キン肉マン 正義超人vs戦士超人

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キン肉マン
正義超人vs戦士超人
監督 山吉康夫
脚本 山崎晴哉
原作 ゆでたまご
製作 田宮武(「企画」名義)
製作総指揮 今田智憲
出演者 神谷明
松島みのり
郷里大輔
大塚周夫
ほか
音楽 風戸慎介
主題歌 「キン肉マン旋風(センセーション)」(串田アキラ
撮影 沖野雅英ほか
編集 祖田富美夫
製作会社 東映動画
配給 東映
公開 日本の旗1986年12月20日
上映時間 51分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 キン肉マン ニューヨーク危機一髪!
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キン肉マン 正義超人vs戦士超人(キンにくマン せいぎちょうじんたいせんしちょうじん)は、東映まんがまつり枠内で1986年12月20日に公開された劇場版アニメの最終第7作。ゆでたまご漫画キン肉マン』を原作とする。上映時間は51分。

テレビ版『キン肉マン』放送終了後に放映された。


概要[編集]

基本のストーリーはゆでたまごの読み切り漫画『デスゲーム』(1980年3月)を基にしている[1]。「夢の超人タッグ編」ラストで、空中で爆散したと思われたネプチューンマンが生きておりキン肉マンに協力する。しかしながらネプチューンマンはかつて後述する戦士超人であったとする設定であり、原作とそれを下敷きにしたテレビアニメとはパラレル・ワールド関係にある。

あらすじ[編集]

「キン肉マンとあそぼう世界の子どもたち!!」大会を無事終えたキン肉マン。記者会見によりスーパーヒーローホテルに赴くことを委員長より告げられるが、先に行ったはずのミートがさらわれてしまう。

委員長に変装していた犯人の鉄仮面は、ミートを人質にし交換条件として南シナ海に浮かぶインモラ島の七重の塔の戦士超人を負かし秘宝を持ち帰れば返すと約束するが、過去一族を侮辱されたことで怒り心頭に発したグレートウコン二世の手によりミートは戦士超人に引き渡され、要求を呑まざるを得なくなる。

鉄仮面は道案内に死刑囚の4771号を紹介するが、その素顔は生き延びるも身を持ち崩し、暴力沙汰を起こしたネプチューンマンであった。キン肉マンは正義超人仲間にも助勢を頼むが皆別用で断られ、そのままインモラ島へ勇躍向かうが……。

ゲストキャラクター[編集]

鉄仮面
キン肉マンにインモラ塔の秘宝奪還を依頼した謎の人物。2本の角を生やした鉄仮面で顔を隠している。その正体は戦士超人の元科学者ゲオルグ博士。過去に宇宙の最終兵器を発明したが、それをビッグ・シンジョウにより奪われ、キン肉マンにそれを持ち帰らせようとしていた。その素顔はビッグ・シンジョウの火災による火傷を負っている。

戦士超人[編集]

インモラ島を守る戦うことが生き甲斐の残虐超人達。自分たちが宇宙一強いと自認している。総大将であるビッグ・シンジョウのもと、全宇宙制服を目論む。

ビッグ・シンジョウ
ビッグシンジョーとも表記[2]。戦士超人軍団の総大将。邪悪な心で全宇宙征服を夢見ている。過去、ネプチューンマンと指導者の座を争った過去を持つ。催眠術を使ってミートを操り、正義超人の得意技を聞き出した。最上階でキン肉マンと闘い、新キン肉バスターにより倒されるも、ゲオルグの設計図を奪い逃亡を図るが、ネプチューンマンのマグネット・パワーにより動きを封じられ、キン肉マンとネプチューンマンのクロス・ボンバーを受け、最後はネプチューンマンがゲオルグとビッグ・シンジョウを道連れに自爆することにより倒された。
膝からの光線「ビッグ・シン・オーラ」と竜巻を発生させ相手を切り刻む「シンジョウ・サイクロン」が必殺技。
ミョウオウ
ミョウオーとも表記[3]。七重の塔1階の番人。口から炎を吐くことができる。テリーマンと闘う。テリーマンを技で圧倒し、周りの火の海にし脱出しようとするが、立ち上がったテリーマンのカーフ・ブランディングにより鉄柱にたたきつけられ敗北する。
センジュカーン
センジュ・カーンとも表記[3]。七重の塔2階の番人。実際の千手観音のように8本の腕を持つ。ブロッケンJr.と闘う。8本の腕でブロッケンJr.を締め付けるが、攻撃を受け切ったブロッケンのベルリンの赤い雨により腕をすべて切断され敗北する。
トーホーテーン
トウホーテンとも表記[3]。七重の塔3階の番人。2本の長い牙と象のような鼻をもった超人。ウォーズマンと闘う。ウォーズマンのスクリュードライバーを口で受け止め、胸に牙を突き刺しウォーズマンの身動きを取れなくするが、高笑いしているうちにべアークローを胸に投げつけられ敗北する。
ニオーマン
七重の塔4階の番人。「ただの技では力にはかなわんのだ」と豪語する怪力超人だが、身のこなしも軽い。ラーメンマンと闘う。ラーメンマンを力で圧倒し、勝利を確信するが、ラーメンマンの「秘伝・骨崩し」により締め付けられ敗北。
マゴラカス
七重の塔5階の番人。頭に4つの目と9本の角を持つ。バッファローマンと闘う。ハリケーン・ミキサーを受け止めるほどのパワーを誇り、頭部の9本の角でバッファローマンの胸を刺すが、バッファローマンがロングホーンをブーメランのように投げつけ、それを脳天に食らい敗北した。
ザ・コンゴー
七重の塔6階の番人。ロビンマスクと闘う。左腕が鞭のようになっており、それでロビンのタワーブリッジを破り、ロビンを締め付けるが、これを利用した体当たりにより倒される。
後の連載作品『キン肉マンII世 倫敦の若大将編』にてテリーマンの持っていたメモに彼の名前があり、出身地は「日本」であることが判明している[4]

このほか大勢の部下が登場するが、リキシマン、ジェロニモにより倒され、大半は海に沈められていた。

そのほかの超人[編集]

グレートウコン2世
ウコン一族の子孫。貴族風の恰好している。キン肉マンにウコン一族を散々侮辱された恨みで、ミートを戦士超人に売り渡す。
ペーパー
グレートウコン2世の一番弟子。ウコンが自己紹介をした後、勝手に名前を名乗り、ウコン一族の家系図を破ってしまい、叱られていた。後始末をいつもやらされている。

声の出演[編集]

スタッフ[編集]

  • 製作総指揮:今田智憲
  • 企画:田宮武
  • 原作:ゆでたまご
  • 脚本:山崎晴哉
  • 音楽:風戸慎介
  • 撮影監督:玉川芳行
  • 編集:祖田冨美夫
  • 録音:市川修
  • 美術監督:襟立智子
  • 作画監督:森利夫
  • 製作担当:関良宏
  • 監督:山吉康夫
  • 原画:高橋英吉、深谷英作、小曽根孝夫、山崎唯文、福井淳子
  • 動画:松村啓子、上野茂々子、大村まゆみ、杉山典子、上野千夏、河副冨美子、河原井敦子、川島由美子、北島由美子、渡辺幸枝、村瀬園美、望月頼子、中山美穂、鈴木洋美、臼井研二、長崎たかはる、面谷知志、絵山勝宣、井上富士男、高橋良行
  • 動画チェッカー:小沢俊幸
  • 背景:井出智子、壇久美子、松尾美千代、田中みつる、平山恵子、橋詰薫
  • セログラフ:金井八重子
  • トレース:菊池聖子
  • 彩色:上條千鶴、春日万裕子、高橋栄子、畠山貞子、今井政代、相川真樹、鈴木義剛、岩根英利、柏谷精作、田村明美
  • 検査:新井マリー
  • 特殊効果:山本功
  • 撮影:沖野雅英、渡辺英俊、吉田光伸、米金仁、津田輝王、岡本英一郎、小室正一、小林尚美、藤倉直人、大貫昌男
  • ネガ編集:福光衣久子
  • 音響効果:横山正和
  • 仕上進行:服部達也
  • 美術進行:御園博
  • 記録:原芳子
  • 助監督:浅田裕二
  • 製作進行:城田佳和、和田裕一
  • 録音スタジオ:タバック
  • 現像:東映化学

主題歌[編集]

オープニングテーマ - 『キン肉マン旋風(センセーション)』
歌 - 串田アキラ / 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 京田誠一
エンディングテーマ - 『キン肉マン倶楽部』
歌 - 神谷明 / 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 京田誠一

同時上映[編集]

映像ソフト[編集]

いずれも東映ビデオより発売。

  • VHS
1987年5月9日に発売。
  • DVD
    • キン肉マン THE☆MOVIES
      2004年4月21日発売。
    • キン肉マン コンプリートDVD-BOX
      2008年12月20日発売。

[編集]

  1. ^ 『デスゲーム』は、ブルース・リーの急逝後他人の手で完成された『死亡遊戯』が、本人が存命ならどのような映画になったかという想像から描かれた。ゆでたまご『闘将!!ゆでたまご』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2004年9月13日、ISBN 978-4-08-106729-9、88頁。
  2. ^ DVD特典「悪の超人大図鑑」など。ビッグ・シンジョウ表記は映画パンフレットより。
  3. ^ a b c 映画パンフレットより。
  4. ^ ゆでたまご「仮面を脱ぎしロビンの痛恨!!」『キン肉マンII世 29』集英社〈スーパー・プレイボーイ・コミックス〉、2005年8月24日、ISBN 978-4-08-857450-9、105頁。
キン肉マン映画作品
通番 題名 公開日
第1作 奪われたチャンピオンベルト 1984年7月14日
第2作 大暴れ!正義超人 1984年12月22日
第3作 正義超人vs古代超人 1985年3月15日
第4作 逆襲!宇宙かくれ超人 1985年7月13日
第5作 晴れ姿!正義超人 1985年12月21日
第6作 ニューヨーク危機一髪! 1986年3月15日
第7作 正義超人vs戦士超人 1986年12月20日