銀牙 -流れ星 銀-
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『銀牙 -流れ星 銀-』(ぎんが ながれぼし ぎん)は、「週刊少年ジャンプ」で連載された高橋よしひろの漫画作品もしくはそれを原作としたテレビアニメ、ミュージカル作品。全18巻(ワイド版及び文庫版全10巻、コンビニ版全8巻)。続編に『銀牙伝説WEED』がある。
注意:以降の記述で銀牙 -流れ星 銀-に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
目次 |
[編集] ストーリー
犬同士の会話を人間の言葉に置き換ることで彼らの友情、結束、葛藤、成長を描き、国内のみならず、海外でも支持を得ている。生命の誕生と死、幼くして巨大な敵に向かう運命を持った熊犬・銀の冒険熱血青春ドラマ。
[編集] 赤カブト編
熊犬としての熱い血を父親から受け継いだ銀。人間ですら歯が立たない凶暴な人食い熊・赤カブトに敗れた祖父シロと父リキの仇を討つため、銀はベン、クロスらとともに仲間となってくれる犬の「男」を探す旅に出る。
[編集] 八犬士編
赤カブト打倒の悲願を達成した銀とその仲間たちであったが、銀が赤カブトにトドメをさすときに用いた「絶・天狼抜刀牙」がなぜか富士山麓の樹海にいる謎の集団に伝わってしまう。そして銀を探しに出た謎の集団は四国のビル、九州のベムを一撃で倒し、白狼の前足を切り落とす。そして謎の集団とおぼしき狼達が銀、クロス、ベンらの前に姿を現す・・・
[編集] 特別編
ビジネスジャンプに掲載された番外編。版権の問題か、続編「WEED」に繋がるような展開や演出は全くない。なお、下の作品は真・外伝に収録。
[編集] 2008特別編 -甲斐の三兄弟-
赤カブトとの死闘の果てに「闘将」ベンは傷ついた。そして救出に向かった銀に赤カブトは執拗に攻撃を仕掛ける。
そこに片目を失った赤虎が赤カブトに特攻を仕掛けた。 腹を削がれながらも赤カブトの残った片目を潰すことに成功。死に際に走馬灯の如く過去の忌まわしい記憶が浮かび始めた。
[編集] 2009特別編 -弔問の旅-
二度にわたる死闘を制した奥羽軍であったが、相当数の戦死者を出した・・・奥羽軍二代目総大将となった銀は戦後幹部を各地に送り戦死者の"最期の勇姿"を残された家族に伝えるために弔問の旅を始めた。
なお、銀牙伝説ウィードでも、「弔問の旅」の最中のエピソード自体は回想の形で出てくる。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 赤カブト編
[編集] 奥羽軍
- 銀(秋田犬)
- 声:山田栄子
- 熊犬・リキと富士の間に生まれた。本作の主人公。その名の通り、良質な熊犬の毛色とされている銀色の虎毛が特徴。それ故に生後間もなく、リキを失った五兵衛の下で過酷な特訓を受け、熊犬としての才能を開花していく。その後、打倒・赤カブトを掲げる奥羽軍と出会い、これに参加。父・リキとの再会を果たす。全国の「男」を探す旅を通じて成長を重ねていく。打倒・赤カブトを果たした後は亡き父の後を継いで奥羽軍の2代目総大将となる。虎毛の言い伝えに恥じぬ、勇猛果敢な性格の持ち主に加え、リーダーとしての統率力、優しさを併せ持つ。しかしそれ故に情に流されやすい弱点も持つ。小さな体を活かした素早い動きから「流れ星・銀」の異名を持つ。『白い戦士ヤマトのヤマトが用いる『ブーメラン殺法』に酷似した「絶・天狼抜刀牙」を使う。
- リキ(秋田犬)
- 声:銀河万丈
- 最強の熊犬で銀の父親。赤カブトとの戦いで生後間もない銀を庇い谷底へ転落、奇跡的に命を取り留めるも記憶を失ってしまう。それでも打倒・赤カブトの志だけは忘れず、決戦に備え奥羽軍を結成、初代総大将を務める。志を同じくする「男」を集めるべく、ベン以下部下を日本全国に向けて放つ。その間、一人で奥羽の地を守っていた。その後、全国の「男」達を集結し、赤カブトとの最終決戦に挑み、戦いの中で記憶を取り戻す。絶・天狼抜刀牙を用い赤カブトに重傷を負わせるが、蘇った赤カブトに不意を撃たれて倒される。全国から集まった「男」達が初対面であるにもかかわらず涙で震えが止まらなくなるほどの、圧倒的なカリスマ性を持つ。
- ベン(グレートデン)
- 声:田中秀幸
- 奥羽軍第一班小隊長。立耳のグレートデン。「闘将」「炎の将校」「奥羽の不動明王」と数多くの異名も持つ。その耐久力と力はすさまじく自身を潰した巨石を投げ飛ばしたり、銀、赤目が束になってもかなわなかった敵を一匹で倒したりと武勇伝は数知れず。また、モス、赤虎ら荒れくれ者が揃う第一班から第三班の集合班を纏め上げる統率力も持つ。元々飼い犬の猟犬であったがリキの部下となった。理由は不明。赤目のまいた毒菱のために視力を失うも人間の治療を受けて一時視力が戻った。赤カブト編終了後は再び失明。しかし、武痕牙の「撃・閃通臂抜刀牙」を受け再度視力が回復、八犬士編の最後まで視力は保っていた。武痕牙より「撃・閃通臂抜刀牙」を習得する。
- クロス(サルーキ)
- 声:藤田淑子
- 雌犬でありながら唯一、「男」と認められた雌のサルーキ。人間に猟犬として飼われていたが、負傷したうえ飼主は逃げてしまった。勝気な性格で女呼ばわりされる事を極度に嫌う。ベンと恋仲になり、彼の子供を身籠る。最終決戦直前で3匹の子供(『WEED』における剣、譲二、ミニー)を出産し、子供を守るために最終決戦参加を咎められる。
- グレート(グレートデン?)
- 声:屋良有作
- 奥羽軍第二班小隊長。後に九州遠征隊の一員となり血の涙で薩摩の大将ベムを味方につける。
- スミス(スパニエル系の雑種)
- 声:頓宮恭子
- 奥羽軍第三班小隊長。奥羽軍団のムードメーカー。別名「スケコマシのスミス」。銀には劣るものの素早い身のこなしを得意とする。四国遠征に参加。最終決戦では決死隊を務めるも、負傷で前線を退く。最終戦において竹田五兵衛(銀、リキの元飼い主)を赤カブトの元に誘導した。
- テリー(マスチフ)
- 声:佐藤正治
- 奥羽軍第五班小隊長。陸奥四天王を仲間にしようとした際に熊に殺されるが、その使命に忠実な生き様は陸奥の四天王を動かした。
- ジョン(シェパード)
- 声:堀秀行
- 銀のライバルであり朋友でもある秀俊の飼い犬。口は悪いがピューマを食い殺したのを始め、甲賀忍犬数匹(伊賀忍犬が一対一で互角の相手)をあっさり倒すなど相当の実力者で知力にも優れている。登場初期は小熊2匹を容赦なく殺害し、銀の怒りを買うなどヒール的存在だった。群れを乗っ取る為にリキを倒そうとするが敗れて奥羽軍に入り、奥羽軍と甲賀忍軍が全面抗争中に駆けつけ四国遠征、九州遠征に加わる。九州遠征では隊長を務め、肥前のヘンリー三世を屈服させた。第四班の決死隊でもある。
- スナイパー(ドーベルマン)
- 声:矢田耕司
- 奥羽軍司令官。総大将の座を狙うべく陰謀を企てる奸臣。強いリーダーシップを持つベンと、総大将の息子である銀を強く憎み、旅の途中で様々な謀略を仕掛け、一行を窮地に陥れる。最終決戦直前ベンを襲撃し、その際に川に落ち行方不明となる。彼のその後は続編『WEED』参照。
- ハイエナ
- 声:松田重治
- スナイパーの腰巾着。スパイとしてベン一行に加わるが、霞岳で一度はベン達を裏切るも、失敗によってスナイパーに見捨てられ一行に復帰。帰参後は主にモス軍団と行動を共にする。ベンとスナイパーが川に転落した際、ベンを助ける為にスナイパーを襲撃。続編『WEED』で死亡が明らかになる。
- 赤虎(甲斐犬)
- 声:戸谷公次
- 魔犬・甲斐三兄弟の長男。幼少時に弟達共々ベンに命を救われた。当初はそれに気付かずベンと一戦交える。後に四国遠征に加わり、武蔵を仲間に引き込もうとするが失敗。その帰りにビルの軍に襲われるが今度は武蔵に助けられ銀の元へ帰り着くことに成功。結果的に武蔵を仲間に取り入れた。最終決戦では弟2頭と共に第2班決死隊となる。片目を失ったことにより、赤カブトの弱点に気がつき、自分の命と引き換えに赤カブトの左目を潰す。
- 中虎(甲斐犬)
- 声:塩屋浩三
- 魔犬・甲斐三兄弟の次男。幼少時にテンに左耳を喰いちぎられる。兄や弟に活躍の場を奪われ目だったエピソードはほとんどない。登場時はクロスと対戦。赤カブト打倒後も奥羽に残る。『WEED』では既に死去。
- 黒虎(甲斐犬)
- 声:田中亮一
- 魔犬・甲斐三兄弟の三男。幼少時にテンに右目を噛み潰される。生まれてすぐ兄共々人間に捨てられ、大蛇に襲われたが返討ちにして蛇殺しの黒虎の異名を持つ。その気性の荒さは凄まじい。登場時では銀と直接対決したが水中戦に持ち込まれ敗北する。赤カブト打倒後も奥羽に残る。赤カブト編での活躍は赤虎に奪われて少なかったものの、天狼八犬士編ではメインキャラクターに昇格し、百鬼牙から「乱・蛇龍身抜刀牙」を受け継いだ。
- モス(マスチフ)
- 声:郷里大輔
- 通称・霞岳の閻魔大王。怪力の持ち主で巨体。甲斐三兄弟との因縁から奥羽軍と対決、ベンの男気に惹かれ一行に加わる。年齢が近い事もあってか、短い付き合いながらも紅桜とは気心が知れた仲である。赤カブト打倒後も奥羽に残る。見た目の割りに子供好きで、チビやベンの子供たちのお守りをしている事も多い。
- ジャガー
- 声:塩屋浩三
- モスの息子だが全く似ていない。スナイパーに襲われていたところを銀に救われる。後に四国遠征、九州遠征に加わり肥後の黒マムシを攻略した。
- 赤目(紀州犬)
- 声:池水通洋
- 伊賀忍犬軍団総帥。甲賀の黒邪鬼とは敵対関係にあった。樹上でも鳥のように飛び回ることができる。ベンに恩があり奥羽軍団に加わり、四国遠征に参加。伊賀忍法を駆使した戦闘や諜報活動を得意とし、その冷静な性格で血気盛んな奥羽軍団のおさえ役となる。足の速さは「一日に千里を走る」といわれるほど速く、時として分身の術ですら操る。襲牙から「襲・突槍抜刀牙」を受け継ぐ。成長した息子達がいたが、甲賀忍軍との戦いで全て死亡している。
- 霧風
- 声:佐藤正治
- 伊賀忍犬軍団・赤目の部下。対マダラ戦で壮烈な戦死を遂げる。
- 陣内
- 声:小林通孝
- 伊賀忍犬軍団・赤目の部下。対マダラ戦で霧風と共に戦死。
- 早土
- 声:大谷秀芳
- 伊賀忍犬軍団・赤目の部下。対甲賀戦で甲賀忍犬一匹と差し違え戦死。
- 月影
- 伊賀忍犬軍団・赤目の部下。『WEED』では同名の甲賀忍犬が登場する。
- ウィルソン(コリー)
- 声:橋本晃一
- 広瀬という主人に飼われていた元サーカス団に所属。三重県鳥羽での興行の際、甲賀忍犬に妻・リーンと息子・ロンドーを殺され復讐として黒邪鬼の子を殺害しようとした。全国を回っていたため地理の天才で各地の情勢に精通。四国遠征を銀らに勧め、四国を攻略した後、九州遠征軍の水先案内犬となる。武闘派の多い奥羽軍の中で貴重な知性派だが戦士としても一級で第4班の決死隊でもある。打倒・赤カブト後は奥羽に残留。
- 武蔵(土佐犬)
- 声:岸野一彦
- 全日本中型犬横綱。四国へ渡った奥羽軍が真っ先に彼に接触したことを気に入り闘犬二十頭とともに奥羽軍に加盟。全国横綱の名は伊達ではなく、初登場の際には相手の闘犬を一方的に倒し、ビルとの抗争の際たった一度の体当たりで数匹の野犬を吹き飛ばした。『WEED』で登場する闘兵衛に敗れるまで不敗だったことが続編で判明している。四国制圧後は九州遠征に加わり豊後の大門以下五十頭を下した。八犬士編では抜刀牙こそ習得しなかったものの黒狼軍を圧倒した。なお、『白い戦士ヤマト』では同犬種、同名の犬が登場している。
- ビル(ドーベルマン)
- 声:柴田秀勝
- 四国の山賊。スナイパーの盟友だったが銀の心意気に打たれ奥羽軍団に加勢。赤カブト打倒後は故郷に戻るが、黒狼軍団に殺される。
- 紅桜(土佐犬)
- 声:青野武
- 四国宇和島の怪物。綱嵐との戦いで耳を失い、海坊主の渾名で恐れられた伝説の闘犬王。闘牛さえ一撃で背骨をへし折り戦闘不能にしてしまう。第4班決死隊。最終決戦でモサを道連れに湖に沈む。沈んで溺死したあと、桜の花びらが桜の形となって湖に浮かぶ。そして紅桜の血が湖に浮かび、花びらに重なり、真紅の血桜ができる。尚作者は、元々白い戦士ヤマトに出す予定であったが出す時機を失い本作に出したと語っている。そのせいもあってか本作に登場する犬の中で、出生からその最期まで唯一決まっていた犬だという。(文庫版白い戦士ヤマト及び銀牙流れ星銀あとがきより)
- オリバー(ダックスフント)
- 声:広中雅志
- 穴掘りが得意。六助とベスに襲われかけていたクロスを助ける。後に陸奥へ急ぐ銀らをトラックに案内する。四天王軍との戦いではベスや六助とともに一計を案じ四天王軍を引きつける。八犬士編では、帝国への入り口を掘り当てウィルソン以下奥羽軍200匹を突入させた。
- ベス
- 伝令に走るクロスを襲おうとしたがオリバーにやっつけられ、後に部下になる。
- 六助
- ベスの仲間。後にオリバーをアニキと慕う。
- 如月(シベリアン・ハスキー)
- 声:速水奨
- 陸奥四天王のリーダー。400頭近い軍団を築き、陸奥一帯に一大勢力を誇る。勢力拡大が目的だったがテリーの男気に絆され奥羽軍に加盟。低く飛んでいればカモメさえ仕留めてしまう。他の四天王と共に第3班決死隊となる。
- 卯月(シベリアン・ハスキー)
- 陸奥四天王の一人。
- 葉月(シベリアン・ハスキー)
- 陸奥四天王の一人。
- 水無月(シベリアン・ハスキー)
- 陸奥四天王の一人。
- ビリー
- 奥羽軍小隊長。やむなく四天王軍に付いたが打倒赤カブトの志は無くしていなかった。
- ハルク
- 奥羽軍小隊長。一時四天王軍に付くも奥羽軍団と四天王軍の戦いの際、ビリーと共に奥羽軍団に帰参。
- スイマー(ラブラドールレトリバー)
- 銀率いる四国制圧軍団が蒲生田岬から本州に渡る際、身重の為溺れかけたクロスを助けた事から奥羽軍に加入。水泳が得意。
- ベム(ボクサー)
- その顔を見たものは生きて還って来られないと恐れられた薩摩の大将。人間に塩酸をかけられた為顔が潰れている。グレートの血の涙の説得に応じ仲間となる、赤カブト打倒後は故郷に戻るがビル同様、黒狼軍団に殺される。
- 白狼(シベリアン・ハスキー)
- 声:田中亮一
- 北海道・北見の野犬のリーダー。一撃でヒグマを仕留めることができる程の猛者で「ヒグマ殺しの白狼」の異名を持つ。奥羽軍に加勢する為に700もの大軍を引き連れはるばる津軽海峡を渡ってきた。スミスの負傷後第1班の決死隊となる。その後、黒狼軍団の襲撃に遭い片前足を失うが、なおも大将として戦っていた。
- 豊後の大門
- 部下50頭を擁する。武蔵に従えられる。
- 豊前の羅王
- ウィルソンの説得により奥羽軍に加勢。
- 日向のハリケーン
- ビルにより奥羽軍団に加わる。
- 肥前のヘンリー三世
- ジョンに従えられた。対モサ戦で重傷を負い戦線離脱。
- 肥後の黒マムシ
- ジャガーにより奥羽軍団に加わる。
[編集] 甲賀忍軍
- 黒邪鬼
- 声:中田浩二
- 甲賀忍軍総帥。伊賀の赤目とは敵対関係である。鎌を武器として使う強者。奥羽軍団に敗れ自害。
- 魔矢
- 声:広中雅志
- 黒邪鬼の部下。
- チビ
- 黒邪鬼の息子。父の死後は奥羽軍団に引き取られる。続編の『銀牙伝説WEED』では「哲心」として活躍。
- 甲賀忍犬
- 黒邪鬼の部下。他の犬を襲って食べる。黒邪鬼を追って焼身自殺した。WEEDでは、その中の一匹が、全身にやけどのあとがある長老として生きている。(右目がないので、黒邪鬼という説もあるようだ。)
[編集] 赤カブト軍団
- 赤カブト
- 別名「鬼首」。二子峠に「牙城」を築き一大勢力を誇る巨大熊。次々と人間を襲い殺人熊として恐れられる。背中の赤毛が特徴。五兵衛に右目を撃たれた事により驚くべき変化が起こり、冬眠もしなくなり、連載途中から異常に巨大化した。大きさはコマによってまちまちで、3、4メートルに見える時もあるが、他の巨大熊が小さくも見える時などは10メートルくらいに見えるときもある。
- マダラ
- 宮城からの逃亡熊。人間に追われ二子峠に逃げ込み赤カブトの配下になる。銀が奥羽軍に参加する際奇襲を仕掛けた。奥羽軍との最終決戦では第一砦を守り霧風、陣内を討ち取るなどして銀たちを苦しめた。背中のマダラ模様が名前の由来。
- モサ
- 岩手からの逃亡熊で赤カブトの配下になる。奇襲で奥羽軍団を迎え撃つも、紅桜に沼に引きずり込まれ相討ちとなる。片腕が無いのが特徴。
- ケサガケ
- 赤カブトの配下の熊。マダラやモサより一段上の荒くれ者。二子峠ボスの座を狙う狂熊に倒される。三毛別羆事件で退治された実在のヒグマ「袈裟懸け」がモデルと思われる。
- 牙鬼
- 赤カブトの側近。リキでも見破れなかったほど赤カブトに似ており、彼の影武者を務める。
- ヒグマ
- 本来北海道にしか生息しないのだが、海を渡り赤カブト軍団の兵士となる。3頭。
- 狂熊
- 二子峠のボスの座を狙うはぐれヒグマ。人間との戦いの際に背中に打ち込まれた3本のモリが特徴。銀たちを利用し牙城に乗り込むがあっさりと赤カブトに倒される。
[編集] その他
- 富士
- 声:梨羽由起子
- リキの妻であり銀の母親。大輔の実家の旅館で飼われている。
- シロ
- リキの父親。彼もまた赤カブトに倒された。『銀牙伝説RIKI』では、赤カブトとの戦いが描かれている。
- アカ
- リキの血を受け継ぐ勇猛なオス(つまり、銀の兄)。過去に赤カブトとの戦いで死亡。
- ドン
- 狩猟見習い犬。黒犬。あまり賢いほうではなく、竹田の爺様に滅多打ちにされていた。アカと同じく赤カブトとの戦いで死亡。
- 力王
- 土佐闘犬の血をひく勇敢な犬。百戦錬磨の熊犬がタバになってかかっても敵わないくらい強かったらしいが、初陣で頭を潰され死亡。「勇敢であるがために退くことを知らなかった力王は…」とじっ様が大輔に話している。
[編集] 人間
- 大輔
- 声:坂本千夏
- 銀の母である富士の飼い主の少年。銀にとっても飼い主同然の関係にあり、銀のパートナーになるべく、秀俊の元で弓(ハンティング・ボウ)を学ぶ。赤カブトとの決着後に銀の元に駆けつけるが、銀が「奥羽の総大将」となった事を理解し身を引く。
- 竹田五兵衛
- 声:渡部猛
- 打倒赤カブトに燃えるマタギで熊犬の調教の名人でリキと銀の飼い主。武器は「村田銃」。村人からは竹田の爺様(じっさま)と呼ばれる。赤カブトに左耳をそぎ落とされ、報復に右目を撃ち抜く。赤カブトに止めをさす悲願を達成するのち、風邪をこじらせて息を引き取る。
- 大輔の父
- 声:矢田耕司
- スキー場で民宿を営んでいる。
- 大輔の母
- 声:山田恭子
- 秀俊
- 声:鈴置洋孝
- ジョンの飼い主の医師で、村長の息子でもある。武器は「レミントンモデル700カスタム(レミントンM700)」ライフル。洋式の狩猟技術を習得している。ジョンと共に世界各地で狩りを行ってた。肉体は強靭。
- 村長
- 声:宮内幸平
- 大輔らが住む村の村長。銀が産まれたとき、五兵衛と山に様子を見に行った際に赤カブトの犠牲になる。
- 縦二連の重
- 声:田中亮一
- 岩手で一番の熊撃ち。赤カブトを追うべく山に入り、逆に赤カブトに襲われた。
- 村の助役
- 声:北川米彦
- モサとマダラが二子峠にやって来たという情報を村人たちに伝えた。
- 鉄砲店店主
- 声:宮内幸平
- 大輔がハンティング・ボウを買った鉄砲店の店主。店内に犬を入れられることを嫌がる。
- 井口
- 甲府に住むベンの飼い主。『WEED』にも歳老いた姿で登場した。
- 信男
- 声:江森浩子
- 紅桜の飼い主の少年。孤児だった彼のために紅桜は食い扶持を稼いでいた。アニメにも登場したが、紅桜との関係の詳細は省略されていた。
[編集] 八犬士編
[編集] 霊魔軍(宮殿)
- 霊魔
- 狼族の将軍。誇り高き狼族の王の末裔で富士の樹海の魔宮に勢力を張る(通称「宮殿」)。風牙をたやすくねじ伏せてしまう。後に銀達と手を組み帝国の黒狼軍団と戦う。最期はガイアを道連れに火山弾の下敷きとなる。
- 烈牙
- 天狼星八犬士・「烈」の戦士。必殺技は「烈・幻夢抜刀牙」。銀を天狼星八犬士へいざなう。わずかなつむじ風を竜巻にする力を持つ。風牙の実子。黒狼軍団打倒後は奥羽軍団に加わる。
- 氷魔
- 天狼星八犬士・「滅」の戦士。必殺技は「滅・変異抜刀牙」。霊魔の息子で「若」と呼ばれるが、実子ではなかった。霧を起こして敵の視界を奪う。黒狼軍打倒後は奥羽軍団に加わる。
- 百鬼牙
- 天狼星八犬士・「乱」の戦士。必殺技は「乱・蛇龍身抜刀牙」。全身に毒針を仕込んだ鎧を着ている。保護色を用いる。黒虎に技を奪われ、呪に処刑される。
- 風牙
- 天狼星八犬士・「絶」の戦士。必殺技は「絶・天狼抜刀牙」。霊魔軍団の在り方に疑問を持ち抜け忍となり、宮殿からの刺客に追い詰められていたところをリキに助けられ抜刀牙を伝授した。狼の大軍を一頭でなぎ倒すほどの力がある。呪牙に殺されるも、瀕死だった銀を覚醒させた。
- 襲牙
- 天狼星八犬士・「襲」の戦士。必殺技は「襲・突槍抜刀牙」。槍の様に尖った片腕が武器。倒した敵を竹に刺してコレクションしていた。技を赤目に破られ自害。
- 雷牙
- 天狼星八犬士・「斬」の戦士。必殺技は「斬・飛翔分身抜刀牙」。弟の左近、右近と共に三位一体攻撃で敵を倒す。いずれもガイアに首をはねられる。
- 水牙
- 天狼星八犬士・「砕」の戦士。必殺技は「砕・雷針抜刀牙」。水中戦を得意とする。ガイアのアジトに向かう際、黒狼軍団の特攻隊に襲われ、溶岩に転落し死亡。
- 武痕牙
- 天狼星八犬士・「撃」の戦士。必殺技は「撃・閃通臂抜刀牙」。中国・河南省に伝わる「狼蹬迾手拳」、一撃必殺の奥義「諸刃縦迾手拳」の使い手。巨大な上体中が鍛え上げられており、まともな攻撃は全く通用しない。ベンに技を破られ、サンダーウルフと相打ちとなる。
- 呪
- 天狼星八犬士総帥。全ての抜刀牙の破り方を知っている。実は黒狼軍団のスパイ。双方から信用を失い、黒狼軍団の山に特攻する。
- 邪龍鬼
- 霊魔の帝国建国の話に登場する。後に帝国となる北海道の地下洞窟に住みついており、身の丈は30メートル、頭は5つ、鰐を思わせる皮膚で、溶解液を口から吐く八岐大蛇を思わせる怪物。後に八犬士となる狼たちに退治され食べられたという。なお、高橋よしひろ協力の「銀牙聖犬伝説 銀牙 -流れ星銀 完全解説書」では存在が疑問視されており、伝言ゲームのように「隣の一家が大きな青大将を捕まえて食べたらしいぞ」程度の他愛もない出来事だったのが、100年間語り継がれているうちに尾ひれがつき、邪龍鬼退治の話に変化したのではないか、と結論付けられている。
[編集] 黒狼軍(帝国)
- 皇帝ガイア
- 北海道の奥地に勢力を張る黒狼軍団(通称「帝国」)の皇帝。霊魔や八犬士を一瞬で倒すなど圧倒的な強さを誇る。
- 紅狼(パープルウルフ)
- 黒狼族の九代目首領。霊魔の父を倒し狼族の実権を奪った。
- 呪牙
- 暗黒八犬士総帥。呪の兄。弟同様全ての抜刀牙の破り方を知っている。頭髪を自在に操る。銀に倒される。WEEDではかつての戦士たちが20年以上も生き続け健在であるのが驚嘆すべきであるが、この呪牙にいたっては「先の皇帝から二百年もの間この帝国につかえしこの呪牙」というにわかには信じがたい発言をしている。(そもそも帝国が建国されたのは明治時代なのでずいぶん誇張が入ってるのには違いないが。)
- 夢幻
- 魔界十人衆を束ねる帝国の刺客。下級戦士ながらその戦闘力は脅威。
- サンダーウルフ
- 魔界十人衆の一人。必殺技「稲妻剣舞飛走牙」で武痕牙を負傷させ、最後は相討ちとなる。
- 魔界十人衆
- 夢幻の配下の刺客軍団。各地での暗殺や破壊活動を得意とする。
- 千竜牙
- 帝国の門番。千頭の狼を一糸乱れぬ動きで操る。
- ブラックスネーク
- 暗黒八犬士・「絶」の戦士。暗黒八犬士の大将格。銀に敗れる。
- ホワイトタイガー
- 暗黒八犬士・「襲」の戦士。甲賀忍犬の血を引いている。赤目に敗れる。
- ゴールドアイ
- 暗黒八犬士・「滅」の戦士。霧の中でも氷魔の何倍も目が利く。氷魔に敗れる。
- ビッグホーン
- 暗黒八犬士・「撃」の戦士。ベンに敗れる。
- ボブキャット
- 暗黒八犬士
- レッドブル
- 暗黒八犬士
- マウンテンバイソン
- 暗黒八犬士
- ピンクドラゴン
- 暗黒八犬士。一部では何の抜刀牙を用いるのかが話題になったりする。
- 幼年兵
- ガイアの部下。敵もろとも溶岩に特攻したり、敗北を悟ると皆溶岩に身を投げるなど、自分の命を惜しまない。
以上で銀牙 -流れ星 銀-に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] アニメ版
1986年4月7日 - 9月22日まで月曜19:30〜20:00にテレビ朝日系列(ただし青森放送、山形放送、テレビ信州除く、山口放送は日曜10:00〜10:30に放送日時差し替え)で放送された。全21話。
赤カブトを倒したところで終了しており、八犬士編は制作されていない。映像ソフトは2本の総集編がVHSで発売されたのみだったが、全話収録のDVD-BOXが2008年5月に発売された。
[編集] スタッフ
- 企画:横山和夫
- 原作:高橋よしひろ
- 音楽:淡海悟郎
- キャラクターデザイン:柳瀬穣二
- 美術デザイン:伊藤岩光
- 製作担当:武田寛
- テレビ朝日プロデューサー:加藤守啓
- シリーズディレクター:勝間田具治
- 特殊効果:義山正夫、三浦誠、磯野松子
- 撮影:佐藤隆郎
- 編集:吉川泰弘
- 録音:波多野勲
- 効果:今野康之
- 選曲:宮下滋
- 演出助手:広嶋秀樹、棚橋一徳、岩井信吾
- 製作進行:鈴木利之、遠藤栄
- 演助進行:岩井信吾、広嶋秀樹
- 美術進行:御園博
- 仕上進行:義山一郎、山本善文、川藤修、井出修、豊永真一、元木賢一、西桐共昭
- 記録:池野美雪
- 現像:東映化学
- 制作:テレビ朝日、東映
[編集] 主題歌
[編集] 声の出演
- ナレーター(声:野田圭一)
[編集] 放映リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | (絵コンテ) 演出 |
作画監督 | 美術 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 小さなヒーロー銀の誕生! | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 柳瀬譲二 | 伊藤岩光 池田祐二 |
| 2 | 銀よ努力の向こうに明日がある | 棚橋一徳 | 遠藤政治 | ||
| 3 | 命を賭けた銀の友情 | 芹川有吾 | 永木龍博 | 伊藤岩光 秦秀信 |
|
| 4 | 巨大熊赤カブトへの挑戦! | (西沢信孝) 堀川和政 |
佐々門信芳 | 池田祐二 | |
| 5 | 壮絶! 傷だらけの勝利 | 勝間田具治 | 柳瀬譲二 | 秦秀信 | |
| 6 | 吠えろ! 山が呼んでいる | 棚橋一徳 | 遠藤晴 | 池田祐二 | |
| 7 | 胸に刻め! 熱き男の誓い | 芹川有吾 | 永木龍博 | 秦秀信 | |
| 8 | 今! 男たちの旅立ち | 寺田憲史 | (西沢信孝) 堀川和政 |
長谷川憲生 | 田中資幸 |
| 9 | 魔犬! 甲斐の三兄弟 | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 青木哲朗 | 伊藤岩光 |
| 10 | 怪物! 霞岳のモス軍団 | 寺田憲史 | (芹川有吾) 堀川和政 |
金子勲 | 高田茂祝 |
| 11 | 忍犬! 伊賀の里に黒い影 | (明比正行) 堀川和政 |
永木龍博 | 田中資幸 | |
| 12 | 危うしベン! 忍者屋敷の対決!! | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 長谷川憲生 | 高田茂祝 |
| 13 | 正義! リーダーへの条件 | 佐々門信芳 | 松本健治 | ||
| 14 | 進め! 小さな若大将 | (明比正行) 棚橋一徳 |
遠藤晴 | 田中資幸 | |
| 15 | 紅桜! 地上最強と呼ばれる男 | 寺田憲史 | 勝間田具治 | 柳瀬譲二 | 高田茂祝 |
| 16 | 熱き涙! 仲間の死をのりこえて | 馬嶋満 | 明比正行 | 青木哲朗 | 松本健治 |
| 17 | 今、集結の時! 総大将のもとへ!! | 寺田憲史 | (東野竜夫) 堀川和政 |
長谷川憲生 | 高田茂祝 |
| 18 | 死闘! 男が命を捨てる時!! | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 佐々門信芳 | 田中資幸 |
| 19 | 悲愴! 真紅に咲いた紅桜の最期 | 明比正行 | 永木龍博 | 池田祐二 | |
| 20 | 燃えよ銀! 今こそ見せろ男の勇気!! | 勝間田具治 | 青木哲朗 | 海老沢一男 | |
| 21 | 銀よ! 新たなる男の旅立ちへ!! | 柳瀬譲二 | 高田茂祝 |
[編集] 映像ソフト化
- 2008年5月21日に全話収録のDVD-BOXが発売された。
[編集] 補足
- 青森放送、山形放送、テレビ信州で放送されず、山口放送で放送日時を差し替えたのは、いずれもNTV系列とのクロスネット局であり、本来の放送日時に、NTV製作の「ごきげん月曜7時半」を放送していたため。
- この番組終了後、テレビ朝日・東映アニメーション制作のテレビアニメは同年10月から土曜19時前半枠へ移動し、『聖闘士星矢』がスタートした。
- 犬が「しゃべりまくる」「感極まって涙する」事は、連載当時から(笑い話のタネとしても)かなり話題にされた。実際には、(後の「甲冑の戦士雅武」とは違い)会話はあくまで犬同士限定であり、人間や、他の動物とは言葉が通じず、吹き出しも人間、犬、熊で形が異なるなど、明確な線引きがされている。赤カブト編終盤で、リキと赤カブト(の影武者)の一騎打ちでは、両者が相手に言葉を投げつけるシーンがあるが、これもあくまで、互いに本能で相手の考えが分かるだけで、実際に言葉を交わしているわけではない。童話やファンタジーならまだしも、ある程度の「リアルさ」が要求される少年漫画界においてはかなりのインパクトであった。義理や人情、仁義を重んじる犬達の熱き関係は「人間よりも熱い漢(おとこ)達」と評価されている。
- アニメ版は各国語に翻訳されて1990年頃までにアメリカ、韓国、ハンガリー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドで放映またはビデオ発売された。北欧での人気が高く、2003年 - 2006年にかけて北欧3カ国およびフィンランドでDVDボックスが新たに発売されている。
- 2008年8月下旬に発売されたコンビニ版にはDVD発売を記念してアニメ設定資料が収録された。
[編集] ミュージカル版
2005年にNHK名古屋放送児童劇団発表会で『勇者たち-流れ星銀-銀牙』のタイトルで行われたミュージカル。東海地方3県で2008年8月26日12時〜13時までNHK教育で放映予定であったようだが、一切の放送記録がないため中止となった模様。本編とはストーリーは似ているが、銀と赤カブトとの最終決戦において原作では抜刀牙で赤カブトを殺しているが、ミュージカルでは赤カブトを殺さず許し、共に生きていこうというところで終わる。
[編集] 関連作品
- 『甲冑の戦士雅武』(『銀牙外伝甲冑の戦士雅武』) - 元々は本作とは全く無関係の犬漫画であったが、ジャンプコミックスセレクションとして出版される際にタイトルに「銀牙外伝」が追加された。
- 『銀牙伝説WEED』および、『銀牙伝説WEED オリオン』
- 『銀牙伝説RIKI(リキ)』
- 『銀牙伝説ウィード外伝』
- 『夢見る戦士たち』
- 『メルの旅立ち』
- 「WEED」関連の作品は、出版社の違いもあってか、集英社刊の書籍では全く触れられる事がない。
- 本作のガイドブック『銀牙聖犬伝説』は『WEED』のブレイク後に刊行されたが、あくまで「続編」とされるだけで、詳しい説明や「WEED」のタイトルすら出て来ない。唯一ベンの息子「剣」の名前が一度だけ出てきたのみである。
[編集] 外部リンク
- 銀牙NET
- Gingapedia (銀牙ペディア, フィンランド語)
| テレビ朝日系 月曜19:30枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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銀牙 -流れ星 銀-
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| 小学館漫画賞少年部門 |
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