ミラクル少女リミットちゃん

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ミラクル少女リミットちゃん』 (ミラクルしょうじょリミットちゃん) は、永島慎二・ひろみプロダクション(現・おもちゃ箱)原作のSFサイボーグアニメ作品・漫画作品。

目次

[編集] 内容

外見は普通の小学生の女の子、実はサイボーグの西山リミットが学校生活など日常生活のトラブルを時にはサイボーグの能力を使って解決する物語。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 概要

厳密には、漫画家永島慎二・企画集団ひろみプロ原作のアニメ作品および、当該アニメの漫画化作品だが、漫画化作品の学年誌への連載開始は1973年8月発売の9月号で、同年10月のアニメ作品放送開始よりも早いという逆転が起きている。

2006年にDVD化された。それまでは、再放送・市販ビデオ・ムック本などの通常考えられる方法によって本作品を鑑賞する機会は、皆無に近かった。

本作の第20話で東映動画初の海外発注が行われている。発注先は韓国である。

イタリアではCybernellaというタイトルで紹介されたらしい(イタリア語Wikipedia“Cybernella”参照)。

2008年3月から6月まで、東映チャンネルの「わくわく!!アニメタイム」にてニューマスター版で再放送された。

[編集] ストーリー

西山リミットは、小学4年生の夏休みのとき、飛行機事故で瀕死の重傷を負い、科学者の父親によってサイボーグ手術を受けることにより、九死に一生を得る。リミットは、秋学期からは、サイボーグとしての能力を使い、日常のトラブルを解決する。

またリミットがサイボーグであることは秘密であり、自分がサイボーグであるというコンプレックスに苦しむこともある。

[編集] TVアニメ

[編集] 放送時間

1973年10月1日 - 1974年3月25日NET系で、毎週月曜日19時 - 19時30分に全25話が放映された。

東映動画の魔女っ子シリーズの第6弾。

[編集] 登場人物

[編集] スタッフ

  • 製作担当:江藤昌治、三沢徹夫
  • 企画:高見義雄
  • 原作:永島慎二、ひろみプロダクション
  • 漫画:池原成利、奥村真理子、志村みどり
  • 脚本:辻真先雪室俊一、原麻紀夫、安藤豊弘、城山昇
  • 音楽:菊池俊輔
  • NETプロデューサー:宮崎慎一、小澤英輔
  • 背景:スタジオコスモス、サンアートスタジオ、ムツゴロー、アトリエローク、他
  • 撮影:目黒宏、片山幸男、平尾三喜、菅谷英夫、他
  • 編集:古村均、井関保雄
  • 録音:二宮健治
  • 効果:協立音響
  • 選曲:宮下滋
  • 製作進行:岸本松司、松浦錠平、的場節代、他
  • 現像:東映化学
  • 美術:山崎誠、土田勇、内川文広、井岡雅宏、福本智雄
  • キャラクターデザイン:小松原一男
  • 作画監督:小松原一男、菊池城二、奥山玲子、不破八芳、岡田敏靖、端名貴勇、木暮輝夫、野田卓雄、江藤文男、田島実、角田紘一、上村栄司
  • 演出:田宮武、明比正行、大谷恒清、古沢日出夫、岡崎稔、宮崎一哉、山口康男、笠井由勝、茂野一清、勝間田具治、遠藤勇二
  • 制作:東映、NET

[編集] 主題歌

  • オープニング:「幸わせを呼ぶリミットちゃん」(作詞:岩谷時子、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:大杉久美子ヤング・フレッシュ
  • エンディング:「センチなリミットちゃん」(作詞:岩谷時子、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:大杉久美子)

アニメ本編が長らく映像ソフト化されなかったのに対し、主題歌と副主題歌は1990年代半ばごろから度々CD化されていた。1960 - 1970年代のいわゆる「東映動画魔法少女アニメ」の主題歌等を収録したCDには本作の主題歌等も含まれた。

主題歌は3拍子で、ダンシングブーツを履いたリミットちゃんが踊る映像とともに高く評価されている。

[編集] ご挨拶

オープニングの冒頭では、リミットがサイボーグである事を分からせるように、リミット自身によるご挨拶がある。このご挨拶は2ヴァージョンある。

第1話 - 第7話
  • ウフ、あたし誰だがわかる?シーッ!あなただけに教えちゃうわね。あたしはサイボーグなの…でも、そんな事ちっとも気になんかしていないもん。見て!普通の女の子でしょ?ホラッ!
第8話 - 最終回
  • こんにちは、あたしリミット。ホントはサイボーグなの。だからとっても不思議な力があるのよ。いい?ミラクルパワー!!…だけどこのことは、ヒ・ミ・ツ。

ご挨拶を変更したのは、リミット自身の肉体的欠陥を卑下するような印象を避けるためだという。なお、再放送では、第1話 - 第7話の物も使われている。

[編集] サブタイトルリスト

  1. おてんばさんこんにちは
  2. なんだか変だぞ
  3. 見られちゃったワ!?
  4. 転校生はライバル
  5. ぼくのおヨメさん
  6. パパ大嫌い!!
  7. 落葉とバイオリン
  8. ほんとの秀才
  9. 変身!エラーマン
  10. 夢がいっぱいわたしのリュック
  11. ボスのような男になりたい
  12. チャペルの天使
  13. あの町この町暮れの町
  14. それでも女の子
  15. 学校裏門なみだ門
  16. 誘拐
  17. おんどりのタマゴ
  18. 乙姫先生大ピンチ
  19. 幻の狼
  20. スケートの女神
  21. 消えたマジック・ベレー
  22. 春を呼ぶ愛の歌
  23. 走れラクガキ鉄道
  24. さよならキャプテン
  25. おめでとう!先生

[編集] 初期設定

初期は、サイボーグになったリミットが生きられる時間はわずか1年という設定だった。「リミット」という名前は、この命のタイムリミットから命名されたものである。 この設定には2通りの解釈があり、1つは「リミットの生命エネルギーそのものの残存量が1年分であるため、これ以上の延命は不可能」とするもの、もう1つは「現時点でのサイボーグ体の稼動時間は1年だが、サイボーグ手術の技術改良によっては再度の延命が可能」とするものである。実際の作中では、西山博士が16話の中で「何年かかってもリミットを元の体に戻す」と発言していることから、博士の技術次第ではリミットの延命も可能と推測できるため、後者の解釈の方がより妥当と考えられる。

設定がまだ固まらない段階で当時の番組紹介雑誌などに書かれてしまったため、アニメを見た当時のファンには違和感を覚えた者もいた。また、番組の視聴率は低迷したため、1年間の放送は事実上困難となった。結局この設定は企画段階から東映、NET側に大幅に軌道修正され、無難な学園ドラマに落ち着く事となる[1]

[編集] 劇場版

1974年3月16日、「東映まんがまつり」で第5話のブローアップ版が上映された。

[編集] 前後番組

NET系 月曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
ミラクル少女リミットちゃん

[編集] 漫画

[編集] 掲載誌

いずれも連載期間は1973年(昭和48年)9月号 - 1974年(昭和49年)3月号。なお、単行本化はされていない。

永島慎二作画による漫画連載は行われなかった。

[編集] リミットの能力等

[編集] ミラクルパワー

  • ミラクルパワー
  • ミラクルラン
  • ミラクルジャンプ
  • チェンジフェイス

[編集] アイテム

  • マジックペンダント
  • マジックベレー
  • フライングバッグ
  • 透視コンパクト
  • ダンシングブーツ
  • フラワーリング
  • あぶり出しリップクリーム

[編集] リミットのペット ロボット犬「グー」

  • 飛行機能
  • 脚部伸縮機能

[編集] 脚注

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  1. ^ バンダイ「魔女っ子大全集〈東映動画篇〉」14Pより
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