鉋
鉋(かんな)は、木工用の工具の1種で、主として材木の表面をけずって加工する目的で使われる。(一般に台鉋を指す)
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[編集] 大工道具
[編集] 概要
古代から建築部材の表面仕上げを行うために、槍鉋(やりがんな)が使われてきた。槍鉋は棒の先に柳の葉のような形の刃を付けた道具である。
15世紀頃に木製の台(鉋台)の中に刃を組み込んだ台鉋が発明され、以降は台鉋が中心となった。 日本の鉋は、写真のように使用者が手前に引く際に木材がけずれるようになっているが、ヨーロッパ、中国のものは逆に押したときにけずれるようになっているものが多い。
現在では、建築用には電動式で構造も全く異なる回転刃で切削する備え付け式または可搬式の電動鉋が多用されている。電動でないものは、主に最終仕上げに使われるが、電動式で手動鉋同様の固定刃で切削する超仕上げ鉋と言われるものもある。
通常は、材木の表面を平滑にするために使われるが、材木に溝を作るなど特殊な目的用の鉋も存在する。
[編集] 台鉋
台鉋は四角形の木製の台(鉋台)の中に刃を組み込んだ鉋である。
明治時代以降、日本では図のような刃が2枚ある二枚鉋がヨーロッパの鉋から導入され、現代ではこちらのほうが主流である。2枚の刃うち、下側の刃を「鉋身(鉋刃)」といい、上側の刃を「裏金」という。これらの刃は棒で固定されている。
鉋身は鉋台に斜めに取り付けられており、刃の付いている側は僅かに鉋台から下側に出ており(この部分で木材を削る)、その反対側の部分は鉋台から上側に出ている(その上端の部分を「頭」という)。
また、鉋台のうち、刃が組み込まれている側の端を「台頭」、反対側の端を「台尻」という。
鉋身を出すには鉋身の頭(刃の反対側の部分)を叩いて出し、反対に引っ込めるには台頭(刃の取り付けられている側の鉋台の先端)を叩いて調整する。
日本の大工仕事では、台鉋の使い方一つで腕前の良し悪しが判断されることがある。江戸時代に大名お抱えの大工になるためには、大名の前で鉋掛けの実演を行なうこともあった。名人級になると、1,000分の3mmの薄さに挽くこともできるという[1]。
[編集] その他
これらは用途によって形状はさまざまである。
[編集] 出典
- ^ 建設通信新聞記事(2011年3月25日16面)
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