夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜
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| 夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜 |
|
|---|---|
| ジャンル | アクション、ハートフル、コメディ |
| 漫画 | |
| 作者 | ヤスダスズヒト |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | 月刊少年シリウス |
| 発表期間 | 2006年3月号 - 連載中 |
| 巻数 | 既刊6巻 |
| アニメ | |
| 原作 | ヤスダスズヒト |
| 企画 | 中山佳久(TBS) 古川陽子(ポニーキャニオン) 針生雅行(講談社) 太布尚弘(ムービック) 小野達矢(ノーマッド) |
| 監督 | 松尾衡 |
| シリーズ構成 | 花田十輝 |
| キャラクターデザイン | 菊池聡延 |
| アニメーション制作 | ノーマッド |
| 製作 | 桜真町生活相談所、TBS |
| 放送局 | 放送局参照 |
| 放送期間 | 2008年10月2日 - 2008年12月18日 |
| 話数 | 全12話 |
| コピーライト表記 | ©ヤスダスズヒト・講談社/ 桜真町生活相談所 |
| インターネットラジオ: STB 桜真町町内放送 |
|
| 愛称 | 桜真町町内放送 |
| 配信期間 | 2008年10月3日 - 2009年3月19日 |
| 配信サイト | アニメイトTV |
| 配信日 | 隔週金曜日 |
| 配信回数 | 13回 |
| 配信形式 | ストリーミング |
| パーソナリティ | 福圓美里、梶裕貴 |
| 構成作家 | 吉原じゅんぺい |
| ディレクター | 菊池晃一 |
| プロデューサー | 横山巧 |
| コピーライト表記 | ©ヤスダスズヒト・講談社/ 桜真町生活相談所 |
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『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』(よざくらかるてっと)とは『月刊少年シリウス』にて2006年3月号から連載中のヤスダスズヒトによる漫画作品である。単行本には書き下ろし漫画「よざカル!」とあとがき漫画がついている。
2008年10月から同年12月までTBS・BS-iほかにてテレビアニメが放送された(MBS・RKBでは2009年1月より放送)。
目次 |
[編集] ストーリー
人間と妖怪が共存する桜新町。しかし、乱射魔事件に犬の妖怪化など、桜新町に続発する奇怪な事件。それに立ち向かうは4人の猛き美少女とクールな少年達。期待の新感覚ハートフル・アクション。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
[編集] 主要人物
- 比泉 秋名(ひいずみ あきな)
- 声:梶裕貴 / 幼少時代:田村睦心
- 「比泉生活相談事務所」の所長。
- 18歳。身長173cm。黒の短髪に、茶色の目を持つ。好物はカレー。珠算三段。
- 趣味は掃除と料理で、よく事務所の面々にまかないを作るためよく残業しているらしい。裁縫も上手い。事務所の中では苦労人で、普段は周り(主にヒメ)の暴走を止める役割。比較的穏やかな性格だが、七郷開花を防ぐために妖怪たちを犠牲にしようとする元老院の言動には本気で怒り、ヒメが止める役に回った。
- お役目の家系である比泉家の生まれで彼もその能力を継いでおり妖怪や物質を調律(チューニング)することができるが、調律という能力自体に本人は良い感情を抱いておらずあえて周りには伝えずにおいたようである。調律を使用する際は何故か髪が伸びる。この状態は単行本のラフ画によるとお役目モードであるらしい。鈴編ではコントロールの難しい槇春の十八番である悪気(特定の妖力)のみを調律できるようになった。調律が使えることを除けば普通の人間なため身体能力は周りのメンバーに比べると劣り、戦闘時は後ろに控えていることが多い。その事を少し歯痒く思っているが、ヒメや恭介は「お前が思っているよりも妖怪たちの支えになっている」と述べる。
- 槍桜 ヒメ(やりざくら ひめ)
- 声:福圓美里
- 桜新町の女子高生町長。
- 16歳。身長166cm。黒いストレートの長髪に赤紫色の目を持ち、季節や服装に関係なく長いマフラーをしている。趣味は見回りと自己鍛錬。
- 先代町長の祖母が病に倒れた9歳の頃から町長を務めており、町の年配の人々からは孫のように思われている。責任感が強く、真面目な性格で常に自分のことより町や町民の事を中心に考えている。そのため「町を守る」ということから少々無茶をし、周りに心配をかけさせることが多い。基本は強気で前向きだが、しょっちゅう落ち込む=ヘコむツンデレならぬツンヘコ。
- またお腹が減ると途端に駄々っ子のような性格になる。 一日6食も食べるほどの大食いで、自らを「麺食い」と称するほど麺類が好き。だが一番好きなのは秋名の作る料理。
- 常人離れした能力を持ち、マッハ3のスピードで銃弾を平手で叩いて逸らすことができるほど。基本的に、戦闘時はラクロスのラケットや棒を槍のように振り回して戦う。(アニメでは伸縮できる槍を持ち歩いている)。
- 実は妖怪・龍の化身で、強大な妖力を八重に抑えてもらっている。ヒメのマフラーは、このとき首に負った大きな傷に泣いてばかりだった彼女を慰めようと秋名が編んでくれたもの。しかし人と妖怪の両方の立場から物事を考られるようになるため、町長になった日に八重の力で皆の記憶から自分が妖怪であるということを消してもらっていた。現在は円神の一件により皆に記憶が戻っている。また記憶が戻ったことにより、桜新町の土地に宿る竜脈のエネルギー、真の龍槍「逆撫」を託された。カレーはライスよりもナン派。不器用
- 自分にとってのテーマソングは、『ツンツンデレツンデレツンツン』(この後『用賀インター降りてすぐ』と繋がるが、これは世田谷区に実在する同インターの事だと思われる。)。
- 七海 アオ(ななみ あお)
- 声:藤田咲
- 「比泉生活相談事務所」の所員。
- 15歳。身長148cm。所員の中では最年少。薄い水色の髪と目を持つ。ヒトや動物の心を読むことができる妖怪「サトリ」。趣味は木登り、食事。好物は甘味。麺好きのヒメに対し、放っておくと白米ばかり食べるごはん党。
- 心優しく面倒見のいい性格。相談所のメンバーの中ではツッコミ役。伝票整理など数字に関わる仕事が苦手。広範囲の生き物の思考を一瞬にして読み取る広域読心(サテライト)や、自らの意思を他人に伝えたり一種の暗示をかけたりする精神干渉(鈴編で披露)などの技が使える。ただし能力を使いすぎると妖力を消耗し、空腹で倒れてしまう。
- 頭部の横側に猫のような耳が生えているが、実は耳ではなく心を読むためのアンテナ(本来の耳もちゃんとある)。普段は帽子やヘッドホン、夏はカチューシャなどで隠している。100mを10秒台で走るなど、足は速い。
- 兄であるギンの身体が円神に乗っ取られていたことを知ったときはショックで倒れたりしたが、その後八重からまだ魂が残っていると聞いてからは、自分が強くなれば兄はもっともっと強くなってきっと戻ってくれると考えるようになり、兄を信じ慕っている。それだけに円神を毛嫌いしており、彼が兄のように振舞うことをなによりも嫌がっている。
- 五十音 ことは(いそね ことは)
- 声:沢城みゆき
- 「比泉生活相談事務所」のバイト。
- 16歳。身長165cm。茶色の髪と目を持ち、髪を結っている。眼鏡っ子で巨乳。過去に『堕ちた』半妖で言葉を物質化することができる「言霊使い」。野菜料理全般が好き。趣味は旅行。
- 実は伊達眼鏡だが視力がいいわけではないようで、コンタクトレンズを併用している。百合っ子らしい。
- さっぱりした気前のいい性格。自分の意思が関与できないことは全て「運が悪い」と割り切るようにしている。
- 半妖であるため身体能力は高く、ヒメと互角にやり合えるほど。1対多ならヒメより強いらしい。戦闘時はその身体能力に言霊を加えたスタイルを取る。その際多数の銃器を出すこともあり、秋名曰く「真正の乱射魔(トリガーハッピー)」。
- 言霊を唱える際は壁、氷などの簡単なものなら一言で済むが複雑なものは対象物の素材や見た目、仕組みなどを細かく口にしなくてはならない。そのため、複雑かつ必要なものは辞書登録(インストール)をしている。登録済みのものを物質化するときは必ず「ショートカット」と言い、その後に出すもののキーワードを言う。ドイツ国防軍制式武器の「FLAK36 88ミリ砲」「エルマ・ベルケMP40短機関銃」なども登録してある(「ショートカット アハト アハト(88)」)。また、文章を読むことによって物質化することも出来るが、本人曰く「しんどい」らしい。言霊は現時点で、「壁」のような物質を出現させるものと、「圧」「風」などエネルギーを発生させるものの二種類が確認されている(「凍」のように物質の状態を変化させたようなものもある)。ただ疲れてくると発した言葉を物質化できず「文字」が現れてしまったり、能力を使いすぎると声を枯らしてしまう。
- 堕ちた際に多大な被害を出したらしく、ざくろ曰く「一番血の匂いがする」とのこと。表では気にしないようにしているが、その時のことを責められると少しネジがはずれてしまう。
- 名前の由来は「五十音」はあいうえおの五十音から。「ことは」は言の葉(ことのは)から。
[編集] 桜新町に関わる人々
- 岸 恭助(きし きょうすけ)
- 声:小野大輔
- 桜新町町長(ヒメ)の秘書にしてヒメのお目付け役。
- 18歳。黒髪に灰色の目を持ち、眼鏡を掛けている。正体は鬼で、普段は枷をして力を抑えている。枷を外すと頭部に2本の小さな角が生える。好物は牛丼。趣味は読書。
- 冷静で真面目な性格だが、熱くなりやすい。特に妹の桃華に対しては少々シスコン気味。混乱すると言葉が変になる。何故かコーラを飲むと酔う(普通の酒でも十分酔う)。秋名とは子どもの頃からの付き合いで、皆が恭助の力を怖がって近づかなかったときも、秋名だけはいつもちょっかいをだしていた。そのため親友とも呼べる仲だが、桃華との仲は認めていない。ヒメの事は「お嬢様」(公務中は「町長」)と呼び敬語を使うが、稀に「休憩時間」を取り、その際は「ヒメ」と呼び砕けた口調になる。
- 以前は自分達が「鬼」というだけで差別する周りの人間達から桃華を守ろうと誰の世話にもならないと言っていたがヒメの言葉により桜新町へ来た。
- 岸 桃華(きし とうか)
- 声:戸松遥
- 恭助の実妹。
- 16歳。兄と同じく鬼。おかっぱ頭が特徴的。趣味は弓道、音楽鑑賞。
- 恭助同様力を抑えるため枷をつけているが、それでもその力は大きく不安定で松葉杖でソファーを吹っ飛ばしたり突っ込んできた車を片手で押えこむほど。
- 初登場時はおとなしい性格で、抑えられない力に心を痛めたりもしていたが、最近は枷を作りかえて体に負担がかからなくなったせいか、明るくなっている。どうやらボケの方に当たるらしく、秋名やアオがいないと自動的にツッコミにまわる。兄、恭助のシスコンぶりに呆れはしているが、なんだかんだでちゃんと尊敬している。秋名に思いを寄せており、ヒメに対抗心を燃やすこともあるが、基本は仲良し。
- 東 鈴(あずま りん)
- 声:又吉愛
- ラーメン屋「宝々蘭(ほうほうらん)」の住み込みのバイト。
- 15歳。小柄で保育園児と遊んでいて紛れてしまうほど。茶色の髪に金目。常に敬語で話し、性格は明るく無邪気。サボっている描写が多いが仕事には真面目。住み込みで働いているラーメン屋の店主にはとても感謝している。不死人(キョンシー)で、本来なら札を貼っていなければ動けないが、七郷で作られた名前入りワッペンを札代わりとしているため動ける。不死人の体質上、眠ることができないため、睡眠時は札を外し、起床時にはアラームと同時に札を張り付ける特殊な目覚ましを使っている。眠れない時に見続けたせいか、星空が怖い。
- 過去に迫害を受けていたらしく、体中に傷がある。学校に登校する際は夏でもセーターやタイツなどで肌を隠している。そのせいか桜新町に来たばかりの頃は大人しく、気弱で人見知りも激しかった。
- 迫害されていた昔、死霊使い(ネクロマンサー)であるざくろに助けられ共に生活をするも、彼女が堕ちたことで逃げ出し、桜新町に来た。そのざくろがやって来た際は皆に迷惑をかけないため一度はざくろとともに町を出る決意をするが、ヒメ達の活躍によって町に留まることになった。
- アニメでは第1話の時点で桜新町にやってくる。過去が異なり、妖怪であることを理由に学校でイジメられており、人間に対する不信感が原作より強く、人間の秋名や妖怪なのに人間に加担するヒメ達を嫌っていた。(のちに和解したが)
- 士夏彦 雄飛(しなつひこ ゆうひ)
- 声:松本さち
- 桜新町のある区の区長であり、その区の土地神。
- 少年のような外見をしているが、会話から200歳以上であることがうかがえる。趣味は秘書のマリアベルにコスプレをさせること。土地神として「つかず離れずただ見守るのみ」という姿勢でいるものの、妹の八重に秋名の仕事を手伝わせるなど協力的である(理由は「200年以上前から桜新町の桜並木を毎年見続けていて来年それが見られなくなることが嫌だから」としている)。ヒメ達にコスプレをさせたり、ことはにエロ本を読ませて実体化させようとしたりと、年齢相応の(?)オッサンぽい所がある。喫煙者。
- マリアベル
- 声:田中理恵
- 桜新町のある区の区長(雄飛)の付き人。22歳。寡黙で大人びた感じのする女性だが、メイド服とゴスロリの違いが分からなかったり、宴会で寝てしまうなど少々抜けているところもある。のどの調子がよくないらしく、薬タバコを吸っている。雄飛の趣味に付き合わされ、常に何かしらのコスプレをしていて予備も何着か携帯している。対妖結界の影響を受けていたので、妖怪であると思われる。(単行本第6巻の雄飛との会話から不死人系の可能性が高い)
- 士夏彦 八重(しなつひこ やえ)
- 声:桑谷夏子
- 桜新町の土地神で、雄飛の妹。24歳のシスター。常に修道着を身につけている。雄飛とは違い、年齢相応の外見をしている(しかし八重に対しても200年以上生きていると思わせるセリフがある)。相当なクマ好きで、部屋にはたくさんのクマのぬいぐるみが飾られている。中でもヒメから貰ったクマの被り物がお気に入りで、パトロールの時も身につけている。兄同様、町民全員の妖力を弱めるなど強力な力を持っている。普段は見えないが2振りの日本刀「春風(はるかぜ)」と「春疾(はるやみ)」を持っていて、能力を発動させるときなどには剣を抜く。秋名達とは仲がいいが、兄の雄飛は「土地神としての威厳がない」とあまり快く思っていない。じゅりとも仲がいい。円神の言う「女狐」とは八重のこと。桜新町の犯罪率が低いのは彼女が夜な夜なパトロールをしているからである。土地神故に、桜新町で事件が起こると自分の体に異変が起こる。八重はそのことを「この町はわたし」と形容している。町の妖怪が使用する枷やお札の類の作成もしている。
- V・じゅり・F
- 声:大久保藍子
- 桜新町唯一の妖怪医にして町のアイドル。
- 24歳。真人間。桜新町のアイドルで、地元のテレビ番組にも出演している。明るい性格の持ち主で笑顔を絶やさないが怒る時も笑顔で迫られ、かなり怖い。暴走した自動車を足だけで止めたり、腕相撲でヒメと桃華を一度に相手にして圧勝するなど人間離れした力を持つ。本人曰く骨の回し方と筋肉の縮め方がポイントらしい。ヒメにとって姉のような存在で、彼女が幼い頃から面倒を見ていた。趣味は八重とのドライブ。睡眠時間が長く、患者用のベッドで仮眠を取っていたりする。その他、町の看板の修理などもしている。
- 観月 獅堂(みづき しどう)
- 声:加瀬康之
- 警察官であり館林姉妹の保護者。
- 28歳。顎髭をたくわえている。館林姉妹のお守りをしているが、少々気が弱く2人が騒ぎ出したら手に負えなくなってしまう。作中での発言から妖怪であるらしいが正体は不明。一見大人しいが篠塚が桃華達に手を出そうとしたときには彼を片手で押さえ、「この子たちに何かあったら僕は自制できる自信がない」と述べており、強力な力の持ち主であるらしい。(篠塚曰く「この町で一番強い」)。独身らしい。好きなものは肉類。酒豪。
- 館林 水奈(たてばやし みな)
- 声:高垣彩陽
- 桜新町に住む妖怪の女の子。
- 常に眉が上がっており、怒り顔。髪の色は青。アホ毛があり常に髪を一つに結っており、白と青色のパーカーの服を着ている。関西弁を使い、勝気で言いたいことはストレートに言う。怒ると言動や態度は荒っぽくなる短気な一面も。酒好きなど、意外とオッサンぽいところもある。頭を使うことが苦手なようである。吸血鬼と人魚のハーフ。そのため血液や水を飲むが、それだけではつまらないと日本酒も好む。また、水につかると成長する。
- 館林 火奈(たてばやし かな)
- 声:いのくちゆか
- 桜新町に住む妖怪の女の子。
- 常に眉が下がっており、困り顔。髪の色は赤。アホ毛があり赤色のパーカーの服を着ていて、フードを被っていることが多い。水奈のように関西弁は使わず、気弱で大人しく、口数が少ない。水奈とは性格が反対で、怒ることは無く、オッサンぽいところも無い。また、頭は冴える方である。水奈と同じく、吸血鬼と人魚のハーフ。そのため血液や水を飲む。水につかると成長する。
- 比泉 円神(ひいずみ えんじん)
- 声:関智一
- 桜新町で起こる怪事件の黒幕であり、かつて人柱にされた比泉円陽の子孫。
- 円陽の恨みを晴らす為、七郷を使って2つの次元を融合させようとしている。現在はアオの兄であるギンの体を乗っ取っており、比泉の能力もサトリの能力も使える。
- アニメでは設定が異なり、あの世出身ではなくこの世出身で、かつて人間と妖怪の共存に反対したために調律されていた。
- 七海 ギン(ななみ ぎん)
- 声:関智一
- アオの兄。アオと同じサトリ。次元の融合を止めるためにあの世の比泉家の末裔に協力してもらおうと秋名によって調律された際に円神に体を乗っ取られてしまった。円神は魂を追い出したと言っているが彼自身サトリの能力を使っているため(妖力は魂につく)、まだ魂は生きている。チーズケーキが好きで、独特の切り方が癖だった。
- アニメではこの世で円神に体を乗っ取られた。
- シルバ(しるば)
- 円神に見つけられた捨て犬。
- 双子石をくれたヒメに懐いていたが秋名の手を寝ている時に咬み、その時に叱られた事がきっかけで事務所を出ていく。その時円神に妖怪にされた。助けようとするものの再び妖怪化し、救えなくなったため秋名達によって逝く。その後シルバの双子石は、ヒメが自分の付けていたものと一緒にラクロスのラケットに付けている。「猛省なさい」と言われればすぐに落ち着く。好物はアイス。
- 桜野 小姫(さくらの こひめ)
- ヒメの従妹。
- 9歳(ヒメが町長に就任した年齢)になったため、隣町の町長選挙に立候補した。それにより、隣町の現町長である森野にさらわれ、桜新町をも巻き込む騒動になるが、雄飛から「9歳で町長になれるか」と言われ、この一件は終わる。
- 森野 和義(もりの かずよし)
- 隣町の現町長。
- 小姫に町長の座を奪われる事を恐れ、謎の老人(円神)と結託して小姫をさらい、ヒメ達に要求を押し付ける。ヒメの祖母の元弟子。少々気は弱いが町のためには熱くなれる男。結局、小姫がまだ町長にはなれないので来期も町長を務める事になった。最近は修行と称して付いて回る小姫と共に町内の見回りを行っている。
- 篠塚 英二(しのづか えいじ)
- 声:田坂秀樹
- 隣町の町長(森野)の秘書。
- ことはと同じ一度『堕ちて』そこから槇春の手によって生還した半妖。そのため人間離れした能力を持つ。元は桜新町に住んでいたが、堕ちた事を悔やんで町に居づらくなり、森野の誘いで隣町に行く。そのため森野に忠実に従い、彼の命令には逆らわない。事件の際も最後まで反対し森野の言う事を聞きながらも、自分だけが泥をかぶるよう周りに指示していた。事件後も隣町に残り桜新町に協力するよう働く。一件強面だが、指定された約束の場所を間違えたり、秋名たちにお茶や買い物の誘いを頼むような一面もある。
- アニメでは立ち位置が大いに異なり、円神に仕える半妖として登場する。また、アニメオリジナルの能力として、高速移動がある。
[編集] 元老院
区の最高機関。薄墨、雲珠、枝垂の三人によって構成される。
- 伊予 薄墨(いよ うすずみ)
- 元老院の総代。かっては槇春とともに事務所をやっていた。
- 名前の由来は「伊予薄墨」から。
- 貴船 雲珠(きぶね うず)
- 元老院の一人。
- 名前の由来は「貴船雲珠」から。
- 盛岡 枝垂(もりおか しだれ)
- 元老院の一人。
- 名前の由来は「盛岡枝垂」から。
[編集] 妖怪ハンター
『ある特定条件』によって圧倒的な強さを誇る妖怪の天敵。全員、ことはや篠塚と同じ、一度『堕ちた』半妖である。
- 狂巻 ざくろ(くるまき ざくろ)
- 死霊使い(ネクロマンサー)。おかっぱ頭で胸元と両太股にスリットの入ったチャイナ服を着ている。
- 自らの操る死体を「玩具(おもちゃ)」と称する。好戦的で挑発的。本人の力はそれほど強くないが、物質を腐らせたり、生物(動植物すべて)の死期を早めて死体に変え、それらの生体電流を操って自在に動かす術を使う。基本『操る』仕組みは同じなため、その気になれば生者も操れる。
- 元は優しく穏やかな性格で、迫害を受けて逃げていた鈴を匿い一緒に暮らしていた。だがある日堕ちた事で性格が豹変、鈴を自分の玩具として扱うようになる。鈴を攫い桜新町を破壊しようとヒメ達の前に立ちはだかり、一度は鈴の説得により我に返るが、円神の手で更に堕とされ暴走。その後秋名の調律によって悪気を祓われた。
[編集] 用語集
- 妖怪(ようかい)
- 本来、人間が暮らす次元である『この世』とは別の次元、『あの世』に暮らす生き物。
- 人間にはないさまざまな力を使うことができるが、本来存在することのできない次元である『この世』にいることで、その力が不安定になってしまったりする。また、本来ならば死ぬことのない生き物であるはずが、『この世』にいると徐々に力が弱っていき最後には死んでしまう。
- 人間が「堕ちて」妖怪になることもあるらしく天災のようなもの。その際に「堕ちた」妖怪は他の妖怪と異なりほとんど自我がなく危険な存在となる。
- 半妖(はんよう)
- 「堕ちて」しまった人間のうち、奇跡的に生還できた人のこと。
- 人間でありながら妖力をもち、妖怪と同じようにさまざまな力を使うことができる。
- 土地神(とちがみ)
- その土地ごとにいる、その土地を「つかず離れずでただ見守る」もの。
- この世界において「町」とは、まず土地神ありきで形作られるものであり、その町の土地神とはその町自身である(八重はこのことを「この町はわたし」と言っている。)。
- 桜新町(さくらしんまち)(アニメでは桜真町)
- 物語の舞台となる妖怪と人間が共に暮らす町。モデルは東京都世田谷区に実在する桜新町である。ちなみにヒメの作った町歌の歌詞に出てくる「三軒茶屋の西の西」は東急田園都市線三軒茶屋駅から西に二駅進んだ桜新町駅、「用賀インター降りてすぐ」は実在する用賀IC(東京IC)だと思われる。
- 『七郷』と呼ばれる7本の巨大な桜の木が町全体を取り囲んでいる。本来妖怪は『この世』ではなく『あの世』と呼ばれる別次元に存在する生き物であり、力が不安定になったり、寿命を持たない妖怪が死んでしまったりする。この町は他の場所で生きるのに辛くなった妖怪が調律(チューニング)されて『あの世』に行くために、存在する。この町は妖怪にとって終焉の町なのである。ただ、この町で暮らしているとだんだん『あの世』に行きたくなくなる。
- 現町長はヒメが務め前町長はヒメの祖母。ヒメが9歳から町長を務められたのは特例であり隣町では適用されなかった。八重のパトロールによって町の犯罪発生率の低さ、検挙率が共に最高水準を誇っており区内、関東内においてトップクラス。
- 七郷(ななごう)
- 桜新町を囲む、霊桜とよばれる7本の桜の木。『この世』と『あの世』、2つの次元をまたいで存在しており、妖怪たちの調律(チューニング)の目印になっている。七郷が咲く事は二つの次元が融合する事になり、『あの世』の妖怪が『この世』に溢れたり、元々『この世』にいる妖怪が暴走しだす可能性もある。
- 調律(チューニング)
- 代々比泉家が受け継いできた術。この世の妖怪をあの世に合わせる事で、この術を行う者をお役目と呼ぶ。調律(チューニング)の実態は、妖怪をあの世に送る事で、この世からは完全に消えてしまう事になる。そのため比泉の人間はお役目を人殺しと認識している。秋名は桜新町の住民全員と別れたくないため、調律(チューニング)はお役目の事も含めて隠していた。調律(チューニング)はただで出来るものでなく、使うたびに術者自身が『この世』からズレていく代償を負う。ズレを治すには『この世』生き物=人間と手をつないで元に戻す事である。また妖怪以外に無生物などもあの世に送ることができる。
- 調律(チューニング)とは別に比泉の人間は生き物を「堕とす」こともできるらしく逆に半妖のように「堕ちる」のを止めることもできる。
- 比泉家の過去
- 昔は妖怪を調律(チューニング)しても上手くいかず、どちらの次元からも消えてしまう事が多かった。その事に悩んだ比泉家は、調律を絶対成功させる方法を探し始めた。そこで当時お役目継承者だった二人の男、比泉応秋と比泉円陽に白羽の矢が立った。応秋は円陽を調律して『あの世』に送り出した。その1年後、円陽は『あの世』から『この世』に7本の霊桜、七郷を送った。その後円陽は戻ってくる事はなく、死んだものと考えた。その後七郷を目印としたため調律失敗はなくなり、妖怪たちは七郷に集まりだし、現在の桜新町となった。
- ……というのが現在の秋名たちに伝わっていた話であった。
- 実は円陽は志願したのではなく、分家だという理由だけで人柱として当人を含めた一家全員を無理矢理調律された。七郷は調律の目印ではなく、二つの次元を融合するため円陽が怨み憎しみとして送り込んだ楔である。七郷の本数と人柱となった人数が同じである。
[編集] 単行本
- 2006年9月22日 ISBN 978-4-06-373042-5
- 2007年3月23日 ISBN 978-4-06-373063-0
- 2007年9月21日 ISBN 978-4-06-373087-6
- 2008年4月23日 ISBN 978-4-06-373111-8
- 2008年8月22日 ISBN 978-4-06-373126-2
- 2008年12月22日
- 通常版 ISBN 978-4-06-373146-0
- ドラマCD付き限定版 ISBN 978-4-06-937287-2
[編集] テレビアニメ
2008年10月からTBS、中部日本放送 (CBC) 、BS-iで12月まで(CBCとBS-iは2009年1月まで)放送、2009年1月から3月まで毎日放送 (MBS) とRKB毎日放送で放送された。プレスコで収録されている[1]。制作会社および主なスタッフは『ローゼンメイデン』シリーズとほぼ同じ布陣となっている。
[編集] スタッフ
- 原作:ヤスダスズヒト『夜桜四重奏』
- 監督:松尾衡
- 監督助手:山崎みつえ
- シリーズ構成:花田十輝
- キャラクターデザイン・総作画監督:菊池聡延
- 美術監督:池端紀子
- 色彩設計:梅崎ひろこ
- 撮影監督:森本由美子
- 音楽:土橋安騎夫、IVAN KRAL
- 音響監督:鶴岡陽太
- プロデューサー:田中潤一朗、中村伸一、立石謙介、金庭こず恵
- アニメーション制作:ノーマッド
- 製作:桜真町生活相談所、TBS
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ『JUST TUNE』
- 作詞:ああ 、作曲・編曲:藤田淳平(Elements Garden)、歌:savage genius
- エンディングテーマ『ナガレボシ』
- 作詞:伊藤利恵子、作曲・編曲:北川勝利、ストリングアレンジ:櫻井康史、歌:ROUND TABLE featuring Nino
[編集] 原作からの変更点
- 桜新町 → 桜真町(二子玉川をモデルにアレンジされている。)
- キャラクター設定など、原作と大きく異なっているところがある(町民が最初からヒメが妖怪であることを知っている、など)。
- 原作にあったギャグが少なめ。
- パンチラ描写は全く無くなっている。
- 恭助や桃華の枷のデザインが原作とは異なる。
- 調律(チューニング)の仕組みが異なっている(原作では対象そのものをあの世に送っていたが、アニメでは生物の『魂』のみを送っており、後に魂のない抜け殻らしきものが残る)。
[編集] 各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | サクラサク | 花田十輝 | 松尾衡 | 松尾衡 山崎みつえ |
菊池聡延 | 1話、9話 |
| 第2話 | キミノナハ | 嵯峨敏 | 神本兼利 鷲田敏弥 |
9話 | ||
| 第3話 | ソノカクゴ | 市村徹夫 | 北村友幸 | 4話 | ||
| 第4話 | フリカエル | 菅原静貴 | 山門邦夫 | |||
| 第5話 | キミヲマツ | 柿原優子 | 島津裕行 | 白石道太 松尾衡 |
武本大介 古賀誠 |
2話、3話 |
| 第6話 | ツムグウタ | 山田靖智 | 松尾衡 | 山崎みつえ | 原由美子 | 5話 |
| 第7話 | ハナミズキ | 市村徹夫 | 石井久美 | |||
| 第8話 | ソノトキヲ | 花田十輝 | 島津裕行 | 中山敦史 | 尾尻進矢 | |
| 第9話 | ユクサキニ | 松尾衡 | 嵯峨敏 | 神本兼利 | ||
| 第10話 | イバラミチ | 山田靖智 花田十輝 |
島津裕行 | 柳伸亮 | 大河原晴男 | |
| 第11話 | キミノマエ | 花田十輝 | 松尾衡 | 菅原静貴 | 古賀誠 斉藤新明 |
|
| 第12話 | サクラマウ | 松尾衡 山崎みつえ |
菊地聡延 春日井浩之 北村友幸 |
[編集] 放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 関東広域圏 | TBS | 2008年10月2日 - 12月18日 | 木曜 25時29分 - 25時59分 | 制作局 4:3 SD画質 |
| 全国放送 | BS-i | 2008年10月23日 - 2009年1月22日 | 木曜 24時30分 - 25時00分 | 16:9 SD画質 |
| 中京広域圏 | 中部日本放送 | 木曜 27時00分 - 27時30分 | 4:3 SD画質 | |
| 福岡県 | RKB毎日放送 | 2009年1月7日 - 3月25日 | 水曜 27時05分 - 27時35分 | |
| 近畿広域圏 | 毎日放送 | 2009年1月10日 - 3月28日 | 土曜 27時25分 - 27時55分 (アニメシャワー第4部) |
|
| 全国放送 | AT-X | 2009年4月7日 - 6月23日 | 火曜 10時30分 - 11時00分 | リピート有り |
[編集] WEBラジオ
- タイトル:「STB 桜真町町内放送」(エスティービーさくらしんまちちょうないほうそう)
- パーソナリティ
- 配信サイト:アニメイトTV
- 配信日:隔週金曜更新
- 配信期間:2008年10月3日 - 2009年3月19日(全13回)
[編集] コーナー
- 町民レポート
- いわゆるふつおたコーナー。
- 届けてヒメメモ
- 街で見かけた不思議な事を、妖怪の仕業的なネタとして投稿するコーナー
- 秋名のLet’s調律(チューニング)
- お悩み相談の名を借りたパーソナリティへの無茶振りコーナー。
[編集] ゲスト
- 第3回(2008年10月31日)藤田咲
- 第6回(2008年12月12日)ああ(savage genius)
- 第7回(2008年12月26日)大久保藍子
- 第9回(2009年1月23日)沢城みゆき
- 第10回(2009年2月6日)戸松遥
[編集] 脚注
- ^ "TVアニメ「夜桜四重奏〜ヨザクラカルテット〜」 松尾監督のインタビューを掲載!". 電撃オンライン. アスキー・メディアワークス (2008-07-29). 2008-11-10 閲覧。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| TBS 木曜25:29枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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ひだまりスケッチ×365
(25:25 - ) |
夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜
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