深夜アニメ

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深夜アニメ(しんや - )は、深夜帯に放送されるテレビアニメ全般を指す。

目次

概要

明確な定義はないが、当項では主に民放テレビキー局系列およびBS各局で23時-28時台に本放送されたものを対象とする(この逆の時間帯での本放送作品は全日帯アニメとして定義)[1]

なお、後述するUHFアニメも当項で定義される時間帯に放映される作品が大半ではあるが、当項で扱う深夜アニメとは大きく性格を異にする部分も多々あるため、これらに関しては当項とは別途に詳細を記述する。

放送数の地方格差は大きく、UHFアニメを含めると最多の埼玉千葉の両県では76本が放送されたのに対し、1本も放送されなかった都道府県が8つある(2007年)。

解説

この呼称は自然発生的に定着したもので、とくに命名者や提唱者が知られているわけではないが、オフィシャルに用いられている例としては、アニメ制作会社ゴンゾ(深夜アニメも多く手がける)の携帯電話向けウェブサイトの名称「深夜アニメGONZO」がある。また、ソニー製のDVD/BDレコーダースゴ録/BDZシリーズ)の番組予約のジャンルに「深夜アニメ」の項がある。

2008年7月現在、地上波在京キー局で放送されている新作テレビアニメシリーズ(各系列局制作の逆ネット作品は含むが、再放送特別番組は除く)の週あたりの本数は以下のようになっており、約2割が深夜アニメとなっている。

地域によっては時差ネットなどの関係で深夜アニメが集中する曜日や逆に皆無の曜日が異なることもある。

局名 総本数 うち深夜アニメ
日本テレビ (NNNNNS) 5 2 (40%)
TBS (JNN) 5 4 (80%)
フジテレビ (FNNFNS ※1) 6 2 (33%)
テレビ朝日 (ANN) 7 1 (14%)
テレビ東京 (TXN) 31 (※2) 7 (17%)
合計 55 17 (約30%)

※1:子会社のBSデジタル放送局限定放映作品に関しては除外した。
※2:ショートアニメ作品が複数放映されている『おはスタ』や『おはコロシアム』などの番組に関しては、それぞれ各番組ごとに1本としてカウントした。

参考

NHK・独立U局

局名 総本数 うち深夜アニメ
NHK 総合 (G)・教育 (E) -- -- (--%)
tvk (UHF) 17 13 (76%)
TOKYO MX (UHF) 7 5 (71%)
サンテレビ (UHF) 17 11 (65%)
KBS京都 (UHF) 14 6 (43%)

在阪局

局名 総本数 うち深夜アニメ
毎日放送 (JNN) 8 7 (88%)
朝日放送 (ANN) 6 1 (16%)
関西テレビ (FNNFNS) 6 2 (33%)
読売テレビ (NNNNNS) 4 1 (25%)
テレビ大阪 (TXN) 31 7 (17%)
合計 55 18 (約33%)

在名局

局名 総本数 うち深夜アニメ
東海テレビ (FNNFNS) 6 2 (33%)
中部日本放送 (JNN) 9 8 (88%)
メ~テレ (ANN) 7 2 (28%)
テレビ愛知 (TXN) 36 12 (33%)
中京テレビ (NNNNNS) 4 1 (25%)
合計 62 25 (約40%)
2009年2月現在の地上波放送の例(関西圏中京圏はUHFアニメも含むが、在阪局もしくは在名局で放映される作品に限定)
  • 首都圏の場合、テレビ東京で多く放送されており、日曜は、三大都市圏で唯一深夜アニメを放送している。他局では、日本テレビが火曜に2本、TBSが木曜と金曜に2本ずつ、フジテレビが水曜と木曜に1本ずつ、テレビ朝日が木曜に1本放送している。左記のように日本テレビを除く4局が木曜日に集中している。
  • 関西圏の場合、MBSとテレビ大阪に集中する傾向が見られ、土曜は他の曜日よりも本数が多い(MBSが4本、テレビ大阪が2本)。それ以外では、月曜にABCと読売テレビが1本ずつ、火曜に関西テレビが2本、テレビ大阪が1本、水曜はテレビ大阪が2本、木曜はMBSが3本、金曜はテレビ大阪が3本で、日曜は1本も放送されていない。
  • 中京圏の場合、CBCとテレビ愛知に集中する傾向が見られ(特にテレビ愛知は中京圏におけるUHFアニメの受け皿的存在となっている)、テレビ愛知では月曜・水曜・木曜に3本ずつ、火曜に1本、金曜に2本放映され、CBCでは水曜と木曜に3本ずつ、金曜と土曜に1本ずつ放映。水曜・木曜は、ほかの曜日と比べても特に本数が多い(水曜・木曜ともにテレビ愛知とCBCで3本ずつ放映され、それに加えて水曜はメ~テレが1本、木曜は東海テレビが1本)。土曜はCBCの1本のみで日曜は1本も放送されていない。
2008年10月現在のBS放送の例(BSデジタル放送含む、WOWOWアニメはノンスクランブルに限定。UHFアニメおよび一部再放送も含む)
  • 民放のBS放送全体では、月曜に2本、木曜に3本、金曜に4本、土曜に3本、日曜に1本、深夜アニメが放送されている。地上波でも放送される作品もあるが、純粋にBS放送でしか見られない作品も存在する(WOWOWアニメなど。過去にはBS-i限定放映深夜アニメ枠も存在した)。

特徴

現在の在京民放キー局の詳細な放送動向については、本項のこちらなどを参照されたい。

主にアニメファンや一般若年層(中高生)を対象として放送されており、特に民放地上波で受信できるチャンネルが4局以下の地域に在住するアニメファンを対象としたものは後日発売されるDVDや関連商品の販売促進を主な目的としており、キー局にとってこの上ない利益にもなる。

放映期間は1クール(3か月、12 - 13回)か2クール(6か月、24 - 26回)のものがほとんどで、日本テレビ系 (NNS) 以外で3クール以上放映の作品はごく稀である。

独自に企画されたアニメの他、漫画小説ライトノベル)・ゲームなどを原作とするものも多数存在する。放送される作品は(世間一般から見れば)比較的マイナーなものとなっている場合が多い。

内容は、アニメファンが好むギャグラブコメ萌え・アクション・SFなどを扱ったものが多いが、中には日本テレビ系のように渋い作風の作品を擁する枠もある。また、全日帯より比較的規制がゆるいせいか流血などの過激な表現がしやすい傾向も見られる(例:『はじめの一歩』の「下からパンチ」など)。

番組にもよるが、オープニングとエンディングで使用する曲が、楽器演奏だけのインストゥルメンタルのみだったり(どちらかあるいは両方共というパターン)、アニメのタイトルをオープニングクレジットの最後に表示したり、次回に放送するサブタイトル名だけを表示するなどの、次回予告が簡略化されて、その内容がはっきりわからないものがあったりと、全日帯アニメには見受けられない構成がある。

製作委員会方式によりキー局在阪在名局も含む)から放映枠を買い取る形式で放送されているものが主流であり(特にテレビ東京で放映される作品の大半と、かつてのフジテレビテレビ朝日で放映された作品の一部)、制作側にとっては放映権料を安くあげることができテレビ局側にとっても深夜枠を有効に活用できるというメリットがあるため、近年その本数が増加しており更に独立U局で放映される新作アニメ(UHFアニメ)は深夜帯放映が大半を占めるため、これを加えると地上波における本数はいっそう増加する。

一方で大都市圏以外のローカル局で放映される作品はかなり少ないのが現状である。この問題の詳細に関しては地上波民放の放送エリア・チャンネル数の問題を参照。

少数ながらも在阪・在名の準キー局が制作する深夜アニメも存在する。テレビアニメの項も参照されたい(ただしテレビアニメの項でも述べているように、関東地区では独立U局での放映の例も少なくない)。

一方でNHKでは、2008年4月から衛星第2放送の『衛星アニメ劇場』で放送の『今日からマ王!(第3シリーズ)』と『アリソンとリリア』で初めて新作テレビアニメを深夜帯で放送している。[2]。また、主に教育テレビ衛星第2放送で本放映した作品が再放送されることがあった[3]

BS民放局のWOWOWにおいては上記のような商品販売促進の目的のため、あえて無料で視聴可能なノンスクランブル放送であることが多い(かつては平日夕方枠での放映が多かったが、次第に深夜帯へとシフトして行った。詳細はWOWOWアニメの項を参照されたい)。

その他のBSデジタル民放各局では、近年BS-TBS(BS-i)BSフジが継続的に放送している。BSジャパン1本のみ時差ネットを実施していたが、2007年10月からは半年間休止状態の後、新枠扱いで『ゴルゴ13』で復活している[4]BS日テレは他局と比べると放映実績が少なめである[5]。逆にBS朝日は親会社のテレビ朝日制作もしくはANN系列局放映(関東ローカル放映作品を含む)の深夜アニメを放映した実績が全くない[6]

特にBS-iが非常に熱心であり、BS-i限定放送の作品も少なくない(地方間の公平を期するという観点や放映費用が安く済む点に加え、地上波と比べると表現規制が緩いのが大きな理由である)。ただし、CLANNADのように当初BS-i限定で放送として発表していた作品を急遽TBSで先行して放送し、BS-iでは遅れネットで最後に放送するという例が生じている。

視聴率は深夜であることと東名阪地区などにある都市部の局(場合によっては在京キー局のみ)のみで放送し、ローカル局での放送がないことで国内の全域をカバーしていないため、あまり高く出ることはなく(三大都市圏では「測定不能」がほとんど)4% - 5%ほどでも「高視聴率」といわれる。ただし、フジテレビの『ノイタミナ』枠、毎日放送(MBS)の土曜深夜の『アニメシャワー』枠では高視聴率の作品が多い。

アニラジでは複数の番組が集中する時間帯に名称を設けている(ラジオ大阪1314 V-STATION』など)ことがあるが、同じようなものは深夜アニメでも存在する。2007年10月現在では先述のMBS『アニメシャワー』のほか、中部日本放送(CBC)の『あにせん』や読売テレビの『MONDAY PARK』の3つが存在する。

歴史

先駆け

日本の深夜アニメ第一号は、1963年から1964年にかけてフジテレビで放映された『仙人部落』(成人向け週刊誌に連載の漫画のアニメ化)である。

『仙人部落』と1969年の『六法やぶれクン』(名古屋テレビ。史上初の地方局制作深夜アニメ)の後、20年近く途絶えていたが、1986年の『ハートカクテル』(日本テレビ)、1987年の『レモンエンジェル』(18禁OVAくりいむレモン』の流れを汲むライトアダルトアニメ。フジテレビ)、1989年の『小松左京アニメ劇場』(毎日放送(MBS))、『セイシュンの食卓』(よみうりテレビ、『11PM』枠内)、1992年の『スーパーヅガン』(麻雀漫画のアニメ化。フジテレビ)、1995年の『行け!稲中卓球部』(TBSワンダフル枠内) などが制作された。

これらの作品は話題とはなったものの、すべて単発の試みに留まっている。これらの番組は基本的に深夜番組として制作・放送されたものであった。

開花への前兆

深夜にアニメを放送するきっかけを作ったのが、1990年代中盤における独立U局での、『機動戦士ガンダム』などの再放送、毎日放送 (MBS) 『ヒーローは眠らない』枠(枠名はなくなったが、現在も月曜深夜にて継続)やテレビ静岡の『むにゃむにゃアニメランド』枠における1980年代アニメの再放送、地方局での『新世紀エヴァンゲリオン』の異例の高視聴率と『逮捕しちゃうぞ』の本放送(一部地域では深夜に放送されていた)及び再放送である。これらが好評だったのを受けキー局で新作アニメを深夜帯に放送する機運が高まった。

「深夜アニメ」と言うジャンルの誕生

1996年に放送された『エルフを狩るモノたち』(テレビ東京)は、当時深夜のラジオでは声優がパーソナリティを務める番組、いわゆるアニラジが急増していることに、「アニメ系ラジオ番組が好評なら、テレビでやっても成功するのでは?」という思惑からスタートし、狙い通りの結果となった。

もともとアニメに強い同局は翌1997年から本格的に深夜枠の開拓を進め、アニメマニアを対象とする深夜アニメという存在を確立した。当時、大量生産に有利なデジタルアニメの実用化や制作委員会方式の確立で資金調達が容易になったことも相まって新作テレビアニメの本数が急増しており、深夜アニメ枠はちょうどその受け皿として機能することとなった。

TBSも1997年に『行け!稲中卓球部』が深夜番組『ワンダフル』の一コーナーとして再放映されたのがきっかけで、同番組内で短編アニメコーナーが設けられたが、同局の本格的な深夜アニメ参入はしばらく後となる。

また日本テレビも『剣風伝奇ベルセルク』を放映し、同局深夜アニメ枠の筆頭となった。同年にはテレビ朝日も参入。

同年秋にはMBSが8年ぶりに『フォーチュン・クエストL』(MBS制作。関東圏では翌1998年にテレビ東京にて放映)で再参入と同時に在阪局としては初めて深夜アニメの本格展開を開始。現在では、全ての在阪局が最低1作は制作歴を持つに至った(2003年には読売テレビ (ytv) が再参入に加えて関西テレビ (KTV) 、2004年にはテレビ大阪 (TVO) [7] 、2006年には残る朝日放送(ABC)も参入)。

1998年にはフジテレビが深夜アニメに再参入し、とくに人気漫画を原作とする『頭文字D』はアニメファンだけでなく一般若者層にも人気を博し、深夜アニメの認知度を高めた。

また、テレビ東京の夕方に不完全な形で放映された『カウボーイビバップ』の完全版がWOWOWにて深夜に放映され、作品自体のクオリティの高さもあり話題となった。そのテレビ東京も引き続き多くの深夜アニメを放映し、前衛的な実験作『serial experiments lain』が熱心なファンを獲得する一方で、クオリティに大きな問題のある作品も散見された。同年にはUHFアニメが深夜帯を中心に徐々に本格的な展開を始めるようになる。

2000年には名古屋テレビ(後に「メ〜テレ」の愛称を使用)が、キー局のテレビ朝日との共同制作の形で在名局としては約30年ぶりに再参入した。

更なる成長

深夜アニメがすっかり定着した2001年には、UHFアニメも深夜帯で本格的に展開を始め、その後深夜アニメの有力な担い手となる。また、萌えアニメの極北ともいうべき『シスター・プリンセス』がテレビ東京系深夜枠で放映されたのもこの年で、大きなムーブメントを巻き起こした。

更に同年、前年に本放送を開始したTBSの子会社であるBSデジタル放送局・BS-i(現:BS-TBS)が『まほろまてぃっく』を放映。まだマイナーなBSデジタルという媒体と深夜帯という条件を利用して、萌えとお色気を重視した作風をとり、アニメマニアの間でBSデジタル放送初期のキラータイトルとなった[8]。この頃からTBS自身もほとんどの作品において「BS-iとの併映」と言う形で積極的に深夜アニメに関わるようになる。

衛星局関係では他にも、AT-Xオリジナル作品で好評を得た『フィギュア17 つばさ&ヒカル』が一部規制入りとは言え、テレビ東京の深夜枠でも放映されたり、BS-i早朝枠での放送を念頭に制作された『ちっちゃな雪使いシュガー』が、TBSでは枠の都合で深夜に放送されるなど、それまでにない動きも目立った。

2002年には中部日本放送 (CBC) が『最終兵器彼女』で在名局としてはメ〜テレに次いで単独で深夜アニメ制作に参入した(在名局で深夜アニメの制作実績があるのは今なおこの2局のみである。後にRKB毎日放送などのJNN主要系列局も、CBCとの共同制作の形で参入)。

噴出した様々な弊害とその反動

しかし、深夜アニメの放映本数の急増と共に様々な問題が噴出するようになった。後述の#深夜アニメの各種問題の項を参照されたい。更に近年ではUHFアニメも含めて急激な成長の反動も見られるようになっている。テレビアニメの項を参照されたい。

現在の在京民放キー局の動向

日本テレビ

放送時間

火曜日24:59 - (詳細)、水曜日24:59 - (コンプレックス枠)

特徴

主に一般層を意識したアニメが主軸となっているが、ティーンエイジャー向けの漫画原作をアニメ化することも多いため、アニメファンからも支持を受けている。放映実績こそ他局の系列と比べると古くから少なめであるが、一方で作品によっては柔軟に放送期間を設定したり、時には全国的なネット展開を行なうなど(“過去の代表的事例”参照)、堅実な作品制作と柔軟な放送編成を巧みに使い分けて行なうことで、制作会社や視聴者からの信頼を得ている[9]

2008年10月期からは土曜深夜のコンプレックス番組枠においてミニアニメ作品を放映している。(2009年4月からは水曜に移動)

作品の特徴

誕生初期時代の『剣風伝奇ベルセルク』や近年の『DEATH NOTE』など、若い男性向けの重厚かつハードなものが多いが、女性向けの作品でも秀作・名作を輩出している。(少女漫画原作の『桜蘭高校ホスト部』や『NANA』、成人女性向けの漫画原作『秘密 〜The Revelation〜 』など。)

放送展開の特徴

日テレでは近年2枠体制が確立している(2009年7月期からは1枠)が、このうち1枠は関東ローカルもしくは名阪地区(ytv・中京テレビ (CTV) )未ネット作品も再び出現している[10][11]。また、ネット局の放映の遅れの差もかなり大きい[12]

日本テレビで放送された深夜アニメは、CSデジタルでは同局の関連チャンネルである日テレプラスで初出となる例が多い(それ以外ではアニマックスの事例が多い)。また、稀にytv制作の新作深夜アニメ(『エンジェル・ハート』『結界師[13]など)を逆ネットすることもある。
その一方、一部の他民放系BSデジタルで実施されている地上波とBSデジタルの同時期放送は、日テレ系のBS局・BS日テレでは非常に稀である[14]

アニメ実制作会社・販売会社の特徴

同局の関連会社バップが制作・販売元である作品がほとんどであり、また同じく同局が資本参加しているマッドハウスが制作した作品が比較的多い。これらの作品の多くは、日テレを含めて全ての放映局で番組スポンサーを付けない(提供クレジット画面は流れる場合でも、スポンサー表示は一切ない事例がほとんど[15])と言う、地上波他局の深夜アニメには余り見られない、日テレ独特の放映形態を取ることが多い[16]

過去の代表的事例
  • はじめの一歩』(第1シリーズ)・『MONSTER』で、深夜アニメでは稀な4クール以上の放送を実施した[17]
  • 短編アニメ『デジタル所さん』では(ネット局の少ないテレビ東京系を除き)深夜アニメ史上、初めて全ての同系列局(この場合はNNN)で放映した。[18]
  • 日テレ全局をあげてメディア展開した『DEATH NOTE』ではアニメ版の本編終了後に『金曜ロードショー』にて2時間スペシャルが制作・放映されると言う、深夜アニメとしては例の少ない展開をみせた[19]
その他
  • 長らく自社作品におけるハイビジョン制作には消極的であった[20]が、2007年10月開始作品[21]以降はハイビジョン制作・放映となっている。字幕放送に関しては現在のところ、『結界師』が唯一の事例。
  • NNS系列局におけるUHFアニメの放映実績は他系列と比べて少ない方であり、系列局自ら制作に加わった例も2006年の『無敵看板娘』ほか3本[22]に留まっている。

TBS

放送時間

木曜日25:29 - ・25:59 - (いずれもBS-TBS(2009年3月までBS-i)にもネット。詳細) 、 金曜日25:55 - (毎日放送(MBS)制作。詳細)・26:25 - (中部日本放送 (CBC) 制作。詳細

※このほか、水曜日26:59 - にMBS制作全日帯アニメ再放送枠あり。
※TBS・MBS制作作品は字幕放送対応(一部ネット局を除く)。

特徴

全日帯アニメの自社制作には古くから消極的な同局であるが[23]、深夜アニメに関しては2000年代以降は幅広く多くの作品を自社制作・放送している。特に『苺ましまろ』や『ローゼンメイデン』シリーズなどが一部に熱狂的な支持を受けている。また、『ああっ女神さまっ』シリーズはOVA時代から制作に携わっていたことで知られる(スピンオフ作品を除く)。

作品の特徴

黎明期から現在に至るまで、一貫して男子アニメファンを主な対象とした作品を作り続けている。その作風傾向はUHFアニメの傾向に近いものがあり、他局で見られるハードタッチの作品はほとんどない(系列局制作作品については下記“参考・TBS系列局(MBS・CBCほか)”を参照のこと)。

放送展開の特徴

下記別項“#変則的な放映パターン”も参照されたい。

TBSの深夜アニメは、もともと子会社のBSデジタル放送局・BS-TBS(2009年3月までBS-i)が開局当時から積極的に深夜アニメを放映し始めた流れを受けた経緯があるため、ほとんどはBS-TBSと同時放送を実施するという大きな特徴がある[24]。よってBSデジタル視聴環境を揃えれば、放送は地上波から数週間~1月ほど遅れはするものの、大抵のTBS制作作品は全国どこでも視聴することが可能である。

地上波では一部作品が関東ローカル放映[25]や、ネット局がMBSだけの作品(いわゆる「名古屋飛ばし[26])、特殊な例として北海道放送(HBC)のみネット[27]の事例がある一方で、東名阪以外の地域のJNN系列局でもネットしている作品もある(『けいおん!』『おおきく振りかぶって』など)。

その他
  • BS-TBSでも放送されるハイビジョンサイズ (16:9) 作品については、地上波放映版では4:3サイズで画面の左右をカットして放送している[28]。この措置は近年TBSに逆ネットを始めたMBSやCBC制作作品でも同様であったが、2007年4月以降、両局が制作に関る作品においては全てフルサイズ(一部作品はハイビジョン制作[29])放映となっている。
  • 2007年4月 - 9月に放映されたCBC制作『ロミオ×ジュリエット』において、CBCとTBSでは番組連動型データ放送を実施した。これは深夜アニメ史上初にして現在唯一の事例である。

参考・TBS系列局(MBS・CBCほか)

MBS・CBCの簡略的歴史

#歴史の項で述べた通り、MBSでは『小松左京アニメ劇場』(1989年)、CBCは『最終兵器彼女』(2002年)で深夜アニメの制作に参入し、それ以降両局制作の深夜アニメが何本か放映されている。TBSが深夜アニメの制作に参入するのは1995年のことなので、MBSはTBSより先に参入したことになる。

2006年以前はTBS側がこれらの作品の逆ネットに消極的であったため、関東圏では独立U局で放映される例がほとんどであった[30]が、後述する経緯を経て、現在TBSでは現在両局制作作品をそれぞれ1枠ずつ逆ネットしている[31]

JNN系列局制作深夜アニメ逆ネット第1号は2006年4月開始の『ウィッチブレイド』(CBC制作)。MBSもCBCに遅れること半年後に開始した『コードギアス 反逆のルルーシュ(第1期)』で初めて逆ネットを果たした。

先述のように2007年4月期以降は、両局共にTBS制作作品では未だに存在しない「16:9マスター制作(一部ハイビジョン制作作品あり)・フルサイズ放映」が基本フォーマットとなっていることが大きな特徴と言える。

MBS・CBCにおける放送展開の現況

2003年以降は両局では制作に関与しないUHFアニメも多数ネットしているが、これも先述のようにTBSが両局制作の深夜アニメの逆ネットに消極的であった時期の名残である。その他、表現規制が厳しい傾向が強いTBSと、逆に比較的緩い傾向のあるMBS・CBCとの温度差などが大きな要因と見られる。

TBS制作作品と比べると、MBS制作作品は東名阪地区以外でのネット局が比較的多い(一部のCBC制作作品も)[32]。一方でCBC制作作品に関しては、MBSでの放映がかなり遅れたり、独立U局でのネットになったり、関西圏での地上波放映自体がない事例もある(詳細は後述。逆にMBS制作作品がCBC含めて中京圏では未放映だった作品も1つだけある)。

その他の局の放送現況

系列局によってはTBS制作作品の放送実績がない(『ワンダフル』枠放映短編作品を除く)一方で、MBS・CBC制作作品に関しては放映実績がある局も存在する(山陽放送(RSK)・熊本放送(RKK)など)。

MBS・CBC以外ではRKB毎日放送北海道放送(HBC)・東北放送(TBC)・中国放送(RCC)がCBCとの共同制作という形で深夜アニメの制作参加の実績があるが、これらの作品は関東圏では全てTBSに逆ネットされず独立U局で放映された。

かつてはMBS・CBC以外でもUHFアニメを比較的多く放映する系列局が多かったが、2008年秋以降やや縮小傾向にある。

変則的な放映パターン

TBS系の深夜アニメは前述・後述する通り、系列局であるMBS・CBCも独自に深夜アニメを多数制作・放送しているため、他系列に比べると非常に変則的かつバリエーション豊富な放送パターンが見られる。このため、特に項目を設けて解説する。

  • 関西圏のみ独立U局にネット放映[33]
    • 現在最もポピュラーであり、歴史も長い放送パターン[34]
近年の例
  • 深夜アニメの続編を全国ネット全日帯アニメとして放映
  • UHFアニメの続編をキー局系列深夜アニメとして放映
  • TBS制作だが、自局では放送せずにUHFアニメの形態で放映
  • TBS制作で関西圏UHF局にて放映、逆にMBS制作で関東圏UHF局にて放映するパターン
    • 2008年10月期、MBS制作『テイルズ オブ ジ アビス』は関東圏ではTOKYO MXへネットし、2009年1月期にTBS制作の『明日のよいち!』が関西圏ではサンテレビへネットする現象が起きた。中京圏ではCBCが両作品ともネットした。
  • 関西圏のみ夕刻帯放映(本放送当時)
  • 限りなく早朝に近い時間帯で放映
  • アニアニランド』のパターン
    • 同枠は15分アニメ『びんちょうタン』と『REC』を2本立てで放送した(TBSとBS-TBSのみ)。このうち、『びんちょうタン』はTBS制作作品だが、TBSやBS-TBSでは編成の都合で途中打ち切りとなったが、MBSでは「エンディング付き『完全版』を全話放送」した。[42]一方、『REC』はMBSでは未放映となった。
  • MBS制作だが、関東圏では異系列キー局で放映
    • MBSが本格的に深夜アニメに参入するきっかけとなった『フォーチュン・クエストL』は、関東圏ではTBSではなく、腸捻転時代にネット関係があった名残で現在も株主に加わっているテレビ東京にて半年余り遅れてネットされた。なお、CBCでは未放映である(MBS制作作品としては唯一の事例)。

フジテレビ

放送時間

水曜日26:08 - 『NOISE』、木曜日24:45 - 『ノイタミナ

特徴

後述の事例(以下“フジショック”)以降、現在では往時よりもかなり少ない枠数になってしまったが、この苦い経験を踏まえ、全ての作品で局側も積極的に関わるような制作・放送体制となっている。

作品の特徴

黎明期からは暫らくの期間比較的ティーンエイジャー向け作品が多かったが、“フジショック”以降しばらくは一般視聴者向けに作られた作品群が多くなった。2000年代後半からは少しずつティーン向け作品への回帰傾向も見られる。

放送展開の特徴
  • 『ノイタミナ』枠作品

東(フジ)・名(東海テレビ/THK)・阪(関西テレビ/KTV)での主要地域を核とし、これにテレビ西日本 (TNC。2006年下半期から) ・新潟総合テレビ (NST。2007年初冬から) を加えた5局を主要レギュラーネット局としている[43]。作品によってはレギュラーネット局以外で放送することもあり、2007年1月 - 6月まで放送された『のだめカンタービレ』(第1シリーズ)ではレギュラーネット局の放送開始後にネット局が急増、『ノイタミナ』史上最多の23局ネット(系列外含む。全日帯での放映や、本放送終了後に放映開始の局もあり)を実現した。
衛星放送での放送は原則としてCSデジタルで地上波放送終了後に放送することが通例である。(BSデジタルでは『ノイタミナ』枠作品は一度も放送されていない)

  • 『NOISE』枠作品[44]

地上波では東(フジ)・名(東海テレビ)・阪(関西テレビ)の三大都市のみ[45]放送だが、ノイタミナ枠作品では未だ実現されていないBSデジタルでの放送も地上波と大体同じ時期に時差ネットBSフジ月曜24:30枠)しており、全国での視聴は概ね可能な体制が実施されている。

その他
  • 『ノイタミナ』枠開始以降はハイビジョン制作にも積極的であり、それ以降の作品でハイビジョン制作でないものはわずか1作品のみ。字幕放送もほとんどの作品において実施されている。
  • “フジショック”以前、関西圏では独立U局にネットする作品[46]が多かった。
  • 過去に一度だけ、KTV制作の深夜アニメ『ギルガメッシュ』を逆ネットしたことがあった。[47]
  • UHFアニメに関してはKTVとTHK以外のFNS系列局では散発的に放映される程度である。[48]

テレビ朝日

放送時間

現在はなし

特徴

過去の経緯(後述)から、深夜アニメを有力な深夜コンテンツとみなして積極展開している他局の姿勢とは逆行している局との評が大勢である。このほか、基本放送開始時間が在京地上波キー局では2009年3月までは最も遅かった(再放送枠除く。2009年4月期から6月期までは2番目になった)。

作品の傾向

ここ最近放送された作品はスクウェア・エニックスのコミック雑誌(いわゆる“ガンガン系”)に連載されている作品を原作としたアニメが多い。また、深夜アニメにおけるハイビジョン制作作品の放送に早くから積極的な局でもある。

参考・テレ朝系列局(ABC・メ〜テレほか)

ABC・メ~テレの現状概要

テレ朝が深夜アニメ撤退後、しばらくは“UHFアニメのネット”という形で深夜アニメを放送していたが、序々に放送枠が減り、ABCは2008年4月~12月まで深夜アニメ枠が消滅。メ~テレでも自社制作枠(俗に言う“アニフリ”枠)が消滅するなど、かなり深刻な状況となっていた。現在はメ~テレではUHFアニメネット1つを含む2枠、ABCでも放送が1枠復活している[49]

メ~テレの簡略的歴史

ABC・メ〜テレでは僅かながら自社制作(共同制作含む)深夜アニメに関与実績があり、そのうちメ〜テレ(名古屋テレビ)は短編帯番組ながらテレ朝(旧:NETテレビ)よりも約30年も早く『六法やぶれクン』を制作した[50]。これは在名局のみならず、在京キー局以外が手掛けた史上初の深夜アニメでもある。

2007年4月期、テレ朝からのネット作品消滅以降は「38年ぶりの同局単独制作」およびハイビジョン制作・放映作品となる“アニフリ”枠を立ち上げ、関東圏ではTOKYO MXにネット供給するなど、制作意欲旺盛な姿勢をみせたかに思えた[51]

しかし、同時期から徐々にメ~テレでの深夜アニメ枠は減少し[52]、結果的にこの姿勢は一時的なものに終わった。(現状は上記“ 現状概況 ”を参照)。

ABCの簡略的歴史

ABCの深夜アニメは他局制作作品をネットするという事例がほとんどであり、『単独で』制作にまで関与した作品は2006年に制作した『ガラスの艦隊』が現在のところ唯一の事例である[53]。在阪局としては最後発の深夜アニメ参入であった[54]

一時期はメ〜テレ同様にテレ朝より本数が多い時期があった[55]が、2006年9月、『ガラスの艦隊』放送終了以降は深夜アニメの放送を縮小、2008年はほとんどの期間(深夜)アニメ枠が消失した(現状は上記“ 現状概況 ”を参照)。

その他の局の放送現況
  • かつてはABC・メ~テレ以外でも少数ながらUHFアニメを放映するANN系列局も存在したが、2007年秋以降は放送事例が途絶えた[56]
  • 「5大都市」にある九州朝日放送 (KBC) や北海道テレビ放送 (HTB) は在福局および在札局の中でも自社制作番組比率が高く、深夜帯にまで及んでいることから、深夜アニメ・UHFアニメは積極的には放送していない[57]

テレビ東京

放送時間

木曜日26:15 - 、 金曜日25:23 - ・26:45 - 、土曜日23:20- 、 日曜日25:30 - ・26:00 - (平日枠の詳細日曜枠の詳細

※このほか日曜日22:54 - に過去の深夜アニメ再放送枠あり(厳密には本項冒頭に記載した“深夜アニメ”の範疇外だが参考として記載。テレ東系6局同時ネット枠)。

特徴

深夜アニメ隆盛の礎を築き上げた局であるが、局自体は積極的に制作に関わっているわけではなく基本的には制作会社・スポンサーが放映枠を買い取って放映する形式の作品がほとんどであり[58]UHFアニメに近い制作・放映形態とも言える[59]

他局との熾烈な深夜チャンネル占有率争いの重要なコンテンツとして数年前までは放送時間の変更は極力行われないなど優遇を受けていたが、最近は全ネット局で取り組むスポーツ中継・特別番組などで時間を繰り下げることもある[60]

作品の特徴

主にアニメファン向けの作品を多数放送し続けてきたが、2000年代初頭からは一般向け・中高年向け作品など多彩な傾向の作品も放送する様になった。2006年秋頃からは女性向け作品の放送も増えている。

放送形態の特徴

深夜アニメと全日帯アニメには放送内容的に一種の「境界線」のようなものが漠然と存在し、深夜アニメの続編が突如早朝の全日帯アニメとして放送するなどの事例は少ないが、テレビ東京ではこの“境界線”が曖昧な傾向が見られ、下記の通り比較的フレキシブルに枠を選定している。

  • 全日帯アニメの続編が深夜帯に放送されるパターン[61]
  • 深夜アニメの続編が全日帯に放送されるパターン[62]
  • 内容を一部変更し、全日帯と深夜帯の両方で放送されるパターン[63]

深夜帯放映時には先述した様に放映枠買取形式だった作品でも、全日帯放映時にはテレビ東京自ら制作に参加する(逆も同様)。

放送枠数の現況

近年ではコンテンツ(原作)不足や他系列局やUHF/BS局へ放送をシフトする制作団体増加などの要因により、2007年10月期頃から序々に深夜アニメの放送枠数が減りバラエティ番組枠や通販番組に変更されている。

2009年4月期は月・火・水枠が各1つずつ廃止されたが、木曜枠で3年ぶりに完全新作作品が放送され、金曜に枠が1つ増設[64]、土曜に1年半ぶりに深夜アニメ枠が復活[65]した。

※2009年1月-3月期は付記[66]を参照。

その他
  • テレビ東京で放送された深夜アニメはCS放送では同局の関連会社であるAT-Xで初出となる例が多いが、一部例外もある

[67]

  • CS放送に力を注ぐ一方、子会社のBSデジタル放送局・BSジャパンでは深夜アニメを原則として1枠しかネットしていない。[68]
  • かつて一度だけ、系列外であるMBS制作の深夜アニメを放送したことがあった(『フォーチュン・クエストL』)[69]


参考・テレ東系列局(TVO・TVAなど)

かつては関東ローカル放映の作品も少なくなかったが、現在ではほとんど全ての作品が少なくともTVO、テレビ愛知(TVA)にネットされている[70]

東名阪以外の系列局(テレビ北海道 (TVh) ・テレビせとうち (TSC) ・TVQ九州放送)では未放映の作品も目立つ[71]
その一方で、TXN系列外の地方局で深夜アニメが放映されることもある[72]

なお、2007年5月のテレビ東京の社長定例会見にて、宮城県広島県に系列新局を(後者においても隣県の岡山県に所在するTSCの放送エリア拡大の可能性もある)、静岡県に関しては系列新局もしくはTVAの放送エリア拡大、更にTVOの放送エリアを兵庫県京都府にも拡大するとの構想を発表しているが、新局設置予定の各県に関しては、開局が実現した場合、テレビ東京と比較して深夜アニメの放映本数比率がどれだけのものになるか注目される[73]

TXN各系列局ではソフトメーカー・アニメファンからのニーズに応える形でUHFアニメも放映している。このため、TVAとTVOで放映されるアニメ本数がキー局のテレビ東京よりも多いと言う逆転現象が発生している(特にTVA)。

  • TVAでは中京圏における実質的な独立U局の代替的な存在となっている。
  • TVOでは2007年4月以降から発生した関西圏全体での深夜UHFアニメ枠臨界状態状況[74]を受け、TVAほどではないが放送量が増えている。
  • TVh・TVQでも1クール中UHFアニメが少数定期的に放送されている[75]
  • TSCはTXN系列局でUHFアニメをレギュラー放送する枠が唯一存在せず(2009年現在)、過去通算でもわずか4本のみである[76]

また、TXN各系列局で一週間の中で深夜アニメ番組を放送する割合が多いのは月曜日や火曜日で局によって2~3本。逆に週末は1~2本、日曜日はテレビ東京とTVQ九州放送の2局のみ。

深夜アニメの各種問題

地上波民放の放送エリア・チャンネル数の問題

テレビアニメにおける全体的な傾向に関してはテレビアニメの項や、UHFアニメを含めての別項で述べているが、当項では深夜アニメにおける特徴的な傾向を述べる。

テレビ東京系列以外では、日本テレビ系の『デジタル所さん』『NANA』や、フジテレビ系(関西テレビ制作)の『ギルガメッシュ』のように、全ての系列局ネットというケースもないわけではないがきわめて稀であり、ローカル局で深夜アニメの放映される可能性は全日帯よりさらに低い(全国ネットと銘打っても放送しない局が多い番組も少なくない)。

その大きな理由として深夜アニメの大半を占める制作委員会制度(稀に番組販売形式のものもあるが)により、委員会側が費用対効果の面からローカル局を放送対象地域から外す事例が多いことから、大都市圏以外のローカル局ではほとんど放送されない地域が多い(ローカル局の地元住民から管轄局へ「このアニメを放送してほしい」と要望があれば、放送するか否かの検討がなされることもあるが、前述の事情により委員会側がローカル局への放送に対して消極的である傾向が強いことから、放映されることはほとんどない。特に新潟県静岡県広島県など。ただし、UHFアニメに関しては必ずしもそれが当てはまるとは限らない。この項を参照)。

参照:都道府県別放映本数&放映率

そのため、民放キー局系の深夜アニメの場合、制作局のみで放送(深夜アニメは在京局制作が多いため、ほとんどの作品が事実上の関東ローカルといえるが、ごくまれに関西ローカル名古屋ローカルなどもある)、あるいは東名阪の三大都市圏(その中から名古屋を除外する「名古屋飛ばし」な例もあり)のみのネットとなる例が多く、比較的ネット局の多い作品でも主要都市圏(東名阪に加えて、主に北海道宮城県岡山県香川県福岡県)のみのネットとなる例(テレビ東京系などがこのケース)がほとんどで、その他の地方では本数が少なく(テレビ東京系を中心に、系列外でネットされている作品も少数ながら存在する。また地方局で1クール以上遅れで放映されるケースもある)、放映実績が極めて少ない県も存在する。

その他の理由としては、まずローカル局の番組編成局側で深夜アニメの存在を知らない人間が多いという人材の問題が挙げられ、また存在を知っても局の予算不足でほとんど放送できない問題もある[要出典]。また、ローカルタレントが多数存在する地域では深夜ローカル番組が強く[77][78]、深夜にアニメを観るという文化が根付きにくかったり、放送時間の関係上[79]、深夜アニメ枠が少なく、放送しきれないなどの事情がある(このため、地方局では全日帯のローカル枠による遅れネットで放送されている例もある)。

そのため、こういった地方に住むアニメファンは、レンタルDVDやCS放送やケーブルテレビに頼ることとなるが、ケーブルテレビやCS放送ですら高額で加入に二の足を踏んでいるファンは、ファイル共有ソフトを用いて首都圏ないし関西圏のみでしか放送されない深夜アニメ番組を違法にダウンロードするしかない(アップロード者が著作権侵害で有罪になったケースもある)という事件まで生み出している。

その結果、曜日によっては多くの番組が集中することがあり(何台ものレコーダーを使わないと全ての番組を視聴できなくなるほど)、深夜帯ゆえにキー局における番組編成が頻繁に変わることに伴う放映時間の不定さ[80]と合わせて、地上波の民放テレビ系列局が5局受信できる地域に在住するアニメファンの悩みの種ともなっており、チャンネル数と総本数の多いことが裏目に出た結果となっている(独立U局がある三大都市圏地域となると更に顕著になる[81])。

更に放映作品の入れ替えを行う場合、前番組終了後に新たに番販購入する必要があることや、作品放映終了後に枠を廃止する場合を含めて放送局の編成自体をその都度改編を行う必要があり、その対応が追いつかないという現状もある[82]。後述のフジテレビやテレビ朝日における放映トラブルも、これが遠因という見方もある。

放送に関するトラブル

フジテレビの深夜アニメ迷走劇とその影響

  • 2002年頃、フジテレビは深夜アニメの本数を大幅に増やした。しかし特番の放送や、地上デジタルテレビ放送開始に向けての準備工事などの影響で、放送休止時間が通常より長時間となり、その振替のための2話連続放送が半ば常態化し、『Kanon(第1作目)』の最終週に至っては3話連続放送という前代未聞の出来事となった[83]
  • 翌2003年には同局の深夜アニメは更に本数が増え、テレビ東京に匹敵するまでになったが、放送スケジュールはそれに比例するかのように更に悪化し、
  1. 不定期放映(連続放送も含む)
  2. 一部エピソードの未放送(『R.O.D. -THE TV-』他)
  3. シリーズ終盤にして放映打ち切り

のいずれかに陥る作品が続出した(複数当て嵌まる作品もある)。

GAD GUARD』に至っては、納期に間に合わなかった回を局側の判断で急遽前回の再放送に差し替える事例まで出たほどの混乱状態となり[84](この件は直接的には制作会社側の不手際であるが、責任を取らされる形で当時のフジテレビのアニメ担当者が更迭された)、『WOLF'S RAIN』の場合は制作の遅れから地上波では最終話が未放映となった[85]

極め付きの例としては、『ヤミと帽子と本の旅人』が放送開始を目前にしてキャンセルされ、その代替として独立U局(関東地区のみ。それ以外の地域のネット局はMBS・メ〜テレ・その他各地の地方局)で放映された。

その結果、視聴者からの批判を浴びるとともに、アニメ制作会社や広告代理店側からも、こうした同局の放映姿勢を敬遠する動きが見られ、2003年秋頃からフジテレビで放映された深夜アニメの続編を、

のは、そんな当時の同局の放映体制の混乱が招いた後遺症とも言え、結果的にUHFアニメの増加要因の一つにまでなり(KTVとTHKでは純然たるUHFアニメ『プレイボール(1st)』以降、一時期を除いて共同でネットするUHFアニメ枠が定着している[87])、更には制作子会社であるポニーキャニオンまでもがTBSやテレビ東京に放映の場を移す事態にまで発展した。

※ここまでの騒動に関する詳細は、別サイト「フジテレビ深夜アニメにおける迷走劇のデータ集」に記されているので、そちらも参照されたい。

こうして2004年に入ると同局の深夜アニメは3本に減少し、同年10月には同局での深夜アニメの放映枠は一旦消滅したが、翌2005年4月には同局が自ら制作に参加して『ノイタミナ』枠を立ち上げ、普段アニメを見ていない女性を中心に一般層向けの作品路線で再スタートした。その後、2005年10月にノイタミナ枠とは別に土曜深夜枠が1つ復活したが、その枠で放送した『蟲師』が編成の都合により地上波放映が打ち切りになった[88]こともあり、現在でも未だに同局の深夜アニメ放送体制に不信感を持つアニメファンは少なくない。

なお、『蟲師』放送終了後一旦消滅した土曜深夜枠は2006年10月から復活し、以降はBSフジにも時差ネットしながら継続的に放送している(先述の通り2008年10月期からは水曜深夜枠に移動)。

テレビ朝日の放映トラブル

“フジショック”の発生以降も深夜アニメの増産体制自体は一向に衰えず、2004年頃から在京キー局ではフジが忌避された分を受け入れたかの様に、テレビ朝日が急激に放映本数を増やしていった[89]

しかし、2006年初頭頃からは同局もフジの迷走パターンと同様の「最終回2話/3話連続放送」・「途中エピソードを間引いてテレビでは未放映」・「最終回だけ放送打ち切り」などというパターンで放送終了に至る作品が複数出現した(『IGPX』・『ガラスの艦隊』(ABC制作)など[90])。
この頃から「フジテレビの迷走劇が局を変えて再び出現か?」と視聴者や制作サイドからの不信を買い始め、最終的には2007年4月の改編において、同局は深夜アニメ枠を突如全廃し[91]、かつてのフジテレビの二の舞となる結果となった。
その後、同年7月に『ZOMBIE-LOAN』が放送開始されて深夜アニメ枠が復活したが、わずか1クールで再度休止となった(第12・13話がテレビ未放送となっている)。さらに、1年後の2008年7月に『魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜』が放送され、その終了から3ヵ月後の2009年1月から半年間『黒神 The Animation』が放映された。

先述のようにフジテレビは過去の教訓を活かした制作体制に転じたのに対し、テレビ朝日はそのような姿勢をこれと言って打ち出していないことから、状況が好転する見込みは薄いとされる。

深夜アニメ放送トラブルの背景

フジテレビ・テレビ朝日のような“打ち切り”・“放送短縮”などが生まれる最大の要因は、地上波放送局(特に在京キー局)が基本的に『(予め放送話数が決まっている1 - 2クール番組の場合)改編期をまたぐ形での放映終了を忌み嫌う』ためであるといわれている[92]

このほか、

  1. 全日帯アニメの4大キー局でのゴールデンタイム放映作品の急減(即ちテレビ東京へのアニメ放送依存率の上昇)
  2. 「深夜の国際的スポーツ中継」への注力
  3. 局内におけるアニメ担当セクションと他ジャンル番組セクションとの力関係
  4. 放送枠収入的に、またローカル局にすれば深夜アニメよりもテレビショッピングの方が収入や費用対効果に優れる

など諸説がある。

なお、この問題はローカル局の都合で制作側の思惑通りにいかず、未放送話が発生し、打ち切りになってしまうケースであるが、企画段階で1 - 2話減らして全12 - 24話とする場合がある(これよりも更に少ない話数の作品もある)。これは制作側が予めこのような状況を見越したものであるほか、DVD全巻を同じ話数・価格で売りたいという思惑が絡むケースもある。そのため、全局改編期2週目から放送を開始したり、オンエアでは13話契約となっていても12話分しかない場合は、事前特番や総集編などを入れて対応させることもある(特にUHFアニメでよく見られる傾向である)。

また、あらかじめ放送を前提としない話も入れてDVDのみにする場合もある(オンエアではできなかったことがDVDではできるというメリットがあるため。テレビアニメの項を参照)。

表現規制

テレビアニメでの全体的な傾向に関しては、テレビアニメの項を参照されたい。

一般的に深夜番組は、性的描写や暴力描写などへの表現規制規制が緩いと考えられているが、こと深夜アニメに関しては日本国内の放送局は厳しい自主規制を行なっており、1990年代後半[93]以降、特にキー局もしくは準キー局制作のテレビアニメ作品に対する表現の自主規制は厳しさを増す一方である。日本国内においては、欧米諸国や豪州とは違い放送番組に対して明確なレイティング認定を行なう公的機関が未だ創設されていないことが大きな原因であるが、自主規制を実施している局が、その明確な理由や基準を公表していないこともファンの不満や不信感を増幅している一因と言える。このことに関しては将来、映像コンテンツ倫理連絡会議が設立されるため解決される可能性がある。

在京キー局における現状

現在、日本テレビ・テレビ朝日以外の民放テレビ局は深夜アニメの性的・暴力描写に厳しいとされている。

この中でもテレビ東京は「ポケモンショック」を起こした局であることもあって各種規制の始祖的存在であり、特に規制が厳格であるとされる。1990年代以降の一連の規制強化後、同局で放映された深夜アニメで、女性キャラのいわゆる“ パンチラ ”表現が見られた作品は『格闘美神 武龍』だけであり、テレビ東京の規制基準の厳格さが伺える。また、同局の深夜番組でも、他のジャンル(映画やバラエティーなど)では、そのような規制がかけられている例は(表層的に見る限りでは)ほとんどなく、アニメにだけこの様な厳格な規制を課すテレ東の姿勢に対し、制作者やファンなどからは「アニメに対する差別」「一貫性がなさすぎる」との批判が噴出している[94]

一方でTBSは流血描写に関してはテレビ東京以上に厳格な規制を敷いているとされ、TBS制作アニメではその描写をほとんど削除する傾向が見られる(ただし系列局のMBSやCBCはその限りではなく、特にMBSはキー局系ではかなり緩い方に入る。なお、この系列局制作アニメがTBSで放映される場合はTBSだけ規制が入るということはない)。

もっとも、最近では規制を逆手に取って作中で“ネタ”にして笑いに昇華するという演出[95]も見られる。

それ以外の局の傾向

上記に記したようなキー局の規制を嫌った制作サイドは、規制の緩い局に流れる傾向が見られる。在阪局や在名局による制作作品が比較的緩い傾向が見られるほか[96]独立U局を中心に放送されている、いわゆるUHFアニメや、WOWOWで放送しているWOWOWアニメは、この様な流れの中誕生した経緯があり、相当規制が緩く露骨な性的描写を含む作品が放映されたことがあるが、これについては、それぞれの項に詳細が記載されているので、本項では割愛する。

2000年より放送がスタートしたBSデジタル局では特にBS-i(現:BS-TBS)が突出して深夜にアニメに注力しており、性的表現が多々見られた深夜枠第1作『まほろまてぃっく』以降、その後も同種の傾向の作品が少なからず続いている[97]

代表的な例

本作放送までは比較的この種の表現に寛容と考えられていたフジテレビ系で放送することを念頭において制作され、本来は入浴シーンを始め、各種お色気描写がかなり満載となっている。ところがフジはこの作品の本放送開始と時を同じくして規制を厳格に転じ、放送版では大幅な修正を余儀なくされた。その結果、肝心の入浴シーンはもうもうたる湯気で真っ白、ファンには“湯気アニメ”と揶揄される有様であった。性的描写の問題がもっとも先鋭化した問題のひとつとして知られている。(この件に関してはGIRLSブラボー#アニメを参照)。なお、本作の続編は後にWOWOWに移り、「R-15指定相当(年齢制限という訳ではない)」で放映された。[98]
本来AT-Xでの放送を念頭においた作品だったこともあるが、地上波の放送において、女子小学生(相当)キャラクターの裸体および入浴シーン(エロティックなものではなく、作劇上必要かつ自然なもの)に対して修正が入り、物議をかもした(詳細は別項を参照)。
原作では流血シーンやパンチラなどお色気描写が多々存在するが、アニメ版ではその類の描写がほとんど削除され、流血絡みの作品設定も変更を余儀なくされた。

放送版とパッケージ版の差異

テレビアニメの項を参照されたい(UHFアニメなどでも同様の傾向が多々見られる)。

深夜アニメの一覧

深夜アニメ一覧を参照。

余談

テレビアニメの項を参照。

脚注

  1. ^ 季節によっては日の出の関係から『28時(早朝4時)台の番組は「早朝アニメ」に分類』との見方を取る者もいるが、本項では朝の番組に表示される時計字幕スーパーがないことや、番組編成上は深夜番組として扱われているため(28:00開始等と表記される)、28時台も深夜アニメに含むことにする。場合によっては番組終了後に翌日の放送開始を意味するオープニングが放送されることもある。
  2. ^ 木曜23時から24時と深夜にしては比較的浅い時間帯に放送。
  3. ^ 例:定時枠では今日からマ王!(第1~第2シリーズ、教育)、SAMURAI 7総合)など
  4. ^ それ以外では『鉄人28号』を早朝枠で放映したのみである。
  5. ^ UHFアニメでは、『プレイボール』シリーズと『パピヨンローゼ New Season』、2008年4月期よりBS朝日より移籍の『アニメスピリッツ』枠ほかの7本。日本テレビ深夜アニメもごく僅かだが、放映実績がある。
  6. ^ テレビ朝日地上波で放映された『ZOMBIE-LOAN』はBS日テレで遅れネットとなった。また、UHFアニメでの放映形態による『アニメ魂(アニメスピリッツ)』枠を2008年4月まで持っていたほか、2007年4月-10月の間は同じくUHFアニメの『桃華月憚』を先行放送していた。
  7. ^ ただし、当初は全日帯の放映を前提に制作されていたのが、諸事情で深夜枠での放映になった。
  8. ^ TBSアニメフェスタが初めて開催された2001年においては、『まほろまてぃっく』も大きな目玉コンテンツであった。BS-i限定放映深夜アニメ枠は、2005年6月に終了の『これが私の御主人様』で一旦休止となるが、2006年10月より『Kanon(TVアニメ第2作)』で一時復活し、2007年秋に『CLANNAD』で再開する予定となっていたが、当作ではTBS、MBS、CBCなどでの地上波放映が追加された。
  9. ^ これは系列局であるytv制作を含めた全日帯アニメでも同様の傾向となっている。
  10. ^ 2007年4月-9月放送した『クレイモア』は、現状ではSTVで1クール遅れネットされたのみである。また、『魔人探偵脳噛ネウロ』は2008年1月よりytvおよび広島テレビ(HTV)での1クール遅れ、同年3月よりCTVとSTVでの約5ヶ月遅れでネットしているのみである。
  11. ^ 番組ホームページでは「日本テレビ系(一部地域を除く)」という表記が多いが、放送開始時には関東ローカルなど一部地域でしか放送されないことが多い。
  12. ^ キー局では放映終了した作品が2年以上遅れて地方系列局でネットされることも珍しくない。土曜(水曜)のミニアニメ作品は一般向けバラエティ番組に内包する形で放送していることもあり、地方での放送は比較的広範囲に及び、話数遅れも1クール程度にとどまっている。
  13. ^ 2007年秋に視聴率不振を理由に月曜夜7時の全国ネット枠からytv・日テレおよびSTVでは深夜枠へ移動となった(ytvは10月より月曜深夜枠、日テレは11月より木曜深夜枠、STVでは2008年1月より(ただし再開当初は平日午前帯放映)
  14. ^ UHF系アニメは過去に数回の事例があり、2009年1月期は地上波と同時展開中の1作品と旧作品1つが放送中。この逆に、BS日テレで放送し、地上波では未放映となった作品もある(『NIGHT HEAD GENESIS』)。
  15. ^ 番組関連のCMが流れることはあるが、スポットCM扱いである。
  16. ^ 言わば深夜アニメとしては珍しい番組販売の形式である。これはバップが日テレの子会社であることが大きな理由と見られる。全国ネットであった『NANA』本放送時も事実上スポットCMで固めていた。なお、地方局ではローカルスポンサーがつく関係でスポンサー表示をする場合がある。
  17. ^ 2クールを超える放映話数の深夜アニメは、他系列では2007年9月で終了となったテレビ東京の土曜深夜小学館原作作品枠の一部作品以外、極めて稀である)
  18. ^ 30分の深夜アニメ作品としては、関西テレビ制作の『ギルガメッシュ』が初の事例。なお、日テレでも2005~2006年に放送した深夜アニメ『NANA』で全系列放送局の放送を実現。加えて深夜アニメでは極めて事例の少ない、全系列局同時ネットをも実現した。
  19. ^ 過去同局の深夜アニメ『はじめの一歩』でも、第1シリーズ放送後に同様の展開があった。
  20. ^ かつては、ytvからの逆ネット作品である『エンジェル・ハート』や、スカイパーフェクTV!で先行放送された『攻殻機動隊』シリーズの地上波放送ではフルサイズ放映を実施していた。
  21. ^逆境無頼カイジ』・『魔人探偵脳噛ネウロ
  22. ^ 2008年7月期『乃木坂春香の秘密』・同年10月期『ケメコデラックス!』・2009年4月期の『07-GHOST』。先の『無敵看板娘』を含めて三作品すべてytvが関与した。ytvが深夜(UHF)アニメ製作に参入したのは近畿2府4県の民放テレビ局で最も遅い。
  23. ^ 2004年3月の『探偵学園Q』放映終了後は、在京キー局で唯一自社制作の全日帯アニメが存在しない時期が続いた。2007年4月より『ラブ★コン』で3年ぶりに再開したが、ネット局のうちMBSやCBCでは深夜帯放映だった。同番組終了後はTBS制作全日帯アニメ枠は再び休止となり、2008年4月改編で『報道特集NEXT』の一部となり、MBSなどと共に土曜夕方5時30分~6時のアニメ枠は廃止となった(ただし土曜日5時~5時30分枠で復活する可能性は残されている)。
  24. ^ BS-TBS未放映作品:『ワンダフルアニメ』全般および『BLUE GENDER』(BS-TBS開局前に放映)、『ジパング』(CSでは共同制作のアニマックスで放送)、『Fate/stay night』(CSではAT-Xで放送)、『びんちょうタン』10 - 12話(TBS同様に番組編成の都合で9話で打ち切り。MBSのみ放映。
    また、スカイパーフェクTV!における子会社C-TBS関連のTBSチャンネルやキッズステーションが『xxxHOLiC』など一部作品で制作協力するほか、他のアニメ専門チャンネルで放映する場合あり。(アニマックス:『この醜くも美しい世界』『これが私のご主人様』『BLACK CAT』など。AT-X:『Fate/stay night』『苺ましまろ』『神曲奏界ポリフォニカ』など)
    BS-i限定放映作品に関してはBS-i限定放映深夜アニメ枠を参照。
  25. ^逮捕しちゃうぞ フルスロットル』は関東ローカル放送だった。
  26. ^ジパング』では、MBS・RKB毎日放送・HBC・東北放送(TBC)でも放映されたにも関わらず、CBCでは放映されなかった。
  27. ^ 『ああっ女神さまっ(TVアニメ版第1期)』。ただし日曜早朝枠(途中で土曜日に移動)での放映であった。なお続編の『ああっ女神さまっ それぞれの翼』はMBSのみネット。
  28. ^地上波デジタル放送でも同様であり、『びんちょうタン』MBS放映分を除いてネット局やキッズステーションなどのアニメ専門チャンネル放送分(アニマックスやAT-Xでも放映作品の一部を除く)でも同様である)
  29. ^ ただしマスター自体はハイビジョンでも、放送局向け素材はSD画質にダウンコンバートしている例も一部見られる(『マクロスF』。BDソフトではハイビジョン収録)。
  30. ^ 最近でも、2007年にCBCが制作に関った深夜アニメ『のらみみ2(に)』を東京の独立U局であるTOKYO MXにて放送したことがある。
  31. ^ このほか、MBS制作全日帯アニメ(主に土6日5枠作品)の再放送を水曜深夜帯にて行っている。
  32. ^ 2009年現在MBS制作深夜アニメで東名阪地区のみネットとなったのは『銀河漂流バイファム13』『成恵の世界』『灼眼のシャナII(Second)』『TALES OF THE ABYSS』のみ。
    ちなみにMBS/CBC両局制作アニメ中、本放送時点で歴代最多のネット放送作品は『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』(13局ネット、CBC制作)。本放送終了後に遅れネット放送した局も入れた場合、MBS制作の『コードギアス(1期)』(26局ネット、全日帯での放映の局(チューリップテレビ(TUT)、IBC岩手放送)もあり)がそれを上回る。なお『コードギアス(1期)』は、本放送終了後にネット局が地上波に限れば16局追加され、更にBS-TBSでも「TBS以外のJNN系列局単独制作深夜アニメ」としては史上初めて遅れネットされた。
  33. ^ MBSの深夜枠全体が逼迫している状態の中、UHFアニメを多く放映しているために、このような事例が多発している傾向が見られる。2008年10月期の『アニメシャワー』枠においては全てUHFアニメで占められた事例が発生したほどである。
  34. ^ 古くは1999年の作品『Blue Gender』で既に存在している。(KBS京都へネット)。なお、今のところ“中京地区のみ独立U局もしくはテレビ愛知テレビ東京系だが、諸事情でUHFアニメの中京圏最大の受け皿放送局)、関西・中京圏共に独立U局放映”というパターンは発生していない。
  35. ^ ほか、『009-1』『Venus Versus Virus』『怪物王女』(いずれもKBS京都)など。
  36. ^ ほか、『ロミオ×ジュリエット』(KBS京都とサンテレビへ)および『イタズラなKiss』(サンテレビへネット)など。ちなみに『ロミオ×ジュリエット』の場合、CBC・TBSでは同作品の前に放送していた『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』をMBSでは約4か月近く遅れてネットしたことも影響しているものと見られる。元々MBSはCBC制作深夜アニメの放映を後回しにする傾向が見られ、『ウィッチブレイド』『のらみみ』シリーズに至っては関西圏では未だ放映されていない。
  37. ^ MBS制作。2008年4月より日曜夕方5時枠(日曜午後五)全国ネットにて放送した(この枠は土6枠の時間帯移動により誕生したもの)。TBS系列作品において「深夜帯ローカルセールス枠→全日帯全国ネット枠に変更」と言う事例は史上初となった。
  38. ^ MBSが制作に加わり、MBS木曜深夜枠での放送となった。MBSでは同局公式サイト内番組紹介ページも開設、それなりに力を入れたほか、更に関東圏は独立U局各局からTBS、中京圏はテレビ愛知からCBCへ、それぞれ放送局が変更し、全ての地上波放映局がTBS系列に統一され、史上初となる上記の事例が誕生した(逆のパターンは過去にいくつか見られた)。
  39. ^ 第1期のみ。地上波系列局ではRKB毎日放送のみ放映。続編『 - 第二幕』はTBSは不関与。)
  40. ^ BS-iを含むほとんどの放映局では深夜帯放映であったが、MBSにおいては、TBSでは同時期に『ラブ★コン』を放映の土曜夕方5時30分枠での放映であった(ただし世界陸上中継や秋改編期恒例の特別番組の関係で遅れネットが拡大した)。
    本作はTBS・MBS両局の共同制作作品だが(深夜アニメとしては史上初。TBS土曜夕方枠放映作品では既に前例があり、TBS・MBS・CBC3局共同制作作品も存在した)、時間枠的に見るとMBS側が優遇している感が強い。同局の放送対象地域内の兵庫県西宮市には阪神甲子園球場が存在し、本作で扱っている高校野球に対する視聴者の注目度の差もあったと思われる。後に北陸放送(MRO)でも夏休み午前帯に集中放映を行った。
  41. ^ この作品を放映する際、TBSでは一時的に放送枠を1つ増やし、火曜28:15 - 28:45に放送し(これは関東地上波としては近年最も遅い放送枠であった)、MBSでも一時期休止していた土曜27:25 - 27:55枠をTBSと同じ理由で半年ぶりに一時復活させた(ただし「アニメシャワー」枠外扱い)。
    なお、2009年にはアニメ第2シリーズ『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』が制作されたが、こちらはUHFアニメとして放送されており、TBSは関与していない(MBSは放送。中京圏ではCBCは放送せず三重テレビ・岐阜放送にて放送)。
  42. ^ 自社が関与する作品を優遇する姿勢が強いMBSとしては極めて珍しい例でもある。これは、同局の放映エリア内に『びんちょうタン』のお膝元、和歌山県日高郡みなべ町があるためとされている。
  43. ^ 北海道文化放送 (uhb)もノイタミナ作品を多く放送しているが、時に枠自体を休止したりすることもあるため、レギュラーネット局からは外した。
  44. ^ この枠は2006年10月より『蟲師』終了後半年のブランクを経て再び新設された土曜深夜枠が源流であるが当時は枠に名前は付いていなかった(深夜コンプレックスバラエティ枠「DO!深夜枠に内包)。2008年10月期より水曜深夜『メディア工房』枠に移動した際、『NOISE』のブランド名が付けられた。
  45. ^ 現在の放送体制に落ち着いたのは2007年『スカルマン THE SKULLMAN』以降。それ以前は地上波ではフジテレビのみの放送だった。
  46. ^頭文字D』シリーズ(本放送時。後にMBS『アニメシャワー』枠でも放映)、『HELLSING』(TVアニメ版)、『ラーゼフォン』など。
  47. ^ ちなみに『ギルガメッシュ』は2008年現在、フジテレビを含む全てのFNS系列局でネットされた唯一の深夜アニメであり、30分の深夜アニメ作品としては、TXN以外で全系列局へのネット放送を果たした初の作品でもある。後にBSフジでも放映された。
  48. ^ 現在はBSフジで旧作が1つ放送中。
  49. ^ メ~テレでは「UHFアニメを合わせると、キー局(テレ朝)より準キー局(メ~テレ)の方が深夜アニメの放映本数が多い」という現象が発生している。このような現象は、一時期フジテレビ系列局の一部で見られたものの、現在他の民放系ではあまり例が少ない。2008年の一時期はキー局では深夜アニメが1本も放映されていないのに、準キー局では放送されている」状態も発生していた。
  50. ^ 当時はクロスネット関係にあった日テレ系列で放送された。
  51. ^ この頃は旧・テレ朝ネット枠だった火・水の枠(うち1本は遅れネット)をUHFアニメ枠に変え、古くからUHFアニメ枠となっている金曜枠と合わせて合計4本枠となった。
  52. ^ 同年7月改編では火曜の「(純然たる)UHFアニメ」枠および金曜枠が、更に10月改編では水曜枠が消滅し、アニフリ枠のみとなった。翌2008年1月改編で金曜深夜枠が再復活するも、4月改編ではアニフリ枠が消滅、さらに7月改編では金曜深夜枠が再び消滅した。
  53. ^ 関東圏では独立U局でネットされた『銀色のオリンシス』はABCとメ~テレの共同制作である。
  54. ^ 2008年現在、ANN系列局制作作品の深夜アニメで唯一の逆ネット例でもある。
  55. ^ 2006年4月期は、自社制作1本、テレ朝からのネット作品1本、UHFアニメ2本の合計4本体制。
  56. ^ かつては広島ホームテレビ(HOME)が散発的ではあるが現在の在広局で数少ないUHFアニメ放送局となっていた他、TXN系列の深夜アニメを放送したこともあった。青森朝日放送(ABA)では、過去にわずかながらテレ朝の深夜アニメを夕方枠で遅れて放映したことがある。
  57. ^ 特にKBCは在福局では放送終了が最も早いため、放映枠の確保もままならない状況である。主な例としては、『いちご100%』がKBCでは放映されず、隣県の山口朝日放送 (yab) ・大分朝日放送 (OAB) では放映された。UHFアニメに至っては、HTBは在札局では唯一放映実績が全くないほか、KBCでも『BLACK LAGOON』シリーズや『スケアクロウマン』が放映された程度である。
  58. ^ 他の放送局系列では何らかの形で放送局が制作に関与している作品が大半を占めるが、テレビ東京では放送チェック担当者(「番組担当」とクレジットされる)と番組広報担当者が存在するのみである。一部にはテレビ東京の企画担当者やプロデューサーが参加している作品もあるが、制作委員会のクレジットにはテレビ東京の名前が存在せずその実態は不明である。
  59. ^ 全く同一という訳ではなく、決定的な相違点は関東圏での放映局が「在京キー局」かつ「全てキー局最速放送(一部例外あり)」という点と、「スタッフに放送する局の局員(番組広報担当)がクレジットされているかいないか」である。
  60. ^ 月曜日・水曜日・日曜日が特に多く、逆に火曜日は非常に少ない。
  61. ^ハヤテのごとく!!』・『スレイヤーズREVOLUTION』・『スクールランブル二学期』、『ギャラクシーエンジェル』など。なお深夜版『ギャラクシーエンジェル』(第4期)は当初ブロッコリーがメインスポンサーだった全国ネット枠(日曜朝9時30分)で放送予定だったが、『デ・ジ・キャラットにょ』の不振から同社がこの枠のメインスポンサーから外れた際、既にこの枠に別のアニメを放送しており放送を先延ばしにしないための苦肉の策としてこの枠(読売広告社の買い取り枠だった模様)を利用したとの説がある。
  62. ^マリア様がみてる〜春〜』や『魔法先生ネギま!』(第2期:『ネギま!?』)
  63. ^ソウルイーター』と『ソウルイーター レイトショー』
  64. ^ 26:45枠。2009年4月現在、関東圏の全キー局では再放送を除いて最も放送開始時間が遅い枠。
  65. ^ 23:20枠。他の曜日よりも5分短い25分枠(-23:45)ではあるが、民放の深夜アニメでは非常に珍しいテレ東系(6局)と岐阜放送(ぎふチャン)へ同時ネットする枠となっている。
  66. ^ 2009年1月-3月期は月曜25:30枠が前クールの特殊な放送番組(前半にアニメ番組『美肌一族』を、後半に通販番組の2コーナーで構成された番組『週刊 美肌一族』)から完全なアニメ番組に移行。火曜25:30枠は過去の全日帯アニメの再放送が1クール限定で新設された。
  67. ^
  68. ^ 2008年4月より『ゴルゴ13』を放送しているテレ東金曜深夜小学館原作作品枠。なお、この枠は長らく土曜深夜小学館原作作品枠をネットしていたが2007年10月から半年間休止していた。それ以外には2004年版『鉄人28号』が早朝枠にて遅れネットされたのみである。
  69. ^ これは旧・東京12チャンネル時代から、現在に至るまでMBSがテレ東の株を所有しており、またMBS腸捻転ネット時代、テレ東が一部の番組を相互にネットしていた(『ヤングおー!おー!』・『大江戸捜査網』等)名残と見られる。
  70. ^ 近年のTVO未放映作品:『ガン×ソード』(テレビ東京での本放送終了後、TVAにネット)。2007年4月-9月放映の『エル・カザド』は1年3ヶ月ぶりに関東ローカルでの放映だった。
    近年のTVA未放映作品:『月詠 -MOON PHASE-』『モノクローム・ファクター』。いずれもTVOではネット。
  71. ^ TSCの場合、2008年4月期ではテレビ東京系の深夜アニメも4本(再放送を入れると5本)と、TXN系列局で最少となっている。
  72. ^ 例:『ギャラクシーエンジェる〜ん』(フジテレビ系列の仙台放送でネット)、『ARIA』シリーズ(第1期はTXN系列局6局、第2期は東名阪の系列局3局に合わせて、独立U局びわ湖放送でも放送)など。岐阜放送でも2006年10月改編からテレビ東京からの深夜アニメを番販購入という形でネットしている。
  73. ^ ただし放送エリア拡大案に関しては、静岡県においてはTVAの大株主である中日新聞と競合する静岡新聞グループから、兵庫県や京都府においては4大キー局や独立U局から、更に広島県においてもTSCの親会社の山陽新聞と競合する中国新聞グループから、それぞれ猛反発を受けるのは必至と見られる。
  74. ^ 詳細はこちらの参照。
  75. ^ 同一地区のANN系列局ほどではないが、TVhもTVQも深夜帯にまで自社制作番組を放送する傾向がある。特にTVQは独立UHF局制作の番組も多数放送しているほか、ローカルの野球中継を放送することもあり、ゴールデンタイムの番組が後日振替放送されることも多い。
  76. ^ そもそも香川・岡山の放送局はTSC以外の局での深夜アニメの放映実績が全国平均レベルよりも少なく、UHFアニメに至ってはTXN系列局が未開局の近隣県よりも放映実績が少ない(2007年10月現在で全系列局で通算6本のみ)。
  77. ^ 特にCREATIVE OFFICE CUEなどローカルタレントの強い地盤である北海道、および古くから在福局制作の九州広域ブロックネットで放送される深夜番組(KBC制作『ドォーモ』がその代表例)が多い福岡県では近年その傾向が強まっている。
  78. ^ 関西圏中京圏も、吉本興業など所属のお笑い芸人出演の深夜番組が強い地盤の地域であり、その合間を縫いながら多くの作品を放送している。そのため、関東圏よりも編成の都合から放映時間の変更が頻繁に行われることが多く、更に特別番組が入ると放映休止になることが多いため、ネット遅れが他地域より拡大する例が後を絶たない。
  79. ^ 経営の弱い地方局では、深夜アニメよりも多くの広告収入が期待できるテレビショッピングを編成し、放映する傾向が顕著である。
  80. ^ (近年は減少しているが)プロ野球ナイター中継日本シリーズ中継の延長に伴う影響が大きく、ローカル局でも同様の影響を受ける。
  81. ^ ただし、独立U局が存在する府県でも、大阪府以外の近畿1府4県および、三重県岐阜県のそれぞれ一部地域のようにTXN系列局が受信不可能な地域がある。
  82. ^ 独立U局ではサンテレビKBS京都阪神タイガース戦完全中継を行う関係で、深夜枠の総数の制約を受けていることから、特に前者の深夜枠がすぐ満杯になりやすい。
  83. ^ UHFアニメにおいては、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』が東海テレビ(THK)での放映予定が急遽キャンセルされ、その代替として中京テレビ(CTV)での放映が決定した際に、他地域とのタイムラグを挽回すべくUHFアニメとしては異例の『2話連続*3日+3話連続*1日』の特別編成を行っている。
  84. ^ 読売新聞(2003年5月30日)はこの件を、当初は5月28日午後4時に納品予定だったが、制作が遅れるなどしたため、放送局に完成作が届いたのは翌日深夜0時35分になった。このため、局の判断で前週分の再放送に踏み切ったと報道した。
  85. ^ このような場合、BSフジフジテレビ721と言った子会社の各衛星放送局に加え、その他にもアニマックスキッズステーションなどで残った放映分を消化、もしくは初めて全話放映された作品も少なくなかった。
  86. ^ フジテレビでは『フルメタル・パニック?ふもっふ』のみ放映。前作もWOWOWで放映されたことから、実質WOWOWに再移籍という形となる。
  87. ^ 先述のように『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の放映予定がTHKではキャンセルされ、中京テレビで代替ネットされたことで、2007年5月をもって同局からUHFアニメ枠が一時消滅したが、7月より『ひぐらしのなく頃に解』で再開するも(ただし枠や広告代理店の都合などでKTVではなく、サンテレビ(SUN)とKBS京都との組み合わせになった)、京田辺警察官殺害事件の影響で打ち切りとなり、一時期KTV共々UHFアニメ枠が休止状態となっていた。
  88. ^ 元々最終6話はDVDのみの予定だったが、事前告知は行っていなかった上、地上波放送終了時に『未放送分はBSフジで放送』と発表したことで、地上波でしか見られないファンからは不興を買う結果となってしまった。逆に地上波にて視聴できない地域では、BSフジを通じて終盤だけを先に視聴する格好となってしまった。なお、後日BSフジで改めて全話放送された。
  89. ^ ただ、増えたとは言え基本放送体制は火曜から木曜に各1本ずつであったため、一時期のフジテレビほどの放映本数ではなかった。
  90. ^ 『ガラスの艦隊』は、テレビ朝日では最終話が未放映のままシリーズ途中で打ち切られたが、制作局のABCでは放映した(ただし、両局共に未放映エピソードあり)。ちなみに迷走していた2006年10月 - 12月にかけてABC・メ〜テレが共同制作した深夜アニメ・『銀色のオリンシス』はテレビ朝日で放送されず、関東独立U局ネットでの放映となったが、この件と関係あるかどうかは定かではない。
  91. ^ 実際にはテレビ朝日が深夜アニメ枠を全廃したのではなく、迷走を忌避される形でテレビ朝日への深夜アニメ放映の企画の持ち込みがなくなったのではないかという見方もある。
  92. ^ 系列局やBSデジタル局などでは遅れネットなどの関係もあり、UHFアニメを含めて普通に改編期をまたいで放送することが多い。TBSが制作した『びんちょうタン』が、同局やBS-iでは編成の都合でシリーズ途中で放映終了となったが、系列局のMBSでは改編期をまたぎながらも全話を放送したという端的な例もある。
  93. ^ 1997年暮れに起こった、いわゆる“ ポケモンショック ”の影響によって表現規制が強化されたとされている。
  94. ^ 最近ではテレ東の規制は以前ほどは厳しくないとの声も聞かれる。(「モンキーターン」や「創聖のアクエリオンでも少しだが女性の下着姿があった。)しかし、明確に公表している訳でないのは、相変わらずでありかえってファンやアニメ制作者たちから「(局の)さじ加減一つでどうにでもなる不透明で合理性のない規制」と不信感を強める結果ともなっている。
  95. ^ガン×ソード』第17話など。これは一部の全日帯アニメでも行われている手法である。
  96. ^ とりわけ、TBSとMBS・CBCとの間の温度差が際立っている(例:『ウィッチブレイド(CBC)』、『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-(MBS)』)。
  97. ^ ただし、BS-i限定放映深夜アニメ枠を休止した頃から『まほろ~』などで見られた乳首表現などが見られなくなっており、地上波でも放送できる様なお色気要素の少ない作品を放送することが多くなってきている。
  98. ^ ただしDVDソフトでは映像倫理協議会によってR指定を受けているため中学生以下は視聴できない。

関連項目

放映枠別

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外部リンク

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