大福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
大福

大福(だいふく)は、小豆でできたで包んだ和菓子の一種。大福餅(だいふくもち)とも。

餅はきめ細かくつかれているものを使い、餡の量は餅と同量以上であることが多い。食用のをまぶしてあることも多い。餅にヨモギを加えたものや、餡の代わりにイチゴカスタードクリームを入れたものなどさまざまなバリエーションが存在する。そのまま食べることが多いが、好みによって焼いたり、汁粉に入れたりする。大福を自宅で作る際は、餅に砂糖を混ぜておくと硬くなりにくい。工場で生産され、流通経路を介して販売される製品も同様の傾向がある。

歴史[編集]

江戸時代初期に生まれた鶉餅(うずらもち)が1771年明和8年)に江戸小石川の未亡人により小形化され、餡に砂糖を加えられたものが始まりとされる。腹持ちがよいことから腹太餅(はらぶともち)、大腹餅(だいふくもち)と呼ばれていたものが、吉字を使った大福餅に変化したという。寛政の改革時には、行商が焼きながら売り歩く熱い大福が流行した[1]

種類(一例)[編集]

豆大福
大福(紅白)

大福に関する文化[編集]

  • 大福食い競争 - 主に学校の運動会等で行われる競技のひとつ。徒競走に、途中で大福を食べなければならないというルールを加えた競技であり、パン食い競走の大福版といえる。パンを吊す代わりに、小麦粉が詰められた箱の中に隠された大福を、顔を突っ込み、口のみで探し出し食べる。
  • 『大福』は白くて丸いものの比喩表現として使われることがある。

大福に関する楽曲[編集]

NHKみんなのうたで2007年12~1月に放送。

大福に関するキャラクター[編集]

  • だいふくさん

下町に三代続く和菓子の老舗『大福本舗』で毎日作られている大福餅の「だいふくさん」。 友達の「草餅くん」、「苺だいふくちゃん」、「きなこ餅くん」。双子の弟でつぶ餡の「つぶだいふく」がいる。 Yahoo!動画の「だいふくさん」。

注釈[編集]

  1. ^ 宮崎正勝『知っておきたい「食」の日本史』196p・角川ソフィア文庫

関連項目[編集]