チューベローズ

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チューベローズ
Polianthes tuberosa.jpg
John Simsによるイラスト
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: クサスギカズラ目 Asparagales
: クサスギカズラ科 Asparagaceae
亜科 : リュウゼツラン亜科 Agavoideae
: チューベローズ属 Polianthes
: チューベローズ P. tuberosa
学名
Polianthes tuberosa L.[1]
英名
tuberose

チューベローズ(学名:Polianthes tuberosa)は、リュウゼツラン亜科の多年草。ゲッカコウ(月下香)とも呼ばれる。種小名ラテン語で「ふくらんだ、塊根状の」を意味し、球根を形成することに由来する。「チューベローズ」はその英語読みである。

特徴[編集]

原産地はメキシコ[1]、同属植物は12種ある。晩春に鱗茎から発芽し、披針形の葉は、根生葉が数枚、茎を抱く葉が十枚前後ある。草丈1mくらいになり、8月頃に、白い6弁花20 - 30輪からなる穂状花序をつける。花穂は45cmくらいになり、香りがよく、複雑でエキゾチックな甘いフローラル系で、とくに夜間は香りが強い。園芸種は八重咲きのものが多いが、一重咲きのほうが香りが高い。戦中に李香蘭渡辺はま子が唄ってヒットした中国曲の「夜来香」の花がチューベローズであると言われたことがあったが、実際は別種の植物で、月下香(げっかこう)という和名もあったが、今は使われていない。抽出物を香水のトップノートに用いるために、ハワイや熱帯アジアなどで栽培され、現在も現地ではレイや宗教行事用に用いられている。ヴィクトリア朝時代のハワイでは葬式用の花とされた。

栽培[編集]

球根は30g以上ある充実したものでないと開花しないので、なるべく立派な病害虫のない球根を選ぶ。比較的丈夫な草花で、花を咲かせるだけなら、排水と日当たりの良いところなら十分に育つ。株間は30cmくらいにし、球根に10cmくらい土がかぶるくらいに植える。花の後に塊茎が分球するが、八丈島など冬の遅い地域を除き、球根が充実する前に冬が来てしまうため、翌年も作りたい場合は、新しい球根を買った方がよい。

脚注[編集]

  1. ^ a b Polianthes tuberosa”. GRIN. 2012年8月14日閲覧。