怪 〜ayakashi〜

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怪 〜ayakashi〜
ジャンル ホラーアニメ
アニメ
脚本 四谷怪談:小中千昭
天守物語:坂元裕二
化猫:横手美智子
キャラクターデザイン 四谷怪談:伊藤秀樹
天守物語:名倉靖博
化猫:橋本敬史
アニメーション制作 東映アニメーション
放送局 フジテレビ系列
放送期間 2006年1月12日 - 3月23日
話数 全11話
コピーライト表記 ©怪 〜ayakashi〜製作委員会
テンプレート使用方法 ノート

怪 〜ayakashi〜』(あやかし)は、日本ホラーアニメ作品。フジテレビ系列「ノイタミナ」枠の第3作目で、2006年1月12日から同年3月23日まで放送された。全11話。

目次

[編集] 作品概要

本作は、それまで少女漫画原作のアニメ(『ハチミツとクローバー』など)を放送していたノイタミナ枠の路線とは打って変わり、日本古来の怪談の中から著名な三話「四谷怪談」、「天守物語」、「化猫」を元に、俊英クリエーター達が原作を独自に解釈、あるいは新規にストーリーを書き起こして現代的な視点・様式を加味し、原作既読者も新鮮な感覚で視聴できる前衛風味の強い異色作となった。

それぞれの三話は、オムニバス形式として制作され、それぞれの作品にストーリー上の繋がりは無く、制作スタッフも別チームが行なった。


[編集] 詳細


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[編集] 四谷怪談

『東海道四谷怪談』に沿った内容で、物語の最初と「大詰め」の最後に、原作者・鶴屋南北による四谷怪談の歴史を交えた構成になっている。

[編集] 登場人物

民谷伊右衛門(たみや いえもん)
声 - 平田広明
元武士。赤穂家お取り潰しによって浪人となる。お岩と互いに思い合う仲であったが、お岩の父・左門に疑いをかけられ、離縁させられてしまう。その左門を辻斬りの仕業に見せかけて殺害し、復縁を果たすものの、お岩が子を産むと飽きて冷たく当たるようになる。梅との縁談を持ちかけられたことで、お岩が邪魔になり、彼女を殺害してしまう。
民谷岩(たみや いわ)
声 - 小山茉美
伊右衛門の子を産み、貧しい生活にも愚痴ひとつこぼさずに耐えていた。しかし、お梅との縁談が持ち上がると邪魔者扱いされ、毒を飲まされてしまう。恨みを叫びながら憤死して亡霊となり、伊右衛門と周囲の人間たちに次々と恐ろしい祟りをなしていく。
鶴屋南北(つるや なんぼく)
声 - 阪脩
江戸時代の文筆家で、四谷怪談の原作者。この四谷怪談を語る人物。
四谷袖(よつや そで)
声 - 永島由子
お岩の義妹。死んだとされる与茂七の仇を打つため、直助と仮初めの夫婦となる。しかし、実は与茂七は生きていた。
伊藤梅(いとう うめ)
声 - 広橋涼
武家の娘。伊右衛門を見そめ、彼が妻子ある身であると知りながら縁談を持ちかける。わがままで酷薄な美少女。
直助権兵衛(なおすけ ごんべえ)
声 - 園部啓一
かつて四谷家で下働きをしていた男。お袖に横恋慕し、与茂七の仇を打つ口実でかりそめの夫婦となる。
佐藤与茂七(さとう よもしち)
声 - 高木渉
お袖の許婚の浪人。直助権兵衛を怒りにまかせて蹴り飛ばしたせいで恨みを買い、左門と共に殺され、死んだと思われていた。
宅悦(たくえつ)
声 - 稲葉実
表向きは按摩をしている。しかし、実は地獄宿(女郎屋)の主でもあった。伊右衛門の子分となって陰謀に手を貸すが、恐ろしくなり、お岩に真相を打ち明ける。
小仏小平(こぼと こへい)
声 - 松野太紀
宅悦が紹介し、伊右衛門の家に奉公していた。元主人の大病を治そうと、ソウキセイという薬を盗んでしまったため、見せしめとして惨殺されてしまった。
秋山長兵衛(あきやま ちょうべえ)
声 - 諸角憲一
伊右衛門とは浪人の仲である。お岩たちの亡骸を棄てる手助けをする。
お熊(おくま)
声 - 鈴木れい子
伊右衛門の母。赤穂家が断絶となって、敵方の吉良家に奉公し仏孫兵衛の後妻となり、小平の子を虐待していた。
スタッフ
原作 鶴屋南北
脚本 小中千昭
製作担当 杉本隆一
野田由紀夫
キャラクター原案 天野喜孝
キャラクターデザイン
総作画監督
伊藤秀樹
美術監督 加藤浩
色彩設計 塚田劭
シリーズディレクター 今沢哲男

[編集] 天守物語

天守物語を原作にしているものの、ストーリーや設定の変更点が多く、ほぼオリジナルストーリーになっている。「白鷺城」とは原作の舞台である姫路城の別名から。

[編集] 登場人物

姫川図書之助
声 - 緑川光
武田播磨守に使える鷹匠。逃げた鷹の小次郎の行方を追い森に迷い込み、白鷺城のそばの泉に辿りついた。そこで白鷺城に住む富姫と運命的な出逢いを果たし、次第に心惹かれていく。
富姫
声 - 桑島法子
忘れ神の長である美しい姫君。白鷺城の天守閣で暮らしている。かつて、彼女の母親も人間に恋をし、神の力を失って非業の死を遂げていた。その母親と同じように、図書之助との恋によって喜びと苦しみを同時に知っていく。
舌長姥(老婆)
声 - 真山亜子
白鷺城に棲む忘れ神の一人で、富姫の育ての親である。富姫の母親のお目付役でもあった。富姫が図書之助と交わることがきっかけとなり、忘れ神の一族が神々としての力を失ってゆくことを恐れている。
奇々丸
声 - 小野坂昌也
白鷺城に隠されているという財宝を狙って、図書之助と手を組もうと近付いてくる。情報収集のため、変装して人里を訪れることもある。
怪々丸
声 - 山口勝平
奇々丸の相棒。両生類のような姿をしており、巨大な木槌を振り回しながら暴れる力自慢の妖怪。富姫と出会った図書之助に襲いかかったのは、彼を忘れ神の魔の手から救うためであった。
お静
声 - 千葉紗子
人間の女性。生真面目な性格で、図書之助とは恋仲にあった。祝宴をあげて夫婦になるが、図書之助の心が自分には向けられていないことを知ると、女の意地を賭けて、ある行動に出る。
スタッフ
原作 泉鏡花
脚本 坂元裕二
製作担当 野田由紀夫
キャラクターデザイン
コンセプトデザイン
総作画監督
名倉靖博
美術監督 行信三
色彩設計 森田博
アニメーションディレクター 門田英彦
シリーズディレクター 永山耕三

[編集] 化猫

上記二作品は原作があるが、化猫のストーリーは完全オリジナルである。演出手法も大きく異なっており、3DCGの多用、浮世絵風の色使い、全編に渡って和紙風のテクスチャが使用されている。

同じ薬売りを主人公とした作品『モノノ怪』が2007年7月12日から同年9月27日まで放送された(全12話)。

[編集] 登場人物

男 (おとこ)
声 - 櫻井孝宏
輿入れの日に坂井家を訪れた謎の薬売り。物の怪を斬る退魔の剣を持ち、怪しげな体術を操り、他にも怪しげな品物を使う謎の男。小田島をよくからかうが、小田島の必死の願いには応えようとした。モノノ怪を斬るため、この騒動の発端となったモノノ怪の形 (かたち) ・真 (まこと) ・理 (ことわり) を探る。
坂井伊顕
声 - 佐々木誠二
坂井家の次男。伊行から家を継いだが、気が弱く妻の水江には頭が上がらない。金の遣り繰りが上手くなく財政が赤字となった。
坂井水江
声 - 沢海陽子
伊顕の妻であり、真央の母。娘の真央の死を目の当たりにして、臥せってしまう。
坂井真央
声 - 鎌田梢
伊顕と水江の娘。お家の経済面の建て直しのため、塩野家に輿入れする矢先に怪死する。
坂井伊國
声 - 龍田直樹
坂井家の長男。酒好きで性格が悪く、あまり人望はない。そのため、次男の伊顕が坂井家を継ぐこととなった。
坂井伊行
声 - 大塚周夫 (若い頃:佐々木誠二)
伊國と伊顕の父。坂井家の家督を伊顕に継がせ、今は隠居している。今回の事件に深い関わりがあるようだ。
勝山
声 - 島香裕
坂井家の用人。実直だが、笹岡とは仲が悪く何かと言い合いをする。伊顕派。
笹岡
声 - 竹本英史
坂井家の用人。勝山とは仲が悪く何かと言い合いをする。勝山とは違い冷静だが、情が薄い。伊國派。
小田島
声 - 稲田徹
坂井家の若党 (武家奉公人) 。謎の行動をとる薬売りに事あるごとに突っかかるが、軽くあしらわれる。が、その直情的だが、熱い想いが薬売りを奮起させたりもした。
さと
声 - 日野由利加
坂井家の奥女中。ことさら加世には厳しく当たっている。
加世
声 - ゆかな
坂井家の下働き。薬売りには好意的で、薬売りの物の怪退治を協力する。色黒で左目の下に泣き黒子がある。
弥平
声 - 鈴木清信
坂井家の中間。一応、下働きの中では古株。医者を呼ぶ為に結界の外に出てしまう。
珠生
声 - 鎌田梢
昔、意に反して坂井家の隠し部屋に住まわされていた若い女性。
猫 (ねこ)
声 - 藤本たかひろ (回想場面の子猫のみ:ゆかな)
坂井家の隠し部屋にいた猫。珠生に可愛がられていた。
スタッフ
脚本 横手美智子
製作担当 野田由紀夫
キャラクターデザイン
コンセプトデザイン
総作画監督
橋本敬史
美術監督 倉橋隆
色彩設計 森田博
シリーズディレクター 中村健治
CGディレクター 森田信廣
CGアニメーションディレクター 宮原直樹
CGプロデューサー 氷見武士
CGプロダクションマネージャー 横尾裕次

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 共通スタッフ

[編集] 主題歌

[編集] サブタイトル

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 四谷怪談 序の幕 小中千昭 今沢哲男 アベ正己
2 四谷怪談 二の幕 岡崎幸男 八木元喜
3 四谷怪談 三の幕 藤本義孝 今沢哲男 宇田川一彦
4 四谷怪談 大詰め 芝田浩樹 伊藤秀樹
5 天守物語 序の幕 坂元裕二 門田英彦 佐伯哲也
6 天守物語 ニの幕 芝田浩樹 大西陽一
7 天守物語 三の幕 粟井重紀 高乗陽子
丸英男
8 天守物語 大詰め 門田英彦 佐伯哲也
武口憲司
名倉靖博
9 化猫 序の幕 横手美智子 中村健治 橋本敬史
10 化猫 ニの幕 岡尾貴洋 青井清年
11 化猫 大詰め 中村健治 橋本敬史

アニマックスでは、四谷怪談、化猫、天守物語の順で放送。

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時
関東広域圏 フジテレビ 2006年1月12日 - 3月23日 木曜 24時35分 - 25時05分
中京広域圏 東海テレビ 木曜 26時05分 - 26時35分
近畿広域圏 関西テレビ 2006年1月16日 - 3月27日 月曜 25時30分 - 26時00分
日本全域 フジテレビ721 2006年10月18日 - 11月22日 水曜 21時00分 - 21時50分
アニマックス 2007年5月22日 - 7月31日 火曜 22時30分 - 23時00分
フジテレビ ノイタミナ
前番組 番組名 次番組
怪 〜ayakashi〜
獣王星
(24:45~25:15)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク