たまこまーけっと

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たまこまーけっと
ジャンル 商店街学園人情コメディ
アニメ
原作 京都アニメーション
監督 山田尚子
シリーズ構成 吉田玲子
キャラクターデザイン 堀口悠紀子
音楽 片岡知子
アニメーション制作 京都アニメーション
製作 うさぎ山商店街
放送局 #放送局を参照
放送期間 2013年1月9日 - 3月27日
話数 全12話
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

たまこまーけっと』(Tamako Market)は、京都アニメーションの制作による日本テレビアニメ、およびそのノベライズ作品。テレビアニメは2013年1月より3月まで放送された。全12話。2014年にはアニメ映画による続編『たまこラブストーリー』が公開された。

概要[編集]

けいおん!』の監督の山田尚子による完全オリジナルアニメ作品。同じくシリーズ構成吉田玲子キャラクターデザイン堀口悠紀子と、『けいおん!』のスタッフが名を連ねている。

2012年11月28日深夜、TOKYO MXなどで放送された京都アニメーションの制作によるテレビアニメ『中二病でも恋がしたい!』第9話の番組CMにて初めて告知された[1]。同社の元請制作[注 1]およびオリジナルアニメ制作10周年記念作品と位置付けており、元からテレビ放映向けに制作されたのは本作品が初めてとなる。

2013年9月に公開された上記作品の劇場版『小鳥遊六花・改〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜』の上映前CMにて、本作品の新作の製作が発表された。その後、2013年12月に劇場版の製作と公開日の発表が行われた[2]

あらすじ[編集]

とある街にある「うさぎ山商店街」。そのもち屋の娘である主人公の北白川たまこは、商店街の人々に愛され、感謝しながら毎日幸せな日々を送っていた。大みそかが間近に迫った年末に彼女は、言葉を話す鳥と出会い、そこから、いつもより少し不思議な生活が始まる。

登場人物[編集]

北白川 たまこ(きたしらかわ たまこ)
- 洲崎綾
(第1話、第2話)高校1年生。(第3話 - 最終回)高校2年生。
本作の主人公。12月31日生まれ、血液型O型。餅屋「たまや」の娘。明るく人懐っこい性格だが、恋愛に関してはみどりたちが呆れるほど鈍感である[注 2]。ツインテールのおさげに、もちを模したアクセサリーと寝ぐせが特徴。首筋にホクロがある。普段はコンタクトレンズを使用しているが、メガネを着用することもある。小学生のころはいつもメガネをかけていた。バトン部に所属。運動神経はよくないようであり、泳げないこともあったが、2年生の臨海学校の間に(みどり曰く)「25メートル泳げるようになった」。愛称は「たまちゃん」。
餅屋「たまや」のことが大好きであり、よく物事を餅に例えたり、吾平同様にさまざまなアイディア餅を考案したりしている。小さい頃から「たまや」の手伝いをしているため、餅を作る手さばきは名人級であり、よく自作の餅をデラや友達にふるまったりしている。
商店街に愛着があり[注 3]、バレンタインなのに活気がなかったり夏枯れで客足が遠のいたときは率先して盛り上げる[注 4]。小学生の頃からこつこつ貯めたうさぎ山商店街のポイントカードを所持しており、第11話でポイントカード100枚分の景品である、うさぎが描かれたメダルを貰った。
誕生日が12月31日大みそか)という餅屋にとって最も忙しい時期のため、誕生日にはプレゼントの贈呈が忘れられるようである。
同居のデラに対しては、たびたび腹黒い一面を見せている。また、企画で自分の意見が通らなかったときに父親の豆大に向って「ハゲ」と発言するなど口悪いところもある。
行きつけである、レコード屋「星とピエロ」では、コーヒーが好きであるが苦いので牛乳を入れて飲んでいる。
自宅に風呂があるにもかかわらず、銭湯のうさ湯に通っていることがほとんどなので、豆大に「たまには自分んちの風呂に入れ」と言われている[注 5]
髪の毛の匂いと首筋のホクロから、チョイはたまこが王子のお妃候補だと発言していた[注 6]が、実際はチョイは占いをしておらず、結果的に思い過ごしであった。
鳥 / デラ・モチマッヅィ
声 - 山崎たくみ
とある南の国から商店街にやってきた鳥。オウムまたはインコのような風貌をしている。一人称は「私」もしくは「俺」[注 7]。鳥の本には載っていない。国の王子のために后(きさき)を探しにきた王家の使い。人間の言葉を理解し話せる。人間と同じ味覚と食生活をし、餅が大好物で、たまこが買ってきた鳥用の餌を食べるのを拒否している。トイレを使う描写もある。故郷の南の国では、キウイフルーツマンゴーが好物らしい。なお、一部の人間からはニワトリと呼ばれることもあるが、ニワトリ扱いされると激怒する。
たまこのことを「娘」と呼んでいる。
高飛車かつかなりの自信家な性格で上から目線な部分が多く、王子にも敬語を使わず対等な態度で接するが、同じ南の国に住んでいるチョイには全く頭が上がらないようで、チョイに怒られるたびに土下座して謝っている。また、チョイに自分が太ったことや北白川家に居座っている理由を問い詰めたられたときには、たまこから脅されて無理矢理引き止められたり、たくさん食べさせられて太らされたというウソをつくという散々お世話になったたまこに恩を仇で返す行為をする一面も見せている。そのため、チョイは一時的にたまこ達に敵意を持ってしまうが、商店街の人達と触れ合う内に誤解が解けた。また、人の心情には敏感であり、核心を突く発言をすることが多い。
花屋の花に紛れていたところをたまこに見つかり、くしゃみをされた。これが彼曰く求婚であり、たまこの家に居候することに。登場当初はオウムにも似た痩せ型だったが、居候を続けるうちに餅の食べすぎで肥満体になってしまい、全く飛べないわけではないが飛ぶのにも苦労している。第8話でかんなが造った鳥小屋に入れなかったこと経緯から行ったダイエットの末に上半身は以前と変わらないが下半身が筋肉質という奇妙な逆三角形体系になるが、商店街の人からは心配され、みどりからは「キモい」と言われる。第9話ではリバウンドしたようだが筋肉がついたようで以前のように飛ぶことが苦にならなくなった様子。たまこの幼なじみであるみどりには「紳士な鳥」と評されている。立っているときは常にモデル立ち。
鳥だが、人間の女が好きなようで、特に電柱の上から落下しそうになったときに史織によって助けられ、そのまま史織に惚れておりアプローチを繰り返している。またスケベな一面があり、銭湯に行った際にはよく女湯側を覗こうとするが、そのたびにたまこに制裁を受けている。また、女性に対して極端に幻想を抱いており、史織がトイレに行ったことすらショックを受けていた。
映写機のように動画を目からスクリーンに映し出す特技があり、本来なら南の国との通信機能の役目を持つが、機能が故障したらしく、デラが気絶しなければ作動しないため、デラ本人からの通信は不可能になっている。また、この機能は通信のみならず過去の映像も映し出すことができる[注 8]。ケーブルを咥えれば映写機やビデオデッキの映像も映すことができる。第11話では、南の国からデラの修理方法がわかったため、チョイの修理により、映像を映し出すことができたが、まだ完全ではないために途中で途切れてしまった。
北白川家で初めて本名を名乗った際、豆大はフルネームを含めて「デラ(どえらい)モチマッヅィ(餅まずい)」とうけとり、不満を抱く。たまこも「名前が良くない」と言っている。たまこは最初「鳥さん」と呼んでいたが、後に「デラちゃん」と呼ぶようになり、商店街の人たちも、たまこに影響されたのか、一部の人を除き「デラちゃん」と呼んでいる。また、史織も最初は「鳥さん」と呼んでいたが、以降は「モチマッヅィさん」と苗字に敬称を付けて呼んでいる(3話)。かんなからは「ミスター」と呼ばれている。

北白川家[編集]

北白川 あんこ(きたしらかわ あんこ)
声 - 日高里菜
(第1話、第2話)小学4年生。(第3話 - 最終回)小学5年生。
たまこの妹。本人は実家の餅屋があまり好きではない。おしゃれでおませである。一人称は「あんこ」だが、状況によって「私」という場合もある。「安直すぎる」という理由から、自分はその名前が好きでないようで、自分を「アン」と呼ぶよう強要している。居候のデラのことを「変な鳥」と快く思ってはいないが、「アン」と呼んでくれるのは彼だけである。
家族の中で唯一恋愛に関して敏感で、協力はしないが、もち蔵がたまこに想いを寄せていることを知っている。
竜也と柚季が並んで歩いているときに、照れて隠れていたことから、みどりやかんなには、ルックスのいい竜也を好きだと誤解されていたが、面食いではないようで、柚季のことが好きであるが、その柚季は第9話にて引っ越すことになった。
北白川 豆大(きたしらかわ まめだい)
声 - 藤原啓治
たまこの父親。頑固で職人気質な性格で、餅屋や「たまや」の伝統を重んじている。そのためバレンタインなどの浮ついたイベントはあまり好んでおらず、たまこが商店街や「たまや」を盛り上げるために出すアイデアのほぼ全てに反対する(が、最終的には協力するなど、なんだかんだで娘には甘い)。同じ餅屋である大路屋の吾平とは犬猿の仲でいつも張り合っているほか、吾平の息子であるもち蔵に対しても厳しい態度を取る。顔や性格に似合わず酒は苦手で飲めない。そのため、レコード屋「星とピエロ」のマスターからコーヒーにこっそり酒を入れられたときには相当酔いつぶれていた。髪型は学生時代から坊主頭。恋愛に関してはたまこ同様、鈍感であるが、もち蔵が祭りの日にたまこのために「たまや」を手伝いたいと申し出たさい、店の味を盗むつもりだと勘違いし手伝いを拒否している。たまこがお后候補になってからは、周囲とは複雑な態度で接している。
学生時代は、レコード屋「星とピエロ」のマスターたちとバンド「ダイナマイトビーンズ」を組んでおり、ギター兼ボーカルを務めている。
北白川 福(きたしらかわ ふく)
声 - 西村知道
たまこの祖父で豆大の父。気さくな性格だが、豆大同様恋愛事には疎い。豆大に比べるとたまこのアイデア等には比較的に好意的な部分があり興味を示すこともある。福曰く、「たまや」を創業したのは彼の祖父であり、吾平のセリフから察するに「たまや」が創業した3日後に「大路屋」が創業している。
北白川 ひなこ(きたしらかわ ひなこ)
声 - 日笠陽子
たまこの母親。たまこが小学5年生のときに亡くなっている。学生時代は髪の色や髪形以外はたまこに似た容姿でたまこ同様、首筋にホクロがある。たまこがよく鼻歌にする曲は豆大と彼女の思い出の曲である。ただし、たまこはその曲が何か分からないため、レコード屋「星とピエロ」のマスターにいろいろなレコードを探してもらっていたが、第9話にてその曲が思い出の曲「恋の歌」であり豆大からひなこに送られた曲であることが判明した[注 9]
豆大との出会いは、豆大に「餅屋『たまや』」で、ひなこが豆大福がほしいという意味で「豆大ください、好きなんです、こちらの豆大」と言ったのを自分が告白されたと勘違いしたのが付き合い始めた要因である。

大路家[編集]

大路 もち蔵(おおじ もちぞう)
声 - 田丸篤志
たまこの幼馴染で、高校の同級生。中等部では、たまこと違う学校に通っていた。たまこからは「もち蔵」、あんこからは「もっちー」と呼ばれている。映画研究会に所属。10月10日(お餅の日)生まれ、血液型B型。たまこに想いを寄せているが、たまこ本人が恋愛に鈍感なところもありなかなか報われない。もち蔵本人もたまこへの好意を他人から指摘されると意地を張って否定することが多い。2年生での臨海学校では、たまこにデラを使って告白しようとしていたが、みどりにことごとく阻止され、結局できずじまいだった。たまこがお后候補になったことで相当落ち込んでいる。
実家は「たまや」の向かいの餅屋「大路屋」、たまこの実家とライバル関係にある。商売敵同士である父親たちとは違い、本人とたまこは仲がよい。豆大のことは「お義父さん」と呼んでいるが、その都度「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはねえ!」と怒鳴られている[注 10]。直接話しても聞こえるが、自室の窓から、同じ2階にあるたまこの部屋の窓へ糸電話を投げ、道路をまたいだ糸電話で会話をすることもある[注 11]。2年のクラス替えでは、またもやたまこと同じクラスになれず落胆していた。
たまこと違い、店の手伝いはあまり熱心ではなく、夏の暑い日にやる気のない態度で店番をして、両親に注意されたり、お餅の日には自分の店の手伝いはそっちのけで、たまこのために「たまや」の手伝いをして、吾平から怒鳴られている。
たまこ同様にうさぎ山商店街のポイントカードを集めており、自分のカードは50冊分持っている。
大路 吾平(おおじ ごへい)
声 - 立木文彦
もち蔵の父親で、餅屋「大路屋」の主人。餅屋に対する考えが保守的な豆大と違い、時代に取り残されないようにと、店の看板を「RICECAKE oh! ZEE」に変えてしまったり、「お節餅」や「ハロウィン餅」などの斬新なアイデアの創作餅を作るなど、革新的な考えの持ち主。しかし、客からの評判はいまいちである。常に笑ったような表情で私服には派手な色のシャツを着ていることが多い。
同じ餅屋である豆大とは、商売敵であるうえ、考え方の違いから仲が悪く店頭でしょっちゅう言い争いをしており、ケンカの原因は大抵は意見の食い違いだが、店に出す商品やイベントが互いに被ることでも揉めている。だが、憎しみあっているわけではなく、ライバルかつケンカ友達のような関係で、豆大の娘であるたまこには比較的好意的に接している。
大路 道子(おおじ みちこ)
声 - 雪野五月
もち蔵の母親。ぼーっとしているもち蔵をたしなめることが多く、もち蔵がたまこのことを好きなことも知っている。たまこともち蔵の糸電話を作った張本人である。

たまこの同級生[編集]

常盤 みどり(ときわ みどり)
声 - 金子有希
たまこの幼馴染で、同じ高校の同級生。8月19日生まれ、血液型B型。バトン部に所属で、第9話にて部長に就任したが、文化祭の企画のときには、部長の重圧に押されて戸惑いを見せている。祖父がうさぎ山商店街でおもちゃ屋を経営。現在商店街には住んでいない。サバけた性格で男女問わずに人気があるらしい。金髪と常盤色の髪留めがトレードマーク。高校2年の進級時は、初めてたまこと別のクラスになった。ツッコミも含めてたまこにはなにかと世話を焼くことが多く、もち蔵のたまこに好意を抱いていることに関してもあまりよく思っていないため、2年生の臨海学校では、もち蔵がたまこに告白しようとしていたときは、ことごとくブロックしていた。「だね」と同意するのが口癖。
緑色のリボンがついたクマのぬいぐるみをとても大切にしており、たまこがお后候補と判明したときは「クマのぬいぐるみを取りあげられた気分」と言っている。なお、最終回でチョイが帰国するときには、チョイにリボンが色違い(赤色)のクマのぬいぐるみをプレゼントしている。
牧野 かんな(まきの かんな)
声 - 長妻樹里
たまこと同じ高校の同級生。うさぎ山中等・高等学校の建物の設計をするために高等部より入学。誕生日は。6月7日生まれ、血液型O型。バトン部に所属。髪の左側に付けたアメ型の髪飾りが特徴。名前の由来は大工道具の「(かんな)」から。マイペースで掴みどころのない性格だが、策士なところもあり、真夏の暑さで客入りが少なくなっているうさぎ山商店街を盛り上げるため、デラに「好きな人と一緒にお化け屋敷に入ると仲良くなれる」と吹き込んで、デラをうまく利用したことも。また、時にさらっと黒い発言をすることもある。親は大工で、しばしば商店街での仕事を請け負っており、本人もチョコレートの家を自ら設計したり、教室のロッカーの修理をしたり、鳥小屋を造ったりとその筋の造詣が深く、父親を「親方」と称するなど尊敬している。また、その筋のプライドは比較的高く、デラのために作った鳥小屋にデラが入りきらなかった際、デラに主要な原因があったにもかかわらず、計測を誤るのは大工として一生の恥として「おが屑にしてやる」という一言とともに鉋を取り出す一面も。その鉋が自前のものかどうかは不明。バトン部の次期部長の座を狙っていたが、その座にはみどりが就いてしまったものの、たまこに下剋上宣言するなど、部長の座は諦めていない様子。
デラのことは「鳥さん」「鳥の人」などと呼んでいたが第8話以降は「ミスター」と呼んでいる。鳥アレルギー持ち。進級時はたまこや史織らと同じクラスになった。みどりを「みどちゃん」、史織を「しおちゃん」など独特なあだ名で呼ぶことが多い。目測が得意で、お化け屋敷を作った際は必要な資材の数をすぐに弾き出すほど。服の上からでも相手の体格を正確に測ることができる[注 12]。直角が大好きである。会話の節々に敬語を使うことがある。たまこほどではないが、泳ぎが苦手である。小柄な体格のため、チョイにはたまこ達よりも年下だと思われていた。
朝霧 史織(あさぎり しおり)
声 - 山下百合恵
たまこの同級生。4月2日生まれ、血液型A型。バドミントン部に所属。メガネと髪に刺した2本のかんざしがトレードマーク。実家はペットショップを経営。クールな人物だが、内面は繊細かつ恥ずかしがり屋で引っ込み思案な性格。2年に進級した際にたまこと同じクラスになる。
1年のころから、バトン部のたまこたちが楽しそうに話をしている姿を羨望の眼差しで見ていて、たまこと友達になりたいと思っていたが、その性格から言い出すことが出来ず、たまこに対して素気ない態度で接していた。だが、デラを通じてたまこと交流したことがきっかけで、想いを打ち明け友人となり、その後、たまこを通じてみどりやかんなとも友人となった。
友人になってからは、「たまや」や商店街のイベントを手伝ったり、笑い合ったり、たまこたちと一緒にプールに行ったりと、一緒に行動するようになった。デラからは大変気に入られており、その後もたびたびアプローチを受けている。当初はたまこを「北白川さん」と呼んでいたが、後に「たまこ」と呼ぶようになっている。

うさぎ山商店街の人々[編集]

クレジットではさゆりを除いて本名ではなく人物が経営している店の名前で表記されている。

常盤 信彦(ときわ のぶひこ)
声 - 家中宏
みどりの祖父で、商店街でおもちゃ屋「トキワ堂」を経営。松葉杖のようなけん玉を手にしている。子供たちとおもちゃで遊ぶのが好き。
花瀬 かおる(はなせ かおる)
声 - 小野大輔
花屋「フローリストプリンセス」の店員。デラをうさぎ山商店街に連れて来てしまったり、自店の花でたまこをお妃候補と勘違いさせたりなど、作中のトラブルメーカーでもある。デラから女性と思われているようであるが、ノベライズ版に男性であることが描かれており、いわゆる「オネェ」である。
八百比 邦夫(やおび くにお)
声 - 辻谷耕史
レコード屋「星とピエロ」の主人。たまこから亡くなった母親が歌ってくれていた曲を探すのを頼まれている。レコードをかける際、聴かせる相手の心情を察した格言をときおり残している。豆大の学生時代の先輩で[注 13]、学生時代に豆大と一緒にバンド「ダイナマイトビーンズ」を組んでおり、キーボードを担当している。当時のライブの様子を収録したビデオを持っていて、たまこから依頼された曲が判明した際に、デラを使って上映している。
湯本 長治(ゆもと ちょうじ)
声 - 津久井教生
風呂屋「うさ湯」の主人。たまこの行きつけの風呂屋。町内会長も務めている。動物と会話することを空想していたためデラのことを気に入っている。
湯本 さゆり(ゆもと さゆり)
声 - 岩男潤子
長治の娘で「うさ湯」の看板娘。茶髪のセミロングヘアに赤いカチューシャでメガネをかけている。集会が行われる際には、階段の方に座っている。後に結婚することが明らかになり、結婚後は実家を出て暮らしているが、うさ湯で集会などがあるときには実家へ帰っている。
満村 文子(みつむら ふみこ)
声 - 渡辺久美子
精肉屋「ジャストミート」の明るいおばさん。たまこやたまこの知り合いに自店のコロッケをおごることが多い。また、それ以外の人々(主に学生)にもおごることがある[注 14]
魚谷 隆(うおたに たかし)
声 - 成田剣
魚屋「さしみ」の主人。おとなしく控えめな人物。さゆりの結婚が決まったことにショックを受けており、妻の真理に睨まれている。デラが一度だけつぶやき、忘れてしまった買い物リストを覚えているなど、記憶力が良い。
魚谷 真理(うおたに まり)
声 - 日笠陽子
隆の妻。夫とは対照的に明るく気さくな性格。
清水 富雄(しみず とみお)
声 - 川原慶久
豆腐屋「清水屋」の職人。色白な小太りの男性でアフロヘア。さゆりのことが好きで、さゆりが結婚することを知りショックを受けるが、さゆりの幸せを祝福する紳士な一面を見せており、チョイには「良い占いをありがとう」と言っている。
白木 忠直(しらき ただなお)
声 - 野坂尚也
うどん屋「みやこうどん」の職人。力うどんを作るときには、いつも餅屋「たまや」の餅を使っている。無口だがバレンタインには特製メニューを作ったり、猫にうどんをあげたりと乗り気な部分があったりする。
英國屋(本名不明)
声 - 杉本ゆう
ブティック「英國屋」の店主。けだるい雰囲気の若い女性。接客中の店内で煙草をふかしていた。チョイの服を探しに来たたまこ達に、アラフィフターゲットの自分の店より若者向けの商品を扱う、うさぎ山商店街の外にある古着屋「Mother Road」を紹介する。「Mother Road」の店長を“ツレ”と呼ぶが、髪の色とほくろの位置が違うだけで同じ顔をしていた。
駄菓子屋(本名不明)
声 - クレジットなし
駄菓子屋「うさぎ山商店」の店主。物静かで頭の良い[注 15]、茶髪のショートカットの若い女性。青いパーカーとショートパンツという出で立ちでいることが多い。たまこたちが高校2年生の時、浪人生[注 16]を下宿させていた。

南の国[編集]

日本より南にある海に囲まれた島で気温は高い。「土地の物は国民皆の物」という習わしがある[注 17]。また、王家に仕える者はモチマッヅィの姓を享け賜るしきたりがある。そのため、デラとチョイはメチャとは血が繋がっていない。

メチャ・モチマッヅィ
声 - 下野紘
とある南の国を治めるモチマッヅィ王家の王子で、デラの主人的存在だが小さい頃から一緒に育ってきたのでデラからはタメ口で話されている。デラは彼の后を探すために旅をしており、彼に仕込まれた通信機能によって連絡を取っているのだがデラやチョイ側からの返事がないため、繋がっているか不安がっている。礼儀正しく穏やかな性格。
お妃候補が判明した時に、デラを通じてたまことの会話で、名前を名乗った際に名前「メチャ(めっちゃ)モチマッヅィ(餅まずい)」が名前なだけに豆大がブチ切れる寸前であった[注 18]
お妃候補であるたまこに会うために来日し、商店街の人たちと交流を持つ。デラと再会した際、太りすぎて容姿の変ったデラを、最初は別の喋る鳥と勘違いしている。
チョイ・モチマッヅィ
声 - 山岡ゆり
王子のお付きの女の子。占い師。デラを使った鳥占いが得意で良く当たっている。手相占いもでき[注 19]、第6話のラストにうさぎ山商店街にやってくる。母国では、デラを飛ばして国事を占う鳥占官(デラ曰く的中率98%)を務めている。基本的には礼儀正しく真面目な性格で他人や初対面、目上の人間に対しては敬語で話すが打ち解けた人間や自分から見て年下の人間にはタメ口で話す。一方でデラには厳しい部分があり、デラにとっては頭の上がらない人物である。
デラの通信機能が回復するまでの間、「たまや」に居候させてもらい、掃除や料理などの家事を積極的に手伝っている。日本に来てからテレビのワイドショーを観るのが好きになった。どうやら王子に好意を抱いている様子である。8話で「デラの食べ過ぎを監視する」と言う名目でたまこ達の学校に仮交換留学生として通学していた。

うさぎ山高校の人物[編集]

八木 ただし(やぎ ただし)
声 - 成田剣
新任教師で2年A組のたまこのクラスの担任。下の名前は「ただし」。怖いものが苦手らしく、たまこたちが催したお化け屋敷でも絶叫していた。第3話(4月)の時点では新婚である。妻(声 - 雪野五月)のことは「ジュコちゃん」と呼んでいる。
木更木 夕子(きさらぎ ゆうこ)
声 - 三上枝織
たまこ達の先輩でバトン部の元部長。たまこ達からは「夕子先輩」と呼ばれている。バトンが大好きであり、筋の良い史織をバトン部に勧誘したこともある。第10話の時点ではすでに引退しているが、文化祭の話し合いや練習などに付き合う。神出鬼没で、アニメやwebドラマではたまこ達が気づかない間に彼女達のすぐ傍にいる事が多い。(みどり曰く気配を完全に消している模様)
初登場はWebドラマ第3話でその後本編第10話に登場している。実は本人はバトンは不得意で、自身のもっとも大好きなものが不得意という理想と現実とのギャップに苦悩している。ただし、その分バトンの知識は豊富で、難易度の高い技もどのように動けば成功するかなどを完璧に把握しており、バトンを指導する側となれば非常に高い能力を持っている。(実際に彼女の指導でかんなは短時間で技をマスターできた)、また部長としてのリーダーシップ力も高く、非常に後輩思い。夏のフェスティバル終了時にたまこ達から祝いの花束を渡された際は、感謝の涙を流した。
バトン部 後輩(本名不明)
声 - 藤村鼓乃美照井春佳羽月理恵
たまこ達が2年に進級して登場した、バトン部の後輩(たまこ達より1学年下)二人組で、BD第6巻のブックレットのキャラクター紹介に「双子です」と記載されている。全く同じ顔をしており、ロングヘアのセンター分けで、額にくるくると渦巻くような房が一本貼り付いている。一人は後ろ髪をそのまま背中に垂らし、もう一人は両耳の上でツインテールに結んでいる。
第8話のエンディングテロップでは、二人とも「バトン部 後輩」となっており、明確な区別はされていない。
たまこ達が3年に進級するとさらに1名の後輩(たまこ達より2学年下)が登場する。ボブヘアーで、かんなに憧れを抱いていると思しき描写がある。

あんこの同級生[編集]

竜也(たつや)
声 - 五十嵐裕美
あんこのクラスメイトの男子。ルックスがいいため、みどりやかんなからは、あんこの好きな相手だと思われていた。
柚季
声 - 藤村鼓乃美
あんこの好きな相手で、メガネをかけた柔和な雰囲気の少年。あんこのクラスメイトだったが、10月10日(第9話)で転校する。家族が餅屋「たまや」の常連だったため、転校後も餅屋「たまや」を訪れることをあんこと約束している。
かえで
声 - 原嶋あかり
あんこのクラスメイトでショートカットの女の子。
もみじ
あんこのクラスメイトでメガネをかけた長髪の女の子。

スタッフ[編集]

モデル[編集]

物語の主な舞台となる「うさぎ山商店街」のモデルとなったのは、京都市上京区出町桝形商店街である。また、たまこたちが通う学校は聖母女学院京都・藤森キャンパス、通学など川[注 20]沿いの歩道の場面は、京都市伏見区深草キトロ町にある京阪本線藤森駅周辺であり、エンディングにおいて「取材協力」の形でクレジットされている。

たまこたちが通う高校の女子用制服は、京都聖母学院中学校・高等学校(中高で同一デザイン。ただし、2013年度からデザイン変更予定)の制服に似たものとなっている[4]。なお、同校は女子校(作品内では共学)。

また、「たまこラブストーリー」のラストシーンでは、JR東海道新幹線京都駅のホームが登場する。

主題歌[編集]

オープニングテーマ「ドラマチックマーケットライド
作詞 - 藤本功一 / 作曲 - 片岡知子 / 編曲 - 宮川弾 / 歌 - 北白川たまこ(洲崎綾
エンディングテーマ「ねぐせ
作詞 - 宮川弾 / 作曲 - 山口優 / 編曲 - 赤羽俊之、山口優 / 歌 - 北白川たまこ(洲崎綾)
第9話では未使用。

劇中曲[編集]

「My Love's Like」(第1話)
Cage North
「Excerpts from "The Return Of The Drowing Witch"(Part1 - Part9)」(第1話 - 第4話、第6話、第8話)
Hogweed
「Un Lieu de Rencontre」(第2話)
Marilou
O.S.T「Girl Next door(Zizzania)」(第2話)
Franco Casa / Paul Bennett
「Hajimete No Hoshi」(第3話)
Toshiya Nagoshi
「Pink Marigold Ice Cream」(第6話)
Pink Marigold Ice Cream&Giuliano Sopliani
「Atlantis Flower」(第7話)
Paul Dante and His Lobu laria Orchestra
「恋の歌」(第9話)
ダイナマイトビーンズ
扱いは劇中曲だが、実質エンディングテーマとして使用。
「Davata Vlna Tanec」(第10話)
Vladis lav Fibich symfonietta
「Girl on the 94」(第11話)
The Cupid's Toy

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 餅、餅菓子 作中の季節
第1話 あの娘はかわいいもち屋の娘 吉田玲子 山田尚子 堀口悠紀子 鏡餅、伸し餅 冬(12月下旬 - 31日)
第2話 恋の花咲くバレンタイン 山田尚子 三好一郎 西屋太志 豆大福 冬(2月13日、14日)
第3話 クールなあの子にあっちっち 小川太一 丸木宣明 桜餅 春(4月上旬)
第4話 小さな恋、咲いちゃった 花田十輝 北之原孝将 池田晶子 柏餅 春(5月)
第5話 一夜を共に過ごしたぜ 太田里香 秋竹斉一 丸餅 夏(7月下旬)[注 21]
第6話 俺の背筋も凍ったぜ 横手美智子 河浪栄作 引山佳代 わらび餅(予告のみ)
第7話 あの子がお嫁に行っちゃった 吉田玲子 内海紘子 石原立也
石立太一
池田和美 大福
第8話 ニワトリだとは言わせねぇ 横手美智子 武本康弘 植野千世子 栗大福、大福
揚げ餅(予告のみ)
第9話 歌っちゃうんだ、恋の歌 吉田玲子 三好一郎 内藤直 豆餅、杵つき餅 秋(10月8日・9日・10日)
第10話 あの子のバトンに花が咲く 横手美智子 小川太一 丸木宣明 豆大福 秋(10月下旬、11月2日・3日)
第11話 まさかあの娘がプリンセス 吉田玲子 山田尚子 北之原孝将 池田晶子
最終回
(第12話)
今年もまた暮れてった 石原立也
山田尚子
石原立也 池田和美 豆大福、鏡餅

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2013年1月10日 - 3月28日 木曜 0:30 - 1:00(水曜深夜) 独立局
兵庫県 サンテレビ 木曜 0:35 - 1:05(水曜深夜)
京都府 KBS京都 木曜 1:00 - 1:30(水曜深夜)
愛知県 テレビ愛知 木曜 2:05 - 2:35(水曜深夜) テレビ東京系列
日本全域 BS11 2013年1月14日 - 4月1日 月曜 0:00 - 0:30(日曜深夜) BS放送 ANIME+』枠
アニマックス 2013年1月30日 - 4月17日 水曜 22:00 - 22:30 アニメ専門BS/CS放送 リピート放送あり

テレビ放送のほか、TBSオンデマンドバンダイチャンネルが本作の動画配信を行っている[5]

関連商品[編集]

BD / DVD[編集]

2013年3月20日から8月21日まで発売された。初回特典として劇中歌が紙ジャケット仕様CDとして封入されている他、映像特典として監督の山田による制作現場レポート、ぺったんこアニメ「デラ's BAR」「おっちょこチョイちゃん」、描き下ろしイラスト付きもちもちラジオドラマが収録されている。

発売日 収録話 映像特典 規格品番
BD DVD
1 2013年3月20日 第1話 - 第2話 デラ's BAR
制作現場レポート(1)
もちもちラジオドラマ#1 - #2
PCXE-50251 PCBE-54221
2 2013年4月17日 第3話 - 第4話 デラ's BAR
制作現場レポート(2)
もちもちラジオドラマ#3 - #4
PCXE-50252 PCBE-54222
3 2013年5月15日 第5話 - 第6話 デラ's BAR
制作現場レポート(3)
もちもちラジオドラマ#5 - #6
PCXE-50253 PCBE-54223
4 2013年6月19日 第7話 - 第8話 おっちょこチョイちゃん(1)
制作現場レポート(4)
もちもちラジオドラマ#7 - #8
PCXE-50254 PCBE-54224
5 2013年7月17日 第9話 - 第10話 おっちょこチョイちゃん(2)
制作現場レポート(5)
公開ラジオダイジェスト映像
もちもちラジオドラマ#9 - #10
PCXE-50255 PCBE-54225
6 2013年8月21日 第11話 - 第12話 おっちょこチョイちゃん(3)
制作現場レポート(6)
イベントバックステージ映像
キャラクターソングPV
もちもちラジオドラマ#11 - #12
デラちゃんvsメカデラちゃん
PCXE-50256 PCBE-54226

映像特典[編集]

ぺったんこアニメ「デラ's BAR」
BD / DVD各巻に収録の映像特典短編アニメ。脚本は横手美智子。平面でディフォルメのキャラがデラのバーに訪れる。

CD[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2013年1月25日 ドラマチックマーケットライド PCCG-70172
ねぐせ PCCG-70173
2013年2月20日 たまこまーけっと キャラクターソングアルバム twinkle ride CD PCCG-01328
2013年4月26日 たまこまーけっと オリジナル・サウンドトラック・アルバム Music Around of Tamako PCCG-01329

小説[編集]

京都アニメーションKAエスマ文庫より2013年4月発売。著者一之瀬六樹、イラスト堀口悠紀子、監修吉田玲子。ISBN 978-4-907064-03-7。アニメにはないオリジナルストーリーで全11話を収録。

また、2014年7月には「たまこラブストーリー」がKAエスマ文庫より発売。著者一之瀬六樹、イラスト堀口悠紀子、監修吉田玲子。ISBN 978-4-907064-22-8。映画「たまこラブストーリー」のたまこ視点、みどり視点のストーリーと、南の島に戻ったチョイがお妃し探しに奔走するオリジナルストーリーの全3編を収録。

イベント[編集]

放送直前の2013年1月5日に、京都文化博物館別館ホールにて、メインキャスト3名と山田監督が出演の「TVアニメ『たまこまーけっと』もちもち先行上映イベント」が開催された[6]

2013年5月4日にはゆうぽうと、同5月18日はKBSホールにて、『もちもち トーク&ライブイベント〜歌だ!踊りだ!お祭りだ!〜』を開催[7]

WEBラジオ[編集]

たまこまーけっと もちもちラジオ』は、2013年1月14日からHiBiKi Radio Stationで毎週月曜日に配信中のラジオ番組。パーソナリティは洲崎綾、金子有希、長妻樹里[8]。2月16日には公開録音が行われた。また、3月7日にはニコニコ生放送において、チョイ・モチマッヅィ役の山岡ゆりをゲストに招き、ラジオ収録の模様が動画配信された。

劇場版[編集]

『たまこラブストーリー』
『南の島のデラちゃん』
監督 山田尚子
脚本 吉田玲子
製作 うさぎ山商店街
出演者 洲崎綾
田丸篤志
金子有希
長妻樹里
山下百合恵
音楽 片岡知子
主題歌 洲崎綾「プリンシプル」
撮影 山本倫
編集 重村建吾
製作会社 京都アニメーション
配給 松竹
公開 日本の旗 2014年4月26日
上映時間 83分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2014年4月26日に『たまこラブストーリー』のタイトルで公開[2]。キャッチコピーは、「たまこ、むけました。」「おもち、やけました。」「大人になる、ということ」「近くて遠い、ふたりの恋」。同時上映に『南の島のデラちゃん』がある。

また、劇場版のストーリーを元にした小説「たまこラブストーリー 」が、京都アニメーションKAエスマ文庫より2014年7月発売。著者一之瀬六樹、イラスト堀口悠紀子、監修吉田玲子。

全国24スクリーンの小規模公開であったが、公開初週の土日2日間成績では動員2万263人、興収3168万8700円で[9]、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)で11位にランクインするなど健闘した[10]

あらすじ(劇場版)[編集]

高校3年生の春。東京の大学へ進学することを決めた大路もち蔵は、幼い頃から恋をしている北白川たまこに想いを伝えることを決意する。下校途中、河原で転びそうになったたまこの腕を掴んだもち蔵は、そのまま自らの想いを告げる。突然の告白に驚いたたまこは尻餅をつき、川の水に濡れてびしょびしょなまま、その場を走り去ってしまう。それ以来、たまこはもち蔵と顔を合わせるのを避けるようになり、二人の関係は以前とは違うものになってしまった。

そんなある日、たまこの祖父、北白川福が餅を喉に詰まらせてしまい、病院へ搬送される。幸い命に別条はないことが分かると、入院手続きのためにたまこともち蔵が残され、二人きりになる。自分が告白をしたせいでたまこの調子が悪くなったのだと思ったもち蔵は、あの日の告白をなかったことにしてほしいと告げる。たまこはそのことを常盤みどり、牧野かんな、朝霧史織に相談したことで自らの想いに気づき、きちんと返事をしようと決意する。

スタッフ(劇場版)[編集]

  • 監督 - 山田尚子
  • 脚本 - 吉田玲子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 堀口悠紀子
  • 絵コンテ - 山田尚子/石原立也
  • 演出 - 山田尚子、小川太一、河浪栄作、山村卓也/石原立也
  • 作画監督 - 堀口悠紀子、丸木宣明、引山佳代
  • 美術監督 - 田峰育子
  • 色彩設計 - 竹田明代
  • 撮影監督 - 山本倫
  • 設定 - 秋竹斉一
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • 音楽 - 片岡知子
  • 編集 - 重村建吾
  • アニメーション制作 - 京都アニメーション
  • 製作 - うさぎ山商店街(京都アニメーション、ポニーキャニオンTBSテレビ
  • 配給 - 松竹

主題歌(劇場版)[編集]

主題歌「プリンシプル」
作詞 - 愛鈴 ⁄ 作曲 - 藤本功一 ⁄ 編曲 - 谷口尚久 / 歌 - 洲崎綾
オープニング曲「KOI NO UTA」
作詞 - 北白川豆大 ⁄ 作曲 - ダイナマイトビーンズ / 歌 - 北白川豆大
エンディング曲「こいのうた」
作詞 - 北白川豆大 ⁄ 作曲 - ダイナマイトビーンズ / 歌 - 北白川たまこ

劇中曲[編集]

「恋の歌」
作詞 - 北白川豆大 ⁄ 作曲 - ダイナマイトビーンズ / 歌 - ダイナマイトビーンズ
「Excerpts from "The Return Of The Drowing Witch"(Part1 - Part9)」
作曲・編曲・演奏 - Hogweed
「qum Daiwtiigyam」
作詞 - Gunung Bangep ⁄ 作曲 - Ro ga-nang / 歌 - Daniels
「豆大さんへ」
作詞・作曲・歌 - ひなこ
上を向いて歩こう
作曲 - 中村八大 / 編曲 - 片岡知子

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ これは2003年夏頃に放送されていた『フルメタル・パニック? ふもっふ』以来である
  2. ^ 第9話では、あんこのボーイフレンドである柚季が引っ越すことになったときは、あんこに柚季への餅をプレゼントするという一面も見せている
  3. ^ そのため、王子のお妃候補になったときも、王子にきっぱりと断わりを入れた
  4. ^ 商店街が静かだと、母ひなこが亡くなったときの喪に服して昼間からシャッターを閉めている商店街を思い出す、というトラウマを持つことが第12話で判明した
  5. ^ 第7話では、風呂屋の店主が、娘の結婚にショックを受けてうさ湯が臨時休業であり、初めて自分の家の風呂に入る描写がある
  6. ^ 王子と結ばれたときは、名前が「たまこ・モチマッズィ」となるため、たまこはショックを受けており、豆大は怒り心頭であった
  7. ^ 状況や気分によって一人称がころころ変わる
  8. ^ 第6話でチョイが映写機能を使った際に彼女がまだ南の国にいる時の映像が流れた
  9. ^ ひなこは音痴であり、元の曲とリズムが違っていたので詳細を聞くまではマスターにも探し出せなかった
  10. ^ たまこがお妃候補になって、うさ湯で商店街の連中と緊急集会したときは、ショックで上の空であり、そのときは怒らなかった
  11. ^ 糸電話を作ったのはもち蔵の母親である道子。たまこともち蔵が幼いころに窓越しに話をしていて豆大に叱られていたのを見て、二人に糸電話で話すように勧めたとたまこが口にしていたが、たまこラブストーリーでは母ひなこの死を悲しむたまこを見かねたもち蔵が道子に作ってもらったことが明かされており、前者はたまこの記憶違いではないかと考えられる。
  12. ^ 『もちもちラジオドラマ』第7話
  13. ^ 邦夫は豆大のことを「ダイ」と呼んで、豆大は、邦夫に名前を「さん」づけで呼んだり、敬語で接している
  14. ^ 第3話での八木先生が北白川家の家庭訪問時に偶然出会った史織と共に店のコロッケをおごってくれていた
  15. ^ と小説にてたまこは評しているが、実際の描写は茶目っ気のあるチャーミングな女性といった趣が強い
  16. ^ 高校3年生時には大学生を下宿させているとあるが、同一人物かどうかは明記されていない
  17. ^ 『もちもちラジオドラマ』第8話
  18. ^ 来日した王子と対面したときに、豆大は「モチウンマイに改姓するまで娘はやれない」と言っている
  19. ^ 『もちもちラジオドラマ』第7話
  20. ^ 厳密には川ではなく琵琶湖疏水鴨川運河である。
  21. ^ 同話でデラが「(商店街に来て)半年と少し」と言ってるため、この時期だと思われる

出典[編集]

  1. ^ 京アニのオリジナル「たまこまーけっと」来年1月放送開始予定 山田尚子監督”. アニメ!アニメ!. 2012年11月29日閲覧。
  2. ^ a b 京アニが贈る完全新作映画『たまこラブストーリー』、2014年4月26日公開”. マイナビニュース. マイナビ. 2013年12月19日閲覧。
  3. ^ TVアニメ『たまこまーけっと』PV”. YouTube (2012年12月31日). 2013年1月10日閲覧。
  4. ^ 制服|京都聖母学院中学校・高等学校”. 京都聖母学院中学・高等学校. 2013年2月13日閲覧。
  5. ^ 放送情報”. TVアニメ『たまこまーけっと』公式サイト. 2014年2月7日閲覧。
  6. ^ 『たまこまーけっと』第4弾最新CM&キービジュアル公開!!”. アニメイトTV. アニメイトフロンティアワークス (2012年12月20日). 2013年1月7日閲覧。
  7. ^ イベント情報”. TVアニメ『たまこまーけっと』公式サイト. 2013年7月17日閲覧。
  8. ^ 響 - HiBiKi Radio Station -「たまこまーけっと もちもちラジオ」番組詳細”. 2013年1月9日閲覧。
  9. ^ 壬生智裕 (2014年4月30日). “『アナと雪の女王』が首位に返り咲き!大ヒットスタートのGW映画に勝利!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 2014年4月30日閲覧。
  10. ^ 【国内映画ランキング】「アナと雪の女王」返り咲きV!以下「コナン」「テルマエ」「アメスパ」「相棒」”. 映画.com (2014年4月29日). 2014年4月30日閲覧。

外部リンク[編集]