Kanon (ゲーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| Kanon | |
|---|---|
| ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
| ゲーム | |
| 対応機種 | Windows95/98(CD版) Windows98/Me/2000/XP(DVD-ROM版) ドリームキャスト プレイステーション2 プレイステーション・ポータブル |
| 発売元 | Key/ビジュアルアーツ(PC) NECインターチャネル(DC/PS2) プロトタイプ(PSP、PS2[1]) |
| 発売日 | 1999年6月4日(PC18禁) 2000年1月7日(PC全年齢) 2000年9月14日(DC) 2002年2月28日(PS2) 2004年11月26日(PC18禁DVD-ROM版) 2004年12月22日(PS2廉価版) 2005年1月28日(PC全年齢DVD-ROM版) 2007年2月15日(PSP版) |
| レイティング | 18禁(PC18禁の2版) 全年齢対象(PC18禁/PS2廉価版を除く) B 12才以上対象(PS2版) |
| コンテンツアイコン | (PS2版で記載) 恋愛 (PSP版で追記) 言葉・その他 |
| キャラクター名設定 | 可 不可(PSP版) |
| 画面サイズ | 640×480 16bit |
| キャラクターボイス | なし(PC・携帯用アプリ版) フルボイス(DC・PS2版) パートボイス(PSP版) |
| CGモード | あり |
| 音楽モード | あり |
| 回想モード | なし |
| メッセージスキップ | あり |
| オートモード | なし |
| アニメ | |
| 原作 | Key / ビジュアルアーツ |
| 企画 | 東伊里弥(東映アニメーション) 沢渡和隆(東映アニメーション) 及川武(ムービック) 川上大輔(フジテレビ) |
| チーフディレクター | 伊藤尚往 |
| シリーズ構成 | 山口亮太、中村誠 |
| 脚本 | 山口亮太、外山浩明 中村誠、STAFF WHY 平松詩乃、横手美智子 |
| キャラクターデザイン | 大西陽一 |
| 音楽 | 神津裕之 |
| アニメーション制作 | 東映アニメーション |
| 製作 | 東映アニメーション ムービック フジテレビ |
| 放送局 | フジテレビ、関西テレビ |
| 放送期間 | 2002年1月30日 - 2002年3月27日 |
| 話数 | 13話+特別編1話 |
| コピーライト表記 | ©VisualArt's/Key/東映アニメーション |
| アニメ | |
| 原作 | Key / ビジュアルアーツ |
| 監督 | 石原立也 |
| シリーズ構成 | 志茂文彦 |
| 脚本 | 志茂文彦 |
| キャラクターデザイン | 池田和美 |
| 音楽 | 折戸伸治、麻枝准、OdiakeS |
| アニメーション制作 | 京都アニメーション |
| 製作 | 百花屋 TBS ポニーキャニオン ムービック 京都アニメーション |
| 放送局 | BS-i、TBSチャンネル |
| 放送期間 | 2006年10月5日 - 2007年3月15日 |
| 話数 | 24話 |
| コピーライト表記 | ©VisualArt's/Key/百花屋 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
『Kanon』(カノン)は、ゲームブランド・Keyが第1作目に制作した恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされたアニメやコミックなどの作品群のことをいう。
目次 |
[編集] 概要
『Kanon』は、18禁パソコン用ソフトとして1999年6月4日にKeyより発売された。2004年11月26日には再び、全年齢版で追加されたイベントやCG等を追加した18禁DVD-ROM版が「Kanon Standard Edition」の名称で発売された。性的要素だけでなく、シナリオに「泣き」「感動」の要素を取り入れた、いわゆる「泣きゲー」と呼ばれるジャンルの先駆けとなった作品で「泣きゲーの金字塔」と呼ばれ[2]、以後の恋愛アドベンチャーゲームに多大な影響を与えた。また、感動要素に隠れがちではあるものの、ビジュアルアーツ社長の馬場隆博は、日常描写に楽しさを持ち込んだ点を大きく評価している。[3]
全年齢対象版は2000年1月7日に発売され、DVD-ROM版は「Kanon Standard Edition 全年齢対象版」の名前で2005年1月28日に発売された。
2000年9月14日にNECインターチャネルよりドリームキャスト版が発売された他、様々な家庭用ゲーム機にも移植された。2002年2月28日にはプレイステーション2版が発売された。2004年12月22日にはプレイステーション2版(CEROレーティング12歳以上対象)も廉価版として発売された。2007年2月15日にはPSP版(CEROB区分)が発売された。
携帯電話ゲームではソフトバンクモバイルのSoftBank 3G端末とNTTドコモのFOMA向けにも配信されている。
『Kanon』は今までにゲームの他にも、様々なメディアミックス的展開がなされてきた。
テレビアニメは、2002年と2006年に2度製作された。1度目は東映アニメーションによって制作され、フジテレビ・関西テレビなどの放送局で放送された。2度目は2006年に、TVアニメ版AIRの制作で好評を得た京都アニメーションによって制作され、BS-iにて放送された。
小説は清水マリコ著によってパラダイムより、各ヒロインを中心に据えた全5巻が刊行された。
漫画は2002年から2003年に森嶋プチ画で月刊コミック電撃大王で連載された全2巻が刊行され、2006年から2007年には霜月絹鯊画でドラゴンエイジピュアで連載された全2巻が刊行された。
さらに、原作で描かれていなかった部分を独自に描いたドラマCD、ゲーム・アニメ等を原作とした公式/非公式アンソロジーコミックなど関連商品も多数発売された。シナリオライターの一人である久弥直樹が同人活動で出版した、非公式のアナザーストーリーもある。
[編集] ストーリー
家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候する事になった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずにいた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場キャラクター
PC版は声が収録されていないため、PC版以外の声優を記載。
- 相沢 祐一(あいざわ ゆういち)
- 声:私市淳(TVアニメ(第1作)・CDドラマ)/ 杉田智和(TVアニメ(第2作)・PSP版)/ 少年時代の祐一:安田美和
- 身長:173cm。体重:64kg。本作の主人公(名前はデフォルトのもので、変更可能)。高校2年生。
- 少年時代は長期休暇を利用して物語の舞台となる「雪の街」へよく訪れていたが、ここ数年は親交が途絶え、街の存在自体を忘れかけてさえいた。しかし両親の海外赴任に伴い、叔母の水瀬家に居候させてもらうことになり、7年ぶりに帰ってくる[4]。なぜか「雪の街」で過ごした少年時代の出来事をほとんど覚えていないが、夢を通じて段々と記憶を取り戻していく。少し皮肉屋で、ヒロイン達からはよく「意地悪」「極悪人」などと評されるが根は優しい。甘いものが好きではない。小学生の頃に柔道をやっていたと語っているが、それが活かされた場面はない。料理の腕前についてはシナリオライターによって異なるため不明確だが、少なくとも焼きそばを作る事は出来る様子。
- 月宮 あゆ(つきみや あゆ)
- 声:堀江由衣
- テーマ曲:日溜まりの街
- 誕生日:1月7日。やぎ座。血液型:AB型。身長:154cm。体重:41kg。スリーサイズ:B80/W52/H79。左利き。
- 本作のメインヒロイン。夕暮れの商店街で7年ぶりに主人公と再会する。
- 夕暮れの「雪の街」に現れる少女。7年前に冬休み中「雪の街」に遊びに来ていた祐一と出会い、友達になる。祐一とは別の学校に通っているらしく、いつも私服姿でいる。また平日でも街をうろうろしていることがあり、祐一にさぼり扱いされる。「うぐぅ」が口癖で、一人称は「ボク」。喜怒哀楽が豊かな性格。肩までの髪に真っ赤なカチューシャを付け、白いダッフルコート、ミトンの手袋、そして羽の生えたリュックサックを愛用している。たいやきが大好きで、その情熱は諸事情により食い逃げをしてしまう[5]ほどである。
- 暗い所や怖い話が大の苦手。ドジな面があり、祐一には「小学生くらいの男の子みたい」などとよくからかわれている。祐一とは7年前にまた会う約束をしており、それをずっと信じていた。街でよく捜し物をしているが、なぜか本人もそれが何か覚えていない。
- 水瀬 名雪(みなせ なゆき)
- 声:國府田マリ子
- テーマ曲:雪の少女
- 誕生日:12月23日。やぎ座。血液型:B型。身長:164cm。体重:47kg。スリーサイズ:B83/W57/H82。
- 祐一の従姉妹で2年生。「雪の街」で最初に再会した少女。片親で、母親の秋子によって女手一つで育てられた。普段はおっとりした性格だが、一途で芯の強い一面も併せ持っている。よく語尾に「だよ」や「もん」とつける癖がある。祐一と同じクラスで席も隣同士。低血圧で朝が弱く、目覚まし時計を何十個も所有している、があまり効果はないようである。母親譲りの料理上手で、昔は学校に弁当を持参していたが、今は朝起きられないため断念している。好物は母手作りの「普通の」イチゴジャムと百花屋のイチゴサンデー。苦手なものは母手作りの甘くないジャム。また大の猫好きだが重度の猫アレルギー。他にもカエルが好きで、カエル柄のパジャマやカエルのぬいぐるみの『けろぴー』を大事にしているが、あくまでデフォルメされたカエルが好きで、本物は苦手らしい。のほほんとした外見とは裏腹に陸上部部長である。ゲームパッケージではあゆと並んで描かれている。
- 沢渡 真琴(さわたり まこと)
- 声:飯塚雅弓
- テーマ曲:the fox and the grapes
- 誕生日:1月6日。やぎ座。血液型:不明。身長:159cm。体重:46kg。スリーサイズ:B81/W55/H79。
- 突然祐一の前に現れ、過去の恨みを晴らすと言って襲いかかった身元不明の少女。記憶喪失で、自分の名前しか覚えていない。「あぅーっ」が口癖。理由は思い出せないが、何故か祐一を憎んでおり、つきまとった挙句、水瀬家に居候することになる。祐一の寝込みを襲い悪戯を繰り返すが、返り討ちに合うのが常である。好物は肉まん。漫画を読み出すと没頭する。後に猫の「ぴろ」を拾うことになる。
- 川澄 舞(かわすみ まい)
- 声:田村ゆかり
- テーマ曲:少女の檻
- 誕生日:1月29日。みずがめ座。血液型:O型。身長:167cm。体重:49kg。スリーサイズ:B89/W58/H86。
- 祐一の上級生で3年生。夜の学校で祐一と出会った、クールで謎めいた少女。自分のことを「魔物を討つもの」と称して剣で武装し、深夜の学校でたった一人で「魔物」と対峙している。感情表現が苦手で普段は無口で無表情のため誤解されがちだが、本当は心優しい性格。成績は優秀だが、「魔物」との戦いによる校舎の傷痕やガラスの破損の犯人と見なされ、周囲から不良、問題児として白眼視されている。舞の真の優しさを知っている佐祐理だけは親友として付き合っているため、佐祐理に対して危害を加えようとする者には激昂する。好物は牛丼。動物好きな一面もある。素直に「好き」と言えず、物事や人に対する好意は「嫌いじゃない」と表現する。祐一の提案により、YES/NOの意思を「はちみつくまさん」と「ぽんぽこたぬきさん」を使って示すこともある。
- 美坂 栞(みさか しおり)
- 声:小西寛子(DC版・PS2版)/ 佐藤朱(TVアニメ・CDドラマ・PSP版)
- テーマ曲:笑顔の向こう側に
- 誕生日:2月1日。みずがめ座。血液型:AB型。身長:157cm。体重:43kg。スリーサイズ:B79/W53/H80。
- 祐一の下級生。祐一とあゆが商店街の外れで偶然出会った儚い笑顔が印象的な少女。好物はアイスクリームで、真冬の雪国においてもバニラアイスを平気で食べられる。反対に辛いものは「人類の敵」とまでいうほど嫌いで、カレーを食べることができない。口癖は「そういうこと言う(する)人、嫌いです」。ただし作中では「冗談です」という台詞の方が多用されている。幼い頃から体が弱く、現在も学校を長期欠席しているが、普段着のまま学校に忍び込んでいることもある。控えめで目立たないが、意志は強い。趣味でスケッチをするが、人物画は苦手。また、もぐら叩きをやっても一回も叩けないなど反応速度が非常に鈍い。攻略対象のキャラの中で唯一過去の祐一とつながりのないキャラである。
- 倉田 佐祐理(くらた さゆり)
- 声:川上とも子
- 誕生日:5月5日。おうし座。血液型:A型。身長:159cm。体重:45kg。スリーサイズ:B84/W55/H82。
- 舞の親友で「あははーっ」が口癖のお嬢様。成績が良く、舞とは対照的にいつも笑顔で人当たりが良く社交的な事から、学校では人気者。天然気味で、時に祐一をハラハラさせる程の胆力とツッコミを見せる。料理上手で舞のお弁当係を自認する。快活だが物腰が非常に丁寧で、後輩である祐一に対しても「さん」付けし、舞以外の人間に対しても常に丁寧語で話す。一人称は「佐祐理」。
- 水瀬 秋子(みなせ あきこ)
- 声:皆口裕子
- 誕生日:9月23日。おとめ座。[6]血液型:O型。身長:165cm。体重:50kg。スリーサイズ:B86/W57/H83。
- 祐一の母方の叔母で、名雪の母親。性格は穏やかで寛大、聡明にして豪胆。普通なら頼みにくいことでも「了承」の一言で何でも1秒で引き受けてくれる。職業不明で、娘の名雪ですら知らない。年齢不詳で、大きな娘がいるとは思えないほど若々しい。料理の腕は天才的である。手製のイチゴジャムは名雪の大好物であるが、独特な味のジャムも存在しており、本人は美味しいと言うが周りからは不評を受けている(「独創的な味」などと曖昧に評されているだけで、不味いと言われてはおらず風味の詳細は不明)。
- 美坂 香里(みさか かおり)
- 声:川澄綾子
- 誕生日:3月1日。うお座。血液型:B型。身長:164cm。体重:48kg。スリーサイズ:B83/W55/H81。
- 名雪の親友で祐一のクラスメイト。クールな性格のツッコミ役で委員長を務める学年一の秀才。名雪の物真似をするなどお茶目な一面もある。美坂栞の姉らしいのだが、本人は妹はいないと言って否定している。部活に所属しているが、作中では明らかにされない[7]。明確な口癖は明らかになってないが、「言葉通りよ」という台詞を多用している。
- 天野 美汐(あまの みしお)
- 声:坂本真綾
- 誕生日:12月6日。いて座。血液型:A型。身長:159cm。体重:44kg。スリーサイズ:B80/W53/H79。
- 祐一の下級生で1年生。無愛想でクラスメイトとは打ち解けられず、孤独な学園生活を送っている。物腰が祐一に「おばさんくさい」と評されている。
- 北川 潤(きたがわ じゅん)
- 声:関智一
- 誕生日:4月18日。おひつじ座。血液型:B型。身長:175cm。体重:61kg。
- 祐一のクラスメート。[8]明るいムードメーカーでツッコミ的存在。教室では、祐一のすぐ後ろの席に座っている。公式サイトでは「恋愛系は奥手らしい」という記述があるが、作中でそれらしい描写はない。作中では「北川」という姓しか出てこず、「潤」という名は、『Kanon』発売後約半年ほど経過して、雑誌媒体等で初めて公表された。メインキャラクターの中で、潤のみ立ち絵が1種類だけとなっている。
- 久瀬(くぜ)
- 声:神谷浩史(DC版・PS2版・TVアニメ(第1作)・CDドラマ)/ 野島健児(TVアニメ(第2作))
- 祐一が通う学校の生徒会長[9]。学校の風紀を乱す者を嫌う生徒会長を地で行く性格で、舞を目の敵にして処罰しようとする一方、佐祐理に対しては生徒会への取り込みを謀っている。
- ぴろ
- 真琴が拾ってきた子猫。名前の由来はロシアの料理「ピロシキ」から。シャムネコのような外見をしているが、実際の品種は不明。一緒にいるときは大抵、真琴の頭の上に乗っている。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 主題歌・音楽
- オープニングテーマ 『Last regrets』
- 作詞 / 作曲:麻枝准(Key)、編曲:高瀬一矢(I've)、歌:彩菜
- エンディングテーマ 『風の辿り着く場所』
- 作詞:麻枝准(Key)、作曲:折戸伸治、編曲:高瀬一矢(I've)、歌:彩菜
- 『Kanon』初回限定版のみ、特典CD『anemoscope』が同梱されており、フル版が収録されたこのゲームを求める人々によって数万円の値を付けられる事さえあった。
- このため、『Last regrets』、『風の辿り着く場所』のショート/アレンジ版が収録されたI'veの初アルバム、『regret』[10]は爆発的な人気を呼び、収録された他の作品の曲と合わせてアダルトゲームの主題歌/挿入歌が一つのジャンルの商品として独立していくきっかけになった。
- また、『anemoscope』の一部の曲が収録されたCD『Kanon "Last regrets/Place of wind which arrives"』がイベント通販された。
[編集] 製作スタッフ
[編集] TVアニメ(東映アニメーション版)
[編集] 概要
本作品は、長い歴史を持つ東映アニメーションにおいて、初めて美少女ゲームを取り扱った作品である[11]。
2002年1月から同年3月まで全13話が放送された他、後日談としてDVD全巻購入者特典の特別編1話が制作されている。映像フォーマットはNTSCアナログ放送。
キャラクターデザインは原作独特の絵柄を大幅に変えることなく、かつアニメーション風に表現したものとなっている。音楽はオリジナルと原作曲のアレンジが混在する。最終回の挿入歌・EDのみ原作曲が使用された。
シナリオは原作の多数のエピソードが少ない話数にできるだけ詰め込まれ、かつ一本の話としてまとめ上げられている。特にメインとなる月宮あゆ、水瀬名雪シナリオは、あゆのシナリオを下地にしながら名雪の心情や成長を描く構成になっているのが特徴。また、その他のヒロインについても各シナリオにおけるサブキャラクターとの絡みが主軸とされ、特にラスト部分で原作と異なる表現・展開がなされた。
特別編の14話『風花』(かざはな、TV未放映)は、最終回のラストシーンの補足と各ヒロインのその後が描かれており、特典にして重要な役割を持たされたエピローグである。DVD全巻購入者特典としてプレゼントされた作品であり、DVD-BOXには収録されていないため現在では入手困難である。
作中、「CLANNAD」の文字がプリントされたパーカーを登場人物の北川潤が着ているシーンがあり、当時開発中であったCLANNADの存在をいち早く明らかにしていた。
[編集] スタッフ
- プロデューサー:横田守
- 原作:Key / Visual Art's
- チーフディレクター:伊藤尚往
- キャラクター原案:樋上いたる(Visual Art's)
- シリーズ構成:山口亮太、中村誠
- 音楽:神津裕之
- 原曲:折戸伸治 with Key(Visual Art's)、OdiakeS
- キャラクターデザイン・総作画監督:大西陽一
- 美術デザイン:さわだえいこ
- 制作協力:東映
- 製作:東映アニメーション、ムービック、フジテレビ
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ『florescence』
- 作詞:こさかなおみ、作曲:上野浩司、編曲:神津裕之、歌:藤原美穂
- エンディングテーマ『flower』
- 作詞:こさかなおみ、作曲:鎌田雅人、編曲:神津裕之、歌:藤原美穂
- 最終回挿入歌『Last regrets』
- 作詞・作曲:麻枝准、編曲:高瀬一矢、歌:彩菜
- 最終回エンディングテーマ『風の辿り着く場所』
- 作詞:麻枝准、作曲:折戸伸治、編曲:高瀬一矢、歌:彩菜
[編集] 各話スタッフ
サブタイトルは一部を除いて原作のBGMのタイトルを用いている。
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 雪の少女 | 山口亮太 外山浩明 STAFF WHY |
伊藤尚往 | 岡村正弘 | |
| 第2話 | 日溜まりの街 | 伊藤尚往 | 藤瀬順一 | 石井久志 | |
| 第3話 | たった一つの小さな記憶 | 山内重保 | 増田信博 | ||
| 第4話 | 夜へ | 角銅博之 | 竹田欣弘 | ||
| 第5話 | the fox and the grapes | 山口亮太 | 門田英彦 | 大河原晴男 | |
| 第6話 | 彼女たちの見解 | 広嶋秀樹 | 宮田奈保美 | ||
| 第7話 | 舞踏会 | 中村誠 平松詩乃 |
伊藤尚往 | 伊藤尚往 清水潔一 |
飯飼一幸 |
| 第8話 | 少女の檻 | 山内重保 | 竹田欣弘 | ||
| 第9話 | 笑顔の向こう側に | 横手美智子 | 小坂春女 | 増田信博 | |
| 第10話 | 冬の花火 | 山口亮太 | 伊藤尚往 | 広嶋秀樹 | 大河原晴男 |
| 第11話 | 約束 | 中村誠 平松詩乃 |
角銅博之 | 宮田奈保美 | |
| 第12話 | 夢の跡 | 山口亮太 | 門田英彦 | 大河内忍 | |
| 第13話 | 風の辿り着く場所 | 伊藤尚往 | 竹田欣弘 | ||
| 第14話 (特別編) |
風花 | 中村誠 山口亮太 |
大西陽一 | ||
[編集] 放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
|---|---|---|---|
| 関東広域圏 | フジテレビ | 2002年1月30日 - 2002年3月27日[12] | 水曜 26時25分 - 26時55分 |
| 関西広域圏 | 関西テレビ | 2002年2月12日 - 2002年5月14日 | 火曜 26時45分 - 27時15分 |
| フジテレビ 水曜26時25分枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
Kanon(アニメ第1作)
|
||
[編集] VHS・DVD
- 第1巻(第1話収録) 2002年4月1日発売 VHS(MAVP-1101)/DVD(MABP-7001)
- 第2巻(第2〜3話収録) 2002年5月5日発売 VHS(MAVP-1102)/DVD(MABP-7002)
- 第3巻(第4〜5話収録) 2002年6月7日発売 VHS(MAVP-1103)/DVD(MABP-7003)
- 第4巻(第6〜7話収録) 2002年7月5日発売 VHS(MAVP-1104)/DVD(MABP-7004)
- 第5巻(第8〜9話収録) 2002年8月2日発売 VHS(MAVP-1105)/DVD(MABP-7005)
- 第6巻(第10〜11話収録) 2002年9月6日発売 VHS(MAVP-1106)/DVD(MABP-7006)
- 第7巻(第12〜13話収録) 2002年10月2日発売 VIDEO(MAVP-1107)/DVD(MABP-7007)
- ファンディスク 2003年8月13日発売 DVD(初回限定版MABP-7012/通常版MABP-7013)
- 以上、販売元:パイオニアLDC(現ジェネオンエンタテインメント)、発売元:ムービック
- DVD-BOX(7巻セット、全13話収録) 2004年12月22日発売 DVD(FCBC-9001)
- 販売元:フロンティアワークス、ジェネオンエンタテインメント
発売元:東映アニメーション、フロンティアワークス
- 販売元:フロンティアワークス、ジェネオンエンタテインメント
[編集] TVアニメ(京都アニメーション版)
[編集] 概要
2006年10月から2007年3月までBS-iで全24話が放送された。映像フォーマットはISDB-Sデジタルハイビジョン。キャラクターデザインは原作のイメージを念頭に置きつつ、樋上いたるの現在の絵柄に寄ったアレンジが成された。シナリオについても原作が特に意識されており、CGで表現されたシーンを再現する演出が数多く取り入れられ、主題歌・BGMも原作の主題歌・BGMがそのまま使用されている。また、前作よりも話数が多いこともあり、原作のエピソードをより多く組み込んでいる。
一方では原作が発売されてから7年が経過していることから、情勢の変化により世界観は多少古い。また重要なエピソードの合間では独自の表現が押し出されることもあり、主に主人公や北川潤については大胆に改変された部分もある。この改変部分には、原作シナリオ担当である麻枝准の要請によるものも多数含まれる。
なおDVD初回限定版の特典として、原作スタッフのコメンタリーが収録されている。麻枝がアニメのどこを監修したかなどを語っているほか、ビジュアルアーツ社長も出演している。
[編集] スタッフ
- 原作:Key / ビジュアルアーツ
- 監督:石原立也
- シリーズ構成・脚本:志茂文彦
- キャラクター原案:樋上いたる
- キャラクターデザイン・総作画監督:池田和美
- 美術監督・美術設定:篠原睦雄
- 色彩設計:竹田明代
- 撮影監督:中上竜太
- 音楽:折戸伸治、麻枝准、OdiakeS
- 音響監督:鶴岡陽太
- プロデューサー:中山佳久、中村伸一、太布尚弘、八田陽子
- アニメーション制作:京都アニメーション
- 製作:百花屋(TBS、ポニーキャニオン、ムービック、京都アニメーション)
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ『Last regrets』
- 作詞・作曲:麻枝准、編曲:高瀬一矢、歌:彩菜
- エンディングテーマ『風の辿り着く場所』
- 作詞:麻枝准、作曲:折戸伸治、編曲:高瀬一矢、歌:彩菜
[編集] 各話スタッフ
サブタイトルには全て音楽用語が用いられている。
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 (演出補佐) |
作画監督 (作監補佐) |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 白銀の序曲〜overture〜 | 志茂文彦 | 石原立也 | 坂本一也 | 池田晶子 (植野千世子) |
| 第2話 | 雪の中の入祭唱〜introit〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
| 第3話 | 記憶のない組曲〜partita〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
| 第4話 | 休日の奇想曲〜caprice〜 | 吉岡忍 | 米田光良 | ||
| 第5話 | 魔物たちの小夜曲〜serenade〜 | 山本寛 | 高橋博行 | ||
| 第6話 | 謎だらけの嬉遊曲〜divertimento〜 | 武本康弘 | 堀口悠紀子 | ||
| 第7話 | 家出と仔猫の遁走曲〜fuga〜 | 坂本一也 | 池田晶子 | ||
| 第8話 | 追憶の幻想曲〜fantasia〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
| 第9話 | 子狐の子守歌〜berceuse〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
| 第10話 | 丘の上の鎮魂歌〜requiem〜 | 三好一郎 | 吉岡忍 | 米田光良 | |
| 第11話 | 光と影の間奏曲〜intermezzo〜 | 山本寛 | 山本寛 (高雄統子) |
高橋博行 | |
| 第12話 | 異形の円舞曲〜waltz〜 | 武本康弘 | 堀口悠紀子 | ||
| 第13話 | あぶなげな三重奏〜trio〜 | 坂本一也 | 池田晶子 | ||
| 第14話 | ひびわれた協奏曲〜concerto〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
| 第15話 | かくれんぼの小奏鳴曲〜sonatine〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
| 第16話 | 真夜中の聖譚曲〜oratorio〜 | 吉岡忍 | 米田光良 | ||
| 第17話 | 姉と妹の無言歌〜lieder ohne worte〜 | 三好一郎 | 高雄統子 | 高橋博行 | |
| 第18話 | 消え去りゆく緩徐楽章〜adagio〜 | 武本康弘 | 植野千世子 | ||
| 第19話 | ふれあいの練習曲〜étude〜 | 坂本一也 | 池田晶子 | ||
| 第20話 | 別れの夜想曲〜nocturn〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
| 第21話 | 君のいない輪舞曲〜ronde〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
| 第22話 | 追想の交響楽〜symphony〜 | 吉岡忍 | 米田光良 | ||
| 第23話 | 茜色の終曲〜finale〜 | 坂本一也 | 高橋博行 | ||
| 第24話 | 夢の果ての追復曲〜kanon〜 | 石原立也 | 武本康弘 | 池田和美 | |
[編集] 放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
|---|---|---|---|
| BSデジタル放送 | BS-i | 2006年10月5日 - 2007年3月15日 | 木曜 25時00分 - 25時30分 |
| BS-i 木曜25:00枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
Kanon(アニメ第2作)
|
怪物王女
(約1か月の空きあり) |
|
[編集] DVD
- 『Kanon PRELUDE』(プロモーション・クリップ、スタッフインタビューなど) 2006年8月25日発売 PCBX-50812
- 『Kanon 第1巻』(第1〜3話収録) 2007年1月1日発売 PCBX-50813
- 『Kanon 第2巻』(第4〜6話収録) 2007年2月21日発売 PCBX-50814
- 『Kanon 第3巻』(第7〜9話収録) 2007年3月7日発売 PCBX-50815
- 『Kanon 第4巻』(第10〜12話収録) 2007年4月4日発売 PCBX-50816
- 『Kanon 第5巻』(第13〜15話収録) 2007年5月2日発売 PCBX-50817
- 『Kanon 第6巻』(第16〜18話収録) 2007年6月6日発売 PCBX-50818
- 『Kanon 第7巻』(第19〜21話収録) 2007年7月4日発売 PCBX-50819
- 『Kanon 第8巻』(第22〜24話収録) 2007年8月1日発売 PCBX-50820
[編集] ラジオ番組
[編集] Kanon -The snow talks memories- 雪降る街の物語
2000年10月6日から2000年12月29日まで放送されていた、ドリームキャスト版Kanonのタイアップ番組。パーソナリティは田村ゆかりと川上とも子。全13回。
[編集] 水瀬さんち(皆口さんち)
水瀬さんち参照。
[編集] 海外における展開
[編集] 北米における展開
アメリカのADVフィルムによって、TVアニメ(第2作)のDVDが製作されている。北米版DVDは日本語・英語両音声での再生および英語字幕の表示が可能となっており、2008年1月の第1巻発売以降、各巻4話収録の全6巻構成で発売されている。なお、発売元が2008年6月よりファニメーションへと変更になった。
[編集] 英語吹替版の担当声優
- 相沢祐一: Chris Patton / Shannon Emerick
- 月宮あゆ:Brittney Karbowski
- 水瀬名雪:Jessica Boone
- 沢渡真琴:Tiffany Terrell
- 美坂栞:Maggie Flecknoe
- 川澄舞:Melissa Davis
- 水瀬秋子:Joanne Bonasso
- 倉田佐祐理:Natalie Arneson
- 美坂香里:Caitlin Glass
- 天野美汐:Colleen Clinkenbeard
- 北川潤:Greg Ayres
- 久瀬:Jay Hickman
[編集] 台湾における展開
台湾のプロウェア(普威爾國際)から、TVアニメ(第2作)の台湾版DVDおよびVCDが発売されている。この台湾版DVD・VCDには、日本語音声と中国語(台湾華語)字幕が収録されており、2007年4月のDVD第1巻発売(VCD第1巻は2007年6月発売)以降、DVD・VCD各7巻が発売された。
[編集] 脚注
- ^ 2008年以降出荷分より。CD-ROMからDVD-ROMに変更されている
- ^ 電撃G's magazine、コンプティーク、IT系NEWSサイト「IT-Media」他多数
- ^ 電撃リトルバスターズ(メディアワークス)
- ^ 公式の設定ではないが、久弥直樹の同人小説では転校前は『ONE 〜輝く季節へ〜』の舞台となる学校に通っており、主人公たちと同じクラスだった。
- ^ 意図的ではなく、財布を忘れたことでパニックになったため
- ^ 星座の境目が年によって変動する為、てんびん座の可能性がある。
- ^ 公式の設定ではないが、久弥直樹の同人小説では演劇部である。
- ^ 原画担当の樋上いたるによると、元々Keyマスコットキャラの麻宮姫里・麻宮空の兄という設定でデザインされた。
- ^ 作中で生徒会長と明言される場面はなかったが、設定資料集やアニメで明らかにされた。
- ^ 『Last regrets』、『風の辿り着く場所』のショート版が収録する事をキャッチフレーズにしていた。
- ^ 劇場版AIR 公式サイト、東映アニメーション、プロデューサー東伊里弥のスタッフコメント
- ^ 9週間の放送期間(実際には放送機器メンテナンスのため1週休止があり8週間)しかなかったため、2話連続放送を3回行い、最終週は3話連続放送を行った。その際、連続放送のアナウンスを本作のキャラクターが(次回予告の代わりに)行ったが、これはDVDなどに収録されていない。
[編集] 関連項目
- 泣きゲー
- 京阪守口市駅 - 祐一と名雪が出会う場所のモデルとなった地。
- 元町商店街 (横浜市) - 祐一とあゆが出会う場所のモデルとなった地。
- 北海道札幌市 - テレビアニメ第2作目ではJR北海道721系電車や札幌市電(函館市電(電車が都電7000形(旧車体)と類似の為)との指摘もあり)、車庫内でササラを回転させるササラ電車が劇中に登場したり、その他札幌市街と思しき街並み(市電の電車事業所、地方銀行などを含む)が度々登場する。
- ※その他のシリーズではここまで具体的に描写しておらず、特に原作は降雪の多い地方が舞台であるが、北海道の建築物その他をモデルとしていない。
[編集] 外部リンク
- PC版公式サイト (Key)
- PSP版公式サイト(プロトタイプ)
- TVアニメ版公式サイト(東映アニメーション)
- TVアニメ版公式サイト (TBS)
- Funimation Entertainment(英語版kanon・DVD発売元・英語)
- 普威爾國際(台湾版kanon・DVD/VCD発売元・中国語)
|
|||||||||||||||||||||||

