RED GARDEN

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RED GARDEN
アニメ
原作 GONZO
監督 松尾衡
シリーズ構成 山下友弘
脚本 山下友弘、岡田麿里、佐藤裕
キャラクターデザイン 石井久美、藤純(原案)
音楽 千住明
アニメーション制作 GONZO
製作 トライネットエンタテインメントGDH
放送局 テレビ朝日サンテレビAT-X
放送期間 2006年10月3日 - 2007年3月13日
話数 全22話
漫画
原作・原案など GONZO
作画 綾村切人
出版社 幻冬舎コミックス
掲載誌 月刊コミックバーズ
発表期間 2006年8月30日 - 2009年1月30日
巻数 全4巻
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

RED GARDEN』(レッドガーデン)は、2006年10月より2007年3月までテレビ朝日ほかで放送された日本の連続テレビアニメ作品。また、それを原作にした漫画と小説。

本編は完結し、OVA版作品『デッドガールズ』が2007年8月8日にリリースされた。

概要[編集]

音声面での特徴[編集]

プレスコ方式(先に声優が録音をし、それに応じて動画をつくる)で製作された。このアニメで言うプレスコとは、具体的にはコンテ撮の一種だが、セリフの間なども完全に声優にゆだねている点がアフレコと決定的に異なる。収録はシーン毎に、各キャラのセリフがかぶった状態で録音される。そして収録後にセリフや呼吸音などのスポッティングを行い、その後に作画を行っていることが、DVD BOX Iの解説冊子やRGTVなどで明らかになっている。同冊子によると、セリフ合わせにかかる時間は1話あたり50時間以上にもなるそうで、これは通常のセリフ合わせにかかる時間を4時間とすると、12倍以上である。

初期のエピソードでは、劇中にセリフの延長として歌わせる[1]という、アニメでは他に例の無い演出を行っているが、DVD-BOX Iのオーディオコメンタリーにおいて、松尾監督は当初この演出には反対していたとコメントしている。ケイトら少女たちが歌うDVDのCMは、この演出を監督みずから逆手に取ったものである[2]

映像面での特徴[編集]

登場するキャラクターが頻繁に個性・季節・TPOに合わせた着替えを行う。衣装のコーディネートは基本的にキャラクター原案者が行っている。

また、実際にニューヨークにロケハンを行い、現地の風景等をある程度忠実に再現している[3]。背景のビル群や学園の建物などには、目立たないようCGを使用している。

ストーリー[編集]

舞台はニューヨークルーズベルト島。同じ学園に通うケイトローズレイチェルクレアは、朝から身に覚えの無い感覚を感じる。その日、共通のクラスメイト・リーズの死を伝えられ、4人は悲しみに暮れる。その日の夜、4人は導かれるように人気の無い倉庫へと集まるが、そこに現れた謎の男女から、既に自分たちが死んでいる身であることを告げられる。その後、4人は自分たちの意思とは関係なく、夜ごと怪物と戦う日々を送ることになる。

キャラクター[編集]

以下、話数は、特に説明が無い限りアニメ版の話数を指す。

ヒロインたち[編集]

生前の共通点は、リーズと友達だったこと。彼女たちは5人とも一度死亡したが、ルーラ達から新しい身体を与えられたアニムスとして生き返った。リーズを除く4人の元の身体は、ルーラ達だけが知る秘密の場所(実は学園の地下)にある棺の中に安置されている。アニムスになれるのは死亡した女性のみであり、その体は常人と同じく病気に罹る事もあれば体調不良に陥る事もある。常人より体温が低く、また傷の治りが遥かに早い為、死亡さえしなければ重傷もすぐに回復する。ドロルに対抗できる超人的な能力を有するが、その覚醒には本人のセンスが必要。ケイトが覚醒してからは他の3人もすぐに覚醒しており、漫画版でも語られるように覚醒者が近くにいれば他の者も連鎖的に覚醒する模様。定期的に力を発散しないと体調不良に陥るらしく、戦いはそうした不調を解消する側面も持つ。アニムスは常に激しい渇きに侵されるが、何故かレモンだけはその不調を癒すらしく、生のまま齧っても酸味や苦味を感じる事は無い。前述の通り高い能力や回復力を持つが、唯一「生きる事を諦めた」瞬間が彼女達の死を招く。諦めた者は灰に変わり、二度と蘇生される事は無い。この際、元の体は安置所から運び出され、表の世界で死体となって発見される。

ケイト・アシュレイ
- 富坂晶
イギリス系の少女。グレース(後述)に所属している優等生。プレドラマCDやポーラの発言から、リーズとは特に親しかったとされ、交換日記をしていた。両親は仕事で不在がちであり、普段は姉のエマと二人で暮らしている。自分の「死」の影響で、グレースとしての活動はあまり出来ていない。8話で個性的な味覚の持ち主であることが発覚した。10話時点での腕立て伏せの自己ベストは0回。真面目で冷めた性格をしていたが、戦闘中に覚醒した能力のコツを掴む為に努力し、それをローズにも教えてやるなど優しさも併せ持つ。自身の死を通じ、生きる事の喜びを知って行く事となる。
姉のエマを通じて偶然知り合ったエルヴェに、彼がドロルとは知らず利用され、後に正体を知ってしまい裏切られた事にショックを受けた。死亡したと思われていたリーズを発見し彼女を取り戻そうとするもヴィヴァレオ製薬に拉致され、失敗したリーズの代わりとしてドロルの血液を輸血されそうになるも、すんでのところでエミリオによって救われた。その際にエルヴェと共に裏切った彼を罵倒するも、命懸けで自身を救い出してくれたエミリオを拒絶する事はできなかった。
「呪いを解いた瞬間、それまでの記憶を失い永遠に生き続ける」と言うアニムスの真実を知るも、「それでも生きたい」とそれを受け入れ、エルヴェと対峙する。最後はリーズの灰から咲いた花で埋め尽くされたレッドガーデンの上で泣き続けた。
漫画版ではアニムスを「絶望の伝染」だと考えており、自分のせいでポーラがアニムスとなってしまった事を悔やんでいる時期もあった。また、エルヴェに裏切られた事で一度は生きる事を諦めそうになるも、仲間たちの呼びかけで踏み止まる事ができた。最終的に体を取り戻す事は敵わず、リーズと共に崩壊したルーズベルト島でアニムスとして生き続けている。
後期OPの学生証によれば、スペルは「Kate Ashley」。
ローズ・シーディー
声 - 辻あゆみ
家庭的でどんくさい少女。父親が失踪し、母親は入院している。そのため、本編で毎朝弟妹の世話に追われ、遅刻が多く、ジェシカらグレースに目をつけられている。戦いが苦手で、自分の存在理由を家族に求める傾向がある。8話時点では、腹筋運動が5回しか出来ないらしい。努力家で、一生懸命勉強して学費の減免を受けており、新しい体の能力も努力の末に開花させ、16話では、行方知れずだった父を探し出した。戦えない言い訳を重ねていたが本当はそんな自分をもどかしく思っており、臆病な性格を改善したいと思っていた。戦いを通じてそんな性格は改善されて行き、最後は立派にドロル達と戦えるようになっている。意外にブラックコーヒーが好き。
人生が好転し始めた矢先にアニムスの真実を知ってしまい、その際はレイチェルに対し半ば八つ当たりに近い感情をぶつけた。
ジェシカの記入した警告チケット(1話)によれば、スペルは「Rose Sheedy」。漫画版では、最終的に人間としての体を取り戻し、たくさんの孫に囲まれた優しい老婆となっている。
レイチェル・ベニング
声 - 新谷良子
容貌やスタイルに恵まれた華やかな少女。母親がアルコール依存であるなど、その家庭内に問題を抱える。本人はたくさんいる遊び友達と夜な夜な出歩くことが多い。自分の「死」に伴う日常の激変に耐えられず、一度戦いからの逃避を試みた事もある。また、戦闘ではしばしば肩を噛まれる。最初の戦闘で能力の片鱗を見せるなどしたが、それ以降はケイトが覚醒するまで能力を見せていない。ケイトを「ミス・グレース」と呼ぶなど、グレースには反発を感じている。意外に甘党。ルークと付き合っていたが、16〜17話で別れた。
ルークや級友達とのいざこざも相まって、アニムスが記憶を失う事に対してはすんなりと受け入れていた。
公式ガイドブックによれば、スペルは「Rachel Benning」。漫画版では、最終的に人間としての体を取り戻し、50年経った今でもスキャンダルに事欠かない破天荒なスターとして活躍している。
クレア・フォレスト
声 - 沢城みゆき
ヒスパニック系の血が入っている設定の少女。母親と死に別れ、父親に反発してダウンタウンのアパートで一人暮らしをしている。そのため生活は苦しく、電話やガスを止められたりしており、自分の「死」の影響でバイトもままならない。ユアンとつるんでいるが、彼氏とまでは見ていない様子が窺える。生き残りの能力に秀でており、戦闘時に他の三人を庇ったり、武器を用意して積極的に攻撃したり、自分たちの「死」の真相を調べたりと積極的な行動をとる。日ごろは強気な態度を取るが、精神面には意外な脆さが隠されている。自家用車を乗り回し、クラシック音楽が趣味。外猫を飼っている。
兄の事業の失敗と自殺未遂、そしてそれによって明らかになった父の本当の想いを知り、わだかまりを解く事となる。クリスマスの夜にハンバーガー屋を正式に辞め、ユアンの想いを受け入れた。
公式ガイドブックによれば、スペルは「Claire Forrest」。[4]漫画版では、最終的に人間としての体を取り戻して世界中を巡り、気まぐれで出した手紙でインドまで駆け付けたユアンとその場で結婚した事が語られている。
リーズ・ハリエット・メイヤー
声 - 福圓美里
既に死体が発見され、葬儀が行われた学園の生徒。彼女の新しい身体はドロルの一族(後述)に奪われ、ベンダー達の技術によって蘇生した。蘇生後の彼女は記憶を失っているが、エルヴェには好意を持っている節がある。
実は生前、エルヴェとは恋人同士の関係であり、彼の事を交換日記に書いた事が真相を突き止める手がかりとなった。エルヴェとの会話を通じ、薬で抑圧されながらも記憶を取り戻しつつあったが、ベンダーの更なる投薬によって再び記憶は抑圧された。後にドロルの体液を注入され、返り血を浴びると発症するようになる。ただし、純粋なドロルと異なり、時間が経つと元に戻る上、アニムスに襲い掛かる事も無い。
ヴィヴァレオ製薬から救出された後は生前の記憶に従って街を彷徨い、学園にてケイト達と再会する。呪いが解けた後、その体は眠るように土へと還り、ルーズベルト島一面に咲く赤い花となった。
漫画版では、他の4人より1年以上早くアニムス化していたとされ、その素質は凄まじいものであったという。ヴィヴァレオ製薬に囚われドロルにされてしまう事は原作と同じだが、その後の戦いで命を落とす事は無く、50年後もアニムスの体のままケイトと共に生き続けている。
墓碑銘(3話)によれば、スペルは「Lise Harriette Meyer」。

教育係たち[編集]

教育係は、学園関係者を除けば、ルーラ以外に3人いることが確認されており、JCを除けば全員がアニムスである。

ルーラ
声 - 田中理恵
ケイト、ローズ、レイチェル、クレアに死の宣告をし、アニムスとしての仮の命と、獣人たちと戦う使命を与えている。大きな唇が特徴的な風貌を持ち、視聴者からはクチビルと呼ばれがちである。表の顔は葬儀屋。普段は教育係として冷徹に振舞っているが、近しい者であるJCに対しては別の一面を見せていた。アニムスとしての能力はずば抜けており、エルヴェさえも圧倒した。前期エンディングでの振舞いとのギャップが大きいキャラ。
漫画版ではJCではなく彼女がギルバートと共にエルヴェに引き裂かれ殺される。
JC
声 - 近藤隆
ルーラと行動を共にしている。JCとはJeremy Charlesの頭文字。16話で、ルーラを庇いエルヴェの手にかかって死亡。ルーラとの上下関係は不明であったが、ルーラに看取られる時に彼女とは姉弟の関係であったと判明。また、アニムスに加担しているものの彼自身は生身の人間であったことも明かされる。4人の中ではクレアが好みらしい。漫画版では一命を取り留め、ルーラを看取っている。その後の消息は不明。

エルヴェと、その一族[編集]

エルヴェの一族は、ルーラ達からはドロルと呼ばれている。彼らの先祖がルーラ達アニムスから呪いの書を一冊奪った際にかけられた獣化の呪いの影響で、一族の人間は個人差こそあれ、早死にと発症(呪いの発現)の恐怖から逃れることが出来ない。呪いの影響で死んだドロルは、心停止直後に自我を失った形で蘇り、荒れ狂う獣のように周囲の人間を無差別に襲うようになる。こうなると銃弾を跳ね返しつつ高速で動き回るため、打撃を加えて撲殺する以外に有効な対抗手段がない。一族の女性は発症が早く、エルヴェの母親のような例外こそあるものの、ほとんどが10代のうちに死に絶え、7話時点ではアンナとミレーユ、15話時点ではアンナだけが残っている。

エルヴェ・ジラルド
声 - 子安武人関根直也(幼少期)
一連の事件の鍵を握ると思われる人物。発言に謎が多い。妹達の身を案じており、アンナたちの治療よりリーズにかまけているベンダーに、強い不満を持っている。ケイト達アニムスに対し強い憎しみを抱いており、呪いを解く為ならばアニムスと親しい関係を築く事も厭わない。ケイトに接近し恋に不慣れな彼女を翻弄し情報を探ろうとする。しかし彼自身もまんざらでは無かったようで、最終決戦の際も複雑な面持ちでケイトと対峙している。最期は発症したアンナに噛まれて重傷を負い、自身の手でアンナにとどめを刺した後、眠るように息を引き取った。
漫画版ではケイトに対して捨てきれない想いがあったようで、ケイトがプレゼントしたネックレスを持ち続けていた。ケイトを庇ったアンナをナイフで刺し貫いてしまい、その後は涙を流しながら彼女と共に去って行った。
ドロルとしての能力は非常に高く、複数のアニムスを相手にしたり、機銃の掃射すら容易に躱す(漫画版)。
カードキー(17話)によれば、スペルは「HERVÉ GIRARDOT」。
アンナ
声 - 升望
エルヴェの妹。ヴィヴァレオ製薬内の施設で治療を受けている。漫画版では日記からケイトの事を知り、懐いていた。アニメでも漫画でも最終的に発症するが、いまわの際に自分を取り戻す。
ミレーユ
声 - 山口立花子
エルヴェとは従兄妹。ヴィヴァレオ製薬の施設で治療を受けている。アンナより病状が重かった。15話で死亡。
ラウル
声 - 亀山助清
エルヴェやアンナからはおじさまと呼ばれている。一族の中でもっとも権力があると思われる人物。蘇生したリーズの身体に、一族の未来を賭けている。アニメではヴィヴァレオ製薬での役職が明確に描写されていないが、小説中では同社のCEOであり、フルネームがラウル・ヴィヴァレオとの記述がある。
ベンダー先生
声 - 杉崎亮
ヴィヴァレオ製薬にて、エルヴェたち一族の絶滅を防ぐための研究や、アンナ達の治療を行っている。手術を邪魔されることを嫌う。
エミリオ
声 - 羽多野渉
エマの恋人。彼女の妹・ケイトが一族の敵であることを知らされ、苦悩している。エルヴェ同様、人間離れした身体能力を持っている。
ギルバート
通称ギル。漫画版オリジナルキャラクター。アニムスを憎む、ワイルドで容赦のないエルヴェの仲間だったが、皮肉にもエルヴェに止めを刺された。

グレースのメンバー[編集]

グレースとは、学園内に存在する生徒会。基本的に服装自由と思われる学園内にあって、揃いの制服を着用し、理事長の命を受け、風紀の取り締まりや生徒の葬儀への出席などを行っている。なお、グレースのメンバーは成績優秀などの条件を満たした者から選抜される。それゆえ、生徒や保護者からも一目置かれ、一部生徒からは反感を買っている。また、大学への推薦が受けられるなどのメリットもある。ケイトも、選抜されて最近グレースの一員となった。

ポーラ・シンクレア
声 - 小林恵美
グレースを束ねる委員長。ケイトに対しては甘く、彼女をかばうために懲罰委員会では拒否権を発動した。理事長のことをおばさまと呼ぶことがある。実はアニムス側の内情を知っている者のひとり。19話で、ケイトに真意と愛を告白した。
漫画版では戦場に迷い込んでしまい殺害され、アニムス化する。アニムス化した後エルヴェ達に襲撃されたケイトをかばい死亡した。短期間ながら戦闘力は高かったらしく、ルーラにも評価されている。
ジェシカ
声 - 後藤沙緒里
グレースでの活動に熱心であり、規律違反に厳しく、ケイトと対立する。ケイト達4人のことを調べているうちに、ルーラたちの存在や4人の行動の類似性に気づく。友達が作れない。
ケリー
声 - 井上奈苗
グレースの一員として、ジェシカたちと共に行動することが多い。ケイトをかばうポーラに不満がある。

友人たち[編集]

ルーク
声 - 増田裕生
レイチェルの彼氏だが、回が進むにつれ、レイチェルに避けられていると感じるようになり、17話で別れた。前期エンディングではベース。
ヴァネッサ
声 - 松本桜
レイチェルの遊び友達。ふわふわの髪が特徴。
スーザン
声 - 南央美
レイチェルの遊び友達。ピンクの髪が特徴。
アマンダ
声 - 木村はるか
学園に入った頃からのレイチェルの遊び友達だったが、後に恋敵になる。ルークと距離を取ろうとするレイチェルとは反目し合ったり和解したりと微妙な関係を繰り返していたが、最後には彼女を殴打する事で決別した。
サム
声 - 白鳥修馬
レイチェルの遊び友達。彼氏持ちのレイチェルに気がある。グループ内ではいじられキャラだが、前期エンディングではギター。
ユアン
声 - 飯田利信
クレアの友達。クレアに気があり、彼女のバイト先のバーガー屋に通いつめている。その努力が実を結び、最終的にクレアに受け入れられた。前期エンディングではボーカル。
サラ
声 - 藤田瑞希
ローズの友達で親友だと思っている。ローズに父探しを提案した。

学園の教員・関係者[編集]

理事長
声 - 斉藤昌
学園の理事長。ポーラらグレースのメンバーに対して直接指示を出すこともある。生徒への警察の取調べの際には、理事長が立ち会う。実はアニムスの一員であり、ルーラより立場が上らしい。戦闘力はアニムス中最強レベルを誇り、老体ながら徒手格闘でエルヴェを圧倒する。ドロルとの最終決戦で限界まで戦い抜くも、灰となった。ルーラと並んで、前期エンディングとのギャップの大きいキャラ。
漫画版ではエリザベスという名前があり、四百年以上も生き続けている。「主の代理人」「アニムスの監視者」と呼ばれ、車椅子から立ち上がることはない。主に念動力のようなもので攻撃しドロルを一方的に倒していたが、エルヴェに隙を突かれ一瞬で殺害される。
ルーシー
声 - 石毛佐和
ケイトのクラスを担当する教師。眼鏡を着用している。ケイトが警察の取調べにあう際に立ち会っていた。実は、アニムスの中では理事長・ルーラ・JCより立場が上であり、若作りの姿のまま何百年も生き続けてきたらしい。ドラマCD「Red Garden 岩Mix」では、彼女がアニムス化した時の年齢について、意外な真実?が明らかにされている。
ニック
声 - 小野大輔
文学の教師。ローズのクラスを担当する。夜な夜なふらふら出歩いているが妻帯者。6話あたりからレイチェルに接近し、エスプレッソコーヒーを飲ませたりしている。前期エンディングではドラムス。
コー先生
声 - 松尾衡
歴史の教師。7話において、監督が自ら声を担当している。コー先生のセリフは実はアフレコであることが、DVD BOX IIのオーディオコメンタリーやプレスコ体感映像で明らかになった。
メアリー
声 - 山口立花子
自由を奪われ生き続ける呪いを掛けられているアニムスの主たちの一人。ドロルによって呪いの書を奪われて以後数百年もの間生き続けており、現在は学園の地下室で戦いの行く末を見守っている。呪いの書を奪還することによる呪縛の解放を渇望している。20話より登場。
漫画版では主の役割をエリザベスが務める為、彼女達は単に「アニムスの成れの果て」と紹介されるのみでルーズベルト島の崩壊後どうなったのかも描写されていない。

警察関係者[編集]

リーズたち、少女の連続的な不審死に疑問を持ち、10話でリーズが自殺と断定され捜査が打ち切られた後も、クロード達は他の公務の合間に捜査を続行していた。

クロード
声 - 辻親八
殺人課に所属する初老の刑事。妻が出て行ったことは警察内でも噂になっている。連続少女自殺事件の被害者の写真やケイトの証言などを糸口に、事件の真相に迫ろうとしていた。18話で殉職したが、アニメ本編中では遺体が発見されておらず、失踪扱いとなっている。小説ではフルネームがクロード・シュタイナーとなっている。
ニール・カスダン
声 - 上田陽司
クロードの部下。このアニメでは珍しい黒人。タバコを吸う。19話で殉職。
アラン検視補
声 - 中博史
リーズたち、少女の変死体の検視を担当した。漫画とアニメでは、顔が全然違う。

その他[編集]

エマ
声 - 永田亮子
ケイトの姉。ケイトより眠りが深い。11話で、恋人のエミリオを両親に紹介した。
ケイトの父
声 - 上田陽司
仕事で不在がちなケイトたちの父。話し好き。
ケイトの母
声 - 寺田はるひ
仕事で不在がちなケイトたちの母。
ポール
声 - 本城雄太郎
ローズの弟。しばしば冷めた発言をする。レストランに行ったことがない。
キャリー
声 - 諸星すみれ
ローズの妹。
ローズの母
声 - 豊島まさみ
入院中。彼女の元には、失踪したローズの父・ロバートから振り込みがある。ローズ一家は一目でわかるほど顔が母親そっくり。
ロバート
声 - 樫井笙人
借金を抱えて姿を消したローズの父。職を転々としながら借金を返そうとしている。
レイチェルの母
声 - 五十嵐麗
公式サイトによるとモデル。常に家にいるがキッチンドランカーでレイチェルとは、ほとんど接触を持たない。
ランディ
声 - 江川央生
クレアの兄。9話時点では父親から借金して、新事業を興そうとしていた。しかし15話にて友人から裏切られ事業に失敗、自殺未遂を起こす。動力付きキックボードを駆るナイスガイ。
クレアの父
声 - 黒田崇矢
多忙なビジネスマン。クレアの母が死んだ時の一件で、クレアからは嫌われていたが、実はランディたちを陰ながら支援していた。
ロベール
声 - 増岡太郎
死んだリーズの父。娘がケイトと交わしていた交換日記を探している。
バーガー店主
声 - 塩屋浩三
回によっては「バーガー屋親父」表記。遅刻・早退・無断欠勤の多いクレアを辛抱強く雇う、いいツンデレ親父。
予告ナレーション
声 - 遠藤憲一

スタッフ[編集]

  • 原作・アニメーション制作 - GONZO
  • 監督 - 松尾衡
  • シリーズ構成 - 山下友弘
  • キャラクター原案 - 藤純
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 石井久美
  • 美術監督 - 甲斐政俊
  • 色彩設計 - 古市裕一
  • ビジュアルコーディネーター - 佐々木研太郎
  • 撮影監督 - 石黒晴嗣
  • 編集 - 三嶋章紀
  • 音響監督 - 亀山俊樹
  • 音楽 - 千住明
  • プロデューサー - 小林正樹、根岸悟、坂本耕作、難波秀行、西口なおみ
  • アニメーションプロデューサー - 鷹木純一
  • 製作 - トライネットエンタテインメントGDH
  • 制作 - テレビ朝日

主題歌[編集]

第22話のみ曲は無い。レーベルは全てポニーキャニオン

オープニングテーマ[編集]

Jolly Jolly」(第1話 - 第21話)
歌 - JiLL-Decoy association / 作詞 - chihiRo / 作曲 - Jin Nakamura / 編曲 - Jin Nakamura & JiLL-Decoy association

エンディングテーマ[編集]

「☆Rock the LM.C☆」(第1話 - 第11話)
歌・作詞・作曲・編曲 - LM.C
「OH MY JULIET.」(第12話 - 第21話)
歌・作詞・作曲・編曲 - LM.C
  • 公式サイトによれば、沢城みゆきによる英語セリフがエンディングの冒頭に入っている。CDでは同じセリフが間奏に入っている。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 さよなら少女たち 山下友弘 松尾衡 蘇武裕子
2 残酷な夜 南伸一郎
3 ほんとうの私 松尾衡 市村徹夫 中村深雪
4 私たちは、どこへ? 江島泰男 宮崎曹
5 それぞれの窓 岡田麿里 堀之内元 信田祐 南伸一郎
6 小さな光 山下友弘 松尾衡 池添隆博 永作友克
7 もうひとつの、運命 高橋幸雄 小島彰
8 行きて愛せ 岡田麿里 堀之内元 菊池一仁 宮崎曹
9 めざめ 山下友弘 友田政晴
松尾衡
南伸一郎
10 戸惑い 佐藤裕 松尾衡 市村徹夫 中村深雪
11 それぞれの想い 山下友弘 信田ユウ 丹沢学、山形厚史
12 彼の思惑 堀之内元 吉澤俊一 阿部達也
13 休日 岡田麿里 松尾衡 池添隆博 吉川真一、永作友克
14 戦う理由 山下友弘 奥野浩行 Seo Kyung Rock
15 悲しみと、怒りと… 堀之内元 池畠ひろし 吉川博明
CHOI BYUNG HEE
SEO KYOUNG ROCK
16 哀しい嘘 松尾衡 市村徹夫 中村深雪
17 真実 岡田麿里 高柳滋仁 河添明
18 わずかな、望み 堀之内元 信田ユウ 丹沢学、山形厚史
19 届かぬ想い 山下友弘 松尾衡 吉沢俊一 Ko Kyong Nam
Lee Jung Phil
20 残された部屋 堀之内元 奥野浩行 SEO KYOUNG-ROCK
LEE BOO-HEE
21 最後の朝 岡田麿里
山下友弘
松尾衡 あべたつや 阿部達也、堀井伸雄
22 松尾衡 中村深雪、石井久美

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 テレビ朝日 2006年10月3日 - 2007年3月13日 火曜 26:40 - 27:10 テレビ朝日系列
兵庫県 サンテレビ 2006年10月8日 - 2007年3月18日 日曜 25:30 - 26:00 独立UHF局 [5]
日本全域 AT-X 2006年11月17日 - 2007年4月17日 金曜 11:00 - 11:30 CS放送 リピート放送あり
視聴年齢制限あり
  • このほか、インターネット動画配信サイト・GyaOにて無料配信された(2006年12月 - 1月に1話から12話まで一挙配信。2007年2月 - 3月に13話から22話まで随時配信)。その後、Gyaoなどで再放送されたほか、Yahoo!動画でも配信されている。

その他メディア展開[編集]

スピンオフOVAの『デッドガールズ』については、デッドガールズを参照。

漫画[編集]

RED GARDEN(連載:月刊コミックバーズ
原作:GONZO
作画:綾村切人
漫画化作品。アニメの放送に先行して開始し、コミックバーズ2006年10月号より2009年3月号まで連載された。全4巻。
(連載:robot
作:藤純
タイトルは毎回異なる。キャラクター原案者による、特定のキャラクターをテーマにしたショートコミック。作者ブログによれば全4回。
BACK GARDEN 秘密の舞台裏(連載:月刊コミックバーズ
原案・ネーム:松尾衡(第2回・第3回)
作画:藤純
情報ページの隅に載る制作舞台裏4コマとして始まったが、フィクションもあり。

インターネットテレビ・ラジオ[編集]

RGTV(アールジーティービー)
アニメイトTVにて2006年9月8日より配信されたインターネットテレビ番組。司会はレイチェル役の新谷良子。「今週のRED GARDEN情報」として本作品に関する情報や、他のキャストをゲストに迎えてのインタビュー等を配信している。全30回。
RG RADIO(アールジーレディオ)
音泉にて2006年12月1日より配信開始されたインターネットラジオ番組。司会はルーラ(声:田中理恵)。毎回ゲストパーソナリティ(こちらは声優が出演する場合も役としてではない)を迎え、ラジオドラマなどを配信している。全17回。

ドラマCD[編集]

RED GARDEN preドラマCD 「Lost words」
商品コード:GDMD-1070 アニメイトGONZO STYLEG-mallにて限定発売された。(2006年9月27日発売)。
主演声優5人+監督の座談会も収録。
RED GARDEN ドラマCD 「Red Garden 岩 Mix」
商品コード:LACA-5593 (2007年4月18日発売)。
前期EDに至るまでをコメディタッチで描いた『岩!岩!ザ・レッドガーデン』(49分43秒)他2編を収録。

小説[編集]

レッドガーデン 〜深き闇の行方〜
原作:GONZO
著者:一条シカル
単行本(バーズノベルス)‐# ISBN 978-4-344-80958-1(2007年3月31日発売)。
ノベライズ作品。アニメとは異なる視点から、異なる時間軸に沿って事件が描かれる。

フィルムブック[編集]

RED GARDEN Official Guide Book 〜Stylish Motif〜
単行本(マイクロマガジン社刊)‐# ISBN 978-4-89637-242-7
設定資料・キャラクター原画に加えて、スタッフインタビュー、キャストによる座談会を収録。

脚注[編集]

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  1. ^ 雑誌『Invitation』2007年1月号や今敏との対談([1]〈2007年9月1日時点のアーカイブ〉)において、映画「8人の女たち」を参考にしたと松尾監督は語っている
  2. ^ 後に松尾監督および一部共通するスタッフが手がけた『』DVD1巻の裏コメンタリーによれば、このCMの採用については製作委員会のメンバー間でも意見が分かれたが、製作が強行されたとのこと。
  3. ^ 現地の地理との矛盾点についてはen:Red_Gardenを参照
  4. ^ 他に、LM.CのCD「OH MY JULIET.」での綴りもClaire Forrestとなっている。ただし、ジェシカの記入した警告チケット(6話)のシーンにおいて、静止画のスペルはCrair Forrest、チケットをちぎる瞬間の綴りはClair Forrest。
  5. ^ エンディングのクレジット表示の製作欄にテレビ朝日のロゴマークとURLはなし

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テレビ朝日 火曜深夜アニメ枠
前番組 番組名 次番組
RED GARDEN
ZOMBIE-LOAN
(3か月間の空きあり)