銀牙 -流れ星 銀-
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| 銀牙 -流れ星 銀- | |
|---|---|
| 漫画 | |
| 作者 | 高橋よしひろ |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| レーベル | ジャンプ・コミックス ジャンプコミックス セレクション 集英社文庫 集英社ジャンプリミックス |
| 発表号 | 1983年50号 - 1987年13号 |
| 巻数 | ジャンプ・コミックス 全18巻 ジャンプコミックス セレクション 全10巻 集英社文庫 全10巻 集英社ジャンプリミックス 全8巻 |
| 話数 | 全55話 |
| アニメ | |
| 原作 | 高橋よしひろ |
| 監督 | 勝間田具治、棚橋一徳、芹川有吾、 堀川和政、明比正行 |
| シリーズディレクター | 勝間田具治 |
| 脚本 | 馬嶋満、寺田憲史 |
| キャラクターデザイン | 柳瀬穣二 |
| 音楽 | 淡海悟郎 |
| アニメーション制作 | 東映動画 |
| 製作 | テレビ朝日、東映 |
| 放送局 | テレビ朝日系 |
| 放送期間 | 1986年4月7日 - 9月22日 |
| 話数 | 全21話 |
| 関連作品 | |
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『銀牙 -流れ星 銀-』(ぎんが ながれぼし ぎん)は、「週刊少年ジャンプ」で連載された高橋よしひろの漫画作品もしくはそれを原作としたテレビアニメ、ミュージカル作品。全18巻(ワイド版及び文庫版全10巻、コンビニ版全8巻)。続編に『銀牙伝説WEED』がある。
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目次 |
[編集] ストーリー
犬同士の会話を人間の言葉に置き換ることで彼らの友情、結束、葛藤、成長を描き、国内のみならず、海外でも支持を得ている。生命の誕生と死、幼くして巨大な敵に向かう運命を持った熊犬・銀の冒険熱血青春ドラマ。
[編集] 赤カブト編
熊犬としての熱い血を父親から受け継いだ銀。人間ですら歯が立たない凶暴な人食い熊・赤カブトに敗れた祖父シロと父リキの仇を討つため、銀はベン、クロスらとともに仲間となってくれる犬の「男」を探す旅に出る。
[編集] 八犬士編
赤カブト打倒の悲願を達成した銀とその仲間たちであったが、銀が赤カブトにトドメをさすときに用いた「絶・天狼抜刀牙」がなぜか富士山麓の樹海にいる謎の集団に伝わってしまう。そして銀を探しに出た謎の集団は四国のビル、九州のベムを一撃で倒し、白狼の前足を切り落とす。そして謎の集団とおぼしき狼達が銀、クロス、ベンらの前に姿を現す・・・
[編集] 特別編
ビジネスジャンプに掲載された番外編。版権の問題か、続編「WEED」に繋がるような展開や演出は全くない。なお、下の作品は真・外伝に収録。
[編集] 2008特別編 -甲斐の三兄弟-
赤カブトとの死闘の果てに「闘将」ベンは傷ついた。そして救出に向かった銀に赤カブトは執拗に攻撃を仕掛ける。
そこに片目を失った赤虎が赤カブトに特攻を仕掛けた。 腹を削がれながらも赤カブトの残った片目を潰すことに成功。死に際に走馬灯の如く過去の忌まわしい記憶が浮かび始めた。
[編集] 2009特別編 -弔問の旅-
二度にわたる死闘を制した奥羽軍であったが、相当数の戦死者を出した…奥羽軍二代目総大将となった銀は戦後幹部を各地に送り戦死者の"最期の勇姿"を残された家族に伝えるために弔問の旅を始めた。
なお、『銀牙伝説WEED』でも、「弔問の旅」の最中のエピソード自体は回想の形で出てくる。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 赤カブト編
[編集] 奥羽軍
- 銀(秋田犬)
- 声:山田栄子
- 秋田犬・リキと富士の間に生まれた。本作の主人公。その名の通り、良質な熊犬(熊狩りを目的とした狩猟犬)の毛色とされている虎毛(銀色)が特徴。それ故に生後間もなく、リキを失った五兵衛の下で過酷な特訓を受け、熊犬としての才能を開花していく。その後、打倒・赤カブトを掲げる奥羽軍と出会い、これに参加。父・リキとの再会を果たす。(ただし、リキは記憶を失っており、その時は銀のことを思い出せなかった)リキの命により、赤カブト打倒のため、全国の「男」を探す旅に出て、それを通じて成長を重ねていく。打倒・赤カブトを果たした後は亡き父の後を継いで奥羽軍の2代目総大将となる。虎毛の言い伝えに恥じぬ、勇猛果敢な性格の持ち主に加え、黒邪鬼を一発で吹っ飛ばす能力を持つ、奥羽軍のリーダーとしての統率力、優しさを併せ持つ。しかしそれ故に情に流されやすい弱点も持つ。小さな体を活かした素早い動きから「流れ星・銀」の異名を持つ。『白い戦士ヤマト』のヤマトが用いる『ブーメラン殺法』に酷似した「絶・天狼抜刀牙」を使う。
- リキ(秋田犬)
- 声:銀河万丈
- 最強かつ最後の熊犬と呼ばれる銀の父親。赤色の虎毛の体色を持つ秋田犬。赤カブトとの戦いで生後間もない銀を庇って谷底へ転落、奇跡的に命を取り留めるも記憶を失ってしまう。それでも打倒・赤カブトの志は忘れず、決戦に備えて奥羽軍を結成、初代総大将を務める。志を同じくする「男」を集めるべく、部下を日本全国に向けて放つ。その間、続々と赤カブトが呼び寄せるクマと戦いながら、一人で奥羽の地を守っていた。側近が犬たちにやられていく中でも、赤カブトがリキを警戒して目が離せないほどの威圧力を持っており、配下のクマに至ってはリキが現れると逃げ出すほどである。実際にリキは、奥羽軍の中でもトップクラスの実力を持つジョンを一蹴したり、一撃で赤カブトの側近のヒグマの首を吹き飛ばすなど、桁外れの実力を持っている。赤カブトとの最終決戦の中で記憶を取り戻し、息子の銀との絶妙のコンビネーションで絶の抜刀牙を用いて赤カブトに重傷を負わせるが、蘇った赤カブトに不意を撃たれて重傷を負い、銀が赤カブトを倒すのを見届けて息を引き取る。その後は牙城内に祀られ生前の姿そのままに永遠の眠りについている。死して尚、圧倒的なカリスマ性を持つ。
- ベン(グレートデン)
- 声:田中秀幸
- 奥羽軍第1班小隊長。立耳のグレートデン。「闘将」「炎の将校」「奥羽の不動明王」と数多くの異名も持つ。その耐久力と力はすさまじく自身を潰した大岩を投げ飛ばしたり、銀、赤目が束になってもかなわなかった敵を一匹で倒したりと武勇伝は数知れない。また、奥羽軍の最精鋭部隊であり、モス、赤虎等荒らくれ者が揃う第1班から第3班の集合班を纏め上げる統率力も持つ。銀を自身の後継者と目し、時に厳しく正義感に基づく自らの帝王学を伝え、銀のリーダーとしての素質を開花させた。元々飼い犬の猟犬であったがリキの部下となった。経緯は不明(元の飼い主を信頼しており、捨てられた訳ではない)。伊賀対甲賀の戦いに巻き込まれた際、赤目のまいた毒菱のために視力を失う。このため一時的に飼い主の元に戻り、獣医の治療を受ける。これにより視力が回復するも、一時的なものであり継続的な治療が必要であるにも関わらず、小隊長としての責任感から戦列に復帰。しかし赤カブト戦では、クロスとの間に子が出来た事を理由に、リキから戦列離脱の勧告を受ける。リキの指令や引き留めようとしたクロスを押し切って戦列に加わるが再び視力を失い、スナイパーに襲われ、道ずれに谷に落下した。しかし、ハイエナの救援を受けて、第2砦攻略中の奥羽軍に復帰する。赤カブトとの直接対決ではいち早く懐に飛び込み、動けなくなるほどの重傷を追いながらも牙城から引きずり落とすことに成功する。赤カブト編終了後は再び失明するが心眼を開眼し、霧の中で敵の位置を把握したり、妖気を感じる能力を持つにいたった。八犬士編で武痕牙の「撃・閃通臂抜刀牙」を受けて再度視力が回復、八犬士編の最後まで視力は保っていた。武痕牙より「撃・閃通臂抜刀牙」を習得。
- クロス(サルーキ)
- 声:藤田淑子
- ベンの妻で勝気な性格。女呼ばわりされる事を極度に嫌う。雌犬でありながら唯一「男」と認められた。人間に猟犬として飼われていたが、狩猟中に熊に襲われた飼い主を守ろうとして自身は負傷し、仲間は死亡。挙句に飼い主はクロスらを見捨てて逃亡、天涯孤独となる。その後知り合ったベンと恋仲になり、彼の子供を身籠る。身重の体でありながら瀬戸内海を渡って銀にベンやモスの危機を伝える。最終決戦直前で3匹の仔を出産し、仔供達を守るために決戦参加を咎められる。登場時は鋭い目つきであったが、後半になるに従い、柔らかさが増している。
- ジョン(ジャーマン・シェパード・ドッグ)
- 声:堀秀行
- 銀のライバルであり朋友でもある秀俊の飼い犬。秀俊とともに世界各地で猛獣狩りを経験してきた。けんかっ早く、口も悪いがピューマを食い殺したのを始め、甲賀忍犬数匹(伊賀忍犬が一対一で互角の相手)をあっさり倒すなど相当の実力者で知力にも優れている。登場初期は抵抗できない小熊2匹を容赦なく殺害、銀の怒りを買うなどヒール的存在だった。群れを乗っ取るためにリキを倒そうとするが一騎撃ちに敗れ奥羽軍に加入、ベン率いる第1~3班の集合班と甲賀忍軍との全面抗争中に駆けつけ、その後の四国遠征、九州遠征に加わる。九州遠征では隊長を務め、最終的に600近い大軍を集めることに成功する。このとき、自身は肥前のヘンリー三世を屈服させている。最終決戦時、第4班決死隊も務める。
- グレート(グレートデン)
- 声:屋良有作
- 奥羽軍第2班小隊長。第1~3班をまとめるベンの副官的ポジション。集合班全体の規律を維持することに腐心する。後に九州遠征隊の一員となり血の涙で薩摩の大将ベムを味方につける。しかしジョンや甲斐三兄弟、モスといった猛者達の加入以降は出番を奪われ、活躍が描かれることは少なくなってしまった。
- スミス(スパニエル系の雑種)
- 声:頓宮恭子
- 奥羽軍第3班小隊長。奥羽軍のムードメーカー。銀には劣るものの素早い身のこなしが得意。気絶した銀を運んでいて谷底に落ちるが、川で溺れているところを目を覚ました銀に引き上げられる。その後四国遠征に参加。戦闘における活躍は多くないものの、最終決戦では銀・赤目とともに第1班決死隊となり、第1砦の攻略において重傷を負いながらも熊に包囲された銀を救出する。その負傷で前線を退いたが、救護所に待機しているところに現われた竹田五兵衛を赤カブトの元に誘導した。モスとは口げんか友達。八犬士戦では、奥羽にて留守番が多かった。
- テリー(マスチフ)
- 声:佐藤正治
- 奥羽軍第5班小隊長、隻眼のマスチフ。第4班、6班とともに男を探しに北に向かうも、逆に全国制覇を狙う陸奥四天王の大軍に圧倒される。最終目的である赤カブトを倒すことを考えて犬属同士の戦闘による消耗を抑えるために止む無く帰順し、四天王の側近となっていた。後に援軍に駆け付けたベン、モスらに会い帰参を決意、四天王筆頭の如月と一戦を交え両目を失う。視力のない中でも如月を圧倒するが、赤カブトに派遣された熊の襲撃にあい、一撃で殺される。しかし、その使命に忠実な生き様は陸奥の四天王を動かし、四天王は結果的に奥羽軍に加入することになる。
- スナイパー(ドーベルマン)
- 声:矢田耕司
- 奥羽軍司令官。総大将の座を狙うべく陰謀を企てる。強いリーダーシップを持つベンと、総大将の息子である銀が自身の地位を脅かすことを恐れ、旅の途中で様々な謀略を仕掛けて一行を窮地に陥れる。卑怯者ではあるが、銀たちの四国遠征において、ジョンと一閃して負傷させたり、既に黒邪鬼を倒すなど実戦において活躍を見せていた銀に対して、止めを刺す寸前まで追い詰めるなど、実力は確か。最終決戦直前にベンを襲撃するが、目の見えないベンの捨て身の攻撃により、ともに川に落ちる。流されながらも最後までベンへの攻撃を行おうとしたが、割って入ったハイエナに邪魔され、そのまま行方不明となる。
- ハイエナ
- 声:松田重治
- スナイパーの腰巾着。スパイとしてベン一行に加わる。霞岳で一度はベン達を裏切るも、失敗によってスナイパーに見捨てられ一行に復帰。帰参後は主にモス軍団と行動を共にする。当初は卑劣なキャラクターとして描かれ、霞岳で罠に嵌めたジャガーや、甲斐三兄弟をはじめとする第一斑の仲間からも冷たい扱いを受けていた。しかし、次第にベンの配下として改心していき、仲間にも受け入れられていく。己の命を懸けての、打倒赤カブトへの覚悟を確固たるものとする。最終決戦の直前にこっそり抜け出して以前から狙いを付けていた蜂の巣を堪能。その際偶然、スナイパーに襲われていた盲目のベンが川に転落するところを目撃する。勇気を出してベンを助けるために川に飛び込み、自身の命をかけてベンを救うが、赤カブトと一戦も交えることができぬままに人知れず消息を断った。
- 赤虎(甲斐犬)
- 声:戸谷公次
- 甲斐三兄弟の長男。赤虎毛の毛色を持つ。生まれてすぐに弟二人とともに山中に捨てられるも、三兄弟で力を合わせて生き抜き、兄弟の三位一体の攻撃で恐れられていた。幼少時に弟達共々ベンに命を救われたが、登場時はそれに気付かずベンと一戦を交える。また、モスとはなわばりを巡って諍いを続けており、奥羽軍加入にあたってけじめをつけるためにベン達をモスの元に導く。結果としてモスを奥羽軍に引き入れる事ができた。後に銀とともに四国遠征に加わり、武蔵を仲間に引き込む任務を任されるが、武蔵を挑発した結果、逆襲にあい失敗。その帰りにビルの大軍に襲われる。武蔵に助けられ銀の元へ帰り着くことに成功し、武蔵を仲間に取り入れた。最終決戦では弟2頭と共に第2班決死隊となり、第1砦の一つを破る。その後、赤カブトの側近のヒグマとの戦いで左目を失ったことで赤カブトの弱点に気がつき、負傷して動けないベンを守るために赤カブトの左目を狙って単独で飛び込んだ。この際、潰された目の死角を突かれて腹部をそがれながらも自分の命と引き換えに赤カブトの左目を潰す任務を遂行、壮絶な戦死を遂げた。2008特別編 -甲斐の三兄弟-に、生い立ちが詳しい。
- 中虎(甲斐犬)
- 声:塩屋浩三
- 甲斐三兄弟の次男。中虎毛の毛色を持つ。幼少時にテンに左耳を喰いちぎられており、片耳がない。兄や弟に活躍の場を奪われ、目立ったエピソードはほとんどないが、相当の実力を持っている。赤カブト打倒後も奥羽に残る。八犬士編では魔宮に乗り込む銀の指令を受け、奥羽軍への援軍派遣の伝令を務める。ジョンと共に援軍全軍の指揮を任されるなど、銀からの信頼も厚い。
- 黒虎(甲斐犬)
- 声:田中亮一
- 甲斐三兄弟の三男。黒虎毛の毛色を持つ。幼少時にテンに右目を噛み潰される。甲斐犬の激しい気性を受け継ぐ三兄弟の中でも、とりわけ凄まじい気性の荒さを持つ。初登場時は銀と直接対決し、動きが速い銀に見切られるも力で圧倒するも敗北。赤カブト打倒後も奥羽に残る。赤カブト編での活躍は兄、赤虎に奪われて少ないが、天狼八犬士編ではメインキャラクターに昇格、蛇の化身百鬼牙を一騎打ちの末破り、「乱・蛇龍身抜刀牙」を受け継ぐ。比較的小ぶりな体格でありながら、主力として最後まで戦い抜いた。
- モス(マスチフ)
- 声:郷里大輔
- 通称・霞岳の閻魔大王。自分の倍以上の体重のあるイノシシやクマをもなぎ倒すほどの怪力の持ち主。霞岳に部下を集めて一大勢力を誇っていた。甲斐三兄弟とは縄張りを巡って争っていたが彼らの実力は認めており、後継者として配下に加えようとしていた。登場当初、甲斐三兄弟との因縁とスナイパーの策略により奥羽軍と対決するが、ベンの男気に惹かれて一行に加わる。陸奥攻略に向かった奥羽軍がクロベエを残し全滅したとの報を受け、先発隊を率いて陸奥に出発。途中で奥羽に立ち寄り、総大将リキに挨拶し、陸奥の四天王の陣地に攻め込む。四天王の包囲に会い、籠城戦となるものの、雨にも救われ、銀やベン、赤目らが救援に来るまで持ちこたえた。年齢が近いこともあってか、短い付き合いながらも紅桜とは気心が知れた仲である。巨体から繰り出される頭突きの威力はすさまじく、八犬士篇で黒虎と対決していた雷牙の「斬・飛翔分身抜刀牙」を弾き飛ばした程。赤カブト打倒後も奥羽に残る。見た目の割りに子供好きで、チビやベンの子供たちのお守をしていることも多い。
- ジャガー(マスチフ)
- 声:塩屋浩三
- 黒色の体色をもつモスの息子。スナイパーに襲われていたところを銀に救われ、奥羽軍の目的に共感し、モスに奥羽軍への加入を促す。父親に比べてあまり活躍が目立たないが、後に四国遠征、九州遠征に加わり肥後の黒マムシを攻略するなど実力は確か。
- 赤目(紀州犬)
- 声:池水通洋
- 伊賀忍犬の総帥。様々な忍術の心得があり、木の幹を垂直に駆け下りることもできる。また敵の頭上から飛び降り、その勢いで敵の身体に牙を突き刺す「雷花剣」という秘術を使う。甲賀忍犬軍団総帥の黒邪鬼とは長年敵対関係にあった。黒邪鬼との決戦では、黒邪鬼の鎌で首に傷を負い動けなくなったが、救援に来た銀に救われる。その後はベンに従い奥羽軍団に加わり四国遠征に参加。その冷静な性格で血気盛んな奥羽軍団のおさえ役となる。足の速さは「一日に千里を走る」といわれるほど速い。赤カブトとの最終決戦では銀・スミスとともに第1班決死隊を務める。八犬士編では、襲牙から「襲・突槍抜刀牙」を受け継ぐ。また、黒狼軍の特攻隊に水牙と一緒に谷底の溶岩流に落ちかけるも飛足力で谷底から脱出。息子が数匹いる。当初は甲賀忍犬軍団との戦いで全て死亡していたとされていたが、数匹は存命していた。
- 霧風(紀州犬)
- 声:佐藤正治
- 伊賀忍犬軍団・赤目の側近。甲賀との決戦を戦い抜き、赤目とともに奥羽軍に加入。対マダラ戦で赤目の指示を受け、陣内と供に雷花剣を放つものの技を読まれ、陣内が倒されるのをみて狼狽、単独で助けに入った所をマダラの爪牙により重傷を負う。虫の息の中でマダラには人間の道具を使って戦うように提案し、これを受けて赤目と銀がマダラを倒すのを見届けた後、壮烈な最期を遂げる。
- 陣内(紀州犬)
- 声:小林通孝
- 伊賀忍犬軍団・赤目の部下。霧風とともに雷花剣でマダラを陽動しようとするが技を読まれてマダラの口に飛び込んでしまい、戦死する。
- 早土(紀州犬)
- 声:大谷秀芳
- 伊賀忍犬軍団・赤目の部下。対甲賀戦で甲賀忍犬一匹と差し違え戦死。
- 月影(紀州犬)
- 伊賀忍犬軍団・赤目の部下。
- ウィルソン(ラフコリー)
- 声:橋本晃一
- 元サーカス犬。三重県鳥羽での興行の際、甲賀忍犬に妻・リーンと息子・ロンドーを殺される。奥羽軍と甲賀忍犬軍との戦闘中に現れ、復讐として黒邪鬼の子を殺害しようとしたが黒邪鬼の体当たりを受けて岩底に落下、クロスに救われて奥羽軍に入る。サーカス興行で全国を回っていたため、地理の天才で各地の情勢に精通。四国遠征を銀に勧め、四国と九州で仲間になる犬を捜しに出た際は案内犬として活躍。知性派だが戦士としても一級。第4班の決死隊にも選ばれた。打倒・赤カブト後は奥羽に残留。八犬士編では、銀以下最精鋭群が帝国へ転落後、特に協議を経ることもなく指揮を受け継ぐなど、仲間からの信頼も厚い。
- 武蔵(土佐犬)
- 声:岸野一彦
- 闘犬中型横綱。四国へ渡った奥羽軍が真っ先に彼に接触したことを気に入り闘犬二十頭とともに奥羽軍に加盟。土佐闘犬横綱の名は伊達ではなく、初登場の際には相手の闘犬を一方的に倒し、ビルとの抗争の際たった一度の体当たりで数匹の野犬を吹き飛ばした。四国制圧後は九州遠征に加わり豊後の大門以下五十頭を下した。八犬士編では抜刀牙こそ習得しなかったものの黒狼軍を圧倒する。
- ビル(ドーベルマン)
- 声:柴田秀勝
- 四国の山賊。スナイパーの盟友として、中虎・黒虎を人質に取って銀たち奥羽軍に対抗。しかし、人質の黒虎や助けに入った銀を噛み殺そうとするスナイパーの卑怯な仕打ちを嘆くなど武士の心も持ち合わせており、命を賭してスナイパーと戦い破った銀の心意気に打たれ、100頭あまりの部下を引き連れて奥羽軍団に加勢する。九州遠征の際は日向のハリケーンを仲間にすることに成功。赤カブト打倒後は故郷である四国に戻っていたが、べム同様に八犬士に殺される。
- 紅桜(土佐犬)
- 声:青野武
- 海坊主の渾名で恐れられた伝説の闘犬王。かなりの老犬だが、その戦闘力は衰えず、闘牛さえ一撃で背骨をへし折り戦闘不能にしてしまう。恩人である少年に飼われていた。少年の生活費を得るために猛牛と闘うショーに出ていたところで、「男」を捜していた銀と出会う。当初、若造である銀を相手にしなかったが、実力者の自分に全く恐れを知らずに挑んでくる銀に関心し、銀を「男」と認めるが、一度は奥羽行きを断る。だが、大輔との別れのエピソードを銀に聞かされ、自分の存在が逆に少年にとって害となっていることを悟り、少年の元を離れて銀の軍団に合流する。(アニメ版では少年の親族が現れて生活費の心配がなくなったと描かれている。いずれにしても紅桜は、人間の世界の金銭や生活費の概念について熟知していたことになる)赤カブト戦では、第4班決死隊となり、第一の砦を破る。第二の砦で、リキさえも上回るという攻撃力で巨熊モサに深手を負わせるものの、モスを庇い、必死の反撃に出たモサの爪で頭部を裂かれる重傷を負う。銀とベンが登山者が山小屋に残したザイルでモサを縛り上げたところで、紅桜はそれを咥えてモサを湖に引き込むが、ザイルが足に絡まり脱出できなくなる。銀たちが水に潜り、紅桜を救おうとするが、今ザイルを解けば、モサがまた暴れだすと判断した紅桜は救出を拒否。最後まで残っていた銀を張り手で気絶させて去らせる。その後、桜の花びらが桜の形となって湖に浮かぶ。そして紅桜の血が湖に浮かび、花びらに重なって真紅の血桜ができるのを見ながら男たちは決意を新たに涙する。作者は、元々白い戦士ヤマトに出す予定であったが、出す時機を失い本作に出したと語っている。そのせいもあってか本作に登場する犬の中で、出生からその最期まで唯一決まっていた犬だという。(文庫版「白い戦士ヤマト」及び「銀牙流れ星銀」あとがきより)犬齢が近いモスとは、短い付き合いながら親友であった。また妊娠していたクロスを保護するなど、心の温かい面もあった。
- オリバー(ダックスフント)
- 声:広中雅志
- 小柄な体格ながら強靭な顎と前足により、見かけによらない戦闘力を持ち、六助とベスに襲われかけていたクロスを助ける。また、穴掘りが得意なため穴に籠ることで、四天王ら大型犬に対しても互角以上の戦いを見せる。その体格から自力での遠出が苦手であり、長距離トラックの荷台に紛れて移動していた。そのため全国の運行網を熟知しており、後に四国遠征を終えて陸奥への援軍に急ぐ銀らを奥羽方面へのトラックに案内する。四天王軍との戦いではベスや六助とともに一計を案じ四天王軍を引きつけ、八犬士編では、帝国への入り口を掘り当てウィルソン以下奥羽軍200匹を突入させるなど、地味ではあるが重要な役割を演じている。
- ベス
- 四国遠征中の銀への伝令に走るクロスを襲おうとしたが、オリバーにやっつけられ、彼の部下になる。以降、ベスとともにオリバー隊といった様相で活躍する。八犬士編では、彼のサボリがきっかけで帝国への入口が見つかるなど、意外に重要な役割を果たしている。外見は後のWEEDに登場する狂四朗に似ており、紀州犬ないし紀州犬系の雑種と思われる。
- 六助
- ベスの仲間。登場時にオリバーにやられ、後にアニキと慕う。オリバーの子分としてコミカルに活躍を見せる。グレートデンと思われるが、一級の戦士であるベンやグレートといった同種とは異なって戦闘能力はあまり高くなく、体格で大きく勝っているベスやオリバーにも一方的にやられている。
- 如月(シベリアン・ハスキー)
- 声:速水奨
- 陸奥四天王のリーダー。400頭近い軍団を築き、陸奥一帯に一大勢力を誇る。勢力拡大が目的だったがテリーの男気に絆され奥羽軍に加盟。低く飛んでいればカモメさえ仕留めてしまう。赤カブト戦では、他の四天王と共に第3班決死隊となり、第1砦を破った。第2砦攻略の際に銀の指令を受けて救護班となる。赤カブト打倒後には、八犬士編で、銀たちの危機にいち早く救援に駆けつけるなど、奥羽軍の頼もしい同盟者となる。
- 卯月(シベリアン・ハスキー)
- 陸奥四天王のメンバー。
- 葉月(シベリアン・ハスキー)
- 陸奥四天王のメンバー。
- 水無月(シベリアン・ハスキー)
- 陸奥四天王のメンバー。
- ビリー
- 奥羽軍第五班、テリーの配下。やむなく四天王軍に付いていたが打倒赤カブトの志は無くしておらず、奥羽軍団との衝突直前に劣勢覚悟で帰参。
- ハルク
- ビリー同様に一時四天王軍に付くも、奥羽軍団と四天王軍の戦いの際、奥羽軍団に帰参。
- スイマー(ラブラドールレトリバー)
- 銀率いる四国制圧軍団が蒲生田岬から本州に渡る際、身重の為溺れかけたクロスを助けたことから奥羽軍に加入。水泳が得意。
- ベム(ボクサー)
- その顔を見たものは生きて帰って来られないと恐れられた薩摩の大将。人間に塩酸をかけられたため顔が潰れている。九州で最大の勢力を誇り、説得にきたグレートにも容易に応じなかった。電車の線路に伏せて迫る電車に耐える死を前提とした度胸試し(キラーロード)をグレートに課し、死を覚悟したグレートの血の涙の説得に応じて仲間となる。赤カブト打倒後は故郷でもある九州の薩摩に戻るがビル同様、八犬士に殺される。
- 白狼(シベリアン・ハスキー)
- 声:田中亮一
- 北海道・北見の野犬のリーダー。一撃でヒグマを仕留めることができる程の猛者で「ヒグマ殺しの白狼」の異名を持つ。そそっかしく、お調子者ではあるが、その実力と統率力は確かであり、奥羽軍に加勢する為に700もの大軍を引き連れ津軽海峡を渡ってきた。赤カブトとの決戦では、スミスの負傷後、代わって第1班の決死隊となり、赤カブトの側近のヒグマを倒すなど、ヒグマ殺しの名に相応しい活躍を見せる。北海道帰参後、八犬士の襲撃に遭い右前足を失うものの銀の援軍要請に応じ、はるばる富士まで駆け付ける。
- 豊後の大門
- 部下50頭を擁する。武蔵に破れて奥羽軍に加わる。マスチフと思われる。
- 豊前の羅王
- ウィルソンの説得により奥羽軍に加勢。奥羽軍加入後の活躍は特に描かれていない。
- 日向のハリケーン
- ビルにより奥羽軍団に加わる。ジャイアント・シュナウザーと思われる。最終決戦の際にクマにとびかかる一員として描かれている姿はあるが、羅王同様、奥羽軍加入後の活躍は特に描かれていない。
- 肥前のヘンリー三世
- ジョンに従えられた。対モサ戦で重傷を負い戦線離脱する。ブラック&タン・ハウンドと思われる。
- 肥後の黒マムシ
- ジャガーにより奥羽軍に加わる。黒色のラブラドール・レトリーバーと思われる。奥羽軍加入後の活躍は特に描かれていない。
[編集] 甲賀忍軍
- 黒邪鬼
- 声:中田浩二
- 甲賀忍犬軍団総帥。人間の鎌を武器として使う強者。伊賀忍犬総帥である赤目とは敵対関係にある。任務の遂行に純粋であるがあまり、倒した伊賀忍犬や攫ったウィルソンの妻を部下に食させるなど、道を踏み外した行いが銀たちの怒りを買う。甲賀忍犬のアジトで銀と一対一の勝負をするが、銀に左足を噛み付かれ、地面に叩き付けられて、その際に自分の鎌が刺さって右眼を失う。後に、赤目が火を放った伊賀屋敷に、伝来の書を守るために飛び込む。明確に死んだという描写はされていないが、焼死したものと思われる。なお、対赤カブト戦において銀は、黒邪鬼の使用していた鎌をヒントに、鋭い木の枝を用いてマダラを串刺しにして倒している。
- 魔矢
- 声:広中雅志
- 黒邪鬼の部下。
- チビ
- 黒邪鬼の息子。父の死後は奥羽軍団に引き取られる。テリーの死の真相を赤目に伝え、結果的に如月以下、陸奥の四天王の奥羽軍への加勢を得る。続編の『銀牙伝説WEED』では「哲心」として活躍。
- 甲賀忍犬
- 黒邪鬼の部下。伊賀忍犬を襲って食べる。黒邪鬼を追って全頭が焼身自殺した。ただしWEEDでは、その中の一匹が、全身にやけどのあとがある長老として生きている(右目がないので、黒邪鬼という説もあるようだ)。
[編集] 赤カブト軍団
- 赤カブト
- 別名「鬼首」。二子峠に「牙城」を築き一大勢力を誇る巨大熊で種別は明かされていないが、ツキノワグマとヒグマの両方の特徴を併せ持っているため混血種のハイブリッドだと思われる。次々と人間を襲い殺人熊として恐れられている。背中の赤毛と右目が無いのが特徴。五兵衛に右頭部を撃たれて右目を失った際に脳に損傷を受けたことで、驚くべき変化が起こり、冬眠もしなくなり、初期はヒグマ大だったものの連載途中から成長が止まらなくなり異常に巨大化した。「銀牙聖犬伝説 銀牙 -流れ星銀 完全解説書」によると、最終決戦時の全長は推定10メートルで体重は5トン。(この数値も若干小さめに見積もったものらしい)。巨大化後はさらに絶大な戦闘能力を誇り、一瞬で赤毛の魔性を引き裂くほどである。牙城での750頭の奥羽軍との最終決戦で側近達を全て倒され、いよいよ自らが奥羽軍との決戦に挑む。リキと銀の一撃により、牙城から落とされ赤虎の特攻により残った左目を破壊されるが、その強さは変わらず爪牙を振り回すことにより数分で200匹の犬達を葬った。しかし、囮となったジョンと赤目達の援護による隙を突かれ脊柱起立筋をリキと銀の抜刀牙で切断され、さらに現れた五兵衛に村田銃で数十発撃たれて一度は力尽きる。しかし、なおも執念により復活して立ち上がり瀕死の状態でリキを殴り殺すも、銀の正面からの絶天狼抜刀牙により首を切断され遂に絶命した。
- マダラ
- 宮城からの逃亡熊で種別はツキノワグマ。人間に追われ二子峠に逃げ込み赤カブトの配下になる。銀が奥羽軍に参加する際奇襲を仕掛けた。奥羽軍との最終決戦では第一砦を守り、圧倒的な攻撃力と犬属の牙を通さない強靭な防御力を見せ、霧風、陣内を討ち取るなどして銀たちを苦しめた。赤目と銀の共同攻撃により鋭い枝に喉から頭部を串刺しにされるが、執念のみで木上の銀を狙って追い詰める。しかし最後は力尽きて落下、死亡する。背中のマダラ模様が名前の由来。
- モサ
- 岩手からの逃亡熊で赤カブトの配下になる隻腕のツキノワグマ。奇襲で奥羽軍団を迎え撃つも、紅桜に湖に引きずり込まれ溺死、相討ちとなる。右腕が無いのが特徴。人食い熊ではないが、営林署の職員を7人も一度に殴り殺したり人間に憎悪を抱いている点から考えて片腕を無くしたのは人間によるものと思われる。
- ケサガケ
- 赤カブトの配下の熊。マダラやモサより一段上の荒くれ者だったが、二子峠ボスの座を狙う狂熊に倒される。三毛別羆事件で退治された実在のヒグマ「袈裟懸け」がモデルと思われる。
- 牙鬼
- 赤カブトの側近。リキでも見破れなかったほど赤カブトに似ており、彼の影武者を務める。最後は描かれていないが、他の側近のヒグマとともに、奥羽軍に倒されたものと思われる。
- ヒグマ
- 本来北海道にしか生息しないのだが、海を渡り赤カブト軍団の兵士となる。3頭。
- 赤毛の魔性
- 二子峠のボスの座を狙うはぐれヒグマ。漁船に乗り込み、漁師を皆殺しにしながら海を渡る。この際に背中に打ち込まれた3本のモリが特徴。牙城の乗っ取りを企み、赤カブトと対峙するも敗れていたが、奥羽軍の攻撃に際し、銀たちを利用して再度乗り込む。しかし、あっさりと赤カブトに倒されて死亡した。
- 赤カブトの一族
- 母熊とともに小熊2頭が奥羽山中に暮らしていたが、母熊が銀と大輔に殺された際に、ジョンの攻撃を受けてともに死亡する。また、縦二連の重をはじめ猟師を返り撃ちにしている所を、助けにきた五兵衛や秀俊らに襲われ、最後は秀俊により射殺された個体も存在する。
[編集] その他
- 富士
- 声:梨羽由起子
- リキの妻であり銀の母犬。大輔の旅館で飼われている。
- シロ
- リキの父親。彼もまた赤カブトに倒された。『銀牙伝説RIKI』では、赤カブトとの戦いが描かれている。
- アカ
- リキの血を受け継ぐ勇猛なオス(つまり、銀の兄)。赤カブトがスキー客の学生を襲った際に、リキや五兵衛と山狩りに入ったが赤カブトの奇襲にあい死亡。
- ドン
- 狩猟見習い犬。黒犬。あまり賢いほうではなく、竹田の爺様に滅多打ちにされていた。アカと同じく赤カブトとの戦いで死亡。
- 力王
- 土佐闘犬の血をひく勇敢な犬。百戦錬磨の熊犬がタバになってかかっても敵わないくらい強かったらしいが、初陣で頭を潰され死亡。「勇敢であるがために退くことを知らなかった力王は…」と五兵衛が大輔に話している。
[編集] 人間
- 大輔
- 声:坂本千夏
- 富士と銀の飼い主の少年。銀にとっても飼い主同然の関係にあり、銀のパートナーになるべく、秀俊の元で弓(ハンティング・ボウ)を学ぶ。赤カブトとの決着後に銀の元に駆けつけるが、銀が「奥羽の総大将」となったことを理解し身を引く。
- 竹田五兵衛
- 声:渡部猛
- 打倒赤カブトに燃えるマタギで熊犬の調教の名人でリキと銀の飼い主。武器は「村田銃」。村人からは竹田の爺様(じっさま)と呼ばれる。赤カブトに左耳をそぎ落とされ、報復に右目を撃ち抜く。赤カブトに止めをさす悲願を達成するのち、風邪をこじらせて息を引き取る。
- 大輔の父
- 声:矢田耕司
- スキー場で民宿を営んでいる。
- 大輔の母
- 声:山田恭子
- 秀俊
- 声:鈴置洋孝
- ジョンの飼い主の医師で、赤カブトに殺害された村長の息子でもある。武器は「レミントンモデル700カスタム(レミントンM700)」ライフル。洋式の狩猟技術を習得している。ジョンと共に世界各地で狩りを行っていた。肉体は強靭。
- 村長
- 声:宮内幸平
- 大輔らが住む村の村長。銀が産まれたとき、五兵衛と山に様子を見に行った際に赤カブトの犠牲になる。
- 縦二連の重
- 声:田中亮一
- 岩手で一番の熊撃ち。赤カブトを追うべく山に入り、逆に赤カブトに襲われて死亡した。なお、彼を襲ったのは赤カブトの子どもと思われる。
- 村の助役
- 声:北川米彦
- モサとマダラが二子峠にやって来たという情報を村人たちに伝えた。
- 鉄砲店店主
- 声:宮内幸平
- 大輔がハンティング・ボウを買った鉄砲店の店主。店内に犬を入れられることを嫌がる。
- 井口
- 甲府に住むベンの飼い主。『WEED』にも歳老いた姿で登場した。
- 信男
- 声:江森浩子
- 紅桜の飼い主の少年。孤児だった彼のために紅桜は食い扶持を稼いでいた。アニメにも登場したが、紅桜との関係の詳細は省略されていた。
[編集] 八犬士編
[編集] 霊魔軍(宮殿)
- 霊魔
- 狼族の将軍。誇り高き狼族の王の末裔で富士の樹海の魔宮に勢力を張る(通称「宮殿」)。八犬士の中でも古参で高い技量を持つ風牙をたやすくねじ伏せモスの突進を真っ向から弾き返すパワーを誇る。銀達と手を組み帝国の黒狼軍団と戦う。ガイア戦では逃亡を装ったガイアの不意打ちに左前足をもがれ脱落するが帝国崩壊時には八犬士を道連れにしようとするガイアの抑えにまわり最期を迎えた。
- 烈牙
- 天狼星八犬士・「烈」の戦士。必殺技は「烈・幻夢抜刀牙」。銀を天狼星八犬士へいざなう。わずかなつむじ風を竜巻にする力を持っている。呪により父・風牙が母を殺し出奔したと聞かされていたが後に水牙の証言により誤解を解く、黒狼軍団打倒後は奥羽軍団に加わる。
- 氷魔
- 天狼星八犬士・「滅」の戦士。必殺技は「滅・変異抜刀牙」。霊魔の息子で「若」と呼ばれるが、実子ではなかった。霧を起こして敵の視界を奪う。黒狼軍打倒後は奥羽軍団に加わる。
- 百鬼牙
- 天狼星八犬士・「乱」の戦士。必殺技は「乱・蛇龍身抜刀牙」。全身に毒針を仕込んだ鎧を着込み保護色を用いる。黒虎に技を奪われ、敗れた後に呪に処刑された。死に際の心からの願いは一度でいいから外の世界を見てみたかったというもので列牙によって叶えられた
- 風牙
- 天狼星八犬士・「絶」の戦士。必殺技は「絶・天狼抜刀牙」。霊魔軍団の在り方に疑問を持ち抜け忍となり、宮殿からの刺客に追い詰められていたところをリキに助けられ抜刀牙を伝授した。狼の大軍を一頭でなぎ倒すほどの力がある。呪牙に殺されるも、瀕死だった銀を覚醒させた。
- 襲牙
- 天狼星八犬士・「襲」の戦士。必殺技は「襲・突槍抜刀牙」。右前足の手首から先が無く、手首付近から肘付近の骨が露出していてその骨を槍の様に尖らせている。この尖らせた右腕の骨を用いて突槍抜刀牙を行った。宮殿付近の竹林の守護を担当していて倒した敵を竹に刺してコレクションしていた。技を赤目に破られ自害。
- 雷牙
- 天狼星八犬士・「斬」の戦士。必殺技は「斬・飛翔分身抜刀牙」。普段は小柄な弟の左近と右近を体に纏い攻撃の瞬間に三位一体攻撃を展開する抜刀牙の使い手。黒虎の前に現われ、抜刀牙で追い詰めるものの、救援に来たモスの頭突きに弾き飛ばされる。その後は烈牙に説得され、銀たちの戦列に加わる。ガイアのアジトに銀たちと共に攻め込んだ際には、敵の八犬士の残りを抜刀牙で一気に片付けるなど活躍するが、銀を守るためにガイアに戦いを挑み、三匹ともにガイアに首をはねられて壮絶な最後を遂げる。
- 水牙
- 天狼星八犬士・「砕」の戦士。必殺技は「砕・雷針抜刀牙」。水中戦を得意とし、洞窟内の鍾乳洞を素早く折ってまわり相手に折れた鍾乳洞を飛ばす抜刀牙の使い手。攻め込んで来た銀に重傷を負わせるものの、銀が風牙と同じ抜刀牙を使うのを見て驚き、事実を確認するため見逃す。また、風牙と烈牙が互いに親子とは知らず、対決するのを身をもって止めた。烈牙には呪が烈牙の母親を殺すのを目撃したと証言し、烈牙の風牙に対する誤解を解いた。ガイアのアジトに向かう際、黒狼軍団の特攻隊に襲われ溶岩に転落し死亡。
- 武痕牙
- 天狼星八犬士・「撃」の戦士。「鉄人」武痕牙と呼ばれる八犬士屈指の剛の者。必殺技は「撃・閃通臂抜刀牙」。中国・河南省に伝わる「狼蹬迾手拳」、一撃必殺の奥義「諸刃縦迾手拳」で直接的なダメージの他に後々視力や内臓にダメージを与える事もある恐ろしい技の使い手。
- 宮殿への入り口への番人。巨体で筋肉は勿論、皮膚まで鍛え上げられておりまともな攻撃は全く通用しない。銀・赤目・ベンの3人がかりでも全く問題とせず、赤目に残った目を貫かれ銀が果敢に攻め立てるも逆に打ち負かされた。最後は何度技を受けようが立ち上がるベンが何度も技を受けるうちに技の呼吸と隙を見破られ反撃を受けた。銀達の実力を認めると宮殿への道を譲った。魔界十人衆との戦いではサンダーウルフと相打ちとなる。
- 呪
- 天狼星八犬士総帥。八犬士に抜刀牙を指導し、また全ての抜刀牙の破り方を知っている。命惜しさに黒狼軍団のスパイをしていたがこれは使い捨ての駒に過ぎず無幻により重症を負わされた。後に銀達を加えた八犬士の実力を確信し、犬岩の形態をとったサウザントドラゴンと配下達にそれと知らずに突撃しようとした銀を押しのけて特攻し、身をもってその正体を知らしめた。
- 邪龍鬼
- 霊魔の帝国建国の話に登場する。後に帝国となる北海道の地下洞窟に住みついており、身の丈は30メートル、頭は5つ、鰐を思わせる皮膚で、溶解させる胃液を口から吐く八岐大蛇を思わせる怪物。後に八犬士となる狼たちに外部と内部から破壊され退治され食べられたという。なお、高橋よしひろ協力の「銀牙聖犬伝説 銀牙 -流れ星銀 完全解説書」では存在が疑問視されており、伝言ゲームのように「隣の一家が大きな青大将を捕まえて食べたらしいぞ」程度の他愛もない出来事だったのが、100年間語り継がれているうちに尾ひれがつき、邪龍鬼退治の話に変化したのではないかともされているが、鎧を着た狼や続編の「WEED」においては体長3mのゲラダヒヒや日本に居ないはずのハイブリッドグマが存在することを考えても実在したと考えるのが妥当である。
[編集] 黒狼軍(帝国)
- 皇帝ガイア
- 北海道の奥地に勢力を張る黒狼軍団(通称「帝国」)の皇帝。自分の右耳に噛み付いた黒虎を自ら耳を切断して牙により黒虎に自分以上のダメージを与えたり、真っ向からの勝負だけでも八犬士を一瞬で倒し、ジョンの奇襲戦法を見切って一撃で倒すなどの圧倒的な強さを誇るが、その真骨頂は偽態からの不意打ちでありこれによって同じく八犬士を凌駕する実力の持ち主である霊魔の片足をもぎ戦闘不能に追い込むなど、実力に驕らず何が何でも勝利を得ようとするハングリー精神を持っていた。またいかにして習得したのかは不明だが(呪牙に指南されたか?)、「絶・天狼抜刀牙」を使うことができる。
- ただし、銀に対して脅威を抱くと押さえ込まれているにも関わらず攻撃を加えようとしゃにむに責めるなど周囲が見えなくなったり、初めて見る赤目の忍術の前に一方的に追い詰められるなど、圧倒的な実力者である故の苦境に対応する柔軟性に欠けるという脆さも見えた。雷牙の弟右近・左近の抜刀牙や赤目の抜刀牙にも耐えたが、赤目の忍術により互角の攻防に持って行かれ、銀に技を見切られた上に雷牙や赤目に与えられた傷による大量出血により弱り銀に追い詰められて行き、最後は絶天狼抜刀牙により右の頭部の一部を吹き飛ばされて致命傷を負う、しかし、なおも余力を残しており銀に攻撃を加えるが霊魔に抑え込まれ帝国の崩壊に消える。
- 紅狼(パープルウルフ)
- 黒狼族の九代目首領。霊魔の父を倒し狼族の実権を奪った。
- 呪牙
- 暗黒八犬士総帥。呪の兄。弟同様全ての抜刀牙とその破り方を知っている。夢幻達に一方的に倒された呪と違い自身も相当の実力者で風牙と銀に致命傷を与えている。その最大の武器は自在に操る頭髪を使った戦法でこれによって目潰しや相手を絡め取って岩に叩きつける事が出来る
- WEEDではかつての戦士たちが20年以上も生き続け健在であるのが驚嘆すべきであるが、この呪牙にいたっては「先の皇帝から二百年もの間この帝国につかえしこの呪牙」というにわかには信じがたい発言をしている。(そもそも帝国が建国されたのは明治時代なのでずいぶん誇張が入っているのには違いないが。)
- 夢幻
- 魔界十人衆を束ねる帝国の刺客。下級戦士ながらその戦闘力は高いはずだが八犬士を拝命した銀達に部下が敗れるとあっさりと逃亡した。八犬士編序盤で各地の奥羽軍幹部が襲撃を受けた件は当初は霊魔ら宮廷側によるものと思われたが、霊魔側の主張と襲撃を生き延びた白狼の証言から夢幻達によるものと判明した。
- 魔界十人衆
- 夢幻の配下の刺客軍団。帝国内では最低ランクの使い捨ての下級兵士だが各地での暗殺や破壊活動を得意とし、ビルとベムを一撃で倒し、白狼の右前足を切り落とし奥羽軍の精鋭の銀の後続部隊部隊を皆殺しにするなどかなりの実力者である。しかし、最終決戦では新生八犬士の抜刀牙で一掃されて全滅する。
- サンダーウルフ
- 魔界十人衆の一人。必殺技「稲妻剣舞飛走牙」で武痕牙を負傷させ、最後は相討ちとなる。ベンによると銀達との戦いで既に武痕牙が負傷していたが故の結果であるらしい
- 千竜牙
- 帝国の門番。千頭の狼を一糸乱れぬ動きで操る。その統率力はベンをしてリキを上回るとまで言わしめさせた。部下を組み合わせて作った巨大な砦を形成するなどした。霊魔を連れて帝国への入り口に奥羽軍を導くが、霊魔の一太刀を受けて消息不明となりそのまま水死した模様。
- ブラックスネーク
- 暗黒八犬士・「絶」の戦士。暗黒八犬士の大将格。当初は対格差を活かした抜刀牙対決で銀を追い詰めるが最後には銀に牙を折られて戦闘不能となり雷牙に他の八犬士ともどもまとめて倒される。
- ホワイトタイガー
- 暗黒八犬士・「襲」の戦士。甲賀忍犬の血を引いている。赤目を間欠泉に誘い込み噴出す間欠泉の水に乗り挑みかかってくる赤目を頭上から迎撃し続ける有利な条件で戦闘を進めるが長く水に浸かると皮膚が柔らかくなるという基本的な難点を見逃し最後には忍法を駆使して強襲してきた赤目に懐に入られ柔らかくなった皮膚を貫かれて戦死した。
- ゴールドアイ
- 暗黒八犬士・「滅」の戦士。霧を扱う氷魔を相手に霧の中での戦闘を挑んだ。霧の中でも目が利く氷魔ですら視界が不自由になる程の濃霧の中で氷魔以上に目が利き、霧の中での戦闘を得意とする氷魔を追い詰めるがそれに驕り臭いで標的を絞る事に切り替えた氷魔によって位置を捕まれ滅・変異抜刀牙の撃ち合いに敗れて体内から爆裂して死亡。
- ビッグホーン
- 暗黒八犬士・「撃」の戦士。巨体とそれに伴うリーチを活かして武痕牙から「撃」の戦士を託されたベンに抜刀牙を頻繁に放つが手足の長いグレートデン種であるベンの長い手足の前に相打ち合戦に持ち込まれ敗北。その後情けをかけて背をむけたベンに不意打ちをしかけるが怒ったベンの返り討ちにあって即死する。
- 同じ撃の戦士である武痕牙の抜刀牙が一撃一撃に相手の体内に深刻なダメージを与える説明があるのに対して彼にはそういった解説は無い
- ボブキャット
- 暗黒八犬士
- レッドブル
- 暗黒八犬士
- マウンテンバイソン
- 暗黒八犬士
- ピンクドラゴン
- 暗黒八犬士。一部では何の抜刀牙を用いるのかが話題になったりする。
- 幼年兵
- ガイアの部下。敵もろとも溶岩に特攻したり、敗北を悟ると皆溶岩に身を投げるなど、自分の命を惜しまない。
以上で銀牙 -流れ星 銀-に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] アニメ版
1986年4月7日 - 9月22日まで月曜19:30〜20:00にテレビ朝日系列(ただし青森放送、山形放送、テレビ信州除く、山口放送は日曜10:00〜10:30に放送日時差し替え)で放送された。全21話。
赤カブト編のみで終了しており、八犬士編は制作されていない。
なおこの枠でアニメが放送されたのは、本作が事実上最後となった。
[編集] スタッフ
- 企画:横山和夫
- 原作:高橋よしひろ
- 音楽:淡海悟郎
- キャラクターデザイン:柳瀬穣二
- 美術デザイン:伊藤岩光
- 製作担当:武田寛
- テレビ朝日プロデューサー:加藤守啓
- シリーズディレクター:勝間田具治
- 特殊効果:義山正夫、三浦誠、磯野松子
- 撮影:佐藤隆郎
- 編集:吉川泰弘
- 録音:波多野勲
- 効果:今野康之
- 選曲:宮下滋
- 演出助手:広嶋秀樹、棚橋一徳、岩井信吾
- 製作進行:鈴木利之、遠藤栄
- 演助進行:岩井信吾、広嶋秀樹
- 美術進行:御園博
- 仕上進行:義山一郎、山本善文、川藤修、井出修、豊永真一、元木賢一、西桐共昭
- 記録:池野美雪
- 現像:東映化学
- 制作:テレビ朝日、東映
[編集] 主題歌
[編集] 声の出演
- ナレーター(声:野田圭一)
[編集] 放映リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | (絵コンテ) 演出 |
作画監督 | 美術 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 小さなヒーロー銀の誕生! | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 柳瀬譲二 | 伊藤岩光 池田祐二 |
| 2 | 銀よ努力の向こうに明日がある | 棚橋一徳 | 遠藤政治 | ||
| 3 | 命を賭けた銀の友情 | 芹川有吾 | 永木龍博 | 伊藤岩光 秦秀信 |
|
| 4 | 巨大熊赤カブトへの挑戦! | (西沢信孝) 堀川和政 |
佐々門信芳 | 池田祐二 | |
| 5 | 壮絶! 傷だらけの勝利 | 勝間田具治 | 柳瀬譲二 | 秦秀信 | |
| 6 | 吠えろ! 山が呼んでいる | 棚橋一徳 | 遠藤晴 | 池田祐二 | |
| 7 | 胸に刻め! 熱き男の誓い | 芹川有吾 | 永木龍博 | 秦秀信 | |
| 8 | 今! 男たちの旅立ち | 寺田憲史 | (西沢信孝) 堀川和政 |
長谷川憲生 | 田中資幸 |
| 9 | 魔犬! 甲斐の三兄弟 | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 青木哲朗 | 伊藤岩光 |
| 10 | 怪物! 霞岳のモス軍団 | 寺田憲史 | (芹川有吾) 堀川和政 |
金子勲 | 高田茂祝 |
| 11 | 忍犬! 伊賀の里に黒い影 | (明比正行) 堀川和政 |
永木龍博 | 田中資幸 | |
| 12 | 危うしベン! 忍者屋敷の対決!! | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 長谷川憲生 | 高田茂祝 |
| 13 | 正義! リーダーへの条件 | 佐々門信芳 | 松本健治 | ||
| 14 | 進め! 小さな若大将 | (明比正行) 棚橋一徳 |
遠藤晴 | 田中資幸 | |
| 15 | 紅桜! 地上最強と呼ばれる男 | 寺田憲史 | 勝間田具治 | 柳瀬譲二 | 高田茂祝 |
| 16 | 熱き涙! 仲間の死をのりこえて | 馬嶋満 | 明比正行 | 青木哲朗 | 松本健治 |
| 17 | 今、集結の時! 総大将のもとへ!! | 寺田憲史 | (東野竜夫) 堀川和政 |
長谷川憲生 | 高田茂祝 |
| 18 | 死闘! 男が命を捨てる時!! | 馬嶋満 | 勝間田具治 | 佐々門信芳 | 田中資幸 |
| 19 | 悲愴! 真紅に咲いた紅桜の最期 | 明比正行 | 永木龍博 | 池田祐二 | |
| 20 | 燃えよ銀! 今こそ見せろ男の勇気!! | 勝間田具治 | 青木哲朗 | 海老沢一男 | |
| 21 | 銀よ! 新たなる男の旅立ちへ!! | 柳瀬譲二 | 高田茂祝 |
[編集] 映像ソフト化
- VHSは2本の総集編のみが発売された。
- 2008年5月21日に全話収録のDVD-BOXが発売された。
[編集] 補足
- 青森放送、山形放送、テレビ信州で放送されず、山口放送で放送日時を差し替えたのは、いずれもNTV系列とのクロスネット局であり、本来の放送日時に、NTV製作の「ごきげん月曜7時半」を放送していたため。
- この番組終了後、テレビ朝日・東映アニメーション制作のテレビアニメは同年10月から土曜19時前半枠へ移動し、『聖闘士星矢』がスタートした。
- 犬たちが「しゃべりまくる」「感極まって涙する」「『明治時代』『視神経』というような言葉の意味を理解している」「日本の地理を解し、どこに行くトラックか理解して荷台に乗り込んでいる」事は、連載当時から(笑い話のタネとしても)かなり話題にされた。実際には、(後の「甲冑の戦士雅武」とは違い)会話はあくまで犬同士限定であり、人間や、他の動物とは言葉が通じず、吹き出しも人間、犬、熊で形が異なるなど、明確な線引きがされている。ただし、ベンが自らの眼を治すため、人間の獣医に身を寄せた際、このままでは失明の恐れがある、という人間たちの会話をベンが理解している描写がある。赤カブト編終盤の、リキと赤カブト(の影武者)の一騎打ちでは、両者が相手に言葉を投げつけるシーンがあるが、これもあくまで、互いに本能で相手の考えが分かるだけで、実際に言葉を交わしているわけではない。童話やファンタジーならまだしも、ある程度の「リアルさ」が要求される少年漫画界においてはかなりのインパクトであった。義理や人情、仁義を重んじる犬達の熱き関係は「人間よりも熱い漢(おとこ)達」と評価されている。
- アニメ版は各国語に翻訳されて1990年頃までにアメリカ、韓国、ハンガリー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドで放映またはビデオ発売された。北欧での人気が高く、2003年 - 2006年にかけて北欧3カ国およびフィンランドでDVDボックスが新たに発売されている。
- 2008年8月下旬に発売されたコンビニ版にはDVD発売を記念してアニメ設定資料が収録された。
| テレビ朝日系 月曜19時台後半枠 【当番組までアニメ枠】 |
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|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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銀牙 -流れ星 銀-
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[編集] ミュージカル版
2005年にNHK名古屋放送児童劇団発表会で『勇者たち-流れ星銀-銀牙』のタイトルで行われたミュージカル。東海地方3県で2008年8月26日12時〜13時までNHK教育で放映予定であったようだが、一切の放送記録がないため中止となった模様。本編とストーリーは似ているが、銀と赤カブトとの最終決戦において原作では抜刀牙で赤カブトを殺しているが、ミュージカルでは赤カブトを殺さず許し、共に生きていこうというところで終わる。
[編集] 関連作品
- 『甲冑の戦士雅武』(『銀牙外伝甲冑の戦士雅武』) - 元々は本作とは全く無関係の犬漫画であったが、ジャンプコミックスセレクションとして出版される際にタイトルに「銀牙外伝」が追加された。
- 『銀牙伝説WEED』および、『銀牙伝説WEED オリオン』
- 『銀牙伝説RIKI(リキ)』
- 『銀牙伝説ウィード外伝』
- 『夢見る戦士たち』
- 『メルの旅立ち』
- 「WEED」関連の作品は、出版社の違いもあってか、集英社刊の書籍では全く触れられる事がない。
- 本作のガイドブック『銀牙聖犬伝説』は『WEED』のブレイク後に刊行されたが、あくまで「続編」とされるだけで、詳しい説明や「WEED」のタイトルすら出て来ない。唯一ベンの息子「剣」の名前が一度だけ出てきたのみである。
[編集] 外部リンク
- 銀牙NET
- Gingapedia (銀牙ペディア, フィンランド語)
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