京都府
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京都府(きょうとふ、英語表記:Kyoto Prefecture)は、日本の都道府県の一つで、近畿地方に属する。794年の平安京遷都以来、天皇の御所が在るため、東京都ではなくこちらが現在も日本の首都であるという意見もある。令制国では、山城国の全域、丹波国の大半、丹後国の全域に当たる。
目次 |
[編集] 地理
由良川水系-由良川
[編集] 気候
[編集] 歴史
- 511年 継体天皇が筒城宮(現在の京田辺市多々羅?)へ遷都。
- 518年 継体天皇が乙訓宮(現在の長岡京市今里?)へ遷都。
- 603年 このころ広隆寺(蜂岡寺)開創。
- 678年 このころ上賀茂神社成立。
- 713年 丹波国から分離して丹後国を設置。
- 740年 聖武天皇が恭仁京へ遷都。
- 784年 桓武天皇が長岡京へ遷都。
- 794年 平安京へ遷都。
- 866年 応天門の変。
- 869年 疫病猖獗につき牛頭天王(現八坂神社)の御霊会催行。970年より毎年催行、祇園祭となる。
- 1156年 保元の乱。
- 1159年 平治の乱。これ以降平清盛が台頭し、やがて政権掌握。
- 1180年 6月、天皇の福原行幸。11月に還幸。
- 1183年 源義仲入京、平家逃亡。
- 1221年 承久の乱、六波羅探題設置。
- 1333年 建武の新政。
- 1336年 足利尊氏入京。後醍醐天皇は在位のまま吉野へ逃れ、南北朝時代を迎える。
- 1338年 室町幕府が誕生。
- 1392年 南北朝が統一された。
- 1467年 応仁の乱。このころ足利義政により東山文化盛ん。
- 1485年 山城国一揆勃発、国人による自治政権成立(~1493年)
- 1568年 織田信長が上洛。
- 1573年 室町幕府が滅亡。
- 1579年 明智光秀が丹波国を平定。前年の亀山城(現亀岡市)に続き、福智山城(後の福知山城)を現福知山市に築城する。
- 1582年 本能寺の変。山崎の戦い。
- 1585年 豊臣秀吉、関白に叙任。
- 1586年 豊臣秀吉、聚楽第造営。御土居を造築するなど、京都の大改造を行う。
- 1592年 豊臣秀吉、伏見城(指月城)築城。
- 1596年 慶長大地震(実際は文禄年間)、伏見城全壊するもすぐさま再建(木幡山城)。
- 1598年 豊臣秀吉、伏見城にて没。秀頼大坂城へ移る。
- 1600年 伏見城、関ヶ原の戦いのさいに西軍の攻撃を受けて焼失。翌年徳川家康により再建。
- 1601年 京都所司代設置。
- 1603年 二条城竣功。家康、伏見城にて将軍宣下を受ける。
- 1623年 伏見城廃城。これ以降、伏見は港湾商業都市として発展。
- 1862年 京都守護職設置。
- 1863年 新選組結成。
- 1864年 蛤御門の変。
- 1867年 王政復古、京都町奉行所、京都守護職廃止。
- 1868年 鳥羽・伏見の戦い。京都府(~1898年)が発足。天皇の東京行幸。
- 1869年 天皇の東京再幸。
- 1871年 廃藩置県。これにともない京都府は従来の山城国域に加え丹波国域の桑田郡、船井郡、何鹿郡を併合。
- 1876年 京都府に丹後五郡と丹波国域の天田郡を併合。現在の京都府域がほぼ画定。
- 1877年 明治天皇が京都御所の保存を指示。
- 1889年 京都市(~1898年)が発足。1898年までは府知事が市長を兼任した。東舞鶴に海軍第四鎮守府(舞鶴鎮守府)が設置された。
- 1890年 琵琶湖疏水(第1期)竣功。
- 1892年 綾部で大本教が創始された。
- 1894年 建都1100年祭挙行。
- 1895年 琵琶湖疏水蹴上発電所の電気により日本初の路面電車(京都電気鉄道)運行。平安神宮開創。時代祭始まる。
- 1897年 京都帝室博物館と京都帝国大学が設立された。
- 1898年 京都府(~1898年)が分割され、広域自治体として京都府が、基礎自治体として京都市が発足。
- 1907年 深草に第16師団新設。(以前から第4師団)
- 1932年 巨椋池干拓事業開始。
- 1944年 第16師団、レイテ島の戦いで全滅。
- 1945年 米第六軍司令官クルーガー大将入洛。
- 1950年 京都府知事選で蜷川虎三当選、革新府政。(~1978年)
- 1957年 陸上自衛隊大久保駐屯地を設置。
- 1964年 東海道新幹線開業。
- 1966年 京都国際会議場(後に「国立京都国際会館」に改称)開館。
- 1994年 古都京都の文化財、ユネスコ世界遺産に登録。
- 1997年 京田辺市成立。
- 2004年 京丹後市成立、地方振興局を再編し広域振興局を設置。
- 2005年 京丹波町成立。京都迎賓館開館。
- 2006年 南丹市、与謝野町成立。
- 2007年 木津川市成立。
[編集] 江戸時代に置かれた藩
山城国に幕府の直轄として置かれた二条城の他に淀藩、丹波国には、亀岡藩、福知山藩、園部藩、綾部藩、山家藩、丹後国には田辺藩、峰山藩、宮津藩があった。
[編集] 人口
[編集] 年齢構成
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口(総務省統計局)
| 京都府と全国の年齢別人口分布図(比較) | 京都府の年齢・男女別人口分布図 |
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■紫色は京都府
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |
[編集] 行政
[編集] 歴代知事(公選)
- 初代 木村惇(1947年4月12日~1950年4月2日、1期)
- 2代 蜷川虎三(1950年4月20日~1978年4月15日、6期)
- 3代 林田悠紀夫(1978年4月16日~1986年4月15日、2期)
- 4代 荒巻禎一(1986年4月16日~2002年4月15日、4期)
- 5代 山田啓二(やまだけいじ)(2002年4月16日~、2期目)
[編集] 財政
- 財政力指数:0.48(17年度)
[編集] 広域振興局
南北に長い京都府では従来、京都市を除く12の地域に地方振興局を設置し、地域にあった振興策を策定していたが、社会情勢の大きな変化により、2004年(平成16年)5月に地域の中核都市(宇治・亀岡・舞鶴・京丹後)に地方振興局を集約、4の広域振興局体制に再編した。また今までの権限を強化するとともに、特定非営利活動法人(NPO法人)の認証や大規模小売店舗の届出確認など府から新たな権限を委譲するなど機能強化が図られている。
[編集] 政治
- ※ 出身政治家については「Category:京都府の政治家」を参照。
国会の「代理戦争」が、京都府議会に持ち込まれる事が度々ある。このため、地方政治の分野で「京都」と呼んだ場合、京都市ではなく、京都府を指す事も多い。蜷川虎三のいわゆる「革新自治体」も、京都市ではなく、京都府であった。
近年の京都府出身の有力国会議員では、野中広務(旧園部町出身)や前原誠司(京都市出身)などがおり、党派では、野中は利益分配路線で「旧来の地域ボス型」、前原は新自由主義路線で「新来の若手ネオコン型」に当たる。しかし、野中広務は中央政界を引退し、その影響力は低下した。
[編集] 経済
- ※ 本社を置く企業については「Category:京都府の企業」を参照。
[編集] 産業
- 南部(旧山城国)--観光業
- 中部(中丹)--農業、林業
- 北部(旧丹後国)--漁業、水運業
[編集] 観光業
特に南部(旧山城国)は、京都市や宇治市といった観光都市を抱える為、観光業は強い。
[編集] 農業・林業
原産地の兵庫県篠山市を越えて、中部地域で「黒豆」の栽培や加工が盛ん。林業は「北山杉」など。
[編集] 漁業・水運業
重要港湾指定の舞鶴港を擁しており、経済制裁前は北朝鮮船の入港が多かった。また、北海道小樽港への「新日本海フェリー」が就航している。
[編集] 地域
[編集] 都市圏
都市雇用圏(10%通勤圏)の変遷
| 1980年 | 1990年 | 1995年 | 2000年 |
|---|---|---|---|
| 京都都市圏 2,361,205人 |
京都都市圏 2,485,352人 |
京都都市圏 2,539,639人 |
京都都市圏 2,583,304人 |
| 舞鶴都市圏 109,383人 |
舞鶴都市圏 108,684人 |
舞鶴都市圏 106,973人 |
舞鶴都市圏 106,154人 |
| 福知山都市圏 91,433人 |
福知山都市圏 92,775人 |
福知山都市圏 132,791人 |
福知山都市圏 136,096人 |
| 綾部都市圏 42,544人 |
綾部都市圏 40,582人 |
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| 宮津都市圏 28,881人 |
宮津都市圏 33,400人 |
- | - |
- 包含されてしまった都市雇用圏は灰色。
- 都市雇用圏が成立していない場合は、灰色且つ「-」。
[編集] 地域圏
京都府には、以下の15市6郡10町1村がある。町の読み方はすべて「ちょう」。府庁によって、府下は7つの地域圏に分けられている。人口は2006年10月1日の推計人口[1]。
- 丹後地域 110,126人
- 中丹地域 210,129人
- 中部地域 146,980人
- 京都市域 1,472,511人
- 乙訓地域 148,718人
- 山城中部地域 445,508人
- 相楽地域 110,103人
[編集] 合併協議を行っていた市町村
- 宇治市・城陽市・宇治田原町・井手町→しかし、意見の合意を見ず、2007年8月、合併協議会は解散した
[編集] 南北問題
府庁所在地である京都市への人口集中率が約55%と、東京都(旧東京府)以外の道府県では第一位である(※東京都を含めた場合は、東京都特別区(旧東京市)が第一位で、2/3に当たる)。
京都府は南北に細長く、内陸側に位置し、「山の背」とも表記された南部(旧山城国)と、日本海に面し、丹国(にのくに)と呼ばれた北部(旧丹波国、旧丹後国)との格差が大きく、南部と北部では異なる地域を形成している。
南部(旧山城国。中心地:京都市)は畿内に当たり、大津市や旧摂津国(阪神)や奈良県北部との交流が深い。一方で、北部(福知山市、舞鶴市、宮津市など)は北近畿とも呼ばれ、旧但馬国(現在の兵庫県北部)や旧若狭国(現在の福井県嶺南地方)との交流が深く、京都市との交流は旧但馬国や嶺南(旧若狭国)に比べると浅い。
第二次世界大戦後の経済成長において、畿内の一角に当たる旧山城国はいち早く発展したのに対して、北陸地方と山陰地方を結ぶ北部は、日本海側の要衝であるにも拘らず軽視される傾向にあった。近年では、旧丹波国にも工業団地が造成され、畿内(大阪市)から丹後(舞鶴市)を経て北陸(敦賀市)を結ぶ舞鶴若狭自動車道が建設されるなど、南北格差の是正が図られている。また、旧丹波国域も1965年頃から亀岡市など南丹地区は京都市との結びつきが強くなり、現在では船井郡以南を南部と指すのが一般的である。
[編集] 交通
[編集] 鉄道
- 府内の連絡:
- 西日本旅客鉄道(JR西日本) 、山陰本線(嵯峨野線)、舞鶴線、奈良線(正式な区分では、木津~奈良間は関西本線(大和路線)乗り入れ。)
- 京阪電鉄 鴨東線、宇治線、鋼索線
- 阪急電鉄 嵐山線
- 京都市営地下鉄 烏丸線、東西線
- 京福電鉄 嵐山本線、北野線、鋼索線(叡山ケーブル)
- 叡山電鉄 叡山本線、鞍馬線
- 北近畿タンゴ鉄道 宮福線
- 嵯峨野観光鉄道 嵯峨野観光線
- 丹後海陸交通 天橋立鋼索鉄道(傘松ケーブル)
- 隣接府県への連絡:
- 広範囲な連絡
[編集] 国道
- 名神高速道路:上り米原・名古屋・東京方面、下り大阪・神戸方面
- 新名神高速道路(整備計画予定線)
- 舞鶴若狭自動車道:上り敦賀方面、下り神戸・大阪方面
- 京滋バイパス:上り米原・名古屋方面、下り大阪・神戸方面
- 国道1号:上り大津・名古屋・東京方面、下り枚方・大阪方面
- 第二京阪道路(有料):下り枚方方面
- 国道9号:下り朝来・鳥取・下関方面
- 国道24号:下り奈良・和歌山方面
- 京奈和自動車道(府内は有料):下り奈良方面
- 国道27号:上り敦賀方面、下り京丹波方面
- 国道162号:下り小浜・敦賀方面
- 国道163号:上り生駒・大阪方面、下り伊賀・津方面
- 国道171号:下り高槻・神戸方面
- 国道173号:上り川西・池田方面、下り綾部方面
- 国道175号:上り西脇・明石方面、下り舞鶴方面
- 国道176号:上り三田・大阪方面、下り宮津方面
- 国道178号:上り舞鶴方面、下り豊岡・鳥取方面
- 国道307号:上り甲賀・彦根方面、下り枚方方面
- 国道312号:上り宮津方面、下り豊岡・姫路方面
- 国道372号:上り亀岡方面、下り加東(社)・姫路方面
- 国道423号:上り池田・大阪方面、下り亀岡方面
- 国道426号:上り豊岡方面、下り福知山方面
- 国道429号:上り宍粟・津山・倉敷方面、下り福知山方面
- 国道477号:上り守山・

