盲導犬クイールの一生

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盲導犬クイールの一生』(もうどうけんクイールのいっしょう)は、秋元良平(写真)・石黒謙吾(文)による写真集である。

ラブラドール・レトリーバー盲導犬、クイール(英語でquill「鳥の羽根」)の生涯を描く。

ドラマ化、映画化(タイトルは『クイール』)もされた。

ドラマ版[編集]

NHK総合テレビ月曜ドラマシリーズ2003年6月16日から7月28日まで全7話が放送された。視覚障害者と盲導犬を取り上げた作品であり、解説放送(副音声。当時はNTSCのみ)が行われた。

主なスタッフ[編集]

主なキャスト[編集]

サブタイトル[編集]

  1. はじめてのさようなら
  2. 夜泣きと散歩デビュー
  3. 旅立ちの時
  4. 犬嫌いのパートナー
  5. 青空の記憶
  6. もう一度会いたい
  7. ありがとうクイール

映画版[編集]

クイール
監督 崔洋一
脚本 丸山昇一
中村義洋
原作 秋元良平(写真)
石黒謙吾(文)
製作 久松猛朗
製作総指揮 迫本淳一
音楽 栗コーダーカルテット
撮影 藤澤順一
編集 川瀬功
配給 松竹
公開 日本の旗 2004年3月13日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 22.2億円
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あらすじ[編集]

ラブラドール・レトリーバーの子犬が生ませの親である水戸レンの願いから盲導犬になるために訓練士・多和田に預けられる。おなかに鳥が羽根を広げたようなブチがあることから、パピー(子犬)ウォーカーの仁井夫妻によって“クイール”と名づけられ、1年間、夫妻のもとで愛情一杯に育てられる。盲導犬訓練センターでの本格的な訓練が始まり、のんびり屋でマイペースなクイールはヴェテランの多和田でさえ手を焼く。やがてクイールは立派な盲導犬へと成長し、視覚障害者の渡辺とめぐり会う。初めこそ息の合わなかった渡辺とクイールだが、ハーネスを介して伝わってくる「クーちゃん」の思いやりに、渡辺は次第に心を開くようになり、互いにかけがえのない存在になっていく。しかし、クイールとの生活が2年を過ぎた頃、渡辺は重度の糖尿病で入院。クイールは小学校などでのデモンストレーション犬として使われる。3年後、渡辺と3度目の別れを経験する。その後、クイールは盲導犬として働くこともなく、仁井夫妻のもとでのんびりと余生を送り、8年後、12歳と25日の生涯を静かに閉じる。

主なスタッフ[編集]

キャスト[編集]

  • 渡辺満:小林薫
  • 多和田悟:椎名桔平
  • 仁井勇:香川照之
  • 仁井三都子:寺島しのぶ
  • 渡辺祺子:戸田恵子
  • 久保マスミ:黒谷友香
  • 渡辺美津子:櫻谷由貴花
  • 渡辺悦男:松田和
  • 水戸レン:名取裕子
  • 戸塚裕史:石田太郎
  • 酒井雄一:水橋研二
  • 蒲田洋子:坂上智恵
  • 矢口京子:谷川清美
  • 高橋光夫:吉田康平
  • 水戸乾二:寺井健人
  • 塚本徹:落合充
  • 片岡智則:野村克也
  • 川本:小市慢太郎
  • 吉永:宇宙亭くいだおれ
  • 石橋:佐藤貢三
  • 金子:日出行雄
  • 高野:中川智弘
  • 平田:山崎清秀
  • 桜井:仁枝玲子
  • 獣医:山田昭彦
  • 民家の主婦:宮本毬子
  • 盲導犬クイール:チビチビクー(幼犬)、ビート(3ヶ月時)、チビクー(7ヶ月時)、ラフィー(成犬)、ユマ(老犬)

参考文献[編集]

  • 『盲導犬クイールの一生』 石黒謙吾・秋元良平 文藝春秋 ISBN 4163572600
  • 『クイールへの手紙』 石黒謙吾・秋元良平 文藝春秋 ISBN 4163650407
  • 『盲導犬になったクイール』 秋元良平 あすなろ書房 ISBN 4751517937
  • 『クイールを育てた訓練士』 多和田悟・矢貫隆 文藝春秋 ISBN 4163597301
  • 『クイール流 愛犬のしつけ方』 多和田悟・渡辺格 ISBN 4408403024
  • 『クイールはもうどう犬になった』 こわせたまみ・秋元良平 ひさかたチャイルド ISBN 4893255800
  • 『クイール―写真絵本映画「クイール」』〈ぴあMOOK〉 ぴあ ISBN 4835606280

外部リンク[編集]


NHK総合 月曜ドラマシリーズ
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