の上のポニョ』藤岡藤巻と大橋のぞみ |
| 編集 | 瀬山武司 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 101分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 155億円 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
『崖の上のポニョ』(がけのうえのポニョ、英称:Ponyo on the Cliff by the Sea、中国語:悬崖上的金鱼公主/崖上の波妞)は、2008年7月19日に東宝による配給で公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画、及びそれの主題歌。宮崎駿監督による2004年の『ハウルの動く城』に続く4年ぶりの作品で、原作・脚本・監督の3つ全てを担当するのは、2001年公開の『千と千尋の神隠し』以来7年ぶり。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
目次 |
[編集] 概要
[編集] ストーリー
海沿いの街を舞台に、「人間になりたい」と願うさかなの子・ポニョと5歳児の少年・宗介の物語である。
本作はハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話のひとつ『人魚姫』(1836年発表)をモチーフとした作品とされている[1]。しかし、『人魚姫』をそのまま原作としては使用しておらず、宮崎は「キリスト教色を払拭」[1]するとしたうえで、舞台を現代の日本に移すなど大きな変更を行っている。ただ、ヴェネツィア国際映画祭での記者会見では、宮崎から「製作中に『人魚姫』の話に似ていると気付いたものの、元来意図的にベースとしたわけではない」という旨の発言も出ている。なお、同記者会見において宮崎は、ポニョ発想のルーツを質問され「9歳の頃初めて読んだ文字の本がアンデルセン人魚姫であり、そこにある『人間には魂があるが、人魚は"物"であり魂を持たない』という価値観に納得が行かなかった事が、遡ればポニョの起点なのかもしれない」と答えている[2]。
本作はストーリーの起承転結が明確になっておらず、監督は「ルールが何にも分からなくても分かる映画を作ろうと思った」「順番通り描いてくと、とても収まらないから思い切ってすっ飛ばした」「出会って事件が起きて、小山があって、最後に大山があってハッピーエンドというパターンをずっとやってくと腐ってくる、こういうものは捨てなきゃいけない」と話している[3]。
[編集] キャッチコピー
- 生まれてきてよかった。
- 子どもの頃の約束は、永遠に忘れない。
- 半径3m以内に 大切なものは ぜんぶある。 -宮崎駿-(アサヒ飲料 三ツ矢サイダーのCMコピー)
[編集] 経緯
『ハウルの動く城』完成の後、しばらく宮崎が構想を練っていたものを、ジブリスタッフを伴っての制作が2006年10月に始まった。元々は今まで通りの表現手法で作る予定であったが、制作前にイギリスのテート・ブリテンで鑑賞したジョン・エヴァレット・ミレーの絵画、「オフィーリア」に感銘を受け、改めて作画方法について見直すことになる。
その後、宮崎が「紙に描いて動かすのがアニメーションの根源。そこに戻ろうと思う。もう一遍、自分たちでオールを漕ぎ、風に帆を上げて海を渡る。とにかく鉛筆で描く」という意向を固め、コンピューター(CG)を一切使わず、手書きによって作画される事となった(ただし作画以降の彩色・撮影はデジタル)。作画にコンテを使うなど、絵のタッチは子供が書いたような素朴なものになり、これまでのジブリと違った新しい試みになっていると鈴木敏夫は話している。特に海(波)の描写に力を入れているという。
本作の公開に合わせ、上記タイトルのミニ・バラエティ番組『公開カウントダウン「崖の上のポニョ」に秘められた謎』がPR番組として日本テレビ系列で2008年7月15日から18日まで放送された。
プレゼンターとして宮崎宣子(日本テレビアナウンサー)、ジブリアカデミー生徒として東貴博(Take2)、女優の柊瑠美、タレントの山田五郎、スタジオジブリからは鈴木敏夫が出演。第3回ゲストとして、本作の主題曲「崖の上のポニョ」の歌手・藤岡と大橋も出演している。
| 回次 | 放送日 | 放送時間(JST) | サブタイトル |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2008年7月15日(火) | 00:29 - 00:44 | 宮崎駿と夏目漱石の意外な関係 |
| 第2回 | 2008年7月16日(水) | 00:44 - 00:59 | 主人公の名前に隠された謎 |
| 第3回 | 2008年7月17日(木) | 00:29 - 00:44 | 主題歌決定に隠された謎 |
| 第4回 | 2008年7月18日(金) | アフレコに隠された謎 | |
| 総集編 | 2008年7月18日(金) | 14:55 - 15:50 (ドラバラPUSH枠) |
「崖の上のポニョ」に秘められた四つの謎 |
海を舞台にした作品は、宮崎がいつか描きたいと長年夢見てきたが、「波を描くのが大変」という理由で、今まで踏み切れずにいた。2004年11月にスタジオジブリの社員旅行で訪れた瀬戸内海の港町である広島県福山市の鞆の浦(とものうら)を非常に気に入り、準備として2005年の春、鞆の浦の海に隣した崖の上の一軒家に2ヶ月間滞在し、更に2006年夏、単身でこもった。本作の構想もこの時に練り[4][5]自身を極限に追いつめる鬼気迫った姿がNHKで放送された[6]。この宮崎の行動に対し、妻の出した条件は「生きてる証拠として、毎日絵手紙を出すこと」だったという。
東京のスカラ座での発表会の際、偶然にも震度3(宮城県で震度4)の地震が発生。津波注意報が出たことから宮崎監督は「ポニョがいる」とつぶやいた[7]。
キャラクターのモデルは、スタジオ内のスタッフやその子供たちで、その子育てを見ながら制作したので、新しく生まれてくる子供たちに向けた作品にしたという。
本作は、三鷹の森ジブリ美術館で上映されている『くじらとり』、『水グモもんもん』、『やどさがし』(ともに監督は宮崎駿)に影響されている[8]。
通常、舞台挨拶などのイベントはメイン劇場とされる劇場での公開初日の初回上映および2便上映のみだが、主題歌が大ヒットしたため、公開初日の初回上映で舞台挨拶を行ったスカラ座で9月15日に「大ヒット御礼主題歌祭り」を行った。
2009年7月3日、製作ドキュメンタリーDVD・Blu-ray Discの「ポニョはこうして生まれた。~宮崎駿の思考過程」と、「崖の上のポニョ 特別保存版」が12月に発売延期となった。これは、音楽に関する許諾を取っていなかったことが発覚したためである。なお、通常版のDVDは発売延期されず、無事発売された。
[編集] キャラクター
- ポニョ
- 声 - 奈良柚莉愛
- フジモトとグランマンマーレの娘。外界への強い興味を持ち、フジモトの目を盗んで家出を試みるが、瓶に頭が嵌って困っていた所を宗介に助けられ、「ポニョ」と名付けられる。父からは「ブリュンヒルデ」という名を与えられていたが宗介に付けられたこの名がいたく気に入り、以後この名で通す。
- 人間によく似た顔を持つ為、トキからは「人面魚」と呼ばれる。宗介の血液(傷口)を舐めた為、半魚人になる力を得、更に珊瑚の塔からの脱走の際に、深奥部の井戸に溜まった「生命の水」を解放。それを浴びて、人間への変身が可能となった。ただし、人間の姿を維持する為には大量の魔法の力を要し、力が減衰すると猛烈な眠気に襲われる。そこで十分な睡眠を取らないと容姿の逆戻り(半魚人→魚)を招く。肉食らしくハムが好物で、パンなどの植物性の食物には見向きもしない。容姿が魚の時より人語を解し、バカにされると相手に向かって口から水鉄砲を放つ。
- 名前の由来は、作画中の宮崎が自身の描いたキャラクターを「ポニョっとしている」と思った事から命名された。
- 宗介
- 声 - 土井洋輝
- 保育園「ひまわり園」に通っている5歳の少年。明るい性格で正義感が強く、崖の下で出会ったポニョを守ろうと奮闘する。
- 一家の方針らしく、実の両親(リサ・耕一)を名前の呼び捨てで呼ぶ(ポニョと同じ)。一家の影響か、5歳児ながら信号灯によるモールス信号の送受信が出来る。年齢よりもやや大人っぽい描写がされ、保育園でも二人の女の子に同時に遊びに誘われる場面も見られる。
- 名前の由来は、夏目漱石の小説『門』の「崖の下の家にひっそりと暮らす野中宗助」から取られていると言う[9]。
- リサ
- 声 - 山口智子
- 宗介の母だが、宗介から「リサ」と呼ばれている。デイケアサービスセンター「ひまわりの家」で働く。凄腕のドライビングテクニックの持ち主。「リサ・カー」と呼ばれる軽自動車で、海沿いの狭いワインディングロードを華麗なドリフト走行で駆け抜ける。郊外型スーパーでの買物場面では、買出しの大荷物を軽々と持ち上げるなど、力持ちでもある。大雨で避難命令が出ているにも関わらず、「ひまわりの家」の老人達が心配で飛び出して行くなど、無鉄砲な所がある。早く帰宅する予定だった夫が、急用で帰れなくなると不貞寝したり、信号灯を使いモールス信号で罵倒してむくれるなど、子供っぽい所もある。25歳。
- 息子である宗介の前でも、夫を「耕一」と呼び捨てにし、それが宗介に影響しているようである。宗介は老人ホームのお年寄り達も全て名前(さん付け)で呼んでいることから、大人を名前で呼ばせるのはリサと耕一の教育方針である可能性もある。
- 耕一
- 声 - 長嶋一茂
- 宗介の父。宗介からリサ同様「耕一」と呼ばれている。内航貨物船「小金井丸」船長。家を留守にしていることが多く、滅多に帰ってこない。ライトによるモールス信号でリサに何回も「愛してる」と送っていた。30歳。
- フジモト
- 声 - 所ジョージ
- ポニョの父。嘗ては人間だったが、その破壊性に愛想を尽かし、現在は海の眷属(けんぞく)として生きる魔法使い。海中では自作の潜水艦「ウバザメ号」を駆り、水魚などの魔物を操る力や、カニ除けの結界を張る能力を持つ。海底にある珊瑚で出来た塔に住み、クラゲなど海棲生物の増殖を行っている。1907年前後から[10]、魔法で海水を浄化・精製した「生命の水」の抽出を開始し、珊瑚の塔の内部にある井戸に貯蔵している。フジモトは「生命の水」の力を使ってデボン紀のような「海の時代」の再来を夢見ていたが、ポニョにより「生命の水」を全て奪われてしまった。ポニョの力により月と地球が接近し、人工衛星の落下や潮汐力増大に伴う津波が発生した事から、フジモトは混乱の解決に奔走する事になった。
- 鼻は高く、ポニョと同じく髪は赤毛であり、スマートな長躯の持ち主である。海中、陸上問わず、ストライプの入ったジャケットを着こなし、時に上着をマントのように羽織っている。なお、珊瑚の塔の室内には複数のジャケットが吊るしてあり、本編内でも複数の柄のジャケットをそれぞれ着用している。皺が多く、珍妙な化粧をしている為か、実の娘のポニョから「悪い魔法使い」呼ばわりされる事もあるが、「ひまわりの家」の利用者からは悪い人ではないと評されている。元々は人間だった為陸上でも活動出来るが、肌の乾燥を防ぐ為海洋深層水を周囲に散布する。しかし、リサには庭に除草剤を蒔き散らす変人と思われるなど、時に不審者に間違えられる事もある。また、海中では窒息を防ぐ為、頭部をマスクのような泡で覆っている。
- グランマンマーレとの間にはポニョら娘達を多く設けた。しかし、「海なる母」としての存在であるグランマンマーレをフジモト一人が独占する事は許されない為[10]、止むを得ずグランマンマーレと離れ離れに暮らしており、ポニョら子供達を男手一つで育てている。
- 若い頃は『海底二万里』に登場する潜水艦「ノーチラス号」にて唯一の東洋人乗組員として働いていたが、少年だったフジモトはグランマンマーレに出会い恋に落ち、その後結ばれる。海棲生物を育てる魔法使いになったとされている[10]。本編では、人間を辞める際の苦労を振り返るフジモトの発言があるが、魔法使いになる迄の前歴を示す描写は登場しない。
- グランマンマーレ
- 声 - 天海祐希
- ポニョの母。公式設定では海なる母とされており、海全体の女神のような存在。海中での光り輝く姿を見た船員らから「観音様」と呼ばれていた。大きさを人間大から大型船超まで自由自在に変える事が出来る。神である為、美しい容貌のまま、何時までも歳を取らない。
- ポニョの妹達
- 声 - 矢野顕子
- 姉のポニョをフジモトの研究所から脱出させたり慕っている。何匹もの数がいる。ポニョが解放した「生命の水」の力で水魚に変化する。
- 水魚
- 声 - 所ジョージ
- フジモトが操る魔物。一見するとただの波のようだが、目が2つあり、自分の意思を持つ。フジモトの命により、ポニョを連れ帰った宗介を監視したり、フジモトを自らの背に乗せる事も出来る。その姿は子供にしか見えないとされている。
- 声のキャストはフジモトと同じく所ジョージが務めた。
- トキ
- 声 - 吉行和子
- 「ひまわりの家」の利用者で、電動車椅子に座っている。他の住人と異なり、何時も憎まれ口を叩くが、根は優しい。: 宮崎監督の母がモデルとされている(前出「プロフェッショナル」など)。
- ヨシエ
- 声 - 奈良岡朋子
- 「ひまわりの家」の利用者。トキと同じく車椅子に座っている。宗介を実の孫のように可愛がるなど心優しい老人。
- カヨ
- 声 - 左時枝
- 「ひまわりの家」の利用者で、ヨシエと一緒に行動する事が多い。若い頃はキャリアウーマンだったらしい。
- 婦人
- 声 - 柊瑠美
- ポニョと宗介が出会った子連れの女性。昭和30年代風の古風な出で立ちで、おっとりとしていて、少し感性がズレている。
- アナウンサー
- 声 - 羽鳥慎一(日本テレビアナウンサー)
- テレビのニュース番組で、台風の情報を伝える。
- クミコ
- 声 - 平岡映美
- 「ひまわり園」の園児で、宗介の女友達。勝気でおしゃまな女の子で、おしゃれ好き。
- カレン
- 声 - 大橋のぞみ
- 「ひまわり園」の園児。いつもぼーっとしている。
- その他の声優
- 竹口安芸子、山本与志恵、片岡富枝、田畑ゆり、佐々木睦、山本道子、金沢映子、斎藤志郎、石住昭彦、田中昭生、脇田茂、つかもと景子、山本郁子、沢田冬樹、渋谷はるか、川辺邦弘、手塚祐介、柳橋朋典、塚本あい
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 監督・原作・脚本:宮崎駿
- プロデューサー:鈴木敏夫
- 制作:星野康二
- 音楽:久石譲
- 作画監督:近藤勝也
- 作画監督補:高坂希太郎、賀川愛、稲村武志、山下明彦
- 原画:田中敦子、山田憲一、芳尾英明、山森英司、二木真希子、大塚伸治/小西賢一、本田雄他
- 動画チェック:舘野仁美
- 動画チェック補:中込利恵、藤井香織
- 作画協力:アニメトロトロ、中村プロダクション、スタジオたくらんけ、スタジオコクピット、動画工房、ゴンゾ、ブレインズベース、竜の子プロダクション、スタジオカラー
- 美術監督:吉田昇
- 美術監督補:田中直哉、春日井直美、大森崇
- 背景:伊奈涼子、芳野満雄、平原さやか、福留嘉一、武重洋二/男鹿和雄他
- 色彩設計:保田道世
- 映像演出:奥井敦
- 編集:瀬山武司
- 整音:井上秀司
- 音響効果:笠松広司(デジタルサーカス)
- 録音演出:木村絵理子
- 指揮・ピアノ演奏:久石譲
- 演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
- ヴォイス:麻衣
- コーラス:栗友会合唱団
- 特別協賛:アサヒ飲料
- 特別協力:ローソン、読売新聞
- 製作担当:奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
- 制作:スタジオジブリ
[編集] 主題歌
- 『海のおかあさん』(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
- 作詞 - 覚和歌子、宮崎駿(覚和歌子「さかな」より翻案)/作曲・編曲 - 久石譲/歌 - 林正子
- 『崖の上のポニョ』(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
- 作詞 - 近藤勝也/補作詞 - 宮崎駿/作曲・編曲 - 久石譲/歌 - 藤岡藤巻と大橋のぞみ
- 主題歌は公開よりも半年以上も前となる2007年12月5日に異例の先行発売となった。8歳の子役大橋のぞみと、「2人のおじさん」こと藤岡藤巻とが歌う。曲は久石譲の作曲。
- 2007年12月の主題歌発表会見では、海を描くのが大変で、制作がだいぶ遅れていると言い、宮崎も不機嫌であった。しかし、主題歌を聞いて「のぞみちゃんの無垢なるものの力に打ちのめされました(笑)」と顔をほころばせた[11]。宮崎は「この曲がエンディングで流れて、気持ちにギャップが生まれないようなハッピーエンドを描く責任がある」と決意した。
詳細は「崖の上のポニョ (シングル)」を参照
[編集] 興行・賞歴
2008年末までの興行収入は155億円、観客動員数1200万人以上[12]。
- ミンモ・ロテッラ財団賞
- 伊「CIAK」誌・観客賞
- 「フューチャー・フィルム・フェスティバル・デジタル・アワード」特別表彰
- 東京国際アニメフェア2009・第8回東京アニメアワード・アニメーションオブザイヤー・国内劇場部門優秀作品賞・原作賞(宮崎駿)・監督賞(宮崎駿)・美術賞(吉田昇)
- 第32回日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞・最優秀音楽賞・岡田茂賞(スタジオジブリ)
- 2008年度毎日映画コンクール大藤信郎賞
- 第3回アジア・フィルム・アワード・オリジナル作曲賞
- 映画館大賞・第10位
- 第18回日本映画批評家大賞・映画音楽賞
[編集] 脚注
- ^ a b 宮崎駿「海辺の小さな町」東宝ステラ編集『崖の上のポニョ』東宝出版・商品事業室、2008年7月19日。
- ^ ヴェネツィア国際映画祭"" 記者会見時のインタビュー
- ^ 宮崎駿の発言(東京FM『ジブリ汗まみれ』 2008年7月22日放送分より)
- ^ 中国新聞 2009年4月21日 19面
- ^ 中国新聞 2009年4月21日 24面
- ^ プロフェッショナル 仕事の流儀「宮崎駿」2007年3月27日放送
- ^ 2008年7月19日毎日新聞より
- ^ ヴェネツィア国際映画祭 記者会見時の鈴木敏夫のインタビュー
- ^ 動画配信サービス「第2日本テレビ」での鈴木敏夫プロデューサーと同サイト編集長・土屋敏男の対談より
- ^ a b c 「映画『崖の上のポニョ』に登場する気になるものたち」東宝ステラ編集『崖の上のポニョ』東宝出版・商品事業室、2008年7月19日。
- ^ 2007年12月3日、スタジオジブリ内、『崖の上のポニョ』主題歌発表記者会見より
- ^ 社団法人日本映画製作者連盟資料
[編集] 関連作品・関連項目
- 人魚姫 - 映画全体のモチーフとなった。
- ニーベルングの指環 - ポニョの本当の名前の由来となったブリュンヒルデが登場する。宮崎は映画の構想中に楽劇「ニーベルングの指環」4部作の2作目「ワルキューレ」を聞いていたとの事。また、映画ではワルキューレの第3幕の音楽「ワルキューレの騎行」が引用されている。なお、同曲はフランシス・コッポラの映画「地獄の黙示録」でも使用されている。
- ポンポン船 - この映画のキーアイテムである。
- ノーチラス号 - フジモトが乗り組んでいた潜水艦。本編には登場しない。
- 鞆の浦 - この映画のモデルになったと言われている観光地。スーパー「2TOMO(鞆の津)」、「沼名前神社」の幟、鞆の浦観光鯛網を髣髴とさせる場面などが劇中に登場する。
[編集] 設定のみの『崖の上のポニョ』
宮崎が劇場公開以前に描かれた初期ボードのポニョの姿が本作と異なっている。カエルのような姿をした魚という設定になっていた。人間姿のポニョの髪や衣装も全く異なっている。
ポニョが1人で宗介の家までたどり着き、宗介とリサの前に玄関で迎えられてという設定になっているが、本作の場面には描かれてない。その他にもポニョが宗介が描いたポニョの似顔絵を見つけて驚いたところや、ポニョが宗介にぶたれて泣いたり(『となりのトトロ』のメイが泣いたシーンとよく似ている)、ポニョが宗介と一緒に海の中を泳いだり、ポニョが人間のままグランマンマーレの「魔法が使えなくなりますよ」という話を聞いて快く頷いている場面が設定されていたが、全て没となった。
[編集] 外部リンク
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