水準器
水準器(すいじゅんき)は、一定の物体の地面に対する角度や傾斜(水平、垂直、45度など)を確認する器具。水平器あるいはレベルともいう。気泡管水準器、レーザー水準器などがある。デジタル式のものもある。土木、建築、測量などの分野を中心に広く用いられている。
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歴史 [編集]
古代ローマの大工が使用した道具は、みな古代エジプトで発明されたものである。リベラと呼ばれる水準器は、アルファベットのAに似た木枠で頂点からおもりが糸で吊り下げられている。このA水準器は19世紀半ばまで使われていた。アルコールに気泡を入れて密閉したアルコール水準器は、17世紀半ばの発明である。発明当初は、測量用で大工用として一般に使用されるようになったのは19世紀になってからである[1]。
種類 [編集]
気泡管水準器 [編集]
気泡管水準器は、金属製あるいは樹脂製のケース(フレーム)内に一定の角度で取り付けられた気泡管(アルコールやエーテルなどの液体と一つの気泡が封入されたガラス製密閉容器)を利用した水準器である。気泡管には複数の標線(基準線)と呼ばれる線が入っており、一定の物体の面にフレームを当てたときに、気泡管の中の気泡の位置が最も内側の標線の間の中央にあれば、その面は地面に対して一定の角度(水平、垂直、45度)であることになる。フレームに対して取り付けられている気泡管の角度によって、その気泡管で測ることが可能な角度は異なる。なお、標線の数が多いものは勾配を測ることもできる。測量機器などに付属しているほか、水準器のみでも広く市販されている。
簡易水準器 [編集]
建築現場などでは、透明なホースに水と空気を入れて代用することもある。
レーザー水準器 [編集]
レーザー光線を発し、対象物に照射することで水平を目で見て確認できる。
ハンドレベル [編集]
手持水準器とも言い、簡易な測量器である。歩測で行う地質図(ルートマップ)の作成や精度を要求しない小住宅の敷地程度ならば、このハンドレベルで高低差を測量できる。 計画の初期のデータ収集に用いる。
基本的には上部に気泡管の付いた望遠鏡あるいは単なる筒で、内部に鏡を備え、覗いた時に気泡の位置が見えるというだけの原始的な仕掛けである。 上部の気泡管が可動し、水平に対する角度を読み取り。高度を測定できるという仕組みのものもある。
国内メーカー [編集]
脚注 [編集]
- ^ ヴィトルト・リプチンスキ『ねじとねじ回し』 春日井昌子訳、株式会社早川書房、2003年10月31日 5版発行、13&14頁。Witold Rybczynski 『ONE GOOD TURN(A Natural History of the Screwdriver and the Screw)』
関連項目 [編集]
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