犬とハサミは使いよう

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犬とハサミは使いよう
ジャンル ミステリ系不条理コメディ
小説
著者 更伊俊介
イラスト 鍋島テツヒロ
出版社 日本の旗エンターブレイン
レーベル ファミ通文庫
刊行期間 2011年2月28日 -
巻数 既刊8巻
漫画
原作・原案など 更伊俊介、鍋島テツヒロ(キャラクター原案)
作画 大庭下門
出版社 角川書店
掲載誌 月刊少年エース
発表号 2012年7月号 -
発表期間 2012年5月26日 -
巻数 既刊1巻
アニメ
原作 更伊俊介
監督 高橋幸雄
シリーズ構成 根元歳三
キャラクターデザイン 佐藤陽子
音楽 松田彬人
アニメーション制作 GONZO
放送局 TOKYO MXサンテレビほか
放送期間 2013年7月 -
テンプレート - ノート 
ウィキプロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ
プロジェクト ライトノベルPJ ライトノベル
ポータル 文学

犬とハサミは使いよう』(いぬとハサミはつかいよう)は、更伊俊介著、鍋島テツヒロイラストによるライトノベル。単行本はエンターブレインより発売されている。第12回えんため大賞優秀賞。2012年3月7日にドラマCDが発売[1]月刊少年エース2012年7月号(角川書店)より大庭下門によるコミカライズが連載を開始した。2013年1月19日にはテレビアニメ化が発表された。略称は「犬ハサ」。

目次

ストーリー [編集]

ある日突然、強盗に殺された春海和人。だが本バカゆえの執念で、奇跡の生還を果たす。しかし、その姿はダックスフントと化していた。「本読めないじゃん!!」と、悶える和人の前に現れたのは、ハサミが凶器のサド女、夏野霧姫。その正体は和人が大ファンの作家、秋山忍本人だった。

人物 [編集]

声優はドラマCD・テレビアニメ共通。

春海 和人(はるみ かずひと)
声 - 櫻井孝宏
読書バカ。高校生。眼鏡。童貞。東京都出身。初めて行った街でも5分以内に本屋を見つけることが出来る。喫茶店で猟銃を持った強盗に襲われるが執筆中で強盗に気付かなかった霧姫を庇い、殺される。しかし読書バカゆえの執念でミニチュアダックスフンドの姿で奇跡の生還を果たした。本人曰く「本を読まないと発狂して死んじゃう」。
夏野 霧姫(なつの きりひめ)
声 - 井上麻里奈
作家・秋山忍。宮城県出身。和人の言葉がわかるサド女でありハサミを凶器として扱う。執筆中はあまりの集中ぶりに周囲のことにまったく気付かなくなる。貧乳であることにコンプレックスを抱いている。
本田 文夫(ほんだ ふみお)
本田書店の店主、妻の葉子、娘の桜、弥生の4人暮らし。東京都出身。致命的に商才がない。妻に度々左フックを浴びている。
本田 桜(ほんだ さくら)
声 - 内田真礼[2]
本田家の長女。多少気弱だが父よりは商才がある。和人の元同級生。
本田 弥生(ほんだ やよい)
声 - 五十嵐裕美[2]
本田家の次女。ダックスフンド姿の和人を「クロ」と名付けた。和人を見つけると執拗なまでに全身を撫でる。マッサージの才能がある。
犬飼 潔(いぬかい きよし)
声 - 羽多野渉[2]
新稲葉駅前商店街で「IGGY」というペットショップを営んでいるアフロ。茨城県出身。趣味は登山。特技は動物の介抱。霧姫の持つ鋏がトラウマとなっている。
春海 円香(はるみ まどか)
声 - 阿澄佳奈
和人の妹。東京都出身。父の和希、母の理緒と一緒に岡山県に住んでいた。「鮪喰(マグロイーター)」なる巨大な電動包丁を愛用しており、謎のカレーを作る。兄と同じ高校に入学する。
柊 鈴菜(ひいらぎ すずな)
声 - 伊藤静
書林社につとめる秋山忍の担当編集者。巨乳。京都府出身。編集者としては非常に有能だが霧姫が敬遠したがるほどのドM。和人の言葉がわかる。
宗像 腕力(むなかた わんりき)
霧姫が通うスポーツジムのオーナー。北海道出身。冬でも真夏に感じ、周囲の温度を5℃近く上げる暑苦しさを持っている。
中原 冬至(なかはら とうじ)
和人を殺した犯人。広島県出身。新稲葉七不思議の一つ「つぶれない喫茶店」の常連客。過去に麻薬中毒の経験があり、薬品に対し劇的な効果があった。喫茶清陽襲撃後、住谷荘に身を隠した。
大澤 愁山(おおさわ しゅうざん)
歴史小説で長年にわたって支持を得てきた文壇の重鎮。石川県出身。痴呆気味。霧姫が新人賞に応募してきた時、審査員の中で唯一酷評した。
大澤 映見(おおさわ はみ)
声 - 加隈亜衣
愁山の娘、作家。和人の元同級生。東京都出身。藤巻蛍として『蛍星恋話(けいせいれんわ)』で作家デビューしたが、それは父である愁山のコネを使ったものだったという。病的なまでにネガティブで小心者。高校の図書準備室に置き忘れた原稿を和人に読まれたことをきっかけに作家を目指す様になった。
秋月 マキシ(あきづき - )
声 - 芹澤優
一流の実力を持ったアイドル作家。本名は「田中マキ子」。色々な意味で霧姫とは対照的。犬が苦手。口癖は「あたし輝いてる」。いつも黒服のボディーガードを従えている。
仏坂 大門(ほとけざか だいもん)
平安堂につとめるマキシの担当編集者。禿頭の黒服。九郎とは学生時代からの友人。新潟県出身。
姫萩 紅葉(ひめはぎ もみじ)
若手人気作家。九郎は兄。車椅子「天鳥船」に乗っている。常に無表情。カラスとなった九郎の言葉がわかる。姫萩家の所有する屋敷、「煉獄館」に住んでいたが、新稲葉に引越してきた。
姫萩 九郎(ひめはぎ くろう)
書林社につとめる姫萩紅葉の元担当編集者で、鈴菜の元同僚。千葉県出身。紅葉は妹であり、大門とは学生時代からの友人。病気で死ぬが、カラスとなって甦る。趣味は罠を作ったり、それにかかった人間を観察すること。重度のシスコン。和人と会話ができる。
森部 佐芽(もりべ さち)
声 - 斎藤千和[2]
「煉獄館」に住み込みで働いていたメイド。北海道出身。紅葉と一緒に新稲葉に引越してきた。趣味は箒「穢殺刃(ケガレザッパー)」で掃除しながら踊ること。しかし踊っているところを見られると恥ずかしさのあまり、目撃者を殺そうとする。
陸奥田 奈央(むつた なお)
どこにでもいる普通の女子高生。少しだけ背が高く、少しだけ兄が多い。
空戸 アリシア(そらと - )
綺麗な金髪を妙な髪型にまとめている。一人前の探偵として認められるために怪盗二面相を追っている。
田中 雛子(たなか ひなこ)
マキシの妹。小学2年生。

用語 [編集]

霧ペディア
霧姫がそのつど気になった単語を入力して、自分自身の用語集にしている。
ハサ次郎
霧姫が持っている鋏。「鮪喰」を切断するなど、驚異的な切れ味を誇る。
大罪シリーズ
秋山忍の著書のベストセラーシリーズ。未完。現在までに「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」の6冊が出版されている。
秋山忍
複数の新人賞を受賞してデビューした覆面作家。正体は霧姫。
本田書店
新稲葉駅南口すぐにある書店。和人の行きつけの本屋。
鮪喰
マグロイーター。対大魚切断用巨大電動包丁。伝説の武器職人・大洗赤口が遊び半分で作った作品として、それなりに有名な代物。
鮪喰・零式
マグロイーター・タイプゼロ。
鮪喰・無限
マグロイーター・アンリミテッド。
藤巻蛍
謎の新人作家。著作にも秋山忍の影響を大きく受けているほどのファン。正体は映見。ペンネームの藤巻蛍(HUZIMAKI HOTARU)は春海和人のアナグラム
執筆戦
別名、ライティングデュエル。作家同士の揉めごとなどの解決に際して行われる勝負の手法。平安時代に貴族たちの間で行われたのが最初とされ、現代では揉めごとを穏便に解決する方法として広く親しまれている。
九連訪塔執筆戦
ナインストーリーズ。執筆戦を9回連続で行うという、数ある執筆戦の中でも最高難易度を誇る。
五連謝意執筆戦
ファイブリスペクト。標高8000メートル以上の高地でのみ行われるという高難易度の執筆戦。準備段階でリタイアする参加者が全体の8割に及ぶ。
新稲葉七不思議
新稲葉という街に存在する7つの異常。地域密着型で、お粗末な七不思議。
つぶれない喫茶店
新稲葉七不思議の1つ。コーヒーの不味い喫茶清陽に常に客が入っている不思議。実は店主が依存性のある薬品をコーヒーに入れていた。
大きくなるアフロ
新稲葉七不思議の1つ。ペットショップのオーナー、潔のアフロが日に日に大きくなっているという噂。
灼熱の高層マンション
新稲葉七不思議の1つ。新稲葉のとある高層マンションの付近だけ妙に暑く、冬でも真夏みたいな気温になる。
暗躍する怪盗二面相
新稲葉七不思議の1つ。新稲葉一帯で活躍する謎の怪盗。予告状を出してはあちこちに出没し、お宝は盗まず女の子のハートだけを盗んでるという。
死のメニューを出すパスタ屋
新稲葉七不思議の1つ。パスタを食べた集団が一斉に中二病的な言動をしたことがきっかけ。
穢殺刃
武器職人・大洗赤口によって作られた全状況対応型掃除用具。ブラシの部分を外すと刃が現れる。
天鳥船
紅葉が使っている車椅子。武器職人・大洗赤口によって作られた。搭乗者の生活を助けるための様々なシステムが搭載されている。「天浮橋」は情報収集モードで、周囲に存在するネットワークに侵入することができる。「建御雷」は殲滅モードで、背部に搭載されていたミサイルを発射することができる。ただし発射後は非常に熱くなるため座れない。また、九郎によって追加された竹槍射出オプション、「竹銃槍」もある。

書籍 [編集]

犬とハサミは使いよう 2011年3月11日初版 2月28日発売 ISBN 978-4-04-727077-0
犬とハサミは使いよう2 2011年5月11日初版 4月30日発売 ISBN 978-4-04-727221-7
犬とハサミは使いよう3 2011年9月9日初版 8月29日発売 ISBN 978-4-04-727470-9
犬とハサミは使いようDog Ears1(短編集) 2011年11月10日初版 10月29日発売 ISBN 978-4-04-727584-3
犬とハサミは使いよう4 2012年3月12日初版 2月29日発売 ISBN 978-4-04-727842-4
犬とハサミは使いよう5 2012年7月12日初版 6月30日発売 ISBN 978-4-04-728123-3
犬とハサミは使いようDog Ears2(短編集) 2012年10月11日初版 9月29日発売 ISBN 978-4-04-728354-1
犬とハサミは使いよう6 2013年2月9日初版 1月30日発売 ISBN 978-4-04-728656-6

ドラマCD [編集]

ファミ通文庫ドラマCD「FB CollectDrama」シリーズより発売。

  • 犬とハサミは使いよう 急いては犬をし損じる(2012年3月7日発売)

漫画 [編集]

犬とハサミは使いよう
月刊少年エース角川書店)にて2012年7月号(2012年5月26日発売号)より連載開始。作画は大庭下門。第1巻のあとがきには原作者によるショートストーリーとコメントが掲載されている。

テレビアニメ [編集]

2013年7月よりTOKYO MXサンテレビほかにて放送予定[2]

スタッフ [編集]

  • 原作 - 更伊俊介ファミ通文庫「犬とハサミは使いよう」シリーズ / エンターブレイン刊)
  • 監督 - 高橋幸雄
  • シリーズ構成 - 根元歳三
  • キャラクター原案 - 鍋島テツヒロ
  • キャラクターデザイン - 佐藤陽子
  • プロップデザイン - 久原陽子
  • 美術監督 - 氏家誠
  • 色彩設計 - 鈴木寿枝
  • 撮影監督 - 北村直樹
  • 編集 - 齋藤朱里
  • 音楽 - 松田彬人
  • 音響監督 - 渡辺淳
  • 制作スタジオ - GONZO

出典 [編集]

外部サイト [編集]