最終兵器彼女

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最終兵器彼女
ジャンル SF終末ものセカイ系
青年漫画
漫画
作者 高橋しん
出版社 日本の旗 小学館
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
発表号 2000年4・5合併号 - 2001年48号
発表期間 1999年12月27日 - 2001年10月29日
巻数 全7巻+外伝1巻
話数 全72話
アニメ
アニメ
原作 高橋しん
監督 加瀬充子
シリーズ構成 江良至
脚本 江良至
キャラクターデザイン 香川久
メカニックデザイン 神戸洋行
音楽 見良津健雄
アニメーション制作 GONZO
製作 東映ビデオ東北新社
小学館、中部日本放送
放送局 中部日本放送
放送期間 2002年7月3日 - 10月9日
話数 全13話
OVA:最終兵器彼女 Another love song
原作 高橋しん
監督 加瀬充子
キャラクターデザイン 香川久
メカニックデザイン 川原智弘
アニメーション制作 スタジオ・ファンタジア
製作 東映ビデオ、東北新社
小学館、中部日本放送
発売日 2005年
話数 全2話
映画
映画
監督 須賀大観
制作 東映アニメーション
東映、東映ビデオ
スカパー・ウェルシンク
小学館、シリコンスタジオ
アミューズソフトエンタテインメント
博報堂DYメディアパートナーズ
封切日 2006年1月28日
上映時間 121分
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

最終兵器彼女』(さいしゅうへいきかのじょ)は、高橋しんの漫画。小学館漫画雑誌ビッグコミックスピリッツ」で、2000年1月から2001年10月まで連載された。単行本は小学館から全7巻と外伝1巻が刊行されており、累計総発行部数は400万部を記録している。略称は「最彼(さいかの)」・「サイカノ」。キャッチコピーは「この星で一番最後のラブストーリー。」

2002年にテレビアニメ化、2003年にゲーム化、2005年にOVA化されている。2006年1月28日には前田亜季の主演による実写映画が公開された。

英語タイトルは、漫画と映画は The last love song on this little planet. 、テレビアニメは She, The Ultimate Weapon 、OVAは another love song となっている。セカイ系の作品としても有名である。

ストーリー[編集]

北海道のある街で暮らすシュウジちせ。ちせは以前から好意を持っていたシュウジに告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まり、二人は静かに愛を深めていく。

しかし、ある日、謎の「敵」に街が空襲される。戦火から逃げるシュウジが見たのは、腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やし「最終兵器」と化して敵と戦うちせの姿であった。

戦争が激化していくにつれ、ちせは力が暴走していき、肉体も精神も人間とは程遠いものとなっていく。

壊れていく世界。壊れていく愛。シュウジはちせを連れて街を出る。

ラストシーンは原作版とアニメ版と映画版では全く違う内容となっている。

原作[編集]

小学館より「ビッグスピリッツコミックス」から刊行。

  • 最終兵器彼女 全7巻
  • 最終兵器彼女外伝集 世界の果てには君と二人で(2006年07月) ISBN 4-09-180746-1

登場人物[編集]

テレビアニメ版[編集]

2002年7月3日から同年10月9日に、中部日本放送ファミリー劇場(7月2日から放送)で放送され、その後テレビ神奈川毎日放送RKB毎日放送テレビ北海道でも放送された。全13話。なお、tvk以外の関東の独立U局およびTBSでは放送されなかった。

CBC初の自社制作深夜アニメ。在名局の単独制作では名古屋テレビ制作の『六法やぶれクン』以来33年ぶりの自社製作深夜アニメでもある。

終盤の性描写は大幅にカットされている。

2002年から2003年にかけてDVDおよびUMDが全5巻で発売された。2006年には廉価版のDVD BOXも発売された。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「恋スル気持チ」
作詞・作曲・歌 - 谷戸由李亜 / 編曲 - 見良津健雄
エンディングテーマ「サヨナラ」
作詞・作曲・歌 - 谷戸由李亜 / 編曲 - 見良津健雄
劇中歌「夢見るために」
作詞 - 石川あゆ子 / 作曲・編曲 - 見良津健雄 / 歌 - 杉内光雅

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
1 「ぼくたちは、恋していく」 加瀬充子 山田弘和 佐藤雅将
2 「私、成長してる・・」 もりたけし 平池芳正 高木信一郎
3 「ふたりで」 東海林真一 成田歳法 吉田隆彦
4 「ふゆみ先輩」 別所誠人 三宅雄一郎 江上夏樹
5 「うそつき」 成田歳法 山田弘和 香川久
6 「クラスメイト」 広島秀樹 西山明樹彦 高木信一郎
7 「守りたいもの」 平池芳正 吉田隆彦
8 「みんな変わっていく」 原口浩 林千博
9 『アケミ』 加瀬充子
月野正志
山田弘和 佐藤雅将
野崎真一
10 「…そして」 森脇まこと 三宅雄一郎 江上夏樹
11 「2人だけの刻」 山田弘和
唐戸光博
紅優 高木信一郎
12 「ラブ・ソング」 神戸洋行 吉田隆彦
米本亨
13 「そして、ぼくたちは恋していく」 加瀬充子 山田弘和 佐藤雅将

放送局[編集]

放送対象地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 備考
日本全域 ファミリー劇場 2002年7月2日 - 9月24日 CS放送
中京広域圏 中部日本放送(CBC) 2002年7月3日 - 10月2日 水曜 25:55 - 26:25 TBS系列

製作委員会に参与

北海道 テレビ北海道(TVh) 2003年7月4日 - 9月25日 金曜 26:30 - 27:00 テレビ東京系列
近畿広域圏 毎日放送(MBS) 2002年11月9日 - 2003年2月15日 土曜 25:55 - 26:25 TBS系列
福岡県 RKB毎日放送(RKB)
神奈川県 テレビ神奈川(tvk) 2003年4月4日 - 6月24日 金曜 24:30 - 25:00 独立UHF局
中部日本放送 水曜25:55 - 26:25枠(2002年7月3日 - 10月2日)
前番組 番組名 次番組
ちょびっツ
※26:25 - 26:55枠へ繰り下げ
最終兵器彼女

OVA版[編集]

「最終兵器彼女 Another love song」のタイトルで、2005年に全2巻が発売された。

スタッフ (OVA)[編集]

  • 原作 - 高橋しん(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
  • 監督 - 加瀬充子
  • 脚本 - 江良至
  • キャラクターデザイン - 香川久
  • メカニックデザイン・3D監修 - 川原智弘
  • 3DCGディレクター - 松浦裕暁
  • 美術設定 - 宮本崇
  • 美術ボード - 菊地正典
  • 色彩設計 - 井上英子
  • 撮影監督 - 福士亨
  • 編集 - 重村建吾
  • 音楽 - 吉川慶
  • 音響監督 - 三好慶一郎
  • プロデューサー - 高橋尚子、山田雅子、山根博行、勝野博之、月野正志
  • アニメーション制作 - スタジオ・ファンタジア
  • 製作 - 東映ビデオ東北新社小学館中部日本放送

主題歌 (OVA)[編集]

エンディングテーマ「真夜中の虹 〜everlasting love〜」
作詞 - 田形美喜子 / 作曲 - 井上大輔 / 編曲 - 吉川慶 / 歌 - 麻倉あきら

各話リスト (OVA)[編集]

話数 絵コンテ 演出 作画監督 発売日
MISSION:1 加瀬充子
月野正志
三笠修 佐藤陵
川原智弘(メカ)
香川久(総作監)
2005年8月5日
MISSION:2 香川久
川原智弘(メカ)
2005年9月21日

ゲーム版[編集]

実写映画版[編集]

キャスト[編集]

スタッフ(映画)[編集]

主題歌[編集]

挿入歌[編集]

  • 「きみのうた」(歌:MAYUMI、作詞原案:高橋しん)

ソフト化[編集]

  • メイキング・オブ「最終兵器彼女」(DVD1枚組、2006年1月20日発売、発売・販売元はアミューズソフトエンタテインメント)
    • 映画公開前に発売されたメイキングDVD。
    • 映像特典
      • スチール撮影風景
      • 特報
  • 最終兵器彼女 通常版(DVD1枚組、2006年6月21日発売、発売元は小学館、東映ビデオ)
    • 映像特典
      • 初日舞台挨拶
      • CGメイキング
      • 特報・劇場予告編・TVスポット
      • データファイル
      • ポスターギャラリー
  • 最終兵器彼女 アルティメットエディション(DVD2枚組、2006年1月21日発売・初回限定生産、発売元は小学館、東映ビデオ)
    • ディスク1:本編DVD(通常版と同様)
    • ディスク2:特典DVD
      • MAKING OF 最終兵器彼女 特典Ver.
      • 『メイキング・オブ「最終兵器彼女」』発売イベント
      • メレンゲ「すみか」ミュージックビデオ(最終兵器彼女Ver.)
      • VFX
      • アニマティクス
      • メイキング
      • TVスポット関東ローカル用
      • キャストロングインタビュー
      • 制服紹介
      • 画コンテ連動(マルチアングル / 本編、コンテコマ、コンテページ、ダブルコマ、台本)
    • 封入特典
      • 解説書
      • ステッカー
    • 特製アウターケース付きデジパック仕様(アウターケースの片面は原作者描き下ろし)

設定[編集]

  • ちせとシュウジの暮らす街は小樽市がモデル。
  • 原作でちせとシュウジが最終的に暮らしていた建物はJR北海道士別駅がモデルとなっている。
  • 最初の空襲シーンの直前、原作・アニメではパルコでショッピングしていたが、映画版では札幌ステラプレイスJRタワー)(主な撮影場所・GLOCCA(5F))でショッピングしていた。
  • 映画版の空襲のシーンは2006年の札幌を撮影・CG化している。(主な場所・4丁目プラザ前・札幌駅南口・テレビ塔・丸井今井周辺)
  • また、空襲時の最終兵器としてのちせの初登場シーンは原作、アニメ、映画ともに非常に印象的な場面であるが、それぞれちせの登場の仕方が微妙に異なる。
  • 作者の意図によって、キャラクター達に苗字は設定されていない(例外的にカワハラ、イトウ、ナカムラなどがいるが、彼らには名前の設定がない)。
  • 漫画内に出てくる展望台のモデルは小樽の旭展望台。
  • 作中のちせの言葉を借りると、世界規模の大変動が発生しそれにともなう大混乱で核兵器をも使用する大戦争が発生し、安住の地を求めて「敵」は日本に侵略してきたということになる。

外部リンク[編集]